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"Ask not what the net can do for you - ask what you can do for the net."

インターネットの学術利用をテーマにした専門サイトACADEMIC RESOURCE GUIDEブログ版です。記事は主に以下の4点です。

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3. イベントカレンダー - 順不同のイベント情報。
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New!【重要】サイト移転のお知らせ:2011年1月1日より、arg.ne.jpに移行します。過去の記事も移行済みです。本ブログ自体もアーカイブします。



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2009-12-11 (Fri)

[][]京都大学附属図書館研究開発室のサイトを公開(2009-12-02

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京都大学附属図書館研究開発室のサイトを公開した(2009-12-02)。

京都大学附属図書館研究開発室

http://www3.kulib.kyoto-u.ac.jp/rdl/

京都大学附属図書館

http://www3.kulib.kyoto-u.ac.jp/

現時点では概容の紹介にとどまっているが、同研究開発室には、政府情報研究で知られ、インターネットでの情報発信にも熱心な古賀崇さんが准教授として着任しており、今後の発展を期待したいところだ。

古賀崇のWebサイト(※前職時代のサイト

http://research.nii.ac.jp/~tkoga/

京都大学図書館機構 - 【特別インタビュー】附属図書館研究開発室・古賀准教授

http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=440

なお、大学図書館に設置されている研究開発室でサイトが公開されているのは、以下の通り。

筑波大学附属図書館研究開発室

http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/RDO/

千葉大学附属図書館研究開発室・ライブラリーイノベーションセンター

http://www.ll.chiba-u.ac.jp/~libinoc/

名古屋大学附属図書館研究開発室

http://libst.nul.nagoya-u.ac.jp/

三重大学附属図書館研究開発室

http://www.lib.mie-u.ac.jp/lab/

奈良先端科学技術大学院大学附属図書館研究開発室

http://dlrd.naist.jp/

広島大学附属図書館研究開発室

http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/kenkyu_kaihatsu/rd_top.html

九州大学附属図書館研究開発室

http://rd.lib.kyushu-u.ac.jp/

琉球大学附属図書館研究開発室

http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/kenka/

2008-05-28 (Wed)

[][]京都大学附属図書館研究開発室教員を募集

京都大学附属図書館研究開発室教員を募集している。

職務内容は、

  1. 大学図書館機能に関する研究(例:オープンアクセス等の新しい学術情報流通メタデータ設計・標準化、大学図書館評価など)
  2. 学術情報リテラシー教育企画講義担当
  3. その他:大学図書館サービスの計画・企画・助言など

で、応募資格

  1. 修士以上の学位を有する者(博士学位を有する者が望ましい)
  2. 図書館情報学の知識を有し、5項で示した職務内容に意欲を持って取り組める者(実務若しくは教育経験を有する者が望ましい)

の2点。募集人員は講師か准教授のいずれかで1名。なお、任期が定められており、2008年10月1日以降のできるだけ早い時期の着任から2011年3月31日までとなっているが、2年の再任がありうる。

応募締切は2008年7月31日

京都大学附属図書館研究開発室教員の公募要項

http://www3.kulib.kyoto-u.ac.jp/senkou/

2008-02-10 (Sun)

[][][][]京都大学附属図書館京都大学学術情報リポジトリ京都大学学術出版会発行の研究書を公開(2008-02-01)

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京都大学附属図書館京都大学学術情報リポジトリ京都大学学術出版会発行の研究書を公開した(2008-02-01)。

京都大学学術出版会発行の研究

http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/49762

京都大学学術情報リポジトリ

http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/

・「京都大学学術情報リポジトリ京都大学学術出版会との連携について」(京都大学附属図書館京都大学学術出版会、2008-02-01)

http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=248

・「京都大学学術情報リポジトリ京都大学学術出版会との連携について」(京都大学、2008-02-05)

http://www.kyoto-u.ac.jp/GAD/topic/data07/tpc080205_1/tpc080205_11.htm


刊行されている書籍を大学出版部との共同事業として、機関リポジトリで公開するのは、日本では初めとのことのようだ。なお、現時点で公開されているのは次の5冊。

日本語指示体系の歴史

・『日本語指示体系の歴史』(李長波著、京都大学学術出版会、2002年、 5460円)

http://hdl.handle.net/2433/49763

ハイデッガー研究―死と言葉の思索

・『ハイデッガー研究−死と言葉の思索』(小野真著、京都大学学術出版会、2002年、6090円)

http://hdl.handle.net/2433/49764

歴史としての生命―自己・非自己循環理論の構築

・『歴史としての生命−自己・非自己循環理論の構築』(村瀬雅俊著、京都大学学術出版会、2000年、5040円)

http://hdl.handle.net/2433/49765

気象と大気のレーダーリモートセンシング

・『気象と大気のレーダーリモートセンシング』(深尾昌一郎・浜津享助著、京都大学学術出版会、2005年、6405円)

http://hdl.handle.net/2433/49766

Ecological Destruction,Health,and Development:Advancing Asian Paradigms (Kyoto area studies on Asia (Volume8))

