ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版 このページをアンテナに追加 RSSフィード

"Ask not what the net can do for you - ask what you can do for the net."

インターネットの学術利用をテーマにした専門サイトACADEMIC RESOURCE GUIDEブログ版です。記事は主に以下の4点です。

1. 新着・新発見リソース - 最新の学術サイトの紹介と批評。
2. 編集日誌 - 編集長・岡本真の日誌。
3. イベントカレンダー - 順不同のイベント情報。
4. 産官学連携クリップ - ウェブ産業の産官学連携に関するニュース、講演情報等。
5. メルマガ版 - 本ブログを再編集したメールマガジンの発行情報。

New!【重要】サイト移転のお知らせ:2011年1月1日より、arg.ne.jpに移行します。過去の記事も移行済みです。本ブログ自体もアーカイブします。



好評販売中!『ブックビジネス2.0』

好評販売中!『これからホームページをつくる研究者のために』

 | 

2007-05-28 (Mon)

[][]科学技術振興機構JST)、世界科学技術関連情報を伝えるデイリーウォッチャーを公開

科学技術振興機構JST)が世界科学技術関連情報を伝えるデイリーウォッチャーを公開した(2007-05-21)。これは従来の科学技術政策ウォッチャーJST海外事務所レポートを統合したもので、土日、祝祭日を除くほぼ毎日の更新を予定しているという。元々、別個に発信するより、一本化したほうが情報が集約されると思えただけに、統合は正しい判断と思う。科学技術政策ウォッチャーJST海外事務所レポートを統合して、デイリーウォッチャーへと衣替えした形だが、JST海外事務所レポートバックナンバーを含めて公開が継続されている。良識ある判断だろう。

なお、今後の課題として、ブログの利用やRSSの配信を検討してほしい。速報性の高いニュースが多いだけに、ブログRSSで提供されるとより一層利用されるサービスとなるはずだ。

デイリーウォッチャー

http://crds.jst.go.jp/watcher/

科学技術政策ウォッチャー過去サイト

http://web.archive.org/web/*/http://crds.jst.go.jp/watcher/

JST海外事務所レポート

http://crds.jst.go.jp/kaigai/office/

科学技術振興機構JST

http://www.jst.go.jp/

[][][]新潟大学附属図書館新潟大学学術リポジトリ(Nuar)を公開

新潟大学附属図書館新潟大学学術リポジトリ(Nuar: Niigata University Academic Repository)を公開した(2007-05-17)。Nuarの読み方はニュアー。新潟県を象徴する鳥である「トキ」をモチーフにしたロゴもつくられている。使用ソフトはDSpace。現時点で約3800の研究成果が収められている。

味も素っ気もないDSpaceの画面とは別に総合案内ページが設けられている点は、リポジトリに対する理解を広げいていく上で非常に有効だろう。サイトの構築方法として、他大学にも参考にしてほしい。

総合案内

http://repository.lib.niigata-u.ac.jp/

リポジトリ本体

http://dspace.lib.niigata-u.ac.jp:8080/dspace/

総合案内のページは用語集やFAQが充実しており、これだけでも大いに役に立つだろう。ただ、「学術リポジトリとは」のページで一点気になったことがある。

学術リポジトリに登録したデータに、OAI-PMHという国際標準のプロトコルに準じて、論文を検索するための情報メタデータ)を付与します。このことにより、Googleのような検索エンジンで検索されるだけでなく、国立情報学研究所のJuNiiやミシガン大学のOAIsterなどの、全国規模、世界規模のデータベースの検索対象となり、個人のWebページで公開するよりも効果的に情報を発信できます。

