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記憶の残滓 by arkibito

2018-01-10

2017年myベスト

総括に続いて、これまた毎年恒例のMyベスト発表。

2017年の各部門賞に参ります。


【ベストマウンテン: 子連れハイク 富士山登頂】

●総括: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170827/1503844374

●1日目: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170830/1504105456

●2日目: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170901/1504248257

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2017年は、様々な分野に活動が広がり、

色々な方面への遠征も増えたため、

メインの活動である山行の割合が減ってしまいました。

スケジュール的な問題に加えて、

2017年は週末ごとに天候が悪く、

実際に山に入れるチャンスも少なかったように思います。

今年は北アルプスには土砂降りの鹿島槍ヶ岳にK大先生と遠征に行ったきり、

上高地入りすら果たせず…。

とはいえ、山への情熱がなくなったわけではなく、

むしろ遠ざかる山にまた早くおいでと言われているような気すらします。

今年の山行で最もハードだったのは、

ここ数年の宿題だったダイヤモンドトレイル全縦走。

今の自分の能力・体力の限りを尽くした激闘でした。

でも、去年のNO.1はと問われれば、迷うことなく、

長女と達成した富士山登頂!

自分自身は3度目の登頂でしたが、

これだけスッキリ晴れた富士山は初めてでしたし、

何より自分のことよりも

娘が自らの足で偉業を達成したことがうれしかった!


【ベストライド: なんちゃってキャノンボール with うめ&ROADYASAI】

●総括: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171107/1510029999

●第1区間: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171127/1511775934

●第2区間: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171206/1512528495

●第3区間: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171214/1513241428

●打4区間: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171228/1514438324

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ベストライドは文句なしで「なんちゃってキャノンボール」。

ダラダラと自転車復帰して、ぼちぼちと走ってはいたものの、

本格的な超ロングライドに

最初はやれんのかっという気持ちが大きかったですが、

昔取った杵柄、やれちゃいました。

もう競技的な走り方やストイックな練習はできませんし、

したいとも思いませんが、

やっぱりロングライドってドラマだな、面白いなと。

かつての仲間がそれを後押ししてくれて、

一緒に感動を共有できたというのも

これからの自転車人生の大きな財産となりました。

山と同じく、娘が一緒に走ってくれるというのも大きく、

木馬の皆さんと走ったアワ1でのラストの登りは、

大人がみな大感動で、あれも忘れられない思い出です。

今年もやっぱりロングライドにこだわって

走っていけたらいいなと思いますが、それよりまず、

うめさんに怒られる前にパンク修理練習せな@@@


【ベスト産業遺産: 本屋改造プロジェクト at スタンダードブックストア心斎橋

●記事: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170327/1490582478

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産業遺産めぐりもたくさんしましたね。

念願だった”埼玉のパルテノン神殿”こと首都圏外郭放水路は見事でした。

また、決してアニメオタクではないのですが、

耳をすませば』『究極超人あ〜る君』など

大きく自分の人生に影響を及ぼした作品の聖地巡礼もやりましたねえ。

あとは、山歩きができない分、

街中、それも夜の街をフィールドにして、

写真を撮るという遊び方も本格的に実施するようになり、

これも活動の新たな柱になりそうな予感。

と、この部門はひとくくりにしづらいアレコレが含まれるのですが、

その中で一番印象的だったのが、春先に、

いつも贔屓にしている本屋&文化発信基地である

スタンダードブックストア心斎橋リニューアル工事のお手伝い。

改装工事をお客さんも巻き込んでやって、

場所を一緒に創造する(ついでコストしっかりカット)という、

面白いアイデア。さすが中川おじさんです。

本屋さん、それも大好きなお店に自分で手を加えられるなんて

こんな機会は多分なかなかありません。

元々好きだった場所が、さらに思い出深い場所になりました。


【ベストMUSIC: 『Lift』by トクマルシューゴ

●記事: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170123/1485146729

D


今年は音楽の分野が一気に盛り上がりました。

色々なライブにでかけたり、イベントに出演したり。

個人の音楽活動では、オリジナル曲は1曲しか完成できなかったけど、

弾き語り練習のカバーはたくさん。

今年は、ストックの中からせめて3,4曲は仕上げたいなあと思っています。

去年聴いた曲の中で、一つだけ選ぶとすれば、

トクマルシューゴさんの『Lift』。

2016年の暮れに舞台『私は慎吾』を観に行って、

その音楽を担当されていたのがトクマルさんで、

その流れでニューアルバム記念のライブに行ったのだけど、

あらゆる楽器を持ち替えて超絶に演奏する音楽マニアぶりに度肝を抜かれ、

ただひたすらに”音”が”楽”する奇想天外なライブに、

ああ、音楽って本当に自由でいいんだと、

今まで自分の中にあった固定概念を

気持ちいいぐらいにぶっ飛ばしてくれました。

その中でもこの曲は、とにかくLiftのごとく浮遊していく感覚が面白く、

とにかく気持ちいい!!PVもスッバラシイ!!


【ベストBOOK: 『エドウィン・マルハウス』by スティーブン・ミルハウザー


読書の時間は相変わらず、

通勤や遠征の合間の電車の中という隙き間産業で、

雑誌等々を除いて、ちゃんと読書となると数えるほどしかない。

本屋に行けば大量に買ってしまい、

積読書がどんどん膨らんでしまっています。

去年、1年かけてじっくり読んだのが、この一冊。

実はまだブログで感想をまとめてないのだけど、

目くるめく万華鏡のような圧倒的に詳細な場面描写、

やけにリアルな悪夢の不気味さを思い出させる後読感など、

中毒性たっぷりのミルハウザー節全開の一冊でした。

わでゅい子、わでゅい子(悪い子、悪い子)


【ベストMOVIE: 『この世界の片隅に』by 片渕須直監督】

●記事: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170130/1485739952


上映直後にはなかなか行けず、

年をまたいでようやく観ることができたのだが、

まさかこれほどまでに心の大きな部分を占めるほど大切な作品になるとは。

作品の素晴らしさや、中身の話は

もうさんざんいろんなところでしてきたから、今回は別の観点を。

個人的に、日本のアニメーション界は

「美男美少女キャラ」「胸キュン舞台設定」「徹底したリアル背景描写」の

3点セットで崩壊の一途をたどっていると思っている。

物理的な制約を受ける実写(リアル)と違い、

極限的には紙とペンだけで、重力も時間軸も、はたまた真実でさえも、

あらゆるものを超越できるはずの世界であるはずなのに、

どこかで見たり聞いたような陳腐なテーマや題材を借りてきて、

とにかく単純に現実を模倣するだけのリアルさにかまけて、

真のイマジネーションをどんどんと委縮させている。

途方もなく馬鹿馬鹿しい発想や、壮大過ぎる冒険心、

危険極まりない野望といったものがいつしか失われ、

アニメーションイマジネーションの創造ではなく、

単なるツールでしかなくなってしまっている。

これを危機と言わずに何といえようか。

その極限がその前の年にブームとなった『君の名は』で、

そういう思いを抱いていた矢先に、この作品に巡り合い、

アニメーションでここまでのことが表現できるんだ、

アニメーションだからこそ伝えられる思いがあるんだ、

しかもそれが、小さな子供たちの心の中にまでも

射程に捉えることができる力を帯びている、

やっぱりアニメーションは豊かで素晴らしいと痛感することができたのでした。

例えば、穏やかな瀬戸内の海の水面に、

白い兎がぴょんぴょん跳ねる場面。

例えば、畑仕事の最中に突如空襲が飛来するのだけど、

すずさんの心の中は絵を描くことでいっぱいで

パンパンと爆発が鳴るたびに、絵の具が空に散らばるといった表現。

これらはアニメーションだからこそできる描写であって、

伝えたいものの本質と、それを的確に伝える方法が、

ピタッと一致して、それこそが真のクリエイティブなのだろうと感じたのでした。


【ベストドラマ: 『カルテット』】

●『おとなの掟』: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170329/1490751378

●記事: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170125/1485309113

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去年は魅力的なドラマがたくさんありました。

全力でみね子を応援してきた朝ドラの『ひよっこ』、

高畑充希ちゃんの一挙手一投足が見逃せない

過保護のカホコ』と随分迷いましたが、

2017年のNO1は『カルテット』!

