2010-01-11(Mon): くるくる関内トーキングサークル、無事開催
別途、
・「1月11日(月)、「くるくる関内」トーキングサークルを開催しました。」(くるくる関内、2010-01-13)
http://blog.goo.ne.jp/kurukurukannai/e/279e9f7aa0bada3beb6354ba9943bd7f
で報告していますが、くるくる関内トーキングサークル、無事開催しました。
2010-01-11(Mon):
くるくる関内トーキングサークル
(於・神奈川県/なか区民活動センター)
http://blog.goo.ne.jp/kurukurukannai/e/2619af7c038e26838192055ee5080eb2
なお、当日の模様を神奈川新聞が記事にしてくれています。
・「常連さんと店主らが飲食店活性化に向け意見交換/横浜・関内」(神奈川新聞、2010-01-11)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1001110017/
この活動も次第に定着してきました。地域を元気にする仕事というのは、私がこれまでしてきた、そしていまもしているインターネットや情報、知識に関わる仕事とはかなり異なるように思われるかも知れません。しかし、「地域」という文脈で考えたときに、たとえば、「図書館」はどう関わってくるのか、「インターネット」は何ができるのか、等々、考えることは多くあります。これまで関わりを持ってきたインターネットや図書館との接合を図っていきたいと思います。
・くるくる関内トーキングサークル
http://www.slideshare.net/arg_editor/kurukuru-kannai20100111
2010-01-12(Tue): NHKアーカイブスの担当者に聞きたいこと
1ヶ月ほど前に、
・「日本放送協会(NHK)、NHKアーカイブスのトライアル研究提案募集を開始(2009-11-24)」(新着・新発見リソース、2009-12-14)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20091214/1260721819
を紹介したが、知人の紹介で、NHKアーカイブスの担当者にお目にかかれることになった。
・NHKアーカイブス トライアル研究提案募集
http://www.nhk.or.jp/archives/academic/
・NHKアーカイブス
http://www.nhk.or.jp/archives/
にご関心のある方、担当の方に聞いてみたいことがあれば、ご一報を。
2010-01-13(Wed): 第13回「図書館を使った“調べる”学習賞コンクール」の審査委員を務めました
本日、審査結果がウェブでも公開された
・第13回「図書館を使った“調べる”学習賞コンクール」
http://www.toshokan.or.jp/shirabe-sp/
ですが、今回初めて審査に参加させていただき、3次審査の審査委員を担当しました。
このコンクールは例年行われており、
- 調べ学習部門
- 調べ学習サポート部門
でそれぞれ、
- 調べ学習部門
- 小学生の部(低学年)
- 小学生の部(中学年)
- 小学生の部(高学年)
- 中学生の部
- 高校生の部
- 大人の部
- 子どもと大人の部
- 調べ学習サポート部門
- 学校の部
- 図書館の部
に分かれて応募・選考が行われます。
今回、私は小学生の部(中学年)を担当したのですが、いずれも力作揃いで、正直審査にあたっては非常に悩みました。受賞者の方々にお祝い申し上げるとともに、残念ながら選外となった方々にも、ぜひ引き続き“調べる”という作業を習慣化して、来年度のコンクールに挑んでほしいと願っています。
受賞作はいずれも力作です。受賞作品は、団体・機関向けに貸出を実施しているので、ぜひご利用ください。
2010-01-17(Sun): 第7回ARGカフェ&ARGフェスト@筑波への招待(2/13(土)開催)
【注:本日誌については追記が入っていきます】
・「そろそろ第7回ARGカフェ&ARGフェストの開催準備にとりかからなくては」(編集日誌、2010-01-10)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20100110/1263119834
と書きましたが、様々な方々の協力を得られる目途がついたので、以下のように参加申込を開始します。
■ 第7回ARGカフェ&ARGフェスト@筑波への招待(2/13(土)開催) ■
◆第1部 ARGカフェ - ライトニングトーク(14:00〜17:00:予定)
会場:茨城県・筑波/筑波大学 筑波キャンパス春日地区 情報メディアユニオン
http://www.slis.tsukuba.ac.jp/
費用:無料(当日の寄付歓迎)
〆切!席数:70名
[登壇者]確定!
