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米国統合医療ノート RSSフィード

 食事・微量栄養素・サプリの研究が世界中でどんどん進み、その効果も限界も、
 次第に明らかになっています。このブログではその最新情報をご紹介します。

2013年12月29日

オメガ3(再掲含む)

■ オメガ3と鎌状赤血球症

 鎌状赤血球症の子供140例にオメガ3を1年間投与。症状やイベントが対照群より有意に改善した。 http://t.co/ORq4Z2aM

■ オメガ3と喘息

 喘息の人(18-30歳)4100人を20年追跡。食事からのオメガ3の摂取が多い人は喘息発症のリスクが低い。 http://t.co/RGTR8VcT

■ オメガ3と冠動脈疾患

 1日1gのオメガ3投与はハイリスク群の冠動脈疾患の発症や死亡リスクに影響しなかった。12,500人のイタリアの研究、NEJM論文。 http://goo.gl/Q5oDI

■ オメガ3と新生児のアレルギー

 オメガ3はDNAのメチル化調節を介して新生児の免疫系発現(アレルギー抑制)に影響してるのでは、という論文。 http://goo.gl/sF1adN

 (妊娠中にオメガ3を摂ると、生まれてくる子供がアトピーなどアレルギーになりにくくなる。そのメカニズムの研究。オメガ3が体内で消炎物質に変わるというのは、前にResolvin D2 http://goo.gl/jYcNn0 が話題になった。今回のは似ているけど別の物質らしい。オメガ3の抗炎症作用は、アラキドン酸に置き換わることでプロスタグランジンE2の産生を減らす、というだけじゃない。安全だし、オメガ3いいなあ。)

■ オメガ3と自閉症

 妊婦のリノール酸(オメガ6)摂取が多いと、生まれた子が自閉症になるリスクが34%も低くなる。オメガ3摂取が少ない方の5%に属するお母さんでは、その他のお母さんに比べて、生まれた子が自閉症になるリスクが53%も高い。 http://goo.gl/wfSjXN

■ オメガ3と認知機能

 健康な中高年の男女65例にオメガ3を26週間投与。オメガ群はプラセボより認知機能が有意に良く、脳白質の微細構造も改善。オメガ3群は灰白質のボリュームが多く、動脈硬化は少なく、拡張期血圧は低く、末梢でのBNDF(脳由来神経成長因子)は多く、インスリンは低かった。TNF-アルファもIL-6も減少。オメガ3はよくある品質レベルの魚油1000mgを毎日4カプセル。対照群はひまわり油(オメガ6、オメガ9)。 http://goo.gl/K5SnTl

 (オメガ3と認知機能の最強データかも。)

■ 統合腫瘍学会(SIO)において

 バンクーバーで行われた今年の統合腫瘍学会(SIO)では「がん治療に用いるサプリメント」のセッションが持たれた。数人の演者がウコン、ビタミンD、アストラガルス(黄耆)、ミルクシスル、オメガ3についてそれぞれ報告。委員会としてまとめた論文はこちら→ http://goo.gl/MYKrHT

 (SIOは10年前、アメリカの3大がんセンター(ニューヨークのスローンケタリング、ヒューストンのテキサス大MDアンダーソン、ハーバード大のダナ・ファーバー)の人々が作った、がんの補完代替医療を検討する学会。このSIOががん治療におけるサプリメントの役割を真剣に考慮しているのは、とても重みがある。)

■ オメガ3とリウマチ

 食事からオメガ3をたくさん摂る人は、少ない人に比べ、リウマチになるリスクが35%低い。スウェーデンの3万2000人7.5年間のデータ。 http://goo.gl/X6eqw1

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