Hatena::ブログ(Diary)

記憶の残滓 by arkibito

2018-04-13

VIVA!霊仙山!

ちょっと時間が経ちましたが、先日のお山の話をば。


このところの体調不良もしかりだが、

年なのか休日になかなか早起きできなくなってきていて、

お山やら自転車やらの出動が間に合わなくなって、

結局ダラダラとした休日を過ごしてしまうというのが続いていて、

そんな体たらくを棚に上げて、

やっぱり山へ行きたい、ロングライドに行きたいと

気持ちだけが先走っているのだが、

この週末は何が何でもお山に行くんだと気合十分で就寝し、

睡魔の誘惑を振り切って早朝の電車に飛び乗りお山へ。


今回のターゲットは、鈴鹿山脈の北限に位置し、

百名山伊吹山と正面向かいにある霊仙山。

以前、真冬に雪山登山で訪れたのだが、

その時は6合目でホワイトアウトに遭い、

無念の途中下山で山頂を踏めずに、ずっと宿題になっていた。

本当ならもう少し早め、

一面雪の白い世界のうちに訪れる予定だったのだが

絶不調のコンディションでずれ込んでしまった。

これ以上遅い時期になるとヒル地獄として有名なお山なので

またしばらく登りそびれる恐れもあり、満を持してのタイミング。


6時台の快速に乗り、どんぶらこっこ米原まで。

そこで乗り換えて、1駅先の醒ヶ井駅に到着したのが8:35。

以前はここから醒ヶ井の養鱒場まで路線バスがあったのだが、

すでになくなってしまっているので、

仕方なくここから4kmほど歩きます。


醒ヶ井

f:id:arkibito:20180324083603j:image:w360


なかなかお天気が素晴らしいのだけど、

すぐに暑くなって上着を脱いでテクテク名水の集落を歩く。

40分ほどで養鱒場に到着。


↓養鱒場

f:id:arkibito:20180324091034j:image:w360


しかしここが登山口ではなく、

ここからさらに4kmも退屈な林道をひたすら歩く必要があります。

アプローチが遠いよ〜@@

単調な谷沿いの林道をとぼとぼと歩いていると、

何台かの車が通り過ぎていきます。

車だと登山口まではすぐだからいいよなあと愚痴りながら

黙々と長い長い舗装道路を詰め、

ようやく1時間30分ほどかけて榑ヶ畑登山口に到着。

この日は行楽日和というのもあって、

随分下の方まで路駐の車がズラリ。

小さな東屋で登山届を出して、ようやく山歩きスタート。


↓熊注意

f:id:arkibito:20180324092714j:image:w360


↓ひたすら林道を歩く

f:id:arkibito:20180324094452j:image:w360


↓榑ヶ畑登山口

f:id:arkibito:20180324095042j:image:w360


ゲートをくぐって、進んでいくと、

うっそうとした森の中に、

随分前に放棄された集落の残骸へと分け入っていきます。

雪解けの水が足元を腐らせてぐじゅぐじゅなので、

足の置き場を選びながら進んでいくと、

小さな山小屋かなやに到着。

越冬缶ジュースは残念ながら売り切れておりました。


↓山小屋かなや

f:id:arkibito:20180324095958j:image:w360


ここから湿っぽい谷底とさよならをして、

一気に急な登りを弓なりになぞり、

小さな尾根にぶつかるところで一気に直登で上まで。

汗拭き峠ではたくさんの人が一服を入れていましたが、

混雑を避けて、ここはスルーしていきます。

大所帯のパーティーに道を譲られながら回廊を伝っていきます。


↓汗拭き峠の急登

f:id:arkibito:20180324100453j:image:w360


↓登りきって回廊を行く

f:id:arkibito:20180324101002j:image:w360


小さな岩場を乗越てから先は

南側の斜面をなぞるようにして道は続く。

大洞谷源頭と呼ばれている、

下から合流するかのように沢がぶつかる地点で、

道は急に向きを変えてジグザグ折れてゆく。

そこそこペースを維持して登ってきたので、

オーバーヒートしてしまい、ここで上着を脱ぎます。暑い!


↓大洞谷源頭

f:id:arkibito:20180324101522j:image:w360


↓四合目

f:id:arkibito:20180324102235j:image:w360


少しばかり急登を詰めると、

木立が並ぶ広々とした緩斜面に出て、

トレースに従って進んでいく。

しばらくすると北川が開けた見晴台と呼ばれる五合目に到着。

山の管理の方々が重い資材を下ろして休憩されていてご挨拶。

しばし、遠くに見える琵琶湖長浜の町並みを眺めて、リスタート。


↓五合目・見晴台から琵琶湖長浜の町並み

f:id:arkibito:20180324102801j:image:w640


ここから前方に立ちはだかる

こんもりとした山の塊に取り付いて、

大きく右側にトラバースするように

山肌を横切りながら山上を目指すのだが、

ここからただでさえ急斜面になるのに、足元の具合がすこぶる悪い。

冬の間にしっかりと積もった雪がすべて溶け込んで、

地面がまるでチョコレートフォンデュのように

ひどいぬかるみになっている。

足がとられたり、ドロドロになるのはまだいいとして、

足を差し出した瞬間に、スリップし、

斜面なので滑り落ちるような感覚をどうにか踏ん張ってこらえる始末。

まるで一人ローション相撲のような様相

トレッキングポールを取り出して、それを支えに進むのだが、

それでも油断をしていると、

ズルッ、ツルンと転倒しかける。

思わぬトラップに大苦戦してペースは大幅にダウンしてしまいます。


↓泥地獄スタート

f:id:arkibito:20180324104116j:image:w360


ようやく急な斜面が落ち着いて、滑り落ちることはなくなったが

足元の状態は変わらずで、

登山靴にべったりまとわりついた泥が重みを増してゆく。

まるでスノーシューを履いて

ぺったんぺったんと前進するような足取りで、

どうにかこうにか中腹の6合目までやってきました。


↓六合目

f:id:arkibito:20180324104811j:image:w360


ここから先は大きない木々がなくなり、

低い芝と、点在する岩のフィールドをジグザグに詰めていきます。

足元の具合も、少しずつまともな土に変わっていき、

歩きやすくなってきました。

遠く北側に再び琵琶湖の姿が見え始めました。


↓急斜面を詰める

f:id:arkibito:20180324104933j:image:w360


↓徐々にカルスト地形

f:id:arkibito:20180324105006j:image:w360


この急斜面が意外とあって、

ジグザグジグザグと岩の間を抜けながら登っていくと、

途中見覚えのある岩と木の姿が。

全開、深い雪の頃にアタックした際に撤退を決めた場所です。

あの時は雪に乗じて、6合目からほぼ直登してあそこまで詰めたのですが、

そこから先、完全なホワイトアウト前後不覚に陥り、

無理をして先へ進んでしまったら、

もう絶対降り口を見つけられないと、後退しました。

このあと予想以上に広大な山上を目の当たりにして、

あの時の判断は間違っていなかったなあと改めて感じました。

雪の季節でなくても、悪天候でガスっていたら、

結構道迷いの危険が高いと思います。


↓前回は右手の木のところで撤退

f:id:arkibito:20180324105333j:image:w640


そこからもう少しだけ登ったところにお猿岩があり、

ここが七合目。いよいよ山上にやってきました。

前方を見ると、広大なフィールドが広がっていて、

低い芝の草原にぽつぽつと白い岩がむき出しに点在して

見事なカルスト地形を見せています。

予想以上のスケール感に足取りも軽くなります。

振り返れば、豊かな水をたたえる琵琶湖がぽっかりと浮かんでいて

まさしく絶景。

関西でこれほどまで気持ちのいいお山もなかなかないでしょう!


