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記憶の残滓 by arkibito

2016-07-27

大杉谷から大台ケ原へ 2日目

2日目の朝。

5時にセットしていた目覚ましが鳴る前には起床。

ゆっくり身支度を整え、5:30に受付へ朝ごはんを取りに行く。

昨日はあれだけアップダウンがありつつも、

ほとんど標高を上げなかったが、

この日は今いる480m地点から1700m近くまで

一気に1200mほどを上がらなくてはならないので、腹ごしらえはしっかりと。


この日は平日なので、帰りのバスは15:30の一本しかないので、

早めに到着しても仕方がないのだけど、

昨日のわずか5kmちょいで4時間もかかったこともあり、

この日も予想以上に時間がかかるかもしれない。

それに気温が上昇してつらくなる前、

午前中にはある程度消化しておきたいこともあって、

6時出発に向けて準備を始める。

もし早く到着できれば、

それはそれで大台ケ原は散策するところがあるし。

すると、例の謎のおっちゃん集団の一人から、

「そんな早くなぜ経つの?」と言われましたが、

早立ちするに越したことがないです。

(ちなみに彼らが何時に出たかは知りませんが、バスが出る5分前にギリギリ到着してました)

で、準備はすぐできたのだが、

恒例のおトイレタイムでなかなか苦戦をしてしまい、

結局出発は6:15となりました。トホホ…


↓朝ごはん

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すでに食堂で朝ご飯をはじめていた小屋の方々にお礼を言っていざ出発。

玄関を出て右手に続く石の道を少し進むと、

大岩の前にロープが張ってあり、そこから一気に谷の上部へと上がります。

すぐに吊橋があり、渡っていくと、道はどんどん上へと延びる。

しょっぱなからなかなかハードです。

しばらく沢とはずれたところをずんずん進んでいくのだがそのうちに、

川面が近づきます。

昨日よりも一段と渓谷の鋭さが増し、

なおかつ渓谷にどんどんと鎮座する岩のサイズも見るからに大きい。

すでに日は高く上がっているのだが、

谷が深く日が差さないので水の色は深めのグリーン。

ほとんど川面に近いところまで降りてきて、

その脇の岸壁を補強された道ずんずん進みます。


↓2日目も最初からハード

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↓ゴロゴロとした大岩の転がる渓谷を抜ける

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↓川は今日もエメラルド

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しばらくして、再び登りとなり、

滑りやすい岩の階段をダブルの鎖を頼りに登っていきます。

しばらく進んでいくと、

黒部の水平歩道の大太鼓付近を思わせるような絶壁の道に出る。

WOW!

ここからは渓谷が激しく蛇行をしながら、

岩壁を容赦なく切り刻んでいる様がよく見えます。

そして進行方向の遠く、はるか上部から

勢いよく滝が流れているのが見えてきました。


↓ワクワクする道は黒部を思い出す

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↓険しい表情を見せる渓谷美

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↓流れは複雑に入り組む

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朝っぱらからスケール感の大きすぎる絶景に先制パンチを食らいながら、

先へ先へと歩を進めます。

しばらく歩いていくと滝壺付近までやってきました。

つい先ほどまでの自然の厳しい表情から一転して、

エメラルドの水を湛える滝壺は本当に翡翠のように美しく、

まるでここは桃源郷かと思えるほど。


↓七ツ釜滝が少しずつ見えてきた

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桃源郷かよ、ここは

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その右脇をかすめながら、ずんずん進んでいくと、

ヘリに東屋が建っており、その向こう側は眺望が開けて、

いよいよ百名瀑の七ツ釜滝の全容が姿を現しました。

七つの滝壺があるほどの段瀑で、落差120mもある大滝

ちょうど真後ろに屏風のように山並みを従えて、

そのど真ん中を我が者顔で真っ二つに切り裂く様はアッパレとしか言いようがない。

残念ながら東屋からは全ての釜を確認することはできませんでしたが、

とにかく1つ1つの見どころがいちいち馬鹿でかい!


↓七ツ釜滝(百名瀑)

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しばらく東屋で絶景を楽しんだのちリスタートしていきます。

脇の急な階段をえっほえっほと歩き、支流の谷筋に取り付いたので、

そちらからショートカットするように進んでいるんだと思ったら、

なんとさっきの七ツ釜滝の方へと道は寄っていき、

滝の右横に無理やり取り付けたような急登となって待ち構えていました。

おおう!こんなところによくもまあ道をつけたものです。

滝の迫力を左側に感じつつ、厳しいのぼりをこなしていきます。

木立の間からは先ほどの東屋も見えます。

短時間で意外と登ってます。


↓滝の右手の斜面をへばりつくように巻く道

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無事に難儀なのぼりを通過すると、滝の上部は穏やかな流れとなっていて、

平坦な道をしばらく進んでいくと吊橋を渡って対岸へ。

そこからは、大きな石のテーブルの上を渡りながら進んでいくことになります。

この岩がフラットなんだけどとにもかくにも滑りやすい。

左手の故障明けの身としては、ちょっとしたスリップも恐怖心があるので慎重に。

徐々に谷筋も狭まってきて、険しい表情に変わっていきます。

左の岸壁には鎖がつき、それを頼りに滑らないように進む。

右手の川もついさっきまでの穏やかさを消して、

一軒家ほどもあるような大岩がゴロゴロとする合間を縫うようにして濁流を作っている。

谷はここでも大きく左へと旋回し、えぐいゴルジュを作っていて、

すぐ真横を、もう滝と言っていいほどの急な流れがある真上に、

わずか人が一人どうにか通れるだけの岩の道が申し訳程度についている。

ただでさえ滑りやすい性質の岩なのに、流れのしぶきで洗われて濡れていて、

鎖をしっかりホールドして一歩ずつ確実に前進する。

丁寧に行けば何の問題もありませんが、

たぶんこのルートの中で、一番緊張を強いられる箇所だと思います。


↓川そばを進む

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↓滑りやすい石の道が続く

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↓右側にスリップすれば一巻の終わり

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↓振り返って

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無事に難所を抜け、安定した大岩のテラスにたどり着き、

ほっと一息して前方を見ると、

崩れた大きな岩で谷がすっぽり塞がれているではありませんか!

