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記憶の残滓 by arkibito

2016-06-27

中之島ホーム酒場

金曜日。

仕事終わりにTさんと、京阪電車中之島駅の酒イベントにいってきました。

京阪中之島駅は、普段はほとんど利用客がおらず閑古鳥が鳴いておりまして、

以前は特急始発のホームとして利用されていた3番ホームを有効利用しようという狙い。

ちなみに中之島線は、いずれUSJまで延伸するという壮大な最終目標があり、

そうすると、USJ京都という二大観光地を直結することができ、

大幅な競争力アップが狙えるのです。

USJ付近に近鉄関連のホテル・施設が多いのはそのため。


話を元に戻すと、おけいはんは、言わずと知れた酒の町・伏見とも縁が深く、

大津線で毎年冬に運行されるおでん電車など、

酒にまつわるイベントのノウハウに長けているということで、

今回「中之島ホーム酒場」なるイベントを仕掛けた次第。

お酒イベントですから、車で来場する人はなく、

ついでに中之島線も利用してもらえますし、

企画考えた人はすごいなあと思いますが、

安全第一の運輸業界で、

お酒を扱うというのはヘタするとコンプライアンスなどを気にして、

没になりそうなところを、企画を通しちゃうところがさすがおけいはん

ひらパーの数々の斬新な仕掛けからみてもわかるように、

アグレッシブで面白い会社だと思います。


中之島ホーム酒場

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18時前に会場に到着すると、すでにすごい行列。

ホームには集客力に限界があるので、

入場制限がかけられていて20分ほど待ちます。

専用の入り口から、地下溝の先端に独立島となっている3番ホームへと降ります。

すると、たくさんのお客さんでごった返した猥雑な空間が広がってます。

階段下のブースで1000円分のチケットを購入しいざいざ。


↓3番ホーム

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↓隣は通常運行

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ホームには会議用の長机や、ビールケースでこしらえた宴会机が並べられ、

すでに多くの人が宴で盛り上がっております。

一方停車している電車は、車両ごとに出店がされていて、

ビール、お酒(キンシ正宗さんでした)、色々なアテを売っております。

とりあえずものすごい人が右へ左へと行き交っていて、

場所取りに苦労しながら、開いている立ち飲みブースを確保。

それから酒とアテをゲットして乾杯。


おでん電車

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↓お座敷電車

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↓居酒屋仕様

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なんだか満員電車に押し込められているような感じで正直落ち着きません@@

