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このところ、お誘いされ続きで、今日も「ブラームスはお好き」メールがきた。
「ブラームスはお好き」というサガン原作の映画があって、３番三楽章冒頭のチェロが効果的に使われていて、ということが共有されて、このメールの意味が初めて了解される。
要は、来年ブラ３やろうよ、と。
お好きもなにもない、ブラームスはちょっと、というチェロ弾きにあったことがない。

いま、久しぶりにyoutubeで通して聞いたが、三楽章もさることながら、意外や二楽章がしみじみしたのであった。
そういう具合で、ブラームスさんは、長くつきあえる。年とると、別の、いままで拾えなかった箇所に滋味を味わえるのであるのだね。
地味に滋味あり。

ブラームスをやりたいのはやまやまなれど、なんだか、幻想もおまけでくっついてくるらしい。
プログラムの構成からいうと、ブラ３前半、メインが幻想というすわり、か。

そりゃ、ベルリオーズはいやだよ。
聴くのも弾くのも。

というわけ。
少し考えます。