Hatena::ブログ(Diary)

記憶の残滓 by arkibito

2015-02-23

Music Life 『銀輪の渡り鳥』 ※オリジナル楽曲※

今週も新曲上がりました!

この1か月で早くも4曲。我ながら素晴らしいペースですな。

タイトルは『銀輪渡り鳥』。

わたくしarkibitoといえば、やはりロングライド。

ということで、過酷なロングライドを歌にしてみました。

実際このロードムービー的なメロディー自体は、

いつもライド中におぼろげながらに頭の中でかかっていたもので、

「さあ駆けてゆけよ♪」という1フレーズから広げていって

形にしてみたといった具合です。


あと、自分のPCだけかもしれないが

やっぱり低音がきちんと鳴らないのはなぜだろう。

ヘッドホンで聴くとちゃんと鳴るのに。

低音が乗ってないと、全体的に軽い印象になってしまう。

うむ〜。


D


メロディーは我ながらに中毒性の高い

キャッチーでムーディーな曲になったんじゃないかなあと思います。

正直プレイヤーとしては4流ですが作詞・作曲は自信あります。

自分の中では競技的なライダーはROCKなイメージですが、

ロングライドを好むライダーにはむしろBLUES的な感じを持っています。

勝った負けたのエッヂの効いた世界ではなく、

むしろ人生の一切合財を背負いこんだ濃密さというか、粘り気というか、

いぶし銀の味わい、泥臭さを表現したいなあということです。

最初はもっとサウスアメリカンな雰囲気に持っていこうとしていたのですが

アレンジしながら、2ndのエレキのカッティングの調子で、

何やらエゴラッピン寄りな感じになっていきました。

本当はドラムも、スタジオへ入ってドンチャン鳴らしたかったのですが、

時間的に難しいので、リズムマシーンで作ったのだけど、

プログラミングでは臨場感が全然でないので、本当のドラムよろしく、

曲を流しながら両手両足でパットを鳴らすという、

他の人が見たらかなり滑稽な姿で音入れをしました。

歌詞はもう実体験で味わっている感情や状況を、

少し比喩的に変換するだけでよかったのであっという間に完成。

大部分はこないだのジャンボフェリーの中で描き上げました。

ちなみに歌詞に出てくるROUTE 55は、室戸岬へと続く道で、

あの最果てへ続く長い長い地平線の道を想像しながら詩を描きました。

ちなみにR55上に地獄坂という名の坂はありません。

地獄のような激坂が目の前に立ちはだかったというシーンを想像してます。

ロングライドの苦しみとか楽しさを知っている人には

きっと共感してもらえるんじゃないかなあと思っとります。

ジャケットは、フィブラちゃんだとどうもPOPすぎて渋さが出ないので、

初号機の写真をひっぱり出してきました。

ちなみにこれは四国ではなく加古川大堰で撮ったもの。


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銀輪渡り鳥

作詞・作曲:arkibito


ゆらめくアスファルトの上

もはやこれまでか

勝ち誇る真っ赤な太陽

今はただお前を恨む…


飛び出したのは明け星が眠る頃

鋼鉄の馬に鞭を入れ

流れ流れて今はROUTE 55

なじみの景色ははるか昔


右も左も見えるのは青と緑

のらりくらりと蛇の道を往く

行く手塞ぐは 泣く子も黙る地獄坂

血ヘドの味が蘇る


塩にまみれた頭を垂れて

ボトル飲み干せば

マウンテン・ハイ


さあ駆けてゆけよ

さあ駆けてゆけよ

荒れ狂うこの風を味方につけて

さあ駆けてゆけよ

ギアを上げろ

くたばるにはまだ早い!


明日はどっちだ?

泣き言はなしだ

ディープなリズム踏み鳴らせ


さあ駆けてゆけよ

雨を撃てよ

纏わりつく夜さえも切り裂いて

さあ駆けてゆけよ

ギアを上げろ

くたばるにはまだ早い!


さあ駆けてゆけよ

見知らぬ町を 幾つも幾つもすり抜けて

さあ駆けてゆけよ

さあ駆けてゆけよ

夢にまで見た 最果てを目指せ

2015-02-13

うどん県スポットライド

火曜日。仕事から帰宅後、いそいそと支度を始める。

冬場のライドはあれやこれや防寒が必要なので、

忘れ物がないように入念に。

マシンの方は年末に走った時に雨だったので汚れがひどいが、

まあ走りには支障ないだろう。

油をさすのも面倒なのでそのまま。

ライトの電池は全て古いので総とっかえ。

タイヤだけはしっかりチェックをして問題なさそうなので、

空気を入れて準備完了。


1:00の出航に間に合うように23:00に出動。

神戸まで従来なら1時間30分見ていれば大丈夫なはずだが、

なんせ7か月ぶりなので少し不安。

寒空の中、嫁子のお見送りを受けて走り出す。

マシンの感覚は鈍っていないが、

こんなクソ寒い夜中に走り始めるというのは

やっぱりどうかしてるぜ!昔の俺!

