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記憶の残滓 by arkibito

2016-09-28

伝い歩き

つかまり立ちの次は伝い歩きに成功。

ちゃぶ台の上に置いてあったコップを取るために、

つかまり立ちをして手を伸ばすのだけど、

なかなか届かずに、ジリジリっと移動して、

結局ちゃぶ台を30分かけて一周してはりました。

お疲れ様〜

2016-09-25

初八ヶ岳 美濃戸口〜赤岳鉱泉〜阿弥陀岳〜赤岳〜横岳〜硫黄岳

金・土で約1か月ぶりの遠征山行。

本当は2泊3日でロングトレイルを歩くつもりだったが、

台風が去った後の秋雨前線が伸びて

前ノリの晩から麓でシトシト雨と、濃霧のためBプランに変更。

ということで、1泊2日で初めての山域である八ヶ岳へ。


南八ヶ岳。下に見えるのが赤岳鉱泉と行者小屋

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現地での突如の立て直しで

プランを変更したのだがうまくいかない。

当初プランの下山バスの都合で、金土日にしたせいで、

この日は金曜日=平日だったため、

どこの登山口へのバスも運休、

もしくは10時台の便しかなく、無駄に茅野駅で足止め。

11時にようやく、八ヶ岳の登山基地である美濃戸口を出発。

みるみる天候が悪化するなか、

オーソドックスで難易度の低い、北沢ルートをチョイス。

堰堤広場からは、勢いを増す沢のキワを行くのだが、

上からの雨粒はひどくなる一方で、

足元もぬかるみや濡れた岩がすべり、

全身ドブネズミ状態で約2時間。

たどりついた赤岳鉱泉はパラダイスでした。

本当はまだ時間もあったので、

さらに上へ進むつもりだったのだけど

小屋のあまりの充実ぶりにここで一晩お世話になります。


↓赤岳鉱泉

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まずはなんといってもお風呂!

びしょぬれで心底みじめな気分を

一気に吹き飛ばしてくれました。

しかも一番風呂ゲットで本当に最高!


↓生き返る〜

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そしてそして、今宵の晩御飯は、

赤岳鉱泉名物のステーキ!

毎日のメニューではなく、本当にラッキーデー♪

ランチもカレーだけで6種類もあって、本当にグルメ充実。

赤岳鉱泉は雨の日でも山を楽しめるような工夫とかしているので

本当に素晴らしい小屋でした。


↓名物ステーキ!

