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2011-09-24

[] 負傷した選手の復帰と、チームの方向性

 明日はフクアリで北九州戦です。

 夏頃まで好調で、一時期は昇格争いにまで顔を出してきた今シーズンの北九州。

 特にトップ下に安田弟を置いたダイヤモンドのフォーメーションで、中央でテンポよくショートパスパスを繋いで食いつかせてからのサイドへの展開や、サイドからショートパスを繋ぎながら逆サイドまでボールを運ぶ展開などが効果的に作れており、面白いサッカーが出来ていたと思います。


 しかし、現在は6試合勝ち星なしと低迷。

 順位も8位にまで下がっています。

 とはいえ、やっているサッカーは変わらず、前節の札幌戦でも試合序盤からボール回しもキレがあり、選手達も運動量豊富に動き回っていました。

 それでも勝てていないというのは、やはり相手チームからの警戒が強まってきているというところもあるのでしょうか。

 ただ、攻撃に関しては最後の精度がもう1つといった印象ですし、守備に関しても一対一の粘り強さや、1ボランチ付近のスペースの守り方などには向上の余地があるのかもしれませんが。

 ともかく、J2参戦2年目にして高質なサッカーを構築できている北九州ですが、ここから勝てるチームにまでレベルアップするにはもう一つ壁があるのかもしれませんね。


 しかし、前節の札幌戦での0-3での敗戦に関しては、相手チームの札幌が波に乗っているという点も大きいのかなぁとも思います。

 札幌は今週水曜日に行われた東京Vにも勝利し、1試合多い状況でFC東京を抜き首位に立ちました。

 昇格を目指すジェフとしては、FC東京だけでなく札幌にも抜きに出られるとかなり厳しくなってきます。

 思い起こせば昨年2位で昇格した甲府も、このあたりの時期から3位以下との勝点を広げていきましたし、そろそろ勝点差がはっきりしてくる頃なのかもしれません。



 ジェフとしては、他チームに振り切られることなく出来る限り着いて行きたいところ。

 4節前の京都戦から始めている3ラインの4-4-2は、サイドを縦に突くという点と得点力のある深井をゴール近くに置けるということ、4×4で守備スペースを消すという狙いの下で実施されているのだと思います。

 しかし、その分前線の守備や中盤での構成力には、大きな課題を感じます。

 岡山戦では相手の不調もあって1-0で勝てたものの、まだ完成度は高いとは言えない状況だと思います。


 このシステムをマイナーチェンジしていくのか、このまま上積みを作るのか、それとも4-5-1に戻すのか。

 前節の岡山戦で米倉も復帰し、オーロイの復活も噂されている中で、どういった選択をしていくかが気になるところです。


 例えばオーロイも後方からのロングボールに対しては大島以上に高さを感じますが、サイドからのボールに対してのヘディングの合わせ方に関しては大島の方が期待できます。

 現行の4-4-2でサイドアタックを目指すスタイルなら大島の方が良いかもしれないし、元の戦い方に戻すのならオーロイの方があっているかもしれない。

 その他の選手も一長一短あるわけですから、現戦力を考えながらチームの目指すべきスタイルを見極めなければいけないと思います。

 もちろん、戦い方をフラフラと変えても、チームの熟成という面で不安があるわけですが。



 今までやってきたことと、現在のチーム状況と、目指すべきスタイルとを、しっかりと一本線で結ばなければいけない。

 ようするに正しい方向性を見出だし、その方向に舵をとっていけるのか。

 どちらにせよ正念場に立たされた状態だと思いますので、ここで踏ん張って新たな一歩を踏み出してほしいところだと思います。

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