Hatena::ブログ(Diary)

記憶の残滓 by arkibito

2016-12-04

YAIRI GUITAR K Series LO-K7-OVA VS

お誕生日ということで、ニューギターをゲット!

メイド・イン・ジャパンブランドとして

80年の歴史を誇り、

多くのアーティストから敬愛を受けている

ヤイリ(矢入)ギターさんのユーザーに是非ともなりたいと思って

わざわざ岐阜県可児市の本社工場まで行ってきました。

工場見学をさせてもらい(詳細は別記事)、

ハンドメイドの極意、クラフトマン精神を目の当たりにし、

ショールームで思う存分に試し弾きさせてもらって、

お母ちゃんに嘆願の電話を入れて、即決。

納得のお買い物。


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で、さっそく翌日に我が家へ。

本当に今までのものとは異次元の鳴りで素晴らしい。

各パーツの設計もよく考えられていて、

ローポジの弾きやすさは本当にうれしい限り。

ヤイリギターの似合うだけの腕をこれから磨かないと!


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品名: K Series LO-K7-OVA VS

TOP: Solid Spruce

BACK/SIDE: Ovangkol Laminate

NECK: Mahogany

FINGER BOARD: Rosewood

BRIDGE: Rosewood

ナット幅(mm): 42

スケール(弦長)(mm): 645

全長(mm): 1000

ボディ巾(mm): 385

定価: ¥91,800

カラー: VS

新開発のエアリーブレイシング機構を採用し、クリアでダイナミックなサウンドを実現

2016-10-29

NEWシューズ購入

もうすでに履き古して履き古して、

つま先などは穴が開いてしまっていた

サロモンのトレランシューズ。

気づけばもう7年。

これはもう潮時ということで、ニューシューズを購入。

自分は足が大きく、

28.5cm(EU45、USA10.5)サイズがなかなかなくて、

しかもそろそろトレランシーズンではなくなるので、

在庫も乏しく、結局1か月くらい探し回って決めたのが、

スポルティバのウルトララプター ゴアテックス

トレランはしないけど、

例えば六甲などへ行くのに

ハイカットの登山靴では疲れるだけなので、

低山用に軽くて機動力のあるシューズは必須。

出来れば長距離仕様で

全天候対応のゴアテックス装備のものということで

こちらをチョイスしました。

早く体調戻して山に行きたい!