とにかく、脚本が素晴らしい。

セリフの一つ一つに大人の重みがズシリとあり、

そのセリフに負けない役者人の存在感と説得力。

カルテットの織り成す、何重奏ものドラマの深さに、

思わずドはまりしました。


【ベスト演劇: 『MANGA Performance W3(ワンダースリー)』】

●記事: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171220/1513737888

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演劇も前年からぼちぼち観に行くようになりました。

やはり画面のものと、目の前の舞台のものとは似て非なるモノ。

その面白さがわかってきた今日この頃です。

30年ぶりに親子3代で観に行った

レ・ミゼラブル』も本当に感動しましたが、

今年はやはり、ワンダースリー!

カメレオン役者の坂口さんの存在が、

演劇の世界への扉を開けてくれたのは間違いありません。


【ベストフットボーラー: 中村憲剛

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2017年はあまり、サッカー関連にかかわることがなかったのですが、

一番うれしかったのは、川崎Fの悲願の初タイトル。

ルヴァンカップでまたしても栄冠を目前に敗れ、

シルバーコレクターの呪いが続くかと思われたが、

最終節での大逆転でのリーグ制覇。

泣き崩れた中村憲剛の熱い涙にこちらもほろり。

川崎一筋、日本人屈指のMFに、ようやく勝利の女神がほほ笑んだ!

おめでとう!

ちなみに自分はガンバサポですが、

今年は無冠はもちろん、中堅も中堅、話題にも上らない程度のリザルト

体制5年の区切りで長谷川さんが退任して、

2018年は果たして!?


【ベスト野球人: サファテ(ソフトバンク)】

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今年は、セパ両リーグとも

2位と10ゲーム差以上の首位独走状態で、

2強10弱でしたから、

他のチーム・選手がどれだけ盛り上げて成績を残そうとも、

広島とソフトバンク以外からの選出はあり得ません。

まして我が燕軍団など…(涙)

その最強2チームの中で選ぶとすれば、

文句なしでソフトバンク守護神サファテでしょう。

66試合登板で、防御率1.09、2勝2敗54セーブ。

102個の三振に、わずかに8失点。

文句なしの成績はもちろん、

彼が出てきた時点で、すでにゲームセットという、

絶対的な安心感はすさまじい。

いやあ、うちにもぜひこういうストッパーがいればなあ…


【ベストドライバー: 佐藤琢磨

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根っからのF1フリークでしたが、

ここ数年はほとんど興味が薄れてしまった。

フォーミュラEも、やっぱりサウンドがしょぼかったり、

燃費を計算して全力で走らなかったり、

蓄電の限界でピットでマシンを乗り換えたり、

興ざめな部分も大きく、

次世代自動車の開発の畑という側面からはともかく、

やはりまだまだモータースポーツと呼ぶには

未熟な点が多く見なくなった。

半面、最近はスーパーGTなど国内レースが面白くて

そちらに興味がシフトしてきている。

そういった中で、日本人あるいはメイド・イン・ジャパン

世界的に活躍する場面というのがなかなかお目にかかれない中、

やってくれました、タクマ!!

アジア人として初のインディ500優勝。

F1のモナコGPル・マン24時間とならぶ世界3大レースで、

ドライバーの腕が最も試されるオーバル200周、

時速350kmオーバーの真剣勝負を

まさか日本人が制するなんて!!

これぞアメリカンドリーム!!


【ベストグルメ: 「USHIO CHOCOLATL」のチョコレート

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2017年のベストグルメはまさかまさかのチョコレートです。

自分でもびっくりですが、それほど食べたときは衝撃的でした。

カカオ豆と砂糖だけで作られた、

シンプルながらもこだわりの詰まったチョコは、

作り手の熱い思いがビンビンに伝わる絶品でした。

尾道の向島にある工場にもぜひ訪れてみたい。


【ベスト酒: 弥栄鶴 亀の尾蔵舞】

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年々、酒の量が増えているような気がします。

全国津々浦々のお酒をたくさんいただきましたし、

酒蔵さんにもお邪魔しました。

酒を通じて人との交わりもあり、

まさに類さんが提案する酒縁を感じている次第。

その中で年の一本を選び抜くとしたら、

京都は丹後半島のこちら。

近年の日本酒ブームでは、

獺祭に代表されるような、

すっきりフルーティーで飲みやすいタイプのものが

もてはやされ市場を席巻していますが、

これはその潮流とは真逆で、

非常に濃厚なボディにふくよかな酸味がじゅわり。

亀の尾という一度は絶えた酒米を復活させるところから出発し、

丹後ならではの自然の恵みをダイレクトに伝えるクセのあるお酒に

存分に酔いしれました。

限界まで精米をしてクセ癖のない呑みやすさを追求すると、

同じゴールに向かって酒の性質はどうしても似通ってきてしまいます。

それでは正直何呑んでも一緒のことで全然面白くない。

せっかく、日本という四季豊か、自然豊かな国土に、

それぞれの土地に根差した文化や風土があって、

そこからモロに影響を受けているものが日本酒なのであって、

水も違えば、米も違う、酵母も違えば、気温も環境も違う。

クセがあって当然で、地元臭さがあってよいのだ。

その違いを味わい、楽しんでこそ、

酒の良さがわかるのであって、

酒を味わうとは日本の文化や風土を

そのまま味わうことなのだと思っている。


【ベスト酒場:「あずき色のマーカス】

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このところは、各地への遠征の帰りに

必ずその土地の酒を買って帰ることにしていて、

それらをわが家で味わう、家呑みが主流になりつつあるのだが

やはり酒場で飲む酒というのは、自宅にはない味というものがある。

酒を呑むということは、

文字通り酒という飲み物を飲むということではなく、

酒を呑むということの全て、その行為に酔いしれることである。

味な空気を纏った場所で、おいしい食事を楽しみながら飲む酒、

店の人や他のお客とのやり取りをしながら、

あるいはガヤガヤとした空気の只中に身を置いて、

その空気を肴に飲む酒というのもまたどれも格別なのだ。

そういう意味で、なじみの店を持つということは、

酒飲みにとってはとても大切なこと。

自分にも1つの町に1つのなじみの店をもつようにしているが、

我がホームグラウンド天満に、去年新しく仲間入りしたのが、

「あずき色のマーカス」。

酒に造詣が深いのはもちろん、

生もと造りの酒にこだわるという変態ぶりを発揮する

マーカスさんとの酒談義は格別の肴である。


【ベスト麺: 華Sansyou学の麻婆麺】

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生活圏がどこもかしこも関西屈指の麺激戦区なので、

ラーメンうどんその他、麺づくしの日々ですが、

去年すっかりハマってしまったのが、

西中島南方にある「華Sansyou学」の麻婆麺!!

