ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版 このページをアンテナに追加 RSSフィード

"Ask not what the net can do for you - ask what you can do for the net."

インターネットの学術利用をテーマにした専門サイトACADEMIC RESOURCE GUIDEブログ版です。記事は主に以下の4点です。

1. 新着・新発見リソース - 最新の学術サイトの紹介と批評。
2. 編集日誌 - 編集長・岡本真の日誌。
3. イベントカレンダー - 順不同のイベント情報。
4. 産官学連携クリップ - ウェブ産業の産官学連携に関するニュース、講演情報等。
5. メルマガ版 - 本ブログを再編集したメールマガジンの発行情報。

New!【重要】サイト移転のお知らせ:2011年1月1日より、arg.ne.jpに移行します。過去の記事も移行済みです。本ブログ自体もアーカイブします。



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2009-10-12 (Mon)

[][]2009-10-10(Sat): 岡山市内を探訪

昨日の研修終了後、もう一泊したので今日は一日岡山観光。

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まずは、営業距離が日本で一番短い路面電車岡山電気軌道に乗って、かねてから一度訪ねてみたかった岡山市オリエント美術館へ。

岡山電気軌道

http://www.okayama-kido.co.jp/

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岡山市オリエント美術館では、企画展岡山市オリエント美術館30周年記念 オリエント美術館の中のアッシリア」を拝見。

岡山市オリエント美術館

http://www.city.okayama.jp/orientmuseum/

・オリエン太の美術館日記

http://orienta.exblog.jp/

当館所蔵アッシリアレリーフ「有翼鷲頭精霊像浮彫」とそのモティーフになったといわれるクロハゲワシ剥製の対比展示。

・「アッシリアペルシア」(オリエン太の美術館日記、 2009-10-02

http://orienta.exblog.jp/10291752/

は確かに素晴らしかった。「有翼鷲頭精霊像浮彫」は複数枚で構成されるレリーフの一枚で、他のレリーフ大英博物館デンマーク国立博物館に収蔵されている。こういった世界中に点在する資料をデジタルアーカイブとしてウェブ上で再構成できようになると楽しい

岡山市オリエント美術館 - 有翼鷲頭精霊像浮彫

http://wwwgen.city.okayama.okayama.jp/cgi-bin2/orient/orient.cgi?obj=Detail&SyuzoNo=sc00172320

岡山市オリエント美術館の小さな工夫で感心したのが、館内外の案内表示にオリエント美術館らしいこだわりがあったこと。こういった細部へのこだわりが、「らしさ」を演出している。

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ただ、ミュージアムグッズにはいささかがっかり。「有翼鷲頭精霊像浮彫」を使ったグッズはあるものの、身につけたくなるほどの良さがなかった。また、全般的にエジプト美術を模したグッズが多かったのも残念。「オリエント」にこだわった商品開発を期待したい。

次は徒歩で岡山禁酒会館へ。

・岡山禁酒会館

http://ww61.tiki.ne.jp/~kinsyukaikan/

へ。葛西賢太さんの好著『断酒が作り出す共同性−アルコール依存からの回復を信じる人々』の内容を思い出す。

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断酒が作り出す共同性―アルコール依存からの回復を信じる人々

・『断酒が作り出す共同性−アルコール依存からの回復を信じる人々』(葛西賢太著、世界思想社2007年、2100円)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4790712605/arg-22/

・「書評『断酒が作り出す共同性−アルコール依存からの回復を信じる人々』(葛西賢太著、世界思想社2007年、2100円)」(編集日誌、2007-06-26

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070626/1182788800

・宗教と霊性の研究(葛西賢太さん)

http://ktkasai.cocolog-nifty.com/figurehead/

岡山が誇る商店街である

・表町商店街

http://www.omotecho.or.jp/

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を一巡し、地方出版の雄の一つである吉備人出版オフィスを横目に見た後、林原美術館へ向かう。

