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記憶の残滓 by arkibito

2016-08-29

ensembles東京

土曜日の上京の本題。


9/4(日)に東京駅で催される音楽フェスティバル「アンサンブルズ東京」の

音楽ワークショップに参加することになり、その第1回目でした。

このイベントは、「あまちゃん」のオープニングテーマ曲などで知られる、

日本を代表する作曲家ギタリストである大友良英さんが

音頭を取って行われるもので、

一般参加型でみんなでつくる音楽の祭典です。

(詳しくはコチラ⇒http://www.ensembles.tokyo/

イベント当日は、東京駅を行き交う人たちも巻き込んで

一大お祭りとなるそうなのですが、

今回はなんと演者側として参加することになりました。


自分と長女は、「東京駅のうたワークショップ」というグループに参加します。

なにをするかというと、

大好きな作家のいしいしんじさんと、

これまた大好きなクラムボン原田郁子さん、

そして大友さん一緒に、

東京駅の魅力を伝える曲の歌詞を作って、曲を作って、

当日にその「東京駅のうた」を舞台で披露するという、

何とも素敵すぎる内容です!


ということで、午前中の遊びを終えて、

池袋にある東京芸術劇場にやってきました。

ここでまず30人ほどの参加者とコンニチワ。

当初は関東在住の人が多いだろうなと思っていましたが、

全国津々浦々から集まってきていました。

年齢も性別もばらばらで、子供たちの姿もたくさん。

これから何が起こるのか楽しみです♪


東京芸術劇場

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↓アンサンブルズ東京 ワークショップ

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時間となり、今回の講師である、いしいさんと原田さんが登場。

早速、ワークショップの開始です。

まずはどういう風に歌をくみ上げていくのか、

そのコンセプトと方法をレクチャーしてもらい、

それにしたがって、各々が東京駅に対して連想するコトバを

どんどん紙に書き出していきます。

それらを壁に張り出して、

文字のボリュームとか、文章のつなぎとかを

お2人と相談しながら煮詰めていくという作業でした。


人によってはもう立派なポエムになっているような人から、

全く個人的で具体的なつぶやきだったり、様々で面白い。

同じもの(東京駅)を対象としているのに、

人によって様々な視点、角度、距離感があって、

自分が思いもよらないような言葉が別の人から発せられたり、

逆に自分の出した言葉で他の人がはっとしたり、

本当に多様性の極みというか、素晴らしい体験です。


とはいえ、急に言葉を紡ぎ出すという作業は本当に大変なことで、

考えれば考えるほどドツボにはまってしまいます。

娘も何かいていいかわからないと悩んでおりました。

いしいさんからは、最初から抽象的で高尚なレベルのことを書いてしまうと、

それ以上に昇華させるのは難しいので、

できるだけ個人の具体的な体験からスタートした方がいいよとアドバイス。

全くその通りだと思いますが、

自分もブログや、作詞や、モノを書くときにどうしても、

いい風に書こう、うまい言い回しを書こうとしてしまいますね…

そういういろいろ形容詞でお化粧した

抽象的で頭でっかちなコトバ・フレーズより、

リアルな視点、生の素材の方が刺さるし、

世界を広げやすくなるというのは納得します。


↓作詞ちう

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本当はこの後、

いくこちゃんが即興でフレーズにメロディをつけて練習するはずでしたが、

コトバの出し入れをディスカッションしているうちに、

あっという間に時間は過ぎて予定時間を大幅に過ぎてしまい、

時間切れとなりました。

それだけ充実した濃い時間でした。

自分もメロディーありのソロパート、

娘もメロディーに合わせて自分のコトバを読み上げるパートをいただきました。

って、まだメロディができておらず、翌週の本番前日にわかるので、

ちょっとドキドキです。


ということで、無事1日目が終了。

お二人に少しだけご挨拶。

娘は”鼻血のお姉さん”みたいにピアノ自由に楽しく弾いてみたいと

ピアノを始めたので、あこがれのいくこちゃんと触れ合うことができて、

緊張はしていましたがとてもうれしかったようでした。

いしいさんともお話をして、去年「おうちのふく」のトークショーも行きましたというと、

そうでしたか!当日は楽しんで頑張りましょうね!とエールをいただきました。

毎回そうですが、いしいさんのあの全くの軽やかさは

他の人も軽やかにしてくれる本当に不思議な人です。


↓いしいさんと

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↓いくこちゃん♪

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さて来週はまた東京へ行って、

今度は大友さんといくこちゃんとでメロディー付けと練習だっ!

そして日曜日、早くも本番!

2016-08-18

Music Life 『ろっかばいまいべいびい』 by 細野晴臣

引き続いての弾き語り練習は、

敬愛する細野さんの『ろっかばいまいべいびい』。


1973年5月25日に発売されたファースト・ソロ・アルバム、

HOSONO HOUSE』で1曲目に、ギターの弾き語りで収録されている名曲

のちに、西岡恭蔵吉田美奈子にもカバーされた曲。

はっぴぃえんど解散後に結成したキャラメルママの面々と、

埼玉県狭山市にあるアメリカ村の自宅で

ホーム・レコーディングという形行われた録音は、

ゆったりのんびり、自由の空気が充満しています。

ここから細野さんのオリエンタルでワールドワイドな航海がはじまっていくのですな!


