2006-10-28(Sat):
第48回人工知能学会先進的学習科学と工学研究会(SIG-ALST)「先進的なe-Learning技術」
(於・愛知県/名古屋大学)
http://risky.cs.inf.shizuoka.ac.jp/konishi/SIG-ALST/
2006-11-22(Wed)〜2006-11-23(Thu):
SFC オープンリサーチフォーラム 2006(ORF 2006)
(於・東京都/丸の内一円)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~wakita/orf/preview/
2006-11-29(Wed):
情報処理学会短期集中セミナー「Web2.0の現在と展望」
(於・東京都/東京電機大学神田キャンパス)
http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/shortseminar/2006/web2_0.html
2006-11-30(Thu)〜2006-12-01(Fri):
人工知能学会社会におけるAI研究会(SIG-SAI)第2回「知的情報支援を行う社会情報インフラの構築」
(於・東京都/松下電工)
http://ai-gakkai.iamas.ac.jp/schedule/next.html
2006-10-27(Fri):
CREST研究領域「高度メディア社会の生活情報技術」第5回公開シンポジウム
(於・東京都/丸ビルコンファレンススクエア)
http://www.media.crest.jst.go.jp/symposium.html
2006-10-03(Tue): 村井純さんに会う
とある用件で、日本のインターネットの父とすら言われる村井純さんに初めて会った。村井さんの著書『インターネット』(岩波新書、1995年)に、特に終章の「北風と太陽」に大きな衝撃を受けた自分としては感動的な一日。
・村井純さん
http://junsec.sfc.wide.ad.jp/people/JunMurai/
・『インターネット』(岩波新書、1995年)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004304164/arg-22/
2006-10-02(Mon): ネット書店とリアル書店という二分法
「メールマガジン@勁草書房」57(2006-09-30)のコラム「営業部から」に次のような記述があった。
ネット書店など新しい形の書店が生まれているなかで、多くのリアル書店はサイン会や講演会などさまざまなイベントを行い、書店という空間に付加価値をつけた店作りをして、ネット書店との差異化を図っている。
しかしネットとリアル書店が対立関係にあるかというとそうでもない。ある書店で店長さんに聞いたのだが、講演会の告知をネットで配信したら、新聞で告知をした時よりも大きな反響があり、講演会への申し込みも多かったというお話だった。
便宜的にネット書店/リアル書店という二分法を使うことはあるとは思うが、ことさらに区別する必要はないと思う。要は本を売る書店業というビジネスがあり、そこにオンラインでの展開とオフラインでの展開があるということではないだろうか。つまり(リアルをオフラインと、ネットをオンラインと、それぞれ言い換えている)、
- 書店
- リアル書店
- ネット書店
ではなく、
- 書店
- オンライン・オフライン両方で展開する書店
- オンラインから始まり、オフラインにも展開する書店
- オフラインから始まり、オンラインにも展開する書店
- オンラインだけで展開する書店(オフライン展開は未定)
- オフラインだけで展開する書店(オンライン展開は未定)
- オンライン・オフライン両方で展開する書店
という構図ではないか、ということ。
展開といってもリアル店舗を設けたり、オンライン書店を設けたり、ということに直結する必要はない。依然として印刷した紙を綴じ込むという形式は、本という商品の大勢である。Amazonのようなオンライン書店はどのように本を顧客に届けるかというオフラインでの展開が求められるし、上に引用したようにオンラインでのイベント告知が有効なこともある。要は単なるビジネスとして、オンラインだろうが、オフラインだろうが、とりうる手段をどのように使うか、というだけの話ではないだろうか。
オンライン系の書店にも、オフライン系の書店にも、いずれかに肩入れする気はない。だが、オフラインでの展開が主となっている書店には、オンライン=ネット書店=Amazonと考えることなく、もっともっと賢くウェブを活用することに力を注いでほしいと思う。
2006-10-01(Sun): 当たり前のことを伝える努力 −「亜大メルマガ総合ニュース」に学ぶ
今日配信された「亜大メルマガ総合ニュース」に同大の次期学長が選任された旨が掲載されている。
亜細亜大学・亜細亜大学短期大学部池島政広学長の任期満了に伴う次期学長として、小川春男国際関係学部教授が、7月25日開催の理事会で選任されました。任期は平成18年10月1日から平成21年9月30日までの3年間。小川新学長の略歴は次のとおりです。
(以下略)
記事はこの一本のみだが、逆に読み落とすことなく、このニュースに目を留めることができた。学長の交代は大学にとって大きなニュース。この記事単独でメールマガジンを発行した同大の広報課スタッフはセンスがよいと思う。見落としがちな大切なこととして覚えておこう。
・亜細亜大学メールマガジン
http://www.asia-u.ac.jp/mmaga.html
・亜細亜大学
http://www.asia-u.ac.jp/
2006-09-30(Sat): 旧帝大・旧制高校の街
旧帝国大学や旧制高校の存在は、その都市の発展にどのような影響を与えたのだろう?
七帝大や旧制高校のナンバースクールが置かれた街のほとんどを訪れたことがある。東京は別として他の都市には、たとえば、
・コンパクトだが、不足感のない都市。
・モダーンさを感じる洋食店や喫茶店。
・根強い支持を集める地元限定の書店。
といった類似点を感じる。最近はご当地ラーメンが盛んなのでわかりにくくなってしまったが、独特のラーメン文化があるともいえるか?(しかし、ラーメンは典型的な戦後の食文化か?) あとは地元のパン屋の腕がいいとか?
もっとも、どこも幕末まで大藩の城下町や幕府の直轄地であったという事情もあるか。元々、経済力や文化度が高かったともいえるはず。特に明確な仮説や結論を持っているわけではないのだが、最近立て続けに仙台と京都を訪れたので、旧帝大や旧制高校の存在はその地域の発展にどのようなインパクトを持ったのだろうか?と考えた次第。すでにどなたかが研究していそうなテーマだが、おススメの本があれば教えていただきたい。
*
お昼は『インターネットの思想史』、『起源のインターネット』の著者・喜多千草さんと会食。
・喜多千草さん
http://www.kansai-u.ac.jp/Fc_inf/tp/staff/s_ckita.html
・KITA LAB NET
http://www.res.kutc.kansai-u.ac.jp/~ckita/
・『インターネットの思想史』(青土社、2003年、2310円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791760212/arg-22/
・『起源のインターネット』(青土社、2005年、2520円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479176191X/arg-22/