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吉備人出版

http://www.kibito.co.jp/

後で気づいたが、

絵図で歩く岡山城下町

・倉地克直、乗岡実、猪原千恵、万城あき著『絵図で歩く岡山城下町』(吉備人出版2009年、1500円)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4860692357/arg-22/

という面白そうな本が出たばかりだったようだ。岡山大学附属図書館池田文庫の資料を存分に使った一冊。この本の存在をせめて岡山駅に着いたときに知っていれば、

・「岡山城下町」(ノンちゃん今日もゆく、2009-08-27

http://kibinon.blog34.fc2.com/blog-entry-122.html

で書かれているような楽しみ方ができたのに……。本、特に地元に関する本をどこに置くべきか、あらためて考えさせられる。これは書店や図書館だけの話ではなく、観光と情報というキーワードで考えていきたい。

・観光情報学

http://harmo126.complex.eng.hokudai.ac.jp/

さて、林原美術館は、ミュージアムグッズをあてにしていたのだが、ここもいま一つ自分の胸には響かず。

・林原美術館

http://www.hayashibara-museumofart.jp/

・林原グループ - 美術品は語る

http://www.hayashibara.co.jp/html/bizyutu/

・林原美術館 - ミュージアムグッズ

http://www.hayashibara-museumofart.jp/museum/index1.html

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美術館の収蔵品のデザインを生かした美術品・宝飾品等を開発する林原美術ミントショップものぞいてみたが、やはりしっくりこない。博物館美術館の収蔵品の再利用という点で非常に期待していただけに残念。

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そして、ついに岡山観光の目玉である岡山城と岡山後楽園へ。

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岡山城は残念ながら1945年6月29日の岡山大空襲で大部分の城郭が焼失しており、月見櫓と西之丸西手櫓のみが現存する。天守閣等は戦後に再建されたものなので、どうも近くでみると重厚感がない。むしろ、遠目に見た方が威容を感じられる。

岡山市図書館 - 岡山空襲関連資料リスト【PDF】

http://www.city.okayama.jp/kyouiku/lib/ivent/list/200806kuushuu-list.pdf

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天守閣よりは、むしろ本丸内の現物の見せ方が刺激的だった。

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掘り返した初期の岡山城の石垣を半地下形式で見れるようにしていたり、本丸御殿の跡地に部屋の区画割りを示したりといった点は、城郭建築の醍醐味を実感させてくれる。

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岡山城

http://www.city.okayama.jp/kankou/ujo/

後楽園は、やはり天下の名園。のんびりとした時間を満喫できた。

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園内の表示にも工夫があり、園内の案内図に現在見ている方向を示す矢印が添えられている。これには感心。

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・岡山後楽園

http://www.okayama-korakuen.jp/

後楽園の正門を出ると正面に岡山県博物館がある。

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岡山県博物館

http://www.pref.okayama.jp/kyoiku/kenhaku/hakubu.htm

ここが所蔵する国宝「赤韋威鎧」を見たかったのだが、あいにく特別展「土と火のオブジェ−縄文の土器・土偶から現代備前焼まで」の開催中で常設展示は行っていないとのこと。足も棒になったので、ここで断念し、帰京した次第。

ちなみに、一日かけて回った各所は、

・岡山カルチャーゾーン

http://www.harenet.ne.jp/culturezone/

という括りで観光ルートになっている。なかなかうまい仕掛け。


[][][][][]2009-10-08(Thu): インフォ・スペシャリスト交流会第59回研究会での講演と、岡山市デジタルミュージアム、岡山市立幸町図書館の見学

もう昨日のことだが、大阪科学技術センタービルで開催されたIS Forum インフォ・スペシャリスト交流会第59回研究会で、「リアルネットワーキング時代のソーシャルサービス活用法−ソーシャルグラフリアルタイムコミュニケーション」と題して講演させていただいた。

・IS Forum インフォ・スペシャリスト交流会

http://www.isforum.jp/

・「リアルネットワーキング時代のソーシャルサービス活用法−ソーシャルグラフリアルタイムコミュニケーション

http://www.slideshare.net/arg_editor/isforum59th20091007

この会は関西地域の情報職にある方で構成されており、実は2年半前の第52回研究会でも「Web2.0時代の「情報検索」−Web2.0が投げかける課題と可能性」と題して話させていただいている。