もともとは新大阪の中華の名店ファンファンで修業されていて、

実力は折り紙付き。

絶品の麻婆豆腐もさることながら、

その濃厚な旨さと辛さに負けない麺の旨さと甘みのフォロー!!

極めて中毒性が高く、

こうやって書いているだけで、

思い出してヨダレが出てしまう@@@


【ベストカレー: ダイヤモンドビリヤニ

●記事: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170607/1496812356

f:id:arkibito:20171115121012j:image:w640


根っからの黄レンジャーを自負しておりますが、

もはやとても追いつけないほど

関西のスパイスカレー業界は拡大普及しておりますが、

カレー部門の一等賞は、

中津の「ダイヤモンドビリヤニ」さんで決まり!

ここ数年で一気にブレイクしつつあるビリヤニですが、

ここは釜炊きを直接提供してくれる珍しい専門店。

まずはその見た目のインパクトが絶大で、

窯を開いた時のアツアツの湯気からの登場シーンは、

思わず拍手をしてしまう。

あの手この手のトッピングの出し入れで、

マジックのように味変をしながら、最後まで楽しめて、

食事というより、ちょっとしたアトラクション感覚。

ああ、これまた食べたくなってきちゃった!じゅるる@@


【ベストイベント: アンサンブルズ東京】

坂本美雨withCANTUS WS: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171003/1507009129

坂本美雨withCANTUS WS◆Аhttp://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171020/1508477747

大友良英スペシャルビッグバンド WS: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171023/1508748264 

●当日パレード: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171025/1508900715

●その他の演目: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171025/1508911191

坂本美雨withCANTUS本番: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171030/1509339170

大友良英スペシャルビッグバンド本番: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171031/1509417942

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ベストイベントは文句なしでアンサンブルズ東京。

2年連続2回目は、2演目かけもちで楽しみました。

もうこれについては散々っぱら書いてますので、

ぜひ各記事を読んでくださいまし。

とにかく魔法のような日々でした。


【ベストブーム: レトロ印刷JAM】

●記事 Аhttp://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170911/1505093983

●記事◆Аhttp://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171129/1511918943

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去年最大のヒットは、

わが家のご近所で発見した大人の図工室「レトロ印刷JAM」さん。

ふらっと立ち寄って、思い付きで、セルフで、

モノ作りが楽しめる夢のような空間。

素人工作部隊であるわが家の可能性を無限大に広げてくれました。

特にセルフで簡単にシルクスクリーンができる

「スリマッカ」との出会いは決定的な出来事。

今年もジャンジャカと利用させていただきます!!


【ベストプロダクツ: 夏の自由研究 わが町の立体模型】

●記事: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170825/1503623221

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様々なイベントに出たり、色々な人と出会ったりする中で、

わが家の工作部隊の出番が増えた一年。

おもちゃでもゲームでもいいですが、

なにか楽しいもの、面白いものをお金で買ってきて消費するということでは

もはや満足できないというか、

何か楽しいもの、面白いものを自分たちで考えて、自分たちで作ってみよう、

という方が何十倍も面白いのです。

何より大きいのは、同じように面白がって、

一緒に工作をしてくれる奥さんと子供たちの存在。

感謝ですね。

わが家のものづくり気質の最たるものが、

長女の夏休みの自由研究で作ったわが町の立体模型でした。

夏休み期間に何度も町を歩いては、調査を繰り返し、

それを地図に落とし込んで、消しゴムを削り完成させていく。

まるで新しい町を自ら創造するかのようなワクワク感がありました。



【マン・オブ・ザ・2017: 大友良英

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もはやこの方をなくして2017年は語れません!!

本当に、人生の豊かさを身でもって

教えてくれた恩人といっても過言ではないほど。

型があっての型破り、そうやって世界を拡張していくこと、

音楽にしても芸術にしても、

全てのことは、つまるところ、

生き生きとした場をいかに創出するかということに尽きる、

それらを肩ひじ張ることなく、

自然体で身でもって知らしめてくれました。

ご本人はきっと、そんな大袈裟なことじゃないよ〜と言いそうですが

心の原動力をそっと授けていただいた、そんな気持ちでいます。


ということで、ようやく2017年終了!

