嘉悦大学、kaetsu.tv「加藤寛の怒るな働け!」を公開(2008-08-11)

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嘉悦大学がkaetsu.tv「加藤寛の怒るな働け!」を公開した(2008-08-11)。

・kaetsu.tv「加藤寛の怒るな働け!」
http://blog.livedoor.jp/kaetsutv/
・「え?消費税増税??ぷぷ!バカだなー。」(kaetsu.tv「加藤寛の怒るな働け!」、2008-08-11)
http://blog.livedoor.jp/kaetsutv/archives/28569.html
嘉悦大学
http://www.kaetsu.ac.jp/

J-CASTニュースで取り上げられ、さらにこのニュースがYahoo!ニュースのトピックスに掲載されたため、すでにこの話題を知っている方が多いだろう。

・「「ユーチューブ入試」や「ニコ動講話」 大学で「動画サイト」活用広がる」(J-CASTニュース、2008-09-23)
http://www.j-cast.com/2008/09/23027018.html

反響が大きかったようで、嘉悦大学でも

・「J-CASTニュースにて 「カトカンのニコニコ動画」が取り上げられました」(嘉悦大学2008-09-29
http://www.kaetsu.ac.jp/news/08-09-29-2.html

を公開している。なお、嘉悦大学の動画投稿サイト活用は今回が初めてではなく、2008年03月29日には、

YouTube - KaetsuUniversityのチャンネル
http://jp.youtube.com/user/KaetsuUniversity

を公開している。また、2007年には、

・「ソフト購入費ゼロ、嘉悦大学OSSでITインフラ構築」(@IT、2007-10-15)
http://www.atmarkit.co.jp/news/200710/15/oss.html

という報道があるなど、大学の広報サイトの構築では先駆的な位置にいる大学であることにも注意しておきたい。

・「ニコニコ動画で大学広報」(Clear Consideration(大学職員の教育分析)、2008-09-09)
http://d.hatena.ne.jp/high190/20080909/p1
・「動画投稿サイトで大学をPR(3):ついにニコニコ動画を広報に活用する大学が登場」(大学プロデューサーズ・ノート【早稲田塾】、2008-09-15)
http://www.wasedajuku.com/wasemaga/unipro-note/2008/09/pr3.html

慶應義塾大学メディアセンター、サイトをリニューアル(2008-08-01)

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慶應義塾大学メディアセンターがサイトをリニューアルした(2008-08-01)。

慶應義塾大学メディアセンター
http://www.lib.keio.ac.jp/
慶應義塾大学メディアセンターの過去のサイト
http://web.archive.org/web/*/http://www.lib.keio.ac.jp/

リニューアルの主旨が、

・「本サイトのリニューアル公開について」(2008-08-01
http://www.lib.keio.ac.jp/info/index.php#125

で、

  1. 本サイトの位置づけ
  2. コンセプト
  3. 構成・機能

の3点に分けて明確に語られている。それによれば、今回のリニューアルでは「メディアセンター中期計画2006-2010」に掲げた「「来館型と非来館型双方の図書館利用要求に応えることができる複合型のサービス基盤」の一つとして」の「全メディアセンター横断的なポータルサイト」を構築したという。確かに過去のサイトと見比べると、このねらいは見事に達成されているといえるだろう。サイトのリニューアルを考えている図書館にとって、非常に良い手本と思う。

ただ、残念なのは「お知らせ」の位置が下がり過ぎ、ノートパソコンなど、モニターのサイズが小さいパソコンの場合、その存在に気づかないことだ。「お知らせ」のRSS配信を始めたこともあり、サイト上での「お知らせ」の地位が相対的に下がったという判断があるのかもしれない。だが、直近のニュース1本だけでもトップページの上部に表示するという方法もあるのではないか。

東京大学政策ビジョン研究センター、サイトを公開(2008-10-01)

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東京大学政策ビジョン研究センターがサイトを公開した(2008-10-01)。

