Hatena::ブログ(Diary)

ゆっくりいこう

[Twitter] [Facebook] [Bookmark]

2017-12-13

[] 名古屋が町田に獲得オファーとの報道

 名古屋が町田に獲得のオファーを出したと、日刊が報じています。

 すべてが決まってからにしようかとも思ったのですが、決断まで長引くような気もしますし、今後の更新日程の事情などもあって、早めに取り上げたいと思います。

 また、今シーズンの町田についても、ここでまとめてしまいます。


 今オフに他チームからオファーがあるとすれば、ラリベイか町田あたりだろうとは思っていました。

 その他のアタッカー陣は1年間安定して活躍できなかった印象ですし、近藤などには年齢の問題もある。

 ただ、町田は昨年もオファーがあったという噂を聞きましたし、契約も残っているので残留してくれるのかなと思っていたのですが、こういった報道があったということは移籍の可能性もあるということでしょうか。



 昨年11ゴールをあげブレイクした町田ですが、今年は苦労も多いシーズンだったのではないでしょうか。

 開幕戦こそスタメン出場しゴールも決めた町田ですが、それ以降はスタメンを外されることも増えていきました。

 しかし、チームの守備が安定せず、成績も伸び悩んでいたこともあって、6月からレギュラーの座を掴んでいきます。


 役割としては、汗かき役の"プレス要員"といった印象でした。

 今年のまとめにも書いたように、町田が中盤のスペースを消しつつ前線まで追いかける形でプレスをかける、1人2役に近い大変な仕事をこなしていたように思います。

 町田がファーストディフェンダーになって、ハイプレスの軸となっていきました。



 ただ、一方で攻撃においてはスルーパスなど、ラストプレーの質に課題を感じる部分もありました。

 これに関しては今年に始まった問題ではなく、町田の大きな壁とも言えるのかもしれません。

 それもあって、より技術力のある矢田の獲得に繋がったのかなとも思います。


 6月下旬からはチームの成績も改善されていきましたが、8月中頃からチームは大きく低迷。

 町田も運動量が落ち、プレスにも行けなくなって、試合から消えることも多くなっていた印象でした。

 前方へチェイスに行きながらプレスバックも要求される中で、コンディション面で厳しい状況に陥っていたのではないかと思います。



 しかし、シーズン終盤にはチームも7連勝を記録し、一時はスタメンを外されていた町田も調子を上げていった印象です。

 終盤は清武が不調に陥る中で、右ウイングとしてプレー。

 周りを活かすプレーが増えていった印象で、最終節の横浜FC戦では見事なゴールも決めています。


 攻撃面で気を効かせてサポートするプレーが増えるようになったことで、ラストプレーの質の課題も目立たなくなっていったのかなとも感じました。

 特に味方と近い位置でプレーすることによって、難しいプレーをせずに攻撃に絡むことが出来ていたように思います。

 ただ、欲を言えば黒子役になるような年齢でもないと思うだけに、もっと町田自身が攻撃面でリードしていくプレーも見たいところもありました。



 これでジェフはG大阪へ移籍した米倉、磐田に移籍した中村太亮、福岡に移籍したキム・ヒョヌン、大宮に移籍したペチュニクなどに続いて、J1昇格クラブに主力選手を狙われることになるのかもしれません。

 ジェフの場合は選手の年俸も安くはないでしょうし、引き抜きに合うのであればJ1クラブである可能性が高いし、選手としてもJ1でプレーしたいという思いがあるのではないでしょうか。