今年も去年に負けないくらい

色とりどりの1年にしたいと思います。

2017-12-28

なんちゃってキャノンボール 第4区間:おちょぼさん〜大阪

さて、時刻は17:30になろうとしています。

お店もそろそろ閉店ということもあり、

いよいよ最後のセクションに向けてリスタートします。

門前町は煌々と明かりが光っていたので、

そんなにわからなかったが、

大鳥居のあたりまで来ると、すっかり日が落ちて真っ暗。

ここからは本格的なナイトライドになると同時に、

寒さが再び脅威となります。


大鳥居から出て、三郷の交差点から県道219号に入って北上します。

この一帯は全く対象物がなくて、

はるか先まで暗闇が支配しているような感じ。

風は相変わらず吹いていて肌寒い。

ここから揖斐川を渡らねばならないが、

渡れるのは福束大橋の一か所のみなので、

曲がりどころを間違えないように

慎重に交差点の標識を注視していたのだが、

西之川の1つ手前の五反郷新田で左折してしまいました。

まあオーバランするよりはいいのだが、

どうも様子が違うし、農業道路なので暗くて不安を誘います。

しかし方角は間違いないので、

とりあえず進んで、最後に帳尻を合わせます。

うめさんが、遠くに見える車の往来の光の線を指して

東海環状のJCTでしょうかと聞いてきたところが

我々が目指している福束大橋。

県道30号に入ると交通量が一気に増え、

トラフィックが困難なので歩道へと脱げ込み、

そのままぐいっと土手まで上がる。

そこでも野菜さんは少し遅れてしまいます。


↓福束大橋

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福束大橋で揖斐川を渡ると、前方に、

より濃紺のシルエットを

闇に浮かび上がらせている山並みが見えてきます。

あの山塊を越えれば、滋賀は琵琶湖ですが、

その山並みに多い重なるようにして邪悪な雲が見え、

まさか、またもや雨の不安。

横曽根3でR258にぶつかり、

向こう側へ横断してから左折し歩道を行きます。

すぐに養老大橋で杭瀬川を渡ります。そのまま下って、

名もなき交差点を右折し、県道30号へ入ります。

この道も周囲に何もない真っ暗闇の道で、

気持ちがどんどん冷えてきます。

小さな川を渡るだけなのに、

立派なオーバーパスの上りを越え、

その先で東海環状道をくぐります。

そこから一直線に続く殺風景な道を進んでいくと、

前方にはいつの間にか

やたらでっかいドラッグストアや大型家電店などができて

養老の街が煌びやかになっておりました。

ここから先、米原までの山間部に突入する前に

一度、防寒等の準備をするため

下高田の交差点のところのコンビニピットイン。


ウェアリングの変更や、トイレ、

アップダウンでの消耗に備えての軽い腹ごしらえをしていると、

野菜さんが意を決したように

「すみません。リタイヤします!」と宣言されました。

桶狭間で深刻なトラブルが生じ、

長島あたりからはその影響で走りにも精彩を欠きつつも、

どうにか騙し騙しここまで引っ張ってきたので、

もうあと少しでなじみの関西圏へ突入するし、

このまま多少時間がかかっても3人で完走できるかも、

というより、何とかそうしたいと、

自分もうめさんも思っていたので、

このタイミングで、正直びっくりしました。

もちろん、野菜さんも完走をしたかったろうし、

チームとしての立場を考えると

DNFを口にするのは葛藤があったと思います。

ただ野菜さん的には、もうメンタル的には限界が来ていたようだし、

せめてもの目標としていた「おちょぼさん」でのグルメも味わい、

ある意味での達成感を感じてしまって、

あとここから170km以上を走り続ける

モチベーションを維持できなくなったようでした。

こちらとしても非常に悔しく、

やはりチームとしてのゴールをしたかったですが、

チームと言えど、個人商店の集まりで、

自己責任が大前提ということを考えれば

本人がそう決断したことを受け入れるしかありません。

こちらとしては少なからずショックだったのですが、

それとは裏腹に、野菜さんやけに清々しくDNFを宣言され、

リタイアをする、これ以上走り切れないということを

ネガティブに捉えるのではなく

むしろここまで、自分とうめさんと

400kmにわたって走ることができたということが嬉しかった!と

そういう風に言っていただけたことで、

自分も野菜さんの決断を支持したいと思えました。

3人それぞれの目的やライドの意義は当然違っていて、

野菜さんにとっては、キャノボを達成することよりも

我々と一緒に走ること、

フレッシュ以上の感動と思い出を作るということが

何よりも大事だと言っていたし、

そこについてはもう十分達成できたからこそ、

無理やり引きずることなく堂々とリタイアを宣言できたのだと思います。


と、今振り返ってみれば、

そう冷静に考えることができましたが、

やはり現場でDNFを聞いたときは、

こちらも疲労などで思考力が落ちているし、

やっぱりショックの方が大きくて、

なかなか状況を飲み込めないというか、受け入れられないというか、

どうしよう、どうしようという気持ちの方が大きかったように思います。

やはり、東京〜大阪という長丁場で、

メカニック的、気候的、難易度的、メンタル的、フィジカル的に

様々な困難が待ち受けているのだから

そんな、ハイ走りますといっても簡単に達成できないもので

それがスタート直後でも、ゴール間際でも、

ゴールテープを切る瞬間まで何が起こるかわからない。

そんな簡単なことじゃないんだと

言い聞かせるようにしていたと思います。

いずれにせよ、色々な感情が3者3様に駆け巡って

なんとなくエアポケットにはまってしまったような感じのまま

リスタートしました。


DNFといっても、今ここでサヨウナラというわけには行かず、

少なくとも野菜さんがきちんと帰宅できるような

場所、シチュエーションまではもっていかないといけません。

近くに養老鉄道が走っているとはいえ、

ローカル線は便数も少ないし、接続してちゃんと帰れるかもわからない。

なので、ここから先で間違いないのは、

少し登りをこなして約12km先の東海道線関ケ原駅

あるいは、さらにそこから20km先の米原まで行ければ、

新快速1本で帰阪可能だから、

どうにかそこまで行きましょうということで

リスタート。


すぐに養老鉄道をがたんとまたぎ、

その先の高田東町の交差点は少しシケイン状になっていて直進。

昭和感漂う商店街を抜けていくと、

だんだんと殺風景になり、暗さが増していきます。

少し上り基調となって牧田川沿いの土手へ出て、

さらにその先で県道56号(薩摩カイコウズ街道)に出ます。

この道は若干交通量があるのだが、

路肩が見えづらいのであまり端まで寄れず。

対岸に名神高速の渋滞を認めつつ、黙々と遡上していきます。

広瀬橋で川を渡り、道なりに進んでR365に入ります。

牧田一色の交差点からはさらにショートカットのルートがあるのだが

細く暗い道なので安全策で関ケ原を目指します。

にわかに上り基調となって、えっちらおっちら進みます。

フレッシュの時、獣が出たと大騒ぎしながら

我先に上った急坂をえっちらおっちら登って、高速をくぐるのだが

ここでも野菜さんは勢いづいて登り一等賞。

いやあ、本当は完走できるんちゃうんと思ってしまうほど。

関ケ原ICを抜け、新幹線をくぐったら関ケ原西町に到着。

時刻は19:20。

もうここからは何遍も走ったおなじみの道。

少し気が楽になります。


↓天下分け目の関ケ原

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ここで左折をしてR21に入ります。

でっかいトラックやらが囂々と横をかすめていくので慎重に前進をします。

不破関の先で、しっかりとした登りがあるのだが、

ここで自分は変速が噛んでチェーンが外れてしまい出遅れてしまいます。

リペアに手間取ってるうちに、2人がどんどん先へ行ってしまうので

慌ててプッシュしてダンシングで追いかけたら、

