ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版 このページをアンテナに追加 RSSフィード

"Ask not what the net can do for you - ask what you can do for the net."

インターネットの学術利用をテーマにした専門サイトACADEMIC RESOURCE GUIDEブログ版です。記事は主に以下の4点です。

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3. イベントカレンダー - 順不同のイベント情報。
4. 産官学連携クリップ - ウェブ産業の産官学連携に関するニュース、講演情報等。
5. メルマガ版 - 本ブログを再編集したメールマガジンの発行情報。

New!【重要】サイト移転のお知らせ:2011年1月1日より、arg.ne.jpに移行します。過去の記事も移行済みです。本ブログ自体もアーカイブします。



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2009-07-18 (Sat)

[][][]2009-07-14(Tue): エル・ライブラリードーンセンター大阪府中之島図書館を訪ね、大阪市立大学で講演

朝から大阪に入り、

・エル・ライブラリー大阪産業労働資料館)

http://shaunkyo.jp/

http://d.hatena.ne.jp/l-library/

ドーンセンター大阪府男女共同参画推進財団

http://www.dawncenter.or.jp/

大阪府中之島図書館

http://www.library.pref.osaka.jp/nakato/

を順に見学

まずはエル・ライブラリー大阪産業労働資料館)から。

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エル・ライブラリーが入居しているのは、

・エル・おおさか(大阪府労働センター

http://www.l-osaka.or.jp/

想像していた以上に大きな建物だ。入口に、

・「賃金管理ソフと人事考課ソフト斡旋販売のお知らせ」(エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館、2009-01-08

http://d.hatena.ne.jp/l-library/20090108/1231385584

で紹介されていたソフトポスターが知っている方々の顔写真入りで貼られている。

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入口から覗きこむと、旧知の谷合佳代子さんや千本沢子さんがいらっしゃり、ごあいさつ。

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谷合さんに開架の資料や貴重資料を見せていただきながら、ご案内いただく。

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やはり労働問題に関する資料、特に原資料というべきものが多い。一般的に見れば、いますぐ何かの役に立つというものではないだろうが、だからと言って廃棄してよいものでもない。まさに歴史の証言とも言うべき資料なのだから。

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中でもこれこそ専門図書館仕事だと感動したのが、

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大阪毎日新聞大阪朝日新聞明治20年からの切り抜き集。労働関係の記事だけを抜き出しているという。

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これはデータベース化したら役に立ちそう。谷合さんとも話したが、むしろ毎日新聞朝日新聞が買い取ればいいのにとも思う。新聞社の最大の資産は、いまや過去の記事アーカイブ。すべてを単にデジタル化するだけでは能がない。このように今風に言えば、タグ付されたデータは貴重なはずだが、両社がそう評価できるかどうか。

さて、

・「定額給付金を使ってエル・ライブラリーの会員になろう」(編集日誌、2009-03-05http://d.hatena.ne.jp/arg/20090307/1236384628

で書いたように、

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エル・ライブラリーの会員になってみた。これは決してセンチメンタルな感情でのサポートではなく、自分自身働き方が変わっていく中にあるからこそ、外部ブレインとしてエル・ライブラリーを持つことが重要と考えたから。これから一層真剣に考えなくてはいけない人事・労務的な面で、エル・ライブラリーの機能を活用していこう。

・「大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの存続を巡って(1)」(編集日誌、2008-04-26)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080428/1209310367

・「大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの存続を巡って(2)」(編集日誌、2008-05-10)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080510/1210411649

・「大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの存続を巡って(3)」(編集日誌、2008-05-13

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080514/1210718590

・「大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの存続を巡って(4)」(編集日誌、2008-05-21)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080523/1211508138

・「大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの存続を巡って(5)」(編集日誌、2008-05-21)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080601/1212312095

・「大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの存続を巡って(6)」(編集日誌、2008-06-07)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080607/1212801282

・「大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの存続を巡って(7)」(編集日誌、2008-07-23

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080726/1217076151

・「嵐に抗して歩み始めた図書館−エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館を心から祝う」(編集日誌、2008-10-21)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20081022/1224603655

ちなみに、エル・ライブラリーを訪れたもう一つの理由が、次の第5回ARGカフェ&ARGフェスト@大阪の会場候補地の見学というもの。エル・おおさかは交通アクセスがいいのに加えて、会議室の利用料も低めなので、ほぼここに決定。追って正式な案内を出すが、第5回は8月23日(日)の午後から大阪で開催する。真夏大阪ではあるが、ぜひ関西方面の方々にご参加いただきたい。

