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"Ask not what the net can do for you - ask what you can do for the net."

インターネットの学術利用をテーマにした専門サイトACADEMIC RESOURCE GUIDEブログ版です。記事は主に以下の4点です。

1. 新着・新発見リソース - 最新の学術サイトの紹介と批評。
2. 編集日誌 - 編集長・岡本真の日誌。
3. イベントカレンダー - 順不同のイベント情報。
4. 産官学連携クリップ - ウェブ産業の産官学連携に関するニュース、講演情報等。
5. メルマガ版 - 本ブログを再編集したメールマガジンの発行情報。

New!【重要】サイト移転のお知らせ:2011年1月1日より、arg.ne.jpに移行します。過去の記事も移行済みです。本ブログ自体もアーカイブします。



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2009-05-07 (Thu)

2008-12-21 (Sun)

2007-11-06 (Tue)

[][][]2007-11-06(Tue): 「公立大学図書館サイト診断−理想の図書館サイトを求めて 地域連携の視点から−」の講演内容

思わぬご好評をいただいた

・「大学図書館の学外公開状況」(編集日誌、2007-11-04)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20071105/1194218165

だが、そこでふれた公立大学協会図書館協議会研修会での講演内容がタイミングよく公開された。

・「公立大学図書館サイト診断−理想の図書館サイトを求めて 地域連携の視点から−」【PDF

http://wwwsoc.nii.ac.jp/pula/33kenshu/okamoto.pdf

・公立大学協会図書館協議会 - 会議録・実態調査

http://wwwsoc.nii.ac.jp/pula/proc.html

・公立大学協会図書館協議会

http://wwwsoc.nii.ac.jp/pula/

・「平成19年度公立大学協会図書館協議会研修会で講演」(編集日誌、2007-08-03)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070803/1186153130

テープ起こしではなく、当日使用したレジュメや手元のメモを参考に書き起こしている。よろしければご参考に。

なお、当日のアンケート結果も公開されている。光栄にも「特に印象に残ったプログラム」に挙げていただいているが、図書館外からの発言の珍しさ、いわばビキナーズラックと、当日の講演がトップバッターであったため印象が強く残ったということだろう。今週は

2007-11-08(Thu):

平成19年図書館地区別(北日本)研修

(於・福島県/福島県立図書館

http://www.library.fks.ed.jp/ippan/gyoji/gyoji/19kitanihonchikubetsu.html

で「インターネットの動向−図書館の視点から考える図書館への影響」と題して話をさせていただくが、聴衆の方々に来てよかったと思ってもらえるようがんばらなくては。

・「来週の予定−平成19年図書館地区別(北日本)研修@福島と図書館総合展」(編集日誌、2007-11-02)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20071103/1194049537

2007-11-05 (Mon)

[][]2007-11-04(Sun): 大学図書館の学外公開状況

ほとんどの大学図書館は、一般の人が行こうとすると紹介状がいるなどと面倒なことをいうので使えない。そのため、専門的な勉強をしようとすると、一般人が使える図書館として国会図書館しかない場合が少なくない。

・「著作権を楯にコピーもままならぬ国会図書館なんて!」(JanJan、2007-11-02)

http://www.news.janjan.jp/culture/0711/0711010945/1.php

そんなことはないだろう、と思って読んだ記事だが、すでに反論が出ている。

・「国立大学図書館なら…」(かたつむりは電子図書館の夢をみるか、2007-11-03)

http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20071103/1194111610

特にmyrmecoleonさんが「平成17年度学術情報基盤実態調査結果報告」に基づいて、

国立大では87校中83校、大学全体では701校中426校が研究者でも学生でもない身分の利用の実績がある計算。

とコメントしていることで。JanJanの市民記者である平井進さんの主張は破られている。

さて、公立大学の附属図書館の学外公開状況については、この夏に調べたデータがあるので紹介しておこう。公立大学は76校あり、附属図書館といえるものが89施設ある。この89施設のうち、83施設には学外公開に関するポリシーがサイトに掲載されており、うち81施設で学外公開を実施している。この81施設のうち62施設では貸出まで行っている。この数字は各大学の附属図書館サイトで調べたものだ。なお、詳細は平成19年度公立大学協会図書館協議会研修会で発表している。

・「平成19年度公立大学協会図書館協議会研修会で講演」(編集日誌、2007-08-03)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070803/1186153130

ともあれ、この数字からも「ほとんどの大学図書館は、一般の人が行こうとすると紹介状がいるなどと面倒なことをいうので使えない」ということはないとわかるだろう。

しかし、平井進さんの記事自体は思い込みや決めつけに基づくものとして一笑に付したり、一刀両断できるが、「ほとんどの大学図書館は、一般の人が行こうとすると紹介状がいるなどと面倒なことをいうので使えない」と受けとめられてしまう要因が大学図書館側にないのか、気になるところだ。たとえば、各図書館サイトで学外者の利用方法はわかりやすく記載されているだろうか。また、その大学図書館が所在する地域の公共図書館でも、学外公開に関するポリシーが伝えられているだろうか。平成19年度公立大学協会図書館協議会研修会では、このような点について問題提起したのだが、誤解を生まないための努力を大学図書館側にも求めたい。

2007-08-06 (Mon)

[][][][]2007-08-04(Sat): 公立大学図書館の全サイトを訪れて−印象メモ

・「公立大学図書館リンク集」(編集日誌、2007-07-14)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070715/1184436773

でふれたが、

・「平成19年度公立大学協会図書館協議会研修会で講演」(編集日誌、2007-08-03)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070803/1186153130