と思いながら、今回は仕事だと気を引き締めて走る。


淀川左岸を様子見で走り、いよいよR2ハイウェイに乗る。

交通量は一気に多くなり、いっそう集中していく。

すぐに流れに乗って35kmペースで進む。

上手く踏めているようでちょっと安心。

それと、真横を走る車との間合いだったり、

前方確認やら事前の事故回避の感覚が自然とできていたのは自分でもびっくり。

この辺りは全然衰えていないようだ。

一番難儀な尼崎駅周辺の区間も危なげなく通過。

武庫川住吉川の軽い上りはともに、

アウターでゴリゴリ踏んでいってもペース落とさずに行けた。

以前なら全く話題にもならないことだが、

半年ブランクの今となっては、

こういうイチイチ細かいところの確認作業が大事。

四国に渡って本格的に走り出す前に、セルフチェックを終えて、

どこも問題がないとわかったのは自信になる。

神戸港に到着したのは12:20ごろ。いい塩梅。


↓新しくなった神戸フェリーターミナル

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まずはフェリーのチケットを購入するのだが、

しばらく来ないうちにフェリーターミナルが新しくきれいに様変わりをしていた。

去年に宮崎カーフェリーが大阪発着から神戸発着となり、

セットでターミナル化されたのだ。

真新しいターミナルってちょっとワクワクするでよ。

チケットを買ったらいつものように二輪の待合場所へ移動する。

ちょっと寒いけど出航時間まであと20分なので、

乗り込み時間考えたらせいぜい10分くらいだろうからと待機する。

でも、まだ積み込みどころか、船内からのコンテナ搬出さえままならない状況で、

港湾の人たちも大わらわ。

結局、予定時間を大幅に過ぎて1:30出発となったのだが、

二輪は全ての車・貨物が積み込まれた後、オーラスなので

それまでの小一時間ほど、屋外で待たされたのですっかり冷え切ってしまった…


↓出航まで1時間ここで待機…寒すぎる…

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ようやく船内に入り、寝床を探すが、オーラスなので

いい場所は先に乗り込んだ人たちに抑えられてしまっている。

雑魚寝スペースの端っこにようやく場所を見つけて、とにかく寝ます。

でも寒くて寒くて、熟睡ならず。

高松東港に入港したのが5:30。予定時刻より15分遅れ。

とはいえ、帰りの便14:30は変わらないので、

四国滞在時間が少し削られてしまった。

14時には到着してないとまずいから、タイムリミットは実質8.5時間。

その間に約150km走って、すべての撮影を済ませて、

ついでにうどんもいただいちゃおうという大忙しのスケジュールである。


で、到着が遅れたので逆にちょうどよかったのは、

6時にオープンする高松市内のうどん屋が狙えるようになったこと。

走り出す前にちょっくら腹ごしらえをしていこうと、

市内をうにょうにょ走って到着したのが「うどんバカ一代」さんです。

高松市内で早朝からやってるうどん屋で、

日曜・祝日も休まずっていう条件は意外と難しい中で重宝しているお店です。


うどんバカ一代

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ちょうどオープンと同時に到着したのだが、早くも10人ほどの行列に。

といっても半セルフなので回転も速く、

注文した釜バター(小・1玉)とおいなりさんをあっという間にゲット。

このお店はいわゆるカルボナーラ風にバターと黒こしょうを投入したうどん

初めて出したとされるお店なのです。

朝イチからちょいとコッテリですが、いただきま〜す。

ズル、ズルルル〜。んま〜♪。

卵とバターの優しいコーティングが、少しヤワ目のうどんに絡まり、

濃厚さがたまら〜ん〜!

そしてアクセントに聞かせた黒コショウが全体を引き締めて、

もう最高です!ごちそうさん


↓開店と同時に長蛇の列

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↓元祖、釜バター(小)

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しっかりと腹ごしらえをして、一路西讃を目指すライドに出発!

そろそろ夜も明けて視界も良好。いい天気になりそうです。

R11に出て、栗林公園の脇をかすめて南下。

そこから一旦裏の県道266号に入り、

高松道にぶち当たるところからR32に入ります。

琴平まで32km、高知まで150kmとの標識。今見ると果てしないですなあ。

この日は西からのアゲインストの風がめちゃくちゃ強くて、

漕いでも漕いでも押し戻されるような感じで、序盤から結構ハード。

おまけに成合大橋までの区間は、路肩は十分幅があっていいのだが、

アスファルトがガッタガタで暴れるマシンを制御しつつ進むので

えらい疲れる。

出発時間が予定より遅れて明るい時間帯に走ることになったため、

思っていた以上に交通量が多い。香川の朝は早いなあ。

綾川町に入り、陸橋のところが凍結していて

あやうく横滑りしそうになってビビったが、どうにか持ち直す。

体のバランス感覚も衰えていないようだった。

滝宮のあたりで対向にローディーさんを発見しご挨拶。

岡田でR32の旧道に入り、そのまま県道282号を下って土器川へ。

前方に大きな山の塊・こんぴらさんがドーンと鎮座している

琴平町に入ったのが8時ごろ。

まだ疲れもなかったし、

序盤でできるだけマージンを稼いで後半に余裕をもちたかったので

休憩なしで先を急ぎます。


ドンツキを左に折れて、旅館の並ぶ細い道を南下し、買田でR377に入ります。

右折してすぐに軽い上りがあり、えっちらおっちらと。

三豊市に入り、またすぐに次の峠越えで、上りきったところが伊予見峠。

文字通り、はるか前方に燧灘の青と、

伊予の国は四国中央市の街並みがうっすらと望むことができる。

そこから一気にダウンヒル

久々のライドで唯一ちょっと感覚が鈍っていたのがダウンヒル

45km位は出ていたのだが、その脇を大型トラックがかすめていって

吸い寄せられそうなあの感覚はちょっとヒヤっとしました。

そこから先はのどかな田園地帯のアップダウンが続く道となる。

琴平の山塊を抜けて西側が開けた高台に出たことで、

アゲインストの風がまたいっそうに強まる。

丸井市場という交差点でR377を外れて、県道241号に入ります。

荻原の交差点で左折して県道8号に入るのだが、

その前に角にあったコンビニでちょいとブレイク。

2時間ノンストップでちょっと空腹&喉が渇いたので補給です。

リスタートして、県道8号で南下を開始します。

正面に雲辺寺山を望みながら、鈍い上りを徐々に上がっていきます。

集落を抜け、山の中に入るところで分岐があり、県道9号へと折れます。

そこから川沿いに斜度が上がり、えっちらおっちら。

途中、法面補強の工事で信号区間があり、対向に注意を払いつつ抜けていきます。

しばらく上ると見えてきました!3年ぶりの豊稔池ダムです。


↓見事な石積みの豊稔池ダム

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まずは上部からあれこれ撮影を開始。

それから下に整備されている小さな広場へ移動して諸々撮影。

やっぱりこの石積みの黒々としたフォルムは他にはない威圧感です。

かっちょええ〜!!