それと通勤仕様の電車でビール飲んでいるとえも言えぬ罪悪感を感じて、

それはそれで不思議な感覚で面白い。

お酒のイベントというより、おけいはんの学祭に紛れ込んだという感じで、

そういうユルユルな感じが心地よかったりします。

もう少しゆとりがあればなあとは思いますが、

まさかこれほどの反響があると京阪側も思ってなかったような気がします。

でも正直おもしろかったです。またぜひ定期的にやってください。

2人とも1000円分で、ビール2杯でさくっと〆。


↓満員電車でビール

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↓ご満悦

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2016-06-21

新酒入荷

父の日プレゼントで、奥さんから好きなお酒を買っていいよということで

お散歩がてら、家族で「天六まんじ酒店」へ。

ご近所にいくつかある酒屋さんの中でもなかなかのラインナップで、

手書きポップで分かりやすく酒の特徴を紹介してくれるので、

時々利用させてもらっている。

何より大好きな銘柄である「花巴」や「安芸虎」「東洋美人」があり、

また注目している滋賀高知の酒の充実ぶりがうれしい。

全国から厳選した食材などもあって、意外と宝の山だったりします。


冷蔵庫の中をあれやこれやと吟味して、2本選びました。

まず1本は滋賀県堅田の「浪乃音酒造」さんの「渡船 純米大吟醸」。

このお酒は幻の酒米と言われていた「滋賀渡船」を50%まで精米したお酒。

この「渡船」という品種は、

現在酒米の主流となっている「山田錦」の父系品種にあたります。

母系品種である播州の「山田穂」との掛け合わせが山田錦として発展していき

今では不動の地位を確立するに至ります。

ちなみに現在最も古いとされている酒米は、

岡山県の「雄町」でそのルーツは150年以上にさかのぼります。

この「渡船」は一説によれば福岡県産の「雄町」のことを指すとされていますが、

必ずしも「渡船」=「雄町」とは言い切れないらしく、謎の多い米だそうです。

この「渡船」は半世紀前までは滋賀酒米として広く栽培されていたのですが、

戦後の食糧難や病害虫に弱い品種ということで栽培が途絶えていました。

滋賀県農業試験場に僅かな種籾が残っているのが発見され、

地元米による酒づくりの機運が高まり、

復活栽培となったという経緯があります。

幻の原米に、比良山系の名水、

そして釜屋の長男、杜氏の二男、麹屋の三男の三兄弟のあ・うんの呼吸で醸された酒。

まだ飲んでないけど、大好きな浪乃音酒造さんのお酒なので期待大です。


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つづいては、思わずのジャケ買いをしてしまいました。

冷蔵庫の奥からにっこり微笑まれてしまったら、手に取ってしまうでしょう?

美酒王国・秋田の阿櫻酒造さんの「純米生原酒 りんごちゃん」。

まるでりんごのスパークリング酒のような感じですが、立派なポン酒です。

リンゴ酸を多く含む酵母・NO.77を使ったお酒なのです。

度数12%ということで結構な低濃度酒ですが、

ジュワ〜っと濃ゆい甘味が呑んだ瞬間に広がり、

そのあと、その濃厚さが嘘のようにスゥ〜っとベタつかずに消えていく感じ。

しかしこれは度数が低いとはいえあまりに飲みやすくて危険な代物。

微炭酸だったらなおのことよかったかもしれないなあ。

2016-06-06

四国×酒国2016

日曜日。

毎年恒例行事となりつつある、「四国×酒国2016」に行ってまいりました。

毎年この時期に、西梅田スクエアに、四国の65蔵元が集結し、

蔵の方が直々に試飲を注いでくれるという何とも素晴らしい宴。

どの蔵元も、普通酒から純米大吟醸、リキュール類など、

持てるラインアップをフル動員で、

一生懸命解説をしていただきながら、

なみなみお酒を注いでいただけるのがうれしい。

それもほとんど四国のすべての蔵元が集結しているのではないかというくらいで、

飲み比べもできるのがうれしい。

年々酒の消費量が落ちているというニュースが真っ赤な嘘じゃないかと思うほど、

ここ最近の日本酒ブームはすごくて、このイベントも毎年大盛況。

あまりの混雑ぶりに、今年からは二部制となり、午前の部に参加してきました。

雨が心配されましたが、うまい具合の曇天でした。


今年は強力な助っ人にご同行いただきました。

事前にお誘いをして梅夫妻。

ツワモノお二人相手に、果たして!?


↓今年は梅さん夫妻と

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まず一発目は「藤娘」から。

自分は日本酒のうまいのは、米どころではなく水どころと心得ております。

四国の清流といえば、言わずもがなの四万十川。

キリっと辛口が喉を清らかに駆け抜けていきますなあ。


↓「藤娘」(高知・四万十川)

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お次は信頼の「南」

いつもストック侵させていただいていますと感謝しつつ、グビグビ。

ホンモノの酒呑みの国である土佐では、まずい酒は御法度ものですからね。

極上の美酒ぞろいなのもうなづけます。

特に室戸・安芸は屈指の酒どころで、

とにかく大好きです。


↓信頼の「南」(高知安芸

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お次の「安芸虎」さんも、安芸の酒。

もはやおなじみですね。

今回は微発泡をば。

ん〜プチプチシュワシュワが心地よし。


↓おなじみの安芸虎(高知安芸

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続きまして、雪崩式に徳島へ突入。

全国でも異色の蔵元「三芳菊」。

まずは残骸ブレンドをいただく。

ん〜相変わらずパイナップルな刺激!

