2009-09-18(Fri):
インフォコムプライベートセミナー2009「図書館とアーカイブをつなぐ架け橋“MLA”」(京都会場)
(於・京都府/キャンパスプラザ京都)
http://www.infocom.co.jp/cone_new_jp/info/event/index.html#09081301
2009-09-18(Fri):
コンピュータ産業研究会(第144回)「クラウドコンピューティングへ向けた技術革新・相互運用性と制度的課題」(楠正憲)
(於・東京都/東京大学ものづくり経営研究センター)
http://www.gbrc.jp/workshop/consan.html
2009-09-19(Sat):
学校図書館活用教育フォーラム「持続可能な未来をひらく子どもたちの読書と言葉の力とは?」
(於・東京都/東京学芸大学)
http://katsuji.yomiuri.co.jp/event/other/20090908.htm
2009-09-25(Fri):
情報処理学会 デジタルドキュメント研究会(SigDD)第73回研究会「文書情報の構造化とその活用、および一般」
(於・東京都/東京大学 本郷キャンパス)
http://sigdd.sakura.ne.jp/
2009-10-15(Thu):
2009 言語資源シンポジウム「言語・音声データの学術利用に向けて」
(於・東京都/学術総合センター)
http://research.nii.ac.jp/src/symp/
2009-10-19(Mon)〜2009-10-21(Wed):
第12回情報論的学習理論ワークショップ(IBIS 2009)
(於・福岡県/九州大学医学部 百年講堂)
http://ibis-workshop.org/2009/
2009-10-20(Tue):
情報アクセスシンポジウム(IAS)2009
(於・北海道/北海道大学)
http://www.ipsj.or.jp/katsudou/sig/sighp/fi/cfp/IAS2009/
2009-11-12(Thu)〜2009-11-13(Fri):
ハイパーネットワーク 2009 別府湾会議
(於・大分県/別府湾ロイヤルホテル)
http://www.hyper.or.jp/bbc2009/
きざしカンパニーの稲垣陽一さん、ニューズウォッチの金田直之さん、情報アクセスシンポジウム(IAS)2009で講演予定(2009-10-20)
稲垣さんはきざしカンパニーの代表取締役専務、金田さんはニューズウォッチの代表取締役。それぞれの招待講演とパネル討論「学界と産業界から見た情報アクセス技術の今後」に登場予定。情報アクセスシンポジウム(IAS)2009は10月20日(火)に北海道大学で開催。
・情報アクセスシンポジウム(IAS)2009
http://www.ipsj.or.jp/katsudou/sig/sighp/fi/cfp/IAS2009/
・きざしカンパニー
http://www.kizasi.co.jp/
・ニューズウオッチ
http://www.newswatch.co.jp/company/
国文学研究資料館、3種のデータベースを公開(2008-12-15)
国文学研究資料館が電子資料館で地下家伝・芳賀人名辞典データベース、伝記解題データベース、日本文学国際共同研究データベースを公開した(2008-12-15)。
・地下家伝・芳賀人名辞典データベース
http://base1.nijl.ac.jp/infolib/meta_pub/CKDDefault.exe?DB_ID=G0035938ZigeHaga&GRP_ID=G0035938&DEF_XSL=default&IS_TYPE=csv&IS_STYLE=default
・伝記解題データベース
http://base1.nijl.ac.jp/infolib/meta_pub/DNKDefault.exe?DB_ID=G0035938denki&GRP_ID=G0035938&DEF_XSL=default&IS_TYPE=csv&IS_STYLE=default
・日本文学国際共同研究データベース
http://base1.nijl.ac.jp/~kokusai/icjs.html
・国文学研究資料館 電子資料館
http://www.nijl.ac.jp/contents/d_library/
・国文学研究資料館
http://www.nijl.ac.jp/
地下家伝・芳賀人名辞典データベースと伝記解題データベースについて言えば、もちろん専門家には有用なデータベースなのだが、このインターフェースでは、一般の利用者の元に届かない。そもそも「地下家伝・芳賀人名」や「伝記解題」の意味するところがわからないので、初めてこれらのデータベースを訪れた利用者は、ここで何ができるのか、どんな検索キーワードを入れればいいのか、まず見当がつかないだろう。同資料館が情報を提供している