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2015-11-24

NEWザック Patagonia Fore Runner Vest 10L

11月いっぱいで、持っている好日山荘の商品券5000円分の有効期限が切れてしまうので

何か買わなきゃと駆け込み入店。

正直、今の装備・レイヤーで何不自由なく今は特段物欲も湧いていないのだが、

かといってまとまった割引を受けられるのに消耗品の補充では何かつまらない。

雪山に向けて少し装備を追加するか、あるいはボロボロのトレランシューズを新調するか

いろいろ考えた結果、1day登山用に軽量ザックを購入しました。

遠征の場合はチャムスの出番なのだが、

35リットルはさすがに六甲やご近所の山に持っていくには大層すぎる。

結局、通勤用のリュックの中身を入れ替えて担いで行っていたのだが、

これで近山専用にザックを確保できた。

加えて、自転車再開に向けて、ザックありきの遠征も想定して。

本来はおそらくトレラン用で、容量も10リットルしかなく入れられるものは必要最小限。

デフォで一応ハイドレーション機能が備わっているのだが、たぶん使わないので外しました。

生地も恐ろしく軽く、懸案の背中の排熱も問題なし。


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2015-01-06

霊仙山スノーハイク 詳細編

1/4は初の本格的な積雪期山行にトライ。

誕生日プレゼントとしてスノーシューを購入したのでそのトライアルです。

冬場はどうしても運動不足になりがちなので、

出不精を解消する意味でも、雪山にも進出してみようかと。

とはいえ、雪山は相当にリスクが高いので、そう簡単ではない。

手軽にアプローチできて、それほどハードな傾斜がなく、

かつある程度の雪が望めるところといえば滋賀でしょ。

ということで、今回のターゲットは伊吹山の南向かいに鎮座する霊仙山へ。


スノーシューをどう担ごうかとあれこれ試行錯誤をしたのだが、

バックカントリー用のザックとか買いだしたらキリがないので、

結局サイドポケットに先端を突っ込んで、

補助ロープでくくりつけるという強引な手口で。

もっと本格的な山ブランドに比べれば、

チャラさが否めないチャムスのザックだが

意外とこんな無茶ブリでもしっかり活躍してくれるのだから助かる。

4時に起床し、もろもろ支度を済ませて出発。

5時の京都行きの各停に乗る。

京都で乗り換えてさらに先へ。

ここからは前日までの寒波でプラットホームは白いものがたくさん。

湖東をどんどん進んでいくにつれて完全に外は雪国。

米原着が6:56。

霊仙山の最寄駅は醒ヶ井なのだが、同じ乗り換えるなら1回がいいので

米原発のバスで向かいます。

駅を出るとくるぶしぐらいまでの雪がドカドカと積もり、

路面はブラックアイス化してツルツル!

駅前のコンビニに向かうまで何度もスリップしかける。


↓米原駅でも大雪

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バスは7:30始発。醒ヶ井駅でお一人ハイカーが同乗し、

終点の養鱒場に到着したのが7:56でした。

バス停のある北入口から1分ほど歩いて、南口まで行き、

そこから軽アイゼンを装着します。

スノーシューはバタバタとして歩きづらくなるみたいなので出番はまだです。


↓養鱒場

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養鱒場から榑ヶ畑登山口までは林道を歩いてアプローチするのだが、

約4kmほどあり、なかなか長丁場。

アップダウンはほとんどないのだがシャリシャリの雪がくるぶし辺りまであり、

なおかつ前日の大雪の重みに耐えかねて木々が頭を垂れ、

あちらこちらでドザドザと塊を落としてくる。

雪歩きも最初は珍しくて楽しいのだが、

足場の悪いところをひたすら踏み抜いていくのは

単に歩く以上に疲労が蓄積していく。

途中、同じバスで降りたハイカーさんに追いつかれ、

しばらくは自分が先行して進んでいく。

養鱒場より奥には集落がないので、山深いこの辺りは本当に静か。

一面の銀世界を見ながら黙々と進んでいく。

後ろに人がいるのも意識して、結構ペースをアゲアゲで進んでいたのだが、

冷たい空気にやられたのもあって、途中から発作がひどくなり始める。

こうなると全然酸素が入ってこないので一気にペースが落ちる。

キリのいいところで、後ろのハイカーさんに道を譲って、

自分はしばし薬を摂取したり小休止。

そこからはペースを少し落として、長い長い林道を歩き続け、

榑ヶ畑登山口に到着したのが9:03。

取り付きまで約1時間を要しました。長〜い!


↓登山口までの長い長い取り付き

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↓一面の銀世界

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↓榑ヶ畑登山口

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ここには小さな東屋が建てられてあり、

そこで少し休憩をすることにします。

先に若いカップルが休憩されていてご挨拶。

彼らはほどなく出発していきました。

自分は魔法瓶を取り出して、

奥さんが入れてくれたあったかいコーヒーをいただきながら休憩。

この登山口では登山届を出すボックスが設置されているので、

忘れずに提出します。当たり前田のクラッカ〜。


↓登山届をここで提出

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10分ほど休憩を取ったらいよいよ本格的な山道に突入します。

谷の小さな沢伝いに進んでいきます。

ほとんど人の手が入っていないので、

まるで生クリームのように見える雪がそのまんま。

時々、木の上部から落ちてくる雪の

ドサッ、サラサラ〜という音以外何も聞こえない。

先行者のトレースを踏み外すと、ずぶずぶと膝まで沈んでしまうので、

慎重に踏み跡を追跡していく。


↓森の中に突入していく

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10分ほど森の奥へと進んでいくと、緑色の小さな小屋が現われました。