 また、昇格クラブに狙われることが多いのは、直接対決したことで評価しやすいという面もあるのかもしれません。


 町田の選手人生を考えれば、名古屋移籍は決して悪くない移籍先なのではないかと思います。

 個人昇格をするにしても翌年降格してしまいそうなクラブであれば、辛いJ1生活を送ることになりかねません。

 しかし、名古屋なら予算もあるし戦力も見込めるでしょうから、J1でも戦える可能性があると言えるでしょう。


 年俸なども上がることになるでしょうし、待遇面はプロ選手にとっても重要な要素。

 そして、何より12月19日で28歳の誕生日を迎えるということで、今後J1にチャレンジできるチャンスはそう多くないでしょう。

 年齢的にも選手のピークを迎えるこの時期に勝負をかけたいという気持ちもわかりますし、個人的には昨年もJ1から良いオファーがあれば、移籍という決断を下しても仕方がないのかなと思っていました。



 ただ、名古屋に移籍しても、当然ポジションは保証されないでしょう。

 システムにもよりますが、青木や杉森、寿人、玉田や押谷やシャビエルなどがライバルになる可能性があります。

 さらに米倉を補強して外国人選手3人が退団するという報道も出ていましたから、新外国人選手の補強も考えられます。


 また、ジェフにレンタルしている矢田が、名古屋では出番がなかったことも気になります。

 大枠で言えば似たタイプにも思えますが、町田の方が継続的に動き回ることができて、細かなパスワークに絡めて守備も出来るという評価なのでしょうか。

 結果的に、町田と矢田がトレードのような形になる可能性もありえるのかもしれません。



 一方でジェフとしては、町田が流出となれば戦力的に大きな痛手だと思います。

 1ボランチの試合では、インサイドの町田が中盤のバランスを管理しつつプレスにも行っていたわけで、町田がいたからこそ成立していたとすら言えるのかもしれません。

 現状では、他の代役も考えにくい状況だと思います。


 終盤にダブルボランチにしてからは、右ウイングにポジションが移ります。

 当初は小さな怪我もあってベンチからも外れており、町田の不在もダブルボランチに変えた理由の1つだったのかもしれません。

 町田は復帰後も2試合はベンチスタートだったことを考えると、監督の中で右ウイングとしての町田はそこまで優先順位が高くなかったのかもしれません。


 エスナイデル監督としては、本来は2列目にアタッカーを並べたかったのではないでしょうか。

 しかし、清武の調子が上がらなかったこともあって、町田がスタメンに復帰。

 ジェフの2列目の選手たちは守備に課題がある選手が多いことから考えても、2列目でも町田はやはり貴重な存在だと思います。



 しかし、個人的にはジェフがJ2で低迷している以上は、J1から良いオファーがあれば移籍となっても仕方のないことだと思っています。

 ケースとしては米倉が移籍した時よりは、町田が名古屋に移籍する方がまだ納得できるかな…とも(笑)

 米倉はジェフでは最終年しか活躍できていなかった印象でしたし、SBへのコンバートがなければあそこまでのブレイクはなかったと思いますが、町田に関しては決定力不足に悩んだ時期もあったとはいえ、順当に成長してチームに貢献してきてくれた選手だと思っています。


 ただ、もちろん心情的には寂しい部分もあります。

 専修大から加入してここまでジェフ一筋でプレーしてきてくれたわけですし、今年は本人が希望して10番も背負ってくれた。

 とはいえ、一方でJ1で町田がどこまでやれるのか見てみたいという気持ちもなくはないですし、何より短く貴重な選手人生ですから町田本人が悔いの残らないような選択をしてほしいと私は思います。

2017-12-12

[] 長谷部コーチが水戸監督に就任

 長谷部コーチが水戸の監督に就任することが発表になりました

 現役時代にジェフでのプレー経験もある長谷部コーチは、昨年ジェフにコーチとして加入。

 昨シーズン後半からは、監督代行として指揮を執りました。



 監督代行としての長谷部コーチは、難しい状況でしっかりとしたチームを作られていた印象です。

 守備から再建を図ろうとしていた印象で、中盤も含めて細かくポジション修正をして、チーム全体で守備バランスを整備しようとする動きは、関塚監督時代やエスナイデル監督時代、江尻監督時代にも見られないものでした。

