新宿山ノ手七福神めぐり

天気も良かったので、毎年恒例の七福神巡りへ行ってきました。毎年違うところに行っているのですが、今年は「新宿七福神」にしてみました。
早めに家を出たのですが、途中で自転車がパンクして、結局タイヤ交換する羽目になったりと幸先が悪かった(年初めから!)のですが、厄払いして置いた方がいい気もするので、飯田橋へ向かいます。

まずは、神楽坂を上って善国寺へ。ここは毘沙門天です。有名なお寺なのか参拝客が沢山居ました。境内も広くて開放的な感じ。ちょっと並んでお参り。

しかしスタートから躓くことに。御朱印のかわりに集めようと思っていた七福神巡りの色紙が売り切れていました……。今年は厄年なのかしらん。案内図ももらうつもりでいたのに見つからなかったので、記憶を頼りに次へと移動。

大久保通り沿いを新宿方面へひたすら歩く。大江戸線の駅を一駅分歩くと、左手に経王寺発見。ここは大黒天を祀っています。先ほどのお寺とちがって、非常にこじんまりとしたお寺でした。七福神巡りはこういうお寺・神社の違いが結構面白いところです。

参拝後、パンフレットをもらって一安心。地図を持ってこない私が悪いんですけどね。今年は準備を怠るなということでしょうかね。


次も離れたところにあります。大久保通りもてくてく進みます。機動隊の横を通ったりすると交差点に厳嶋神社が見えてきます。ここは抜け弁天という名前で有名です。参道が抜けられるようになっているのでその名称がついたのだとか。ここもかなり小さい神社です。ここは、抜け弁天という名前の通り、弁天様です。

続いて二つはここから近いです。交差点を渡ってすぐの永福寺へ。ここは福禄寿です。本尊ではなくて小さなほこらに安置されていました。

また交差点を渡って法善寺へ。このお寺に行く道は大きな道ではなくて、路地なので入り口を見つけるのに手間取ってしまいました。ここは寿老人です。社務所の一角に置かれている像を拝見します。普段はどこかにしまわれているのでしょうかねえ。

ここから次の二つは結構離れています。先に歌舞伎町近くにある鬼王神社へ向かいます。ここでも結構迷って、結局裏から入る形になってしまいました。かなり歴史のある神社らしく、社殿も立派です。さほど広くはないのですが、カエル石や水琴屈などもあり、これまでの巡ってきた所より見どころがある感じです。なぜか、お汁粉についての蘊蓄が境内に掲載されていたのがちょっと謎です。

ちなみにここは、恵比寿神です。前を通っていく際に、社に頭を下げてから通っていった女性を見かけましたが、ステキですね。地元に敬われている感じがしました。

最後は、新宿御苑の側の太宗寺です。鬼王神社から十五分くらい歩いて到着です。こちらも奥まった路地にあるので、かなり見つけづらいお寺でした。祀られているのは布袋尊です。

奥まったところにありますが、かなり広くて立派なお寺でした。江戸時代に作られたという大きな銅製のお地蔵様があったりと歴史のあるお寺みたいですね。


結構迷いましたが、所要時間2時間30分といったところでした。一人だったので、歩くペースが速かったのもあると思うので、話しながら歩いたら3時間はかかるでしょうか。実家ではほとんど歩いていなかったので、久しぶりに歩いて疲れました。なまった身体を鍛える意味でも年初の七福神巡りはいいですね。達成感もあるし、御利益もありそうだし。

その後は近くのカレー屋で遅めの昼食をとって、ジュンク堂に寄って帰りました。明日から仕事がんばらねば。