山小屋かなやです。

当然ながら冬期は営業していないためひっそりとしています。

ここには名物の自動販売機があって、

醒ヶ井の清流に備え付けられた”自動販売機”があります。

さすがに寒いので利用せずに先へと進みます。


↓山小屋かなや

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↓かなや名物の自動販売機

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小屋からは一気に急坂となり、

小屋の直上をジグザグに上がっていきます。

ほんの2,3mですが斜面を直登する箇所があり、

雪がズブズブと崩れるので登りづらいところがあったが、

あとはえっちらおっちら登りきると、汗フキ峠に到達します。

ここを直進すると落合という廃村に出るが、数年前から通行止めで

ここを左折してヤセ尾根に出ると山頂へと続いていく。


↓汗フキ峠

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谷から尾根に出ると、

雪の量が一気に増え、雪の質もさらさらとしたものに変わっていく。

左右が斜面になった回廊のようなところを抜けると、

向かいの山塊にとりつく。

三合目から徐々に上りがしんどくなってきたため、

大洞谷源頭でいったん止まって、ここで初めてスノーシューに履き替える。


↓トレースを追っていく

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↓三合目

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↓大洞谷源頭

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スノーシューはどれがいいのかよくわからなかったが、

好日山荘でスタッフさんと相談してTUBBSというところのFLEX VRTを購入した。

一般的にはMSR製がいいと聞くのだが、

このブランドだけちょいと割高で、そこまで投資して

雪山に足しげく通うというほどまではいかないだろうと思ったので、

コスパ最優先でのチョイス。

Boaシステムというワンタッチで靴の締め付けが可能なのがよいが、

サイズは24で小回りが利かない。

何はともあれ、しっかりと装着をしてまずは歩いてみよう!


↓ここでスノーシュー装着

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スノーシューを履いた感覚としては、

滑らないショートスキーといった感じ。

板全体で浮力を稼いで深い雪に沈まない構造で

足を上げるとかかと側が作動してスムーズに動くようになっている。

ただ当然ながら幅があるので、脚の動かし方次第では

左右のシューがガチンガチンと接触してしまう。

限られた幅のトレースを歩いていくような場所ではなかなか歩きにくい。

登りはヒールリフターのおかげで、そこそこの傾斜でもあまり影響を受けないが、

下りになると体勢を維持しづらく、

傾斜が急なところは横歩きでカバーするような形になる。

慣れないせいもあって下りでは何度も転倒してしまったが、起き上がるのが結構大変。

他のハイカーさんでワカンを履いている人の機動力に比べると

明らかにペースが違うので、やはり小回りの利くワカンの方がよかったかなあ。

でもまあ道具は使い方次第なので、ひとまずこれで慣れていくしかない。


ジグザグジグザグと雪の斜面を登っていき、

ようやく四合目に到達したのが10:26ごろ。

ここまで随分高度を上げてきて、

木々の間から向かいの山並みものぞくようになってきたが、

どうも雲行きはよくなさそう。

山行を開始して2時間30分だが、感覚的にはもっと歩いてきたような疲労感。

やはり夏の山行とは全然違う。


↓四合目

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四合目からも木々の間を縫って徐々に高度を上げていく。

スノーシューを履いているとはいえども、

前日の大雪のせいで雪が厚いのでズボズボと沈んでいく。

それをかきあげつつ進むが、その一動作一動作がちょっとずつ疲労として蓄積する。

何と言っても、夏場ならつけなくてよい片足700g前後の足かせを履いた上に

雪をかきあげ、またそれがどんどん付着して重さを増すのだから、

ちょっとした鉄下駄練習をしているようなものだ。

だんだん疲労の色が濃くなり始めた頃、

10:41に五合目に到達。

ここは見晴台と名付けられていて、なるほど北側の斜面は開けていて、

うっすら遠くの集落がチラチラとかすんで見える。

が、そちら方面にあるはずの伊吹山などは全く存在すらわからない。

この時点でもずいぶんとガスが濃い。

ここでお二方の男性に追いつきご挨拶。


↓五合目の見晴台

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一人の方(さっきのカップルの人)が出発するタイミングで自分も出発。

その方は先行する女性に追いつくため急ペースで進んでいかれる。

ここからは結構急な斜面をトラバース気味に登っていく。

ジグザグの折り返しごとに急な登りとなり、息が上がって、

3歩進んで2歩休憩のような感じ。

それでも徐々に先行していたカップルに追いついていく。

回りの木々も間隔があいて、

明らかに広大に開けた霊仙の山上が近づいてくるのがわかる。

しかしそれと同時に、ガスが見る見るうちに濃度を増し、

また今まで森に遮られていた風が猛威を振るい始める。

雪質もどんどんサラサラになっていき、

足元の沈み具合も深くなってきた。


↓びっしり雪!