真下に行ってみたり、流れを渡って反対側に行ったり、

左手の石段から再び上部に行ったり、1時間ほどかけて撮影。

天気も良好で満足のいくショットが撮れました。


さてあまり時間に余裕はないので、撮影を切り上げて、リスタートします。

帰りはラクチンでひたすら萩原まで下り、

そこからは往路とは別の道を進みます。

萩原を直進して、R377を右折し、すぐ先で県道24号に入ります。

西讃から高松を目指すのに今までは交通量の多いR11か、

アップダウンの多いR377⇒R32というコースを選択していたが、

この県道24号は交通量も少なめで、アップダウンも少なく、

R11の鳥坂やR377の伊予見峠を越えるより、麻坂峠の方がずっとイージーだし、

ナイスな裏道である。

左手に高松道と並走しながら、のどかな田舎道を進み、

五ツ街道の交差点で一旦離脱して、県道226号でさぬき豊中IC方面へ。

せっかく付近を通るので、ちょっと寄り道。

ということで、やってきたのはおなじみの「上杉食品」さん。


↓おなじみの上杉さん

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香川うどんといえば、自分の中で外せない3本指の1つが

この「上杉食品」さんです。

ここでは決まって「かけ」を注文します。

もうここのイリコのダシが最高なんですわ!

お母さんとあれこれしゃべっていたら、あっという間にかけ(中)が到着。

天かすを投入してさっそくいただきま〜す!

んんんん〜たまら〜ん♪

温かく豊潤なダシが冷えた体にゆっくり染み渡り、

麺は言わずもがなジャストアルデンテな程よい噛み心地。

this is さぬきうどん!最高です。


↓かけ中。イリコダシうまぁ〜

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で、おみやげにパックされたうどんを買っていこうと思ったのだが、

先客の方々が生のうどんをみやげに買っていくのを見て、自分もそちらを。

1枚の生地から注文できるというのでお願いします。

待っている間に、お母さんから茹で方をバッチリレクチャーしてもらいます。

家で一番デカい鍋にたっぷり湯を沸かせて14分。

慌てず、麺をゆったり自由に泳がせるんやで〜とのことでした。

で、そのうちに打ちたてのうどんがビニール袋にドーン!

これで10人前らしいです。ス、スゲー。

食べきれない分は冷凍して、

使うときは解凍せずにそのまま茹でないと味が変わるでとご忠告いただく。

機材でパンパンのリュックにどうにかスペースを作ってどうにか入れる。

さすがに10人前の麺はずっしり重いですな。


↓おみやに1枚分の生うどん(10人前)お、重い…

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お母さんに見送られて、リスタートしたのが11時より少し前。

ここからは時間との勝負になります。

県道24号に復帰し、ほどよいアップダウンをこなしつつ、県道23号と合流。

ここからしばし交通量が増える。

しばらく進むと琴平山の真裏にある麻の集落に入る。

ここにも3本指の「須崎」さんがあり、是非とも寄りたいのだが、

1000%行列ができているはずなので、あきらめて下麻の分岐を折れて、県道24号へ。

朝日山をぐるっとなぞりながら、麻坂峠の登りをえっちら。

3kmほどの上りをこなし、麻坂峠をクリアし、反対側へ爽快に滑り降りる。

左手には中山&我拝師山のツインズと少し外れて筆ノ山の見事な並び。


↓麻坂峠をぬけたところ

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善通寺の街並みに入ってきました。

自衛隊の駐屯を抜け、左折して北上を開始。

高松道をくぐり、その先のドンツキでR11に出る。

いつもはここからルーティンのコースで高松を目指すが、

今回は海側へ向かうため、JR土讃線をくぐったすぐのところで左折し、

県道25号で再び北上。海からの風がキツイ!

多度津に到着し、東進に転じる。

県道21号を進み、金倉川でさぬき浜街道に出ると、ようやく海とご対面!


↓海〜

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ここから幅広のさぬき浜街道をひたすら進みますが、

路肩は広いのだがロードサイド店がある度に、

そちらへ進むレーンが増えたり減ったりし、その度に車が並んでいたりして面倒くさい。

しかも一番海際を走っているので、

結構でかい橋がいくつもあり、思ったよりアップダウンもあった。

それでも海を臨みながら走れるのはうれしいもんだ。

港湾にはいくつものクレーンが首をもたげていて、

夜中に写真を撮りに来たい感じだが、

時間がないのでこの日はスルー。

丸亀〜宇多津と過ぎると、JRデルタ地帯に入る。

ここから瀬戸大橋線が海へとの延びているのだ。

時間的に結構厳しいのだが瀬戸大橋を撮って帰らねばならないので、

ちょっとペースアップ。

平山でほんのわずか急坂があり、必死のパッチで上り、

下った先で瀬戸中央道をくぐる。

番の州入口で左折し、そこから3km先の瀬戸大橋記念公園を目指します。

左手にはまるで堅牢な要塞のごとくそびえ立つ瀬戸中央道

コンクリートの一段が、ものすごい威圧感。

本四高速の3つ(淡路鳴門道、西瀬戸道=しまなみ海道)とも当然すごいのだが、

一番最初にできあがった瀬戸大橋

とにかく巨大な建造物がドーンという印象がものすごい。

次第に、その橋桁の間にJR線のフロアが横から挟み込むような形で追加され、

その合体によってなお一層力強さを蓄えた瀬戸大橋は、

満を持して海へと挑むのであった!