↓七合目・お猿岩

f:id:arkibito:20180324105858j:image:w640


↓山上は広大なフィールドが広がっていました!

f:id:arkibito:20180324105902j:image:w640


↓絶景かな〜

f:id:arkibito:20180324105914j:image:w640


長浜市街

f:id:arkibito:20180324110416j:image:w640


開放的な山上に出てからは悠々と歩きます。

いまだに残雪が名残惜しそうに横たわっているところでは、

雪をすくったり、足跡をつけたりしながら、進みます。

にょきにょきと映えるように点在する岩をかいくぐっていくと、

小さな池があり、そこが八合目。

そこから右に視線を振ると、

うっすらと白い雪を纏った大きな山の塊が見え、

そこが霊仙山のピークのようです。

トレースはそちらへは向かわず、

まず前方に連なる尾根の一番高いところ、

経塚山をめがけているのでそちらへと向かいます。


カルスト台地をさらに進む

f:id:arkibito:20180324110519j:image:w640


↓八合目・お池

f:id:arkibito:20180324111016j:image:w360


↓左手に経塚山、右が霊仙山

f:id:arkibito:20180324111137j:image:w640


残雪踏み踏み

f:id:arkibito:20180324111310j:image:w640


少しずつ上りをこなしながら

ゆっくりと大きくなっていく霊仙を仰ぎ見る。

まだあそこはかすかに冬が残っているようで、ワクワクする。

そうして振り返ってみれば、

ここまで歩いてきた山上の庭園がずらーっと広がっていて

これがまたたまらない。

これ、最高に晴れた真冬の日だったら、

一面の銀世界なんだろうなあ。

しかもすぐ向かい側には、伊吹山が堂々と鎮座しているし、

その脇から、白無垢の白山御嶽山

ひょっこりはんと顔を出している。

大阪からほぼ新快速一本で行ける範囲に

こんなアルプス感あふれるお山があるなんて!

いやあ、山を満喫してますよ。素晴らしい。


伊吹山越しの白山

f:id:arkibito:20180324112015j:image:w640


↓経塚山の中腹から山頂をのぞむ

f:id:arkibito:20180324112148j:image:w640


↓見事ですなあ

f:id:arkibito:20180324112319j:image:w640


↓ただっ広い!

f:id:arkibito:20180324112538j:image:w640


えっほえっほと登りを詰めて、

尾根のピークである経塚山に到着。

ここで少しだけ補給タイム。

何しろ朝はサンドイッチしか食べてなくて、

お腹がペコペコ。

もう山頂までは持たなそうなので、

ここでおにぎりを2つほどパクパク。

しばし休憩ののち、

目の前にどーんと構えている本丸へと出発します。


↓経塚山

f:id:arkibito:20180324113053j:image:w640


↓左が最高点、右が山頂

f:id:arkibito:20180324114121j:image:w640


この霊仙山はちょっと変わっていて、

双耳峰という扱いでもないのですが、

”山頂”と呼ばれるピークと、

”最高点”と呼ばれるピークの2つがあります。

どちらから行こうかと悩んで、

ひとまず左側にある最高点を目指します。

大きな雪渓を横目に、ほぼ直登するような形で斜面に取り付きます。

うっすらと雪のパウダーと、

そこからようやく顔を出した緑を踏みしめながら、

上り詰めて最高点に到着したのが11:55。

醒ヶ井の駅から出発して約4時間30分の行程でした。


残雪を横目に

f:id:arkibito:20180324114249j:image:w640


↓霊仙山最高点

f:id:arkibito:20180324115545j:image:w640


ここからの眺めもまた素晴らしく、

北側には伊吹山と右手に広がる大垣市街、

そして南東の奥には伊勢湾が山の間に横たわっている。

そこから南側には鈴鹿山脈が縦に連なっていて、

右手側に湖東の町並み。

いやあ、絶景です。


↓1098mの最高点にて。左手に伊勢湾が見える

f:id:arkibito:20180324115223j:image:w640


↓湖東方面

f:id:arkibito:20180324115324j:image:w640


↓遠く御嶽

f:id:arkibito:20180324115419j:image:w640


↓海老のしっぽの食べ残し

f:id:arkibito:20180324115508j:image:w360


しばらく景色を堪能したのち、

もう一方のピークへと向かいます。

一度鞍部まで下っていきますが、

案の定、足元が緩いので、スリップしないように慎重に下り、

そこから、まるで洋菓子のようなシルエットの”山頂”に向けて、

最後のひと登り。


↓続いてあちらのテッペンへ

f:id:arkibito:20180324115944j:image:w640


↓クグロフのような道を登りますヨ〜

f:id:arkibito:20180324120727j:image:w640


↓えっちらおっちら

f:id:arkibito:20180324120843j:image:w640


そうして、こちらの”山頂”も無事に到着。

さっきの”最高点”よりもこちら側の方が琵琶湖がよりはっきり見渡せます。

ちょっと時期的に遅きに帰した感があったのだけど、

こちらには低木にまだ樹氷めいたものが張り付いていて、

ちょっとしたオマケが嬉しかったり。

せっかくスケール抜群の絶景が広がっているのに、

あっさり下山ももったいないので、

さっきの補給で残していたカップ麺をいただきます。

インスタントでも、この絶景を前には十分なごちそう!


↓山頂とうちゃこ

f:id:arkibito:20180324120753j:image:w640


伊吹山方面

f:id:arkibito:20180324120803j:image:w640


琵琶湖方面

f:id:arkibito:20180324121044j:image:w640


↓冬の名残り

f:id:arkibito:20180324121343j:image:w640


↓プチ樹氷

f:id:arkibito:20180324121009j:image:w640


↓定番の昼飯

f:id:arkibito:20180324122340j:image:w360


20分ほど滞在をして、いよいよ下山をします。

雪渓で遊びつつ、経塚山まで戻ってきましたが、

また同じルートというのも味気なく、

あのドロドロの斜面を下るのは想像しがたいこともあり、

もう1つのルートである柏原コースへ向かうことにしました。


↓さて下山

f:id:arkibito:20180324123204j:image:w640


↓ズンドコ下ります

f:id:arkibito:20180324123932j:image:w640


↓雪の斜面

f:id:arkibito:20180324124108j:image:w640


経塚山の直下で道を折れて、雪渓を横断しつつ、

向こう側の山にポツンと立っている避難小屋へ向かいます。

中は本当に簡素な造りですが、

真冬や荒天時に雪や雨風を防ぐには貴重な避難所になります。


↓経塚山をおりたとこ

f:id:arkibito:20180324124937j:image:w360


↓霊仙山避難小屋

f:id:arkibito:20180324125510j:image:w360


小屋から少し進んでいくと、

その先が一気の激下り。

まだ足元がしっかりしているのでスリップの心配はないが、

慎重に下ります。

暗部に降り立つと道が分岐していますが、

谷山谷ルートは台風等で荒れ具合がひどいため

通行止めになっているので、そのまま向かいの起伏へと進みます。


↓四丁横崖の激下り

f:id:arkibito:20180324130226j:image:w360


↓八合目。谷山谷ルートは通行不可

f:id:arkibito:20180324130710j:image:w360


ここから、赤テープを頼りに、

ほとんど獣道寸前に頼りない道を進んでいきます。

夏ならばしっかりとトレースがあるんだろうけど、

まだ雪解け間もない時期で、

こちら側のルートを歩く人も少ないようで、

よくよく先を確認しながら進みます。

そのまま進んでいくと目の前を小さな沢が斜めに横切っていて、

ちょうどそこが日陰になっているせいで、

残雪がしっかりと溜まっている。

そこでルートを見失ってしまう。

雪だまりには登山者の踏み跡もついておらず、

沢の先を見渡しても赤テープらしきものは見当たらない。

そのまま横断していくのか、それとも右手に沢を登っていくのか、

あるいは左手に沢を下るのか???