・人間文化研究機構 データベース台帳 171(古典学統合百科データベース(伝記解題, 地下家伝・芳賀人名辞典))
http://www.nihu.jp/property/data/175.html
では、
【芳賀人名・地下家伝】日本の古典研究に関わる人物情報をデータベース化。現在、芳賀矢一(1867-1927)編『日本人名辞典』(1914)と[三上景文著; 正宗敦夫 (1881-1958)編纂校訂『地下家伝』(日本古典全集刊行会 ,1937.9-1938.8)6冊をデータベース化したものを搭載。 歴史人物画像データベースにもリンク。
【伝記解題】当館所蔵の典籍やマイクロフィルムに収載される人物伝・人物叢伝の内容の解題と、どんな人物が収載されているかをデータベース化。
ときちんと説明がなされている。なぜ、同じことをデータベースそのものにわかりやすく明記しないのだろうか。
同時に公開された日本文学国際共同研究データベースは、非常に大規模なもので、
- 画像データベース
- 新奈良絵本画像データベース(翻刻付)
- イタリア論文データベース
- 日本文学・日本学データベース(翻訳本等)
- イタリア語に翻訳された日本文学
- イタリア論文データベース
- フランス語に翻訳された日本文学(SFEJ)
- フランス語に翻訳された日本文学(Francine HERAIL編)
- フランス語に翻訳された漫画
- 日本学研究データベース(SFEJ)〔フランス〕
- 日本学研究データベース(Francine HERAIL編)〔フランス〕
- 日本学研究データベース(Patrick Beillevire編)〔フランス〕
- 日本学論文・翻訳データベース(Patrick Beillevire編)〔フランス〕
- 日本学研究データベース〔インド〕
- 研究者・大学等研究機関データベース
- 韓国日本学総覧(研究者編)
と、13のデータベースが公開され、日本文学・日本学データベース(翻訳本等)の1つとして、サレジオ大学マリオ・マレガ文庫所蔵日本書籍目録が公開予定となっている。
ただ、これも一つ残念であり、またユニークとも言えるのが、英語版への誘導を図るアイコンが「English ユニオンジャック 星条旗」という並びになっていることだ。これまでも散々言及してきていることだが、言語と国家とは別の次元の事柄だ。英語という世界各地ですでに母語として使われている言語を象徴するのに、イギリスやアメリカの国旗を用いることは、学問的な姿勢ではない。このような不見識なアイコン使用が、よりにもよって日本文学国際共同研究データベースでされているのは、もはやブラックユーモアの域に達してはいないか。すでにこの状態で8ヶ月以上公開されてきたのだと思うと、残念な限りだが、改めるのに遅いことはない。ぜひ、すぐに見直してほしい。
・「ささいだけど大切なこと−英語版のアイコンをめぐって」(編集日誌、2007-09-09)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070909/1189347649
国文学研究資料館、館蔵神社明細帳データベースを公開(2009-01-06)
国文学研究資料館が館蔵神社明細帳データベースを公開した(2009-01-06)。
・館蔵神社明細帳データベース
http://base1.nijl.ac.jp/infolib/meta_pub/JNJDefault.exe?DB_ID=G0036054jinjya&GRP_ID=G0036054&DEF_XSL=default&IS_TYPE=csv&IS_STYLE=default
・国文学研究資料館 電子資料館
http://www.nijl.ac.jp/contents/d_library/
・国文学研究資料館
http://www.nijl.ac.jp/
神社明細帳とは、地域や格式、あるいは神社ごとに由来や社殿等を情報をまとめた記録のこと。サイト上に明記されていないので、詳細不明だが、データベースの名称からすると、国文学研究資料館が所蔵する神社明細帳を検索できるようだ。
国文学研究資料館、マイクロ/デジタル資料・和古書所蔵目録とコーニツキー版欧州所在日本古書総合目録で画像を公開(2009-03-03)
国文学研究資料館がマイクロ/デジタル資料・和古書所蔵目録とコーニツキー版欧州所在日本古書総合目録で画像を公開した(2009-03-03)。
・マイクロ/デジタル資料・和古書所蔵目録
http://base1.nijl.ac.jp/~micro/about.html
・コーニツキー版欧州所在日本古書総合目録
http://base1.nijl.ac.jp/~oushu/
・国文学研究資料館 電子資料館
http://www.nijl.ac.jp/contents/d_library/
・国文学研究資料館
http://www.nijl.ac.jp/