・「インフォ・スペシャリスト交流会(IS-Forum)で講演「Web2.0時代の「情報検索」−Web2.0が投げかける課題と可能性」(編集日誌、2007-02-22

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070226/1172442838

台風18号接近中ということで、一時は開催が危ぶまれたが、無事実施できた。前回お目にかかった方々との再会、また未知の方の出会いに恵まれたことがなによりも嬉しい。

なお、講演内容は主にTwitterを事例としたものとなっているが、必ずしもTwitterに限った話でなく、Twitterが象徴するリアルタイムコミュニケーションソーシャルグラフの拡大について述べてみたつもり。もう少し事例と概念の関係を整理すべきだったと、反省点もあるが、昨日の講演以降、Twitterを使い出した参加者もいるようなので、まずはよしとするか。

さて、本日は甲南大学で講義の予定だったのだが、やはり台風18号の影響で大学全体が休講となったため、こちらはキャンセル。別件の打ち合わせを入れていたので、神戸近くで知り合いの方々と打ち合わせをし、その後、芦屋を見物して、岡山へ。

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ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)

http://www.yodoko.co.jp/geihinkan/

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駅の出口を間違えた関係で幸か不幸か、岡山市デジタルミュージアムの存在に気づいた。折角なので、9月29日(火)から10月18日(日)まで開催されている「岡山大学60周年 池田家文庫絵図展」を見ていく。

岡山市デジタルミュージアム

http://www.okayama-digital-museum.jp/

岡山大学附属図書館コレクション池田家文庫

http://www.lib.okayama-u.ac.jp/ikeda/

・「平成21年度企画展 池田家文庫絵図展、記念講演会のご案内」(池田家文庫ブログニュース、2009-09-08)

http://ikedakebunko.blogspot.com/2009/09/21.html

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岡山大学附属図書館岡山市デジタルミュージアムは協定を結び、2005年から池田文庫の展示を岡山市デジタルミュージアムで行っている。

・「岡山大学附属図書館、池田家文庫絵図展図録『日本と「異国」』電子ブック版を公開(2008-12-10)」(新着・新発見リソース2009-01-25

http://d.hatena.ne.jp/arg/20090125/1232850938

で紹介したように、「WEB展示会」と称して図録が公開されているが、施設での展示を見るのは初めて。ただ、少なくとも今回については、デジタルミュージアムでの展示という意義が見出せなかった。展示されている池田文庫の収蔵品はもちろん素晴らしいものだが、いずれも現物がそのまま展示されている状態で、デジタル技術を駆使した「再構成」(再集合、再生、修復、復元)を感じられるものでもなく、いささか拍子抜けした感を否めない。

・「日本アーカイブズ学会 2008年度第1回研究集会「デジタル情報技術が拓くアーカイブズの可能性」でコメント」(編集日誌、2008-10-04)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20081006/1223225217

・「『アーカイブズ学研究』10に「平野・後藤両氏の報告を受けて」掲載」(編集日誌、2009-06-08)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20090614/1244971960

その後、ホテルから近い岡山市立幸町図書館を見学。

岡山市立幸町図書館

http://www.city.okayama.jp/kyouiku/lib/guidance/lib_saiwai.html

・西川アイプラザ

http://www.h3.dion.ne.jp/~iplaza/

岡山市図書館

http://www.ocl.city.okayama.jp/

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岡山市立幸町図書館は、西川アイプラザという総合センターと同じ建物の1階から3階に入っている。10館あある岡山市図書館のうち、最も市内中心部にあるせいか、20時まで開館している。この日の訪問も19時台であったが、非常に活気があった。