- 岡部晋典(筑波大学 大学院 図書館情報メディア研究科)
- 「博士のタマゴの異常かもしれない愛情:また私は如何にして心配するのを止めて図書館情報学を愛するようになったか」
- 佐藤翔(筑波大学 大学院 図書館情報メディア研究科/ブログ「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」)
- 「大学生・院生にとってのブログによる学術コミュニケーションの可能性 pt.2:実践報告編」
- 木川田朱美(筑波大学 大学院 図書館情報メディア研究科)
- 「存在を消される資料たち−NDLエロ本納本調査から考えたこと」
- 吉田光男(筑波大学 大学院 システム情報工学研究科/CEEK.JP)
- 「IRLib.net−機関リポジトリ横断検索システムの試作」
- 岡瑞起(東京大学 知の構造化センター)
- 「Augmented Campus−拡張するキャンパス構想」
- MIZUKI(@waterperiod)(日々記−へっぽこライブラリアンの日常−)
- 「元・公務員ジェネラリストはどう生きるべきか?−かつて司書だった筈のシステム屋の呟き」
- 常川真央(筑波大学 図書館情報メディア研究科/株式会社しずくラボ)
- 「電子書籍時代の図書館の財産とは何か?−Shizuku2.0の発表に代えて」
- 矢代寿寛(総合研究大学院大学 複合科学研究科 情報学専攻)
- 李明喜(matt/pingpongプロジェクト)
- 「デザインから考える図書館の今、これから」
- 三津石智巳(筑波大学 知識情報・図書館学類)
- 竹本和彰(DevLOVE)
- 「DevLOVEでの取り組みの紹介」(仮題)
- 遠藤元泰(前橋市清里公民館図書室)
- 「非情勤司書という行き方」
◆第2部 ARGフェスト - 懇親会(18:00〜20:00:予定)
会場:茨城県・筑波/三浦飲食堂
http://gourmet.yahoo.co.jp/0003500597/
費用:2000円(フードのみ)+ドリンク代(各自支払い)
席数:〆切!40名
参加をご希望いただける方は、
・第7回ARGカフェ&ARGフェスト@筑波参加申込
http://bit.ly/5XIYMi
よりお申し込みください。
〆切ました!
ちなみに、ARGカフェ&ARGフェストとは何?という方もいらっしゃるかと思います。自分としては、「コラボレーションを生むためのプラットフォーム」と位置づけています。実際の内容については、
・長神風二、岡本真、佐藤亜紀、佐藤亜紀子「学術情報の自由な集いが生む新たなつながり−第4回ARGカフェ@仙台」(『情報管理』52-7、科学技術振興機構、2009-10-01)
http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/52/7/52_426/_article/-char/ja
をご参照ください。
【参考:これまでのARGカフェ&ARGフェストの記録】
◆第1回ARGカフェ@東京
・「第1回ARGカフェを開催」(編集日誌、2008-07-12)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080713/1215960266
◆第2回ARGカフェ&ARGフェスト@横浜
・「図書館総合展3日目−第2回ARGカフェ&ARGフェストを開催」(編集日誌、2008-11-28)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081130/1228038496
◆第3回ARGカフェ&ARGフェスト@京都
・「第3回ARGカフェ&ARGフェスト@京都を開催」(編集日誌、2009-02-21)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090223/1235322980
◆第4回ARGカフェ&ARGフェスト@仙台
・「第4回ARGカフェ&ARGフェスト@仙台、無事開催」(編集日誌、2009-06-20)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090622/1245679559
◆第5回ARGカフェ&ARGフェスト@大阪
・「適塾を見学し、第5回ARGカフェ&ARGフェスト@大阪を無事開催」(編集日誌、2009-08-24)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090826/1251216581
◆第6回ARGカフェ&ARGフェスト@横浜
・「図書館総合展3日目−図書館グッズフォーラム、Library of the Year 2009最終選考会、第6回ARGカフェ&ARGフェスト@横浜」(編集日誌、2009-11-12)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20091115/1258283484