この周辺は工場も多く、是非とも再訪してゆっくり写真撮影を楽しみたいですな。


瀬戸大橋

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滞在時間わずか15分。とりあえず乱れ打ちで撮影を済ませて、

大慌てでリスタートしたのが13:00!

ここから高松まで約25km。それを1時間でということは結構ギリギリです。

フェリーに乗り遅れたら全くシャレにならんので

ここからはもうスプリント体勢で挑みます。

再びさぬき浜街道に戻って、そこから県道33号に入る。

坂出市内は信号が多く、少々焦りつつも前進する。

JR線と並走し、R11をくぐると追い風モードとなり、35km巡航でひたすら飛ばす。

国分で再びR11とクロス。

このまま県道33号で行くか、R11で飛ばすか迷ったが、前者を選択し、

今度は再び海へ向かってアゲインストの中をとにかく回す。

高松駅に到着したのが13:50!これでどうにか安全圏です。

ほんの少しだけ、高松駅キヨスクでみやげを物色し、14:00にリスタート。

要注意なのはジャンボフェリーの乗り場だけ、高松港ではなく、

市街から3kmほど外れた高松東港なのです!

再びフルスロットル瀬戸大橋通りをぶっ飛ばして、

フェリー乗り場に到着したのが14:15!

1回でもメカトラやパンクしてたらヤバかったっす。

まあギリギリを狙って、あれこれ撮影追加したので確信犯だけど、

本当に乗り遅れてたら笑えなかったっす。(汗)


そうして乗り場の前にあるセブイレで小宴セットを購入して、

5分前にフェリーに乗り込む。

そうして定刻通り14:30にフェリーは港を離れました。

さらば愛しの香川、愛しの四国~。


↓さらば愛しの四国~

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フェリーに乗りこんだら、

まずは屋上デッキのトラやん師匠にご挨拶。

それから雑魚寝スペースではなくテーブル席を陣取って、

ささやかな祝杯。

前夜ほとんど寝ていなかったこともあり、あっという間に落ちてしまいましたZzz…


↓祝杯⇒爆睡

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次に目を覚ましたのは、18時ごろ。

よく見ると、窓には淡路島は北淡の町の灯。

ちょうどいいタイミングで目を覚ましました。

一切合財を着込んでデッキに出て、明石海峡大橋をパシパシ。

イルミネーションがきれいでございました。


明石海峡大橋

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19時に無事神戸港に戻ってまいりました。

今年もまたジャンボフェリーのお世話になったことを感謝して

一路大阪を目指します。

帰りもいつものR2。

この日は他のローディーさんには合わず、

ペース乱されることなく淡々と帰れました。

武庫川越えたあたりからの阪神バスとのバトルも勝利をおさめ、

まだまだ意外とイケるじゃんと思ったりしてたら、

千船あたりで完全にガス欠(笑)。

こりゃ腹が減って力が出ない〜〜〜〜。

アンパンマンを呼んでも来るわけがないので、

淀川を渡る手前の吉牛に緊急ピットインして補給

そこから淀川を渡り、左岸をぼちぼち。

帰宅は21時でした。


翌日、早速戦利品を頂きました。

お母さんのアドバイスを思い出しながら14分麺を泳がせたうどんを実食。

んんん〜ウマ〜。


↓おみやのうどん

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2015-02-12

うどん県ライド

水曜祝日は、珍しくフィブラ出動でうどん県まで遠征しておりました。

7月の伊那以来、久々のロングライド。

といっても本格復帰ではなくあくまで臨時スポット参戦。

仕事で数枚写真が必要になったのだが、

わざわざそれだけのために取材を発注するほどでもなく、

それなら自分で撮りに行った方がコストもかからずてっとり早い。

高松でレンタカーを借りるくらいなら、

チャリで回った方が効率がよい、といった成り行き。


この日はなんだかんだ200kmオーバーのライドになったが、

体力的にはそれほど問題なし。

ロード的体力は全盛に比べると当然落ちているのだが(特に登坂力orz)、

競技的な走り方でない限りほとんど休業の影響は驚くほどなかった。

結局全コースアウター縛りだったが、脚もケツも悲鳴を上げることがなかったし、

フェリーの時間があってケツカッチンだったが、タイム的にも予定通りこなせた。

もう少しハードな山岳コースであればまだ不安だが、

今回のようなコースであれば

培った経験と、ブランクとは無関係のメンタルがあれば

それほど復帰の心配はしなくてもよさそうだ。

ただ実に半年ぶりの遠征なので、

不安やら何やらで、いろんな意味でもっと

ドキドキ、ワクワクするのかなあと思っていたのだが

割と冷静で、淡々とミッションをこなした感じだったのが何とも…

もちろん久々のロードバイクの感触はとっても楽しかったし、

遠征の中身も充実していて、満足のいく1日だったのだが、

なんというかもっと新鮮な気分になるのかなあと思っていたのに、

どういう気分なんだろう?????

自分の中でちょっと期待しすぎてたのかなあ。ちょっと複雑。

ま、何事もあんまり気張りすぎると、

面白いことも面白くなくなるので、

ぼちぼち自分のペースでやっていきましょう。


↓豊稔池ダム

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瀬戸大橋(わがフィブラちゃんは写真映えするなあ)

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↓トラやんと。おなじみジャンボフェリ〜

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23:00大阪淀川左岸⇒R2⇒0:30神戸港

1:30出航(1:00が遅れて出航)⇒5:30高松東港着(15分遅れ)