またもや脈が飛んでしまい。気分が悪くなってしまいました@@

夕方から夜にかけての気温が一気に下がるところで、

うかつにも無理をしてしまいました。

いきなり運動をストップすると逆に危ないので、

停止せずゆっくりと時間をかけてクールダウンしながら、

どうにか2人の待つ滋賀との県境のピークへ。

ちょっとだけリカバリーの時間をもらって、ゲーゲー。

脈はどうにか収まったものの、一度脈が飛ぶと、

次いつ飛ぶのかというのがよぎってしまって、なかなかダメです。

メンタル的に気落ちしているというのも多少は作用しているようにも思います。

しかもここからは長い下り。

冷たい空気を浴びながらのライドとなるので

ちょっと心肺が不安。

ソロなら、そこのところ自分で塩梅を付けて加減できるが、

チームを組んでてノロノロもできないし。

とはいえ、前進しなければならないことには変わりないので、

呼吸を落ち着かせて、騙し騙しスタート。


滋賀県突入

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万全ではないので、先頭を下りて、

うめさんの後ろで守ってもらいながら柏原の寂しい道を進みます。

そのうち左手から名神高速が寄り添ってきて、

その先からいよいよダウンヒル

うめさん先頭で下っていくが、なかなか暗いし、寒い。

こちらは発作が収まって間もなくで慎重に行きたいのだけど、

ダウンヒルは自然とペースが上がっていくし、

追尾するのがやっとこさ。

しかも、疲労で頭がぐにゃぐにゃなのか、

それともメンタル的なダメージが知らず知らず顕著になってきているのか、

まっすぐラインを貫いて走っているはずなのに、

どうもしっかりと地面をキャッチできてないというか、

視界が揺らぐというか、バランスがおかしい…

後になってパンクが判明するので、

この時点できっとスローパンクの症状が出ていたのでしょう。

今になって思えば、あの暗い下りでパンクしながら高速巡行で

よく事故らなかったなと、そっちの方がむしろ危険でした@@

でも、この時にはまさかパンクしているとも思わず、

さっきの発作もあって、視力まで狂いだしている、

疲労が深刻な状況だと、相当焦ります。

自分のことでもなかなかに精いっぱいの状況でしたが、

さらに自分の後ろにいる野菜さんは、徐々に遅れを見せ始め、

もうリカバリーが効かないというのが

手に取るようにわかるくらいになってきました。


もろもろの状況を鑑みて、

米原で一回本格的な休憩とと作戦会議が必要だと感じます。

つまり、コンビニの軒先でのショート休憩ではなく、

一度どこかで腰を落ち着けてという意味です。

米原に着くころには養老で休憩を入れてから、

登りありで40kmになるし、

ちょうど晩飯時でタイミング的にも合う。

自身の立て直しもそうだが、

野菜さんがどうするかの判断等も含めて話したい。

チームとしてベストな選択を慎重に選ぶ、

そうして完走の確率を少しでも上げるべく、

作戦会議をうめさんに申し出ました。

ところが、うめさんはちょうど今がイケイケのタイミングなようで

その勢いで一気に行きたいような感じが見て取れます。

焦りとまではいかないんだけど、

野菜さんのリタイアの件をあまり引きずらず

払拭したいようなそんな感情と、

やはり完走という観点から、

調子がいいうちにできるだけ距離を稼ぎたいという風でした。

確かに、そういう気持ちももちろん身に染みてよくわかります。

でも、この段階で仲間が一人いなくなるという、

チームとして最大の危機に直面している状況で、

チームとして少しちぐはぐな空気が漂い始めているなか、

そこをごまかして、モヤモヤした気持ちで走る方が

きっとこの先色々なトラブルのもとになるだろう…。


そしてもう1つ。

超ロングをたくさんこなしてきた経験から言って、

最も事故やトラブルが多発するのが、

ようやくなじみのエリアに入って、

もう何とかすればゴールに手が届くというようなタイミング。

不慣れで見慣れない景色の中を走る場合は、

自動的無意識的に程よい緊張感が走っている状態を維持できるのですが

そこからなじみのある景色へと移っていくと、

どうしてもある程度の油断というか、

まあどうにかなるだろうと気持ちが一瞬でも緩みます。

逆算してある程度の計算が成り立つのですが、

それがもっともらしく感じてしまうのです。

そしてまた、疲労や睡魔などいろいろなものを背負っている状態ですから、

もうゴールが実感としてイメージできてしまうと、

早くその背負っているものから解放されたい、

さっさとゴールに着きたいという気持ちに覆われます。

そこにちょっとしたスキや焦り、

意識的にははっきりと認識できないほどの

ほんのちょっとした意識の落差が生まれてしまうのです。

そしてそれがそれが突如として甘い罠として牙をむく、

ということを超ロングでも山行でも、

何度も経験・目撃してきました。


この頃、ある苦い経験がずっと頭の中に浮かんでいました。

あれは、4年前、仲間と一緒に300km超のライドの帰り、

もうあと小さい峠を1つ越せば難所をすべてクリアし、

自宅までほんの30km程度というところ、

ようやくラストの登りを終えて一息つき、

ちょうど下りへ差し掛かったところ、

本当に全く危険の気も感じられない普通の場所で、

仲間の一人が車との事故に遭いました。

あれだけの衝撃で、奇跡的に大事には至りませんでしたが、

下手をすれば最悪の事態も考えられるような事故。

ほんの気の緩み、わずかに警戒心が揺らいだまさにそのタイミングでした。

もうゴールが手に届くという状況で、

他のメンバーが色めき立ってイケイケの状況で、

事故に遭った彼は、最年少で体力的な限界を迎えていたのに気づかず、

彼自身も他のメンバーの足を引っ張らないように、

あとゴールまであともう少しの我慢だと、

少しだけ一線を越えて無理をしていた結果でした。

リーダーとして事故を防げなかった後悔と、

事故の大きさのショック、その後の対応のまずさも含めて、

自分が自転車の世界から離れる、

少なくとも人とつるんで走るのをやめるきっかけの1つとなりました。

あの事故も、チームとしてもっとちゃんと

足並みをそろえるということをしていれば防げただろうし、

もっと言えば、彼がソロで走ってたなら、あんな無茶もしなかっただろう。

人と走る、チームとして走るというのは、本当に難しいことなのです。

すでに起こってしまったことは取り返せません。

であれば、少なくともあの事故を真の教訓として

二度と同じような事故を起こさないように努めるしかありませんし、

それは彼との固い約束でもあります。


そんな記憶をオーバーラップさせながら、現状を顧みれば、

仲間が一人離脱するという決定的なショックが迫っており、

加えて、ちょうど見慣れぬ景色からテリトリーへと突入し

もうゴールできるだろうという気の緩むタイミング、

そしていよいよ夜が深くなり、

夜間〜早朝と身体的にシビアな時間帯に突入するところ、

おまけに仲間の一人がイケイケ状態、

一人がどん底というギャップが生じている。

これはもう自分からしたら

いくつもの死亡フラグが立っているようにしか見えませんでした。

この先、まだ150kmの道のりで、

今のテンションやモチベーションがずっと続くはずもなく、

それが低下したり、変化したタイミングで間違いなく事故は起こりうる。

ここはやはり、スタート時でも、道中でもゴール1km手前でも、

ペースや意識を乱高下せず、

同じスタンスで臨むことが大事なのだということを

改めてチームの総意として共有しないといけない。

もしそれができないのであれば、

それはもうチームの体をなしていないことにもなるし、

自分個人としても、その理念を無視してまで走ることは、

これまでの経緯(自転車を廃業し、またサドルにまたがることを決めたこと)からしても

全く意味のないことなので、

ここは少し強くお願いをして、休憩タイムを取ることにしてもらいました。


醒ヶ井を抜け、米原ICを越えたくらいから、

もはや野菜さんの足が完全に止まり、

いくらペースを落としてももう追いついてくる様子がありません。