あそこが、10年前に大雨によって大崩落が起きた場所のようです。


↓大崩落地が見えてきた

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↓谷が完全に塞がれてしまっている

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しばらく休憩ののち、崩落地へと進んでいきます。

岩場を伝って進んでいくと、いくつもの赤ペンキで指示があり、

登山道はまさにその崩落地のど真ん中を抜けるようになっていました。

まるで山が稲妻か何かでカチ割られたのかと思うほど、

間違いなく一軒家か10tトラックほどもある巨大な大岩が

これでもかというほど斜面から川面へと押し寄せ、

谷全体を押しつぶさんという勢いで、

その岩と岩の間に小さな石(それでも本当は大きい)をうまくはめ込んで、

できるだけ安全に抜けれるように道がついていました。

マークに従って、崩落現場にとりつきます。

エッヂの効いた黒い岩の間をずんずんと登っていくと、

崩落地の向こうには穏やかな河原が広がっているのが見えます。

一方、振り返ると先ほど抜けてきた難所を見渡すことができました。

おそらく学生2人組でしょうか、

その難所を今まさにわたっているのが豆粒ほどに見えます。

どこがどう崩落したのか上部を確認すると、

山がスパッと切れ落ちたように半分崩れて、

そこから五月雨式に大岩が谷の方へと流れているのが確認できます。

山が崩れた衝撃で、岩盤が砕け散りこれほどの大岩ができたのでしょうか。

とにかくすさまじいエネルギーがスパークしたのが容易に想像できます。

もしその場にたまたま差し掛かったとしたら、

ちっぽけな人間なんて、有無を言わさずぺしゃんこです。

恐ろしい@@@


↓崩落地のど真ん中を抜けていきます

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↓上部より振り返って

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↓崩落地の向こう側は穏やかな河原

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↓一軒家ほどもある岩がゴロゴロ@@@

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登山道のマークは引き続き、

崩落した岩の間を器用に抜けているのですが、

途中で河原へ降りれそうな個所があったので、

ちょっと寄り道をして降りてみます。

きっと崩落がある前は、

コースの中でもかなり穏やかなエリアだったと思われる浜です。

そのコントラストが何と因果なものか。

谷の先を見ると再び急速に狭まっているのが見え、

たぶんこの河原を進んでも問題ないのだろうけど、

どこかで行き止まりになって無駄足になるのもいけないので、

一応、崩落地の上部へ戻ってご丁寧にルートをトレースしておきます。

結局しばらく岩の間で格闘したのちに、沢へと降りることになりました。

穏やかな浜の脇に、ぽつんと大木が立っていて、そこでしばし休憩。


↓河原に降りて大崩落地を望む

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↓シンボルの大木

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その先からは渓谷は複雑にジグザグとなって、急激に細まっている。

登山道は川面を行くのをあきらめて、

急流から逃げるように大木の脇から一気に登ります。

しばらく急登を詰めると、渓谷はシケイン気味に左右とツイストして

その先に、なんともなだらかな光滝がしなやかに流れています。

ここまで見てきた荒々しい滝とは違って、

まるでスカートのように裾をゆったりと広げた様は

なんだか女性的な優しさを感じます。


↓光滝

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↓なんとなく女性的なシルエット

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道は光滝をまるで畏れ多い場所かのように遠巻きに外れながら、

左手の絶壁へいきなり切り込むような形で急登となる。

谷の本流からわずかに外れて、急なのぼりをかき分けると、

いつのまにか渓谷の上部へとたどり着きます。

ちょうど、光滝の真上辺りまで来て、

覗き込むとかなりの高さに思わず目がくらみます。


↓滝の左側から巻く。高け〜

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しばらく水面からかなり高い位置を道は進み、

その先に吊橋が現れます。

ここでも渓谷は直角に右折をしていて、

水深が深く感じられる溜りとなっています。

吊橋を渡るとそのすぐ際から、隠滝が豪快に水しぶきを上げています。

こんなものすごい場所によくぞ吊橋を渡したものです。


↓隠滝

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隠滝の吊橋を渡ると、再び水面が近くなり、

道も穏やかになります。

しばらく進むと対岸に与八郎滝という細い滝が現れますが、

草木が茂っていてなかなか見えづらい。


↓与八郎滝

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さらに先へと進むと、

渓谷は思い出したかのようにまた荒々しい表情を見せます。

でっかい岩と岩との間を鋭く流れ落ちる激流の真上を歩いていく

岩のステージが続きます。

滑りやすく意外と骨の折れる区間です。

鎖がきちんと整備されているのでそれをしっかりと握って、

段差をよじ登って先へ先へと進みます。


↓深く刻まれた渓谷

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難所は名もなき小さな本流の滝でほぼ終わり、その先吊橋があり、

そこから堂倉の発電用ダムに出ました。

なんだか非現実的な風景をずっと歩いてきたので、

こういう人工的なものがいきなり現れるとびっくりしてしまいます。

対岸に渡り少し進むと再び吊橋があり、左手を見ると、

このアドベンチャーコースの終わりを告げる堂倉滝が見えました。

時刻は8:30。小屋から約3kmを2時間15分の別世界でした。

ここでいわゆる大杉渓谷と呼ばれる、渓流沿いの道は終わりで、

いよいよ、ここからは標高1700mまで一気に登り詰める5kmの山道がスタートします。


↓堂倉のダム

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↓渓谷歩きの終着点、堂倉滝

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水分補給などわずかな休憩ののち、リスタート。

しばらくは名残惜しそうに渓流の上部をトレースするのだが、

時期に係留は右手の山の方へと離れていき、

山道はそれを見送って、いきなり急なジグザグ道となります。

昨日はほとんど高度を上げなかった分がいっぺんにやってきたような

なかなかの急登で、木々の幹や根っこを頼りによじ登るような場所や、

急角度で取り付けられた階段などが続々と登場する。

しばらく歩いていると前方に気配があり、追いついてみると、

昨日泊りで一緒だったバスに乗っていない単独の方でした。

自分が出がけのトイレでモタモタしている間に先発されたようです。

ここからしんどいですねえと言葉を交わして先行していきます。


↓ここから鈍い尾根歩き

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まだ、わずかに朝のひんやりとした空気が残っているのだが、

いきなりの急登の連続に思わず汗が噴き出す。

地図を確認してもこの渓谷終わりから尾根までの区間が最も高低差があり、

登山道は緩急をつけながらも、決して容赦してくれない。

深い木々の間からは青空が見え、今日も暑くなりそうな予感。

周囲の山並みも目線と同じ高さに近づいてきて、

ようやく斜度も緩み始めます。

ほんのわずかに道を下ると、未舗装ながらも整備された林道と合流します。

このまま林道を進めば粟谷小屋がありますが、遠回りなので

標識通りに本ルートの階段を上がると堂倉の避難小屋に到着。

時刻は9:15。約40分の格闘でしたが、思ったより長いのぼりの印象でした。


林道に合流

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↓堂倉避難小屋

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10分ほど休憩ののち、小屋の裏手に伸びる道を進みます。

先ほどに比べれば穏やかな道が続きます。

この日は天気が良いので問題ないですが、

熊野特有の雨や霧の中だと、少し道をロストしてしまいそうです。

マークをよく確認して進んでいくと、

途中、粟谷小屋からやってきた道と合流します。

しばらく進むとまた急な登りが発生し、そこがシャクナゲ坂と呼ばれる区間

ここから緩く右に旋回をしつつ、急坂が延々と続きます。

ここは眺望もなくだらだらとした登りで結構バテました。

ようやく鈍い登りを詰めると、今度はいきなり岩壁区間に入ります。

マークに従ってよじ登り、しばらく進むと、シャクナゲ平に到着。

名前にシャクナゲとありますが、それらしい花が咲きそうなところもないし、

眺望も全くなく、急なのぼりのてっぺんにあるわずかの広場でしかありません。

時刻は10:25。


シャクナゲ

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シャクナゲ

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10分ほど休憩してリスタート。

酷暑を避けて早立ちしたものの、やはり気温の上がり方が尋常じゃなく、

ペットボトル3本分はあった手持ちの水がそろそろ少なくなってきました(汗)

シャクナゲ平からはしばらくは道は穏やかさを取り戻し、

周囲の植生も豊かに緑の世界。

ルンルン気分で進んでいると、前方に鈍い階段が登場。

ここからジャッキーカルパスのような丸太で組まれた階段が延々と続き、

その区間は日差しが直撃して、かなりこたえました。

黙々と階段を上がっていき、

ついに大台ケ原最高峰、標高1695.1mの日出ヶ岳にとうちゃこ!


↓植生が豊かになってきた

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↓鈍い階段が続く…

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↓ラストスパート!