5:40高松東港⇒6:00うどんバカ一代6:15⇒R11⇒県道266号⇒

R32⇒岡田⇒県道282号⇒7:30琴平県道208号⇒買田⇒R377⇒

8:00伊予見峠⇒丸井市場⇒県道241号⇒8:50萩原(コンビニ休憩)9:00⇒

県道8号⇒9:15豊稔池ダム10:00⇒県道8号⇒辻東⇒R32⇒県道24号⇒

五ツ街道⇒県道226号⇒10:30上杉食品10:50⇒県道24号⇒下麻⇒

11:15麻坂峠⇒善通寺⇒R11⇒県道25号⇒12:00多度津さぬき浜街道

12:45瀬戸大橋記念公園13:00⇒さぬき浜街道坂出県道33号⇒

13:20国分(コンビニ休憩)⇒県道33号⇒13:50高松駅14:00⇒

瀬戸大橋通り⇒14:15高松東港

14:30出航⇒19:00神戸港

19:10神戸港⇒R2⇒淀川左岸⇒21:00大阪


獲得標高:1107m

走行距離:208.76km(大阪神戸往復64km含む)

TOTAL:208.76km

2014-10-22

忘れた頃にやってくる

毎度忘れた頃にやってくる、不意のご褒美が届きました。

初めての400kmメダルです。

壮絶アップダウンの鳥羽志摩線、真っ暗な剣峠、極寒の伊賀上野、

結構ハードだったなあ。

自転車をお休みしてほぼ半年たちますが、今はもう400kmとか途方もない。

登山も含めて体力維持の活動はしているけど、たぶんお尻がもたないと思う。

200kmくらいがせいぜいかなあ。

まあ、復帰したらまたコツコツ延ばしていきます。

とはいえ、山熱が収まりそうにないのだけど。


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2014-07-31

飯田線まにあっくす 県道1号の旅

はてさて、飯田線の旅2日目です。

この日は、険しい天竜峡を縫う県道1号を完走し、

さらにそこから豊橋を目指す150kmライド。

色々盛りだくさんだった1日目の熱気に押されて朝から疲労すさまじく、

暑さが本格化する前に距離を稼ごうと4:00出発をもくろんでいたのに、

起きたら5:00!

大慌てで支度をして、フロントでカギを渡して5:30スタート。


↓朝イチの飯田市街

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すでに空は明るくなっていたが、ひんやりと清々しい空気が流れていて

とても心地が良い。

昨日下った東中央通りを再び下り、下山村のところでR153のバイパスをくぐり、

ちょいと上ったところにセブイレがありイン。

この日はほとんど補給ポイントがないため、しっかりとサンドウィッチで朝食をし、

ドリンクを補充しておく。

すぐにリスタートをして、R151を少し進んで、分岐点でR256へ左折。

ズシャーと下り、飯田線をまたいだらその先で天竜川にぶつかる。

水神橋でまばゆいばかりの朝日を浴びる。


↓水神橋で朝日

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橋を渡ってすぐの信号を右折し、そこから鈍い上りを少しばかり進みます。

その先でさらに分岐があり、ここが今回の目的の起点となるところです。

県道1号はここ飯田から、天竜峡〜愛知県豊根村〜静岡県佐久間まで約92kmと続いていきます。

起点となる標識をばっちりカメラに収めると、そのそばに別の標識が立っていました。

なんとこのルートの一部はツアー・オブ・ジャパンの周回コースのようです。

(といってもほんのわずかだけど)


↓いよいよ県道1号の旅です

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県道1号起点の標識とツアー・オブ・ジャパン周回コースの標識

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ではいよいよスタートします。

少しだけ下って、次の分岐を直角に進んだら、鈍い上りをえっちらおっちら。

簡単に高度があがり、天竜川の対岸に広がる中央アルプスの峰々が

美しく姿を見せております。

何という清々しい朝だだろうか。

川沿いの狭い県道をズイズイと下っていくと、真っ赤な新天竜橋にたどり着きます。

これは渡らずにそのまま県道1号を直進。この辺りは平坦で対岸の眺めを楽しみつつ進みます。

よく見ると、向こう側に茶色の鉄橋が見えます。

あれは、あーる君が”足音の人”に思わず見放されそうになった

(実際には電車に追い立てられた)鉄橋ですね。


↓中央アルプスがきれい

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↓山道をずんずん進みます

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↓新天竜橋

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↓遠く中央に、あーる君が足音の人に見放されそうになった鉄橋が見える

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対岸の天竜峡駅を見送るころになると、

なかなかハードなアップダウンが展開します。

7〜9%の勾配で、いつもならアウター縛りに無駄にこだわるのだが、

全然パワー不足であっさりとインナーに落としてえっちらホイ!

上っては下り、上っては下り、序盤から激しく揺さぶりがかかります。

んんっ〜しんどい!

そんなこんなをひたすらくり返しているうちに、

どんどんと山深いエリアへと進んできました。

1つの集落へ進むごとに、ひと山上って下りて、なかなかエゲつない。

千栄で大きな橋を渡っていくと、飯田市を抜けて泰阜村へと入っていきます。


↓アップダウンの多い山道を進む

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↓山深い

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延々と続く鈍い上りにヒーヒー言いながらも、

この泰阜村に入るとそのアップダウンはより激しくなってくる。

それをどうにかこうにかやっつけて、

スポーツランドやすおかのところでようやくピークに達し、

そこからは爽快な風を受けながらのダウンヒル。ヤッホイ!

その先少し進んでいくと、県道83号とのT字路にぶつかり、そこを右折します。

ここから先も下りが続き、天竜川と向かい側の山々の視界が開けていて爽快である。

1つ目の大きなトンネルである泰平トンネルをくぐり、その先の集落へと進む。

大きな橋を渡ると再び上りが発生。いつまで続くのこの上り!と嘆きながら、

小学校のあるピークまで上りきって、そこからは下り!