2010-01-16(Sat): 最終案内−学術情報流通に関わる機関・企業による新春懇話会のお誘い
・「学術情報流通に関わる機関・企業による新春懇話会のお誘い」(編集日誌、2010-01-07)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20100109/1263001122
ですが、週明け月曜日にて〆切ます。現在のところ参加者は20名ほどです。実際の進行方法はあまり固めていませんが、冒頭に私から趣旨説明をし、その後、国立情報学研究所(NII)と科学技術振興機構(JST)の方から、それぞれのここ1年の取り組みと、2010年の計画をお話いただく予定です。
参加希望の方は、下記項目につき<arg.editor@gmail.com>までお知らせください。
- ご氏名
- ご所属
- 懇親会参加の有無
組織ごとに一括してのお知らせでも構いません。懇親会は神保町界隈で会費4000円程度を見込んでおります。懇親会からのご参加でも構いません。
なお、たいへん申し訳ありませんが、今回の趣旨に沿わないと判断した場合(直接的に学術情報流通に携わっているわけではない等)は参加をお断りすることがございます。
2010-01-15(Fri): LASDEC共同調査研究「デジタル時代における住民参加型の検索システムの設計に関する調査研究」で国立国会図書館を訪問
・共同調査研究「デジタル時代における住民参加型の検索システムの設計に関する調査研究」
http://www.lasdec.nippon-net.ne.jp/cms/9,11808,25.html
で、国立国会図書館を訪問し、主に、
・リサーチ・ナビ
http://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/
についてお話をうかがう。なお、リサーチ・ナビについては、「参考書誌研究」71(2009-11)が「特集:リサーチ・ナビ−調べものに役立つWebサービス」を組んでおり、
- リサーチ・ナビの概要−機能、構成、歴史
- リサーチ・ナビ検索システムの技術
が掲載されている。
・「参考書誌研究」
http://rnavi.ndl.go.jp/bibliography/
・「LASDEC共同調査研究「デジタル時代における住民参加型の検索システムの設計に関する調査研究」に参加し、吹田市立中央図書館を見学」(編集日誌、2009-12-25)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20091226/1261821864
2010-01-14(Thu): 2010年度人工知能学会全国大会オーガナイズドセッション「フィールドマイニング」で発表しようと考えている
2010-06-09(Wed)〜2010-06-11(Fri):
2010年度人工知能学会全国大会(第24回)(JSAI2010)
(於・長崎県/長崎ブリックホール)
http://www.ai-gakkai.or.jp/jsai/conf/2010/
に参加すべく、オーガナイズドセッション「フィールドマイニング」で発表しようと考えている。
・2010年度人工知能学会全国大会オーガナイズドセッション「フィールドマイニング」
http://mtmr.jp/fm/
・フィールドの魅力を掘り起こすフィールドマイニング
http://www2.econ.osaka-u.ac.jp/~matumura/fm.html
扱うテーマとしては、ARGカフェ&ARGフェストか、くるくる関内か、いずれかにしようと思っている。発表の申込はまだこれからなのだが、現在のところ自分も含め以下の方々が発表候補になっている。
- 岡瑞起(東京大学知の構造化センター)
- 岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社)
- 塩瀬隆之(京都大学総合博物館)
- 篠田孝祐(産業技術総合研究所)
- 杉原太郎(北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科)
- 花村周寛(大阪大学CSCD)
- 松下光範(関西大学総合情報学部)
- 松村真宏(大阪大学大学院経済学研究科)
- 沼晃介(東京大学 先端科学技術研究センター)
いずれにせよ、テーマを1つに絞らなくてはいけないのだが、悩ましい。ARGカフェ&ARGフェストは、すでに蓄積のある試みであり、話せる内容も多い。他方、くるくる関内は、いままさに組み上げている最中にあり、その分、討論でのフィードバックを楽しみにできる半面、発表当日の時点で何が話せるか、いささか心もとない部分もある。さて、どうしたものか。