さて、この曲、タイトルもそうですが、

メロディー進行がとっても不思議です。

そう感じるのはきっと自分のボキャブラリーが足らないせいかもしれませんが、

こんなコード進行にこんなメロディーを乗っけるなんてと思うくらい、

上も下もよくわからない無重力の中を漂う曲なんです。

そのころから細野さんが傾倒していたヴァン・ダイク・パークスや、

細野さんの原風景的な50'S、60'sのアメリカンポピュラーソングの影響を受けつつ、

細野さん自身が醸し出すどこかオリエンタルでアジアンチックな香りが混ぜ合わさり、

これぞ細野節といえる一曲だと思います。


弾き語り練習


↓本家


【ろっかばいまいべいびい】

作詞・作曲:細野晴臣


むかしのメロディくちずさみ

ろっかばいまいべいびい

すてきなドレスに身をつつみ

ろっかばいまいべいびい

泣かないでさ これからは

ダイナ、君といつも一緒だよ


すてきな君、そのくちびる

ろっかばいまいべいびい

おかしな唄 このメロディー

ろっかばいまいべいびい

泣かないでさ これからは

ダイナ、君といつも一緒だよ


晴れた日はとても青い空 

花は咲き乱れ

そよ風に鳥はさえずり 

夜は青い月を見つめ

2016-08-17

Music Life 『地獄でなぜ悪い』 by 星野源

山行続きで、なかなか練習する時間が取れませんでしたが、

ひさびさに音楽ネタ。

2週間もギターをさわってないとやっぱり腕が落ちます…

こんな状況ですが、諸事情により

9月頭までは山関連は封印して、音楽に専念します。

うしし♪


さて今回はまたまた星野源

地獄でなぜ悪い』です。

この曲は長女のヘビロテで、

これをかけながら夏休みの宿題をするとはかどるそうです。



動画うまく貼れてるかな?

なにか利用している「はてなブログ」で

youtubeがうまく表示できないトラブルが少し前からあるみたいで今も改善されてない。

いつもは新規記事のテンプレートにある

「動画」のボタンで貼り付けをしているのだが

その作業だと、今はうまく貼れないみたい。

短縮コードだと反応しないらしく、

今まで貼った全動画が非表示になってる…

全部埋め込みコードに手直ししないと。

トラブルが起こってることも、

書式が変わったことも何のリリースもないと困るんだけどなあ。

2016-07-08

Music Life 『When You Wish upon a Star (星に願いを)』

このところの童謡、子守唄の練習の流れで、

洋楽のこちらも弾き語り練習

1940年、映画『ピノキオ』の主題歌として生まれたこの曲は、

世界的にも有名ですね。

とてもメロディーが美しく、

赤ちゃんが泣き止む曲として我が家でも重宝しています。


↓星に願いを


『When You Wish Upon a Star (星に願いを)』

作曲:Leigh Harline /作詞:Ned Washington


When you wish upon a star

Make no difference who you are

Anything your heart desires

Will come to you


If your heart is in your dream

No request is too extreme

When you wish upon a star

As dreamers do


Fate is kind

She brings to those who love

The sweet fulfillment of

Their secret longing


Like a bolt out of the blue

Fate steps in and sees you through

When you wish upon a star

Your dream comes true


輝く星に心の夢を

祈ればいつか叶うでしょう

きらきら星は不思議な力

あなたの夢を満たすでしょう


人は誰もひとり

哀しい夜を過ごしてる


星に祈れば淋しい日々を

光り照らしてくれるでしょう

2016-07-01

Music life にほんのうた

前回に引き続き、日本の歌を。

今回は故郷を想う心を歌った曲を2曲。


故郷という言葉は、そもそも遠い距離感を帯びていますね。

つまり、生まれ育った土地に自分はすでにおらず、

はるか遠いところからの視点から語られた言葉ということ。

その距離が、人に様々な想いを抱かせるのです。

24時間いつでもどこでも繋がっているというのは

便利なのかもしれませんが、

心の豊かさという点ではやはりどうなのか。

距離とか間とか、競争激しい現代社会では

コストとしてしか勘定されないようなもの、

実は大事なものだと思います。

そして、ネットワークが発達し、

もはや場所や土地に縛られることから解放されつつある

現代社会においてでも、

ゲニウスロキ(地霊)は間違いなく存在している。

動物に帰巣本能や縄張り意識があるのとまったく同じで

人間も土地に縛られ、土地に根差しながら生きている。

それはもう間違いのないことだと思います。


さて、本題。

まず1曲目はもはや説明不要、

日本人なら誰もが知っている『ふるさと』。

とても美しい曲ですね。


↓ふるさと


【ふるさと】

作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一


兎追いし彼の山

小鮒釣りし彼の川

夢は今も巡りて

忘れ難き故郷


如何にいます父母

恙無しや友がき

雨に風につけても

思い出づる故郷


志を果たして

いつの日にか帰らん

山は青き故郷

水は清き故郷


2曲目は『椰子の実』。

愛知の伊良湖に滞在していた柳田國男が

浜に流れ着いた椰子の実の話を島崎藤村に話し、

藤村がその話を気に入り創作したもの。

敬愛する濱口祐自さんのレパートリーの中で、

数少ない歌う曲で、自分もぜひ弾いてみたいと思っていた曲です。

胸にジーンと響きますね。


↓椰子の実


「椰子の実」

作詞:島崎藤村/作曲:田中寅二


名も知らぬ 遠き島より

流れ寄る 椰子の実一つ

故郷(ふるさと)の岸を 離れて

汝(なれ)はそも 波に幾月(いくつき)


旧(もと)の木は 生(お)いや茂れる

枝はなお 影をやなせる

われもまた 渚(なぎさ)を枕

孤身(ひとりみ)の 浮寝(うきね)の旅ぞ

 

実をとりて 胸にあつれば

新(あらた)なり 流離(りゅうり)の憂(うれい)

海の日の 沈むを見れば

激(たぎ)り落つ 異郷(いきょう)の涙


思いやる 八重(やえ)の汐々(しおじお)

いずれの日にか 国に帰らん