谷合さん、千本さんとランチをご一緒した後、道を教えていただいて、

ドーンセンター大阪府男女共同参画推進財団

http://www.dawncenter.or.jp/

ドーンセンター情報ライブラリー

http://www.dawncenter.or.jp/libsrch/

へ。

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ドーンセンターは、専門図書館協議会全国研究集会やレファレンス協同データベース事業フォーラムでご一緒した木下みゆきさんと知り合いなのだが、まずは声をかけずに見学

・「専門図書館協議会全国研究集会に参加−2日目」(編集日誌、2008-07-25)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080727/1217127833

・「第5回レファレンス協同データベース事業フォーラムに参加」(編集日誌、2009-02-20)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20090221/1235190007

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ドーンセンター情報ライブラリー所蔵 女性の表現作品集「写真」という展示があったのだが、「【和書・洋書】417冊」と所蔵・展示の冊数を明記している工夫に感心。

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その他、展示に関連する冊子が目に入りやすく手に取りやすい位置にあること、配布物の棚では、紙が折れ曲がらないように透明のプラスチック板を抑えにしていること、センターの入口より手前の階段エレベーターからあがってすぐの位置に学校図書館で使われている本の返却ポストを置いていることなど、様々な工夫に目が行く。

その後、木下さんとしばらく歓談し、ドーンセンターの敷地のはじにある豊臣時代の大阪城石垣が復元されている様をみてから、

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今度は、

大阪府中之島図書館

http://www.library.pref.osaka.jp/nakato/

へ。

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立派な建物。その由来は、

大阪府中之島図書館 - 建物紹介

http://www.library.pref.osaka.jp/nakato/tatemono.html

に詳しい。

ここでは、

デジタル情報

http://www.library.pref.osaka.jp/nakato/busi/digital.html

で一仕事させてもらう。市民がふらっと立ち寄れる場が、市内の中心部にあるこの環境はうらやましい。

さて、夕方からは、大阪に来たそもそもの理由である

2009-07-14(Tue):

大阪市立大学創造都市研究科 夏季連続シンポジウム情報システム創成研究分野)「Academic Webの可能性と課題−ARGの10年とacademicweb.jp構想」(岡本真)

(於・大阪府大阪市立大学文化交流センター

http://www.gscc.osaka-cu.ac.jp/events/2009/symp_090713.html

で講演。

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・「Academic Webの可能性と課題−ARGの10年とacademicweb.jp構想」

http://www.slideshare.net/arg_editor/ocu-gscc-ws20090714

討論時間を多めにとる構成だったので、かなり突っ込んだ意見交換ができたのがありがたかった。諸々ご手配くださった村上晴美さんに感謝

村上美研究室

http://www.media.osaka-cu.ac.jp/~harumi/

Academic Webとacademicweb.jpについては、ここしばらく集中的に話してきたが、もういいだろう。あとは実行あるのみ、と堅く決意できる講演だった。ご多忙な中、ご来場くださった方々にも感謝

2009-04-07 (Tue)

[][]2009-04-06(Mon): 今年は第80回目メーデー−展示会「働く人々の歴史展」に注目

働くことがいろいろな形で注目されている昨今だが、注目の催しを一つ紹介したい。

2009-04-24(Fri)〜2009-05-02(Sat):

展示会「働く人々の歴史展」

(於・大阪府/エル・おおさか)

http://d.hatena.ne.jp/l-library/20090410/1237290307

ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)で何度もふれてきているエル・ライブラリー大阪産業労働資料館)の企画である。

ちなみに、

皆様にはぜひ展示品出品のご協力をお願いします。昔の(おおむね20年以上前職場の様子を写した写真、工具、道具、などありましたら、お貸しください。

・「「働く人々の歴史展」への展示品を募集しています」

http://d.hatena.ne.jp/l-library/20090410/1237290307

とあるように、みんなでつくりあげていくというスタンスもおもしろい。そして、早速展示会の内容が一部先行公開されている。

・「ちょっと見せ!(1)メーデー記念展示会」(エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館、2009-04-06

http://d.hatena.ne.jp/l-library/20090406/1238999906

なお、会期中の4月29日(水)には、この10年ほど特に精力的に労働の問題について発言している熊沢誠さんの講演も予定されている。

・「熊沢誠講演会ワークシェアリングとは何か」」(エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館、2009-03-26

http://d.hatena.ne.jp/l-library/20090326/1238029410

格差社会ニッポンで働くということ―雇用と労働のゆくえをみつめて 若者が働くとき―「使い捨てられ」も「燃えつき」もせず リストラとワークシェアリング (岩波新書) 女性労働と企業社会 (岩波新書) 能力主義と企業社会 (岩波新書)