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↓大台ケ原最高峰・日出ヶ岳

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まずは一服と、山頂にある展望台のベンチに腰掛け。

少し整えてから展望台の上からもろもろ撮影。

この日もなかなかのお天気だが、さすがに遠方は霞んでしまい、

肉眼でどうにか熊野灘を確認できる程度。

残念ながら富士山までは見えませんでした。

しばらく撮影をしていると、

続々とハイカーさんが反対方向から上がってくるのですが、

駐車場から1時間程度ということで皆さん軽装で、

大自然から無事にカムバックしたんだなあと実感します。


三角点標高1695.1m)

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紀伊山地の山々(北側の山並み)

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↓歩いてきた東側の山並み。うっすら奥には海も見える

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時刻は11:30になろうとしているところ。

このまま30分も歩けば

今回のゴール地点である大台ケ原の駐車場にたどり着けるが、

バスの時間まではまだだいぶあるし、

東大台をぐるっと回って見どころを散策することにします。

そのまま木の階段をトントンと下り、向こう側の高みへ。

正木峠は、笹のグリーンと枯れ木のコントラストが独特の風景を作り出しています。


↓大台ケ原ならではの風景

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元々この一帯は太古の時代からの原生林が広がるところでしたが、

昭和34年伊勢湾台風による被害で多くの木が倒壊し、

土壌が流出したことが契機となって、

山の生態系を支えていたコケ類が衰退、

取って代わるように笹が生い茂る山となりました。

格好の餌である笹を求めてニホンジカが増加し、

またドライブウェイの開通により観光客数が急増、

土壌の踏み荒らしなどによって、

森林衰退が収まらないという状況になっています。

環境保全の最前線がこの大台ケ原というわけです。


↓枯れ木と緑のコントラスト

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パーク内は木道が整備されていてそこをトコトコと歩いていきます。

いくつか駐車場へと向かう分岐がありますがスルーして、

おそらく大台ケ原イチの絶景ポイントを目指します。

緑と青のコントラストが素晴らしいですが、

大台ケ原に来てこれほどまでに天気がいいのは初めて。

贅沢な注文ですが、

やはり鬱蒼と白い霧のなかにある森というイメージの方が

大台ケ原らしさを感じられます。

そのままずんずんと進んでいくと、

正木ヶ原の先に神武天皇像がぽつんとあります。


神武天皇

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さらにその先へと進み、標識に沿って奥へ奥へと進んでいくと、

大蛇厳(だいじゃぐら)に到着しました。(ぐらは山カンムリに品)

ここは落差800m以上もある断崖絶壁に突き出た部分で、

かなりのスリルを味わえます。

滑落防止にクサリがされているというものの、

滑って落ちればジ・エンドで、

ちょうど断崖に向かって大岩が絶妙にスリリングな斜面になっていて、

見ているだけでも吸い込まれそう。

みなさん及び腰で進みますが、先端まで行くには度胸がいるかもしれません。

自分も先端まで進んでみますが、

うまく姿勢を取らないと怖くて進めません@@

この日は西の空がきれいで、はるか向こうに大峰の山並みがきれいに整列。

すばらしい眺望でした。


↓大蛇厳

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↓先っぽまで行ってみる

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↓振り返って

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↓恐る恐る記念撮影

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ひとしきり絶景(絶叫?)ポイントを楽しんだら、

いよいよゴールに向けて最後の歩み。

分岐まで戻り、そこからシャクナゲ坂(さっきの坂とは違う)をずんずん下り、

シオカラ谷まで。

少しだけ水辺で涼を得て、吊橋を渡ると、今度は急な登り返し!

ヘロヘロの体にムチを打って、オーラススパート。

そうしてようやく大台ケ原駐車場に到着したのが13:35でした。

乙!


↓シオカラ谷

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↓オーラスの坂

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↓大台駐車場にてゴール

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まずはとにもかくにも腹ごしらえ!

バス停前のレストハウスに飛び込んでカレーうどんをすする。

途中、京都のチームのローディー4人組が相次いでゴールして、

がっつり飯を食べておりました。

おそらく9月の大台ケ原ヒルクライムに向けての練習でしょう。

そろそろそっちも再開しないといけないけど、なかなかなあ〜。

筋力的にも心肺機能的にも当時より充実しているのだけど

少なくともレース的なのはもうないかなあ。(てか気づいたらツール終わってた汗)

何より生活の大半をそれに取られるのが今となってはもったいない。

でも旅のツールとして、ロングはぜひ復活させたい!


カレーうどんで腹ごしらえ

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うどんを食べ終え、みやげもひとしきり見て、

ちょっとビジターセンターの展示を見たりしても、

まだ1時間ほど余ってしまいました。

レストハウスのお母さんのご厚意で中で休ませてもらうことにしました。

吹き抜ける風が心地よすぎてついウトウト。

気づけば出発の15分前で、運転手さんがぼちぼちと車にエンジンをかけ始めました。

車内はむせかえる熱気だったので、出発まで車の外で待機。

大台日帰りのハイカーも含めて結構満席に近い状態でした。

予定通り15:30にバスは出発。


↓ビジターセンター

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↓帰りのバス

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バスはゆっくりとドライブウェイを下っていきます。

車窓からは雄大な紀伊山地がずっとお見送り。

ほんの4,5年前にここに自走で来て、深刻なハンガーノックに陥って

工事現場のオッチャンに飯をめぐんでもらったこととか思い出す。(笑)

それにしても、よくまあこんなとこまで自走してきたなあ。


↓さらば大台

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バスは一度、日和山登山口まで寄り道をして、

それからは川上村を突っ切っていきます。

大迫ダム、大滝ダム、懐かしい。

18:10には終点の大和上市駅に到着。

すぐに特急券を手配して18:36大阪阿部野橋行に乗り込む。


近鉄大和上市駅

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暑さがたまらなかったけれど、心配していたお天気もずっとよく、

同じ関西とは思えない圧倒的な大自然と、

尋常じゃないくらいのアクセスの悪さを体感できた山行でした(笑)

2016-07-25

秘境、大杉谷 1日目

さかのぼること1か月。

ようやくお医者さんから左手完治の宣言を受け、

本格山行を企て、チャンスをうかがうべく、

ずっ〜〜〜〜っと天気予報とにらめっこ。

何しろ明ける明けると言いつつも、一向に明けない梅雨空。

しかもよりにもよって土日なると天気が下るという

全くもってありがたくない状況が続いている。

本当は遅くても7月の頭には行くつもりにしていた大杉谷も、

迫りくる酷暑と、アルプス開きを考えると、

チャンスタイムのリミットは目前だった。

連休を迎え、ここで行けないとまたお預けになりそうなところ、

天気予報は雨の予報…

一瞬あきらめかけたが、

月・火なら奇跡的に雨の谷間の晴れが期待できそう。

ただその日程だと、なけなしの夏休みを1日取得する必要があり、

雨になってしまえば貴重な休みのカードを

みすみす捨てることになるリスクがある。

ええい!ままよ!男なら突っ込むべし!

ということで、半ば勢いでバスと小屋の予約を入れる。

入れてしまえば、もう行くしかないということで、

いそいそと準備を始める。


標高はそれほど高くはないけれど(小屋は480m)、

今季初の本格遠征なので重くなるがそれなりのウェアを用意する。

あとは全く未知のエリアなので、見聞きしたイメージで

黒部峡谷のような危険個所なはずなので、

ヘルメットを持っていくことにする。

そしてもう1つ、ヒル対策。

やはり渓流沿いで雨の時期なので出ると聞いていて、

ヒル除けのスプレー(ヒル下がりのジョニー)と、

あと材質的に女性用のストッキングを嫌うらしいので、

奥さんに不要になった膝下用のものをもらう。

1日の移動時間はそれぞれ長くても6時間程度だし、

補給品とドリンクは最小限度に抑える。


で、いよいよ出発当日の月曜日。

見事な晴れ!やった!

地下鉄を乗り継いで鶴橋駅へ向かい、そこから近鉄特急

当初のプランで予定していた便だと、

津駅JR特急に乗り換えるタイミングが5分もなかったので、

早めに家を出れたので、安パイで急きょ、

もう1本早い便に間に合うように、

石橋を叩いて鶴橋に来たのだが、

いきなりダイヤが大幅に遅れている!!!