ここは焦らずじっくりと見極めようと目を凝らすと、

左手前方に、うっすらとトレースのようなものが見える。

方角的にはちょっと違うような気もするのだが、

とりあえずそちらへと進んでいくと、

そこを進んでいくとちょっとした広場のようなところに出た。

トレースはうっすらながら先へ進んでいるのだが、

どう考えても谷山谷方面へと向かっているので、

一度ザックを下ろし、現在地を確認する。

幸い広場からは伊吹山も見えるし、

ふりかえればさっきの避難小屋も見えるので

地図と照らし合わせながら現在地を確定すると、

やはり柏原ルートから外れているようだった。

さっきのポイントまで戻ろうとすると、周辺の木立がざわつく。

もしや熊???と構えて、周囲を確認すると

何頭かの鹿が、一目散に逃げてゆくのが見える。

あのトレースは彼らの生活道だったようです。


↓ルートをロスとして、よくわからない鹿の広場に出た

f:id:arkibito:20180324130906j:image:w360


とりあえず、このまま進むわけにもいかないので引き返しますが、

山の形状から判断するに、そのまま戻るよりも

稜線へ直接向かった方が早かろうと、林の中をごそごそ進む。

足元をよく見ると、丸っこいチョコボールのような鹿のフンが辺り一面に。

しばらく登っていくとなだらかな部分に出て、

その前方に登山客の姿を発見!

ようやく正規のルートに戻れました。

やはりさっきの雪だまりの沢を登っていくのが正解のようでした。


↓迷いに迷ってようやくルート復帰

f:id:arkibito:20180324132429j:image:w360


復帰したポイントからは急な下りとなります。

ここら辺も雪が結構残っていて、

ルートが全く埋もれてしまっていますが、

はるか下に、小さな標識のようなものが見えているので、

どうにか行先がわかりました。

急な斜面の緩い箇所を選んで

尻セードでズシャーとやったのですが、

途中雪がボコッと陥没をしてはまってしまいました@@


↓七合目までの雪の急斜面を尻セードで

f:id:arkibito:20180324133218j:image:w360


エイホッと抜け出して、看板まで再び尻セードかけて降りる。

そこからは、東の養老方面へと続く山並みと、

そこに刻まれた林道のラインが見えてきました。

ちなみにあの林道は、

員弁方面へと出るための道で柏原方面へは行かないので

うかつにそちらへ行かないように注意が必要。


林道はあるが、三重へ行ってしまうので注意

f:id:arkibito:20180324133929j:image:w360


しばらく林道ランデブーするようにして登山道が続いていきます。

登山道林道サヨウナラをするポイントで、

正規のルートは反対の斜面へと続いていて、

それとは別に、もう一つ

そのまま稜線を上がっていく細いトレースを見つける。

恐らく電気関係の作業用のものだろうが、

ちょっと頭に入れておく。


正規ルートを進んでいくと、さらに分岐があり、

そこには標識が立っている。

そのまま斜面を下りるように進む河内道は通行止めになっていて、

斜面を下りずになぞっていく柏原道へ標識通り進む。


↓標識通り、柏原道へ行くが…

f:id:arkibito:20180324134049j:image:w360


しかし、この斜面に取り付けられた道が徐々に頼りなくなっていき、

本当にこれが正規ルートなの?と思うほど。

それでもさっきちゃんと標識もあった訳だし、進むしかない。

すると、広範囲にわたって雪がへばりついた斜面に差し掛かる。

その先のルートがどうなっているのか一切の目印が見当たらないうえに、

そのまま斜面を横切るにはあまりに危険な状況になってきた。

慎重に雪をかき分けて谷へ下るようにして横断するか、

あるいは、斜面を無理やり登り返して稜線へ出るべきか…

いずれにせよ、そのままのレベルで横切るのは、

雪がなくても険しすぎて難しい状況。

これ本当に正規ルートなの???

さっきの道迷いの件もあるし、とりあえず、

もう少し前進して、違う角度から周囲を見れば

ここから見えない位置に赤テープがあるかもしれないから

それで落ち着いて判断しようと、

目の前の雪だまりに足を踏み入れたのだが、

その瞬間、ごぼっと足元の雪が崩れて、2mほど落下。

ひや〜危ない!!

足を少しくじいてしまった以外には他にけがはなかったけど、

ちょっとヒヤリとしました。

どうにかさっきの場(そこまでは間違いなくルートとはっきりわかる地点)に戻り、

そこから雪の多い谷へ下るのをやめて、

稜線を目指して急な斜面をやみくもに上ります。

そういえば、さっき林道と別れる地点で、

作業道があったはずだから、

そこを一時的にたどれば正規ルートには戻れるだろうという判断。

道なき道をよじ登ってどうにか稜線に出ると、

一定間隔で作業用の赤い杭が打たれていて、

そこをなぞって稜線のピークに出る。

周囲を見渡すと、東に大垣の町並みが見え、北側には伊吹山

この日は晴れていて進行方向がよく確認できるから、

まだ迷っても安心して、とりあえずこっち方面と進めるのだが

本格的にこの山塊に入るのは初めてだったし、

これが天気が良くなかったら、相当迷っていた危険性もあるなあ。


↓仕方なく斜面を登りなおしてどこかのピー

f:id:arkibito:20180324135353j:image:w360


大垣の町並み

f:id:arkibito:20180324135651j:image:w360


ピークから、伊吹山の見える方角の斜面を下っていくと、

中腹で休憩をしている女性がいらして、

念のためこっちで合っていますと聞くと、正解ですとの答え。

彼女も、自分と同じポイントで正規ルートを断念して、

こちらに迂回してきたそうです。

そこからすぐ先にあるY字に枝分かれした松のある場所で

正規ルートに復帰しました。


↓特徴的な松

f:id:arkibito:20180324135738j:image:w360


そこから先は明瞭なトレースを伝って、六合目まで。

なんか八合目からの区間は、

迷いに迷いまくってとっても長く時間が感じられました。


↓六合目

f:id:arkibito:20180324135853j:image:w360


六合目から再び谷を下っていきますが、

ここでも依然としてまだらの雪面が残っていて、

トレースをかき消しています。

トレースなのか、雪解けの水が集まっている小さな沢なのか、

何本もの筋が谷から放射状に延びていて、

しばらくはでたらめに谷を下って行ったのだが、

知らぬ間にルートが左の尾根へと

離脱するのを危うく見逃してしまうところでした(汗)