さて、図書館を見学する際は、何か一つでも他の図書館が参考にできる工夫を探しているのだが、今回は大きな収穫があった。写真をご覧いただきたい。

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新着の本やCD、DVDの表紙カバーコピーし、さらにライブラリアンコメントをつけて掲示している。このような掲示は、広報として非常に有効な方法だが、著作権法出版社との関係上、尻ごみする図書館が少なくない。公共図書館の役割や意義を考えれば、出版社は本来諸手を挙げて歓迎すべきことであり、一々許諾を求めるような姿勢は、業務の効率化という観点からも改めるべきことだと思う。ちなみに、ポット出版のように「書誌情報と書影は自由にご利用ください」という意識の高い出版社もあるのだ。

・「書誌情報と書影は自由にご利用ください」(ポットの日誌、2009-08-05)

http://www.pot.co.jp/diary/20090805_001849493913381.html

ポット出版

http://www.pot.co.jp/

また、ポット出版も参加している版元ドットコムでは、

サイトに掲載されている書影・書誌・内容紹介などすべての情報は、販売・紹介目的の場合にはご自由に使用できます。印刷物用の画像データ、より詳細な内容紹介が必要な方は、各版元、または事務局へご依頼ください。

・版元ドットコム

http://www.hanmoto.com/

という方針をとっている。岡山市立幸町図書館のような取り組みを自分の勤める図書館でもやってみよう、という場合は、ぜひ版元ドットコムを活用するとよいだろう。書誌情報と書影を自由に利用できるから、版元ドットコムに参加している151の出版社の本を積極的に収集(購入)するという方針の図書館が出てくれば、版元ドットコム側も報われるというものだ。このような循環が生まれれば、版元ドットコムに参加する出版社もさらに増えるだろうし、誰もが嬉しいサイクルになるはず。

2009-04-26 (Sun)

[][][][]2009-04-25(Sat): 仙台市図書館メッセージング

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仙台市図書館

http://lib-www.smt.city.sendai.jp/

サイトの上部には、

あなたのくらしに

図書館

というキャッチフレーズが掲げられているのだが、それだけにとどまっていない。

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仙台市

http://www.city.sendai.jp/

サイトの右側中段にある画像でのリンク箇所にも同じメッセージが入っている。同じような事例として、

・「京都府図書館サイトの訪問と京都市図書館マップの作成−京都図書館大会に備えて」(編集日誌、2008-08-09)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080810/1218362384

で紹介した

八幡市図書館

http://www3.city.yawata.kyoto.jp/toshow/

あっ、図書館

生活のヒント、あります

がある。

これは仙台訪問がますます楽しみになってきた。

2009-04-10 (Fri)

[][][][]ゆうき図書館、ゆうき図書館の雑誌記事紹介を公開(2009-03-13)

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ゆうき図書館ブログを用いた「ゆうき図書館の雑誌記事紹介」を公開した(2009-03-13)。

・ゆうき図書館の雑誌記事紹介

http://d.hatena.ne.jp/the-per2/

・「雑誌記事紹介ブログ(試験公開)」(ゆうき図書館、2009-03-12)

http://www.lib-yuki.net/room_ad/mag-blog.html

・ゆうき図書館

http://www.lib-yuki.net/


ゆうき図書館の所蔵雑誌から、スタッフが気になった記事をピックアップしてお知らせします。地域情報・文学・スポーツ・エンターテイメントなどなど、幅広いジャンルの記事をご紹介しています。

ブログで記事紹介

http://d.hatena.ne.jp/the-per2/99991111

という通り、ゆうき図書館に所蔵された雑誌の中でスタッフが気になった雑誌の目次・記事を紹介している。

既存のサービスを活用することで、地方の決して大きくはない公共図書館でもこれだけのことができるという良い事例だろう。


[][][][][]ゆうき図書館、ゆうき図書館 新着雑誌記事速報を公開(2009-03-12)

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ゆうき図書館が、ゆうき図書館 新着雑誌記事速報を公開した(2009-03-12)。