どうも大和高田付近で早朝に人身事故が発生して、

10〜15分も遅れが生じているとのこと。

予想外のトラブルで早くもDNSの大ピンチ。

すでに事故処理は済んでいて、順次運転再開をしているとのことなので

これ以上の遅れは発生しなさそうだが、果たして…

7:11鶴橋発の予定だった賢島特急は7:25過ぎてようやく出発。

予定よりさらに一本速い便を目指してきたのが幸いしたが

この便は賢島行きなので津へ行くには

伊勢中川名古屋行きの特急に乗り換えないといけないが

その乗り継ぎが間に合うか間に合わないか、微妙なタイミング…

10分の遅れならギリギリ、15分の遅れならアウト。

他に案はないのかとスマホ情報戦を展開。

要はJR特急南紀1号に乗り継げれば津でなくてもよいのであって、

便を早めた結果、近鉄特急の行き先が変わったのだから、

乗り継ぎ駅を津から松阪に変更すればなんとか間に合うのがわかった。

そこで車掌に行先変更を告げて、ようやく落ち着きを取り戻す。

予定通りの便(名古屋行き特急)だったら、津への到着が遅れて、

乗り継げてなかったので、本当に早めの行動をしていて助かりました。

松阪には9時前に到着をし、20分ほど乗り継ぎ時間があったので、

駅前のパン屋で朝飯と昼飯のパンを購入。

そして9:18に無事、JR特急南紀1号に乗り込みました。

9:47にJR三瀬谷駅に到着。

ここまでですでに色々あって、ほんと疲れた@@@


JR三瀬谷駅

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↓のどかな里

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駅では、住民らしい人たち(明らかに登山目的でない)を含め、

パラパラと5,6人が降りただけで、

電車が行ってしまうと周囲は静けさを取り戻す。

抜けるような青空と、周囲の緑がなんとものどかな小さな駅です。

駅舎を出て、一度踏切のあるところまで大きく迂回し、

線路の反対側にある「道の駅伊勢おおだい」に到着。

ここから登山バスが出発するのですが、まだバスが来ておらず、

道の駅で散策をして待つ。

そのうちにそれらしきバスがやってきて乗り込む。

お一人様2500円。

自分のほかには、学生2人組、ナゾのおっさん4人組の3パーティーのみ。

この謎のおっさんグループは、

結局翌日の帰りの特急まで一緒になるのだが

身なりも装備も登山者っぽくないし、地図も持ってなさそうで、

しかもバスの運転手に帰りのバスはあるのとか、

全くノープランで、まるで慰安旅行の延長といった感じ。

そんなんでも完歩しちゃうんだからすごいねえ。

さてこのバス、4人以上そろわないと

運行されないのでこの2パーティーがいなければ登山できませんでした(汗)

週末ならそれなりに人数いるんだろうけど、

祝日・平日の2日コースとなるのでこんなもんでしょうか。

とにかく無事に登山バスに乗り込むことができて一安心。


道の駅伊勢おおだい

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↓大杉渓谷登山バス(3日前までの要予約)

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定刻通り10:30にバスは出発。

すぐにR42をはずれ、宮川沿いに進んでいく。

伊勢フォレストピアの先から

すでに山奥の渓谷といった趣が出てくる。

R422に入ると、すでにキラキラと清流が美しく、

そこかしこで鮎釣りをしている人や

行水をする子供たちが目に飛び込んでくる。

R422から県道53号に入ると、周囲は険しくなり、道も細く難儀に。

しばらく進んでいくと宮川ダムがあり、

貯水池の脇にある大杉自然の家でいったん停車。

ここまでで約1時間。

ここでトイレ休憩が10分あり、登山届もここで提出。

ここからは遊覧ジェットが発着していて、

渓谷を水面から楽しむこともできます。


↓宮川ダムにある大杉自然の家

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ダム湖の遊覧船

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再びバスが走り出すと、道幅はさらに細くギリギリ。

新大杉橋でダム湖の対岸へ渡るのも一苦労。

複雑に入り組んだ渓谷をなぞるようにして道がついているので、

スムーズに前進することができず、

右へ左へ振られながらさらに1時間弱。

ようやく登山口に到着します。

下車した他の人たちは、降りた駐車場にある東屋で昼食タイム。

自分は、身支度を済ませたらすぐに出発することにしました。

歩道をもう少しだけ歩いていくと、宮川第3発電所があり、

その脇を進んでいくと、登山道がありました。

いよいよ渓谷歩きのスタートです。


登山口の先、宮川第3発電所から山行スタート

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↓本日は6.2km先の小屋を目指す

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↓ヒル対策もばっちり(ストッキングはきちんと履かずに折り返して靴に巻く)

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しばらく整備された歩きやすい山道を進むと、

その先に、様々な警告のプレートが掲げられたゲートがあり、

その奥には、見るからに険しそうな岩をくりぬいた道が

頼りなく続いているのでした。

一度、ふ〜っと大きく息を吸いこんだら、いざ突撃。


↓ここから本格的な渓谷へ

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まるで黒部の水平歩道を思わせるような、

固い岩盤を最小限度歩ける程度にくりぬいた岩の道が続きます。

左側は川面まで数十メートルの断崖となっていて、

落ちれば一巻の終わり。

岩壁の方には頑丈な鎖が取り付けられてあって、

時々それを頼りにしながら進みます。

それにしてもそのはるか下に見える水の美しいこと。

太陽の光に照らされて薄く緑を纏いながらも、

川床までスッキリとクリアに澄んでいる。

あまり見とれていると吸い込まれそうな感覚になってしまいます。

道自体は黒部よりもさらに幅があるし、鎖も設置されていて、

難易度的には見た目ほどは難しくはない。

ただ、この岩が全然グリップせずにツルツルと滑りやすいので注意が必要。

この一帯の岩は、チャートという物質が含まれているらしく、

非常に頑丈で、その頑丈さのおかげで、水がなかなか浸食できずに、

このような複雑怪奇でスケールの大きい渓谷を作り出したようなのだが、

そのせいで岩が滑りやすく、

なんでもないフラットな区間でも、グラッと来てしまう。

これが場所が場所なら恐ろしい結果を招かないとも限らず、

あまり気が抜けません。

基本的に川に沿って道は続いているのだが、

蛇行している場所で険しいところなどは

岩場をショートカットするように乗っ越す場面も多々あり、

意外と細かいアップダウン、それもツルツルの岩場が連続します。

そして、支流の谷との出合では必ずと言っていいほど吊橋がかかっていて、

これが結構揺れます。

高度なスキルを要する場面はありませんが、

なかなか思った以上に骨が折れます。


↓水平歩道を思わせる断崖の道

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↓早速鎖場も登場

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↓結構揺れます

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徐々に川面へと高度を下げながら、道は続き、

そのうち白い石で敷き詰められた河原へと降りれるくらいになってきました。

こんな奥地までポツポツと釣り人がいて、

自分も降り口を探して河原へと降りてみます。

川面に近づいてみると、ますます水の美しさが際立って見えます。

水に触れてみるととても冷たく、タオルをドボンとつけて

早くも噴き出す汗をぬぐい涼を得ます。

ああ、生き返る@@@

この河原から来た方面を振り返ってみると、

ちょうど自分が歩いてきた道の上部が実は大日厳という強大な絶壁でした。

しばらく川の写真を撮ったりなんだしてリスタート。


↓透明感!