↓まだらの残雪が道を惑わせる

f:id:arkibito:20180324140539j:image:w360


そこから、再び稜線を歩くのだが、

通せんぼするかのように胸まである雪の塊が行く手を遮ったり

トレースを消してしまっている。

だが稜線上では、ルートを迷うこともないので、

そのままその雪を乗り越えて稜線をなぞってゆく。

しかし、これほど高度を下げているというのに、

まだこれだけの雪が残っているとは、

この辺は立派な豪雪地帯と言っていいのかもしれないなあ。

そうして五合目に到着。


↓五合目

f:id:arkibito:20180324140717j:image:w360


五合目を過ぎると、左手に管理された杉林が続き、

トレースもしっかりしたものになってくる。

時期に前方に黄色いコンテナが見え、

それが四合目の避難小屋。


↓四合目の避難小屋

f:id:arkibito:20180324141954j:image:w360


四合目から三合目までも

比較的穏やかなトレースをえっほえっほと下っていく。


↓三合目

f:id:arkibito:20180324142721j:image:w360


順調に高度を下げ、距離も詰めて、二合目まで下りる。

二合目のところはちょっと広場のようになっている。

次はどちらへ進むのかと思ったら、

倒木が行く手を塞いでいる谷底が正解のようだ。


↓小道を行けば〜♪

f:id:arkibito:20180324143018j:image:w360


↓二合目

f:id:arkibito:20180324144326j:image:w360


そのまま狭い川底にたどり着くのだが、

この冬の雪の重みのせいか、

斜面の上部から何本のもの木が倒れかけてきて、

沢を埋め尽くしているし、

足元もルートが明瞭についているわけではなく、

沢の中の安定している石をつないでいくような感じ。

これで本当に正規ルートなのかと思うほど荒れていますが

他に迂回できる余地はないので、

上からの落石や倒木に注意しつつ、慎重に抜けていきます。


↓大荒れじゃないか

f:id:arkibito:20180324145229j:image:w360


ようやくっまともな道に出てしばらく進むと一合目。

ようやく終わりが見えてきたのかなあと安堵しましたが、

しかし登山口まではまだまだ長い距離がありました。

未舗装の林道に出て、

そのまま牧場のようなところを横目にひたすら歩きます。

さらに林を抜けて、名神高速とぶつかるところが柏原登山口

一合目から30分かかりました。

ふぃ〜。


↓一合目

f:id:arkibito:20180324145459j:image:w360


↓山道を抜けました

f:id:arkibito:20180324150120j:image:w360


登山口に下山

f:id:arkibito:20180324152652j:image:w360


しかし、ゴールはもちろんここではなく、

さらに10分ほど集落を歩いてJR柏原駅に到着。

いや〜下りは下りでは長い道のりでした@@

ということで約7時間の山行を終えました。


柏原駅

f:id:arkibito:20180324153413j:image:w360


長い長いアプローチは難儀ではあるけれど、

素晴らしいロケーションとスケール感のある山に大満足でございました。

2018-03-09

ご近所めんライフ「麺屋 たけ井」「馬鹿殿」「麺匠たか松」「情熱うどん 讃州うどん豊崎本店」

また溜まってきたので、グルメネタを。


まずは阪急梅田駅エキナカの人気店、「麺屋たけ井」さん。

いつもここに行列ができていますが、外れた時間にささっと入る。

つけ麺大盛りはなかなかのボリュームですが、つるっとのど越し。

つけダレは濃厚だが、麺の良さを損なわない絶妙のバランス。

さすが人気があるだけはあります!


↓麺屋 たけ井

f:id:arkibito:20180131204806j:image:w360


つけ麺大盛り

f:id:arkibito:20180131203811j:image:w640


続いてもつけ麺

こちらは四条烏丸の人気店「麺匠たか松」。

トッピングの玉ねぎや、すだち、黒七味と味変グッズが充実しているし、

全粒粉の麺の風味もいいのだが、肝心のスープが印象弱い。

弱いが故の味変グッズ充実というよくあるパターン。

それと最初から温め直し前提で、

ぬるめのスープで出されるのは萎える。


↓麺匠たか松

f:id:arkibito:20180302194402j:image:w360


つけ麺(鶏魚介)大350g

f:id:arkibito:20180302195337j:image:w360


続いては、西中島の馬鹿殿。

ドロドロ濃厚なあえ汁に、醤のマジック。

だんだん味付けが濃くなっている気がする。

もう少し抑え気味でもいいんじゃないかなあ。


↓馬鹿殿で水戸黄門

f:id:arkibito:20180223122526j:image:w360


お次は毎度の力餅さん。

今回は定番をあえて外して、餅入りの中華そば

これがまた最高に乙。


↓力餅で力ラーメン

f:id:arkibito:20180224124522j:image:w640


ラストは、毎度お世話になっている

情熱うどん 讃州うどん豊崎本店さん。

なんとこの3月でお店をたたんで、

肥後橋うどんも食べれる居酒屋さんをされるとのこと。

うちの娘たちの主食ともいえるほど、贔屓にしていたので

本当にショック。

この日はカレー釜玉をいただきました。

このお店で食べられるのもあとわずか、寂しいなあ。


↓情熱うどん 讃州うどん豊崎本店

f:id:arkibito:20180301191308j:image:w360


↓焼チーズカレー釜玉

f:id:arkibito:20180301183113j:image:w360


↓娘たちの指定席

f:id:arkibito:20180301181540j:image:w360

2018-02-26

初めての清滝峠チャレンジ

日曜日。

お天気があまりよくなく当初予定していた遠征は中止。

昼になっても空模様は微妙だけど、

家にこもっていてもつまらないので、

長女と近場のツーリングに出かけます。

四条畷の谷口さんのところにでもお茶しに。

娘も久々の自転車にウキウキ。


自宅を出発し、毛馬閘門をかすめ、

いつもの城北運河沿いを走る。

そのまま鶴見緑地を横目にR163を進む。

裏道を伝って三ツ島からは第2京阪沿いの道。

娘さんも快調!


↓ひさびさのツーリング

f:id:arkibito:20180225133129j:image:w360


だんだん生駒山系が近づいてきて、色々娘に景色を解説。

近くにお父ちゃんが練習してた坂道があるねんと話していたら、

興味を持ち出し、それならダメもとでいっぺんトライしてみるとなり、

中野ランプへやってきました。


関西のローディーにはおなじみ過ぎる清滝峠TT。

ヒルクライムの登竜門であるこのコースは、

距離3.2km、標高差218m、平均勾配6.7%、最高斜度10.3%、

序盤の急坂から終盤の緩勾配のつづら折れにつながる

ビギナーコースです。


これまでも娘はアワ1の際などに、

坂道で粘り強さを発揮して、坂道ねえちゃんと呼ばれてきましたが、

本格的なヒルクライムは初。

小学女子の体力的にもそうだし、

アルミ製キッズバイクの重さ(自分のフィブラ君より重い)や、

ビンディングペダルじゃないという事も考えると、

まず足つきなしではゴールできないだろうけど、

速さとかも含めて無視して、

とりあえずチャレンジで行けるところまで。


↓中野ランプ

f:id:arkibito:20180225140638j:image:w360


身支度を整えて、いざスタート。

序盤からすでに一番軽いギアをチョイスし、くるくる回していきます。

ドンツキまで登って、高架をくぐるわずかの平坦では休憩走り。

そこからの急なスロープは

立ち漕ぎダンシングを見せて、しのぎ切ります。


↓清滝峠TTスタート!