・ゆうき図書館 新着雑誌記事速報

http://r.hatena.ne.jp/the-per/

・「新着雑誌記事速報(試験公開)」(ゆうき図書館、2009-03-12)

http://www.lib-yuki.net/room_ad/sokuhou-blog.html

・ゆうき図書館

http://www.lib-yuki.net/

図書館受け入れている雑誌の約4分の1にあたる114誌の目次をRSSで配信している。元となるRSSは、国立国会図書館2008年12月に始めた雑誌記事索引新着情報のRSS配信を利用しており、先行する情報資源を巧みに活用している。雑誌記事索引新着情報のRSSの利用方法としては、現在最高のレベルと言えるのではないだろうか。

・「国立国会図書館、雑誌記事索引新着情報のRSS配信を開始(2008-12-17)」(新着・新発見リソース、2009-02-07)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20090207/1234000905


[][][][][]ゆうき図書館、ゆうき図書館パスファインダーを公開(2009-03-12)

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ゆうき図書館が、はてなブックマークを利用した「ゆうき図書館パスファインダー」を試験公開した(2009-03-12)。

・ゆうき図書館パスファインダー

http://b.hatena.ne.jp/yukilibpf/

・「パスファインダー(試験公開)」(ゆうき図書館、2009-03-12)

http://www.lib-yuki.net/room_ad/finder.html

・ゆうき図書館

http://www.lib-yuki.net/

ソーシャルブックマークを利用したパスファインダーは、ゆうき図書館サイトでも述べられているように、郡山女子大学図書館パスファインダーという前例があるが、はてなブックマークという一般の利用が多いサービスを利用している点が新しい。ライブラリアンが選んだリンク先のサイトがどれくらいのはてなブックマークユーザーにブックマークされているのかを意識しながら見ると面白いだろう。同時にこのような他との比較にさらされる可能性をおそらくは十分に理解しながらも一歩を踏み出したゆうき図書館スタッフのプロ意識も素晴らしい。

・「郡山女子大学図書館、SBMを応用した郡山女子大学図書館パスファインダーを試験公開(2008-11-21)」(新着・新発見リソース、2008-12-28)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20081228/1230466419

・「図書館によるソーシャルブックマーク活用−パスファインダーに代えて」(編集日誌、2007-12-04)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20071210/1197214871

2009-04-06 (Mon)

[][][]東京学芸大学附属図書館、明治期教科書87点の全文画像を追加公開(2009-03-03)

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東京学芸大学附属図書館が明治期教科書87点の全文画像を追加公開した(2009-03-03)。

・明治期教科書 電子化リスト(2009/03/03追加分)

https://library.u-gakugei.ac.jp/etopia/H20.html

・「明治期教科書87点の全文画像を追加しました!」(東京学芸大学附属図書館、2009-03-03)

https://library.u-gakugei.ac.jp/notice/20090303.html

・東京学芸大学附属図書館

http://library.u-gakugei.ac.jp/

すでに繰り返し述べているが、東京学芸大学附属図書館の新着情報の書き方は実にすばらしい。データ追加の際には必ず新たに追加された差分がわかるように配慮されている。

・「東京学芸大学附属図書館、貴重資料約130点の画像を追加」(新着・新発見リソース、2006-05-01)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20060501/1146493951

・「東京学芸大学附属図書館、望月文庫に画像を追加」(新着・新発見リソース、2007-01-21)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070121/1169391641

・「東京学芸大学附属図書館、望月文庫等カラー画像一覧にデータを追加(2008-03-17)」(新着・新発見リソース、2008-04-29)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20080429/1209477025

2009-03-30 (Mon)

[][][]2009-03-28(Sat): ハロルド・ワシントン図書館の訪問記

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これも昨日の記録。この日は朝から市内にある

・Harold Washington Library Center(ハロルド・ワシントン図書館

http://www.chipublib.org/branch/details/library/harold-washington/

へ。ここは"Largest municiple, public, ciculating library in the country" (FACTS ABOUT YOUR CENTRAL LIBRARY) とのこと。10階建てで外壁は花崗岩という立派な造りだ。あいにくデジタルカメラのバッテリーが切れ、写真を一枚も撮れなかったことが返す返すも悔やまれる。建物の様子などは、図書館サイトを参考にしてほしい。

以下、非常に感心した2つの事例を紹介しておこう。

1つ目はメインエントランスから館内に入る廊下の壁にシカゴ図書館全体のMission Statementが明記されていること。全文は、

・Chicago Public Library - Mission Statement

http://www.chipublib.org/aboutcpl/mission_statement.php

に記されているが、ここにも掲げておこう。

We welcome and support

all people in their enjoyment of reading

and pursuit of

lifelong learning.