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2日目。

予報では8〜10時のわずかの間だけ晴れの予報。

6時前に小屋を立ち、みな赤岳へ向かうのとは逆方向で攻めるため

まずは阿弥陀岳へ。

中岳のコルから山頂までの登りはガレガレの岩の急登で

今回一番難易度が高かった場所。

主稜線から外れた阿弥陀岳ですが、

山頂からの眺めは本当に素晴らしく、

タイミングよく山頂は晴れて、

南八ヶ岳北八ヶ岳蓼科岳の連なる様はもちろん、

南アルプス北アルプスも見えて圧巻でした。


↓圧巻の阿弥陀岳

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阿弥陀岳登頂

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続いては、赤岳。

中だけの稜線からジグザグのガレ場を詰めて

山頂直下の岩場もそれほど難易度は高くなく、無事登頂。

団体さんとは逆コースを選んだので、

山頂も岩のルートも混雑に巻き込まれることなく、

お天気もこの頃まではもってくれました。


↓いざ本丸の赤岳へ

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八ヶ岳最高峰・赤岳

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続いて横岳。

赤岳山頂から展望荘までの無茶な岩場の下りはなかなか難儀。

地蔵の頭を過ぎると、岩場の連続ですが

この辺りも整備が行き届いて難しいところはなし。

三又峰までくると、双方から雲が上がってきて、眺望ゼロ。


↓横岳

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横岳の先も少し尖がった岩場を抜ける。

台座ノ頭からは一面の白霧の世界。

モヤモヤとわからないままに、

カレカレの岩のただっ広い稜線を登って硫黄岳へ。

間近で見る爆裂火口は迫力ありました。


↓硫黄岳

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↓硫黄岳の爆裂火口

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そこからは一気に赤岳鉱泉へ下山。

途中からどんどん天気が悪くなり、雲の中。

雨が降る前に退散ということで、北沢ルートを黙々歩いて

13:20のバスで下山しました。


お天気には恵まれず、

晴れたのは2日のうちわずか2時間だけ

当初プランも変更を余儀なくされましたが

初めての八ヶ岳はなかなか楽しく、

素晴らしい山岳リゾートでした。

まだまだ他にもお山やルートが盛りだくさんなので、

これから通いたいと思います。


10月中旬まで土日の予定が目白押しなので、

また山が遠くなる。

ひょっとして今年の遠征はこれでラストかも。

あと1回くらいどこかに行けたらなあ。


<山行ルート>

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<山行スケジュール>

●1日目(2時間05分)

10:25茅野駅⇒11:05美濃戸口11:10⇒11:40やまのこ村⇒11:45美濃戸山荘⇒

12:30堰堤広場⇒13:15赤岳鉱泉


●2日目赤岳鉱泉(7時間29分)

05:45赤岳鉱泉⇒06:12行者小屋06:20⇒06:30中岳と文三郎尾根分岐⇒

07:03中岳のコル07:10⇒07:28阿弥陀岳07:35⇒

07:50中岳のコル⇒08:03中岳⇒08:20文三郎尾根分岐08:25⇒08:40赤岳08:45⇒

09:05赤岳天望荘09:20⇒09:25地蔵の頭⇒09:52鉾岳⇒

09:58横岳(三叉峰)⇒10:08横岳(奥ノ院)10:12⇒

10:20台座ノ頭⇒10:32硫黄岳山荘⇒10:50硫黄岳11:00⇒

11:06赤岩の頭⇒11:40赤岳鉱泉11:42⇒12:11堰堤広場⇒12:37美濃戸山荘⇒

13:14美濃戸口⇒13:57茅野駅

2016-09-22

新米とどきました!

先日稲刈りをしたお米が無事に届きました。

今年も記念写真をラベルにしてくれて、愛着のあるお米。

大事に食べなきゃね。


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2016-09-21

レア酒入手

月曜日。観劇ののち、ふらっとこちらへ。

お宝ザックザクの山中酒の店へ。

早速、キンキンの冷蔵室へお邪魔して、隅々まで拝見。

少し前まで奥の冷蔵室は見れなかったような気がするのだが、

そちらも開放されていました。

もうここにいて酒瓶のラベルを眺めているだけでもシアワセ。

ずっといたいけれど、さすがにガンガン冷房かかっているので、

そろそろ目星を。


↓山中酒の店

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↓圧巻の冷蔵室

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↓お宝さがし!

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で、ここ2年ほどずっと探していたお宝を発見してしまいました!

その名も「川口納豆」。

一目でびっくりのパンチありすぎるラベルですね。

納豆菌と言えば、酒づくりにとっては大の天敵なわけです。

もちろん、納豆菌を使ったお酒というわけではなく、

宮城で昔ながらの納豆を作っている「川口納豆」さんが

自社田で栽培した美山錦を、

ちょうどご近所にある「金の井酒造」さんがコラボして醸した酒です。

前々からその存在は知りつつも、

関西ではほとんど流通をしていないお酒なので、

ようやく出会うことができました。

こんな酒までストックしているなんて山中さんの底力を感じました。

まだしばらくは開封しないのでお酒の品評はまた今度。


↓川口納豆

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2016-09-20

現代演劇レトロスペクティヴ<特別企画> AI・HALL+生田萬『夜の子供2 やさしいおじさん』

それは偶然が偶然を呼び、

生まれた小さな奇跡だったのかもしれません。


土曜日の深夜にたまたま見ていたバラエティ番組に、

片桐はいりさんが出ていて、ちょうど流れで、

元々の出身はどこ?という話になり、そのとき発せられた言葉、

それが「ブリキの自発団」!