どうにかこちらの姿が確認できる程度の距離は保ちつつ、

西円寺の三叉路からR8に入ります。

ここから交通量が少し増えるので、とりあえず抜けてしまうことにし、

米原警察署前の交差点で野菜さんを待ちます。

そして、そこで右折をしてJR線をまたぐオーバーパスを登る。

野菜さんはもう精も根も尽き果てたという風にして登り、

対岸の下多良で左折をして、

米原駅ロータリーへたどり着いたのが20:20。


そこで、野菜さんとお別れです。

ここまで2日間400kmをずっと苦楽を共にしてきた仲間が

本当にいなくなるのかと、まだ全然実感がわかないというか、

信じられない気持ちのまま、野菜さんと固い握手と抱擁をしました。

ここでDNFするからといって、

ここまでの道のりが嘘だったということにはなりません。

色々な困難がありながら、東京からここまでたどり着いたことは

それだけでも立派なこと。

何より、色々刺激的な話題を振りまいて

チームを大いに盛り上げてくれました。

そして、そもそも今回の大冒険を

プランにとどめるのではなく、

実行に移すことができたのも野菜さんのおかげ。

ありったけの感謝と、くれぐれも寝過ごさないようにとお伝えして、

うめさんに促されるようにして、

お別れをして、リスタートしました。

本当にセンチな気分になってしまってて、

今回のライドにおいて最大の出来事だったにもかかわらず、

さすがの自分も、すっかりお別れの写真を撮ることを失念していました。


ロータリーを発ち、暗い県道329号を残された2人は黙々と。

どこかで休憩をすると言ったものの米原の近辺には何もなく、

ひとまず彦根を目指します。

どうも湖側から雨を伴った風が吹きつけてきていて、

よく見ると、そちら側にはどんよりとした黒い雲が垂れ込めている。

降らないはずの雨がまたしてもこのタイミングでやってくる。

気分はどん底でした。

R8のバイパスと合流し、

小さな橋を渡って市街地方面へ進んでいくと

前方に丸亀製麺があったのでそこにピットインすることにしました。


温かいうどんを食べながら、まずは野菜さんの件を色々と話す。

それぞれ思いはあるけど、

それをため込んでしまうとあんまりよくないので、

こうだよねえとか、こう思うよとか、

口に出すだけで少し気が楽になるというか、

うめさんの気持ちもわかるし、自分自身の思いにも気付ける。

そうやって客観的に冷静に受け止めることができる。

それにしても、もうゴールが目の前のタイミングで

あんなさわやかにDNF宣言しちゃう野菜さんは

やっぱりユニーク過ぎるなあとか

でも2人とも、悔しい気持ちは当然ありながらも、

ちゃんと自分で見極めてDNFをした野菜さんの判断を

肯定的に受け止めることができました。


さて、野菜さんの離脱について

とりあえずは2人とも消化することができたら、

つぎはこれから残りの120kmをどうこなしていくかの作戦会議。

当初のプランでは、

彦根から県道25号(湖岸道路)を

ひたすらトレースする予定を組んでいました。

それは、時間帯的にもっと早く到達している想定でしたし、

交通量の多いR8は避け、暗い田畑を突っ切る中間の県道2号よりも

フレッシュのコースをなぞる方がよいだろうという判断でした。

しかし、ゴールテープを切るという目的を第1とすれば、

無駄に大外を回り距離が延びるルートを選ぶ必要もないし、

湖岸へ行けば、さっきの雨風が内陸よりも強いだろうから、

今となっては湖岸道路は避けたい状況になってきたので、

より確実に完走をするべく、ルートの変更を提案します。

ここからは少し見通しが暗い区間が多いけれど、

やっぱりいつも使っている県道2号を進むことにしました。


↓彦根で晩飯

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温かいものを食べ、しっかり腹ごしらえをして、

いよいよラストスパートに入るぞ!と

出発の準備に入ったら、どうも前輪が凹んでる…

おおう、まさかまさかのパンクです。

野菜さんの一件などで頭がいっぱいだったせいか、

全く気付いてませんでした。

どうもバランスがとりづらいし、

走りが重たいなあと思っていたのですが

てっきり自分がいっぱいいっぱいだったのかと思っておりました。

早速リペアをするのですが、わたくしタイヤ交換が大の苦手。

メンテナンス自体が好きではなく、結構いい加減なのですが、

中でも固いタイヤをはめるのが本当に苦手。

自転車の基本中の基本なんですが、嫌いなものは仕方がない。

飯を食べた直後、温かい室内から寒い屋外に出て

手元もおぼつかない状態で、

モタモタしながら作業をしていると

業を煮やしたメンテの鬼うめさんが、

このヘタクソめっとばかりに呆れて、手を貸してくれました。

一度、うめ教官のパンク講座を受けねば、シバかれる@@


まあ、思いがけない間抜けな状況に、

今までなんとなく張りつめていたテンションが破れ、

その勢いに乗ってリスタートします。

時刻はもうすぐで22時。

ひとまずは大津に向けて走り出します。

県道329号を進めば、彦根城のところに出て、

お濠をなぞりつつキャッスルロードへ。

本町から県道2号に入ります。

この辺ではベルロードと呼ばれている目抜き通りは、

まだ夜間営業のお店がにぎわっていて、

タクシーや代行の車の往来が激しい。

結構ぐいぐい来る車もあるので、慎重に彦根ニュータウンを抜け、

南青柳橋をわたって、彦根市街地を脱出します。


彦根城

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そこから先、外灯がほとんどない田んぼど真ん中の道を

えっちらおっちら進みますが、

県道2号はまっすぐつながっておらず、

何度か曲がる必要があるので自分が先頭で道案内。

賀田山町の信号で右折し、新大山橋で宇曽川を渡り、

ゆるかかな左カーブを描く。

雨の具合はどうにか止みましたが、

路面が濡れて、跳ね返りがあり、少し不快。

八幡橋で愛知川を渡ると能登川の集落に入ります。

この辺にはうめさんも仕事で来ることがあるそうで、

ああ、この辺はわかるわかると言いながら走る。

能登川の集落を抜けると、ほんのちょびっとですが峠越え。

北腰越を登り切り反対側へ下るが、結構路面がスリッピー

安土城址の横を通過し、安土の集落を抜けます。

そうして近江八幡の市街地へと入ります。

うめさんは彦根〜瀬田の湖東エリアは

もっと短いものだと思っていたようで、

まだ中間の近江八幡ということでガックリしてましたが、

静岡に次いで長さを感じるのがこの滋賀の湖東エリアなのです。

交通量もずいぶん少なくなった県道2号をひたすらトレースし、

近江八幡を抜け、日野川を渡る橋を登ると、

ようやく前方に草津や守山のマンション群の明かりが見えてきました。

野洲の手前のセブンイレブンで、少しばかりトイレ休憩。


リスタートして、すぐに野洲駅前を通過。

野洲川を渡る大橋のアップダウンをやっつけて、守山へ。

周囲が田畑から、建物が密集する住宅地となり、

わずかばかり寒さが小マシになります。

守山の住宅地を抜けて、霊仙寺でドンツキ。

ここを左折して、霊仙寺5丁目で再度左折し、生活道路へ。

草津駅を左手奥に認めながら、人気のない道路をえっちら進む。

この道は草津川のところからさらに大通りが延伸されていて

川の下まで進んで、右折し県道18号に入る。

しばらく進んで矢橋中央から大通りに入ります。

ここは昼間は幹線道路でひっきりなしに車が行き交う道ですが、

この時間帯は貸し切り状態。

少し登ってから、新浜町まで緩やかに下れば、

あとは近江大橋までは一直線。

昔、この交差点で、跳んできたビニール袋が

ディレイラーに絡まってロックし、

それをうめさんが手際よくリペアしてくれましたねと思い出話もしつつ

ストレートの道を進めば、

道の反対にイオンモール草津がみえてきました。

そして近江大橋

少し前まで有料の橋でしたが、

今年の春に無料化されて、料金所も撤去されていました。

なじみの近江大橋ですが、

ようやく我らが庭に入ってきたなあという実感を改めて噛みしめながら、

ちょっと停車して写真撮影。


