Hatena::ブログ(Diary)

記憶の残滓 by arkibito

2016-12-07

阪急古書のまち

阪急茶屋町駅からかっぱ横丁の間にある

阪急古書のまち」が来春から紀伊國屋BIGMAN横の通路にお引越しするらしい。

あそこは学生時代に古本を探し回って思い入れもあるし、

今でもよく通るので日常の風景だけど、

古本業界は今のご時世厳しいだろうからなあ。

それにしても、つい先日、あそこにある”水族館”もなくなってしまったし、

その向かいのミスドも閉店、その上で古書店も移転となって、

あの区画だけポコンと空いてしまうのだけど

あの一帯は何か大規模なリニューアルでもあるんだろうか。

2016-09-17

『ペンギンのいるところ』 by さかざきちはる

土曜日。

いつものブックストアに、

絵本作家イラストレーターさかざきちはるさんのサイン会に行ってきました。

関西ではあまりなじみがないかもしれませんが、

例えば、JR東日本suicaのマスコットのペンギンとか、

千葉県のマスコット、チーバ君、

ほかにもダイハツのカクカクシカジカ、クーネル君など、

シンプルながらとっても味わいがあって

チャーミングなキャラクターを描いている大好きな人です。


今回は初めての作品集を出版する記念で、

関西でのイベントは初開催。

2人の娘もぬいぐるみや絵本が大好きで、

1人ずつ本を購入してサインをいただきました。

サインにはそれぞれに即興でイラストを描いてもらいました。

下の娘が『おいしいね』という絵本が大好きでよく読むんですが

すぐに噛み噛みしがんでしまうんですとお伝えすると、

それは絵本冥利に尽きますと言っていただけました。

会場では作品展も開催されていてたくさんのプリントスクリーンが並んでいて

そこから1つ気に入った作品を思わず購入してしまいました。

作品展が終わって我が家にやってくるのが楽しみ♪


f:id:arkibito:20160917161429j:image:w640

2016-08-22

『鳥肌が』出版記念 穂村弘トークショーー

日曜日はイベントでいつものブックストアへ行ってまいりました。

家族で参加です。


↓イベント前に腹ごしらえ

f:id:arkibito:20160821114111j:image:w360


現代短歌の第1人者の穂村弘さんに会いに行ってまいりました。

とにかく奥さんが大好きな歌人・エッセイストで、

自分も寺山修司つながりでずっと気になっていた存在でした。

短歌という古典的な技法を用いながらも、

極めて現代的でエッヂのある言葉づかいと、

何気ない日常に潜む影とか、

無意識的にあるトラウマやコンプレックスを

表層にハッと浮き立たせるような世界観というか、

作品(とご本人自身)に漂う何か漫然とした空気感が他にはない味わいなのです。

特に代表作である下の2つは秀逸で好きな歌。


「終バスにふたりは眠る紫の<降りますランプ>に取り囲まれて」

「ほんとうにおれのもんかよ冷蔵庫の卵置き場に落ちる涙は」


↓穂村さん(右)と中川さん(左)

