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記憶の残滓 by arkibito

2011-12-13

ROAD TO 竹松うどん (往路編)

今年のオーラスとして綾部の山奥にあるという噂のうどん屋に行くことにした。

どうせあっち方面に行くなら、欲張って宮津舞鶴まで行ったれと思っていたのだが

予定の0:30に起きるも、室内にいるのにあまりの寒さで、

こんな状況で山奥を夜明けまで我慢するのは到底無理だと判断。

おとなしくうどん屋まで行くことにして5:00出発に変更。

これなら宝塚で夜が明けるから大丈夫だろう。

奥さんが起きてきて色々お話してたら予定時間をオーバーして

結局5:40に出動。(この40分差が最後の最後まで尾を引くことに・・・)

外はまだ真っ暗。とにかく身を切る寒さ。

長柄橋ですでに耳が千切れそうにイタイ。

完全防寒も全く意味を成してない。

靴下用の貼るカイロ、もっとがんばれと言いたいくらい。

マジでこれから山を越えて日本海側へ行くのか?アホちゃうか。

ぱしゃ君んちをかすめてイナロクに突入。さすがにまだ交通量は少ない。

服部までかっ飛ばして、そこから西進。

猪名川CRが凶暴な向かい風。行くなということか。

行橋を越え、北伊丹をスルーして、中国道横のイナロクに突入。

交通量がそこそこあるので回して回して駆け抜ける。

6:40に宝塚着。すでに随分明るくなっている。

信号待ちで、回して結構体があったまってきたし、

そろそろ上りに入る準備でウィンブレを脱ぐ・・・ヤベぇ、すぐに着直す。

生瀬のところでローディーさんを一人パス。

そのまま大多田橋から蓬莱峡TTになだれ込む。もちろん着込んだまま。

序盤はユルユル。赤子谷を左に見ながらグングン進む。

しるべ岩くらいから少し斜度があがり、万里の長城のところからえっちらおっちら。

2回大きくヘアピンを曲がっていると、上から猛スピードでローディーが下ってくる。

船坂の集落に差し掛かるとさらに斜度が増す。ここがこのコース一番しんどい区間。

ダンシングでキバって汗びっしょり。でも脱げない。

信号にギリでひっかかりインターバル。

再スタートして残りの鈍いアップダウンをこなし、芦有DWの入り口でゴール。

31:11。



休憩は入れず暑いうちに、有馬から三田へ抜ける。

中道場あたりでローディーの大集団と遭遇してご挨拶。

8:00に三田着。

この辺まで来ると周囲の田畑はびっしり霜が降りて真っ白。

道路も橋脚部分の路肩は凍結してる。

寒い。寒すぎる。

広野のファミマでいったん休憩。オニ盛クリームでカロリー摂取

店員のおばちゃんに寒いでしょうと笑われた。

藍本へ抜ける小登りの途中、左手の池がもうもうと湯気が立ってて幻想的。

舞鶴道くぐったところの電光板の表示はなんと0℃。

これは深夜発だったらどうなってたのか・・・

この先、日は上がってくるとはいえ、北へ進むと一体どうなるのか・・・

それでも乗りかかった船なので行っちゃいます。懲りないやっちゃ。

8:40篠山口駅通過。だいたい1時間周期でポイントを通過しているペース。

すでに80km近く走ってきた。

この辺からようやく交通量が減る。

そのうちJR、高速ともお別れしイナロクは山間へ。

一度超デカイタンクローリーが真横を抜けていって思いっきり煽られる。

前方に山が立ちはだかり、これは軽くヒルクライムかと身構えたら、

鐘ヶ坂トンネルで、しかも地中へと下っている。なんか不思議。


↓0度ですよ・・・兄さん・・・

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↓池から湯気でてるし

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↓鐘ヶ坂トンネル

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長い長いトンネルは幅広の歩道を使ってゆるゆる下る。

長い下りを終えると柏原・氷上。

水別れの交差点に到着。ここが分水嶺てやつです。

山から流れてきた水が太平洋側へ注ぐのか、それとも日本海へ行くのか運命の分かれ道。

急いでいたので写真取りそびれ。(大したことないけど)