すぐ右手には天竜川が寄り添ってきて、

進行方向の先の眼下に温田の集落がみえてきました。


↓泰阜村通過中。ここで右折

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↓恵那山方面?の山々

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↓泰平トンネル

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↓温田の集落が見えてきた

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さらにジワジワとくだって、温田トンネルをくぐったはいいのだが、

その先しばらく進んでいくと、どうも県道1号から外れてしまっている…

集落で草刈りをされていたので、お母さんに道を尋ねると、

トンネルの手前の細い道を下っていくのが正解だという。

いや〜、それはわからないわ〜。絶対トンネルくぐってしまうわ…

で、少しバックをしてズズっと下って、無事に飯田線をまたぐ踏切に達する。

そこからすぐのところに温田駅があり、ここで少しだけ休憩。

時刻は7:20。

ここでちょっと駅のトイレをお借りしようと入ったのだが、

手のひらサイズの蛾がうじゃうじゃいて、さすがに断念しました@@


↓温田トンネル

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↓ここで飯田線をまたぐ

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↓温田駅

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リスタートをして、すぐに大きな橋で天竜川を渡ります。

そこからは先ほど上って下りてをしてきた山並みが見渡せました。

大きな病院の横をかすめて先へ進み、その先の分岐で標識に従って左手へ。

しばらくはのどかな天竜川沿いの道となり軽快に進んでいきます。

和知野川キャンプ場のところに標識が出ていて、佐久間まであと54kmの表記。

今までなら大した距離に思わなかったが、さすがにまだまだ先は長いなあ。


↓阿南大橋

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↓あの山に沿って走ってきた

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↓ここで左折

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↓鉄橋を渡る

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↓澄んだ水

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↓佐久間まで54km

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キャンプ場前の分岐を再び左手を選択し、

ひたすら県道1号をトレースしていきます。

徐々に天竜峡でも一番真髄の部分へと分け入っていきます。

川の絶壁に沿ってつけられた県道1号はアップダウンが始まり、

眼下に満々と清い水をたたえる天竜川を望みながら、ワインディングしていく。

対岸では同じように、難所に窮する飯田線が、

トンネルとトンネルの間から時折顔をのぞかせている。

それ以外に民家も何もなく、まさしく秘境というフレーズがぴったりである。


↓険しい天竜峡に突入

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↓ナリハラ教授の爆弾で社外に投げ飛ばされたあーる君が歩いていた地点?

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ひたすら渓流沿いの道を進んでいくと、前方に大きな構造物が現れた。

長野県下で最南端に位置する平岡ダム。

高さ62.5mを誇る重力式コンクリートダム。

ここは戦時中に捕虜の強制労働によってつくられたという負の遺産でもあります。

ここは残念ながらダムカードはなし。

ダムから少しアップダウンをこなしていくと、眼下に平岡の集落が見えてきました。

集落の手前でT字路があり、そこを左折し、しばらくR418との重複区間に入る。

国道に合流するからと言って交通量が増えるわけでもなく

むしろ道幅も狭まるような感じ。

峡谷のわずかな広がり部分にどうにかへばりついているような平岡の集落に入っていく。

宿泊や温泉もある立派なJR平岡駅を通過し、あっという間に集落を通過する。

時刻は8:10頃。


↓平岡ダム

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↓平岡の集落(天龍村)

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↓ここでいったんR418と合流

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集落を過ぎると道は余計に狭く細くなり、

川の流れに沿って右へ左へテクニカルな下りが続く。

しばらくすると視界が開け、そこに天竜川橋がかかっている。

結構大きな橋なのだが、車が行き違うのがぎりぎりな幅しかない。

まるでスタンド・バイ・ミーの世界だなあと思いながら、

のんびりと橋を渡る。

橋を渡るとしばらく鈍い上りが続き、そのうちに標識があって

R418と別れて、再び県道1号の単独区間へと投入する。

ここからはさらに山深いエリアになっていって、

この暑さに勢いづく緑の木々と、その緑をそのまま水面に映し出す静かな大河

それだけがこの世界を形作っている。


↓天竜川橋

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↓ここでR418とお別れ。再び単独区間へ

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↓山・川

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川の蛇行に従って、道は右へ左へとゆさぶられ、

アップダウンもそこそこ。

時刻も8:30をまわり、そろそろ容赦ない日差しが照りつけて暑くなってきた。

幸いにして木々が深くて直射日光から守ってくれる箇所も多くてまだ大丈夫そうである。

そのうちに、県道1号の標識がでてきた。

よく見るとここから愛知県に突入し、県道1号は愛知県管轄の道となる。

ここから佐久間ダムのすぐ近くまでは愛知県豊根村を通過していく。


↓愛知県の県道1号に

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↓愛知県豊根村

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相変わらず人気も車もない静かな山道をひた走っていく。

川から外れるようなコース取りの時はアップダウンが発生し、

ピークには古めかしい隧道がぽっかり口を開けている。

夜中にこんなところ走ったらさぞかし背筋が多るだろうな…

そのうち再び天竜川沿いに道は戻り、前方に大きな橋が架かっている。

あれは、対岸の大嵐駅へと向かうための橋。

その先には、付け掛け前の飯田線のトンネルを道路化した

夏焼隧道が通っているはずだが、通行止の掲示があったのでそのままスルー。


↓いくつもの古い隧道が連続。

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そのまま県道1号をトレースし、しばらく鈍い上りをあがっていくと

富山の集落に入る。時刻は9:00。

ここで公衆トイレを発見したのでちょっとブレイク。

手持ちのドリンクとカントリーマアムを3,4個放り込んで、日陰で少し足を延ばす。


やはり久々のロードバイクは体に堪えているようで、体力不足が明らか。

例えば、ずっとハンドルを握るグリップ力が弱っていて手首がツライ。

それから前傾姿勢を保ち続けるのがしんどくて、

くの字に折った腹部の圧迫がつらいし、腰や背中もピキピキ。

もちろんヒキ脚がやせ細っていて馬力が出ないので、上りがしんどい。

でも、最大の衰えは、何と言ってもケツ!