・『格差社会ニッポンで働くということ−雇用労働のゆくえをみつめて』(岩波書店2007年、1995円)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000224786/arg-22/

・『若者が働くとき−「使い捨てられ」も「燃えつき」もせず』(ミネルヴァ書房2006年、2100円)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4623045935/arg-22/

・『リストラワークシェアリング』(岩波書店2003年、777円)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004308348/arg-22/

・『女性労働企業社会』(岩波書店2000年、777円)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004306949/arg-22/

・『能力主義企業社会』(岩波書店1997年、819円)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004304865/arg-22/

メーデーというと、なにやらいかめしイメージがあると思うが、この催しは働くことをあらてめて考えるいいきっかけになると思う。残念ながら自分はこの期間中に関西に行けないが、盛況を祈りたい。

そういえば、先日、楽しかったシカゴ訪問といった趣きの記事を書いたが、

・「大舞台を前にシカゴ周遊−シカゴ姉妹都市広報シカゴ建築財団シカゴ美術館のグッズ、ミレニアムパークでのインタラクション、ICUプチ同窓会のことなど」(編集日誌、2009-03-25

http://d.hatena.ne.jp/arg/20090327/1238108164

・「apanese Company Histories Interest Group MeetingとNCC Open Meetingへの参加メモシカゴ散策少々」(編集日誌、2009-03-27

http://d.hatena.ne.jp/arg/20090329/1238310252

・「ハロルドワシントン図書館の訪問記」(編集日誌、2009-03-28

http://d.hatena.ne.jp/arg/20090330/1238368206

シカゴメーデーの原点という。1月末から2月の初めにかけて、日本から現地を訪れたシカゴ労働運動史調査団の報告書が公開されているので、こちらもあわせて紹介しておきたい。力作である。

メーデーの原点・シカゴ労働運動史歴訪の旅 2009.1.26-2.1

http://shaunkyo.jp/chicago.html

・「シカゴ労働運動史調査団報告をアップしました」(エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館、2009-04-03

http://d.hatena.ne.jp/l-library/20090403/1238721907

2009-03-07 (Sat)

[][]2009-03-05(Thu): 定額給付金を使ってエル・ライブラリーの会員になろう

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総額2兆円もの予算を組んで定額給付金が支給されるらしい。実にくだらない悪政・失政の類としか思えないが、支給される以上は賢く使いたい。

・総務省 - 定額給付金の給付について

http://www.soumu.go.jp/teigakukyufu/

ということで、私はこの機会に支給される1万2000円のうちの5000円を使って、エル・ライブラリー大阪産業労働資料館)の会員になろうと思う。

・エル・ライブラリー大阪産業労働資料館)

http://www.shaunkyo.jp/

ちなみに一般会員は一口5000円で、以下の特典がある。

  1. 週1回、労働情報を掲載したメールマガジン発行(電子メールを利用されない方には隔月1回郵送)
  2. 年1回、エル・ライブラリーの活動報告を郵送
  3. 通常開館時間外の利用(要予約)
  4. 書庫内入室利用
  5. 郵送による貸出(貴重品や逐次刊行物の最新刊など貸出不可のものあり。送料は利用者負担。簡易書留便を利用。送付先は日本国内に限る)
  6. 資料相談・調査相談(調査代行はいたしません)
  7. 複写料金の割引
  8. 大阪社会労働運動史』の割引販売
  9. 社運協が行う講座などイベントへの割引または無料招待

サポート会員規約

http://www.shaunkyo.jp/support.html

これは別にエル・ライブラリーを支援するという気持からではなく、

私達もまた、グローバル化が進み格差が拡大する現代にあって、人々が自ら考え行動できる力を培う「知の館」を守り育てていきます。知は力であり、知はわたしたちを豊かにします。

・「エル・ライブラリーをご支援ください」(エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館、2008-08-01)

http://d.hatena.ne.jp/l-library/20080801/1223619179

という言葉を信じた上での自分のための投資だと考えている。私も働く人間の一人。今後の激変が十分に予測される環境にあって、「働く人々の歴史を未来に伝える図書館」の維持に一役買うことは自分を守るためだと思う。

ところで、65歳以上の方には定額給付金が2万円支給されるという。65歳以上の方にはエル・ライブラリーの維持会員になることを勧めたい。維持会員は一口2万円で支給額ちょうどになる。65歳以上であれば、もう働いていない方もいるだろう。だが、これまでの人生の大部分を労働に費やしてきたはずだ。その貴重な体験の保存と伝承を「働く人々の歴史を未来に伝える図書館」に託してみてはいかがだろう。

