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2009-05-15

[] フェラーリ不振の要因を考える

 先日のボロボロだったスペインGPを見ていて、連れに「何でフェラーリはこんなになっちゃったの?」と聞かれました。

 私なりの見解をいえば、やはり主力メンバーがいなくなったことが大きいのではないかと。

 強烈なリーダーシップを取れるシューマッハーはもちろんのこと、天才戦略家のロス・ブラウン、ニューエイと肩を並べるデザイナーであるロリー・バーン、代表としてチームをまとめたジャン・トッド…とほとんど主力メンバーがチームを離れています。


 その穴を埋めた形だったのが、イタリア人でした。

 イタリア人が駄目と言うわけではないのですが、今のフェラーリはイタリア人を中心としたメンバーでやっていこうという狙いがあるように思います。

 黄金期のフェラーリは多国籍でした。

 その圧倒的な強さを見て、「よし、イタリア人だけでもやれるぞ!」と思ったのではないかと。

 イタリアの人々からすればフェラーリが勝ったとしてもドイツ人のシューマッハーばかりが取り上げられるのは、あまり嬉しいことではなかったんじゃないでしょうか。

 今年の開幕から数戦にわたってのマネージメントミスに関しても、「シューマッハーがいたせいだ!」と真っ先に騒ぎ立てたのはイタリア紙でしたからね(笑)

 ようするに、黄金期を経験したせいで「じゃあ次はイタリア人メインで戦うんだ」、「“イタリア”でも勝てるんだ」、「フェラーリはイタリア人のものだ」という方向性になってしまったわけですね。

 ある意味で、慢心してしまった部分があるのかなぁと。


 けれど、元々黄金期の前のフェラーリというのは散々な結果で。

 それを改革したのが、ジャン・トッド(フランス人)、ロス・ブラウン(イギリス人)、ロリー・バーン(南アフリカ)、ミハエル・シューマッハー(ドイツ人)だったわけですからね。

 現在はチーム代表のステファノ・ドメニカリ、デザイナーのアルド・コスタ、オペレーションディレクターのマリオ・アルモンド、レース戦略担当だったルカ・バルディッセリ(中国GP前に成績不振の責任を受けファクトリー勤務となった模様)と、ほとんどがイタリア人となっています。

 もちろんフェラーリはイタリア人を育てる努力だってしてきたわけですから、一概に悪いと言うわけではありません。

 けれど、歴史は繰り返す…というか、どの世界でも組織において重要なのは“人”ですからね。

 ことフェラーリのようなビックチームになれば、より一層リーダーシップのある人材を起用していかないと、チーム全体をまとめるのも大変になってくるのでしょう。

 そういった状況下で、イタリア人だけを選んでいるような余裕が本当にあったのかなぁ…と。



 …というのが、私なりの考えです。

 あくまでも私なりの、ですけどね。

 そして、そういった状況でステファノ・ドメニカリがチーム代表を離れる可能性を示唆しました

 ただし、かといって簡単に次の代表候補がいるわけでもないのでしょうし、代表が変わったからといって急によくなるとも思えません。

 一度方向性が変わりそちらの方向にチームが向かって進んでしまったら、そう簡単に戻せるものではないですからね。



 これはジェフなんかを見ていても、良くわかることですけど…(笑)

 だから、方向性の変換時期は非常に重要で、一時期の感情だけでやってはいけないことだったはずなんですけどね。




 紹介しようと思っていて忘れてたWiiの『ウイニングイレブン プレーメーカー 2009』。

 14日に発売されてました。

 Wii貸しちゃって手元にないので、ついつい…(笑)

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