ご褒美の品

500回記念の新しい小銭入れが届いた。
6年前にフィレンツェの隠れた名産品を、中村好文さんの本で知り
みやげで買った。



蓋を受け皿にコインを出して手にとれる便利もの。
蓋と本体が密着して綴じる構造で金具がなく壊れる心配がない。
調べると
「若い雄牛の皮をサンタクローチェでなめした最高級の素材を使い、
 糸で縫わず、槌でたたいて圧着させ、染色し入念に磨き上げて出来
 上がったコインケースは縫い目も無くまさに一枚皮そのものです。」
 だそうで、
 まさに、フィレンツェの職人技が光っている。

http://www.vidoemo.com/yvideo.php?i=TEN1QkR6cWuRpMTl1X0U&eeee-ec

6年の月日で手に馴染んでいい感じになってきた。
が人様から見れば、くたびれているという見方もできる。



中村さんは、くたびれる毎にフィレンツェに買い出しに行くそうだが
僕はそうはいかない。

今回も同じ構造のものをネット通販で探した。



仕上は前と同じブライヤーというアンティーク家具の木目を出した
深みがあるもの。
形は、「テントウムシ型」で前回の「切り餅型」と少し変えてみた。
あまりに美しいので、使うのが勿体ない。
次はフィレンツェ買い出しを予定なので
大切に使って長持ちさせないとね。

気分はトスカーナ人。