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少年サッカー お父さんコーチのためのコーチング・クオリティ このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

コーチングクオリティ


2008-05-08

[]制限を設けるということは、ルールを理解し、物事を有利に運ぶ方法を考える力を養うということ

ゴールデンウィークの練習日に、中学1年生が11人遊びに来たので、久しぶりに1時間ほど指導しました。考える力を養い、判断力の精度とスピードを上げるために、制限付きの3対3のミニゲームを行いました。今回伝えたかったことは、「ルールを理解し、物事を有利に運ぶ方法を考える」ということです。


話しは変わりますが、私が中学生のころ、学校ではトランプが流行っていました。良くやっていたのは、「大富豪(私たちは大貧民と呼んでいました)」と「ドボン」の2つです。大富豪は、皆さんご存じだと思いますが、ドボンとはトランプで行う「ウノ」のようなものです。一発終了のルールがあるので、ウノよりも緊張感があり、とても面白いです。


そんな面白いトランプでも、さすがに毎日やっているとつまらなくなるので、徐々にルールを変えていきました。

大富豪であれば「2であがるのを禁止」にしたり、ドボンであれば「8であがるのを禁止」にしたりして、徐々に難しくしていったのです。要は、ゲームに新たな制限を設けたのです。


この新しいルールに対応して勝つためには、ルールの持つ意味を理解し、ルールを味方につけ、有利のゲームを運ぶ必要があります。ゲームにはセオリーがあり、そのセオリー通り運べば、常に勝つまではいかないものの、有利にゲームを運ぶことができます。

しかし、ルールが変わることで、そのセオリーが崩れ去り、再度勝つためのセオリーを見つけなくてはいけないのですが、この過程が非常に面白いのです。混沌とした中で、知恵を絞り、新たなルールでのセオリーを見つけたものが、勝ち続けることができるのです。


振り返ってサッカーの話しをすると、トレーニング中に制限を設けるということは、「ルールを理解し、物事を有利に運ぶ方法を考える力を養う」ことなのです。新たな制限の中で、常に有利に戦うことのできるセオリーを見つければ、効率的にゲームを支配することができるので、非常に重要なことなのです。もちろんこの力を養うことは、サッカーに限らず、日常生活の中でもとても重要だといえます。


制限といえば一般的に「フリータッチをスリータッチにする」とか、「スリータッチをワンタッチにする」ということを思い浮かべると思います。しかしこのような単純な制限ではなく、「根本的な考え方を変えなければダメ」というトレーニングを導入することをおすすめします。

クワトロなんかは、制限を設けた良いトレーニングの1つだと思いますが、いかがでしょうか?



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