Working together,

we strive to provide

equal access

to information,

ideas and knowledge

through books, programs

and other resources.

We believe in the freedom

to read,

to learn,

to discover.

最後の"read", "learn", "discover"の3セットがいい。

もう一つ印象的だったのが、館内の壁のいたるところに書きこまれた本や図書館に関する言葉の数々。これも写真を撮って来れれば良かったのだが……。ライブラリアンに館内全体でいくつかの書き込みがあるのかを尋ねたのだが、まだ始めたばかりの試みでのあり、正確な数は把握していないということだった。さらに引用句をまとめた資料もないということなので、結局すべてを書き写してきた。以下の紹介しよう。なお、単語の正確性は保障しないが、改行箇所はすべて反映してある。

Popular Libraryがある1階には最も多くの引用句がある。

The very existence of libraries

affords the bent evidence.

That we may yet have hope

for the future of man.

- T. S. Eliot

Books are the treasured

wealth of the world

and the fit in heritance

of generations and nation.

- Henry David Thoreau

Once you learn to read you will be

forever free.

- Frederich Douglass

A Library is not a luxury, but one of the

necessities of life.

- Henry Ward Beecher

Books are carriers of civilization.

- Barbara Tuchmer

Outside of a dog, a book is man's best friend,

inside of a dog, its too dark to read.

- Groucho Marx

Book are meat and medicine

and flame and flight and flower

Steel, stitch, cloud and clout

And drumbeats in the air.

- Gwendolyn Brooks

I have always imagined that Paradise

will be a kind of library.

- Jorge Luis Borges

Book are funny little portable piece of thought.

- Susan Sontag

I am always reading or thinking about reading.

- Joyce Carol Otes

Children's Libraryはあるものの、面積の大部分は吹き抜けになっている2階には引用句は見られず、Computer CommonsとNewspapers and General Periodicalsがある3階へ。ここには以下の引用句があった。

Wisdom begins in wonder.

- Socrates

Libraries keep the records as behalf of all humanity,

the unique and the absurd, the wise and the fragments of stupidity

- Vattar Gregoriam

Getting my library card

was like American citizenship.

- Oprah Winfrey

The peace of great books be for you,

Stains of pressed clover leaves on pages,

Bleak of the light

of years held in leather.

- Carl Sandbury

What journey of mind and spirit are there

for the taking with a library card.

- Davvid McCullough

4階にはなく、Municipal Reference CollectionとGovernment Publicationsの5階には、

All the mankind has done, thought,

gained or been: it is lying as in magic preservation

in the pages of books.

- Thomas Carlyle

が、Social Sciences and Historyの6階には、

Knowledge is of two kinds: we know a subject ourselves,

or we know where we can find information upon it.

- Samuel Johnson

Foreign Languageの7階には、

The men who does not read good books has no advantage

over the man who can't read them.

- Mark Twain

My alma mater is the Chicago Public Library.

- David Mamet

そして、MusicとVisual and Performing Artsの8階では、

An art book is a museum

without walls.

- Andre Malraux

と続く。まだ始めたばかりということだが、図書館という空間の演出方法としてはなかなか興味深い。

・Harold Washington Library Center

http://www.chipublib.org/branch/details/library/harold-washington/

・Chicago Public Library

http://www.chipublib.org/

・Chicago Public Library Foundation

http://www.chicagopubliclibraryfoundation.org/

なお、写真はシカゴの朝。この日が滞在最終日。朝早くにホテルを出て空港へ。そして、搭乗、一路日本へ。

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