国際日本文化研究センター、浮世絵芸術データベースを公開(2009-12-10)
国際日本文化研究センターが国際浮世絵学会と連携して、浮世絵芸術データベースを公開した(2009-12-10)。
・浮世絵芸術データベース
http://unno.nichibun.ac.jp/geijyutsu/ukiyoe-geijyutsu/
http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/u-geijyutsu.html
・国際浮世絵学会
http://www.ukiyo-e.gr.jp/
・国際日本文化研究センター
http://www.nichibun.ac.jp/
浮世絵芸術データベースは、国際浮世絵学会とその前身である日本浮世絵協会が刊行する『浮世絵芸術』の本文をデジタル化したもの。現時点では、1962年9月20日の第1号から2009年7月20日の第158号号までが公開されている。ただし、本文はテキストまでデジタル化されてはおらず、あくまで画像として本文を読めるに留まっている。
国立国会図書館、電子展示会「江戸時代の日蘭交流」を公開(2009-12-16)
国立国会図書館が電子展示会「江戸時代の日蘭交流」を公開した(2009-12-16)。
・電子展示会「江戸時代の日蘭交流」
http://www.ndl.go.jp/nichiran/
・国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/
2009年は1609年に日本とオランダの間で交易が始まってから400年ということで、国立国会図書館とオランダ王立図書館がそれぞれ電子展示会を行うことにしたもので、すでにオランダでは、
・Het Geheugen van Nederland - The Netherlands-Japan
http://www.geheugenvannederland.nl/?/en/collecties/nederland_japan
・"Opening expositie Van hier tot Tokio - 400 jaar handel met Japan"(Koninklijke Bibliotheek、2009-08-20)
http://www.kb.nl/nieuws/2009/vanhiertottokio.html
・Koninklijke Bibliotheek(Nationale bibliotheek van Nederland)
http://www.kb.nl/
・「オランダ王立図書館、日蘭貿易400年記念展示を開催」(カレントアウェアネス-R、2009-08-21)
http://current.ndl.go.jp/node/14081
が公開されている。
他方、国立国会図書館による「江戸時代の日蘭交流」は、「歴史をたどる」「トピックで見る」の2部で以下のような構成となっている。
- 「歴史をたどる」
- 日蘭交流の始まり
- 出島の商館
- 蘭学の興隆
- 日本の開国と日蘭関係
- コラム
- 「トピックで見る」
内容は非常に充実し、かつわかりやすい。特筆すべきは、ところどころに上記のHet Geheugen van Nederland - The Netherlands-Japanで公開されている資料へのリンクがあることだろう。リンクによって世界各地に点在する資料を集約して見せるというのは、インターネット登場の初期から語られていたことだが、ようやく国立の図書館がこの段階まで来たことに感慨を覚える。
・「国立国会図書館、電子展示会「ブラジル移民の100年」を公開(2009-03-04)」(新着・新発見リソース、2009-04-07)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090407/1239057728
広島大学図書館、サイトをリニューアル(2009-12-01)
広島大学図書館がサイトをリニューアルした(2009-12-01)。
・広島大学図書館
http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/
・広島大学図書館の過去のサイト
http://web.archive.org/web/*/http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/
・「広島大学図書館メールマガジン」13(広島大学図書館、2010-01-08)
http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=F14&RTN=LOG^F14578&vol=13
によれば、
前回(2006年)のデザイン変更後も増加の一途をたどるコンテンツに対応しつつ、「どこに何があるかすぐにわかる」ページを作るための検討を重ねました。具体的には、