・学術リポジトリとは - メリット

http://repository.lib.niigata-u.ac.jp/contents/about/index.html#l04

機関リポジトリを推進していくこと自体は、それはそれでよいのだが、研究者個人サイトをライバル視する必要はないだろう。また、機関リポジトリの仕組みは論文単位での検索には有効だが、特定の研究者の業績にアクセスする上では万全ではないはずだ。機関リポジトリは機関リポジトリとして存在すればよいし、研究者個人サイト個人サイトとして存在すればよい。両者は決して競合する関係にはない。機関リポジトリの側からすれば、論文などのコンテンツそのものは機関リポジトリに収めつつ、研究者にはそれぞれの個人サイトから機関リポジトリに収められた自著論文リンクしてもらえばいいことではないだろうか。

新潟大学学術リポジトリ(Nuar)

http://repository.lib.niigata-u.ac.jp/

・「 新潟大学学術リポジトリ(Nuar)を公開しました。」(新潟大学附属図書館2007-05-17

http://www.lib.niigata-u.ac.jp/News/nh-news-oshirase.html#070517

・「新潟大学学術リポジトリ公開について」(「新潟大学附属図書館速報」第78号、2007-05-17

http://www.lib.niigata-u.ac.jp/Publications/sokuho/sokuho078.html

新潟大学附属図書館

http://www.lib.niigata-u.ac.jp/

[][]一橋大学附属図書館一橋大学機関リポジトリHERMES-IR)を公開

一橋大学附属図書館一橋大学機関リポジトリHERMES-IR)を公開した(2007-05-01)。使用ソフトはDSpace。同時に2007年1月17日に公開された準備サイトは案内サイトへと衣替えしている。公開された一橋大学機関リポジトリHERMES-IR)は

  • Research & Education Resources
  • Special Collections

とに分かれている。Research & Education Resourcesは研究成果を、Special Collectionsは同図書館が所蔵する貴重資料を収めている。東北大学機関リポジトリ「TOUR」と同様の構成といえるだろう。

案内サイトには、「HERMES-IRの理念」が掲げられており印象的だ。

・「HERMES-IRの理念」

http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/ir/policy.html

この理念が十分な内容といえるか、そこは留保しておきたい。だが、研究者大学にとってのリポジトリメリットを述べるところで終わらず、「理念」を語ろうとする姿勢には見習うべきものがあるだろう。

HERMES-IR一橋大学機関リポジトリ)案内サイト

http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/ir/

・Research & Education Resources

http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/

・Special Collections

http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/da/

一橋大学附属図書館

http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/index_Ja.html

・「一橋大学附属図書館HERMES-IR一橋大学機関リポジトリ)準備サイトを公開」(新着・新発見リソース、2007-02-09)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070209/1170980872

・「記事が一橋大学附属図書館広報誌「BELL」に再録」(編集日誌、2007-03-19

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070322/1174517046

・「東北大学附属図書館東北大学機関リポジトリ「TOUR」を正式に公開」(新着・新発見リソース2007-03-19

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070319/1174257084

・「東北大学附属図書館東北大学機関リポジトリ「TOUR」の試行版を公開」(新着・新発見リソース2007-01-05

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070105/1167953139

[][][]労働政策研究・研修機構(JILPT)、「メールマガジン労働情報」読者アンケート調査結果を公開

労働政策研究・研修機構(JILPT)が「メールマガジン労働情報」読者アンケート調査結果を公開した(2007-04-27)。「メールマガジン労働情報」では定期的に読者アンケートを実施し、かつその結果を公表している。今回公開されたのは、2007年1月22日から3月1日にかけて実施したアンケートの結果で約2万4000人の読者のうち590人から回答を得たという。有効回答数は前年度のアンケートより微増している(552人→590人)。だが、前回も指摘したように、