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山上まで最後の登りのところで、先行していたカップルさんが、

上から下りてきた単独の男性(バスで一緒だった人)と話し込んでいるのが聞こえてきた。

どうもこの先、完全に視界不良で、風が強すぎるため

登頂を断念して降りてこられたとのこと。

それを聞いたカップルはあっさり引き返すことを決めて降りていきました。

自分はまだ時間的にも昼を回っていないし、

とりあえずもう少しだけ進んで判断しようとカップルと交差して登っていきます。

すると単独さんが、一人ではさすがに怖かったのだけど、

行くなら一緒に行きますとのことだったので、

ペースの遅い自分が先頭になって雪をかき分けて急斜面を上がっていきます。

ここから完全に森を抜け、風雪から丸裸なエリアに突入していきます。

足元はどんどん雪にはまっていき、向かう方向を見定めようと上部に目を凝らすのだが

全くもって何も見えない!

地図を確認すると、山頂はここから少し方角を振らなければならないのだが、

そんなことをしようものなら降り口を見失ってしまいかねない…

もしそうなって、ちょっとでも違うところから下ってしまったら、

誰もいない山中をさまようことになる。

怖い。

これが正直な感覚。

風はともかく、この真っ白のスクリーンが晴れてくれなければ、

いったいどこを目指して進めばよいのか。

一度でも登ったことのある山ならまだ感覚でつかめる部分もあろうが、

なにせ霊仙は初めてということもある。


↓ズボズボ

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↓ホワイトアウト!

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幸いにして完全な単独ではなく、

もう一人横にいるというのがせめてもの慰めで、

お互いにどうしましょ、どうしましょと進退を伺いながらも一歩ずつ前進する。

よくよく上部に目を凝らすと大きな岩が露出しているのが見えた。

とりあえずあそこまで行ってみようということになり、

すでにほとんど消えかけているトレースに新たに積もった新雪をかき分けて登る。

どうにかそこまでたどり着いてみる。

単独さんは先ほど1人でここまで来た時点で引き返してきたそうで、

そこから先トレースが全くなくなっている。

そこから先どちらの方面へ進めばよいのか、

どのくらい登りが続くのか、どのくらいの傾斜なのか、

山頂までの距離も全く分からない。

山上の広場に到達しているのは間違いないので、

夏場であればせいぜいあと20分ほどで山頂に到達できるくらいの位置に入るはずなのだが、

ここからさき、目印のない広大な白の世界に突っ込むと

完全に前後左右を見失いかねないし、

ここから完全に深い新雪をラッセルして進まねばならないわけで、

もろもろリスクが大きすぎると判断して、ここで撤退を決める。

さすがに新年早々、遭難でもして他の人に迷惑をかけるわけにもいかないし、

そこまで無理をして登頂しないといけない山でもない。

ここまでで充分本来の目的は達しているし、雪山の面白さや怖さまでも体験できた。

といいつつ、やはり途中で断念というのは悔しいもんです。

でも天候ばっかりはどうしようもない。

そうこうしているうちにも歩いてきたトレースが消えてしまいそうな状況なので

大急ぎで撤退開始!


↓目印の岩までとりあえず来たが…

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↓右も左も全く分からず

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↓撤退開始

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すぐさま翻って、たった今登ってきた雪道を下り始める。

が、そこそこ斜度があり、ヒールのさばき方がわからず、

何度も引っかかって転倒を繰り返す。

単独さんはワカンを履いていてサクサクと下って行かれる。

どうにか姿を捉える距離を保って、はぐれないようについていこうと

焦れば焦るほど足がもたつく。

ようやく森林に入る下り口のところまで到達してほっと一安心。

単独さんは自分が安全圏に入ったのを見届けて急いで下山していかれました。


↓安全地帯が見えてきた

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↓下り口に逃げ込む。これは視界ゼロになったら見つけらんない!