東京大学政策ビジョン研究センター
http://pari.u-tokyo.ac.jp/
東京大学
http://www.u-tokyo.ac.jp/

同センターは総長室直属のシンクタンクとして設置された機関。現在はコラム等のコンテンツがわずかばかり存在するだけだが、徐々に積極的な情報発信がされていくものと期待したい。

科学技術振興機構(JST)、「情報管理Web」利用者アンケートを開始(2008-10-01)

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科学技術振興機構JST)が「情報管理Web」利用者アンケートを開始した(2008-10-01)。

・「情報管理Web」利用者アンケート調査へのご協力のお願い
http://www.johokanri.jp/enquete/
・情報管理Web
http://www.johokanri.jp/
科学技術振興機構JST
http://www.jst.go.jp/

2007年12月に公開された情報管理Webにとって初めての試みとなる今回のアンケートでは、9の設問があり、回答所要時間は約5分とされている。なお、実施期間は2008年11月30日(日)まで。科学技術振興機構JST)には、国立情報学研究所(NII)がCiNiiのサービスに関するアンケートで実施しているのと同じように、ぜひ今回のアンケートの結果を公開してほしい。

・「科学技術振興機構JST)、情報管理Webのニュース(ベータ版)を公開」(新着・新発見リソース、2007-12-30)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20071230/1199024131

国立情報学研究所(NII)、CiNiiのサービスに関するアンケートを開始(2008-09-29)

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国立情報学研究所(NII)がCiNiiのサービスに関するアンケートを開始した(2008-09-29)。

・CiNiiのサービスに関するアンケート
https://cattools.nii.ac.jp/cgi-bin/enq/enquete.cgi/cinii2008/
・CiNii
http://ci.nii.ac.jp/
国立情報学研究所(NII)
http://www.nii.ac.jp/

このアンケートは2006年以来、毎年継続して行われており、3回目となる今回は約15の設問がある。アンケートの実施期間は2008年10月29日(水)まで。国立情報学研究所(NII)では過去2回とも、アンケート結果を公表し、

・CiNiiのサービスに関するアンケート - 平成19年の結果
http://ci.nii.ac.jp/cinii/pages/enquete/cinii2007/result.html
・CiNiiのサービスに関するアンケート - 平成18年の結果
http://ci.nii.ac.jp/cinii/pages/enquete/cinii2006/result.html

かつ、アンケートで挙げられた課題や要望にも着実に対応している。ぜひ、多くの方に協力してほしい。また、国立情報学研究所(NII)には、結果公開にあたって今回は例年より一歩進んでほしい。具体的には過去の調査との時系列的な変化を含む形で調査結果をまとめてほしいのだ。個人的に前回結果と前々回結果の比較をまとめてはいるが、やはりCiNiiの今後を論じていく上での基本資料であるだけに、アンケートの実施機関に誰もが参照できるデータをまとめてほしい。

・「国立情報学研究所(NII)、CiNiiのサービスに関するアンケートを実施」(新着・新発見リソース、2007-11-11)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20071111/1194793216
・「国立情報学研究所(NII)、CiNiiのサービスに関するアンケート結果概要を公開」(新着・新発見リソース、2006-11-24
http://d.hatena.ne.jp/arg/20061124/1164312166

徳島県立文書館、「幻の城下町徳島−失われた城下町へタイムスリップ」を公開(2008-09-26)

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徳島県立文書館が「幻の城下町徳島−失われた城下町へタイムスリップ」を公開した(2008-09-26)。

・幻の城下町徳島−失われた城下町へタイムスリップ
http://www.archiv.tokushima-ec.ed.jp/jyoukamati1/
徳島県立文書館
http://www.archiv.tokushima-ec.ed.jp/

1945年7月の空襲によって失われたかつての城下町の街並みを追体験できる。貴重な試みではあるが、現在の地図から過去に遡れるような仕掛けをもっと盛り込んでほしかった。なお、閲覧にはZOOMAViewerのインストールが必要になるのだが、関連する説明を盛り込んだ