・『Ecological Destruction, Health, and Development』(古川久雄・河野泰之・西渕光昭・海田能宏著、京都大学学術出版会、2004年、9765円)

http://hdl.handle.net/2433/49767

京都大学の説明によれば、

絶版の研究書はもちろん、現在販売中の研究書も公開対象としていきます。

・「京都大学学術情報リポジトリ京都大学学術出版会との連携について」(京都大学、2008-02-05)

http://www.kyoto-u.ac.jp/GAD/topic/data07/tpc080205_1/tpc080205_11.htm

とされており、事実今回公開された5冊は依然として流通している。

なお、大学図書館と大学出版部の協業例としては、カレントアウェアネス-Rが

・「ピッツバーグ大学図書館と同大学出版部が共同で出版タイトルのオープンアクセス化に着手」(カレントアウェアネス-R、2007-11-30)

http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=4589

で伝えている

・University of Pittsburgh Press Digital Editions

http://digital.library.pitt.edu/p/pittpress/

という先行例がある。

さて、この事業は京都大学附属図書館京都大学学術出版会の提携によって成り立っているわけだが、国立大学法人である京都大学の附属図書館と、有限責任中間法人である京都大学学術出版会の間では、どのような取り決めがなされたのだろうか興味深い。それぞれの組織の規定を探すと、

第一条 京都大学附属図書館(以下「図書館」という。)は、京都大学に所属する図書その他の資料の管理と運用をつかさどる。

2 前項に定めるもののほか、図書館は、京都大学図書館機構における業務の実施に当たる。

京都大学附属図書館規程【PDF】

http://www3.kulib.kyoto-u.ac.jp/etc/reiki/1/1-1.pdf

がまずみつかる。これだけでは京都大学附属図書館が今回の事業だけでなく、機関リポジトリの運営にあたる根拠に乏しいのだが、第1条の第2項にある「京都大学図書館機構における業務」が鍵になるようだ。「京都大学図書館機構概要2005/2006」の「III. 図書館機構の事業」にある「マネジメント・施設・設備」では「公開事業」として次の事業を定めている。

図書館機構の課題である、学術情報基盤整備、電子ジャーナル・データベースの財政基盤の確立などの問題を特集し、理解を図ると供に、京都大学の所有する学術情報の公開展示を行い、社会貢献も図る。

京都大学図書館機構概要2005/2006

http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/modules/about/index.php?content_id=8

また、「京都大学図書館機構の基本理念と目標」ではより明瞭に次のように謳っている。

  1. 京都大学図書館機構は、全学の図書館機能を十全に発揮して教育研究を支援するために、学生・教職員のニーズを把握し、それに応えることを最優先する。
  2. 学術情報基盤としてのコレクションおよび情報サービス体制を構築するために、学術情報を適切に選定、収集、整理し、必要な研究開発を行い、それらへの最善のアクセスを提供する。
  3. 京都大学が日々創造する世界的に卓越した知的成果の蓄積・発信を行う。
  4. 京都大学が保有する人類の知的資産を将来にわたって利用できるような保存管理体制を整備する。

京都大学図書館機構の基本理念と目標

http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/modules/about/index.php?content_id=15

これらを根拠に京都大学附属図書館が機関リポジトリの運用にあたり、「京都大学が日々創造する世界的に卓越した知的成果の蓄積・発信を行う」ために京都大学学術出版会が有する京都大学発のコンテンツに目をつけたということだろうか。

他方、京都大学学術出版会は定款において次のように定めている。

本法人は、京都大学における教育研究活動を中心とする学術的成果を、主として出版活動を通じて、広くわが国および国際社会に公表・普及し、もって教育研究の振興と文化の向上に寄与することを目的とする。

京都大学学術出版会定款

http://www.kyoto-up.or.jp/jp/abountus.html#a3

ここにある「出版活動」にインターネットを通じた発信を含めるのであれば、今回の連携が京都大学発の知的成果を両者が一体となって取り扱っていくことが、それぞれの機関にとって妥当であり、当然の選択肢であることがみえてくる。