- コンテンツのグループを目的ごとに再編成しました。
- できるかぎりわかりやすい語句を用いました。
- 開館カレンダーでは館ごとに月表示の切り替えを可能にしました。
- 図書館がお勧めするコンテンツを大きなバナーにしました。
とのこと。なるほど、確かにトップページ上部にあるグローバルナビゲーションは、
[データベース][電子ジャーナル][所蔵資料検索][所蔵資料一覧][利用ガイド][Webリクエスト][お助けします][図書館について]
という8種類で編成され、ページの中央部にある各種コンテンツへのリンクも、この区分に従って配置されている。ただ、このとき、帯の色の使い方が統一されていない点は気になる。具体的には、
- [データベース][電子ジャーナル]
- [所蔵資料検索][所蔵資料一覧][利用ガイド][Webリクエスト]
- [お助けします][図書館について]
は少しずつ帯の色や位置づけが異なっている。こういった小さな点での整合性の有無が、直観的なわかりやすさにと、わかりにくさを分けてしまう。もうひと頑張りを期待したい。
さて、「広島大学図書館メールマガジン」の記事を引用したが、2009年7月10日から、誰でもメールマガジンの配信登録が可能になっている。2007年の創刊から2年半は、配信登録は広島大学関係者に限られていたが、仮に些細な内容であっても、メールマガジンはせっかくの広報手段であり、広島大学図書館に関心を持つ学外者からすれば重要な情報源である。このオープン化、心から歓迎したい。
・「広島大学図書館、広島大学図書館メールマガジンを創刊(2007-01-05)」(新着・新発見リソース、2007-02-08)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070208/1170888318
・広島大学図書館メールマガジン
http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/mailmagazin/top.htm
なお、現在はまだ準備中だが、近日中に、
・特殊コレクション・ナビ
http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/tokushu/collectionNavi.html
も公開されるようだ。
京都府立医科大学附属図書館、貴重書全文アーカイブを公開(2009-11-18)
京都府立医科大学附属図書館が貴重書全文アーカイブを公開した(2009-11-18)。
・京都府立医科大学附属図書館貴重書全文アーカイブ
http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/library/denshi/kichosho/kichosho.htm
・京都府立医科大学附属図書館デジタルアーカイブ
http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/library/denshi/
・京都府立医科大学附属図書館
http://www.kpu-m.ac.jp/k/library/
全文アーカイブの登場時には、満私歇児篤(マンスフェルト)氏講述 解剖學[講義録]が公開され、さらに約1ヶ月後の2009年12月17日には、星野先生診斷學病理総論、醫學士加門桂太郎先生述解剖學五官器篇 脈管器圖が公開されている。
解題がないので、これらの資料の位置づけがわからないが、満私歇児篤(マンスフェルト)氏はどうやら、幕末から明治初期にかけて長崎医学校の設立に関わり、後に京都府立医科大学の前身である京都療病院に奉職したオランダ人医師C.G.マンスフェルト(C.G van Mansvelt)のことだろう。
・京都府立医科大学 - 沿革
http://www.f.kpu-m.ac.jp/j/modules/pico/index.php?content_id=96
また、
・京都府立医科大学 細胞分子機能病理学 - 病理学教室の歩み
http://www.kpu-m.ac.jp/k/pcr/ayumi.html
・京都府立医科大学 解剖学教室 生体構造科学部門 - 研究室の歴史
http://www.kpu-m.ac.jp/k/anat1/res.html
によれば、
星野先生は、1886年(明治19年)に病理解剖学担当となった星野元彦、加門桂太郎も同じく同大学の前身校で明治期に解剖学を担当した人物のようだ。
なお、京都府立医科大学附属図書館では、2009年10月7日、
・松本仁介医学振興基金 古医書コレクション
http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/library/denshi/matsumoto/matsumoto.htm