北近畿豊岡道をくぐり、しばらく行って春日JCTのところにある

道の駅丹波おばあちゃんの里にてトイレ休憩&羊羹1個補給。

すぐにリスタートしてしばらくは平坦道。のどかな里山ですこと。

市島JRと一旦交差し、その先からアップダウンが始まる。

といっても大したことがなく、あれよあれよというまに塩津峠のトップに到達。

ここから京都府福知山市に突入。

トップのところでご夫婦のサイクリストとご挨拶。

下りは一転シビアなコーナーが連続のダウンヒル

標識でわざわざ「50kmでは曲がれない!」とあって、慎重にペースを落としながら下る。

福知山突入後しばらくしてハンガー状態に陥る。

さすがに100kmをホイップクリームと羊羹だけは厳しかった。

が、せっかく遠路はるばる行くのでガッツリ頼みたいし、

時間が押しているので補給なし作戦。


↓塩津峠

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R9をまたいで、その先の県道8号をひたすら東進。

あっという間に福知山をスルー。(福知山にはまた用があるので別の機会に)

11:00ジャスト、お店のオープン時間にようやく綾部市に突入。

いくら山奥と言えど、人気店はあなどれない。一刻も早くたどりつかねばと焦る。

そこそこ交通量のある路肩のせまい道を疾走。

舞鶴道をくぐって北進に転じ、由良川を渡る。

そこからは目印の少ない里山の道。上りはなくほぼフラット。

こんな何もない集落なのに、大阪ナンバーとか神戸ナンバーの車が結構走っていて

これはひょっとして目的地が同じ?ならライバルが多数いることになるぞ!

県道488号〜県道9号と進む。

とりあえず集落唯一の信号を曲がるというヒントだけ覚えていて、

何個か信号があってその度に迷う。

物部の集落で志賀郷方面への標識があり、県道490号に入る。

もう残りわずかだが、エネルギー切れ掛かっていて、やけくそで回し急ぐ。

ようやく志賀郷に入り、唯一の信号を右折するが、

ほんまにこんなところにお店あるのかと半信半疑。

小川を渡った所から県外ナンバーの車が出てきたのでここかと回ると、

ありました!本日の目的地、竹松うどん

130kmかけてやってきましたヨ!

開店時間からまだ30分も経っていないが、すでに行列・・・自分は4,5番目。

ちょうど食べ終わって出てきた3人組ローディーさんと少し会話します。

地元のローディーさんらしく、大阪から自走で来たというとビックリされてた。

お店のシステムで外で待たされとにかく冷える。

腹はペコペコだし、寒さで振るえが止まらないし、

この待ち時間の間は気の遠くなるような感じだった。


↓お店自体もすべてDIY

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20分ほどしてようやく自分の番で店内へ。

最初にオーダーをして先払い制。

ここは遠慮なく注文します。

まずは限定20食の「せせりうどん(温)」。

これの品切れを心底心配してたのだが間に合ってよかった。

それからここの名物の「もろみうどん(冷)」。

おにぎり(100円)と、小あじの天ぷら(2ヶで100円)もこの際つけちゃう。

しばらくして番号を呼ばれ受付へ取りに行く。

おおおう、贅沢なお膳だこと。


↓せせりうどん(450円)

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↓こんだけでジャスト1000円

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さっそくいただきます!

まずは体が冷えているので温かいおうどんからということで、せせりうどん

おつゆウマー!せせりの炭焼きの香りがおつゆに移ってウマシ!

そして麺。麺は不ぞろいな形で、ラッキーなことに一旦木綿入り。

腰の強さが強情なほどの硬さではなく、ジャストアルデンテなモチモチ感。

噛めるもんなら噛んでみろ的な挑んでくる腰ではなく、確かな噛み心地がナイス!

続きまして、もろみうどん。こちらはよく混ぜてお召し上がりください。

ということで混ぜ混ぜ。ルンルン。

こっちもウマー。ウマー。寒いけど冷やもウマー。

自家製のもろみが辛すぎず甘すぎず、モッチモチのうどんを優しくコーティング。

なんとも豊かな味わいがする。

そしてもろみの豆の食感が絶妙のアクセント。

最高じゃないですか!

大阪でもウマイうどん屋は多数あるけど、大阪の店によくある

我がが我ががといったガッツキ感がこのうどんにはなく、

極めてピースフルなさぬきうどんは好印象です!

おにぎりも丁寧で、あと小アジ天もサクフワで間違いなしだった。

130km6時間かけてやってきた苦労が報われるおいしさだった。

あっという間に平らげて、ごちそう様。

おみやげにもろみ(250円)を購入し、おいしかったと伝えて、再び寒い寒い屋外へ。

主目的は無事に果たしたが、まだ折り返し。

行きに使ったR176ルートで変えるのは芸がなくおもしろくないし、

どうせならあれもこれもやって帰りましょう。

という欲張り癖が恐怖を招く、復路編へつづく・・・

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