マイクロ/デジタル資料・和古書所蔵目録は、同資料館が「作成している古典籍の目録データベースの内、当館が所蔵しているマイクロ/デジタル資料と和古書の目録データベース」、コーニツキー版欧州所在日本古書総合目録は、「欧州各国の大学図書館・市立図書館・美術館・博物館等に所蔵されている、「日本の和装本」」の目録。前者では、ページの左側のメニューにある「館蔵貴重書画像一覧」「館蔵和古書画像一覧」から、後者では同じく左側メニューの一番下にある「画像一覧(Images)」から、デジタル化された画像を閲覧できる。いずれのデータベースでもデジタル化された画像はJPEGとJPEG2000の両方のファイルが提供されている。
京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター、伝音アーカイブズで「画像資料にきく「祇園囃子」」を公開(2009-03-10)
京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターが伝音アーカイブズで「画像資料にきく「祇園囃子」」を公開した(2009-03-10)。
・画像資料にきく「祇園囃子」
http://venus.kcua.ac.jp/databases/zuzou_gionbayashi/
・伝音アーカイブズ
http://w3.kcua.ac.jp/jtm/archives/
・京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター
http://w3.kcua.ac.jp/jtm/
これは、「洛中洛外図」や「祇園祭礼図」といった京都の風俗を伝える画像資料から、祇園祭りの様子を伝える情景を読み取ったもので、たとえば、有名な「洛中洛外図屏風(上杉家本」からは、
長刀鉾(羯鼓稚児〔腕を左右にひろげ、バチを八の字に、やや後ろ〕、束髪の女性か〔正面〕、赤熊〔正面〕2、太鼓持ち・太鼓打ち〔後方、束髪の女性か〕、笛2)[右隻第2扇中]、蟷螂山(御所車は山舞台の上)、四条笠鉾・風流拍子物(棒振り〔棒を空中に放り上げ、赤熊〕、太鼓持ち・太鼓打ち〔太鼓持ち太鼓を右側にふり、左足を前にだす、太鼓打ち右足をあげる、鬼面か、赤熊〕、小鼓〔折れ烏帽子〕、御幣担ぎ〔折れ烏帽子〕4)、函谷鉾(赤熊〔前方〕、束髪の女性か〔後方〕 2)、白楽天山、鶏鉾(赤熊〔前方〕、束髪の女性か〔後方〕2)、岩戸山、船鉾[以上、右隻第3扇中〜下]
http://venus.kcua.ac.jp/databases/zuzou_gionbayashi/browserecord.php?-action=browse&-recid=10
といった情報が読み取られている。現状ではやむを得ないのだろうが、将来的には、
・文化遺産オンライン
http://bunka.nii.ac.jp/
・国指定文化財 データベース
http://www.bunka.go.jp/bsys/
といったデータベースと連携していくと、より有用になるだろう。いずれにしても大変な労作だ。
ちなみに、このデータベースは、田井竜一さんを研究代表者とする
・共同研究「祇園囃子の源流に関する研究」(2004年度〜2006年度)
http://w3.kcua.ac.jp/jtm/activities/project/past/gionbayashi2004.html
http://w3.kcua.ac.jp/jtm/activities/project/past/gionbayashi2005.html
http://w3.kcua.ac.jp/jtm/activities/project/past/gionbayashi2006.html
と連動し、その成果として作成されている。上記の共同研究の成果報告にもぜひ目を通してほしい。一つのデータベースができあがるまでの、研究の長さがうかがえるだろう。
・田井竜一
http://kcua.ac.jp/jtm/outline/researchers/tai.html
なお、凡例のページには、「webサイト版の作成にあたっては上田学、竹内有一、東正子の各氏に多大なご尽力をいただきました」と謝辞が記されている。ウェブ公開にあたっての貢献者をねぎらう姿勢にも学びたい。
・「京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター、祇園囃子アーカイブズを公開(2006-07-14)」(新着・新発見リソース、2006-10-08)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20061008/1160246597
・「京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター、「能の地拍子研究文献目録 単行本の部」を公開(2006-05-11)」(新着・新発見リソース、2006-10-08)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20061008/1160246602