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どうにか森の中に入ると、さっきまでの風が嘘のように静かになる。

いったん落ち着いてマイペースでゆっくりと下るようにします。

そうして斜度が緩む五合目まで降りてきて、そこで小休止。

下からお一方上がってこられてご挨拶。

上の状況をお知らせして、自分は引き続き下山をしていきます。

撤退をしながら、これまで歩くのにいっぱいいっぱいで

持ち出せなかった一眼を出して撮影しながら下っていきます。

斜度が緩んだということもあるが、歩き方も慣れてきて、

スムーズな足運びができるようになってきました。


↓撤退ちう。五合目付近

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↓撤退ちう。汗フキ峠までもうすぐのところの回廊

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↓雪深し

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そうして榑ヶ畑登山口まで戻ってきたのが12:30。

東屋では先行して下山していたカップルさんがお昼御飯中でした。

「上まで行かれました?」と声をかけてきたので、

「いや〜さすがに無理でした〜」とお返事。

ここから先バス停までも長丁場なので、休憩していこうかちょっと迷ったが、

下山はできるだけ早いに越したことがないので、

休憩を取らずに引き続き雪道を踏みしめていきます。

もうスノーシューを外しても問題ないのだが、

背負うと荷物になるだけだし、外すのも面倒なので、このまま進みます。

徐々に日差しも出て、気温が上がってきたからか、

木々の上から続々と雪が降ってきます。

何度か直撃を喰らったが、雪の塊は重い。


↓動物の足跡

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そうして13:30に養鱒場に無事到着。

すぐさまバスの時刻を確認すると13時台は便がなく、次は14:12。

荷物の整理やもってきたアンパンで昼食して時間を潰す。

そういえば山で最高のレーションはアンパンだと竹内洋岳さんが言っていました。

おにぎりは凍ってしまうけど、アンパンは凍らないし、

糖分塩分が取れ、

パッキングの時にギュウギュウに潰して持って行けるからだそうです。


↓養鱒場

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定刻通り湖国バスがやってきて醒ヶ井駅まで10分ちょっと。

電車は15分後に来るよう。

駅前には立派な道の駅みたいなものがあるので、

そこで時間つぶしと思ったのだが正月休みで開いてませんでした。

残念ながら山バッヂゲットならず。

駅のホームから霊仙山を望むと、

徐々に雲間が晴れて山頂付近も様子も見えるようになってきました。

晴れたなあと少し悔しい気もするが、この時間に山頂にいたら帰りがやばいし、

よく見ると雲の速さがすごいので、相当強烈な風が吹いているに違いない。

まあ時間があれば今シーズンもう一度チャレンジしてみよう。

(夏場はヒルの巣窟なので)


↓醒ヶ井駅から霊仙山を望む

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14:40の電車に乗り、次の米原駅で乗り換え。

こんな中途半端な時間なのにかなり混雑していた。

京都でいったん電車を降り、構内の売店でお土産を買って、

空いている快速に乗り換えて大阪駅着が16:30。


ということで本格的な雪山にトライしてきたわけですが、

やはり一筋縄ではいきませんでした。

足腰の体力強化をせねば!

2013-02-27

CARRERA Fibra two インプレ

シェイクダウンしてから随分経ちますが、

この辺でそろそろ弐号機フィブラ・ツーのインプレでも。


初号機BMC購入後しばらくしてから、

足掛け4年ちょい、コツコツと貯めてきた貯金。

途中、ホイールに化けたり、山グッズにつぎ込んだりで、

一進一退を繰り広げていたのだがどうにかこうにか。

やっぱりローディーなら1度は乗りたい軽量のフルカーボンマシン。

1日に何本もヒルクラを上がっていた数年前なら

例えばLOOKとかサーベロとかそういうところに手を出していただろうけど、

あれからいくつかのアクシデントがあったり、スタイルも変化してきたし、

どうせなら他の人が乗っていない様なバイクがいいなあということで、

ストイックに性能を追求するというよりも、

トータルで乗る楽しみを味わえるものというところに重きを置いた。

BMC自体は気に入っているので、上位モデルも考えられなくはなかったが

どうせなら違うメーカーに手を出したかった。

で、色々見ていてフィブラを発見したときには、

とにかくそのフォルムのイカつさと、カラーリングのド派手さに釘付け。

ちなみに前年までのモデルのカラーリングなら購入してません。

ただマシンを見てるだけで楽しいです。

これだけの見た目のインパクトのあるマシンもそうそうあるもんじゃないと思います。


フィブラは入荷が半年先とか、忘れた頃とか、納期が読めないので有名ですが

ちょうど試しに木馬で問い合わせしてもらったら、

今ならちょうどあるという絶妙のタイミングだったのも、即決した理由の1つ。

やはり何と言っても大きい買い物なので、色々悩んだり、躊躇したりしますが

こういうのはやっぱりタイミングと言うか、一期一会ですね。


↓存在感!