・初めての方はこちらへ
http://www.archiv.tokushima-ec.ed.jp/jyoukamati1/howto.html

がよくできている。お手本としたい内容だ。また、作成にあたっての協力者の名前が明記されている。

・「徳島の城下町をネットで再現 県立文書館HPで近く公開」(徳島新聞、2008-09-15)
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_122144235404&v=&vm=1
・「徳島の城下町をネットで再現 県立文書館HPで近く公開」(Daily Searchivist、2008-09-27)
http://d.hatena.ne.jp/searchivist/20080927#p2

労働政策研究・研修機構(JILPT)、キャリアマトリックスをリニューアル(2008-09-29)

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労働政策研究・研修機構(JILPT)がキャリアマトリックスをリニューアルした(2008-09-29)。

・キャリアマトリックス
http://cmx.vrsys.net/TOP/
・キャリアマトリックスの過去のサイト
http://web.archive.org/web/*/http://cmx.vrsys.net/TOP/
・「総合的職業情報データベース「キャリアマトリックス」新版公開−最大級の職業情報データベースと関係ツール群」(労働政策研究・研修機構(JILPT)、2008-09-26)【PDF】
http://www.jil.go.jp/press/documents/20080926.pdf
労働政策研究・研修機構(JILPT)
http://www.jil.go.jp/

今回のリニューアルではインターフェースが部分的に改善されたほか、

  • 若者向けの機能として
    1. 「職業ギャラリー」(職業をフォトギャラリーのように
    2. 「ジョブタウン」(仮想の街を画面に表示しそこで職業
  • 人事担当者向けの機能として
    1. 「人材採用支援システム:職務要件の作成」の追加
    2. 「人材開発シミュレーション:職種転換の検討」の追加

が行われている。

・「キャリアマトリックスはもう一工夫」(編集日誌、2008-08-14
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080817/1218953272
・「労働政策研究・研修機構(JILPT)、総合的職業情報データベース「キャリアマトリックス」を公開(2006-09-04)」(新着・新発見リソース、2006-10-17
http://d.hatena.ne.jp/arg/20061017/1161018873

国立女性教育会館(NWEC)、女性関連施設データベースをリニューアル(2008-09-26)

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国立女性教育会館NWEC)が女性関連施設データベースをリニューアルした(2008-09-26)。

・女性関連施設データベース
http://winet.nwec.jp/sisetu/
・女性関連施設データベースの過去のサイト
http://web.archive.org/web/*/http://winet.nwec.jp/sisetu/
・「「女性関連施設データベース」リニューアルのお知らせ」(国立女性教育会館NWEC)、2008-09-26)
http://www.nwec.jp/jp/portal/page02.html
国立女性教育会館NWEC
http://www.nwec.jp/

同会館のお知らせによれば、

  1. 各画面のデザインの一新
  2. 「施設概要データ」への「地図を表示」ボタンの設置(Googleマップへのリンク)
  3. データ項目の新規追加

などを行ったという。現時点で約600の女性関連施設の情報を検索できるようになっている。

女性関連施設データベースについては、2007年7月に検索画面をリニューアルした際にも言及しているが、

・「国立女性教育会館NWEC)、女性関連施設データベースの検索画面をリニューアル(2007-07-25)」(新着・新発見リソース、2007-08-13
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070813/1186932271

やはり、使い勝手の面での課題を感じる。特に理解に苦しむのが「検索」ボタンがキーワードの入力欄の上にあることだ。利用者はキーワードを入力してから「検索ボタン」を押すわけで、現状では利用者の動きに逆流する配置になっている。

また、検索結果の見栄えと精度にも課題が多い。検索結果では施設単位でまとまってはいるものの、施設の情報とその施設が実施する事業の情報が一緒に表示されるので、非常に見にくい。たとえば、「女性史」で検索すると、

と表示される(見出し部分以外は冗長になるので削除している)。とにかく冗長であり、検索結果が見づらくなっている。また、上の例では、

のページには「女性史」というキーワードは含まれていない。つまり、検索精度にも問題がある。その他、細かな点を挙げればきりがないが、一度専門的な知識を持った上でリニューアルを企画するよう勧めたい。

アジア歴史資料センター、JPEG 2000資料を試験公開(2008-09-22)

