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ゆっくりいこう

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2017-10-03

[] 町田「フィニッシュまでいけるようにすることが課題」

−低い位置での組み立てには良い形で参加しているが、相手ゴール前で脅威を与える場面は少ない?

そこがいまの課題だと思う。前半に何回かゴール前まで行けていたけど、自分のところにボールがこないシーンがあった。そこでやっぱり呼び込まないといけない。後ろで組み立てるというのは基本的には誰でもできると思う。ただ、自分がやることでほかの選手とちょっと違う質を出せるようにというのは考えている。そこからフィニッシュまでいけるようにすることが課題。(Jリーグ公式サイト

 先週にも話していますが、今季途中からのジェフはインサイドがSB付近まで下がってビルドアップする動きが基本となっています。

 しかし、町田のコメント内にもあるように、その分ゴール前でのプレーが減っていること。

 さらにインサイドが下がってボールを触ったとして、そこからフィニッシュまで持っていけていないことが大きな課題になっていると思います。



 それでも京都戦での町田は右サイドの高い位置で攻撃に絡んだり、CFがサイドに流れた場面でうまく中央で受けたりと、いくつか良い動きも見せていたと思います。

 長崎戦の前半よりは、良い形で攻撃に関与できていたのではないでしょうか。

 しかし、それでもアタッキングサードで、攻撃のラストプレーに絡む場面は少なかったのかもしれません。


 長崎戦を改めて見返したのですが、やはり後半序盤は長崎の動きが落ちていた。

 そこに対して乾などが仕掛けて相手を1人はがしたり、セカンドボールへの反応が勝ったりという形で、相手を押し込んでいった展開だったと思います。

 しかし、相手の守備が安定してる状況で自らボールを動かして細かくビルドアップする部分においては課題が残るため、町田が下がってボールを触ってもフィニッシュまで持ち込めないというところがあるのではないかと思います。



 また、京都戦も前半35分頃から後半の立ち上がりまでは、攻守に相手の動きを上回って相手を押し込んでいましたが、それ以外の時間帯は運動量で上回れなかった。

 長崎戦も後半序盤は圧倒出来ましたが、前半は大きく苦戦したということで、似通った展開だったようにも思います。

 ハイプレス・ハイラインが90分間持たないということもあってか、今季途中からは後半からギアを上げるようになった印象もありますが、成績には結びついていないことになると思います。


 もはや古い話ですが、江尻監督の時も一時はハイプレスをやろうとしていた印象があるのですが、90分間は持たなかった。

 そのため試合の前半はセーブして後半に勝負をかけようとしていた時期もあったと思うのですが、やはり後半だけでは勝ち切れず。

 江尻監督の解任が決まってまた前半からプレスをかけ始めたものの、途中で息切れして失敗…ということがあったと思いますので、やはりペース配分が難しいところがあるのでしょう。



 話を町田に戻すと、シーズン途中からのジェフはインサイドではなく、ウイングが仕掛けるようになったこと。

 また、どちらかと言えば左インサイドの高橋や矢田が高い位置でプレーする傾向があることもあって、町田がビルドアップに参加したりバランスを取ったりという仕事が増えているようにも思います。

 そもそもとしてインサイドの位置からSB付近まで下がって、またゴール前まで飛び出していくという動きは簡単ではないでしょうし、ゴール前でのプレーが減少するのも仕方のないところもあるでしょう。


 とはいえ、縦に速い攻撃だけでなく厚みのある攻撃を作るためには、町田のような選手が攻撃に絡むことも重要ではないかとも思います。

 また、町田自身も「後ろで組み立てるというのは基本的には誰でもできる」と話しています。

 実際にはそう簡単なことでもないとは思うのですが、町田レベルの選手がプレッシャーの少ないSB付近でボールを持つというのはもったいない気もします。


 本人としても、まだ27歳ですしベテラン選手のように、黒子に徹する役割はまだ早いはず。

 アタッキングサードでのプレーの質は町田の課題でもあると思うのですが、だからこそより厳しいエリアで勝負することが町田本人にとっても必要なことなのかもしれません。