2008-10-24 (Fri)

[][][]エル・ライブラリー大阪産業労働資料館)、ブログとサイトを公開(2008-10-17)

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大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの閉鎖を受けて新たに開設されるエル・ライブラリー大阪産業労働資料館)がブログとサイトを公開した(2008-10-17)。

・エル・ライブラリー大阪産業労働資料館)のブログ

http://d.hatena.ne.jp/l-library/

・エル・ライブラリー大阪産業労働資料館)のサイト

http://shaunkyo.jp/

・エル・ライブラリー資料紹介

http://d.hatena.ne.jp/shaunkyo/

・「ブログとHPを引越しました」(エル・ライブラリーへと翔く☆大阪社会運動資料センター、2008-10-17)

http://shaunkyo.exblog.jp/9405084/

・「嵐に抗して歩み始めた図書館−エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館を心から祝う」(編集日誌、2008-10-21)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20081022/1224603655

2008-10-22 (Wed)

[][]2008-10-21(Tue): 嵐に抗して歩み始めた図書館−エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館を心から祝う

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まずは、

・「エル・ライブラリー開館にあたって」(エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館、2008-10-21)

http://d.hatena.ne.jp/l-library/20081021/1224515473

を読んでほしい。この2008年の4月から7月にかけて、7回に渡って「大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの存続を巡って」という記事を書いてきた。これらの記事を読んできた方々はすでにご存知だろうが、私にはまったく理解できない理屈になっていない理屈でこの夏、大阪府労働情報総合プラザは廃止された。このことへの怒りはいまだに収まらない。

しかし、今日、大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターは、エル・ライブラリー大阪産業労働資料館)として新たにスタートした。いまはただそのことを喜びたい。館長に就任した谷合佳代子さんの決意表明は実にすがすがしい。

エル・ライブラリーは嵐に抗して歩み始めた図書館です。

(中略)

エル・ライブラリーは嵐の中を漕ぎ出した一艘の小舟です。けれど、漕ぎ手は一人ではありません。大勢のご支援の手を、その温もりを感じながら大波を漕ぎきる力をわたしたちは与えられました。そして、この小舟が載せているのは大きな宝物です。働く人々の記憶と記録という、次世代に手渡すべき宝の重みをわたしたちはしっかり受け止め、これからも前進をつづけます。

そして、次の一文にも感動する。

エル・ライブラリーのスタッフは、21世紀のアーキビストたる自覚と矜持を持ち、資料を集め、評価し、組織し、保存公開し、情報を広く発信していけるよう精進を怠りません。まだまだ発展途上の小さな図書館に過ぎませんが、どうぞ、エル・ライブラリーを物心両面からご支援いただきますよう、お願い申し上げます。

「21世紀のアーキビストたる自覚と矜持」。なんと格好良いことか。こんなにも素晴らしいライブラリアンと同じ時代に生きていること、そんなライブラリアンたちが図書館を再生していく過程に立ち会えたことは、本当に幸せなことだ。今日は谷合さんたちの行動と存在に感謝しつつ、嵐に抗して歩み始めた図書館−エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館の出発を心から祝う。

・エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館のブログ

http://d.hatena.ne.jp/l-library/

・エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館のサイト

http://shaunkyo.jp/

・エル・ライブラリー資料紹介

http://d.hatena.ne.jp/shaunkyo/

なお、エル・ライブラリー大阪産業労働資料館)では、ブログにも書かれているように「物心両面」からの支援を受け付けている。

・「エル・ライブラリーをご支援ください」(エル・ライブラリー 大阪産業労働資料館、2008-08-01)

http://d.hatena.ne.jp/l-library/20080801/1223619179

私も今日のこの気持ちを忘れないようサポート会員に立候補するつもり。この記事をお読みいただいた方々にもぜひサポートをご検討いただきたい。

・「大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの存続を巡って(1)」(編集日誌、2008-04-26)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080428/1209310367

・「大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの存続を巡って(2)」(編集日誌、2008-05-10)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080510/1210411649

・「大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの存続を巡って(3)」(編集日誌、2008-05-13

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080514/1210718590

・「大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの存続を巡って(4)」(編集日誌、2008-05-21)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080523/1211508138

・「大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの存続を巡って(5)」(編集日誌、2008-05-21)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080601/1212312095

・「大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの存続を巡って(6)」(編集日誌、2008-06-07)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080607/1212801282

・「大阪府労働情報総合プラザ大阪社会運動資料センターの存続を巡って(7)」(編集日誌、2008-07-23

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080726/1217076151