ここまでまだ60kmそこいらしか走っていないが、

すでにサドルに座り続けるのがツラくなってきた。

ここばっかりはさすがにサドルに乗るということをしないと

他のトレーニングでは補えないところだろう。

そうは言っても、こんなところまで来てもはや物理的にDNFできないので

進んでいくしかない。

10分ほどの休憩ののち、リスタート。

県道ぞいに並んだわずかの集落を進んでいくと、

小学校前で県道1号のスタートから初めての信号を通過する。

さらに進んで道の駅のようなものを通過し、橋を渡る。

その先で、分岐があり、当然県道1号へと左折し、青い橋を渡る。


↓r1起点から佐久間までで唯一の信号(富山)

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↓ここを左折。佐久間湖畔沿いの道へ

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橋を渡ると鈍いアップダウンが始まり、

ヘリポートを過ぎて佐久間湖沿いに道が続いていく。

なんというか鍋谷峠のように、

鈍い上りで同じようなカーブが何度も何度もやってくるような道。

徐々に川の水面から高度を上げていく。

この辺りでは木々が張り出しておらず、

キーンと突き刺すような日差しが降り注がれて、汗だくになってくる。

対岸にあった飯田線は別の谷筋へとすでに地中深く移動していて、

この谷筋は全くもって静かで穏やかな景色。

道の方はというと、時折でっかい石がゴロゴロと落ちている。

そうはいっても、路面状況が悪いわけでもないのだが

何度かヘルメットを小石が叩くこともあって、落石は注意が必要な感じ。

ここで反対側から、このルートで唯一のローディーさんとすれ違いご挨拶。

川面を覗いてみると一艘のボートがゆーったりと川を下っていくのが見える。

ああ、トコトン静かだな。


↓どこまでいっても深い山

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↓佐久間湖

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果てしなく続くアップダウンの応酬と、遠慮のない日差しによって

全身びっしょり汗をかき、疲労困憊状態でこの秘境を進んでいく。

時間的には無理することもないので、

それほど無理にペースを上げずに省エネモードで行くのだが

とにかく喉が渇くし、暑くて死にそうだ。

細かく右へ左へカーブを抜けていくと、前方眼下に大きな発電所が見えてきた。

新豊根発電所である。

そこを通過すると、その発電所開発の際に築かれたであろう

いくつもの長大隧道が連続する区間へと突入する。

1つ1つが1kmずつほどあろうあろうかというものばかり。

いつもならあまりトンネルは好きではないのだが、今回はウェルカム!

なぜならトンネル内はグググっと温度が下がり、

スワ〜ッと冷たい空気に包まれて生き返るのだ。

交通量もほとんどないに等しいから、見通しの良いセンターをゆっくり走れるし、

これは思いがけないボーナスステージだった。

松島トンネル、丸山トンネル、

そしてラスト大きく右カーブを描く鰻樽トンネルの三連チャンを抜けると

突然前方に佐久間ダムが登場しました。

ふぃ〜、ようやく到着です。時刻は10:20ごろ。


↓ズイズイ隧道

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↓佐久間ダムにとうちゃこ〜

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県道1号はダムの天端を通過しているので、そこを行きます。

途中、下を覗きこんだがさすがに高い!

前方から地元のローディー集団が来られたのでご挨拶します。

ダムを渡り来たところに標識があり、静岡県浜松市の文字。

ここから県道1号は静岡県の管轄となります。これで3県マタギ成立。


↓高〜い〜

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↓ここから静岡県の県道

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そのまま先を急ぐ前に、ダム横にある佐久間電力館へ寄り道。

寄り道といってもダムより一段高いところにあって、

そこまで短いながら激坂をしばいて、ヒーヒーいいながら到着。

まずは受付へ進み、ダムカードをお願いする。

すると佐久間ダムと、その下流にある秋葉ダムの2枚を頂けました。ヤタッ!


↓佐久間電力館

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↓ダムカードゲット(合わせて秋葉ダムの分もくれます)

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佐久間ダムは日本第9位の高さと第8位の総貯水量を誇る巨大ダム。

昭和22年に大ダム構想が発表され、当時としては世界第7位の規模、

もちろん日本史上最大のダムプロジェクトであった。

佐久間ダムの建設に当たっては、

まずは日本有数の渓流である天竜川の流れを変えるという仮排水路トンネル工事、

そして、くだんの飯田線の付け替えという

ダム本体の建設以前にも相当な付属する事業が展開し、

その完成には10年もの歳月が必要とされたが、

当時の最新土木技術や機材をアメリカから導入し、

実際にはわずか3年で完成を見るという大偉業であった。

この成功こそがのちの黒部ダム建設への大きな足掛かりとなっていき、

現在の世界に誇る日本の土木建築技術の礎となったのである。

その勇ましい歴史を抱えたダムを展望台から眺めるにつけ、

一層その姿が立派に見えるというものである。


↓威厳たっぷりのフォルム

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ひとしきり見学を終えて、10:45にリスタートする。

長くバンピーなトンネルを4つ、大きなヘアピンカーブを抜けて、中部天竜へと下ります。

前日40分ほど足止めを食らった駅のあるところです。

ここでR473tぶつかり、供用区間へと突入します。

このあたりでもまだ相当山深いのだが、

人の生活が感じられるだけ先ほどの佐久間湖畔とは全然雰囲気が違います。


↓佐久間の集落が見えてきました

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↓ここで右折し、R473と重複

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佐久間の集落を抜けると、R473は一気に道幅を狭めて上りとなります。

上りきると天竜川に架かる橋があり、

そこが工事中のため警備員に制止されてしばし待機。

OKが出て、橋を渡り、そこから鈍い上りを上がっていきます。

ここまでずっと一緒に南下をしてきた天竜川とはここでお別れです。

天竜川はその流れを左手に浜松方面へと進んでいきます。

同じ流れが右手に分岐してきたのは相川〜宇連川〜豊川へと続く川です。

さっき休憩をしたばかりなのに、この辺ではもう体力の限界で、

ヘロヘロ状態。

下ってくるほどに、暑さの質もエグさを増して、体力をみるみる削ってきます。

暑さと疲労でめまいを起こしながら、水分を補給し、

無理なペースアップをせずにとにかく前進します。

大干瀬川にかかる錦橋のところで左折し、R473と別れて、県道1号の単独区間へ突入。

あともう少し!