回収率の低さが意味するように、回答の大部分がメールマガジンに好意的な読者によってなされてることに注意したい。今後は非回答者に対する追加調査なども必要だろう。

・「労働政策研究・研修機構、「メールマガジン労働情報」読者アンケート結果を公開」(新着・新発見リソース2006-04-16

http://d.hatena.ne.jp/arg/20060416/1145167647

現在の読者の満足度だけでなく、未購読者への訴求も重視するのであれば、異なるアンケート手法を検討すべきだろう。また、

・「国立国会図書館平成17年度利用者アンケート調査結果を公開」(新着・新発見リソース2006-02-26

http://d.hatena.ne.jp/arg/20060226/1140899164

で指摘しているが、せっかく毎年アンケート調査を行うのであれば、経年的な変化を追った分析を取り入れていってほしい。

・『メールマガジン労働情報』読者アンケート調査の結果について(今回分)

http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/enquete/

・「メールマガジン労働情報」読者アンケートの結果について(前回分)

http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/enquete/index2006.htm

メールマガジン労働情報

http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/

労働政策研究・研修機構(JILPT)

http://www.jil.go.jp/

[][][]国立情報学研究所NII)、「次世代学術コンテンツ基盤共同構築事業中間まとめ」を公開

国立情報学研究所NII)が次世代学術コンテンツ基盤共同構築事業のページで「次世代学術コンテンツ基盤共同構築事業中間まとめ」を公開した(2007-04-13)。また、これに先立って、平成18年CSI委託事業の優良事例一覧(2007-04-05)や研究開発プロジェクト一覧(2007-04-02)も公開されている。このうち、研究開発プロジェクト一覧については、

機関リポジトリに関する調査研究プロジェクトサイトが徐々に登場してきているが、この種のサイトに関する情報を一まとめにしているサイトはないものだろうか。個別には様々な検討が進んでいるのだろうが、全体としてどのような構想が描かれ、どのような展開が図られているのか。現状では、このような俯瞰図が大学図書館関係者以外にはまったくみえない状況になってはいないだろか。

・「「業績DBIRの連携」プロジェクトサイトを公開」(新着・新発見リソース、2007-03-16)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070316/1173978190

と述べていただけにうれしいコンテンツだ。

・「次世代学術コンテンツ基盤共同構築事業中間まとめ」【PDF

http://www.nii.ac.jp/irp/info/2006/CSIH18report.pdf

平成18年CSI委託事業の優良事例一覧

http://www.nii.ac.jp/irp/info/2006.html

研究開発プロジェクト一覧

http://www.nii.ac.jp/irp/info/rd.html

・次世代学術コンテンツ基盤共同構築事業

http://www.nii.ac.jp/irp/

国立情報学研究所NII

http://www.nii.ac.jp/

[][]京都府総合資料館、デジタル展覧会「先人達京都研究」を公開

京都府総合資料館がデジタル展覧会「先人達京都研究」を公開した(2007-04-10)。これは2007年2月17日から3月25日にかけて同館で開催された展示会の内容を電子化したもので、

  1. 江戸時代京都研究
  2. 近代の京都研究
  3. 京都研究をめぐる人々

の3部で構成されている。この3テーマごとに同館が所蔵する資料が画像で紹介され、解説が付されている。一つの資料から前後の展示資料に移動するリンク(「前の資料へ」「次の資料へ」)が設けられている点がすばらしい。

デジタル展覧会「先人達京都研究

http://www.pref.kyoto.jp/dezi/

企画展「先人達京都研究

http://www.pref.kyoto.jp/shiryokan/tenrankai.html

京都府総合資料館

http://www.pref.kyoto.jp/shiryokan/

[][]東京大学東洋文化研究所、雙紅堂文庫全文影像資料庫(小説類)を公開

東京大学東洋文化研究所が運営するアジア古籍電子図書館で雙紅堂文庫全文影像資料庫(小説類)が公開された(2007-03-30)。雙紅堂文庫は新明解漢和辞典を編纂した長澤規矩也さんが所蔵していた中国明清代の小説戯曲を収めている。約550部(約3000冊)の所蔵資料のうち、今回電子化されたのは小説を中心とした約190部(約1200冊)。

すばらしい資料だが、使い勝手の上で一つだけ残念な点がある。資料を開くとき別ウインドウが立ち上がるが、アドレスバーが表示されずURLがわからない。これではせっかくの資料に直接リンクしにくくなってしまう。わずかなことのようだが、資料が幅広く活用されるかどうかに関わってくるだろう。この点はぜひ見直してほしい。