f:id:arkibito:20180225140825j:image:w360


1つ目の信号は無事クリアするも、

本線のところまでのストレートが結構急で、

最初の関門。

たまたま通りすがりの地元の年配の方が沿道から

お嬢ちゃんガンバレ!をいただき、

娘も力が入ります。

2つ目の信号も捕まることなく、通過。

ここも少しだけ斜度が緩むので、

次の急勾配に向けて温存しながら走ります。


↓序盤のきついところ

f:id:arkibito:20180225141344j:image:w360


↓信号はクリアに通過

f:id:arkibito:20180225141718j:image:w360


ここから最も勾配のきついホテル前までの正念場。

路面の轍もうっとおしく、ヨロヨロとペースが落ちますが、

必死の形相で、ペダルをこぎ続ける娘。

後ろから見守りながら、声をかけます。

途中、何人かローディーさんが下ってきて、ガンバレコール。

真っ赤っかな顔をしながらも、その声に反応して、

力強くペダリング。

ホテル前を通過し、

ほんのわずかだけ斜度の緩む区間でペースを落とし、

クリーンセンターまでの急坂もどうにかクリア!

ここまで来たら、後は緩い斜面がダラダラ続くだけなので、

足つきなしでのゴールが現実味を帯びてきました。


斜度が一気に緩んだことで、娘もひと段落したようで、

声かけにも言葉を返しながらくるくると進みます。


↓つづら折れ区間まで来た!

f:id:arkibito:20180225143532j:image:w360


あとはゼブラカーブをいくつも抜けて、

ラスト雑木林の先からのストレートをこなして、

交差点で無事ゴール!!

まさか、まさか、足つきなしで登りきってしまうとは!!

恐るべし娘です。

いやあ、根性あるわあ。

残念ながら再婚を付けていないので、

精密なタイムはわかりませんが、時計で測って21分台。

立派立派!!

娘も相当自信になったようで、やったやったと大喜び。

いやあ、ひいき目抜きでスゴイ。

がんばりました!


↓清滝峠

f:id:arkibito:20180225143758j:image:w360


↓交差点でゴール

f:id:arkibito:20180225144459j:image:w360


↓恐るべし!

f:id:arkibito:20180225143935j:image:w360


しばし休憩ののち、再び大阪側へ下りますが、

なかなかの急斜面なので、

時折休憩をはさみつつ慎重に下りました。


↓慎重にダウンヒル

f:id:arkibito:20180225145324j:image:w360


そこからすぐの谷口さんとこ(別記事)で休憩させてもらってから、

再び同じ道をトレースして帰宅。

またひとつ娘が大きく感じるライドでした。


走行距離:38.9km

TOTAL:189.5km


↓走行ルート

f:id:arkibito:20180226140802p:image

2018-01-10

2017年myベスト

総括に続いて、これまた毎年恒例のMyベスト発表。

2017年の各部門賞に参ります。


【ベストマウンテン: 子連れハイク 富士山登頂】

●総括: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170827/1503844374

●1日目: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170830/1504105456

●2日目: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170901/1504248257

f:id:arkibito:20170827105749j:image:w360


2017年は、様々な分野に活動が広がり、

色々な方面への遠征も増えたため、

メインの活動である山行の割合が減ってしまいました。

スケジュール的な問題に加えて、

2017年は週末ごとに天候が悪く、

実際に山に入れるチャンスも少なかったように思います。

今年は北アルプスには土砂降りの鹿島槍ヶ岳にK大先生と遠征に行ったきり、

上高地入りすら果たせず…。

とはいえ、山への情熱がなくなったわけではなく、

むしろ遠ざかる山にまた早くおいでと言われているような気すらします。

今年の山行で最もハードだったのは、

ここ数年の宿題だったダイヤモンドトレイル全縦走。

今の自分の能力・体力の限りを尽くした激闘でした。

でも、去年のNO.1はと問われれば、迷うことなく、

長女と達成した富士山登頂!

自分自身は3度目の登頂でしたが、

これだけスッキリ晴れた富士山は初めてでしたし、

何より自分のことよりも

娘が自らの足で偉業を達成したことがうれしかった!


【ベストライド: なんちゃってキャノンボール with うめ&ROADYASAI】

●総括: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171107/1510029999

●第1区間: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171127/1511775934

●第2区間: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171206/1512528495

●第3区間: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171214/1513241428

●打4区間: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171228/1514438324

f:id:arkibito:20171104084144j:image:w640


ベストライドは文句なしで「なんちゃってキャノンボール」。

ダラダラと自転車復帰して、ぼちぼちと走ってはいたものの、

本格的な超ロングライドに

最初はやれんのかっという気持ちが大きかったですが、

昔取った杵柄、やれちゃいました。

もう競技的な走り方やストイックな練習はできませんし、

したいとも思いませんが、

やっぱりロングライドってドラマだな、面白いなと。

かつての仲間がそれを後押ししてくれて、

一緒に感動を共有できたというのも

これからの自転車人生の大きな財産となりました。

山と同じく、娘が一緒に走ってくれるというのも大きく、

木馬の皆さんと走ったアワ1でのラストの登りは、

大人がみな大感動で、あれも忘れられない思い出です。

今年もやっぱりロングライドにこだわって

走っていけたらいいなと思いますが、それよりまず、

うめさんに怒られる前にパンク修理練習せな@@@


【ベスト産業遺産: 本屋改造プロジェクト at スタンダードブックストア心斎橋】

●記事: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170327/1490582478

f:id:arkibito:20170322110349p:image:w640


産業遺産めぐりもたくさんしましたね。

念願だった”埼玉のパルテノン神殿”こと首都圏外郭放水路は見事でした。

また、決してアニメオタクではないのですが、

『耳をすませば』『究極超人あ〜る君』など

大きく自分の人生に影響を及ぼした作品の聖地巡礼もやりましたねえ。

あとは、山歩きができない分、

街中、それも夜の街をフィールドにして、

写真を撮るという遊び方も本格的に実施するようになり、

これも活動の新たな柱になりそうな予感。

と、この部門はひとくくりにしづらいアレコレが含まれるのですが、

その中で一番印象的だったのが、春先に、

いつも贔屓にしている本屋&文化発信基地である

スタンダードブックストア心斎橋のリニューアル工事のお手伝い。

改装工事をお客さんも巻き込んでやって、

場所を一緒に創造する(ついでコストしっかりカット)という、

面白いアイデア。さすが中川おじさんです。

本屋さん、それも大好きなお店に自分で手を加えられるなんて

こんな機会は多分なかなかありません。

元々好きだった場所が、さらに思い出深い場所になりました。


【ベストMUSIC: 『Lift』by トクマルシューゴ】

●記事: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170123/1485146729

D


今年は音楽の分野が一気に盛り上がりました。

色々なライブにでかけたり、イベントに出演したり。

個人の音楽活動では、オリジナル曲は1曲しか完成できなかったけど、

弾き語り練習のカバーはたくさん。

今年は、ストックの中からせめて3,4曲は仕上げたいなあと思っています。

去年聴いた曲の中で、一つだけ選ぶとすれば、

トクマルシューゴさんの『Lift』。

2016年の暮れに舞台『私は慎吾』を観に行って、

その音楽を担当されていたのがトクマルさんで、

その流れでニューアルバム記念のライブに行ったのだけど、

あらゆる楽器を持ち替えて超絶に演奏する音楽マニアぶりに度肝を抜かれ、

ただひたすらに”音”が”楽”する奇想天外なライブに、

ああ、音楽って本当に自由でいいんだと、

今まで自分の中にあった固定概念を

気持ちいいぐらいにぶっ飛ばしてくれました。

その中でもこの曲は、とにかくLiftのごとく浮遊していく感覚が面白く、

とにかく気持ちいい!!PVもスッバラシイ!!


