ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版 このページをアンテナに追加 RSSフィード

"Ask not what the net can do for you - ask what you can do for the net."

インターネットの学術利用をテーマにした専門サイトACADEMIC RESOURCE GUIDEブログ版です。記事は主に以下の4点です。

1. 新着・新発見リソース - 最新の学術サイトの紹介と批評。
2. 編集日誌 - 編集長・岡本真の日誌。
3. イベントカレンダー - 順不同のイベント情報。
4. 産官学連携クリップ - ウェブ産業の産官学連携に関するニュース、講演情報等。
5. メルマガ版 - 本ブログを再編集したメールマガジンの発行情報。

New!【重要】サイト移転のお知らせ:2011年1月1日より、arg.ne.jpに移行します。過去の記事も移行済みです。本ブログ自体もアーカイブします。



好評販売中!『ブックビジネス2.0』

好評販売中!『これからホームページをつくる研究者のために』

2009-04-11 (Sat)

[][][][]科学技術振興機構(JST)、J-GLOBAL(科学技術総合リンクセンター)試行版(β版の)を公開(2009-03-30

screenshot

科学技術振興機構(JST)がJ-GLOBAL(科学技術総合リンクセンター)試行版(β版の)を公開した(2009-03-30)。また、同時にJ-GLOBAL(科学技術総合リンクセンター)のAPIを同機構が別途運営しているSciencePortalとJ-STORE(研究成果展開総合データベース)に提供した。

・J-GLOBAL(科学技術総合リンクセンター

http://jglobal.jst.go.jp/

・「J-GLOBAL(科学技術総合リンクセンター)試行版(β版の)公開について」(科学技術振興機構(JST)、2009-03-27

http://www.jst.go.jp/pr/info/info625/

研究開発によく出現する情報基本情報として登載しています。これらの基本情報同士をJSTが長年培ってきたノウハウを駆使して有機的につなぎ、異分野の知や意外な発見などを支援する新しいサービス

・科学技術総合リンクセンター(J-GLOBAL)について - J-GLOBALとは

http://jglobal.jst.go.jp/footer.php?page=aboutus

を謳い、

  1. 研究者情報 - 国内の大学・公的研究機関・研究所に所属する研究者の名前、所属機関、発表論文
  2. 文献情報 - 内外の主要な科学技術・医学・薬学文献の書誌(標題、著者、掲載資料、巻号頁等)
  3. 特許情報 - 特許庁が作成する公開公報、公表公報、再公表公報の書誌(発明の名称、出願番号、発明者等)
  4. 研究課題情報 - 国内の様々なファンディング課題の名称、実施期間、実施研究者
  5. 大学研究所情報 - 国内の大学・公的研究機関・研究所の名称、所在地、代表者等
  6. 科学技術用語 - 科学技術用語の日本語名称、同義語、関連語、上位概念等
  7. 化学物質情報 - 有機化合物日本語名称、慣用名、分子式
  8. 遺伝子情報 - ヒト遺伝子の名称、エイリアス遺伝子座等
  9. 資料 - 国内外の主要な科学技術・医学・薬学文献のジャーナル等の資料名、略記、出版団体等

といった学術研究上の基本情報を横断して検索できる。

だが、科学技術総合リンクセンター(J-GLOBAL)の本質は、このような横断検索的な機能ではない。重要なのは、

  1. 上記の基本情報間の関係性を抽出・表示できる点
  2. これらの機能をAPIを通して外部に提供できる点

だ。基本情報間の関係性は、以下のように示される。

  1. 研究者研究者 - 共著の関係、内容類似の関係
  2. 研究者と文献 - 著者と発表論文の関係、内容類似の関係
  3. 研究者特許 - 発明者と出願特許の関係、内容類似の関係
  4. 研究者研究課題 - 実施研究者と実施課題の関係、内容類似の関係
  5. 研究者大学研究所 - 所属研究者と所属機関の関係
  6. 文献と文献 - 内容類似の関係、引用・被引用の関係
  7. 文献と大学研究所 - 発表論文と著者所属機関の関係
  8. 文献と特許 - 内容類似の関係
  9. 文献と研究課題 - 内容類似の関係
  10. 特許特許 - 内容類似の関係
  11. 特許大学研究所 - 出願人と出願特許の関係
  12. 特許研究課題 - 内容類似の関係
  13. 研究課題と研究課題 - 上位課題・下位課題の関係、内容類似の関係
  14. 大学研究所大学研究所 - 上位組織・下位組織の関係
  15. 科学技術用語と科学技術用語 - 上位概念・下位概念の関係、関連語の関係
  16. 科学技術用語と文献 - キーワードの関係
  17. 科学技術用語と特許 - キーワードの関係
  18. 科学技術用語と研究課題 - キーワードの関係
  19. 化学物質と文献 - キーワードの関係
  20. 化学物質と特許 - キーワードの関係
  21. 化学物質と研究課題 - キーワードの関係
  22. 遺伝子と文献 - キーワードの関係
  23. 遺伝子特許 - キーワードの関係
  24. 遺伝子研究課題 - キーワードの関係
  25. 資料と文献 - 文献と発表資料の関係

