2006-03-04(Sat)〜2006-03-05(Sun):

メルプロジェクト・シンポジウム2006「メディア表現、学びとリテラシー:メルプロジェクトの播種(はしゅ)」
(於・東京都/東京大学本郷キャンパス
http://www.mell.jp/A1-sympo.html

2006-03-18(Sat):

あおぞら財団付属「西淀川・公害と環境資料館」オープン記念シンポジウム「環境再生の時代に公害経験から学ぶ〜公害・環境問題資料の保存と活用にむけて〜」
(於・大阪府/エルモ西淀川)
http://www.aozora.or.jp/shiryou/sanka/gyouji.html

奈良国立博物館、奈良国立博物館電子メールマガジンを創刊

奈良国立博物館奈良国立博物館電子メールマガジンを創刊した(2005-06-07)。内容は現時点ではイベント情報が中心だが、正倉院御物の紹介など、奈良国立博物館ならではの記事を編集していってほしい。なお、独立行政法人国立博物館傘下の4つの国立博物館では、東京国立博物館の「東京国立博物館メールマガジン」に次ぐ2番目のメールマガジンとなる。残りの2館‐京都国立博物館九州国立博物館‐にもメールマガジンの刊行に取り組むよう望みたい。

奈良国立博物館電子メールマガジン
http://www.narahaku.go.jp/magazine/magazine.htm奈良国立博物館
http://www.narahaku.go.jp/
独立行政法人国立博物館
http://www.natmus.jp/
東京国立博物館
http://www.tnm.go.jp/
東京国立博物館メールマガジン
http://www.tnm.jp/jp/guide/mailMagazine/
京都国立博物館
http://www.kyohaku.go.jp/
奈良国立博物館
http://www.narahaku.go.jp/
九州国立博物館
http://www.kyuhaku.jp/

東京工科大学図書館蒲田分室、サイトを公開

東京工科大学図書館蒲田分室のサイトが公開された(2005-12-01)。Wikiの仕組みを導入しており、Wikiを使った図書館サイトとして今後の進化が楽しみ。特にスタッフとして図書館・情報学の分野で注目される田辺浩介さんが加わっており、期待したい。

東京工科大学図書館蒲田分室
http://kamata.lib.teu.ac.jp/
・田辺浩介(たなべこうすけ)のホームページ
http://kamata.lib.teu.ac.jp/~tanabe/

教育情報ナショナルセンター(NICER)、サイトをリニューアル

教育情報ナショナルセンター(NICER)、サイトをリニューアルした(2005-11-15)。トップページのデザイン変更や情報の分類の一部変更、教科書目次検索への新しい教科書追加が行なわれているという。使い勝手の向上をはかるリニューアルには好感が持てる。ただし、「NICERへのリンクは原則として自由にできますが、リンクの報告をお願いします」というリンクに関する方針はいただけない。影響力の大きいサイトだけに、後藤斉さんがかねてから説いている「リンク行為はリンクを張る側の自由意志と良識と責任とにおいて行われるべきことである」という言葉の主旨をよく理解し、方針と表記を見直してほしい。

・教育情報ナショナルセンター
http://www.nicer.go.jp/
・NICERへのリンク(ご利用にあたって)
http://www.nicer.go.jp/terms/
・ウェブページのリンクおよびその他の利用について
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~gothit/webpolicy.html

科学技術振興機構(JST)、原子力システム研究開発事業ホームページを公開

科学技術振興機構JST)が原子力システム研究開発事業ホームページを公開した(2006-01-27)。同事業は2005年度から文部科学省が実施しており、科学技術振興機構JST)が委託を受けて事業に関する募集や審査を担当している。サイトでは2005年度に採択された研究課題を公開している。

原子力システム研究開発事業ホームページ
http://www.jst.go.jp/nrd/
科学技術振興機構JST
http://www.jst.go.jp/

環境省生物多様性センター、第6回自然環境保全基礎調査巨樹巨木林フォローアップ調査データベースを公開

環境省生物多様性センターが第6回自然環境保全基礎調査巨樹巨木林フォローアップ調査データベースを公開した(2005-11-22)。このデータベースには1988年、2000年に行なわれた巨樹巨木林の調査結果を収録されており、約6万8000本の巨樹巨木林のデータを検索できる。樹木の種類、所在地、樹高、幹の太さなどから検索できるほか、国や都道府県、市町村の天然記念物に指定されている巨樹巨木林も検索できる。データベースは環境省、全国巨樹・巨木林の会、奥多摩町日原森林館の3者の連携で随時改訂されており、一般からの情報提供に関する案内もある。

・第6回自然環境保全基礎調査巨樹巨木林フォローアップ調査データベース
http://www.kyoju.jp/data/
・第6回自然環境保全基礎調査巨樹巨木林フォローアップ調査データベース公開のお知らせ
http://www.biodic.go.jp/news/news131.html
環境省生物多様性センター
http://www.biodic.go.jp/
・全国巨樹・巨木林の会
http://www.kyojyu.com/kai/
奥多摩町日原森林館
http://www.kyoju.jp/