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↓トップから弓なりにリアへと滑りこむシートステー

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↓ヘッド回りはオール・デタチャイで揃えた。カラフル。

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↓太っといフロントフォーク。モビルスーツのシールドみたい。

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↓初号機BMCと並べると、とにかくデカイ

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↓カラーリングは左右リバーシ

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カレラは現在はトッププロへの供給はしていないので、

最近自転車を始めた人にはなじみの薄いメーカーかもしれませんが、

90年代に熱心にツールを見ていた自分の世代にとってはあこがれのバイクの1つです。

ジーンズ柄のチームジャージが斬新だったカレラチームには、

記憶にも記録にも残る選手たちが在籍していました。

ざっと挙げて見ると…

同年にツール・ジロ・世界選手権を勝つ「トリプル・クラウン」を達成した2人のうちの1人、

ステファン・ロッシュ、

「タシケントの虎」として恐れられた暴れん坊スプリンター、

ジャモリディネ アブドジャバロフ、

「ディアブロ(悪魔)」として山岳王の座に君臨し続けたクラウディオ・キアプッチ、

そして何より、「ピラータ(海賊)」として人気を博したマルコ・パンターニ。

みなそのキャラクターから世界中に愛され、また強烈な個性を発揮してきた選手ばかりです。

そんな血筋を引いたマシンにまたがれるのが嬉しくないわけがありません。

どんなに遅くても一度はフェラーリードライバーになってみたいというアレです。


↓左からアブロジャバロフ・キアプッチ・ロッシュ・パンターニ。どうでもいいけどアブロジャバロフ俺に似てる…

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では肝心の走りについて、ここまで1500km程度走ってきてのインプレ。

