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TRANS

2008-09-05

アクセシビリティが必要な人たちの生の声が聞けるような動画を集めたサイトを作りたいと思っているんだけど、ご意見をもらえませんか?

タイトルが長いですが、決してid:Hamachiya2さんのEOMネタではないのでご了承を(このネタ自体は大好きなんですが)。

アクセシビリティを学ぶ方法

僕自身は元々Webサイトを自分で作りたい!という思いからコーディングを学び、今はアクセシビリティにどんどんシフトしているわけですが、ちょうど1、2年前にアクセシの勉強を本格的に始めたときにすぐに壁にぶつかりました。

実感しにくいんですよね、アクセシビリティって。

もちろん、どんなコードやデザイン、ワークフローを持っていればよりアクセシブルなサイトを作れるかというノウハウはいろんなサイトや書籍を読めば何となくは分かります。でも、そういう机上の理論だけで作ったアクセシブルなサイトというものが、アクセシを必要とする障がい者や高齢者にとって「本当にアクセシブルかどうか」は結局のところ分からないんです。

その理由はたぶん簡単で障がい者や高齢者と直に接し、その操作環境を見る機会があまりにも少ないから。それでも、僕はNPOという業界にいる以上、障がい者や高齢者と接する機会は多かったかなーと思います。

そういうことを考えているときに出会ったのがこの動画。僕にとってはターニングポイントだったと思います。

D

見てもらえれば分かるのですが、障がい者のヘッドポインターを使う人にどんな機能を持っていて、何がよくて、どんなサイトがアクセシブルではないのか、というインタビューをしています。自分にはこういう経験が足りていないんだなと実感した経験でした。

もっとユーザの生の声を共有したい!

でも、これはあくまで1つだけの動画です。こんな動画をもっとたくさん撮影して、1つのサイトに集めることができたら。そういう動画を共有できたらいいなーと思ったんです。そうできれば、

  • 何より自分たちのアクセシビリティの勉強になる
  • 今後新しくWebデザインやコーディングを学ぶ人たちの手助けになる
  • もしかすると障がい者や高齢者の就労的な支援の一環になるかも

なんてことができるかなーと思うわけです。こんなアクセシビリティを共有できるサイトを作りたいのです(一方、リクリで進行中のインクルーシブデザインワークショップはもっと直にグルインできればという意味では別の観点からのアプローチかなと思っています。)

現在は僕の本体の団体、NPO法人しゃらくとしてこのアイディアを元にいろんな助成金を物色している最中です。そして、ここにアイディアレベルだけでも当ブログに掲載する理由はこれを読んでいる皆さんのご意見をお伺いしたいから。

何でもいいんです。ブクコメやコメント、TBでも送ってください。

  • こういうコンセプトのサイトならすでにやってるよ!
  • こんな動画なら見てみたい!
  • 手伝いますよ!

などなど、ぜひぜひよろしくお願いします。

kinokino 2008/09/07 10:11 木下です。

みるくさんのサイトから辿って来てみました。
GeeklogのSNSではミルクさんが色々と積極的にアクセシビリティに対して活動されているので、色々と検討したこともあるのですが・・・
現在、Webサイトを構築する為にはCMSやフレームワーク等色々なシステムを利用されることが多いと思います。
そして、それらのシステムでは携帯対応としてブラウザ等の
種類を判別してクライアントに送出する情報のテンプレートを切り替えることが出来るようになっています。

この仕組みを利用すれば、障碍のある方がサイトにアクセスする時に何らかの情報がサーバーに送られるように規定されていれば、その情報に対応したテンプレートに切り替えることができるはずで、通常の表示ではアクセスしにくいサイトでもある程度操作性が向上することが期待できるとともに、CMSやフレームワークにそのようなテンプレートが標準で添付されることでアクセシビリティに考慮された表示の出来るサイトが増えることが期待できます。
また、そのようなテンプレートを作成することで各コミュニティでもアクセシビリティに付いての認識も増えることでしょう。

ブラウザから送出される情報が規定され最初に幾つかのCMSが対応すれば、
各CMSで携帯対応が当たり前になったように数年後は「Webサイトはアクセシビリティに対応することが当然」という状況になるかもしれません。

