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六ヶ所村で自然を返せと叫ぶ。 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2012-01-11

[][][]日本原燃がアクティブ試験の準備を始めました。美浜の会が抗議文共同提出団体募集中です(1/14まで、1/16提出)(了)

  • 1/13追記。抗議文の提出は、以下のとおりです。
    • 1月16日(月)13:00〜14:00
    • 場所:経済産業省別館前
    • 対応:原子力安全・保安院 核燃料サイクル規制課


以下日本原燃プレスリリース。

2012年1月5日

ガラス固化設備に係るアクティブ試験(事前確認試験)の準備開始について


 当社は、ガラス固化設備に係るアクティブ試験(事前確認試験)について、ガラス溶融炉B系の熱上げに向けた最終的な確認を昨年末までに完了したことから、昨日(1月4日)の夕刻から熱上げの準備作業を開始いたしました。


 具体的には、熱上げに必要な第一酸回収蒸発缶※1、高レベル廃液濃縮缶※2、高レベル廃液ガラス固化廃ガス処理設備※3の設備を順次稼働させていきます。現時点でこれらの準備作業には、開始後1週間から10日程度要する見通しです。


 その後、熱上げを開始し、熱上げ完了には約2週間程度要する見通しです。


 熱上げ完了後は最初に模擬ビーズを用いたガラス固化設備の作動確認を実施し、その後、模擬廃液を供給して事前確認試験に着手する計画です。


 なお、事前確認試験の開始は、現時点で1月下旬から2月上旬となる見通しです。


※1 第一酸回収蒸発缶:ウランやプルトニウムを抽出する際に使用した硝酸を再利用するため、硝酸を蒸発処理することで廃液と分離する装置であり、第一酸回収蒸発缶は高レベル廃液濃縮缶等から発生した使用済の硝酸を回収し処理する。


※2 高レベル廃液濃縮缶:放射性物質濃度が高い廃液(高レベル廃液)を受け入れ、蒸発・濃縮する設備である。


※3 高レベル廃液ガラス固化廃ガス処理設備:ガラス溶融炉から発生する廃ガスを処理する設備である。なお、廃ガスの洗浄による洗浄廃液は、高レベル廃液濃縮缶に戻され処理される。

以上

こわれたA系は前にあきらめると発表があって、A系の不具合に対する抜本的改善策のないまま、これもかつて宣言したようにB系でやってみるので準備作業に入りましたって言ってます。(「アクティブ試験」というのは本稼働と同じことを試験的にする過程をそう呼んでいるようです。)

福島第一の事故による放射性物質の放出が続いており、事故の収束の兆しが見えない状態の時に、かつて失敗した再処理試験運転をまたやってみますと言って日本原燃は準備を始めてしまったわけです。再処理工場に大量の液体状の高レベル放射性廃棄物がある点は福一の事故以前から変わっておらず、そのままでも危険は危険なのですが、以前に比べ地震が頻発しています。大震災時、再処理工場も外部電源が遮断されました。(高レベル放射性廃液は絶えず攪拌する必要があり、電源が失われるのは極めてまずい状態です。)放射能の危険が顕在化しつつある今の状況で、(成功の見込みが薄く、かつ成功して本稼働にもし進むことがあるとすれば大量の放射性物質の拡散させることになる)この工場の試験を再開するという点に、人命の軽視を感じます。

以下に美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会による抗議文を転載します。共同提出団体が現在募集されています。1月14日までです。賛同の連絡は、FAX:06−6367−6581 または メール: mihama@jca.apc.org へ。

抗 議 文

六ヶ所再処理工場のガラス固化試験の準備開始に強く抗議する。

直ちに準備作業を停止せよ

2012年1月○日

原子力安全・保安院長  深野 弘行 様

日本原燃(株)社長    川井 吉彦 様


 今年1月4日夕刻に日本原燃は、六ヶ所再処理工場のガラス固化設備に係るアクティブ試験の準備を開始した。1月末までにはガラス固化体の製造に入るという。原子力安全・保安院はこの開始について何ら報告等を受けることさえなく、ただ黙認しているだけである。福島事故を受け、原発が次々と停止している中、特段に危険性の高い再処理工場の試験が事実上無条件で再開されようとしている。

このような開始に強く抗議し、直ちに作業を停止するよう要求する。


 日本原燃の川井社長は昨年12月27日の定例記者会見で、「ここ青森で福島のような事故を絶対に起こしてはならない」と述べているが、肝心な「福島のような事故」の実態も原因も未だ解明されていない。このことは保安院自身が認めていることである。

 その保安院は、11月25日に日本原燃に対し、アクティブ試験に係るストレステストの実施を求めたが、日本原燃の報告書提出は4月以降になるという。それなのに保安院はどうしてアクティブ試験の再開を黙って見過ごすのか。福島事故の教訓を把握しそれを生かすより前に再処理工場を動かすことが、いまどうして許されるのだろうか。


 そればかりか、日本原燃は昨年7月22日に安全蒸気ボイラの2台同時故障を起こしている。保安院は12月22日にその原因判断と対策を妥当としたが、1月5日の原子力安全委員会では、設備全体における多重性が成り立っているか、日本原燃の体質に問題があるのではないかという強い疑問が出され、この問題はけっして解決していない。


 また、試験準備作業には、高レベル廃液濃縮缶によって高レベル廃液を濃縮し、濃縮廃液をつくる工程が含まれており、その過程は一段と危険性を高める。濃縮缶はすでに廃液漏えい事故を起こしており、その過程で濃縮缶には根本的な欠陥のあることが明らかになっている。


アクティブ試験の再開は、基本的に再処理工場の本格操業を目指し準備するものである。他方、福島事故を受けて、六ヶ所再処理工場をどう位置づけるのかが大きな問題として浮上している。このようなときに、まるで福島事故などなかったかのようにして六ヶ所再処理工場を動かすのは、福島事故で多大な被害を受け、いまもなお被害に苦しむ多くの人たちを冒涜する行為である。


 直ちにアクティブ試験の準備作業を停止するよう、日本原燃と原子力安全・保安院に対し強く要求する。


2012年1月○日

提出団体

連絡先 美浜の会

FAX:06−6367−6581

メールアドレス:mihama@jca.apc.org

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