蔵元に住み着く酵母がこの味わいを作り出しているのだとか。

はじめて”まとも”なラベルの大吟醸もいただきましたが、

やはり三芳菊ならではの味わいが特徴的でした。


↓「三芳菊」の残骸ブレンド(徳島・板野)

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続いて、阿波池田のお酒「芳水」を。

純米大吟醸をなみなみ注いでいただいて、ありがたや〜。

昔ながらのまっとうなお酒です。


↓「芳水」の純米大吟醸(徳島・三好)

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ここらでちょっと味を変えて、

梅さんが発見した鳴門金時のリキュールを試飲。

最初の味わいは濃厚な梅酒のような感じで、

アルコール感がなく、非常に飲みやすい。

そして後口の風味がふ〜んと優しい鳴門金時の甘味が!

これはうまい!

お酒苦手な人でもグイグイいけそうですが、

ある意味危険なお酒。


↓鳴門金時のリキュール(日新酒類/徳島・板野)

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続いては、鳴門鯛の純米大吟醸

レトロなラベルがなんとも味があります。

さすがのスペック。うまい!


↓鳴門鯛の純米大吟醸(徳島・鳴門)

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続いては「御殿桜」という聞きなれない銘柄。

よく見ると古酒を置いているので、いただきました。

平成9年醸造ですから、かれこれ19年物?

まだ自分がお酒を飲める年齢になる以前から仕込まれたお酒。

いただきましょう。

無色透明のはずの清酒が、なめらかな琥珀色に輝いております。

年月によってまろやかに仕上げられた濃厚な味わいは、

まるでカラメリゼ。

素晴らしい。


↓斎藤酒造場の「御殿桜」の古酒(徳島・徳島市)

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そうして千鳥足になりつつ、気づけば香川に突入。

小豆島唯一の酒蔵、森國さんのお酒。

「うとうと」をいただきました。

少し酒に若い荒削りなところがあります。

四国は有数の水どころなのですが、唯一の例外が香川。

お隣の徳島の吉野川水系の水を香川用水で引っ張ってきているわけですが、

水が育たないせいか、お酒の方ももうひと押しというのが多い。


↓森國酒造の「うとうと」(香川・小豆島)

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続いて、四国ラストの県、愛媛へ。

こちらは、蔵元ごとではなく、

複数の蔵元のお酒をいくつかのブースごとに給仕されています。

まずは雪雀を、愛媛から応援に駆けつけてきたというお姉さんに注いでいただきます。

ん〜んまい。

つづいて「本醸造 児島惟謙」なるお酒を。

児島さんと言えば、わが母校くぁんだいの創設者のおひとりですから

スルーするわけにはまいりませぬ。

さすが護憲の神様の名を冠するお酒。

一本筋の通った昔ながらの辛口淡麗。

冬場に燗でいただくのもうまそうでござる。


↓雪雀(愛媛・北条)

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↓本醸造 児島惟謙(愛媛・西予)

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↓愛媛から応援にお越しのお嬢様がた

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さて、同行しているお酒の神様はその間に目ざとく

樽酒を発見したようでそちらへ。

道後の酒、仁喜多津の本醸造をふるまっていただく。

ぷはあ〜ぷはあ〜。


↓愛媛道後の仁喜多津の樽酒(本醸造)

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その次に、愛媛の酒で一番お世話になっている「石鎚」。

山師としては、やはり西日本最高峰の石鎚山の恵みを

いただかないわけにはまいりませぬ。

ぷはあ〜ぷはあ〜。

(このあたりからいよいよ怪しい…)


↓おなじみの石鎚(愛媛・西条)

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つづいては今治の山丹正宗を。

四国随一のグルメ天国、今治のお酒ですからね。

うま〜うま〜。


↓山丹正宗(愛媛・今治)

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続いては南予・西予エリアへと参りませう。

今日は残念ながら不参加だったTさんから、

この地域のお酒をリサーチしてきてと厳命を受けておりましたので、

さっそく内子町の酒を立て続けにいただきます。

まずは「千代の亀」。大好きなお酒です。

これからの季節にピッタリな夏純吟がクリアに喉へと収まります。


↓千代の亀の夏純吟(愛媛・内子)

