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"Ask not what the net can do for you - ask what you can do for the net."

インターネットの学術利用をテーマにした専門サイトACADEMIC RESOURCE GUIDEブログ版です。記事は主に以下の4点です。

1. 新着・新発見リソース - 最新の学術サイトの紹介と批評。
2. 編集日誌 - 編集長・岡本真の日誌。
3. イベントカレンダー - 順不同のイベント情報。
4. 産官学連携クリップ - ウェブ産業の産官学連携に関するニュース、講演情報等。
5. メルマガ版 - 本ブログを再編集したメールマガジンの発行情報。

New!【重要】サイト移転のお知らせ:2011年1月1日より、arg.ne.jpに移行します。過去の記事も移行済みです。本ブログ自体もアーカイブします。



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2009-05-07 (Thu)

[][][][]東北大学附属図書館サイトリニューアル2009-03-31

screenshot

東北大学附属図書館サイトリニューアルした(2009-03-31)。

東北大学附属図書館

http://tul.library.tohoku.ac.jp/

東北大学附属図書館の過去のサイト

http://www.library.tohoku.ac.jp/top/index_old.html

・「図書館HPが新しくなりました」(東北大学附属図書館2009-03-31

http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=14

従来のサイトと比して大きな違いは、新着情報の位置をページの上段から中段に下げたことだろう。これまでは新着情報が占めるスペースが大きく、図書館サイト内の各種メニューへの移動に支障を来している恐れがあった。

なお、

・「新ホームページ「ここ」が変わりました」(東北大学附属図書館、2009-04-22)

http://tul.library.tohoku.ac.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=24

・「図書館ホームページが新しくなりました」【PDF】

http://tul.library.tohoku.ac.jp/pub/newHP_about.pdf

によれば、

  1. 簡易検索窓の設置
  2. 今日の開館情報の表示
  3. おしらせRSSフィードの開始

が大きな変更点とされている。

現時点では、トップページの右側下段に、

が置かれ、これまでのサイトが保存されている。情報の保存を旨とする図書館であれば、当然のことと思うが、ぜひこのようなWebアーカイブは続けてほしい。

2007-03-19 (Mon)

[][][]東北大学附属図書館東北大学機関リポジトリ「TOUR」を正式に公開

東北大学附属図書館東北大学機関リポジトリ「TOUR」を正式に公開した(2007-03-05)。「TOUR」は2006年12月15日に試験公開されていたが、3ヶ月の試験運用を経て正式公開に移行したことになる。公開されている研究成果は約6800本と試行版のときと大きな変化はないようだ。このところ機関リポジトリが試験公開と銘打って公開されているが、なぜ試験公開なのか、試験公開とする理由は何なのか、別の見方をすれば、どのような条件がクリアされたから正式公開となったのか、という事情が説明されていないことが多い。些細なことのように思えるだろうが、もし何らかの責任回避のために試験公開と銘打つのであれば、この理由は明らかにしてほしい。

東北大学機関リポジトリ「TOUR」

http://ir.library.tohoku.ac.jp/

東北大学附属図書館

http://www.library.tohoku.ac.jp/

・「東北大学機関リポジトリ「TOUR」を正式公開しました」(東北大学、2007-03-09)

http://www.tohoku.ac.jp/japanese/topics/newtopics.html#20070309n2

・「東北大学附属図書館東北大学機関リポジトリ「TOUR」の試行版を公開」(新着・新発見リソース2007-01-05

http://d.hatena.ne.jp/arg/20070105/1167953139

2007-01-05 (Fri)

[][][]東北大学附属図書館東北大学機関リポジトリ「TOUR」の試行版を公開(2006-12-15)

東北大学附属図書館東北大学機関リポジトリ「TOUR」の試行版を公開した(2006-12-15)。サイトは学術論文などを収録・公開するものと、図書館が所蔵する貴重書を収録・公開するものとに分かれており、いままでにあまり例がないタイプといえる。学術研究成果を対象としたリポジトリは、現時点では工学研究科・工学部の約5600本を中心に約6000本の研究成果が公開されている。貴重書のほうはすでに図書館サイトで公開されている狩野文庫を収めなおしたもので、日本の古地図約900点が公開されている。使用しているソフトウェアはいずれもDSpace。なお、名称のTOURはTOhoku University Repositoryの頭文字をとったもののようだ。

東北大学機関リポジトリ「TOUR」

http://ir.library.tohoku.ac.jp/

・狩野文庫画像データベース

http://www2.library.tohoku.ac.jp/kano/kano_top.html

東北大学附属図書館

http://www.library.tohoku.ac.jp/

2006-11-07 (Tue)

[][][]東北大学附属図書館、附属図書館ブログ「大学生のための情報検索術」を公開(2006-10-05)

東北大学附属図書館が附属図書館ブログ「大学生のための情報検索術」を公開した(2006-10-05)。このブログ東北大学の全学教育科目として開講されている「大学生のための情報検索術」の内容を補うもので、授業の事務局を担当する図書館職員によって記事が書かれている。ほかの講義ブログと異なり、授業のテーマがテーマなだけに、今後どのような展開をしていくのか注目したい。