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国立公文書館アジア歴史資料センターJPEG 2000資料を試験公開した(2008-09-22)。

アジア歴史資料センター
http://www.jacar.go.jp/
JPEG2000資料の試験公開について
http://www.jacar.go.jp/news.html#20080922
国立公文書館
http://www.archives.go.jp/

アジア歴史資料センターでは、これまで資料をDjVu形式とJPEG形式で公開しているが、今回テスト的に一部資料につきJPEG 2000形式が追加された。JPEG 2000形式はJPEG以上の高精彩の画像圧縮方式。閲覧にはJuGeMu Playerプラグインのインストールが必要となる。今回JPEG 2000の画像が追加されたのは、

国立公文書館 > 内閣 > 帝国議会委員会議事録

に登録されている「第10回帝国議会委員会議録・衆議院 予算、法律案、建議」から「第74回帝国議会委員会議録・衆議院(B-7)法律案四」までで、当該の資料を開くとページ右上にJPEG 2008形式の画像の存在を示すアイコンが表示される。

なお、アジア歴史資料センターのサイトでは、「JPEG2000」と表記されているが、「JPEG 2000」とスペースを入れるのが正しい表記のようだ。

JPEG committee - JPEG 2000
http://www.jpeg.org/jpeg2000/

2008-10-19(Sun): 当面の予定(11月中)−奈良、京都、神戸、横浜

断片的に日誌で紹介している当面の予定をまとめておきます。

2008-11-01(Sat):
大学出版部協会編集部会秋季研修会「インターネットの学術利用と学術出版の未来」
(於・奈良県男女共同参画センター「あすなら」)
http://www.ajup-net.com/

一般には非公開のようです。研修会は前日から開催のため10月31日(金)から奈良に行っています。11月1日(土)は午前中で講演を終え、夕方には京都に出て夜半に帰京します。夕方以降、京都でお目にかかれる方がいらっしゃればご連絡ください。

2008-11-11(Tue):
同志社大学図書館講習会「ウェブ情報の効果的利用法−検索エンジンからウェブを理解する」
(於・京都府同志社大学図書館)
http://www.doshisha.ac.jp/library/skillup/

午前中に今出川キャンパスで、午後に京田辺キャンパスで講師を務めます。同志社大学の教員の方々は、ぜひ学生に受講を勧めていただけますでしょうか。11月11日(火)は京都に宿泊しますので、夕方以降、京都でお目にかかれる方がいらっしゃればご連絡ください。

この翌日は神戸に移動し、

2008-11-12(Wed):
神戸芸術工科大学「新しい時代の図書館研究会」(仮称)第1回研究交流会「Web2.0時代の図書館の情報発信」
(於・兵庫県神戸芸術工科大学
http://www.kobe-du.ac.jp/details.php?i=1445&u=%2Findex.html

で「大学の環境・資産を活かすために−ウェブ全盛期における図書館の歩む道」と題して講演します。当日11月12日(水)は神戸に宿泊し、翌11月13日(木)の夕方に帰京します。それまでは空いていますので、京阪神地区でお目にかかれる方はご連絡ください。

その後は11月下旬の第10回図書館総合展

2008-11-26(Wed):
第10回図書館総合展 - Library of the Year 2008
(於・神奈川県/パシフィコ横浜
http://www.iri-net.org/loy/loy2008.html

第二部で審査員を務めます。当日は総合展全体の懇親会があるらしいので、Library of the Year 2008の終了後はそちらに移動していると思います。

2008-11-27(Thu):
第10回図書館総合展 - 私の理想の図書館−丸善ライブラリーニュースアドバイザーの集い(公開編集会議)
(於・神奈川県/パシフィコ横浜
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081006/1223225219

司会を務めます。発表者を募集していますので、ぜひご参加ください。

2008-11-28(Fri):
第2回ARGカフェ&ARGフェスト
(於・神奈川県/パシフィコ横浜
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081006/1223294889

引き続き参加受付中です。ライトニングトークはすでに6名の登壇者が決定しています。