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↓大日厳(山カンムリに品が正式な漢字)

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エメラルド

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道は引き続き、渓谷に沿って進みます。

この辺りはまだ川面からも近く平坦。

時折苔むす緑の谷を抜けたりして、熊野らしい風景の中を進みます。

ただ、最初に絶壁の道が登場した以外は、

意外なほど平坦でフツーの道がこの辺りでは続くので、

ひょっとして期待はずれかと感じてしまったほど。

川が一度大きく右手へと折れるあたりから、

登山道は川面を外れて徐々に高度を上げていきます。

時期的なものもあるだろうけど、右も左も木々や葉っぱが生い茂り、

せっかくの川の美しさも木々の間からうっすらと除くほどで、

特にカメラで狙うにはポイントが限られるし、

確かに渓谷美は素晴らしいのだけど、

ここでしか見れないものでもないし、う〜ん。

と、歩きはじめて約1時間は頭の中でクエッションマークが浮かんでいました。


↓苔むす谷

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↓河原沿いに出ます

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登山道はどんどん地底から離れ、高度を上げていきます。

美しい渓谷の道、それも深い森の中なので、

さぞかし涼しい道だろうと思いきや真逆!

地獄のような暑さに早くも疲弊してきました。

とにかく渓谷があまりにも深いため、山の尾根を吹く風が降りてこない。

しかも複雑に蛇行し入り組んでいるために、

せっかく降りてきた風もすぐに岩壁にぶつかって消えてしまう。

ほとんど無風状態で、あまりにも強い日差しに焼かれた空気が

谷一帯に充満し、強烈な草いきれで窒息しそうなほどにエグイ暑さ。

川の水で涼を得ようにも、その川ははるか眼下に遠のき、

最小限に抑えてしまった手持ちの水を本当にチビリチビリとやるだけ。

去年の栂海新道の水攻め地獄を思い出します。

あまりに暑く、自分でも顔が真っ赤になっているのがわかるほどで、

途中から熱中症の症状も出て、それがとにかく堪えました。


↓再び崖道

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↓深い渓谷

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ひたすらに痩せた道を前進していくと、結構な高さの吊橋に出ました。

日浦杉吊橋。

ここも歩く度に、結構ぐわんぐわんとたわむので

高所恐怖症の人は結構大変かも?

ここは結構高い位置なので、渓谷を見渡することができますが、

谷はまだまだ奥へ奥へと続いています。

この先のあたりから徐々に、

前日に小屋宿泊されたであろう下山の人たちとの行き違い。

みなさん、暑い暑いとうなされておりました。

水越谷の出合から、渓谷は右へと急旋回をしていきます。

渓谷のずいぶん上を高巻きしながら進んでいくと、

対岸に滝が現れました。


↓日浦杉吊橋

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↓ひたすら鎖場

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千尋滝という名前で、幾段にも渡って水が流れ落ちています。

最初に見えるスポットからは、それなりにきれいですが、

まあフツーの滝かなあという印象しかありませんでした。

近くの東屋で小休憩をして、その先へ進んでいくと、

渓谷側に視野が開けた部分があって、さっきの滝の方を振り返ってみると…

なんと、山のてっぺんから水が勢いよく吹き出して、

絶壁を洗っているではありませんか!

さっきはフツーの滝とか言ってすみませんm(__)m

先ほどの位置からは、あまりにスケールのでかい滝の

ほんの膝下しか見えなかったのです。

ある意味ドッキリに近いサプライズにまんまとはまってしまいました。

それにしてもあんな山のてっぺんに近い位置から

あれだけの水が流れ落ちているなんて、何処に水源があるんでしょう?


↓千尋滝。きれいだけど小規模かなあと思いきや…

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↓山のてっぺんから落ちてる@@@

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千尋滝の全容に圧倒されたのち、再び歩き始めます。

すでに時刻は14時を過ぎ、看過できないほど暑さがこたえ始めます。

すでにバテはじめ、熱中症の兆候も出始めて、フラッフラ。

それでももう後戻りはできないし、すでにぬるくなっている首巻のタオルで

何度も額をぬぐって、少しでも体温を下げる。

道は谷の形状に沿って蛇行を繰り返し、細かくアップダウンを繰り返していく。

途中、支流の谷にわずかな水の流れがあり、そこで思わずザックを置いて休憩。

岩の間をちょろちょろと落ちる水を両手ですくって、

全身にバシャバシャとかけて火照った体を冷ます。ああ、気持ちいい。

何度も何度もタオルを流れにつけて水を含めて、

全身をぬぐうというのを何度も繰り返します。

それでようやくボオーッ意識が薄くなっていた頭もようやくマシになり、

もうしばらく涼んでからリスタートします。

この先も、意外とのぼりが続き、

木の道やら岩梯子のようなところをせっせとこなしていく。


↓滑りやすいチャートを含んだ硬い石の道

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↓支流の水で涼を得る

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↓岩場をいくつも越えていく

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ある程度本格的な登りが終わったと思ったら、

今度は谷底へ向かって大きく下っていきます。

下りきると、鋭くえぐられた谷の間を勢いよく

深緑の水がトグロを巻いているのが見え、

その先が少し岩の広間のように空洞になっているところに出ました。

その広間をぐるっと谷筋に沿って回り込んでいくと、

渓谷はそこから左に旋回しています。

もう少し進んでその左手に伸びている谷の奥の方を確認すると…


↓広い岩の広場に出る

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↓シシ淵

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ここがシシ淵と呼ばれるところで、

よくポスターなどでもここの写真が使用されている大杉谷のシンボル的な場所です。

川がここで直角に折れているため、

角部分に激流がぶつかって削られ、そこが広間のようになっているという具合で、

ちょっと頑張って大岩を下れば、川べりの砂浜に降りることができます。

砂浜と言っても砂地はわずかで、トラックほどの大岩がゴロゴロと転がっています。

周囲は断崖に囲まれていて、真上にぽっかりと青空が見えているだけ。

なんだか火口の中にいるような錯覚。

岩を伝ってさらに淵の方へと進んでいきます。

この区間だけ、岸壁と岸壁の間隔が狭まり、見事なゴルジュを形成しています。

そのゴルジュの遠く先には2連の滝が落ちているのが見えます。

まるで高千穂峡のようでもあり、もののけ姫にでも出てきそうな

神聖な空気が漂っています。

そこで再び冷たい水で涼を得て、しばらく撮影しながらまとまった休憩を取ります。

しばらくすると、後ろが騒がしいので見てみると、

同じバスにのっていた2組が現れ、

オッサン連中は服を脱いで砂浜からドボンドボンと行水。

無邪気でエエですなあ。

自分は十分休憩も撮ったし、静かな山歩きをしたかったので、ここらでリスタート。


↓シシ淵

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↓右手からゴルジュを巻いていく

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流石にこのゴルジュの中を行くのは無理で、

登山道はその真横の崖を一気に駆け上がる。

その道もさらに反対側にでっかい名もなき滝がゴウゴウと水を落として、

結構滑りやすいので注意が必要。

ゴルジュのちょうど真上に出て、

谷底を除いてみると、かなり高度感があってビビビ。

あんまり覗いていると、あのエメラルドの水に吸い込まれそうなのでほどほどに。


↓道の真横にも滝

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↓ゴルジュを覗き込む。なかなかの高度感

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そこからずんずんと進んでいくと、

先ほどゴルジュの間から見えていたニコニコ滝に到着。

なかなかチャーミングな名前ですが、二連の滝なのでそう名付けられたのだそう。

ここも木々が生い茂って、撮影できるポイントが限られているので

全体をうまく捉えるのが難しいですが、なかなかに美しい滝でした。


↓ニコニコ滝

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道はまだまだ続いていきます。

いつもなら10kmくらい平気で歩いているのに、

それほど本格的な登りもないくせに、

ここまで4kmしか歩いていないのにバテバテです。

暑さがひどいというのもありますが、

なかなか骨の折れる道です。

しばらく高巻きの道を歩いていると、前方に大きな吊橋が見えてきました。

しかもその吊橋の奥に聳え立つ平等厳の無慈悲な絶壁具合がすさまじい!