近江大橋

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近江大橋の歩道をそのままトレースし、湖岸道路へ出ます。

若干交通量もあり、路肩を慎重に走ります。

浜大津に到着が1:15。


浜大津

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浜大津からは、県境の峠越え。

今回は無難にR1の逢坂を抜けることにし、

路面電車がの軌道があるR161の上りをえっちらと。

京阪の踏切辺りは、丸ヌキのコンクリ坂で、

必死のパッチで上り詰めます。

逢坂一の交差点で、R1に侵入。

R1との再会は、野菜さんがメカトラで苦しんでいた長島以来なので、

随分お久しぶりです。

この区間は昼間でもすごい勢いで車が往来していて、

自分もうめさんも苦手。

こんな時間だと、乗用車は少ないけれど、

トラックなどの大型車が我が物顔でぶっ飛ばしているので、

昼間以上にシビア。

少しペースを上げて一気に切り抜けて、逢坂のピークを越えます。

てっきりここが県境だと思って、

京都府の看板を探すのですがなく、

住所表示を見るとまだ大津市

県境の表示を見落とさないようにしながら、

山科側へ一気にダウンヒル

この区間は結構な斜度がありスピードがよく出る上に、

交通量が多く、車からのあおりなどで結構シビアな下りですが、

ちょうどタイミングよく交通量が少なかったので事なきを得ます。

いつもなら、できるだけ早く危険なルートを離脱すべく、

名神高速の高架のところで脇の県道35号に素早く入るのだが、

細い道だと県境の表示が立てられているかわからない。

せっかく新しい県に入るごとに標識を収めてきたのに、

見逃すわけにはいかないよねという話になり、

交通量もほとんどないことから、そのままR1をトレースします。

この先、西大津バイパス(湖西道路)のJCTと、

名神京都東ICの出入り口が複雑に渦巻く区間に突入します。

昼間ならそんな自殺行為はしませんが、

時間的に車が来ておらず、そのすきに、

京都府の看板を発見し、手早く撮影。

ここまでが大津というのがちょっと意外ですね。

何はともあれ、8つめの都府県、京都に突入!!


京都府突入

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そこから三条通りへは行かずに、

裏道の旧東海道を進んで山科駅へ。

そこから京都外環道で南下をスタートします。

R1をまたぐと、なぜだか交通量が増し、

大型車が何台も脇をかすめていきます。

それでも順調に南下していたのだけど、

名神をくぐった先辺りで

全く突然、脈が飛んで途端に気分が悪くなり、

緊急ストップ。

ちょっと焦りました@@@

すぐに収まって、リスタート。


醍醐、石田と過ぎて、六地蔵でドンツキを左折。

県道7号へ入り、

JR線をくぐった先にあるセブイレでいったん休息します。

なんか、店先の道路で夜間工事をしていて、

悪質なドライバーが交通整理の警備員に

怒鳴り散らしてうるさいのだけど、

ここで本格的な休息はラストの予定で、カップ麺をすすります。

うめさんは、ここで野菜さんの思いを連れていくということで

”野菜のタマシイ”を購入。


そろそろ屋外での休憩も寒さ厳しくなり、リスタート。

引き続き県道7号(京都外環道)を進みますが、

観月橋の手前でトラックがスレスレ走ってきて怖い。

そこから裏道で趣ある伏見の街を流します。

ごにょごにょと曲がって曲がって、中書島駅前に出て

県道124号で西へ。

高瀬川に出て、そのまま土手下の道を行きます。

第2京阪をくぐり、R1(京阪国道)まで。

そこから宇治川大橋を登って、

川を渡らずにド土手道と化した県道124号をトレースして

京都競馬場の裏手を抜けて能所の六差路に出ます。

そこをまたいで、ぐいっと桂川CRまで登れば、

もう本当に勝手知ったる散歩道。

うめさんも非常にリラックスした様子になり、

遅ればせながらの月を愛でながらランデブー

京滋バイパスをくぐり、グリンと回って

おなじみの御幸橋に到着!時刻は3:25。


御幸橋

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おなじみのショットを撮影して、

そのまま県道13号を進んでいきます。

この道は本当に頻繁に利用するけれど、

そういえば県境の標識なって立ってたかな?

どうだろう?大丈夫?と心配していたら、

橋本の新しい宅地への導線が設けられているところに、

ちゃんとありました!ラスト9個目の都府県、大阪府!!


大阪府突入

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そのまま県道13号をトレースしていきますが

牧野を過ぎたあたりで、急にサシコミがっ!!

最寄りのコンビニに緊急ピットインして、事なきを得ますが、

うめさんが早くしようよと言ったことに、

ちょっとムッときて、軽くいざこざ。

まあ、ざっくばらんに言い合える仲だからこそなのですが

この時は受け止めるこちらももう完全に余裕なくて…

こういう時、野菜さんがいたら、

きっとええ加減でクダけるのだろうなあ。

やっぱりあの稀有なキャラクターは重要で、

この3人のバランスがちょうどええのやと思います。

まあここは書かなくてもよいエピソードなのかもですが、

きれいごとばかり並べた美談に仕立てても、

超ロングがいかに過酷ですごいことなのか、

その醍醐味が伝わらないし、

個人的に後になって振り返った時に、

当時の色々な感情がふわっとリアルに蘇った方が、

生き生きとした思い出になるので。


さて、気を取り直してラストスパート。

そのまま県道13号で枚方の関西医大前を通過し、

枚方大橋の手前で旧街道へエスケープ。

県道13号に再突入して、ダラダラとおしゃべりをしながら進む。

R1にぶち当たり、

ここから鳥飼大橋まではペースアップして疾走する。

鳥飼大橋からはトラフィックを避けて、

安全に淀川CRへと入ります。

若干風が舞っていますが、もう慌てることもなく、

色々と冒険を振り返りつつ毛馬まで。

土手までのショートショートTTはやっぱりやってしまいました。

毛馬橋を渡り、扇町公園を抜け、梅パの横の信号を渡って

5:30、R1の西の起点である梅田新道に到着!!

やりました!!長かった東京⇒大阪ライド、GOOOOOOOOOOOOOL!!


↓ゴール

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まずは2人で記念撮影をして、

それから野菜さんの亡骸をお供えして合掌(笑)

うめさんのサイコンを確認すると、走行距離が579kmでした。

道路元標にはR1は520kmとありますから、

60kmあまり(大阪〜大津くらい)迂回をしてきたということになります。

金曜日0:00ジャストに日本橋を出発し、

雨の湘南を抜けて、早朝の箱根ヒルクライム

そこからエンドレス静岡の洗礼を浴び続けて、浜松でピットイン。

2日目は愛知の幹線道路で四苦八苦し、おちょぼさんへ。

米原での野菜さんとの別れを乗り越えて、早朝5:30の梅田到着。

53時間30分の激闘のなかで、山あり谷あり色々ありましたが

3人のチームワークがあったからこそで乗り越ることができました。

本当にとっても素晴らしい体験をさせてもらいました。

チームとしての一体感、苦労を共に乗り越えてゆく達成感と充実、

忘れていた感動を再び味わうことができました。

個人的には、まだロードバイク復帰とはいえ、

別にトレーニングをしているわけでもない状態で、

いきなり東京⇒大阪なんてホンマできるんかいという感じで

見切り発車的に飛び出し、苦しい局面も多々ありましたが

こんなに楽しく走り切れるとは思いもよらず。

ロングライドって本当に濃密な長編ドラマだなあと、

純粋に走る面白さを再確認するいい機会になりました。


で、ここで思いがけないサプライズ。

なんとうめさんの発信を見て、

わざわざTrekyさんがお出迎えのために来てくれました!