f:id:arkibito:20160821120219j:image:w360


会場は特に20代の若い女性でいっぱいでした。

毎度のように、ブックストア代表の中川さんの回しで

トークショーがスタート。

新刊のエッセイの装丁(祖父江慎さん)のこだわりの話とか、

大阪に対するイメージの話とか。

後半は、集められたアンケートコーナーで、

何気ない日常の中で、鳥肌が立つような体験や、気づいてしまった出来事について。

小心者たちの発表会といった風で、みなあるある!と納得。

穂村さんの不思議な視点と言い回しが、

何とも心地よい不思議なトークショーでした。


f:id:arkibito:20160821121339j:image:w640


トークショー後は、サイン会。

1人1人、サインの横に短歌を一つ添えていただく。

前々から声が、大好きなキリンジのボーカルにそっくりで、

声が好きなんですとお話しすると

「声を褒められるというのはとてもうれしいですねえ」と言っておられました。


f:id:arkibito:20160823233021j:image:w360


鳥肌が

鳥肌が


最近は、コトバを司ること、歌を詠むということ、

そういうことの大切さと快感に敏感になりつつあって、

そういうところに目が行くと、

日本語ってやはり奥が深くて面白い。

2016-06-13

『歩道橋の魔術師』 by 呉明益

ひさびさに読書しようかなと。

去年は1冊心中の読み方をしていたし、

忙しくてなかなか時間が取れなかったのだけど、

本屋に行くたびに気になる本を購入して、

読んでない本がどんどん山積みになってしまって。


で、まず読んだのが、台湾の新進気鋭の作家呉明益さんの『歩道橋の魔術師』。

ノスタルジーを感じさせる写真に惹きつけられて思わずジャケ買いしたもの。

作者が幼少期を過ごした台北の「中華商場」を舞台にした短編集。

元々の文体なのか訳の仕方なのか、

文章が幼すぎてどうも気持ちが乗らない。

猥雑とした昭和チックな市場の日常が頭の中で立ち上がるのを期待したのだが、

描写があっさりしすぎているのか、うまくいかないまま読み終わってしまった感じ。

ストーリーも結構リアリティがなくて、最後までふわふわと不完全燃焼。


2016-02-15

最後の京都おでかけ

木曜日の祝日。

先週は今季の自分にとっての最大のプロジェクトの大詰め。

企画の段階から相当に心血を注いで、

朝から晩までそれにかかりっきりで燃え尽きる。

自分の場合は、仕事内容が遊びではないけれど、

自分の趣味の延長みたいなものなので、

激務自体はしんどいというよりも充実、やりきった感が強いのだが、

さすがに体力的にはきつく。

2月はもうゆっくりすることにした。

それに、いよいよお腹の子がいつ生まれてもおかしくない

週数に迫ってきており、常時待機しておかないといけない。

なので、絶好の山or遠征日和だったがどちらもなし。


で、ゆっくりしていたのだが、

せっかくいい天気だし家族でどこかへ行こうということになり

産後しばらくは奥さんがいけなくなるので京都へ。

なじみの本屋である恵文社一乗寺店の店長を長らく勤めていた堀部さんが

独立して町の本屋さんを開かれたと話は聞いていたのだが、

全然行けていなかったので、この機に伺います。

北浜まで出てそこからおけいはんで神宮丸太町まで。


↓たぶん3人家族そろってのおでかけは最後

f:id:arkibito:20160211150824j:image:w360


河原町丸太町の北東角のまだ古い家並みが残る一角に、

「誠光社」がありました。

まだ内装も真新しく、ほのかに木の香りがします。

落ち着いた店内は、思ったよりも狭くて、本の数もそれほど多くはないのだけど

ナルホド目利きの効いた本たちが並んでおりました。

残念ながら今回はこれと言える本との出会いはなく、

娘がほしいといった古い昭和の折り紙の本を購入。


↓誠光社

f:id:arkibito:20160211151406j:image:w360


↓近くに気になる銭湯

f:id:arkibito:20160211151252j:image:w360


そこから四条河原町までのんびりゆっくりお散歩。

この日は2月初旬とは思えないほどの陽気で軽く汗をかくほどでした。

ちょうど、義母が滋賀に行っていて、帰りに落ち合って京都でごはん。

ということで、わたくしのリクエストで

地酒が旨いと評判の「薄伽梵 ハヂメ」さんへ。

類さんもサインもありました。

もちろん京都ですから乾杯は日本酒でということで、

伏見の名酒、蒼空さんからスタート。


↓薄伽梵 ハヂメ

f:id:arkibito:20160211173201j:image:w360


↓蒼空

f:id:arkibito:20160211174004j:image:w360


↓刺盛り

f:id:arkibito:20160211175143j:image:w360


このお店は藁焼きが名物で、

なかでも朝引き鶏を軽く藁焼きしたお肉でしゃぶしゃぶがいただけるという

他にはないメニューがありそちらを注文。

厨房で豪快に藁焼きの火があり、それらがみごとに並べられて出てきました。

これで3人前なのでかなりのボリューム。

普通のしゃぶしゃぶの要領でさっと出汁にくぐらせていただきます。

半生の優しい口当たりに、藁でいぶされたスモークな味わいが何ともおいしい!

お鍋のお出しも絶品で大満足の晩餐でございました。


↓朝引き鶏の藁焼きしゃぶしゃぶ

f:id:arkibito:20160211185621j:image:w360


↓白木久

f:id:arkibito:20160211181605j:image:w360


帰宅後はおみや。

みたらし団子発祥のお店と言われている加茂みたらし茶屋の団子と

言わずと知れた出町ふたばの豆大福。

どっちもタマラン!


↓加茂みたらし茶屋のみたらし団子

f:id:arkibito:20160213164030j:image:w360


↓出町ふたばの豆大福

f:id:arkibito:20160213163951j:image:w360