国立科学博物館、バーチャルミュージアム「里山と街の虫たち −バーチャル虫の生活を観察する会」を公開

国立科学博物館がバーチャルミュージアム里山と街の虫たち −バーチャル虫の生活を観察する会」を公開した(2006-01-01)。「虫のことを知ろう」「虫の生活を観察しよう」「観察会に行こう」「虫の図鑑」「リンク集」と5つのコンテンツで構成されている。「虫のことを知ろう」と「虫の図鑑」は図鑑風の解説と図鑑そのもので、「観察会に行こう」は昆虫観察会の様子を紹介している。これらのコンテンツのなかでは、Flashを用いて子どもが里山で昆虫採集する風景を再現した「虫の生活を観察しよう」が力作。一見すると、子ども向けのエンターテインメント色が強いように感じられるが、動画によって実際の昆虫の生態を紹介しており、エンターテインメントと教育が一体化した優れたソフトになっている。編集・執筆にあたってのは、同博物館動物研究部の友国雅章さん。

里山と街の虫たち −バーチャル虫の生活を観察する会
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/resource/kontyu/
国立科学博物館バーチャルミュージアム
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/
・友国雅章さん(国立科学博物館動物研究部)
http://research.kahaku.go.jp/department/zoology/entomology2/tomokuni/
国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp/

きんき環境館、きんき環境館メールマガジンを創刊

環境省近畿地方環境事務所とNPO法人大阪府民環境会議が共同運営する「きんき環境館」がきんき環境館メールマガジンを創刊した(2006-01-24)。配信は毎月第4火曜日(月刊)で、氏名、メールアドレスを登録すれば、だれでも配信を受けられる。創刊号の内容は募集情報やイベント情報が中心で、一般からの情報提供や投稿も受け付けている。
さて、「きんき環境館メールマガジンへの投稿について」というQ&Aの文体が非常にこなれており、感心させられる。行政系の機関にありがちな専門用語だらけのQ&Aと異なり、読者たる一般の市民の目線で文章が書かれている。なお、配信登録にあたって、氏名(必須)と所属(会社)名(任意)を入力するようになっているが、これは必要だろうか。メールマガジンの配信には、メールアドレスさえあればよいはずだ。不必要な不安感を利用者に与え、配信登録をためらわせる動機になってしまうように思われる。個人情報保護を強化する流れがあることも考えあわせると、単にメールアドレスの登録だけを求めればよいのではないか。この点は改善を検討してほしい。

・きんき環境館メールマガジン
http://www.kankyokan.jp/merumaga/
・きんき環境館
http://www.kankyokan.jp/
環境省近畿地方環境事務所
http://kinki.env.go.jp/
NPO法人大阪府民環境会議
http://www.geocities.jp/npo_open/

理化学研究所、ノイラミニダーゼ(抗インフルエンザ薬標的タンパク質)立体構造予測データベースを公開

理化学研究所がノイラミニダーゼ(抗インフルエンザ薬標的タンパク質)立体構造予測データベースを公開した(2006-01-20)。開発にあたったのは、同研究所ゲノム科学研究センタータンパク質構造・機能研究グループ。インフルエンザウイルスの増殖に関わるタンパク質「ノイラミニダーゼ」が変異した際の立体構造を予測し、データベース化したものという。内容は高度に専門的で一般の利用向きではないが、同研究所によるとこのデータベースに収められた構造情報が、インフルエンザ治療薬の開発に貢献するという。

・ノイラミニダーゼ(抗インフルエンザ薬標的タンパク質)立体構造予測データベース
http://protein.gsc.riken.jp/jp/Research/index_na.html
・「新型インフルエンザに対応するためのタンパク質立体構造データベースを全世界に公開」(プレスリリース、2006-01-20)
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2006/060120/
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2006/060120/detail.html

慶應義塾大学デジタルアーカイヴリサーチセンター、サイトを公開

慶應義塾大学デジタルアーカイヴリサーチセンターがサイトを公開した(2005-11-20)。同センターは文部科学省によるオープン・リサーチ・センター整備事業に採択され、慶應義塾大学に設置されたもので、2001年度から2005年度までの5年間の研究助成を受けている。慶應義塾大学図書館所蔵20世紀映像および音像資料のデジタル情報化、大英図書館所蔵イギリス初期印刷本デジタル情報化、ーロッパ各国図書館所蔵 奈良絵本デジタル情報化、ヨーロッパ各国図書館所蔵グーテンベルク聖書デジタル情報化に取り組んできており、調査・研究に加え、これまでに土方巽アーカイヴ、瀧口修造アーカイヴ、博物誌アーカイヴ、ノグチ・ルーム・アーカイヴ、油井正一・ジャズ・アーカイヴ、デジタル奈良絵本データベースやHUMIプロジェクトによる慶應義塾図書館稀覯書画像の電子化に関与してきた。日本におけるデジタルアーカイブの一方の先導役といえるだろう。最終年度にあたる今年は2月に2回にわけて成果報告のシンポジウムが開催される。
長らくサイトがなかったが、ここにきてようやくサイトが公開されたことは喜ぶべきだろう。だが、5年間の研究機関のうち最終年度になってようやく公開というのは、やはり遅すぎる。研究内容が重要であり、かつ残してきた成果も大きいだけに、もっと早い段階でサイトを公開することが日本のデジタルアーカイブに対する貢献であり、文部科学省の採択事業としての義務ではなかっただろうか。

