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2010-01-17 (Sun)

[][][]国際日本文化研究センター、浮世絵芸術データベースを公開(2009-12-10)

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国際日本文化研究センターが国際浮世絵学会と連携して、浮世絵芸術データベースを公開した(2009-12-10)。

・浮世絵芸術データベース

http://unno.nichibun.ac.jp/geijyutsu/ukiyoe-geijyutsu/

http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/u-geijyutsu.html

・国際浮世絵学会

http://www.ukiyo-e.gr.jp/

国際日本文化研究センター

http://www.nichibun.ac.jp/

浮世絵芸術データベースは、国際浮世絵学会とその前身である日本浮世絵協会が刊行する『浮世絵芸術』の本文をデジタル化したもの。現時点では、1962年9月20日の第1号から2009年7月20日の第158号号までが公開されている。ただし、本文はテキストまでデジタル化されてはおらず、あくまで画像として本文を読めるに留まっている。

2008-07-19 (Sat)

[][]国際日本文化研究センター、古事類苑ページ検索システムを公開(2008-05-26)

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国際日本文化研究センターが古事類苑ページ検索システムを公開した(2008-05-26)。

・古事類苑ページ検索システム

http://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/

http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/kojirui.html

国際日本文化研究センター

http://www.nichibun.ac.jp/

「古事類苑」は1896年(明治29年)から1914年(大正3年)にかけて編纂された百科事典。「古事類苑」には全1000巻からなる和装本と全51巻の洋装本があるが、この検索システムでは洋装本を電子化し検索できるようにしている。


[][]国際日本文化研究センター、古事類苑全文データベースを公開(2008-05-26)

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国際日本文化研究センターが古事類苑全文データベースを公開した(2008-05-26)。

・古事類苑全文データベース

http://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/

http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/kojiruien-zenbun.html

国際日本文化研究センター

http://www.nichibun.ac.jp/

「古事類苑」は1896年(明治29年)から1914年(大正3年)にかけて編纂された百科事典。制度、文物、社会全般の事項を30部門に分け、1867年(慶應3年)までの文献が多く引用されているという特徴がある。

総ページ数が約6万7000ページ、見出し数は約4万項目に及ぶこの大事典の電子化には、長らく国際日本文化研究センター山田奨治さんと国文学研究資料館の相田満さんらが取り組んできており、その成果の一端が今回公開された古事類苑全文データベースである。

山田奨治研究室

http://www.nichibun.ac.jp/~shoji/

山田奨治研究室 - 電子化古事類苑プロジェクト

http://www.nichibun.ac.jp/~shoji/cgi-bin/dmh/wiki.cgi?page=%C5%C5%BB%D2%B2%BD%B8%C5%BB%F6%CE%E0%B1%F1%A5%D7%A5%ED%A5%B8%A5%A7%A5%AF%A5%C8

なお、今回公開されたのは全30部門からなる「古事類苑」のうち、

  1. 天部
  2. 歳時部
  3. 地部

の3部。地部については一部の公開となっているが、それでもこれだけの電子テキストが作成され、かつ検索できるようになったことは画期的というほかない。現時点では約3200ページ分の全文テキストデータを公開しているというが、残る6万3800ページが電子化されると、日本語の電子テキストの世界はどう変わっていくだろうか。この先の未来に大きな期待を抱きつつ、まずはこれまで事業を進めてきた山田奨治さん、相田満さん、早川聞多さんらに感謝したい。

なお、「古事類苑」の電子化については、山田奨治さんらによる研究報告が出されている。

山田奨治、早川聞多、相田満「古事類苑(天部・地部)の全文入力とWiki版の試行−前近代の文化概念の情報資源化」(「情報処理学会研究報告人文科学コンピュータ研究会報告」112、情報処理学会2006年

http://ci.nii.ac.jp/naid/110004837757/

・「東京大学史料編纂所、古事類苑−総目録・索引を公開(2007-07-02)」(新着・新発見リソース2007-08-12

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070812/1186850916


[][][]国際日本文化研究センター、連歌連想語彙データベースを公開(2008-05-26)

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国際日本文化研究センターが連歌連想語彙データベースを公開した(2008-05-08)。

・連歌連想語彙データベース

http://www.nichibun.ac.jp/~shoji/cgi-bin/rensougoi/wiki.cgi

http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/renga-rensou.html

国際日本文化研究センター

http://www.nichibun.ac.jp/

解説によれば、連歌連想語彙データベースは、すでに公開されている

・連歌データベース

http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/renga.html

http://tois.nichibun.ac.jp/database/html2/renga/menu.html

に収録された連歌から、「前句と付句にあらわれる語彙のパターンを連想語彙として抽出し、それらの順引きと逆引きを可能にした」ものという。

連歌の発想―連想語彙用例辞典と、そのネットワークの解析 (日文研叢書 (38))

