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記憶の残滓 by arkibito

2017-01-23

久々に泳ぐ

土曜日は平常運転


午前中は音楽教室

娘もそろそろ次のステップを考えないといけない時期になってきた。

やはりやるからには最低限の基礎はしっかりマスターしてほしい。

何もプロを目指すとかそういう話ではなく、

ただ、小さい頃ピアノ習ってたんですよ〜と話のネタになる程度で、

大人になったら全然弾けないというのも淋しい話だし、

応用はできなくてもせめて基礎だけでも身につけておけば、

少なくとも終生楽しみとしてピアノを弾くことができたらそれでよい。

5年ほど前からずっと同じクラスでやってきたのだけど、

みな個々に目指すところも違ってきて、方針も違うから、

次のステップの段階で、今のクラスもそれぞれの道へ行く可能性が高い。

今の先生とクラスの子たち、保護者の皆さんだから続けてこれたし、

感謝しかない。淋しくなるけどねえ。

3月の発表会に向けてのアンサンブルと、グレード取得で、

これからも忙しくなりそうだ。


昼からは水泳教室

娘はテストで、クロール25m、見事合格して進級。

よくがんばりました。

自分は今年初泳ぎ。1か月のブランクと病み上がりで恐る恐るのリスタート。

やっぱ水の中が一番しんどい!!


晩は男飯で焼きそばづくり。

麺は焼きながら蒸しあげるのだけど、

ここで水を使わずに酒でやるとおいしくなる。

今宵はカレーパウダー振りかけてスパイシー仕立て。

うまし。


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2017-01-21

パラダイス阿波座

先週から、喉を中心に絶不調で、

味覚が完全に損なわれてしまっていたし、

とにかく仕事から帰るともう力なく寝床へ直行するような具合で、

全くお酒呑まず。

そろそろこちらも復帰をということで、向かったのは阿波座

前々から行ってみたいと思いつつも、

平日は19時までで、

場所が場所だけになかなか足を運べずにいたのだが、ようやく。


オフィスビルが立ち並ぶ一角、

かのモンベル本社から目と鼻の先にある島田商店さんです。

早くから特定名称酒や古酒の可能性を見出し、

”心酔わせる酒”をテーマに、

関西の地で日本酒を広めてらっしゃいます。

ここの地下がまるで酒好きの秘密基地のようだということで、

早速潜ります。


↓島田商店

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↓迷宮へご案内

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急な階段を下っていくと、

まるで防空壕のような空間が広がり、

そこにはずらーっと見なれぬ地酒が並んでおります。

ここは単なる貯蔵庫ではなくて、

実は有料試飲ができるスペースになっています。


↓地下セラー

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↓銘酒がぞろぞろと眠っています

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有料試飲は、どの銘柄、どのクラスでも一律220円。

その日開いているお酒なら好きに選ぶことができます。

ただし色々ルールがありまして、

あくまで試飲であるということから、時間は1時間程度。

グラスには7〜8割程度で手酌。

飲み屋ではないので、仕事などの話はNGで、お酒の話題だけ。

もちろん禁煙です。

アテは3種類。

あくまでお酒を試すというところにのみ特化しています。

酔っぱらい厳禁。


↓有料試飲です。アテは3種類のみ

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でわでわ早速。

とりあえず初めてだったので、

お店の方にオススメを4種見繕っていただきました。

すると蔵の奥から提供されたのが、

山形出羽桜酒造の「桜花 吟醸酒 本生」、

山梨萬屋醸造店の「恋音 春鶯囀 純米吟醸

富山は桝田酒造店の「満寿泉 純米吟醸

新潟は石本酒造の「越乃寒梅 金無垢 純米大吟醸

どれも春を予感させるような銘柄でそろえていただきました。

それぞれを8分目まで注いで並べます。

1杯ずつ完飲していくのではなく、

少しずつ呑み比べながら飲んでほしいということでしたので、そのように。


↓新酒を4種類。左から山形出羽桜、山梨の恋音、富山の満寿泉、新潟の越乃寒梅

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それでは左から順番にテイスティングしてみます。

この4本の中で一番香りがよかったのがこの「桜花」でした。

さっそく呑んでみますと、とてもさわやかでフルーティーな味わい。

吟醸スペックでこれだけのクオリティを出してくるというのは

さすが出羽桜さん!