100mほどものそそり立った岩の壁に思わず絶句してしまいました。

このスケール感、写真で伝わればいいけれど…


↓平等厳。デケー!!

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さて、なかなかの高さに設置された吊橋を渡ります。

高度感もなかなかあるし、ほかの吊橋同様に結構ゆれるのでちょっとビビります。

35年前には、この吊橋が落ちて死者も発生しているというのを聞いていたので余計に。

原因は、一度に渡れる人数制限の警告を無視した大人数パーティーが、

山行の遅れを心配し、どうせ大丈夫だろうと高をくくって、

一度に渡ったためにケーブルが断絶、1人が滑落死亡、1人が重傷だったそうです。

去年の槍でもマナーや決め事を無視して無茶をする人を見ましたが、

やはり勝手して、一歩間違えれば大参事なわけですからね。

ちなみに現在の吊橋は2012年に新しく付け替えられたものなので、耐久性はばっちり!


↓スリリングな高さの吊橋

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無事に対岸へたどり着くと、今度は急な岩沢の急登となる。

岩の沢というか、

大昔に上部が崩れて砕け散った大岩が散乱しているといったようなところで、

マーキングを頼りに道をトレースして行く。

そうして対岸からくるっと平等厳を回り込むようにして道は進んでいきます。

再び短めの吊橋で渡って、ひと上りをしたら、

その先からきれいに岩が並べられた石畳となり、ずんずん下っていくと、

再び吊橋があり、その奥に建物が!

深い谷底を流れる激流の、はるか上部に頼りなく揺れる吊橋。

その先に、絶壁にへばりつくようにして建っている古びた小屋。

なんだかここだけを切り取って見ると、エベレスト街道の宿場町のよう。

登山口から歩いて4時間40分、ついに本日の宿泊地・桃の木山の家に到着です。

乙!


↓これもまた絶景

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↓桃の木山の家

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まずは受付です。

「顔真っ赤やで〜」と言いながら、お姉さんが快く迎えてくだいました。。

1泊2食付で9000円なり。

この一帯は国定公園に指定されているので、テント・野営の類は禁止。

(ってそもそもそんな余裕あるスペースもないけど)

行程的に1dayで歩き通すのは至難の業なので、ここがほぼ唯一の宿泊地です。

それにしてもこんな奥地の絶壁によくもまあこれだけの建物を建てたものです。すごい。

まずは寝床に通されると、お一人先客の方がいらっしゃいました。

バスにはいなかったので、マイカーの方でしょうか。

この日は結局このお一人+バスの人だけでしたので、寝床は十分1人1枚確保です。


↓本日の寝床

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小屋のお姉さんから「もうお風呂沸いてますよ〜」とお声かけ頂きます。

え?ここ風呂あるの?びっくり!でもありがたや〜

ということで、早速一番風呂をいただきます。

湯船は2人はいればぎゅうぎゅうといったサイズですが、それでも十分ありがたい!

かけ湯をしてドボンすると…

熱い!!!!!!!

死ぬほど熱くて、思わず飛び出します。

かまど炊きなので、底の方が熱くって、1人ダチョウ倶楽部状態でした。(笑)

慌てて入るのは危険ですね。

ゆっくりと洗い場で時間をかけて、ようやく入浴していると、

バスのほかの2組が続々到着されるのが窓から見えましたので、

順番を譲るために風呂を出ます。

熱々の風呂で疲れた体もシャキ〜ンと正すことができました。


↓かまど風呂

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風呂を上がっても夕食まで30分ほど余裕があり、

小屋の周囲(といっても玄関回り)を写真を撮ったりして過ごす。

17:30となって、セルフで受付に晩御飯を取りに行き、

渓谷沿いの食堂で食事

今晩は海老フライ&トンカツ定食。がっつりモリモリ。

あとは、おビールをいただいて一人祝杯。プハア♪

最高です。


↓食堂

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↓晩御飯はトンカツ&エビフライ定食

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食後はすることもなく、暑さで疲労しすぎたせいか、

19時までには寝てしまいました。

夜中激しい水の音がするので、雨かと思って起きるが、

渓谷の川の水の勢いが強いようでその音でした。

部屋は窓を網戸の状態でも寒くなく、ちょうどいいひんやり具合で、

ぐっすり安眠できました。

翌日はいよいよ大杉谷の核心部を経て、

大台ケ原の最高峰・日出ヶ岳まで1300mの高低差を上がります。

2日目へ続く…

2016-07-20

秘境、大杉谷

関西の黒部峡谷とも称される、大杉谷へ行って参りました!

黒部峡谷、清津峡谷と並び、日本三大峡谷のひとつで、

関西の秘境として名高いエリアでありながら、

2004年の台風・大水害により付近の山が大崩落を起こし、

約10年近く登山道が不通となっていた。

2014年4月にようやく、

ふもとの宮川第3発電所から大台ケ原までの登山道が全線開通し、

他にはない絶景が見られるということで

最近、何かと話題の場所です。


↓シシ淵

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最初の数キロはよくある渓谷沿いの道で、

期待するほどでもなかった?なんて思いがよぎりましたが、杞憂でした。

(ただハイライト区間は思ったより短め)

宿泊した小屋の前後5kmは、

黒部というよりもむしろ、屋久島にいるかのような

スケールのでかい手つかずの自然に感動しっぱなし!

限りなく透明なエメラルド色の川、

河原にゴロゴロと鎮座する一軒家ほどもある大岩、

山のてっぺんから流れ落ちる滝…

写真ではなかなかこのスケール感を伝えきれません!


↓透明感!

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↓シシ淵にて

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↓吊り橋と平等厳

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さすがに1日で歩き通すのは難しすぎるコースなので、

中間地点にある山小屋「桃の木山の家」にて宿泊

断崖の吊橋の向こうに、絶壁にへばりつくようにして建つ小屋は、

まるでチベットエベレスト街道に迷いこんだような錯覚を覚えます。

小屋はとても清潔で、気さくなスタッフさんが好印象。

素晴らしいのは、かまど風呂まであって、最高の小屋でした。

それにしても、小屋の人たちも含めて、

これほどまでに深く山肌に刻まれた渓谷の

スレスレに道を開き、吊橋をかけ、小屋を建てた先人のすごさ。

それが10年もの間封鎖されてもなお、

それを復活させようと並々ならぬ力を注いできた人たちに感謝です。


↓桃の木山の家にて宿泊

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↓2日目も絶景づくし

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↓大崩落地より

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2日目は大絶景をひとりじめしながら百名山の大台ケ原へ。

一年で最も雨が多い季節に、

日本で一番雨の多いエリアへ行くことになったのですが、

天気の読みはドンピシャ。

連休でしたが、あえて火曜有給にして

日程をずらした狙いが見事にはまって快晴。

しかし酷暑にはホント悩まされました…(低山はもうそろそろシーズンオフ)

前日の日曜日は大雨だったらしいのだが、

ただでさえ滑りやすい岩質の道なので、

あのルートは雨でぬれるとかなり難易度が高いです。

早めに到着してもバスは1本しかないので、大台ケ原をぐるっと散策。

見どころの大蛇厳(実際は山カンムリに品)でのスリルを味わったり満喫できました。


日出ヶ岳(1695m)にて

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↓大蛇厳にて

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大台ヶ原

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この登山道はとにかくアクセスが最上級に至難の業で、

大台ケ原まで通り抜けをするためにはマイカーではできない。

往路はJR三瀬谷駅近くの道の駅伊勢おおだいを

10:30発の登山バス1便のみで、それも3日前までの要予約。

天候がものすごく読めないので厳しい条件です。

帰りは大台ケ原センターから大和上市までのバスが、

土日祝で2本(14:30/15:30)、平日は1本(15:30)のみ。

乗り過ごしたら終わりです。

行ける時に行っとけで、行けてよかった。

詳細はおいおい。


↓山行ルート

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<山行スケジュール>

(1日目)