長年頭の中に漂っていた最後のミステリーの一つが、

ついに解き明かされた瞬間でした。


自分の文化的な嗜好に一番影響を与えてきたのが

実は母親だったというのがこの年になってよく思い知らされます。

うちの母親は音楽とか映画とかかなりマニアックな面があって、

いつもステレオからは、ジャンゴ・ラインハルトや、ピアソラ

ムスタキなんかの曲が流れていましたし、

そういうのをまだ自己の記憶がはっきり形成される前、

小学生低学年の頃から、無意識の表層に植え付けられてきたようで、

それらが自分の原風景として今になってふっと湧き上がってくるのです。

ただそれらの中には、当然おぼろげなイメージだったり、

ほんのわずかな断片としてしか思い出せないものもたくさんあり、

その正体が何だったのか、誰の、何の作品だったのか、

検索しようにもそのとっかかりとなるようなヒントすらわからないものが

いくつもあります。


その中で、長年そのイメージだけが何度も押し寄せては増幅し、

その正体をつかみたいと思いながら、

全く手がかりのなかったもの。

それは、昔、母に何度も見せられていた演劇だったのだけど、

怪しげな仮面や衣装を着けた人たちがぞろぞろと練り歩く様子、

「全自動オートメーション工場」というフレーズ、

真夜中に子供たちが奇想天外な旅をするという話だったか、

とにかく誰が演じていて、どんなあらすじで、

どんな作品かは全く分からないまま、

そういったおぼろげなイメージだけが、

ずっと頭の中にモヤモヤとあったのです。

その作品はまさに、

80年代の小劇場ブームを席巻した劇団「ブリキの自発団」による

『夜の子供』という作品だったのです!

ちょうど観た映画『君の名は』のように

大切な存在だけど、夢が目覚めてしまえば思い出せない

その相手の名前・存在にやっと巡り合えたかのようでした。


一気に謎が解けて、あまりにうれしくなって、

さっそくネットでいろいろ検索をしていたら、なんと!

この週末に伊丹AI・HALLで、

ブリキの自発団の主宰だった生田萬さんが、

『夜の子供2 やさしいおじさん』という作品を上演中というではないか!

30年来の謎が解けたちょうどそのタイミングで、

地元の劇場で、後継作品がやっているなんて、

これはもう行くっきゃない!

さっそくチケットを手配して伊丹AI・HALLへはせ参じました。


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今回の作品は、1986年、バブル絶頂期に生まれた『夜の子供』の続編として、

バブル崩壊期の90年に上演されたもので、

今回、作者の生田萬さんが、

オーディションで選ばれた関西の若手演者たちとタッグを組んで、

演出に挑んだものです。


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20世紀(ニジッセイキ)最後の大晦日の夜。

とある売れない少女漫画家ヤスベーが、

東京オリンピックを目前に控えた1964年の夏の日を追憶しながら、

マンガを描いていくうちに、

現実の世界と虚構の漫画の世界の壁が徐々に崩れ去り、

あの年眩しかった少年少女たちの甘酸っぱくも苦々しく、

とにかく得体のしれないエネルギーがスパークするような日々の情景が、

にょきにょきと目の前に現れるのでした。


「われ思う、夢にわれあり」

「さよならニジッセイキ」

「お座敷小唄」

「僕があの日飲まなかったコカコーラ

「ペンシルキャップの宇宙ロケット

東京タワー舞妓さん付き灰皿」


ノスタルジックを掻き立てる極めて詩的な言葉の数々と

二次元的でダイナミックな表現方法。

2000年大晦日の現実と1964年の虚構を絶妙に行き来する

時代転換・舞台転換の面白さ。

そして何よりも、舞台に対する並々ならぬ熱意がビンビンと伝わる

なんともいえない生っぽさが、どうにもスバラシイ!

特に、主演のヤスベーを演じたサリngROCKさんのなんともいえぬ存在感が気になった。

ちょっとこれから演劇にも注目していきたいなあと思いました。

とにかく今はこの素晴らしい演劇に出会えた喜びを、

コカコーラで祝杯を挙げたいと思います!


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