 そのやり方がすべてではないとはいえ、ジェフにとっては守備の基礎を構築できる可能性を持った貴重な指導者であることを感じさせてくれていたと思います。


 攻撃においてもCFにあてて2列目が拾って仕掛ける展開を狙い、シンプルではありますが、個々での打開や勢いだけではなく、チームとして明確な意図を持った形を作ろうとしていた印象です。

 攻守において基礎的な約束事を作ることが出来る監督といった印象で、組織的なチーム作りを目指していたのではないでしょうか。

 また、相手のスカウティングも得意なタイプで、選手の良さを活かすのもうまかったと思います。



 成績においては厳しい面もありましたが、関塚監督の終盤はともかく後方に人数を集めてどうにか延命するジリ貧状態でしたから、あそこから立て直すのは至難の業だったと思います。

 さらに選手の追加補強もなく、少なくなったコーチの増員もなく、クラブからの支援が少ない状況でした。

 高橋GMからも半年で結果を求められた難しい状況で、当初から繋ぎというか敗戦処理のような役回りだったのではないでしょうか。


 監督代行として可能性を見せてくれたにもかかわらず、今季は経験の浅いエスナイデル監督の下でコーチに就任。

 また、ヘッドコーチにはアルゼンチン人のギジェルモコーチが加入し、同じコーチには年齢が上でジェフに長年在籍している江尻コーチも就任し、さらに微妙な立場になっていったように思います。

 結局、長谷部コーチと江尻コーチは今季ベンチにも入っていなかったと思いますし、何とも残念な扱いとなってしまった印象です。



 水戸は若手を育成するのが得意なチームといった印象が強いですが、こうやってベースを作るタイプの長谷部監督を選んだことから考えても、監督選びもうまいクラブなのではないかと感じます。

 単純にサッカーに集中できる環境があるとか、若手をうまく集めているというだけではなく、クラブ全体としての方向性がしっかりしているということなのでしょう。

 西ヶ谷監督も若手を育てるのがうまいタイプだったと思いますし、クラブとしてやることがハッキリしている印象です。


 予算や戦力面では厳しいところがあり、順位的にも上に行くのは簡単ではない状況なのかもしれません。

 とはいえ、じっくりとチームを作り上げる環境は出来ていると思いますので、長谷部監督としてはやりがいのある良いチームなのではないでしょうか。

 若干発表が遅い時期だったのが気にはなりますが、来季に向けての準備を今から頑張ってほしいですね。



 西ヶ谷監督もジェフでプレー経験がありジェフOBの水戸監督が続くことになりますが、ジェフは自チームではなかなか人を育てられないところがあるように思います。

 長谷部監督代行に関しても、サッカーとしては地味な戦い方をしていた分、一部では評価をされなかった印象もあります。

 しかし、クラブにとって何が必要なのか、どういったものが足りていないのかを冷静に考えるべきところがあるのではないかと思います。



 買うクラブというには中途半端ですし、かといって若手を育てきれないことも多いわけで、改めてどういった方向性であるべきなのか。

 来季に関しては監督続投も決まっているので、その方向でできる限りのことをやっていくしかないと思います。

 しかし、もしうまくいかなかった場合にどういった判断をするのか…となった時に求められるのが、クラブの方針・方向性だと思います。


 ジェフとしては貴重な人材が流出したと言えるでしょう。

 次期監督候補が1人少なくなったわけで、さらにエスナイデル監督に集中することになると思いますので、この体制で成功できるかどうかがより大きな状況になったと言えるのではないでしょうか。

 個人的には江尻監督の方が他チームで監督を経験した方が、将来のためになるのではないか…と思うのですが、あまり良いオファーがないのでしょうか。


 一方で長谷部監督が水戸でどのようなチームを作るのかという点で、結果的に来年の楽しみが1つ増えたところもあります。

 今年の水戸はシーズン中盤こそ好成績でしたが、終盤は失速してしまい14位で終っています。

 やることも多い状況かと思いますが、新天地での成功をお祈りします。