の準備のために、公立大学図書館のすべてのサイトを訪れてみた。そのとき気づいたことの一部は、

・「CiNiiへのリンク」(編集日誌、2007-07-10)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070715/1184436777

・「札幌市立大学附属図書館サイトはクリエイティブ・コモンズに準拠」(編集日誌、2007-07-11)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070715/1184436776

・「OPACを使いまわす一例」(編集日誌、2007-07-12)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070715/1184436775

・「「近代デジタルライブラリー」で見る岐阜県関係資料」(編集日誌、2007-07-16)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070717/1184627338

・「図書館サイト徒然」(編集日誌、2007-07-17)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070722/1185030767

と、これまでも紹介してきたが、講演が終わったこともあり、残りの点を記しておこう。当日参加された方々、あるいは参加できなかった方々のお役に立つところがあればうれしい。

screenshot

・岩手県立大学メディアセンター

http://www.iwate-pu.ac.jp/office/library/

トップページに「研究紀要ポータル」というリンクを置き、CiNiiの「岩手県立大学雑誌一覧」に直接リンクしている。

・「CiNiiへのリンク」(編集日誌、2007-07-10)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070715/1184436777

で、釧路公立大学附属図書館の例を紹介したが、これと同様に賢明な方法と思う。こういう事例をみると、以前、国立国会図書館近代デジタルライブラリーへのリンクをうまく使っている岐阜県図書館の取り組みを紹介した上で、

国立国会図書館近代デジタルライブラリーを使ったリンク集のコンテストをやるとよいのではないか。通常の広告やプロモーション以上に効果があるように思う。

・「「近代デジタルライブラリー」で見る岐阜県関係資料」(編集日誌、2007-07-16)

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070717/1184627338

と述べたのと同じことを、CiNiiを提供する国立情報学研究所(NII)にも思う。CiNiiへのアクセスを増やす上で様々な取り組みが行われているが(つい先週もARGの立場でNIIの研究者とこのテーマで簡単な意見交換をした)、CiNiiを上手に使ったリソース作成を募集・評価するコンテストをやってみてはどうだろう。

閑話休題。岩手県立大学メディアセンターサイトトップページには、次のような注釈が入っている。

OPAC

※学外者の方へ検索上の注意点

研究紀要ポータル

※学外者は一部有料↑

各種データベース一覧

※学内限定です↑

※学内者限定です

語学自習室

情報スペース利用案内

学外の利用者への配慮が感じられ、感心させられる。

・山形県立保健医療大学附属図書館

http://www.yachts.ac.jp/lib/

では、トップページに以下の文章を掲げている。

screenshot

図書館では、利用者の皆さんが学習や研究の中で必要となる情報を集中的に集めることができるように、さまざまな情報源を準備しています。そこには、情報源そのものだけでなく、求める情報源を探すための情報源も準備されています。また、本や雑誌といった、古典的な情報源はいうに及ばず、データベースや電子ジャーナルといった、ニューメディアの情報源にも力を入れて準備しています。

図書館は、従来通り学習・研究する場を皆さんに提供するとともに、サービスが時間と空間の制約を越えて、いつでも、どこでも、皆さんに届くように、さまざまな新しいサービスを開発しています。

さらに、皆さんが情報を集めているとき、必要な情報源が本学にないときにもあきらめないで下さい。本学の図書館は、全国の大学図書館や、国立国会図書館、英国図書館等が行っているサービスの窓口でもあるのです。

もはや、図書館は一大学のものだけではなくなりました。図書館のネットワークは、ネットワーク全体で皆さんの学習と研究を支えるための仕組みを作り上げています。

図書館のビジョンやミッションがわかりやすく表現されている。トップページに置くには文章が長いとは思うが、なによりも表明されている意気込みがいい。

screenshot

・神奈川県立保健福祉大学附属図書館

http://www.kuhs.ac.jp/kuhslib/kuhslibtop.htm

は、トップページから近隣の神奈川県立保健福祉大学実践教育センター図書室、横須賀市立図書館リンクしている。講演で紹介した

青森公立大学図書館

http://www.nebuta.ac.jp/lib/top.htm

と同様に、大学図書館側から公共図書館等への誘導を図る数少ない好例の一つになっている。

公共図書館だが、

・羽島市立図書館

http://www.lib.city.hashima.gifu.jp/

では、

・羽島市立図書館蔵書検索メインメニュー

http://www.lib.city.hashima.gifu.jp/SerlsWeb/

のページの最下部に、

携帯電話からは、http://www.lib.city.hashima.gifu.jp/SerlsWeb/mobile/検索ができます。

という一文を置いている。モバイル版の存在をうながす試みとして貴重な実例となっている。

・大阪府立大学羽曳野図書センター

http://www.lib.osakafu-u.ac.jp/gakubu/nursing/

は、学外者の利用資格の一つとして「大阪府看護協会会員」を挙げており、

・大阪府看護協会図書室

http://www.osaka-kangokyokai.or.jp/kaiinjoho/tosyo.htm

にも、

大阪府看護協会会員証を提示してください。また、 来館される場合は必ず(羽曳野図書センターへ)事前に連絡してから ご利用ください。

と利用者向けの注意が載せられている。看護系では他の公立大学でも利用資格を医療・保健・介護・福祉の職業人に限っているケースが多い。が、看護協会への開放は他の大学図書館サイトにはみられず、大阪府立大学の独自性が感じられる。

・下関市立大学附属図書館

http://www.shimonoseki-cu.ac.jp/library/

は、学外者の利用資格の一つに「市内に事業所を有する方」を挙げている。サイト上で確認できる限り、公立大学でこの定義を持っているのは下関市立大学附属図書館だけだろう。

以上、参考までに。