・「京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター、SPレコードデジタルアーカイブを公開(2007-12-21)」(新着・新発見リソース、2008-11-16)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081116/1226797229
・「京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター、伝音アーカイブズで「音楽文化新聞 記事索引」を公開(2008-02-07)」(新着・新発見リソース、2008-11-16)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081116/1226799184
海洋研究開発機構(JAMSTEC)、「しんかい6500」のブログパーツを公開(2009-04-13)
海洋研究開発機構(JAMSTEC)が潜水調査船「しんかい6500」のブログパーツを公開した(2009-04-13)。
・JAMSTECブログパーツ
http://www.jamstec.go.jp/j/museum/blogparts/
・しんかい6500
http://www.jamstec.go.jp/j/about/equipment/ships/shinkai6500.html
・海洋研究開発機構(JAMSTEC)
http://www.jamstec.go.jp/
同機構はすでに2009年2月に地球深部探査船「ちきゅう」のブログパーツを公開しているが、今回公開された「しんかい6500」のブログパーツは、これと同じく「しんかい6500」をデザインした時計というもの。
・「海洋研究開発機構(JAMSTEC)、JAMSTECブログパーツを公開(2009-02-04)」(新着・新発見リソース、2009-04-05)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090405/1238922070
で、「同機構の場合、各地を航行している調査船があるのでその航路を地図上に表示したり、各種の観測情報を配信するようなブログパーツのほうが人気が出るのではないだろうか」と書いたことを考えると、これはいささか残念。特に、9月にTBSの科学系番組「飛び出せ!科学くん」で、しょこたんこと中川翔子さんが実際に「しんかい6500」に乗り込み、海底に向かう様子が放映されることを考えると、一見単調であっても「しんかい6500」の現在位置や潜航深度を表示するブログパーツをつくれば、相当利用されたのではないだろうか。
・TBS「飛び出せ!科学くん」
http://www.tbs.co.jp/jump_kagaku/
・「ナガヅエエソ」(しょこたんぶろぐ、2009-08-05)
http://ameblo.jp/nakagawa-shoko/entry-10314257911.html
大阪教育大学附属図書館、デジタルコレクションを公開(2009-04-01)
大阪教育大学附属図書館が所蔵する掛図と古地図を収めたデジタルコレクションを公開した(2009-04-01)。
・大阪教育大学附属図書館デジタルコレクション
http://ir.lib.osaka-kyoiku.ac.jp/digital-collection/
・大阪教育大学附属図書館
http://www.lib.osaka-kyoiku.ac.jp/
掛図は主に教育用途に収集されたもので、「日本歴代風俗掛図、歴史科教授用参考掛図」と題して所蔵する300幅超の掛図のうち18点が、古地図は大阪の地図を中心に35点が、それぞれデジタル化され公開されている。
非常に優れたコレクションなのだが、一点気になるのが、ページの左にある注意書きに「リンクは禁止します」と書かれていることだ。どういう意図・意味なのかがよくわからないが、いずれにしてもインターネットで公開する以上、リンク禁止という規定に意味はない。もし、リンクされることを望まないのなら、そもそもそのようなコンテンツをインターネットで公開してはいけない。
・「京都大学附属図書館、京都大学所蔵近代教育掛図を公開(2007-02-05)」(新着・新発見リソース、2007-01-16)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070216/1171553340
・「京都大学附属図書館、金沢大学所蔵近代教育掛図 印刷図編を公開(2008-01-04)」(新着・新発見リソース、2008-01-20)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080120/1200836002