『ハンサムな狙撃兵』感想

ハンサムな狙撃兵 (現代教養文庫)

ハンサムな狙撃兵 (現代教養文庫)

ロメオ・タルキニーニ警部シリーズ。『キャンティとコカコーラ』以上にミステリとしては薄味ですが、やはりこの作品ではタルキニーニ警部のエキセントリックさに注目すべきでしょう。巻き込まれる部下のツァンポール刑事との掛け合いが漫才のようで笑えます。ユーモアミステリの逸品。やっぱりいいなあ、エクスブライヤ。もっと気楽に手に取れるようにしていただきたいものです。