慶應義塾大学デジタルアーカイヴリサーチセンター
http://www.darc.keio.ac.jp/
土方巽アーカイヴ
http://www.art-c.keio.ac.jp/Hijikata/
瀧口修造アーカイヴ
http://www.art-c.keio.ac.jp/Takiguchi/takiguchi-top-j.htm
・デジタル奈良絵本データベース
http://dbs.humi.keio.ac.jp/naraehon/
・HUMIプロジェクト
http://www.humi.keio.ac.jp/

小学館グループ、デジタル図典「NipponStyle.jp」を公開

小学館グループのネットアドバンスと小学館パブリッシング・サービスがデジタル図典「NipponStyle.jp」を公開した(2005-12-08)。これは知識探索支援サイトJapanKnowledgeの一環として公開されたもので、日本製の製品の画像、基本データを電子化している。製品によっては開発秘話や発売当時の広告を公開している。

・NipponStyle.jp
http://www.nipponstyle.jp/
・「日本人が創りだしてきたプロダクトに関する貴重写真と博物学的データを集積するデジタル図典「NipponStyle.jp」が公開!」(2005-12-08
http://www.nipponstyle.jp/faq/20051208.html
・株式会社ネットアドバンス
http://www.netadvance.co.jp/
・JapanKnowledge
http://www.japanknowledge.com/

国立国会図書館、2005年『カレントアウェアネス』ベストアクセス20を発表

国立国会図書館が2005年『カレントアウェアネス』ベストアクセス20を発表した(2006-01-10)。2005年の一年間でサイトへのアクセス数が多かったものをランキングにして紹介している。上位3位は小田光宏「レファレンスサービスの新しい潮流」、岸田和明「日本における情報検索技術に関する研究動向」、村上泰子「図書館と著作権問題」。

・2005年『カレントアウェアネス』ベストアクセス20
http://www.ndl.go.jp/jp/library/current/ca2005bestaccess.html
・『カレントアウェアネス
http://www.ndl.go.jp/jp/library/current/
国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、中東イスラーム研究教育プロジェクトを公開

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所が中東イスラーム研究教育プロジェクトを公開した(2005-06-01)。同プロジェクトは文部科学省特別教育研究経費によって、2005年度から始まっている。現在、サイトは教育・研究のセミナー情報などの掲載にとどまっているが、中東、イスラムに関する有力な情報源として育っていってほしい。

・中東イスラーム研究教育プロジェクト
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
http://www.aa.tufs.ac.jp/

21世紀COEプログラム「世界を先導する総合的地域研究拠点の形成」、ザンビア・フィールド・ステーションのサイトを公開

21世紀COEプログラム「世界を先導する総合的地域研究拠点の形成」がザンビア・フィールド・ステーションのサイトを公開した(2005-12-26)。現在はワークショップの案内しか掲載されていないが、今後の充実に期待したい。

ザンビア・フィールド・ステーション
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/zfs/
21世紀COEプログラム「世界を先導する総合的地域研究拠点の形成」
http://areainfo.asafas.kyoto-u.ac.jp/index_j.html

神田外語大学附属図書館、ケネス・レクスロス・コレクションを公開

神田外語大学附属図書館がケネス・レクスロス・コレクションを公開した(2005-06-07)。ケネス・レクスロス(1905〜1982)は、批評家、エッセイスト、翻訳家と多彩な顔を持つ詩人。その蔵書約15,000冊が神田外語大学附属図書館に所蔵されている。サイトではレクスロスの略年譜や来歴を紹介している。なお、コレクションの内容は同図書館のOPACから検索できる。

ケネス・レクスロス・コレクション
http://www.kuis.ac.jp/toshokan/krc/
神田外語大学附属図書館
http://www.kuis.ac.jp/toshokan/
神田外語大学附属図書館OPAC
http://library.kuis.ac.jp/jhkweb_JPN/

名古屋大学、名大の授業(名古屋大学OCW)を公開

名古屋大学が名大の授業(名古屋大学OCW)を公開した(公開日不明)。各分野の25講義について、「授業概要」「シラバス」「スケジュール」「講義ノート」「課題」「成績評価」「参考資料」「授業の工夫」が公開されている。特に「授業概要」には、動画による「1分間授業紹介」が加えられ、独自性を出している。

・名大の授業(名古屋大学OCW
http://ocw.nagoya-u.jp/
名古屋大学
http://www.nagoya-u.ac.jp/
・日本OCW連絡会
http://www.jocw.jp/