7:20鶴橋駅⇒(近鉄特急)⇒8:50JR松阪駅9:18⇒(特急南紀1号)⇒

9:47JR三瀬谷⇒9:55道の駅伊勢おおだい10:30⇒(大杉渓谷登山バス)⇒

12:15大杉谷登山口⇒12:40大日厳⇒13:40日浦杉吊橋⇒

14:00千尋滝14:10⇒15:05シシ淵15:30⇒15:40ニコニコ滝15:45⇒

15:55平等厳16:00⇒16:40桃ノ木小屋宿泊


(2日目)

6:15⇒桃ノ木小屋⇒6:40七ツ釜滝6:50⇒7:10七ッ釜滝上吊橋⇒

7:30崩落地⇒7:45⇒7:50沖見浜の大杉⇒7:55光滝⇒8:05隠滝⇒

8:30堂倉滝8:35⇒9:15堂倉小屋9:30⇒9:45シャクナゲ坂⇒

10:25シャクナゲ平10:30⇒11:08大台ヶ原山11:25⇒

11:54正木ヶ原⇒12:12牛石ヶ原⇒12:20大蛇12:35⇒

13:10シオカラ谷吊橋⇒13:35大台ケ原駐車場15:30⇒(奈良交通バス)⇒

17:20近鉄大和上市駅17:38⇒(近鉄特急)⇒18:48大阪阿部野橋駅

2016-07-06

子連れハイク 中山連山 詳細編

日曜日。

2週連続のお山歩きを約束していて、

この日は早朝出発で遠征を企画していたが、

前日の夏祭りで2人ともヘトヘトで大寝坊。

予定を変更して近場で済ますことにします。

毎度毎度、六甲ばかりも芸がないので、

比較的近く、そこそこの難易度(と思ってた)の中山連山を縦走することに。

ブランチを済ませて12時前に出発し、阪急宝塚線で山本駅。

12:50に山行スタート。


阪急山本駅をスタート

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出発前のテレビで高温注意報と熱中症注意がやっていたが、

その通りうだるような暑さの中、まずは駅前の道を標識通りに進む。

住宅街をしばしなぞって山の方へ進んでいき、川にぶち当たって直角に右折。

緑豊かなプチ渓谷の道となり、一気に涼しくなる。

その先、宝教寺との分岐の先から本格的な山道になります。

しばらく道なりに進んでいくと、辰巳橋という橋の手前に石積みの立派な門。

そこで分岐があり、本来縦走は左に曲がるのだけど、

ちょっと寄り道をして右折。


↓宝教寺から山道スタート

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↓駅から10分でいきなりの秘境

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↓辰巳橋

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引き続き沢沿いに進んでいきます。

川は結構クリアで魚が泳いでいるのも見え、娘もうれしそう。

その先ずんずん進んでいくと、前方に大きな空間が広がっており、

大きな岩がぐるりと鎮座しています。

その岩の先へ回り込むと、何とも見事な滝が現れました。

最明寺滝という滝で、

鎌倉時代に北条時頼(最明寺入道)がここで出家をした場所だそう。

滝の落差はそれほど大きくはありませんが、

巨岩の間から枝垂れるように落ちる流れは見事。

深い岩の間にいくつも祠が設けられ、今でも信仰されていて、

なかなかに特別な空間でした。


↓岩殿に到着

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↓最明寺滝

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しばし滝で休息したのち、分岐まで戻り、縦走路を目指します。

すぐに急な石の階段となり、

さらにその先で堰堤を越える木の階段が続きます。

その先さらに分岐があり、左へ。


↓分岐を左へ

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ここからは穏やかな森の中をトレイルは続いていきます。

直射日光がなく、時折心地よい風が吹くのでなかなか快適。

緑が勢いよく道へはみ出てくるのをかき分けながら進んでいくと、

広い分岐点に到着。

この先、危険マークの付いた岩場区間へと突入するため、

ここでちょいとブレイク。


↓一本橋も越えます

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いよいよこの日最大の難所に取り掛かります。

分岐のすぐ先の、とりつきからむき出しの岩が待ち構えていて、

ロープが一本。

右手から回り込むようにして、ロープを頼りに巨岩を乗り越えていきます。

意外とサクサクと登っていくのだが、

途中で詰まったり、迷ったりしている時は後ろからアドバイスを送りつつ

慎重に進む。

3点確保の原則はしっかりと覚えているようで、

しっかりと自分の手足の動きや置き場を確認しながら見事に登っていきます。

ただボロボロと細かい石や砂をお父ちゃんに落としてくるのはご愛嬌(笑)

ロープ場を過ぎても、ザレ場・岩場の連続。

それらをこなしつつ、一気に高度を上げていくと、

途中から緑を抜けていよいよ核心部の基底に到着します。

ふぃ〜ここでちょっと一呼吸。


↓ここからいよいよ難所の岩場に突入

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↓最初のロープ場

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↓まだまだ序の口

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↓少しずつ眺望も良好に

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↓核心部の底に到着。

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緑が開け、核心部の岩場が見渡せるようになり、

前方(というより上方)を確認すると、

荒々しい岩がほとんど壁のようにそそり立っている。

うわあ〜、こりゃ想像していた以上にハードだぞ…

自分一人なら行けても、娘にとってはこれはもうダイハードなわけで、

その娘の安全を第一にサポートしつつ、自分も上がれるのか

大丈夫かとちょっとドキドキ。

しかし意を決して突撃!


↓激坂!

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↓いざ参る!

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まずはじっくりと上部を確認して、

できるだけイージーなルートを見極め、

真下から娘をバックアップしつつ、ゆっくりと登っていきます。

岩の表面はザレていて滑りやすく、

慎重に慎重にたっぷり時間をかけて上がっていきます。


↓激坂の向こうに甲山

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↓さらに高度が上がります

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一旦、少しスペースのある安全な棚に到着し、

ひとまず一息休憩を入れます。

岩場は陰がないので日光を浴びて二人とも汗だく。

顔も真っ赤ですが、休憩を入れるまで暑さに気づかないほど

集中して登っていました。

休憩をしていると上からおじさんが下りてきて、

この先ロープあるよと教えてくれます。

ドリンクをあおっていざ出発。

ロープは結構しっかりしていますが、

それでも所々岩に擦れてボゾボソになっているところもあり、

あくまで補助として使うようにして、進みます。

背後をがっちり固めながら進むので、娘も徐々に安心感を得て、

ぐんぐん上がっていきます。

そうして中断のさらに広い棚まで到着し再び小休止。

眺望はどんどんよくなってきました。


↓ロープさばきもお手の物

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↓ぐんぐん上昇

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↓ようやく半分クリア

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その先も長い長いロープが上から続いています。

右手側が少し歩きやすい巻き道のようになっているので

無理に難しいロープの直線状を行かずにそちらへエスケープ。

それでも岩の急斜面であることには変わりなく、慎重に進みます。

歩きやすいルートを求めて、いったん、

岩場を右手から左手へと大きくトラバースをして、

そこから溝を伝って上部へ。

上からトレランの男女ペアがやってきてごあいさつ。

「すごいねえ」「大変だねえ」と娘は声をかけられ、さらに気合が入ります。

核心部の中でも最も難しい区間はすでに終わり、

後はひたすら続く岩の登りをやっつけて、ようやく岩場上部の鉄塔に到着!

難所を見事にクリア!