に、『婦人寿草』『西遊日記』『但泉紀行』『破レ家ノツヅクリ話』『順正書院記』『鬼国先生言行録』の追加も行っている。
・「京都府立医科大学附属図書館、古医書コレクションにデータを追加(2008-08-26)」(新着・新発見リソース、2008-08-31)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080831/1220116778
・「京都府立医科大学附属図書館、デジタルアーカイブで大学史・記念誌を公開(2009-01-19)」(新着・新発見リソース、2009-03-01)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090301/1235870561
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会、アーカイブズ実務情報リンクバンクを公開(2009-12-03)
全国歴史資料保存利用機関連絡協議会がアーカイブズ実務情報リンクバンクを公開した(2009-12-03)。
・アーカイブズ実務情報リンクバンク
http://www.jsai.jp/linkbank/
・全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
http://www.jsai.jp/
同協会の活動目標である「公文書等に関する情報・ノウハウ等の蓄積・活用体制の構築」の一環として設けられており、
- 資料保存のマニュアル・手引き・ガイド
- 公文書の評価・選別・移管・保存
- アーカイブズの構想・計画
という3つの分類で情報が整理されている。
全国大学国語国文学会、サイトを公開(2009-12-08)
全国大学国語国文学会がサイトを公開した(2009-12-08)。
・全国大学国語国文学会
http://www.nacos.com/kokubun/
機関誌『文学・語学』の目次が一部公開されている。準備中のコンテンツも多く、歴史のある学会だけに今後の充実に期待したいが、ページの最下部にあるこの一文は残念。
このホームページへのリンクは自由に設定することができますが、広く公開する場合には、全国大学国語国文学会事務局までご一報ください。
特に深い意図を持って設けた注意書きではないと思うが、リンクの自由という考え方に反する上、「広く公開」という言葉が曖昧すぎる。言葉を扱う学会だけに残念に思う。
科学技術振興機構(JST)の「JSTニュースメールマガジン」、第100号に到達(2009-12-01)
科学技術振興機構(JST)の「JSTニュースメールマガジン」が第100号に到達した(2009-12-01)。
・「JSTニュースメールマガジン」100(2009-12-01)
http://archive.mag2.com/0000246221/20091202113733000.html
・JSTニュースメールマガジン
http://www.jst.go.jp/magmel/
http://archive.mag2.com/0000246221/
・JSTメールマガジン
http://www.jst.go.jp/melmaga.html
・科学技術振興機構(JST)
http://www.jst.go.jp/
残念ながら「JSTニュースメールマガジン」の創刊日は不明だが、確認できる一番古いバックナンバーが、
・「JSTニュースメールマガジン」48(2007-10-02)
http://archive.mag2.com/0000246221/20071002172000000.html
であり、月2回程度の発行であることを考えると2005年くらいの創刊だろう。
さて、お祝いを申し上げるとともに、一つお願いしたい。現在、「JSTニュースメールマガジン」のバックナンバーは「まぐまぐ」のサイトで上記の第48号まで公開されているが、貴重な記録である。ぜひ、すべてのバックナンバーを公開してもらえないだろうか。日本における科学技術の歴史を振り返る上で欠かすことのできない資料の一つなのだから。
東京学芸大学、教育系サブジェクトリポジトリポータルMLを開設(2009-11-19)
東京学芸大学が教育系サブジェクトリポジトリポータルMLを開設した(2009-11-19)。
・教育系サブジェクトリポジトリポータルML開設について
http://library.u-gakugei.ac.jp/edu-rp/ML-EDURP.html
・教育系サブジェクトリポジトリポータル
http://library.u-gakugei.ac.jp/edu-rp/
・東京学芸大学
http://www.u-gakugei.ac.jp/
参加者としては、
- 事業に協力いただいている機関の担当者等
- これから事業への参加を検討している機関の担当者等
を想定しているという。