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ゆっくりいこう

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2016-06-24

[] 6月の最後は21位に低迷する北九州戦

 まずは試合と関係ないですが、オシム監督と元ジェフ選手の話が2つ出ていますのでご紹介を。

 Twitterでは取り上げましたが、日刊にはオシム監督が阿部と巻にメッセージを送ったという記事がアップされています。

 また、こちらのサイトでは、阿部がオシム監督を振り返るインタビューが掲載されています。


 どちらも阿部がメインの話ですが、ジェフとは決して良い別れではなかったこともあって、阿部が当時の話をすることはあまりなかったと思います。

 個人的にも他の元ジェフ選手に関してはともかく、阿部に関して話すのはまだどこか気が引けるところがあります。

 それだけジェフと阿部は深い繋がりがったと思うのですが、今回の阿部はかなり長い話をしています。

 もちろんオシム監督の話が中心ではありますが、ようやくほとぼりも覚めたところがあるのでしょうか。

 どちらも貴重な記事だと思いますので、興味のある方はご覧ください。



 さて、今週末ジェフは北九州と対戦します。

 北九州は現在21位と、大きく低迷。

 ここ最近も1勝5敗と負けが込んでおり、その1勝も最下位の金沢からあげたものとなっています。


 北九州は一昨年は4位、昨年は9位のジェフよりも上の7位で、シーズンを終えています。

 それだけに、この苦戦は意外と言っていいのではないでしょうか。

 昨年6位で現在19位の長崎とともに、九州勢が苦しんでいることになりますね。



 やはり昇格できる時に、昇格しておかないと苦しくなるということなのかもしれません。

 一昨年の北九州は4位にいながらもJ1ライセンスが取得できずにプレーオフに参加できず、その結果ジェフがプレーオフ決勝にダイレクトで参加することが出来ました。

 その後もJ1ライセンス取得を逆算したチーム作りを目指していたようですが、チームにはどうしても旬というものがある。


 特に小規模クラブはライフサイクルが短くなってしまうところがあると思うので、今年はそこが出てしまっている部分もあるのかなと思います。

 今年は現在上位争いをしているクラブだと、山口や町田がJ1ライセンスを取得できるかどうか際どいところとなっているはずです。

 そこで頑張る選手や関係者のためにもJ1ライセンスを取得して、最低でもプレーオフに参加できる状況になってほしいですね。



 しかし、北九州も来年初旬には、新スタジアムが完成する予定となっています。

 そこに合わせてもう一度クラブが盛り上がっていければ、また勢いに乗れるかもしれない。

 そのためにもまずはJ2に残ることが、大事になってくるのかもしれません。


 毎年J2残留争いに加わるクラブは、シーズン終盤に入って必死に戦うケースが多い印象です。

 もしかしたら「諦めの悪さ」という点では、J1残留争い以上に激しくなることも多いかもしれない。

 今シーズンはまだ折り返し地点にも立っていませんが、どの段階で残留争いを意識し始めるのかは、他チームにも影響が出るかもしれません。



 実際、ここ数試合の北九州は、守備的なサッカーが増えている印象です。

 しかし、それでもここ6試合は毎回失点をしており、6試合で合計11失点。

 得点力もさることながら、失点の多さが目立っているように思います。


 一昨年の北九州は組織的な守備が特徴のチームといった印象でしたが、昨年はより攻撃的なチームを目指した結果、失点数が一気に増えてしまいました。

 主力選手が抜けた影響も大きかったとは思いますが、総失点数は下から3番目の多さ。

 今年もそこが尾を引いているのかなと思います。



 それでも前々節は金沢相手に3-2で勝利をあげ、前節は首位札幌を相手に0-1で惜敗となっており、徐々にではありますが、改善の兆しは見えているのかもしれません。

 北九州は昨年もシーズン序盤は波に乗れなかった印象ですし、ここから調子を上げていけるか。

 ジェフ戦で反撃ののろしを上げられるかといった試合となるのでしょうか。


 なお、北九州には2014年から、原一樹が在籍しています。

 前節札幌戦でも惜しいシーンを作っていましたが、原も市船出身で佐藤優也とプレーしています。

 市船黄金期といってい良い時代だったと思いますが、当時の市船は強いけれど代表レベルの選手が出てこないと揶揄されていました。

 それでも原一樹や佐藤、石井(徳島)、渡辺(山形)、中林(岡山)など、J2を中心に頑張っていますね。



 対するジェフは、前節清水と1-1で引き分け。

 これでジェフは9試合負けなしとなりますが、そのうち引き分けは6試合。

 特に6月に入ってからは1勝3分となっていますから、合計の勝点でいえばあまり良い結果とは言えない状況です。


 ジェフはこの試合で、エウトンが復帰予定。

