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記憶の残滓 by arkibito

2017-07-01

Music Life 『I Dont Want to Miss a Thing』 by AEROSMITH


ここ最近忙しくて、

なかなかギターを弾く時間がなかったので久々に。

映画『アルマゲドン』の曲としてあまりにも有名

エアロスミスの曲を思い付きでやってみました。

やっぱスティーブン・タイラー

高音のシャウトは改めてすごい。

2017-06-19

『吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」』 by 長尾直樹監督

土曜日の夕方。

近所のテアトル梅田まで。

酒場詩人こと吉田類さんの銀幕デビューでございます♪

ちょうど封切りに合わせて、

舞台挨拶があったのを先週思いだし、

慌てて窓口に駆け込んだらラス3だけ座席が残ってて、

上の娘と二人で行ってまいりました。

京都和歌山奈良などへは毎年来られているのですが、

なかなか大阪でお会いするチャンスがなくて、

それが今回、我が家から目と鼻の先に来られるということで、

これは絶対行かねば。


舞台挨拶

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ビール付き

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映画は、月9のあの番組の映画版というわけではなく、

酒場にまつわる3話オムニバス形式のドラマ。

”世に奇妙”のタモさんよろしく、

類さんがストーリーテラーとなり、

また第3話では堂々の主役を演じておられます。

エンディング曲も熱唱!

監督は、こよなく愛する映画『鉄塔武蔵野線』の長尾監督。

例の番組の大ファンだった長尾さんが、たっての希望で、

類さんをメインに酔っぱらいの映画を作りたいということで

実現した映画です。

しかも、1話目では、”鉄塔”の主人公のお父さん役だった

菅原大吉さんが出演していて、

2話目では、”鉄塔”の主人公ミハル役だった

チビノリダーこと伊藤淳史さんが主演。

そこに類さんが絡むというドリームチーム

3話とも、酒そのものというよりも、

酒がつなぐ人間関係の温かさだったり、

酒場という聖地のもつ味わいが織りなす物語で、

笑いありホロリありで楽しませていただきました。

3話目には、類さんの幼少期を思わせる

高知仁淀川のくらしが描かれるのだが、

それがまた”鉄塔”の世界に続いているような

ノスタルジーで、仁淀川に行きたくなりました。

類さんの哀愁を帯びた演技と土佐弁がなんとも沁みました。


↓テアトル梅田にて絶賛公開中!


上演後、いよいよご本人が登場してのトークショー

登壇と同時に会場は大盛り上がり。

で、今回も我が家の工作部隊お手製の看板を振っていると、

なんとすぐに気づいていただいて、

ご紹介いただいてしまいました。いやはや恐縮です。

そこからは映画のお話、お酒のお話がどんどこどん。

いやあ〜サービス精神が素晴らしい。


↓類さん登壇

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↓大盛況♪

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↓お酒ももちろん入ります

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イベント後、退壇の際には、

後方席まで回ってきていただいて、

そこでご挨拶もできました。

特に娘についてはすごく気にかけてていただいてて、

本当にありがたい。

その後、グッズ購入者へのサイン会にももちろん出ました。

もうすっかり覚えていただいて、

色々とお話もさせていただきました。

テレビで見ると、ただの酔いどれのオッチャンに見えるかもしれませんが、

会えばわかる懐の大きさと、

根底にあるダンディズムと気品さは、まさしく紳士ですね。


↓近くに来てくれました

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↓ハイチーズ

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ということで、映画も楽しめ、

ご本人にもお会いできて大満足でメデタシ、メデタシ。

のはずが!!!!