↓ここで左折し再び単独区間

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浦川駅のところで飯田線をくぐり、その先の集落を抜けていきます。

上市場のところで再び飯田線をくぐっていくと、そこから延々と鈍い上り…

そこにあった電光板にはなんと35℃の表示!

まるでサウナのロウリュウのごとき向かい風が戦意を喪失させます。

暑さと疲労でみるみるペースが落ち、フラッフラの状態。

思わず水を顔や胸元にかけて消火しようとしますが、付け焼刃で、

ついさっき佐久間で休んだはずなのにと、ショックが大きい。

約5kmほど鈍い上りと格闘して、ようやく県道1号の終着点に到達。

この県道9号とぶつかる交差点で長かった県道1号の旅が終わりました。

総じては、走りやすく、走りがいのある道でした。


↓ここが県道1号の終点

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県道1号の終点

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とりあえず、休息が必要だということで、先へ進みます。

もう少し上り詰めるとR151と合流します。

そこからすぐのところで脇に入り、東栄駅に到着。時刻は11:50。

自販機でアイスココアを2缶と、イロハスを購入し、

とりあえずがぶ飲みして補給品を食べ、

イロハスを水枕にしてベンチで仰向けで横になります。

あああああああ、暑い!疲れた〜!

そうしていると、上り線の電車がやってきてすぐに出発していきました。

この電車が午前ラストの便で、次は15時台になります。

つまり、豊橋までは自走決定となりました。

といっても残りあと60kmを切っているのでなんとかなるでしょう。

12:15にリスタート。いざ豊橋!


↓東栄からはR151をゆく

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↓東栄駅にていっぷく

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東栄駅を出てR151に復帰します。

ここまでと比べると交通量が多いので注意を払いつつ路肩を行きます。

地場駅の先で小さなのぼりがあり、そこが意外としんどかった。

そこからにわかに下っていくと、三遠南信自動車道・鳳来峡ICの分岐。

いわゆる奥三河エリアに突入していきます。


↓三遠南信自動車道・鳳来峡IC

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この辺りから、強烈な向かい風が谷筋を走り、漕げども漕げどもペースが上がらなくなる。

疲労と暑さで参りつつも、とりあえず少しずつでもいいので前進を続ける。

湯谷温泉あたりでは横の宇連川で水遊びをする家族連れなどが見えて、

あちらはとても涼しそうだ。

三河大野のところで、R151をはずれて、

より交通量が少なく走りやすそうな県道439号に入る。

細い道だがそこそこ交通量があり、注意を払いつつ進む。

本長篠を過ぎると長い長いストレートが連続し、徐々に周囲も開けてきて

モロに向かい風を受けるようになって、結構ヘバってきました。

これはどこかで補給をせねばガス欠が近いぞとわかっていつつも、

周囲に店などなく、ひたすら我慢の走行を強いられます。

舟着小前で県道69号にスイッチし、鳥原で右折。

新城市街をさけるように豊川沿いに進んでいきます。

そうして庭野の交差点の角にローソンを発見!

これは助かったと、飛び込み、ドリンクとお好み焼きを購入してパクつく。

大体ピンチの時はお好み焼きが一番食べやすく効果的。

30分ほど休息を取って14時にリスタート。


しっかり食べたのが功を奏したのか、リスタート後は脚もよく回り出す。

引き続き県道69号を豊川に沿って南下を続ける。

新東名の建設現場をくぐり金沢という交差点を過ぎると、

そろそろ周囲に山が無くなり、平野部へと突入していく。

そうすると、この暑さがもう一段上がったように、ムワっと、ムワっと来る。

東名高速をくぐり、ただっ広い田園地帯を進んでいくが、暑くて目がくらくらする。

そうしてようやく豊橋市に突入。あと10km弱!


↓豊橋市突入!

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小倉橋の交差点で右折し、一瞬R362に乗り、次の当古橋東交差点で左折し、

引き続き県道69号をトレースしていく。徐々に中心に近づくにつれて交通量がまし、

渋滞や信号待ちの時など、車からの熱気がプラスされて蒸し風呂状態に。

ゲロゲロ〜@@

やっぱり何が一番環境破壊してるってきっと車なんだろうなあ。

鷲橋北で右折し工事中の橋を渡る。

蛇行している豊川のヘリをなぞって、そこからは市街地に突入。

混雑する車の群れに従って、灼熱の道を進む。

おなじみのR1をまたいで、とりあえずそのまま直進したらつくだろうと進んでいくと、

進行方向が全くわからなくなった。

そこで歩いていた人に豊橋駅を尋ね、無事に軌道修正し豊橋駅に到着したのが15:00。

約9時間15分のライドでした。

ふぃ〜!やっぱり真夏のロングはちょっとヤヴァシ。


とにかく疲労困憊なので早く帰りたい。

大急ぎで輪行作業を施し、新幹線口へ移動。

次の新大阪行きを見ると15:57と少し時間がある。

その間に切符を買って、併設のデパートでみやげを物色したが大したものはなく、

売店で、娘にはオカザエモン、奥さんにはクッピーラムネゴ−フレットを購入。

15:57のひかり号に乗り込んで即落ち。

17:32に新大阪到着し、マシンを組み立てて自走で帰宅したのが18時前でした。


ということで、飯田沿線を存分に満喫した2日間。

ブランクでの体力低下に少なからずショックを受けつつも、

課したミッションはすべてクリアできたのでよしとしましょう。

さあて、来週のarkibitoさんは?(サザエさん風)

またまた伊那に逆戻りだぁ〜!!

ンワクク!