Webシステム側にとってはテンプレート切り替えの仕組みは既にあるので対応するテンプレートを作成するだけである程度対応できるので、ブラウザから送出される情報を規定するなどが出来れば実現可能で技術的なハードルは殆ど無いと思います。

後は各ブラウザにサイトをアクセスする時に送出する情報を定義する機能があり、その情報を簡単に設定することが出来ればいいはず。

aratako0aratako0 2008/09/07 11:20 木下さん、コメントありがとうございます。

いわゆるヘッダー情報でUAの判定をさせ、テンプレートを切り分けるという方法ですね。僕が愛用するWordPressでもいくつかのプラグインはそのような仕様になっています。

ただ、個人的には「アクセシビリティ≠音声ブラウザ対応」だと思っていますので、主に視覚障害者向けだけにテンプレートを切り替えるのはあまり賛成できません。それはいくつかのブラウザへ対応するためのハックと同じようなもので、それはできる限り使うべきではないと考えるからです。テンプレを別途作る必要があるから工数が増えてしまうことも課題かなと思っています。

ただし、フルFlashのサイトにHTMLバージョンがあるように、そのようなサイトの携帯向けなどにはテンプレを判定させたほうがよいかもしれません。

kinokino 2008/09/07 19:29 木下です。

ヘッダー情報でのUA判定で実現できる内容としては視覚障害だけに限らないと思います。

例えば、高齢で細かい文字が見えないので最小フォントサイズの制限を行ったり色覚異常対応する為にカラーパレットを変更したり、まあ、これらのことはブラウザ側でもできることではあるのですが。

全てのWeb作成者がアクセシビリティに考慮してだれでもが利用しやすいサイトを作成してくれるのが理想かもしれませんが、

現状はアクセシビリティを考慮しないサイトばかりでデザインを優先して障碍の無い人にも使いにくいサイトが多くみられるのが現実です。

アクセシビリティに対応したテンプレートに切り替えられる機能があり、アクセシビリティに考慮したテンプレートが提供され、それへの切り替えがデフォルトで行えるようになっていれば、今よりも多くの人がWebに訪れ易くなる。

そうして、アクセシビリティに付いて考える人が増えるように
段階を経て広げていく工夫が必要だと思われます。

aratako0aratako0 2008/09/08 17:54 なるほど、そのような考え方もありますねー。現状において僕もアクセシの関心のあるWebサイト制作者の絶対数が少ないことが同感ですね。

> そうして、アクセシビリティに付いて考える人が増えるように段階を経て広げていく工夫が必要だと思われます。

そのためのこの企画ですので、またご意見ください。よろしくお願いします。

uskusk 2008/09/08 22:24 はじめまして。
実はこのサイトでアクセシビリティについて興味を持ちました(と言っても最近ですが)。

興味深く記事を読ませていただきました。
確かにアクセシビリティという単語は良く聞きますが、aratako0さんの言うとおり、障害者の方々や高齢者の方々にとって何がアクセシブルなのかは正直わかりませんでした。

ですのでこういったアイデアがでているのなら、自分のアクセシビリティに対する勉強も兼ねつつ、ぜひお手伝いしたいと思いコメントさせていただきました。

aratako0aratako0 2008/09/08 22:50 uskさん、コメントありがとうございます。

ぜひよろしくお願いします!詳細も何もあまりまだ決まってないというか、本業忙しすぎて考えている暇もないんですけど、またちょっとでも進んだらこのブログには書き残そうと思っていますので、ときどきでもフィードをチェックしてやってください。

tktoolstktools 2008/10/13 21:32 木下です。

久しぶりに以前のコメントを見たときに「ちょっと勘違いされてたかも?」と思ったところがあったので追記。

個別のWeb作成者がアクセシビリティに考慮したテンプレートを
作成してくれればそれに越したことはないのですが、

CMSにアクセシビリティに考慮されたテンプレートが標準で準備されていれば、もし現状と同じ様に個々のWeb作成しゃがテンプレートを作成しなくても、その予め準備されたテンプレートが利用されることで、少しでもアクセシビリティの向上したサイトが増えることを期待しています。

ところで、大阪府産業デザインセンターでは定期的に
ユニバーサルデザインに関するセミナー等を開催されています。興味があれば是非。
http://bmb.oidc.jp/calendar/event.php?eid=20080929104406299

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