この連想語彙はすでに

山田奨治・岩井茂樹編『連歌の発想−連想語彙用例辞典と、そのネットワーク解析』(国際日本文化研究センター2006年

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4901558323/arg-22/

に「連想語彙用例辞典」として収められており、今回データベースとして公開したようだ。

2008-07-06 (Sun)

[][]国際日本文化研究センター日本語語彙研究文献データベースを公開(2008-04-23)

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国際日本文化研究センター日本語語彙研究文献データベースを公開した(2008-04-23)。

日本語語彙研究文献データベース

http://gainen.nichibun.ac.jp/

国際日本文化研究センター

http://www.nichibun.ac.jp/

このデータベースでは19世紀半ば以降に日本で新たに用いられるようになった語彙や概念、意味に関する研究文献を検索でき、2008年7月6日時点で7028件のデータを収めている。書誌情報が収められている研究文献は日本語に限定されず、中国語や韓国語、英語で書かれた文献も検索できる。なお、利用者からの新たな情報提供を受け付けているので、心当たりがある方はぜひ協力してほしい。

2008-01-20 (Sun)

[][]国際日本文化研究センター、米国議会図書館所蔵承応版源氏物語データベースを公開

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国際日本文化研究センターが米国議会図書館所蔵承応版源氏物語データベースを公開した(2007-12-04)。このデータベースは米国議会図書館が所蔵する承応3年(1654年)に刊行された「絵入源氏物語」(承応版源氏物語)の本文54冊、注釈書6冊のすべてのページを画像で電子化したという。

同じ承応版の「絵入源氏物語」が1999年に国文学研究資料館データベース古典コレクションの一つとして岩波書店からCD-ROMとして刊行されているが、

・『源氏物語(絵入)〔承応版本〕CD-ROM』(中村康夫、立川美彦、田中夏陽子監修、岩波書店、1999年、12600円)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4001300931/arg-22/

この米国議会図書館所蔵承応版源氏物語データベースの登場により、誰もが無償で利用できるようになっている。喜ぶべきことだろう。

しかし、源氏物語に関するコンテンツが増えたため、源氏物語の専門家ではない限り、それぞれのデータベースにどのような意味があるのか、見当がつかない状況になっている。源氏物語のデータベースといえば、いま思いつくだけでも

・九州大学所蔵「古活字版源氏物語(無刊記)」データベース(九州大学附属図書館

http://herakles.lib.kyushu-u.ac.jp/genji/index.htm

・源氏物語の世界(渋谷栄一さん)

http://www.sainet.or.jp/~eshibuya/

・『源氏物語』古注釈データベース(伊藤鉄也さん他)

http://world.nijl.ac.jp/~t.ito/kinoshita/

・江戸初期刊無無刊記整版本『源氏物語』画像データベース(九州大学附属図書館

http://herakles.lib.kyushu-u.ac.jp/genji2/index.htm

がすでにある。それぞれのデータベースにはどのような特徴があり、どのように使い分けるべきなのか、源氏物語研究者にはわかりやすい解題をまとめてほしい。

おりしも2008年は源氏物語千年紀ということで、すでに様々な事業が催され、今後も予定されている。

・源氏物語千年紀委員会

http://www.2008genji.jp/

・源氏物語千年紀事業−紫のゆかり、ふたたび−

http://www.pref.kyoto.jp/2008genji/

研究においても、2007年度から2010年度にかけての4年計画で行われる「源氏物語の本文資料の再検討と新提言のための共同研究」が実施されている。科学研究費によるこの研究では、

  1. 源氏物語本文のデータベース構築(2007年度〜2010年度)
  2. 構築過程でシステムを設計(2007年度〜2008年度)
  3. 公開用閲覧検索システム開発と運用(2009年度〜2010年度)
  4. 国文学研究資料館との連携をはかり情報を発信(2010年度)

を予定しているという。ぜひこの計画の中に、いまインターネットで公開されている様々な源氏物語の本文データベースの関係整理を加えてほしい。専門家以外にもわかりやすい解題があれば、様々な本文データベースが専門家以外の人々にも活用され、それがまた源氏物語、そして源氏物語研究への理解と支持につながっていくのではないだろうか。

・米国議会図書館所蔵承応版源氏物語データベース

http://shinku.nichibun.ac.jp/genji/

http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/genji.html

国際日本文化研究センター

http://www.nichibun.ac.jp/

・「源氏物語の本文資料の再検討と新提言のための共同研究、サイトを公開」(新着・新発見リソース、2007-10-29)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20071029/1193587552

・「京都外国語大学付属図書館、「世界で読まれる源氏物語」を公開」(新着・新発見リソース、2007-12-02)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20071202/1196603301

2007-07-08 (Sun)