ネーミング通りの花薫る呑みやすいお酒でした。

この4本の中では、香り、味わいともに

一番出来の良いお酒だったと思います。


つづいては地酒不毛の地である山梨から「恋音」を。

山梨では何と言ってもワインの生産で有名ですね。

その上、サントリー白州の地であり、日本酒はほとんど相手にされません…

しかしこのお酒、恋という可愛らしい名前の割に

かなりクセの強い味と香りがしました。

お店の人に聞いてみると酒米美山錦山田錦のブレンド、

水は南アルプス伏流水をしようということなので、

クリアでドライな酒ができてもおかしくないのに、かなりのクセです。

ただクセの強い酒も、クセの強い恋も嫌いではありません(笑)


つづいて「満寿泉 純米吟醸」。

香りはかなりシンナー臭に近いようなケミカル系。

口当たりは辛口ドライですが、ほとんど味わいがなく、

奥行きを感じないお酒で、あまり進んで飲もうという感じにはなりません。

ハズレに近いかな。


ラストを〆るのは「越乃寒梅 金無垢 純米大吟醸」。

全国的にも有名な越乃寒梅さんですね。

純大ということでさすがに素晴らしい仕上がりです。

ただ、ちょっと一昔前のお酒という感じで、目新しさはなし。


さてさて酒のお供は2種類。

クリームチーズと金山寺味噌をいただきましたが、

これがまた絶品すぎる@@@@

それ自体でも十分美味しくて、じゃんじゃんいけちゃうのですが、

どちらも濃厚な味わいながら、後味がすうっと消えていくので、

お酒とお酒の合間に舌をリセットする絶妙な役割を果たしています。

ここでも試飲というところにしっかりポイントが置かれているあたり、

ナルホドのこだわり。


↓古酒を2種類ほど。左が広島の老亀、右が石川の菊姫

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せっかくなので、古酒も2種類ほどいただきました。

広島は小野酒造の「老亀 本醸造」と、

石川の銘酒「菊姫 吟醸」。

どちらも20年近く眠らされて、十分な黄金色に輝き、

ねっとりとしたカラメルのような味わい。

「老亀」の方がアル添酒ということで

若干のビターな味わいが加わって、

上質のブランデーのように舌の上を転がります。

菊姫」の方は、元々上質な酒が時間を経て

大人の装いを纏ったというか、

ナルホド〜これが古酒の魅力か〜というような、

深い味わいでした。

今宵はここらでテイスティング終了。

ごちそうさまでした。

また、お邪魔させていただきます!


なんだかんだほろ酔い気分で帰路につきますが

やはりお酒が入ると食べたくなるのは温かい麺。

ちょうど近くにええところあるやないですかと、

一筋二筋歩いて行って、向かったのはこちら。

本当にお久しぶりです。

まずはエビスビールで辛いゆで餃子を。

普段ゆで餃子は食べませんが、

ここのは皮も自家製で本当に素晴らしくおいしくて

焼いたらきっと勿体ない。

このタレがまた絶妙ナノダ!


↓おひさしぶりにこちらへ

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↓紅油水餃でビール

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そして冬場なのでないのかなと思ったら

レギュラー化されていた大好物の熱帯麺!!

ああ、ありがたや〜。

ココナッツミルクと香辛料で仕上げられたこのスープと

パクチーや鶏肉など盛りだくさんの具、

そして自家製の麺のアンサンブル。

あっという間にゴチソウサマ!


↓大好物の熱帯麺!!!

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ということで、うまい酒から〆まで堪能した阿波座の夜でした。