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続いて、「京ひな」さん。

こちらも内子町。

ここのお酒が思った以上においしくて、新発見でした。


↓京ひなの「一刀両断」(愛媛・内子)

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ここで、梅夫妻が持参頂いたお水でいったんブレイク。

メンチカツまでおごってもらってありがたや〜。

ふぃ〜足取りが@@@@

ただ今回は2部制ですので、残り30分の合図となり慌ただしくなります。

まずはおみやをゲットということでそちらへ向かい、吟味。


それから時間まで近くのブースをかたっぱし。

まずは高知の酔鯨さん。言わずもがなの名酒です。

ぷは〜ぷは〜。


↓酔鯨 高育45号(高知高知市)

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すぐお隣の豊能梅さんもちゃんといただきますヨ〜@@

ぷは〜ぷは〜。


↓豊能梅(高知・赤岡)

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続いてちょっと嗜好を変えて、土佐しらぎくの微発泡生でぐびぐび。

しゅわしゅわがええですが、ちょっと甘め?


↓土佐しらぎくの微発泡生(高知安芸

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ここでラストオーダー目前!

オーラスにと愛媛ブースを除くと、

なかなかのべっぴんさんがいらして、お酌いただきます。

今回は西予の東洋一で〆!


↓東洋一(愛媛・西予市)

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↓お母さんも東洋一!

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前売り2500円で、これだけ色々な銘柄、スペックを飲める。

それも蔵元さんから直々に注いでいただける。

しあわせじゃあないかあ〜♪

しかし、もうラスト1時間くらいはとにかく酒ということだけで、

テイスティングなんてできません@@@

こちらが真っ赤な顔でふらふらなのに、梅夫妻はまったく揺らぐ様子もなく、

場数の違いを痛感した次第であります。

楽しくお話もさせてもらいながら、ええ酒をいただきました。


↓今年もだいまんじょく♪

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今回のおみやは下記の3本。

左は安芸虎「純米吟醸 素」。微発泡でなかなかおいしゅうございましたので。

中は御殿桜「純米古酒 平成9年醸造」。じっくり飲ませていただきます。

右の「千代の亀 夏純吟」はTさんへのおみやに購入。


↓今年の収穫

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ということで、朝から酒三昧の一日でした。

2016-06-03

ひさびさのホーム

昨日は帰りに久々に中津のこちらへ。

やはり自分の酒呑みの原点、ホームグラウンドは落ち着きます。

この週末はまた例のイベントでどっぷり酒をくらう予定なんだけど、

この日はどうしても、コマネチ食べたくて、つい。

いつもの定位置、おでん鍋の前の奥のカウンターに陣取ったら、

まずは山口の酒・五橋をグビグビしながら、アテをつつく。

ん〜うまし。

続いて、宮津のお酒、香田をば。きりっと喉を引き締めてくれました。

また飲み歩きもボチボ再開だなあ。


↓おおにしさん

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↓コマネチと五橋純米

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↓香田(京都・宮津)

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2016-06-02

幻の瀧 タプロース樽貯蔵 一年熟成 大吟醸・純米吟醸ブレンド原酒 300ml

先日の高島屋の日本酒イベントで見つけた変わり種。

富山・黒部の地酒「幻の瀧」で有名な皇国晴酒造さんが

醸した大吟醸と純米吟醸のブレンド原酒を

スウェーデン王室ご用達のスコッチウイスキー「タプロース」の樽で

約一年間熟成させた代物。

300mlで800円程度なので、それほどお高いものでもありません。

瓶からしてウイスキーの雰囲気がでていておもしろいです。

雰囲気を出すためにグラスに氷を入れていただいたのですが、

味わいが薄くぼけてしまって失敗でした。

薄めずに濃い状態だともっと印象が違ったかも。

米のうま味よりも、樽から染み出たカラメル的な後味が印象的。



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