京都大学附属図書館

http://www3.kulib.kyoto-u.ac.jp/

京都大学学術出版会

http://www.kyoto-up.or.jp/

京都大学図書館機構

http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/

ただ、法人としてはあくまで別個の存在である両者が、今回の連携をどのように成立させているのか、気になるところではある。あえていえば、京都大学学術出版会が京都大学附属図書館に対して自社が保有する資産をおそらく無償で提供しているわけだが、この取引は法的にはどのように裏付けられているのだろうか。おそらくは京都大学学術出版会において京都大学附属図書館との連携を実施するための決議を行っているものと思われるが、どのようなプロセスを経て今回の企画が実現に至っているのか、大学出版部と機関リポジトリを同時に有するほかの大学の参考のためにも情報を提供してほしい。

ちなみに、大学出版部と機関リポジトリを共に持つ大学は調査の限りでは以下の22校あり、京都大学学術出版会と同様に有限責任中間法人である出版部はほかに2つある。

  1. 北海道大学
  2. 小樽商科大学
  3. 弘前大学
  4. 東北大学
  5. 山形大学
  6. 筑波大学
  7. 東京大学
  8. 東京外国語大学
  9. 東京学芸大学
  10. 富山大学
  11. 名古屋大学
  12. 三重大学
  13. 京都大学
  14. 大阪大学
  15. 岡山大学
  16. 広島大学
  17. 九州大学
  18. 慶應義塾大学
  19. 法政大学
  20. 早稲田大学
  21. 関西大学
  22. 関西学院大学

2008-01-20 (Sun)

[][][]京都大学附属図書館、金沢大学所蔵近代教育掛図 印刷図編を公開(2008-01-04)

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京都大学附属図書館が金沢大学所蔵近代教育掛図 印刷図編を公開した(2008-01-04)。金沢大学所蔵近代教育掛図は、

  • 金沢学校(1871年〜1872年)
  • 石川県専門学校(1881年〜1887年)
  • 第四高等中学校(1887年〜1894年)
  • 第四高等学校(1894年〜1950年)

で実際に使用された掛図のコレクションで、今回は923点(印刷図409点、手描図514点)のうち印刷図250点が電子化されている。印刷図は画像だけが電子化されているのではなく、一点ずつ詳細な書誌がまとめられている。第四高等学校など、金沢の教育で用いられたため、「石川県管内地図」のような地域性の高い資料を含むのが特徴だろう。

なお、京都大学附属図書館は先に同様の資料−第三高等学校等で用いられた掛図−を公開している(2007-02-05)。

・金沢大学所蔵近代教育掛図 印刷図編

http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/kakez4ko/

・「「金沢大学所蔵近代教育掛図」を公開しました」(京都大学図書館機構、2008-01-04)

http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=233

京都大学電子図書館 - 貴重資料画像

http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/

京都大学電子図書館

http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/minds.html

・金沢大学附属図書館 - 四高旧蔵掛図

http://www.lib.kanazawa-u.ac.jp/collection/kakezu.htm

・金沢大学附属図書館

http://www.lib.kanazawa-u.ac.jp/

・「京都大学附属図書館京都大学所蔵近代教育掛図を公開」(新着・新発見リソース、2007-01-16)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070216/1171553340

・「小原克博さんに面会、京都大学総合博物館で特別展「眼で学ぶ、絵で教える 京都大学所蔵 近代教育掛図展」を鑑賞」(編集日誌、2007-02-24)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070226/1172442836

2007-03-16 (Fri)

[][]京都大学附属図書館、平成18年度公開企画展ページを公開

京都大学附属図書館が平成18年度公開企画展ページを公開した(2007-01-10)。同図書館の常設展示コーナーで開催中の公開企画展に出展されている大型コレクション「ワイマール共和国時代文献コレクション」を紹介している。なお、この企画展は

  1. 第1期「マリク出版のイラストレータGeorg Groszの風刺画」 
  2. 第2期「マリク出版創始者John Heartfieldの作った図書や雑誌」
  3. 第3期「革命ロシア文学とマリク出版の図書」
  4. 第4期「世紀の劇作家Bertolt Brechtの初版本」

の4期に分けて行われ、いまのところ第2期までの内容をうかがえるようになっている。

・平成18年度公開企画展ページ

http://www3.kulib.kyoto-u.ac.jp/etc/koukai/koukai_index.html

京都大学附属図書館

http://www3.kulib.kyoto-u.ac.jp/