当然初号機との比較という部分での個人的な感想になります。

サイズはL寸、コンポはフル紐アルテ、ミニマム7.8kgというスペック。

基本、前イーストンEA90SL、後コスカボSRといった仕様です。


まず、結論から。

本当はかわいいかわいい愛車、それもニューマシンなので無条件で最高!と

手放しで褒めたいところですが、グルメに関してもヒルクラコースに関しても

何に対しても正直者でありますので率直に感じたまま書きます。

同価格帯クラスの中では正直言って”並み”の性能ではないかと思います。

特別どこが秀でているということもないし、かといって悪いわけでもない。

しいて言えば、初動の軽さと、クッション性の良さはいい方だと思います。

見た目からは意外ですが、どちらかというとレーシーなつくりではなく、

ロングライド向きなコンフォートな走りに分類されるのではないかと。

純粋にレーススペックだけを追求するなら、リドレーやBHなどの方がよく走るはずで、

もう少し予算を上乗せすれば、サーベロとかLOOKとかBMCという選択肢になる。

もちろんフィブラ2に全く戦闘能力がないというわけでは決してありません。

むしろヒルクライム的な部分でいえばそこそこやれるマシンだと思います。

ただ、レースで結果を求めて走るような人であれば別の選択肢が適当かなと。

これがトッププロに供給している最前線のブランドとの差なのかもしれません。

ただ、BMCに比べて格段に疲労度が軽減されるので

今のロングライド仕様の自分にはまさしくうってつけのマシンだといえます。

では個別のフィーリングについて。


<剛性>

初号機のBMCがかなりスパルタンなマシンにしていたため、

剛性については硬さを感じなかった。

これは、フィブラがどうというよりも、

アルミ⇒カーボンという素材変更につきものなのかもしれないが、

直進性は一定はしっかりと保たれているものの、

むしろほんのりとソフトな感じ、しなやかさを感じる。

これはフィブラの太っといフロントフォークの性能なのかもしれないが、

例えばハンドルさばきが極端にクイックでもない。

下りでも安定性はかなりよい。しっかりと足元をフォローしてくれている感じ。

見た目のワイルドさに比べて、内実は意外とマイルドフラッシュ。


<加速性>

このマシンの最大のポイントは初速の早さ。つまり加速性。

漕ぎ出しがものすごい軽くてスムーズ。時速30kmくらいまではすぐに到達する。

ある意味最も使用頻度の高い速度域での負担が少ないというのは楽です。

特に、自分の場合は超ロングを中心とした走りなので、

信号に引っ掛かってのストップ&ゴーがもたらす負担と言うのは、

人と比べても多い訳で、1回1回は大したことがなくても、

チリも積もれば何とやらで、結構見過ごすことのできないストレス。

そのストレスをかなり軽減してくれるので、この性能は正直大きい。


<ヒルクラ性能>

上りに関しては、正直まだガチヒルクラTTをそれほどこなせてないので

もう少し検証が必要ですが、それほど悪くないと思います。

先にあげた加速性は、つまり低速帯での走りの軽さに近いものなので

ある程度斜度のある坂ではそこそこ威力を発揮します。

じっくりとシッティングで進んでいく感じで、

ちょっとヘバリそうなところをそっと後押ししてくれる感じ。あくまでそっとです。

ガンガンと引き上げてくれるほどの積極的な走りの軽さまではないですが、

苦しい状況に陥った状況で、サポートが入る、そんな感じです。

ダンシングに関しても、フォークの太さのおかげでしょうか、

姿勢をキープしやすいのでマシンを振りやすい。


<高速巡航>

初速の動きの良さに対して、高速域での動きはどうか。

正直言ってあまりノビは期待できません。

45kmくらいまでは平気なのだが、それ以上になるとどうもマシンがヘバる感じで、

高速を維持するので精いっぱいな感じがする。

初号機と比べて特に高速域での動きがよくなったとか、

巡行速度を維持するのが楽とかいう差はあまり感じられず。

まあこれはBMCの2008モデルの完成度の高さと言うのもあるかもしれない。

フォルム的にエアロ効果が期待できそうな予感を感じさせるけれども、

元々メーカー自体もこのマシンはヒルクライム向けのマシンとして位置付けているし、

自分もあまりそこには期待していなかったのもあるので、

まあこんなもんかなという印象。


<衝撃吸収性>

衝撃吸収性はかなりいいと思います。

地面からの突き上げを相当に和らげてくれるので、

ロングを走っていても疲労度が全然違う。

乗り手に優しい作りになっています。

あの大胆なフレームの形状はエアロ効果を狙ってというよりも、

いかに衝撃を吸収するかというところを追求した結果なのかも。

見た目はチャラいけど、実はマメ男なフィブラ君。


ということで、あまりにもアグレッシブな見た目と、

実は極めてソフトな乗り心地とのギャップにちょっとビックリした次第です。

でも結果的には、TTやレースよりもロングライド重視の自分にとっては

負担を大幅に軽減できるまさに一番乗りたかったバイクだったのです。

ただ、もちろんTTもレースも今後このバイクを駆って出るわけなので、

そういうスパルタンな部分の追い込み、調整はやらざるを得ません。

まだ正直ジオメトリーの大幅な変更などでフォームが確立できていないし、

この季節で体がまだ仕上がっていないということもあるので、

乗りこなしていくうちに色々とフィーリングが変化することもあるでしょうが

ひとまずのファーストインプレッションでした。


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<カタログの解説>

フィブラ ワンをベースに、効果的な形状と軽量性を最適化したフレーム

フレームはモノコック構造の採用で15%もの軽量化に成功しました。

剛性も高く、振動吸収性能も良いので、

フレームの反応性が高く快適に仕上がっています。

フィブラワンに比べて剛性感が高く、

立ちこぎ時のハンドリング性能が高くなっています。

ヒルクライムの立ちこぎ時にバイクを左右に振りやすく、

ペダリングパワーのロスが少ないので、クライマーにとって最高のバイクです。


税込価格 : ¥231,000 (販売価格はフレームとフォークの価格)

ボディサイズオーダー+ :不可

フレーム単体重量 : 1,100 g(サイズM)

フレーム素材 :HS-T700SC/HM IM600/SHM HR40/50T1K

フォーク :カーボンモノコック・サンダー 1-1/8"-1.5" 重量:390g

シートピラー径 :インテグラルシートポスト

BB :BSA(JIS)

※電動コンポーネントにも対応しています。