2017-05-03

『GHOST IN THE SHELL』 by ルパート・サンダース監督


ガンダムよりもエヴァよりも、無類の攻殻好きとしては

この映画を観に行かねばならぬということで映画館へ。

ジャパニーズアニメの世界をハリウッドが実写化というと

どうしてもちゃんちゃらおかしい結果になってしまうのだけど、

実写化不可能と言われていた攻殻の世界を

これほど見事に表現していることに素直に驚いた。

もちろん、士郎ワールドとも、押井ワールドとも、

神山ワールドとも似て非なるものではあるけれど、

激しい息遣いが聞こえてくるアクションの臨場感や、

生身の人間だからこそ表現できるゴーストのあり方や表現など

極めてクオリティの高いSFアクション映画に仕上がっていた。

なにより、きっと監督の押井LOVE、押井リスペクトが

画面からひしひしと伝わってきて(犬好きの押井を連想させるシーンも)、

それがあるから全く手を抜けないという緊張感があった。

またこういう映画だと大抵、

CGや背景の世界観にばかりこだわりすぎて

肝心のストーリーや、役者の演技が置いてけぼりされがちだが、

きちんと、マシンと人間との狭間に生きる上で、

「ゴースト」とは何かという肝心のテーマに

しっかり向き合っていたのが良かったと思う。


特に素晴らしかったのは主演のスカーレット・ヨハンソンの表情。

強いゴーストを感じる生命力あふれるまなざしと、

義体化され改ざんされた記憶に苦悩する心ここにあらずな虚無感、

その相反する表現を同時にこなしてしまうところがすごい。

これは以前主演した『真珠の耳飾りの少女』でもそうだったが、

彼女の持つ、造形として美しすぎるマネキン的な素質がうまく生かされた

まさにキャスティングの妙だろう。

もう一つすごかったのは、出演時間はほんのわずかだが、

スカーレットとは真逆のどこまでも人間臭い強烈なインパクトを残した

桃井かおり。この人ほんとスゴイ。

台詞も英語だし、ハリウッド大作映画の現場なのに、

桃井かおりはいつでもどこでも桃井かおり。

その圧倒的な存在感と説得力。恐れ入った。

逆に、ビートたけしは出損感。

『JM』とか意外とハリウッドのSF映画とは縁があるし、

ジャパニーズ文化に敬意を表してという意味でも

キャスティングされたのだろうけど

どうもどのセリフも血が通わない棒で、

ストーリーから一人浮いた存在になってしまっていた。

これはたけしが悪いというよりも、

棒にならざるをえない嘘っぽい、

芝居がかったセリフばかりを用意したのが悪い。


今回は字幕版で観たが、日本語吹き替え版は、

なんとオリジナルの声優陣が担当しているという粋な計らい。

やっぱ少佐は田中さん、バトーは大塚さん、トグサは山寺さんでなきゃ。

そちらも機会があればいずれ。

そして神山監督により新シリーズの立ち上げも発表されたし、

そちらも楽しみ。

2017-04-03

パラダイス★類 2017

日曜日。

午前中は地元の桜まつりへ。

上の子も下の子も大はしゃぎで遊びまくり。

午後、家族そろって京都へ移動。

今日は、予告通りに類デー。

いつもの立誠小学校跡へ。

ここも来年度にはホテルになってしまうんだけど、淋しいなあ。


↓立誠小学校跡

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こちらでも桜まつりがあり、出店やお酒わんさか。

毎年来てるけど、いつもひどい雨だったので

今回は快晴でよかった。

ひとまず16時の開場に合わせて席を取り、

そこからお酒とアテを。

酒は伏見の酒がズラリ。

月桂冠の蔵出しものやら、

おなじみのトミオーさんやらいくつかチョイス。

プハープハー。


↓伏見の酒が勢ぞろい

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↓アテ

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さてさて17時となり、真打登場。

ここ数年、もはや春の風物詩となりつつあります。

あの黒の紳士は実は春の使者なのかもしれぬ。


↓類さん登場

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今回からイベントが2daysに拡大され、

この日は2日目。

前日は四条大宮界隈の立ち飲み屋をハシゴされたらしく

のっけから絶好調の類さん。

ついさっきまで先斗町の山とみさんで呑んでいたらしく

軽く出来上がっております。

上七軒の話や、すっぽんの名店「大市」さん、

三条の「赤垣屋」さんの話などみやこ話で盛り上がります。


↓お酒も快調♪

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そうそう、6月に、類さん主演の映画が封切りになり、

その番宣もばっちり。

しかも、監督が長尾直樹さんで、出演に伊藤淳史さんって、

自分が愛してやまない少年映画『鉄塔武蔵野線』のコンビ!

これはもう行くしかありません。

このあと、恒例の歌披露でありましたが、

やはりお酒の廻りが早かったようでグデグデ@@@

まあ、こういうユルい感じがたまらなくええんです。


↓映画の番宣

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途中からは、サポーター役として、

今や新喜劇のマドンナに定着した福本愛菜さんが登場してトーク。

こんな若くてかわいらしいのに、

類さんもびっくりするくらいの酒豪らしいです。

奈良出身ということで、地元の梅の宿さんとコラボして、

メロンリキュールを追加した甘いお酒を発売するそうで、

そこまで日本酒にのめり込むほどらしい。

可愛らしい娘さんの登場で、類さんもデレデレで、

さらにギアが一段上がります。


↓元NMB48で今は新喜劇のマドンナ、福本愛菜さん登場

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↓大きく振りかぶって乾杯♪

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奈良・梅の宿さんとのコラボ商品らしいです

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お酒の失敗談(ホテル水浸し事件)とか、

好きな料理の話とか、2人の絶妙のコンビネーション。

途中、17年連れ添い、山登りでも一緒に出掛けていた

愛猫カラシちゃんの話になると、

思わず類さんホロリと涙ぐむシーンも。

ほんと正直者で、ええ人です。


↓ほろ酔いトーク

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↓ええコンビネーション

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↓あっという間の1時間半

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ダンディだわ〜

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あっという間の1時間30分でした。

こちらもトークに酔いしれつつ、

ついついお酒呑んでしまいました。

イベント後は、グッズ購入者のみのサイン会でしたが、

ご厚意でご挨拶の時間を設けていただきました。

待っている間、同姓同名の男の子、

吉田類君のご家族と一緒にお話し。

毎年、お面作ってきている家族として向こうも覚えてくれていました。


そして、サインの列も終わり、類さんとご対面。

ちゃんと覚えてくださっていて、

上の娘との再会も喜んでくれました。

お年賀をいただいたお礼を兼ねて、

持参したお土産とお手紙をお渡し。

それから今年作っていった似顔絵のうちわを見て、びっくりされ、

気に入られたようでお持ち帰りしてもらうことになりました。

作った甲斐があります。

最後はみんな揃って記念撮影。

新幹線の時間が迫る中、わざわざありがとうございました!