2017-01-20

ちいさな怪獣

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下の娘の最近のお気に入りは近所の公園でのおさんぽ。

ゴロゴロを押しながら、よちよち歩いて、

ポッポを見つけては大興奮。

足取りもずいぶんとたくましくなりました。


相変わらず、やんちゃで小さな怪獣と化しては、

家じゅう所狭しと動き回っては悪さ三昧ですが

最近では、こちらが首をかしげると、同じようにかしげて見せたり、

パチパチと拍手をすれば、拍手をしてみたり、

「ああ」といえば、「ああ」と返したり、

初歩的なコミュニケーションができるようにもなってきました。

子供の成長はつくづく早いものだなあ。

2017-01-18

『栂海新道を拓く』 by 小野健


久々に本の話。

あまりに読むことをしていなかった反省で、読まなきゃと。

通勤途中にちょこちょこと読んで完読。

この時期どうしても遠のく

山への想いを少しでも消化するために手に取ったのは

2015年に3000m近い白馬岳から日本海までを大縦走した

栂海新道についての著書。

この栂海新道を開拓し、

また道中にある栂海山荘や白鳥小屋を管理している

糸魚川のサワガニ山岳会の創設者にして会長さんだった

小野健さんが、自らの体験を自伝的に記した一冊。


小野さんは勤務する会社の同志たちとともに、

私財を投じ、休日もほとんど返上し、家庭も顧みず、

約10年の歳月をかけて

朝日岳直下のコルから北アルプス没する親不知海岸線までの

トレイルを自力で開拓された方で、

その絶大なる功績で、1972年山渓山岳賞も受賞しています。

糸魚川では、この一帯の山を知り尽くした主、

地元の名士として長らく尽力されてきましたが、

2014年に残念ながらお亡くなりになられています。


中身的には、地元の山々や自然、

動植物への深い知識と愛情にあふれていますが、

いわゆる山行記録をベースにした本ではないので、

手に汗握る山歩きのルポを期待してしまうといけません。

むしろどうやって道を切り開くかというところに主眼が置かれています。

特に森を伐採するために、

各省庁との面倒なやり取りや軋轢、

果ては国有林を不当に伐採したという名目での取り調べを受けるなど、

この壮大な計画に架かる大変な労力やトラブルの数々が

正確に記録されていて、ご苦労がうかがえます。

本当に並々ならぬ信念と、山バカ根性がなければ、

きっと達しえないことです。


2年前、2泊3日という強行スケジュールで、

栂池から白馬岳雪倉岳朝日岳ときて、

そこから長い長い栂海新道を歩き通したことが蘇りました。

果てしなく続くトレイル、尋常じゃないほどの喉の渇き、

死に物狂いで得た水場の滴のありがたさ、

豊かな植生と、青い空と遠くに広がる日本海の美しさ。

そして夢にまで見た親不知海岸線

海のしぶきを浴び、自らの足で歩き通した達成感と、

えも言えぬ安堵感に思わず涙したこと。

忘れられない思い出です。

その山行も、小野さんをはじめとする

素晴らしい先駆者のみなさんのおかげだと改めて感謝しました。

うううん・・・

深い咳が止まらん…

声が出ない…

2017-01-17

22年目の1.17

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22年目の1.17を迎えました。

この日ばかりは身が引き締まる思いがします。

毎年、前の晩から東遊園地へ歩いて向かうのですが、

週末からの体調不良が深刻で残念ながら今年は見送りました。

でも、追悼のつどいにはどうにか参加したいと、

始発電車に乗り込んで三ノ宮まで。

午前5時46分黙とう

何とか今年も追悼することができました。


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今年は平日にあたりましたが、たくさんの方々が集まっていて、

中でも学生など若い人たちが多かったような印象があります。

きっと、22年前の震災を知らないであろう世代だとは思いますが、

興味本位でもいいので、こういう現場に足を運んで、何かを感じて、

同じ思いに馳せるだけでも大変意味のあることだと思います。


今年の遺族代表の方がお話しされていましたが、

22年という歳月はもはや歴史の世界のことのようになってきています。

でも、自然の猛威は日常のすぐ隣り合わせにあります。

去年も、熊本鳥取地震による大きな被害が出ました。

北海道では台風の被害も甚大でした。

それ以外にも、震度3や4といった、

昔ではびっくりするような大きな地震が、

当たり前のように全国各地で頻繁に起こり、

なんだか麻痺してしまっているような感覚を覚えることも正直あります。

神戸東北を経験し、耐震技術や防災意識が格段に上がり、

人も建物もずいぶん強くなって、

被害の程度は軽減されては来ていると思います。

でも、自然はいつだって人間の想定を簡単に超えてくるのです。

それを絶対に忘れないためにも、

1.17を風化させないこと、思いを繋ぐことは大切です。


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