【ベストBOOK: 『エドウィン・マルハウス』by スティーブン・ミルハウザー】


読書の時間は相変わらず、

通勤や遠征の合間の電車の中という隙き間産業で、

雑誌等々を除いて、ちゃんと読書となると数えるほどしかない。

本屋に行けば大量に買ってしまい、

積読書がどんどん膨らんでしまっています。

去年、1年かけてじっくり読んだのが、この一冊。

実はまだブログで感想をまとめてないのだけど、

目くるめく万華鏡のような圧倒的に詳細な場面描写、

やけにリアルな悪夢の不気味さを思い出させる後読感など、

中毒性たっぷりのミルハウザー節全開の一冊でした。

わでゅい子、わでゅい子(悪い子、悪い子)


【ベストMOVIE: 『この世界の片隅に』by 片渕須直監督】

●記事: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170130/1485739952


上映直後にはなかなか行けず、

年をまたいでようやく観ることができたのだが、

まさかこれほどまでに心の大きな部分を占めるほど大切な作品になるとは。

作品の素晴らしさや、中身の話は

もうさんざんいろんなところでしてきたから、今回は別の観点を。

個人的に、日本のアニメーション界は

「美男美少女キャラ」「胸キュン舞台設定」「徹底したリアル背景描写」の

3点セットで崩壊の一途をたどっていると思っている。

物理的な制約を受ける実写(リアル)と違い、

極限的には紙とペンだけで、重力も時間軸も、はたまた真実でさえも、

あらゆるものを超越できるはずの世界であるはずなのに、

どこかで見たり聞いたような陳腐なテーマや題材を借りてきて、

とにかく単純に現実を模倣するだけのリアルさにかまけて、

真のイマジネーションをどんどんと委縮させている。

途方もなく馬鹿馬鹿しい発想や、壮大過ぎる冒険心、

危険極まりない野望といったものがいつしか失われ、

アニメーションがイマジネーションの創造ではなく、

単なるツールでしかなくなってしまっている。

これを危機と言わずに何といえようか。

その極限がその前の年にブームとなった『君の名は』で、

そういう思いを抱いていた矢先に、この作品に巡り合い、

アニメーションでここまでのことが表現できるんだ、

アニメーションだからこそ伝えられる思いがあるんだ、

しかもそれが、小さな子供たちの心の中にまでも

射程に捉えることができる力を帯びている、

やっぱりアニメーションは豊かで素晴らしいと痛感することができたのでした。

例えば、穏やかな瀬戸内の海の水面に、

白い兎がぴょんぴょん跳ねる場面。

例えば、畑仕事の最中に突如空襲が飛来するのだけど、

すずさんの心の中は絵を描くことでいっぱいで

パンパンと爆発が鳴るたびに、絵の具が空に散らばるといった表現。

これらはアニメーションだからこそできる描写であって、

伝えたいものの本質と、それを的確に伝える方法が、

ピタッと一致して、それこそが真のクリエイティブなのだろうと感じたのでした。


【ベストドラマ: 『カルテット』】

●『おとなの掟』: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170329/1490751378

●記事: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170125/1485309113

f:id:arkibito:20170125103503p:image:w360


去年は魅力的なドラマがたくさんありました。

全力でみね子を応援してきた朝ドラの『ひよっこ』、

高畑充希ちゃんの一挙手一投足が見逃せない

『過保護のカホコ』と随分迷いましたが、

2017年のNO1は『カルテット』!

とにかく、脚本が素晴らしい。

セリフの一つ一つに大人の重みがズシリとあり、

そのセリフに負けない役者人の存在感と説得力。

カルテットの織り成す、何重奏ものドラマの深さに、

思わずドはまりしました。


【ベスト演劇: 『MANGA Performance W3(ワンダースリー)』】

●記事: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171220/1513737888

f:id:arkibito:20171215151656j:image:w640


演劇も前年からぼちぼち観に行くようになりました。

やはり画面のものと、目の前の舞台のものとは似て非なるモノ。

その面白さがわかってきた今日この頃です。

30年ぶりに親子3代で観に行った

『レ・ミゼラブル』も本当に感動しましたが、

今年はやはり、ワンダースリー!

カメレオン役者の坂口さんの存在が、

演劇の世界への扉を開けてくれたのは間違いありません。


【ベストフットボーラー: 中村憲剛】

f:id:arkibito:20171226132042p:image:w360


2017年はあまり、サッカー関連にかかわることがなかったのですが、

一番うれしかったのは、川崎Fの悲願の初タイトル。

ルヴァンカップでまたしても栄冠を目前に敗れ、

シルバーコレクターの呪いが続くかと思われたが、

最終節での大逆転でのリーグ制覇。

泣き崩れた中村憲剛の熱い涙にこちらもほろり。

川崎一筋、日本人屈指のMFに、ようやく勝利の女神がほほ笑んだ!

おめでとう!

ちなみに自分はガンバサポですが、

今年は無冠はもちろん、中堅も中堅、話題にも上らない程度のリザルト。

体制5年の区切りで長谷川さんが退任して、

2018年は果たして!?


【ベスト野球人: サファテ(ソフトバンク)】

f:id:arkibito:20171226132037p:image:w360


今年は、セパ両リーグとも

2位と10ゲーム差以上の首位独走状態で、

2強10弱でしたから、

他のチーム・選手がどれだけ盛り上げて成績を残そうとも、

広島とソフトバンク以外からの選出はあり得ません。

まして我が燕軍団など…(涙)

その最強2チームの中で選ぶとすれば、

文句なしでソフトバンクの守護神サファテでしょう。

66試合登板で、防御率1.09、2勝2敗54セーブ。

102個の三振に、わずかに8失点。

文句なしの成績はもちろん、

彼が出てきた時点で、すでにゲームセットという、

絶対的な安心感はすさまじい。

いやあ、うちにもぜひこういうストッパーがいればなあ…


【ベストドライバー: 佐藤琢磨】

f:id:arkibito:20171226132032p:image:w360


根っからのF1フリークでしたが、

ここ数年はほとんど興味が薄れてしまった。

フォーミュラEも、やっぱりサウンドがしょぼかったり、

燃費を計算して全力で走らなかったり、

蓄電の限界でピットでマシンを乗り換えたり、

興ざめな部分も大きく、

次世代自動車の開発の畑という側面からはともかく、

やはりまだまだモータースポーツと呼ぶには

未熟な点が多く見なくなった。

半面、最近はスーパーGTなど国内レースが面白くて

そちらに興味がシフトしてきている。

そういった中で、日本人あるいはメイド・イン・ジャパンが

世界的に活躍する場面というのがなかなかお目にかかれない中、

やってくれました、タクマ!!

