記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

酒場探訪記 「ジャックとマチルダ」「じんべえ」

ひさびさに新規開拓へ夜のキタへパトロール
最近は日本酒ブームもあって、
お酒を多くそろえる呑屋さんも増えてきました。
常店をつつくのがセオリーではあるけど、
たまには新しいところも覗いておかないと、
街のサイクルは早いので。


まず1軒目は、方々からいいお店だと噂が聞こえてくる福島のお店へ。
R2から1本入った筋にある「ジャックとマチルダ」さん。
常時30種類以上の地酒がラインナップされています。


↓ジャックとマチルダ


↓なかなかのラインナップ


まずは宮城の「田林」から。アテには地鶏のたたきを注文。
このタタキがメチャンコ旨くてたまりませんでした!
お店は若い男性二人組で切り盛りしているのが
なかなかテンポもよく、ちょいちょい話も振ってくれていい感じ。
2人ともモンベルのTシャツでそろえているので、
山好きなのかなと思って聞いてみたけど、山好きではなくて
動きやすく乾きやすいのでユニホーム替わりなんだとか。


↓宮城 田林


↓地鶏の炭火たたき


そんな店員さんから、今日仕入れたとこなのでと
島根の王禄のにごりをおすすめされて頂く。
活性酸のプチプチが心地よい。


↓お勧めされた王禄のにごり活性


3杯目はおなじみ磐城壽を所望。
合わせるのは小芋の唐揚げ。
これが上に黒糖パウダーが振ってあってめちゃ旨!
いい酒があるのはもちろんだけど、
アテが充実してるかどうかでやっぱり店は決まります。


↓磐城壽と小芋の唐揚げ


で、メニュー表を見ていると、昼間はカレーを出していて
夜メニューにも〆カレーの文字。
黄レンジャーとしては見逃すわけにはいかないので、
こちらで〆ることにします。
と、出てきたのが、なんとカレーポット!
この中にご飯とルーが入っていて、しかも目玉焼きのっけ。
これは予想外にうれしすぎる。アツアツ、ウマウマ。
飯もうまいし、雰囲気もいいし、
これからもちょいちょい顔を出そうと思います。
ごちそうさん


↓〆カレー380円で目玉焼き付はウレシ!


続きましては、お初天神通り界隈にある「じんべえ」さん。
界隈で夜のお仕事されている人たちが
晩御飯によく利用されているお店で、
同業からの評判が高いというのは信頼の証です。


↓じんべえ


まずは福井の花垣。
ここの名物となっている香住のカニをどーんと投入したサラスパ。
んん〜贅沢なアテです。
続いては、石川の手取川へスイッチ。
合わせるのはサワラのお造り。
ここは大元は魚の卸なので、新鮮な魚が自慢らしく、
このサワラもしっとりと脂が乗ってうまし!
これまたええ店に出会いました。
ごちそうさん


↓福井の花垣のにごりと、名物の香住のカニサラスパ


↓石川の手取川と、サワラ

阪急古書のまち

阪急茶屋町駅からかっぱ横丁の間にある
阪急古書のまち」が来春から紀伊國屋BIGMAN横の通路にお引越しするらしい。
あそこは学生時代に古本を探し回って思い入れもあるし、
今でもよく通るので日常の風景だけど、
古本業界は今のご時世厳しいだろうからなあ。
それにしても、つい先日、あそこにある”水族館”もなくなってしまったし、
その向かいのミスドも閉店、その上で古書店も移転となって、
あの区画だけポコンと空いてしまうのだけど
あの一帯は何か大規模なリニューアルでもあるんだろうか。