2010-12-26
■[波]ヨコハマ朝デート。
ねえ そうさこのまま 僕とロックンロールで 踊ってくれないか?
ついったでDMを同時に送信しあって、「存分に恋に落ちましょう」と彼女がついーとしたとき、頭の中で『ロックンロールダンシングガール/the ARROWS』が鳴り響いた。
「会いたい人に会いに行く」、というのがここ最近の(もっといえば11月石田ライブ以来の)わたしのテーマ。
そんなわけで、今回の上京ではアオキエリさんとお会いしてきた。片道通行なら十年越し(!)の逢瀬をするっとつないだのはtwitter。ついったのフットワークの良さ、恐るべし。普段のTLからお互いの行動パターンがなんとなく読めてしまうせいか。あれよあれよという間に横浜朝デートが決まったのでした。
「あのパンケーキ屋さんいきたーい」
「ハチクロで出てきた、フェリーターミナルいきたーい」
とミーハー丸出しのリクエストをするアリヲに
「モトヤはランチだと2時間待ち待ちになるからモーニングにしようか」
「大桟橋ならモトヤからならすぐだよ」
とさっと答えてくださるえりついさん。
まるきりデートの打ち合わせ。
ただ一つ残念なのは、お互い、三十路の、女性だったのです…
地下鉄の出口で待ち合わせ(着いたのもほぼ同時!)、開店8分で既に店内席満席となったモトヤのテラス席で、寒風に吹かれながらパンケーキをいただき、1時間半ほどお喋り。大桟橋からみなとみらいのほうへぐるっとお散歩。うん、やっぱりデートコー(ry
えりついさんと生身でお会いするのは「はじめまして」で、ネット上でも直接やり取りしたことは実はそんなにない。でも、旧友に「ひさしぶりー」と会って話しだしたような違和感のなさに後から大変驚いた。 実は人見知りで初対面の人と話すのはすごく苦手(ほんとうだよ!)
わたしがえりついさんを一方的に存じ上げていたのは、もちろん石田小吉ファンサイトの管理人として、である。石田にメールインタビューなどしていたえりついさんが、自分と同い年と知った時は心の底から驚いた。
必然的に話題の中心はあのでっかい眼鏡で、いろんな興味深いお話をさせていただいたのでした。某国営放送でURLを放送してはいけなかった時代があった、という豆知識にびっくりしたりしながら、話題はだんだんディープな方へ。
もう「石田班」は存在していないんじゃないか? 少なくとも、ファン同士のコミュニティーはクローズドで分散されたものだし、情報を収集・発信するような人もおらず。
黒沢健一と対照的。健一先生には、大事にしてくれるお客さんがいて、お客さんのことを大事にしていて、それをしっかりサポートしてくれるスタッフがいる。これが「人徳の差」なのか?「性格悪いからな!」とあっさり言い放つえりついさん。うおお、年季が違います…
私には「全身が音楽でできてる人」と「全身が音楽でできていない人」の差に思えた。石田は自己申告通り、全身が音楽でできている人ではない。音楽「を」している人、じゃなくて、音楽「も」している人。そんなことを自分で言って、自分の仕事っぷりを振り返り、うーんと唸ってしまったり。
ミュージシャン石田についてこんなにまじめに語ったのは、久々。ライブに行けば確かに楽しくて、いつもの仲間とも「良かったね」などとは言いあうが、もう具体的な音楽の話には踏み込まなくなってしまっている……ええ、所詮は外野の勝手な言い分なんですけれどね。
30歳のとき好きなミュージシャンは何をしていたか。石田小吉は『WINE,CHICKEN & MUSIC』を30歳になってすぐリリース、黒沢健一はソロデビューしたころ。詮無いこととはいえ、わが身と比べて遠い目のふたり。
10年後の自分なんて全く想像できない。不確定要素が多すぎる。中高生の時はドリームが多分に入っているにせよ、大学出て、就職して、何歳ぐらいで結婚して、子供産んで…って人生設計していた。
今は1年後の自分がどこに住んでどんな仕事をしてどんな生活をしているのかさえ、想像できない。なんてことを言っていながら、10年後全く変わっていなかった(!)というオチもありうる…
そして、もひとつイロコイザタにのめりこまずにきたのは、多感な10代〜20代前半をでっかい眼鏡に心を奪われたりやきもきしながら過ごしたせいじゃないか、という残念な結論が出たり、出なかったり。
「人生狂わされたね!」とお互いの来し方を振り返る。……ほんとうに、わるい男だ。
「会いたい人に会いに行く」、あと2人ばかり、絶対お会いしたい人がいる。30歳(のこり5カ月!)のうちに達成したいなあ、と虎視眈々と機会をうかがいつつ、「会いたい人」ができるような出会いをくれた音楽に感謝しつつ、ひとまずは良いお年を。
2010-08-04
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