アジア人として初のインディ500優勝。

F1のモナコGP、ル・マン24時間とならぶ世界3大レースで、

ドライバーの腕が最も試されるオーバル200周、

時速350kmオーバーの真剣勝負を

まさか日本人が制するなんて!!

これぞアメリカンドリーム!!


【ベストグルメ: 「USHIO CHOCOLATL」のチョコレート】

f:id:arkibito:20170903145444j:image:w640


2017年のベストグルメはまさかまさかのチョコレートです。

自分でもびっくりですが、それほど食べたときは衝撃的でした。

カカオ豆と砂糖だけで作られた、

シンプルながらもこだわりの詰まったチョコは、

作り手の熱い思いがビンビンに伝わる絶品でした。

尾道の向島にある工場にもぜひ訪れてみたい。


【ベスト酒: 弥栄鶴 亀の尾蔵舞】

f:id:arkibito:20170514114520j:image:w360


年々、酒の量が増えているような気がします。

全国津々浦々のお酒をたくさんいただきましたし、

酒蔵さんにもお邪魔しました。

酒を通じて人との交わりもあり、

まさに類さんが提案する酒縁を感じている次第。

その中で年の一本を選び抜くとしたら、

京都は丹後半島のこちら。

近年の日本酒ブームでは、

獺祭に代表されるような、

すっきりフルーティーで飲みやすいタイプのものが

もてはやされ市場を席巻していますが、

これはその潮流とは真逆で、

非常に濃厚なボディにふくよかな酸味がじゅわり。

亀の尾という一度は絶えた酒米を復活させるところから出発し、

丹後ならではの自然の恵みをダイレクトに伝えるクセのあるお酒に

存分に酔いしれました。

限界まで精米をしてクセ癖のない呑みやすさを追求すると、

同じゴールに向かって酒の性質はどうしても似通ってきてしまいます。

それでは正直何呑んでも一緒のことで全然面白くない。

せっかく、日本という四季豊か、自然豊かな国土に、

それぞれの土地に根差した文化や風土があって、

そこからモロに影響を受けているものが日本酒なのであって、

水も違えば、米も違う、酵母も違えば、気温も環境も違う。

クセがあって当然で、地元臭さがあってよいのだ。

その違いを味わい、楽しんでこそ、

酒の良さがわかるのであって、

酒を味わうとは日本の文化や風土を

そのまま味わうことなのだと思っている。


【ベスト酒場:「あずき色のマーカス】

f:id:arkibito:20171217181518j:image:w360


このところは、各地への遠征の帰りに

必ずその土地の酒を買って帰ることにしていて、

それらをわが家で味わう、家呑みが主流になりつつあるのだが

やはり酒場で飲む酒というのは、自宅にはない味というものがある。

酒を呑むということは、

文字通り酒という飲み物を飲むということではなく、

酒を呑むということの全て、その行為に酔いしれることである。

味な空気を纏った場所で、おいしい食事を楽しみながら飲む酒、

店の人や他のお客とのやり取りをしながら、

あるいはガヤガヤとした空気の只中に身を置いて、

その空気を肴に飲む酒というのもまたどれも格別なのだ。

そういう意味で、なじみの店を持つということは、

酒飲みにとってはとても大切なこと。

自分にも1つの町に1つのなじみの店をもつようにしているが、

我がホームグラウンド天満に、去年新しく仲間入りしたのが、

「あずき色のマーカス」。

酒に造詣が深いのはもちろん、

生もと造りの酒にこだわるという変態ぶりを発揮する

マーカスさんとの酒談義は格別の肴である。


【ベスト麺: 華Sansyou学の麻婆麺】

f:id:arkibito:20171117122814j:image:w640


生活圏がどこもかしこも関西屈指の麺激戦区なので、

ラーメンうどんその他、麺づくしの日々ですが、

去年すっかりハマってしまったのが、

西中島南方にある「華Sansyou学」の麻婆麺!!

もともとは新大阪の中華の名店ファンファンで修業されていて、

実力は折り紙付き。

絶品の麻婆豆腐もさることながら、

その濃厚な旨さと辛さに負けない麺の旨さと甘みのフォロー!!

極めて中毒性が高く、

こうやって書いているだけで、

思い出してヨダレが出てしまう@@@


【ベストカレー: ダイヤモンドビリヤニ】

●記事: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170607/1496812356

f:id:arkibito:20171115121012j:image:w640


根っからの黄レンジャーを自負しておりますが、

もはやとても追いつけないほど

関西のスパイスカレー業界は拡大普及しておりますが、

カレー部門の一等賞は、

中津の「ダイヤモンド★ビリヤニ」さんで決まり!

ここ数年で一気にブレイクしつつあるビリヤニですが、

ここは釜炊きを直接提供してくれる珍しい専門店。

まずはその見た目のインパクトが絶大で、

窯を開いた時のアツアツの湯気からの登場シーンは、

思わず拍手をしてしまう。

あの手この手のトッピングの出し入れで、

マジックのように味変をしながら、最後まで楽しめて、

食事というより、ちょっとしたアトラクション感覚。

ああ、これまた食べたくなってきちゃった!じゅるる@@


【ベストイベント: アンサンブルズ東京】

●坂本美雨withCANTUS WS: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171003/1507009129

●坂本美雨withCANTUS WS◆Аhttp://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171020/1508477747

●大友良英スペシャルビッグバンド WS: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171023/1508748264 

●当日パレード: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171025/1508900715

●その他の演目: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171025/1508911191

●坂本美雨withCANTUS本番: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171030/1509339170

●大友良英スペシャルビッグバンド本番: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171031/1509417942

f:id:arkibito:20171018183524j:image:w640

f:id:arkibito:20171015164628j:image:w640


ベストイベントは文句なしでアンサンブルズ東京。

2年連続2回目は、2演目かけもちで楽しみました。

もうこれについては散々っぱら書いてますので、

ぜひ各記事を読んでくださいまし。

とにかく魔法のような日々でした。


【ベストブーム: レトロ印刷JAM】

●記事 Аhttp://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170911/1505093983

●記事◆Аhttp://d.hatena.ne.jp/arkibito/20171129/1511918943

f:id:arkibito:20170909164247j:image:w360


f:id:arkibito:20171115134453j:image:w360


去年最大のヒットは、

わが家のご近所で発見した大人の図工室「レトロ印刷JAM」さん。

ふらっと立ち寄って、思い付きで、セルフで、

モノ作りが楽しめる夢のような空間。

素人工作部隊であるわが家の可能性を無限大に広げてくれました。

特にセルフで簡単にシルクスクリーンができる

「スリマッカ」との出会いは決定的な出来事。

今年もジャンジャカと利用させていただきます!!


【ベストプロダクツ: 夏の自由研究 わが町の立体模型】

●記事: http://d.hatena.ne.jp/arkibito/20170825/1503623221

f:id:arkibito:20170823221455j:image:w640


様々なイベントに出たり、色々な人と出会ったりする中で、

わが家の工作部隊の出番が増えた一年。

おもちゃでもゲームでもいいですが、

なにか楽しいもの、面白いものをお金で買ってきて消費するということでは

もはや満足できないというか、

何か楽しいもの、面白いものを自分たちで考えて、自分たちで作ってみよう、

という方が何十倍も面白いのです。

何より大きいのは、同じように面白がって、

一緒に工作をしてくれる奥さんと子供たちの存在。

感謝ですね。

わが家のものづくり気質の最たるものが、

長女の夏休みの自由研究で作ったわが町の立体模型でした。

夏休み期間に何度も町を歩いては、調査を繰り返し、

それを地図に落とし込んで、消しゴムを削り完成させていく。

まるで新しい町を自ら創造するかのようなワクワク感がありました。



【マン・オブ・ザ・2017: 大友良英】

f:id:arkibito:20171014180408j:image:w640


f:id:arkibito:20170413213617j:image:w360


f:id:arkibito:20171226114838j:image:w360


もはやこの方をなくして2017年は語れません!!