↓記念撮影

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全て終わって、小学校を出た時にはもう真っ暗。

なんだかんだお腹が減ったので、

西京極のSTARさんで洋食を食べて帰りました。


↓STARにてスパゲティグラタン

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ということで、改めての番宣。

吉田類の『今宵、ほろ酔い酒場で』、6月ロードショー!!


↓『今宵、ほろ酔い酒場で』

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2017-03-22

高蔵寺ニュータウン

17時に取材を終えて、クルーと別れてから単独行動。

ちょっと時間が時間だったけど、

どうしても寄っておきたいところがあって。

中央線とバスで向かったのは高蔵寺。

先日観た『人生フルーツ』の津端夫妻が住んでいる町。

さすがいいお宅でした。


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到着したころは随分暗くなっていたけど、

そこからちょっと移動して、

ニュータウンの真ん中にある高森山に登る。

登ると行っても公園の端から10分もかからない。

暗がりの中、山頂まで。

ここは一帯の山が根こそぎ切り取られ、更地にされてしまったなかで、

唯一残された山。

50年前の当時は禿山だったようですが、

津端さんが音頭を取って地元の子供たちや家族と

どんぐりを植えて森を再生させるという「ドングリ作戦」の成果が実り

勢いよく生い茂る森となっていました。


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もうすっかり暮れたニュータウンを後にし、

名古屋へ戻る。

夜はまだまだこれから。


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ジョナス・メカス×いしいしんじ 『幸せな人生からの拾遺集』 / 『フローズン・フィルム・フレームズ―静止した映画 』

日曜日のメインイベントは、毎度おなじみの誠光社さん。

映像作家のジョナス・メカスの2012年の作品

『幸せな人生からの拾遺集(Outtakes from the life of a happy man)』の上映に合わせて

作家のいしいしんじさんが”その場小説”を乗せていき、

しかもそれをほぼ同時通訳という形で並べて投影し、

ブルックリンに住むボニー・エリオットさんが”その場翻訳”。

それをyoutubeで同時世界配信するというライブイベント。


↓誠光社

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ジョナス・メカスはリトアニア出身の詩人でしたが、

ナチスやロシアの迫害を恐れてアメリカへと亡命。

たどり着いたニューヨークで16mmのゼンマイ式フィルムカメラを手に入れ、

そこに詩的かつ私的な日常の風景を撮り始め、

インディペンデントムービーの父と称される映像作家です。

自分が映画製作サークルで映画を撮りまくっていた頃に

とても刺激を受けたアーティストの1人。

今回はそこにおなじみのいしいさんが絡んでどんな化学反応が起こるのか、

とても興味があって参加しました。


↓その場小説中

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小さなスペースにぎっしりのギャラリー。

そこに手製のスクリーンを張って、なんともインディペンデントな雰囲気。

いしいさんとも久しぶりにご挨拶。

時間となり、スクリーンに、メカスの映像、

そしていしいさんのタイプスクリーン、

それからエリオットさんの通訳スクリーンを重ね合わせる。

なんとも不思議な感覚でした。


↓いしいさん

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コトバにしても、歌にしても、映像にしても写真にしても、

不可逆的に流れる時間の流れの中で、

その瞬間をFIXして切り取るという行為自体が、

すでに高尚な芸術活動であると信じているが、

ジョナス・メカスの記録映画に映し出される映像の素晴らしさは、

その1シーン1シーンが

彼自身の極めて個人的な日常を切り取ったもので、

彼自身の経験から零れ落ちたものであるはずなのに、

この映像に接した人たち(人種や国や性別を問わない)の

誰もの遠い思い出の中に共通して浮かび上がるような、

記憶とかイメージにおける原始的な”何か”を、

フィルムの中にはっきりと封じ込めているからである。

それはあの日の風であったり、まばゆい光だったり、

子どもたちの甲高い無垢な笑い声だったり、

浜辺に打ち寄せられる波だったり。


何かの機会に、昔を振り返りながら古いアルバムをめくる時、

運動会や誕生日など、特別な行事やイベントの記録のために

撮られた写真たちよりも、

フィルムの余りを使い切るためにだけに

何気なくシャッターを押したショットに偶然に映し出された、

当時のただの日常の風景が切り取られたものに、

強烈なエモーションが湧き上がってくるという経験は誰しもあると思う。

その感覚に近いような映像体験。


いしいさんは事前に映像を見ていなかったらしいのだけど、

ちょうど映画のキーワードとなる”波”というフレーズが、

シンクロするように浮かび上がってきて、

ちょっとした奇蹟のような夜でした。


↓翻訳をいただく

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