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獅子唐が真つ赤に熟れる夏果の朝のあなたはいらいら化粧ふ
新井蜜の短歌日記
初夏の野辺の光を運びくる風に我が身を委ね立ちゐる
山積みの下着を漁るきみに逢ふ船場センタービルを歩けば
しゃあしゃあと鳴く熊蝉に足を蹴る生まれる前のやすらぎのなか
少年の日々と一緒に捨ててきた熟れてゆくあの桃やスイカを
蒸す宵に冷夏の予報 土地というよつてたつもの売つてしまへり
離反する心を残し旅に出る 餌付けするのはやめてください
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