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ゆっくりいこう

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2006-07-22

[] 川淵氏、サポーターへの謝罪はなし

 結局、最後まで川淵氏からジェフサポーターへの謝罪の言葉は、一言もありませんでした。

 今まで、田嶋氏が間接的に謝ってきたことはあります。しかし、それもきちんとしたコメントではなく、囲み取材においての言葉で、しかもマスコミを通したものです。

 協会はクラブに謝罪文を送り、安い慰謝料を払っておしまいだと考えているのかもしれませんが、今回の件で傷ついたサポーターへは言葉すらありません。


 ジェフサポーターは日本サッカー界のトップである川淵氏に侮辱され、軽視されたと言っていいでしょう。


 これはジェフサポーターに限った問題ではありません。

 JFAがオシム監督を日本代表監督に選んだ理由を、明確に説明しない限り、「偶然ジェフにいい監督がいたから、奪っていった」だけであり、他のJリーグの監督が代表に強奪されても、おかしくはないのです。


 それを踏まえて考えると、今回の件で川淵氏は「ジェフサポーターを侮辱し、軽視した」というより、「Jリーグのサポーターを軽視している」といった方が、正しいのかもしれません。



 またSOCCER UNDERGROUND BLOGさんのこの記事によると、産経新聞のアンケートで実に93%の方が「日本サッカー協会の幹部を一新すべきだ」と答えています。

 アンケートの方法が不明瞭だったりするところはあるけど、それにしても93%という結果は大差だし、一般のサッカーファンの意見として考えていいでしょう。

 それなのにも関わらず、JFAでは何の揉め事もなく、すんなりと川淵氏の再選が決まってしまいました。


 こうなると、もうJFAはJリーグのサポーターだけでなく、一般のサッカーファンまで無視して、川淵氏を擁護していることになります。

 もう一度、JFAは誰が日本サッカー界を支えているかを考えるべきです。大切なのは、スポンサーなのか、独裁者なのか、サッカーファンやサポーターなのかを。

 確かにコアなサッカーファンやサポーターがいなくても、日本代表の国内での試合は満席になるし視聴率は取れるのかもしれません。

 しかし、実際に日本のサッカーを支えているのは、Jリーグや代表のサポーターなはず。それだけは、これからも変わらないはずです。


 ならばサポーターの意見を聞くべきでしょう。

 そして、川淵氏は素直に、今回の件の責任を取って、辞任すべきです。


川淵「その反面、ジェフ千葉の関係者、特にサポーターの皆さんには心配や、あるいは納得のいかない面もあるかと思いますけれども、オシム監督を日本代表チームに送り出して本当に良かったと思える日が早く来ることは間違いないと思っています」

 私は、あなたが辞めるまで「オシム監督を送り出して良かったと思える日」は来ないと思っているし、それ以外の納得できる形は一切ありません。





 ということで、UGさんにトラックバックを送ってみました。

 しかし、同列に語ってはいけないのだけれど、オシム監督からのサポータージェの言葉も、結局なかったですね。

 オシム監督らしいといえばそうなんだけど、オシム監督からのコメントさえあれば、無理なことでも納得しようと思えばできたと思うのに…。

 何を言っても言い訳になるから、ということなのかなぁ。

[] J1第14節 広島対千葉 プレビュー

 とにかく勝たなければならない。一日でも早く結果がほしい。オシム弟子対決なんて、今となってはどうでもいい…。今のジェフはそんな感じです。

 詳しいプレビューはJ's GOALにて。



 しかし、そのプレビューの内容に、若干気になるところが。

現状のチームの雰囲気を考えてみると、広島の方に勢いを感じてしまう。リーグ再開初戦、見事な逆転勝ちを飾った広島のムードは最高に盛り上がっている、と言っていい。「監督のために勝利を」と選手たちは口々に言い、かつて経験したことのない激しい練習にも「やりぬけば強くなれる」と選手全員が信じている。

 私にはわからないけど、勢いは広島の方があるんだそうです。再開して一試合しかやっていないのに、対戦していない2チームを見比べてどちらの勢いが上かなんて、よくわかるなと思うけど、少なくともこれを書いた人にはわかるんでしょう。同じように雰囲気も、向うの方がいいのかも知れません。


 しかし、勢いがあるかどうかは知らないけれど、少なくとも「監督のために勝利を」という気持ちなら、今のジェフはどこにも負けるつもりはありません。



 もちろん、その思いが強すぎて、悪い意味でプレッシャーになっているようにも見えたし、ガンバ戦ではそのせいか緊張してミスが目立つ選手もいました。

 しかし、今のジェフの状況を少しでもわかっているのなら、「監督のために勝利を」なんて広島の選手のコメントを持ってくるのは、ちょっとナンセンスだと思いますよ。


 どちらの監督を思う気持ちが、強いかなんてわかりません。けれど、広島のペトロヴィッチ監督は就任してたかだか数ヶ月、アマル監督はジェフに在籍してもう2年も経ちます。

 しかも、羽生も言ってくれたように、前任はあのイビチャ・オシム監督であり、普通はなかなかありえない「成功したままの監督交代」で、その成功した監督はアマル監督の実の父親です。

 どんなに選手が悪いプレーをしても、負ければ監督に目が行く状況下で、アマル監督へのプレッシャーは想像を絶するものがあります。


 そんなことは、アマル監督といつも一緒にいるジェフの選手達にとっては、考えなくてもわかることだろうし、口にしなくたって「監督のために」とみんな思っているでしょう。

 だからこそ、負けられない試合なんですよ。