・雙紅堂文庫全文影像資料庫(小説類)

http://hong.ioc.u-tokyo.ac.jp/

アジア古籍電子図書館

http://imglib.ioc.u-tokyo.ac.jp/

東京大学東洋文化研究所

http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/

・「アジア古籍電子図書館に全文データベースを追加しました」(東京大学東洋文化研究所図書室、2007-03-30

http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~library/news/sokodo_tsuika.html

[][]国立国会図書館のCurrent Awareness Portal、公開1周年

国立国会図書館のCurrent Awareness Portalが公開1周年を迎えた(2007-03-28)。一連の取り組みは、

・筑木一郎「図書館ニュースを届ける:カレントアウェアネス-Eの編集経験とカレントアウェアネス-Rへの道のり」(本誌第251号、2006-08-06

http://blog.mag2.com/m/log/0000005669/107562655.html

上田貴雪、村上浩介、筑木一郎「図書館の「いま」をどのように伝えるか−国立国会図書館の「Current Awareness Portal」の試み」(「情報管理」49-5、2006-08-01

http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/49/5/49_236/_article/-char/ja

に詳しいが、これだけの取り組みを1年間継続してきたことをまず讃えたい。特に「カレントアウェアネス-R」は、この1年で代表的なニュースサイトに成長している。ニュースの速報性と網羅性においては、圧倒的な存在になっている。今後は「カレントアウェアネス-R」で速報したニュースがどのように受けとめられているのか、つまり評判情報を取り込んでいってほしい。トラックバックの受付やブログ検索エンジン活用で、これらの課題は実現できると思われる。ぜひ引き続き積極的な取り組みをお願いしたい。

・Current Awareness Portal

http://www.dap.ndl.go.jp/ca/

・「当サイト試験公開から1周年!」

http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car0/index.php?p=33

国立国会図書館

http://www.ndl.go.jp/

[][]森林総合研究所インドネシアカミキリムシ画像データベースを公開

森林総合研究所インドネシアカミキリムシ画像データベースを公開した(2007-03-26)。インドネシアカリマンタンにあるブキットバンキライの森林に生息するカミキリムシのうち、1999年から2001年にかけての調査で確認された約470種の画像を収録している。生態サムネイル、標本サムネイル、種名リスト、属名から検索できるが、データベースにはFilemakerが用いられているらしく、安定性に欠けており、時折、検索できないことがある。

インドネシアカミキリムシ画像データベース

http://150.26.105.86/I-longicorn/

森林総合研究所

http://www.ffpri.affrc.go.jp/index-j.html

[][]追手門学院大学附属図書館宮本輝ミュージアムのサイトを公開

追手門学院大学附属図書館宮本輝ミュージアムのサイトを公開している(公開日不明)。いつ公開されたかは不明だが、以前は図書館サイト上でのごく簡易な紹介にとどまっていた。とはいえ、新しいサイトコンテンツは、館内紹介などに限られている。ぜひ所蔵資料をデータベース化していってほしい。

宮本輝ミュージアム

http://www.oullib.otemon.ac.jp/lib/teru/

追手門学院大学附属図書館

http://www.oullib.otemon.ac.jp/lib/

[][][]参議院参議院60周年のページを公開

参議院参議院60周年のページを公開している(公開日不明)。参議院改革のように今日の関心に応えるコンテンツが多いが、歴代議員一覧など、資料類も多数提供されている。特に「国務大臣の演説及び質疑一覧」は参議院でどのような国会論戦があったかを伝える良い資料だろう。それだけに紹介されている様々な質疑から国会会議録の当該箇所にリンクしていないのが残念だ。ここからすぐに会議録に移動できると、参議院でどのような論戦が交わされたきたのか、どれほど雄弁に語れることだろうか。

参議院60周年

http://www.sangiin.go.jp/japanese/san60/

参議院

http://www.sangiin.go.jp/

 |