なんと。かれこれ4年ぶり?5年ぶり?の再会です。

誰かがゴールで待っていてくれるというのは

思いのほかうれしいものです。あざーす!!


ゴール後のセレモニーを終えると、

何かスイッチを切ったかのようにグワっと体が重たくなります。

もう走らなくてよい、サドルに跨がなくてよいと思うと、

一気に身体が弛緩して、思うように力が入らない!!

頭ももう酔っぱらっているのかというくらいに

ポワポワと意識が漂って、

一気に睡魔に引きずり込まれるような感覚。

ただ、家に帰るまでが遠足です!!

ふにゃふにゃの状態で、3人でおしゃべりをしながら帰ります。

10km以上先の自宅まで帰らないといけないうめさんを

trekyさんに託して、ひと足先にわが家に帰還したのが6時前でした。

久しぶりのお風呂でがちがちの体を癒し、

温かいお布団へドボン。

その後数日はロボットのような

カクカクした動きになったのは言うまでもありません。

本当に、東京⇒大阪走り切ったんだろうか、

壮大な夢だったんじゃなかろうか、

そんな気持ちにいまだ酔いしれる日々です。


↓道路元標

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↓579km

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↓trekyさん現る

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ということで、ブログ版も

どうにかこうにか年内に駆け込みセーフでゴールです。

これで本当になんちゃってキャノンボールを終えることができました。

また来年、この3人で、新しい刺激的な冒険ができることを!!


↓なんちゃってキャノンボーラーの雄姿

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↓おしまい!

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2017-09-12

ご近所めんライフ

そろそろ溜まってきたので、ひさびさのめんライフ。

まずは天神橋筋界隈の老舗中の老舗。

関西ラーメンブームの発端の店の一つ「洛二神」さんへ

ひさしぶりにお邪魔。

この日は裏メニューいただきました。

日本酒を使っているからか芳醇な香りと甘みが広がるスープは

あと口もさっぱりと。さすがです。


↓洛二神

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↓発見

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↓裏

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つづいて、お久しぶりの中津は讃州うどんさんへ。

今年は、ひやかけも天中も食べそびれた@@@

ベーシックなカレーチーズ釜玉をいただきました。

安定の味わい。


↓讃州うどんカレーチーズ釜玉

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続いては西中島の光龍益へ。

やっぱりここの鶏白湯は苦手だ。

変な甘みがべたつき、ただでさえこってりな感じを増長させてる。

トッピングのネギが妙に苦みが強く、スープとミスマッチ。

ちょっと胸焼け。


↓光龍益のつけ麺

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ラストは神戸のラーメンといえばこちら「もっこす」

ネーミングからは相当こってり感がありますが、

さっぱりと昔懐かしい醤油味。

うまいねえ。

最近はこだわりの強い専門店だったり、

個性を出そう出そうとするラーメンが多いけど、

こういう素朴な街の中華そば屋さんのが、

めぐりめぐって一番おいしいとわかる今日この頃。


↓もっこす

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↓ついでシューマイ

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2017-06-30

ご近所めんライフ

久々のご近所めんライフです。


まず1軒目はおなじみの「三ツ星」さん。

なにやら新メニューが増えてます。

開店以来ずっとおなじラインナップでしたが、

新しい試みでしょうか。

ならばということで注文したのがカレーつけ麺です。

大盛(無料)でいただきます。

カレーは結構アダルトなビター風味の味で

それほど辛みは感じず、コクで勝負のようです。

確かにおいしいのだが、やはり予想通り、

カレーの味が全部勝っちゃってしまいます。

せっかくの麺の味も負けるし、

出汁の風味も隠れてしまっているし、

途中でレモンで味変してもカレーカレー

美味しくないというわけではなく、

どの店でも、結局カレーに支配されてしまって、

やっぱりカレー味で勝負するというのは、

ラーメン/つけ麺では一番難しいと思います。

結局カップヌードルカレーに勝てないという現実。

ちなみに何気に材料高騰のため全商品50円アップしてました…


↓三ツ星製麺所 カレーつけ麺

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続いて近所にできたうどん屋さん「繋」。

初めて訪れた時はちょうど、肉中島南方のイベント中で、

その特別メニューの「黒毛和牛ぶっかけうどん」をいただきました。

ちょっと甘めの味付けは美味しいが、当然というかコスパ悪し。

そして一番困るのが、麺の硬さ。

これじゃあ文字通り全く歯が立たないというくらいの硬さ。

これはコシじゃない!

全然噛めません。こんな硬いの讃岐ではありません!

今まで食べた中で一番硬いかも。

冷やしなので余計そうなのかもしれませんが、

結構苦痛レベル。


↓手打ちうどん繋 肉中島南方2メニューの黒毛和牛ぶっかけうどん(980円)

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しょっぱなの感想がそれだったので、

それ以来しばらく敬遠していたのですが、

今一度と訪れて、今度は温かいうどんを注文。

日替わりは選べる小鉢が1つついて680円となかなかお値打ち。

この日のうどんは梅わかめ、小鉢は牛スジ煮込みをチョイス。

さて、うどんですが、出汁で温められて

冷やのときよりはほぐれて食べやすい。

それでもちょっと硬めですが、何より出汁がウマイ!

芳醇な香りと風味が口いっぱい広がり、

これはなかなかのおいしさ。

麺の硬さのバランスさえ取れれば、

なかなかよいと思います。


↓手打ちうどん繋 日替わり680円

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2017-06-07

味な店

土曜日の詳細はおいおい書くとして、日曜日。

午前中いっぱいはバタンQ。

でも、お天気がいいし、

娘たちもどこか行きたくてウズウズしてるし、

ということで扇町公園へ。

長女とキャッチボールしたり、

次女とポッポ追いかけまわしたり。

2人とも外遊びが大好きで元気いっぱい。


遅めのお昼ご飯に、力餅へ。

力餅グループと言えば関西一縁にありますが、

フランチャイズというより暖簾分けに近く、

屋号と商標ロゴマークが統一されている以外は

メニューも味も各店舗によって全然バラバラです。

中崎商店街のこのお店には、もうずいぶん若い頃、

全く食えなかった時代からとてもお世話になっております。

いかにも大衆食堂な店構えと、

気さくなお父さんお母さんが迎えてくれて、

本当に居心地が良い。


↓味な店

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ここでのメニューは

うどんとおいなりさんで決まっている。

前日の激闘で衰弱しきった体に、お出汁が染み渡る@@@

あんまりおいしいからか下の娘の「うどんくれ!」が止まらず、

半分くらい持っていかれました(泣)

恐るべし食欲の1歳。


中崎店は、お父さんの趣味なのか、

なかなかトリッキーなメニューが開発されていて、

オリジナルのカレー麺やコーヒーざる、

その2つの麺がコラボした虎ざるなど、

時々テレビでも取り上げられます。

長女が注文した、力(ちから)ラーメンも、

あんまりよそでは見たことない。


↓肉うどん

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↓力ラーメン

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お父さんもお母さんもまだまだ元気そうだし、

まだまだお世話になります!