距離的にはそれほど長くありませんが30分弱ほどの激闘でした。


↓まだまだ壁は続く

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↓難所クリア!鉄塔の下で休憩

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少し難しい岩場があるというのは知っていたが、

これだけ脆く斜度があり、しかも距離が続くと思っておらず、

かなり疲労しました。

それでも娘さんは泣き言ひとつ言わず、スイスイと岩場をクリアして、

本当にすごいです。

お父ちゃんはもうぐったりよ〜。

ということで、ここで休憩を入れます。

眼下に広がる大阪空港からがある飛行機を眺めながら、

凍らせた麦茶とおにぎりとお菓子でまったり。


↓大阪空港から飛行機が上がる

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しばしの休憩ののち、リスタートして先へ進みます。

難所をクリアした後は比較的平坦で歩きやすく整備されたトレイルが

鉄塔に沿って続いています。

娘さんを先頭にずんずん進んでいくと、じきに細かなアップダウンが続きます。

稜線まで来ると、左に大阪平野、右に多田や猪名川町方面の景色が見え、なかなか快適。

すぐ右手の眼下にはゴルフ場の緑の芝が見えます。

ところが、せっかく難しい岩場を登って高度を稼いだのに、

道はずんずんと下り、ついには左手の中山五月台の住宅地が

もう間近というところまでというところまで迫ります。


↓難所の先は歩きやすい縦走路

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↓赤白鉄塔通過

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↓右手にはゴルフ場が広がる

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↓中山五月台と桜台

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最低部まで下り切ると、そこから再び鈍いのぼりが始まります。

周囲にシダが生い茂る緑の中につけられたトレイルは、

岩が自然の階段となってごつごつ。

へーこらひーこら登り詰めると、ちょっとした広場に到着。

すぐ近くに車の往来が聞こえるので、

おそらくこの真下がトンネルだと思われます。


↓小ピーク

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ここから先も引き続いてアップダウンが続いていきます。

鬱蒼とした緑の中で、地図にない枝道がいくつも分かれていて、

そちらへと迷い込まないように主稜線を選んで進んでいきます。

途中、再びしっかりとした登りが登場し、えっちらおっちら登っていくと、

ザレザレの露地に出ました。

そこからは東側の眺望が見事に広がります。

眼下のゴルフ場の先には多田周辺の街並み、

その奥に連なるのが五月山〜箕面と続く北摂の山並み。

しばしここで休憩を取ります。

暑さが体力を奪うのと、思っていた以上にロングな道で、

2人ともそろそろへばり気味…


↓アップダウンが続く

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↓東の景色。向こうが五月山・箕面

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リスタートして、その先の広いザレ場の分岐点を西へと向かって行きます。

道の脇にフェンスが張り巡らされるようになり、

それに沿って穏やかなトレイルが続きます。

黙々と歩いていると疲れるので、

冗談や日常のことなんかをしゃべりながら進みます。

学校生活のこと、お友達のこと等々、日々のことがわかるので、

子連れハイクは貴重な親子のコミュニケーションの時間となってます。

まだかまだかと、延々歩いていくと、分岐を発見。

それらしい標識も何もないが、

おそらくここだろうと、分け入っていくと三角点を発見。

中山連山の最高峰・標高487mの中山に到着です。


↓中山最高峰

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時刻はすでに16:30となり、夕暮れが気になる時間帯ですが、

ここから下山に向けて少し長めの休憩を入れます。

娘がそろそろ足に来ているようなので、

靴と靴下を脱がせて足を開放してやりマッサージ。

その間にお菓子とジュースで補給してひと段落。

山頂は結構広々とした場所なのだが、

木々が生い茂っていてあまり眺望は十分とは言えない。

北側の斜面の方が少し開けていて、

丹波篠山方面の山並みが何とも淡いグラーデションを纏って幻想的でした。

この間購入した銀海酒造さんの「稜線」ラベルを思い出すような感じ。


↓小休止

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↓北の景色(稜線の酒瓶にそっくり)

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17時前には出発をして下山開始。

まずは主稜線のルートに戻るのだが、

そこから地図にない枝道が四方八方に伸びていて迷う。

間違って、中山桜台や十万辻へ降りてしまったら、あとが面倒なので

慎重にメインルートを選んでいくのだが、

標識にも騙されて何度か間違う。

間違ったことをわからずに進んでいると、

聖徳太子が修業した場という天宮塚というところに出る。

これは地図に載っていて、やっと曲がりどころを間違えたことがわかり、

奥の院参道へバック。


↓道を間違って、天宮塚に

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↓奥院参道道へ

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道をロスとしたせいで少し時間を失ったため、

途中で主稜線を折れて、奥の院をショートカットする参道に入るが、

この道がまたごつごつとした岩が散乱する道で、

しかも結構ぬかるみがひどく難儀する。

そこを辛抱強く進んでいくと、メインの参道に合流し、

一気に歩きやすくなる。

そろそろ西の空がオレンジ色を帯び始めます。

暗くなる前には下山できるのは分かっているが、

やはりどうも急かされます。


↓なかなか難儀な道

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宝塚の街並みが暮れ始め

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しばらく歩きやすいトレイルを進んでいくと、

前方に大きな岩が鎮座していて、それが夫婦岩というところでした。

ここからは長い長い石段の道が続いていきます。

途中途中に、丁石が置かれていて、距離感がつかめます。

これはこちらからの登りは面倒だろうなあ。


↓夫婦岩

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↓残り八丁

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ここまで酷暑の中ひたすら歩いてきて2人ともバテバテで、

娘も足が痛いなあとつぶやくようになるが、

決してめげるような感じではなく、気合を入れなおしている感じ。

ここは無理をせず1丁、2丁ごとにこまめに休憩を取りながら進んでいく。

はっきりと数が減っていくので娘も目安がつけやすく、

あと4つ、あと3つと数えている。

そうしてようやく民家のあるところに出て、山道は終了。

民家裏のコンクリ坂をつたっていくと、天王寺川の上流にでます。

その沢を渡って盛りの向こう側に抜けると大きな墓地に出る。

そこにあった井戸水のポンプで水を汲んで火照った顔を流し爽快!

娘も生き返る〜と大喜びでした。

そうして無事に中山寺に到着しました。


↓中山寺とうちゃこ

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↓思わず行水

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境内に自販機を見つけ、早速冷たいジュースを買って乾杯!

ああ、沁み渡る@@@@@@

おそらく今回は、娘史上最も難易度の高い岩場もあり、

意外と距離もあったし、何よりこのうだるような暑さの中、

最もハードな山行でしたが、しっかりと歩ききった娘はアッパレでした。


↓小休止

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↓おつかれ〜

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電車に乗る前にコンビニでアイスを購入して、一息つき、

阪急中山観音駅から電車に乗って帰宅。

おつかれさまでした〜

2016-07-04

子連れハイク 中山連山

日曜日は二週連続の子連れハイク。

本当は早朝出発で遠くのお山と思っていたのだが、寝坊して近場にスイッチ。

六甲ばかりも面白くないのでと、中山連山へ。

猛暑と、想像以上の難易度に苦戦しつつ、見事に馬蹄形縦走。

わが娘ながらほんとタフだわ。

詳細は後日。


↓難所岩場もめげずにクリア!

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<山行記録>

12:50阪急山本駅⇒13:04辰己橋⇒13:08最明寺滝13:13⇒

13:35満願寺分岐13:40⇒13:48中山連山縦走路岩場14:10⇒

14:10岩場上の鉄塔14:40⇒15:05満願寺西山⇒

16:30中山連山最高峰16:50⇒17:07天宮塚⇒17:55夫婦岩18:00⇒

18:30中山寺18:45⇒18:50阪急中山観音駅


↓山行ルート

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