こういった関係情報があることで、これまでインターネット上の科学情報では弱かった情報情報の結びつき、特にリンクによる結びつきを実現できるようになる可能性がある。そして、2点目の特徴であるAPIの提供を通して、この関係情報が外部のサイトでも利用できるようになる。API提供をすでに受けている2つのサイトの実例をみるとわかりやすいだろう。

・SciencePortal - 2009年4月10日 スマートグリッドで日米専門家ワークショップ

http://scienceportal.jp/news/daily/0904/0904101.html

・J-STORE - ベッドマットレスの生体情報検出装置

http://jstore.jst.go.jp/cgi-bin/patent/advanced/detail.cgi?pat_id=19427

いずれもページの下部に「Powered by J-GLOBAL」と題されたコーナーがあり、そこには

  1. 内容類似の文献
  2. 内容類似の特許
  3. 研究内容が類似の研究者

が表示されている。表示の仕方や精度には課題があるものの、関連情報の結びつきは実感できるだろう。

現段階ではあくまでベータ版であるが、

・今後の予定

http://jglobal.jst.go.jp/footer.php?page=goal

によれば、当面ベータ版としての改善を続けた後、最終的には本格版として公開する計画がある。現在は内部向けの提供にとどまっているAPIをぜひ一日も早く一般向けに提供し、様々な活用事例を生み出していってほしい。それこそが本格版への近道でもあり、正攻法でもあるだろう。

 なお、

・J-GLOBAL開発について

http://jglobal.jst.go.jp/footer.php?page=developer

によれば、J-GLOBALの構築にあたったのは、

株式会社RNAi

http://rnai.co.jp/

・ユニアデックス株式会社

http://www.uniadex.co.jp/

の2社。受注した企業の社名をサービス上で公表することは珍しいが、本来クレジット表示を行われるべきものであるし、受注企業名も公表されてしかるべきだ。その意味で、この点においてもJ-GLOBALは良い前例となったといえる。

2008-05-06 (Tue)

[][][]内閣府消費者教育ポータルサイト(試行版)を公開(2008-04-10

screenshot

内閣府国民生活局消費者企画課消費者行政推進室が消費者教育ポータルサイト(試行版)を公開した(2008-04-10)。

消費者教育ポータルサイト(試行版)

http://www.consumer.go.jp/portal/

消費者の窓

http://www.consumer.go.jp/

内閣府

http://www.cao.go.jp/

「安全」「契約・取引」「情報」「環境」の領域別と、「幼児期」「児童期」「少年期」「成人期」「高齢期」のライフステージ別に各省庁等が公開している消費者教育情報へのリンクを提供している。

なお、今回公開されたサイトは試行版とされているが、2005年4月に閣議決定された2009年までの5ヶ年の

消費者基本計画

http://www.consumer.go.jp/seisaku/keikaku/

では、

各省庁等で作成された消費者教育関連の教材及び実践事例、消費者教育専門家に関する情報等を集約したポータルサイト財団法人消費者教育支援センターや金融広報中央委員会等の協力を得て構築する。

とされている。関係省庁や関係機関との協議も欠かせないが、ウェブサイトの場合、どのようにエンドユーザーに届く情報とするかという設計が最も重要である。この点を十分に吟味できるように民間事業者との情報交換・情報共有にも尽力してほしい。

2007-12-30 (Sun)

[][][][]科学技術振興機構(JST)、情報管理Webのニュースベータ版)を公開(2007-12-**)

screenshot

科学技術振興機構(JST)が情報管理Webのニュースベータ版)を公開した(2007-12-**)。本誌の記事「情報界のトピックス」の簡易版のような内容で「情報の整備・流通・活用に関するニュース」が随時更新されている。なお、2008年3月までの試験的な試みとされているが、ぜひ継続してほしい。

情報管理Web - ニュース(β版)

http://johokanri.jp/news/

情報管理Web

http://johokanri.jp/

科学技術振興機構(JST)

http://www.jst.go.jp/