本当に、人生の豊かさを身でもって

教えてくれた恩人といっても過言ではないほど。

型があっての型破り、そうやって世界を拡張していくこと、

音楽にしても芸術にしても、

全てのことは、つまるところ、

生き生きとした場をいかに創出するかということに尽きる、

それらを肩ひじ張ることなく、

自然体で身でもって知らしめてくれました。

ご本人はきっと、そんな大袈裟なことじゃないよ〜と言いそうですが

心の原動力をそっと授けていただいた、そんな気持ちでいます。


ということで、ようやく2017年終了!

今年も去年に負けないくらい

色とりどりの1年にしたいと思います。

2017-12-28

2017年走り納め 舞洲周回と自転車湯

昨日の晩、少し早いですが2017年の自転車走り納めをしてきました。

毎年恒例の〆はやはり舞洲。

ということで淀川左岸を行くのですが、

昨日の海風は強烈で、酉島から常吉までのストレート区間

目いっぱい踏んでも全然前へ進めないどころか、

目を開けてるのもつらいほど。

先日のキャノボの名古屋の時よりもひどかった〜@@

誰もいない夕陽ヶ丘で、しっぽり。


今年は、年間トータル距離はわずかに1200kmちょいと、

全盛期の1/10程度しか走れていませんが、

おかげさまで、何本か印象的なロングを走ることができ、

充実した自転車ライフを送れました。


やはり、一度スッパリとやめたものに対して、

もう一度腰を上げるというのは相当なエネルギーが必要で、

そのエネルギーを作り出すには、

それだけのモチベーション、動機が必要なんですが

そういう意味で、娘が一緒に走ってくれるというのが、

復帰に当たっては何より大きかったです。


自分の中では、例えばタイムを上げて鍛錬するとか、

人より速くなるとか、リザルトを競うなどという、

今の自分からすれば極めて労働的なものに映るやり方は、

何のモチベーションにもならなくて、

もうかつてのように、ストイックに毎晩練習に没頭したり、

いちいち数字とにらめっこして他人様と勝った負けたというような

走り方はしようとも思っていない。

そもそも、もうサイコンすら外してしまったし。


じゃあ何が自分の中でエネルギーになったかというと、

やっぱり、自分自身の足、人力で、

見知らぬ街、見知らぬ道を走るワクワク感だったり、

空の青と山の緑の中を風を切って進むことの純粋な楽しさ、

苦しい道のりを抜けた先に広がるまだ見ぬ絶景に素直に感動すること、

そしてそれを気心知れた人たちと共有することの面白さです。


そして、それを自分だけではなく、娘に伝えてやる、

そうして自分の足でコツコツ稼いだ先に待っている

感動を実体験として積ませてあげたり、人の輪だったり、

そういうことが彼女の人生を少しでも豊かなものにしてくれたら、

という思いが一番大きかったです。

実際彼女はこちらが思っている以上に

頑張ってくれたし、面白がってくれて

たくさんのことを吸収して、人としての成長を見せてくれました。


そうやって彼女と走ることを通じて、

逆に自分がそれらの思いをつくづく感じることができたので、

多分それが自分にとって一番ハッピー自転車ライフなんだろうと、

気づけただけでも大きな大きな1年でした。


来年以降も、

決して週末ごとに絶対乗らないかへん!みたいな

根拠のない強迫観念に囚われることなく

乗りたいときに、行きたい場所へ、

自由の羽をはばたかせるような具合で、

走り続けていきたいと思います。

また、来年魅力的なライドを企てられたらいいなあ。


↓舞洲

f:id:arkibito:20171227224548j:image:w640


さて、吹きすさぶ舞洲を離脱しますが、

帰りはチャンスタイムで、

漕がなくても前に進む〜〜。追い風サイコー。

で、今日はこのまま直帰はせずにちょっと寄り道。

高見タウンで右折をして、千鳥橋駅をくぐり、

商店街を進んでたどり着いたのが千鳥温泉。


↓千鳥温泉

f:id:arkibito:20171227231325j:image:w360


サウナの梅湯の湊君情報で、

2017年9月に脱サラをして1

0月から千鳥橋で銭湯屋を始めた方がいるとのこと。

で、調べてみると、裏屋号に自転車湯と銘打っているではありませんか。

ポタリングの合間やライドの〆に立ち寄ってもらえるように、

ロビーに自転車スタンドをこさえて、

マシンの心配を全くすることなくお風呂を楽しめるようにしてくれています。

銭湯好きのローディーとしては、

こらいっぺん行っとかなアカンと思っていたのですが、

なかなかそっち方面へ向かう機会がなく、年末に滑り込みセーフ。

閉店の30分前で入った時には他のお客さんがはけるタイミングだったので

貸し切り状態でお風呂をいただきました。

少しぬるめのお湯で、じっくりゆっくり浸かるにはもってこいです。

舞洲練の後にひとっ風呂というのもなかなか乙ですな。


↓ロビーに自転車スタンドがあって安心

f:id:arkibito:20171227234119j:image:w360


風呂上がりにご主人と自転車の話や、銭湯の話など。

で、2年前の京橋のユートピア白玉温泉での

丸山さんのライブ・ペインティングの話になって、

そちらにも行かれてたみたいで、

所蔵している丸山さんの絵を特別に見せていただきました。

しかもその絵をうらっ返すと、

なんともう一人のペンキ絵師・中島さんの絵が。

リバーシブルで二人の巨匠の競演とはなんとも贅沢な。

これを時々、自宅の風呂に貼り付けて楽しむんだそうで、

いやあ、それぜひ我が家でもやってみたいです。

こうしているうちにも、

伝統ある公衆浴場が廃業に追い込まれている時代に、

まだ若いのに脱サラをして、

銭湯文化を継いでいくと決められて、

銭湯好きとしては微力ながらぜひ応援していきたいと思います。


↓丸山さんのペンキ絵

f:id:arkibito:20171227233611j:image:w360


↓中島さんのペンキ絵

f:id:arkibito:20171227233646j:image:w360


ということで、今年の自転車はこれにておしまい。

また来年!


<2017年リザルト>

◎子連れツーリング 住吉さん(26.7km)

◎子連れツーリング 緑地公園(23.1km)

◎子連れツーリング 淡路島ライド presented by 回転木馬(101.8km)

◎めざせ市島製パン研究所(200.7km)

◎田切駅→伊那市駅 1hour Bicycle Tour the 6th

”轟天号を追いかけて”2017/第六天魔王降臨(37.6km)

◎子連れツーリング あっちょん家(25.25km)

◎山田錦のふるさとライド 〜類をたずねて四十里〜(167.1km)

◎なんちゃってキャノンボール ズッコケ三人組 (579km)


走行距離: 33.2km

TOTAL: 1219.45km

総TOTAL: 46504.71km