・附属図書館ブログ「大学生のための情報検索術」

http://dbs.library.tohoku.ac.jp/blog/djk2006/

・「3年目に入りました!」(大学生のための情報検索術、2006-10-05)

http://dbs.library.tohoku.ac.jp/blog/djk2006/?year=2006&month=10&day=05

東北大学附属図書館

http://www.library.tohoku.ac.jp/

2005-03-02 (Wed)

[][][][]2005-02-24(Thu):

立教大学図書館サイトトップページにOPAC(蔵書検索)の検索キーワードの入力欄を設けている。「立教大学図書館からのお知らせ」によれば、すでに約1年前(2004-05-19)からこうしていたようだ。これは非常によい工夫だと思う。

・立教大学図書館

http://opac.rikkyo.ac.jp/

・立教大学図書館からのお知らせ

http://opac.rikkyo.ac.jp/rireki.html

大学図書館サイトは、全方位への(学外者を含む)広報と学内者向けのサービスと二つの役割がある。このことは、3年前に東北大学附属図書館トップページのデザインを変更したときに気づかされた。そのときの編集日誌でこう書いている。

2003-03-21(Fri):

東北大学附属図書館サイト内容を変更(2003-03-17)。「らいぶらりNOW」90によれば、広報からサービスに重点を移動したのが主たる変更点。このような変更は最近のトレンドなのだろう。実際、利用者向けのサービスに重点を置く図書館サイトが増えたように感じている。だが広報という役割が後退することが、外部の視点を失うことにつながらないよう願いたい。

東北大学附属図書館

http://www.library.tohoku.ac.jp/

・2003-03-21付の編集日誌(本誌第156号、2003-03-27)

http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/156.html

当時の日誌にある「らいぶらりNOW」90を読むと、

「従来の図書館ホームページは広報に重点を置いていたが、今回はサービスに重点を置く構成とした」。

「以前のトップページは、サービスに関する部分とコレクション等に関する部分が混在していることから、わかりづらい構成となっていたがそれらをはっきりと分けた」。

トップページから直接サイト内検索を可能とした」。

という意図と対策があったことがわかる。

・「らいぶらりNOW」90【PDF】

http://www.library.tohoku.ac.jp/libnow/libnow90.pdf

東北大学附属図書館の試行錯誤や現状は、米澤誠さんの「図書館ポータルの本質:多様なコンテンツを生かす利用者志向サービス」(「情報の科学と技術」55-2、情報科学技術協会、2005年)に詳しい。話がそれるが、大学などで学術系サイトの運用に関わる方は必読だろう。なお、米澤さんには、同大学附属図書館の活動について、寄稿していただいたことがある。

・米澤誠「図書館ポータルの本質:多様なコンテンツを生かす利用者志向サービス

http://www.infosta.or.jp/journal/200502j.html#2

・米澤誠「図書館で研究成果の発信を:東北大学研究者作成データベースの公開事業」(本誌第171号、2003-09-28)

http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/171.html

さて、話を立教大学図書館に戻すと、OPAC(蔵書検索)が図書館トップページにあるというのは、誰にとっても便利なものではないだろうか。それほどスペースをとるわけでもなく、図書館サイトでおそらく一番したいであろう蔵書検索の機能を提供する。学内者にも、学外者にも使われる。図書館の蔵書目録がオンラインで検索できるという広報にもなっている。一見すると単純で些細に思われるだろうが、このデザインを実現するためには、OPAC(蔵書検索)には、検索キーワードの入力欄は一つあればよい、という決断があったであろうことを指摘したい。大学図書館に限らず、図書館のOPAC(蔵書検索)の画面には、たくさんの検索キーワード入力欄があるほうが標準的だ。書名、著者名、件名(テーマ)、刊行年など、たくさんの条件を指定できる。だが、実際には、利用者がそんなに複数の検索キーワードを用いることはない。OPAC(蔵書検索)を提供する図書館の側と、OPAC(蔵書検索)を検索する利用者の側との間にある「ずれ」を正確にとらえ、「ずれ」を埋められる仕様を考え、検索キーワードの入力欄は一つあればいいという結論にたどりついたのだろう。検索キーワードの入力欄は一つあればいい、というその結論が、図書館トップページからすぐにOPAC(蔵書検索)を使えるというデザインを可能にしたのだろう。

大学図書館に限らず、図書館サイトを運営する方々にはぜひ参考にしてほしい。なお、図書館のOPAC(蔵書検索)の機能やデザインについては、「利用者の目からみた図書館の目録‐評価する点、改善すべき点、期待する点」(「現代の図書館」41-4、日本図書館協会、2003-12)という記事を書いたことがある。図書館サービスを提供する方、利用する方、双方に読んでいただければうれしい。また近々刊行される別の冊子で、この話題を引き続き取り上げている。刊行された際には、あらためてお知らせしたい。

・「現代の図書館」目次

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/gendai.htm