 北九州は札幌戦と同様に引いて守ってくる可能性がありますから、そういった相手にどう攻撃を作っていくかが重要だと思います。

 その点でエウトンにかかるところは、大きいのかもしれません。


 また、丹羽が鳥栖から加入しましたが、関塚監督は昨年も加入直後の選手をいきなり起用しているので、こちらも注目かもしれません。

 特にジェフは得点後の失点が目立っていますし、90分間を通じて集中して守れるか。

 北九州戦では特に、相手の鋭いカウンターに注意すべきではないかと思います。



 ここ2試合はすっきりとしない引き分けで終っていますし、北九州戦は勝率の良いホームゲーム。

 しっかりと勝って、6月を締めたいところではないでしょうか。

2016-06-23

[] ジェフが鳥栖DF丹羽竜平をレンタルで獲得

 ジェフが鳥栖DF丹羽竜平をレンタルで獲得したと発表しました

 丹羽は守備的な右SBということで、多々良と同じタイプということになります。

 丹羽ももう30歳なのですね。


 確かに右SBでレギュラーを務めている多々良は結果的に失点に結びつくシーンが目立つなど、活躍しきれていない印象もなくはありません。

 特に気になるのが、中央に絞りすぎて前を取られてしまうこと。

 また左サイドからクロスを上げられて、ファーが空くケースも少なくありません。


 しかし、これは関塚監督が就任してから毎年の課題であり、選手の問題だけではないと思います。

 昔から関塚監督は全体的に深く守って、片方のSBにはCBもこなせる守備的な選手を置き、ゴール前を固めるというのが基本的な守備のロジックだと思います。

 そうなるとどうしてもSBの外や前が空きがちになり、マッチアップする相手に後手を踏むことが多くなる。



 そこから素早く反応して相手のマークを捕まえられるか、遅れてでも相手を潰せるか…といった点においては、多々良も課題があるかもしれません。

 しかし、本来はCBの選手でもあり、高い機動力を求めるのは酷だと思います。

 その分、今年は全体的に小柄な選手が多い中でセットプレーなどで貢献し、絞ってからの対応も出来ている部分もあると思います。


 本来は右SBである北爪が、SBではなくSHとして何度か使われていること。

 浦田ではなく、乾が優先されていること。

 それらも関塚監督が、SBに高さを要求しているからなのでしょう。

 そこが「関塚監督は浦田をSBとして考えていない」という話にも、繋がるのかもしれません。



 攻撃においては丹羽もパスの出せる選手といった印象はありますが、多々良も足元の技術はしっかりしている選手だと思います。

 クロスの精度は大岩などより上で、丁寧なボールを上げられる選手だと思いますし、グラウンダーのパスも出せる。

 しかし、チームとして右SBは守備に重きを置かれていることやビルドアップが作れていないこともあって、足元の技術を活かすような状況が作れていない印象を受けます。


 昨年はFWもこなせる攻撃センスのあった金井と、後方からアップダウン出来る大岩がいたため、今季より右SBが前に出ていく回数も少なくもなかったかもしれません。

 ただ、それでも2人が効果的に攻撃に絡めた試合は少なかったわけで、これもチーム全体の問題といった部分が大きいと思います。

 特に今年は左SB阿部も前に出ていく回数が少なく、攻撃は前方の4人が積極的に出ていきその分両SBはセーブするといった印象が強いので、なおさらSBが攻撃に絡める機会は減っている印象です。



 総じて関塚監督が就任してからの右SBは、守備的な仕事を任されて"損な役回り"になっている印象です。

 チームには"汚れ役"も必要だと思いますが、それをやらせるからにはしっかりと評価してあげなければ、選手が腐ってしまう可能性もある。

 丹羽も守備的な選手で前へ積極的に仕掛けるようなタイプではないですし、現状の役回りに変わらないのであれば大きなプラスになるかは疑問ではないかと思います。


 また、丹羽は30歳とベテランで、昨年から徐々に出場機会が減っています。

 J2に降格してからのジェフは出場機会の減ったベテラン選手を多く補強してきましたが、出場機会が減った理由はどこかにある場合が多い。

 チームの将来性といった問題もあるし、そもそも右SBは多々良、比嘉、大久保、北爪といて若狭などもこなせるはずで、人数過多なのではないかといった印象も受けます。



 しかし、丹羽は右SBだけでなく、以前はCBや左SBなどでもプレーしているため、その点も評価されたのかもしれません。

 特に左SBは手薄ですし、もしかしたら後方選手のバックアップとして期待している可能性もあるのでしょうか。

 一方で丹羽本人としてはフィッカデンティ監督に変更になった影響もあってか今季は1度も出場機会がないようで、この夏に移籍を検討するのは自然な流れなのかもしれません。

 ただ、ジェフに関して言えば1人の選手でチームの守備全体が大きく改善されるようなことは少ないと思いますし、チームとしていかに組織を構築していくかが重要ではないかと思います。