Hatena::ブログ(Diary)

記憶の残滓 by arkibito

2016-03-15

子連れハイク 紀泉アルプス(霊山峰)

出産もあり家のことで今月からあわただしく、

月末にはピアノの発表会も控えていて、

ほとんどアクティブな活動ができない。

といっても、バッティングセンター通いや、土曜日の水泳教室など

運動はしているのだけど、それはあくまでトレーニング。

唯一予定のあいていた日曜日、ちょっと空模様が怪しいのだけど、

お山に行くなら今月はここしかない!

色々とどうしようかと考えていたのだが、

最近やきもち気味の長女も相手してあげないといけないので、

一緒に行くかと誘ってみると、「行く!行く!」と大乗り気。

そこで娘と一緒に行けそうなお山を前日から物色。

毎度毎度六甲ばかりも芸がないし、娘も新しいお山に行ってみたいというので

大阪近郊でほどほどの難易度で面白そうなところを検討した結果、

大阪和歌山県境に広がる紀泉アルプスに決定!


ところが、翌日曜日。娘が9時ごろからずっと起こしてくれていたのに、

お父すっかりお寝坊をして起きたのが11時!

スマン!と大急ぎで支度をして出発。

天王寺紀州路快速に乗り継いで、

出発地点の山中渓駅に到着したのがすでに13:15と、かなり遅めのスタート。


山中渓駅スタート

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手持ちの食料では少し不安だったので、駅前の雑貨店でお菓子を買い、

トイレを済ませていざスタート。

ちょっと心配なのは最終ゴール地点である六十谷駅までまさか約20kmの表示(汗)

初めての山域なのでひょっとして目測を誤った可能性が…

ざっくり見てせいぜい12〜13kmのはずなんだけど。

とりあえずピークの霊山峰までは標準2.5hとあるし、

難易度の高い場所は皆無で、途中エスケープもあるから

縦走するかどうかは状況次第で、とりあえずスタート!

自転車で走りなれた御ノ山峠へと続く県道64号を少し和歌山側へ歩いていくと、

脇に登山口への案内が掲げてありそちらへ。


県道から枝道に入ります

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踏切を渡って、ドンツキを折れ、グランドの手前を折れていくと

いよいよ山道に入る。

阪和道の下をくぐるトンネルを抜けると、

そこから一気に斜度が上がる。

思ったより急な斜面なので、

娘を先行させて自分が後ろからバックアップしつつ進んでいきます。

久しぶりのお山でまだ歩き方がおぼつかないが、

少しずつ感覚を取り戻し、サクサクと進んでいきます。


↓山道スタート

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小さな沢の上部にどんどん進んでいくと、

先ほどくぐった阪和道の脇を進んでいきます。

徐々にシダの緑が生い茂るようになっていき、斜度も緩んできました。

今回はチマコッピでも490mということで、

六甲でいえば荒地山よりちょっと低いくらいなので、

早くも上部の空が見え始めました。

ようやく尾根らしいところに出ると、道はかなり平坦となり、

ペースを上げてずんずん進んでいきます。

駅から40分ほど歩いて、主稜線との合流点に到達。

本当かこのT字路を左へ進むのだが、ちょっとだけ寄り道で、

右へ折れ100mほど行くと銀の峰第1パノラマ展望台があり、

そこでちょっとばかし休憩。

お天気が良くないので展望は期待していなかったのだが、

意外と見えました。


眼下には阪南の街並みがあり、その先には大阪湾

長い長い連絡橋の先には関空島が浮かんでいて、

そこから飛び立つ飛行機の轟音が届いてきます。

どんよりとした大阪湾の左手には淡路島があり、

右手には六甲の山並みが横たわっています。

よくよく目を凝らしてみると、その2つの山塊の切れ目に当たるところに

明石海峡大橋がうっすらと確認できます。

なかなかの眺望で、娘も感動して

「頑張って歩いて、この景色見れたら、うれしいよなあ」と言いながら

バシャバシャと自分のカメラのシャッターを押しています。

お父はその、山の良さがわかっている言葉がうれしおす。


↓第1パノラマ展望台より。左手に淡路島、右手に六甲山

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10分ほど休憩したら、先へと進みます。

娘も絶景のおかげで気分高揚して、元気いっぱいにリスタート。

分岐まで戻り、そこから案内に従って直進していきます。

尾根道はほとんどフラットで歩きやすく、

娘はずんずんとペースアップ。

「あんまり序盤から調子乗ると後半バテるで」と声をかけるのだが

「あとで難しいところ出て時間かけないといけなくなるかもやろ、

だから簡単なところで時間稼ぐねん」と返答される。

なかなかわかっておるではないか!

たくましい隊長を追従しながら、ひたすら進んでいきます。

標高が高いわけではないので1つ1つは大きくはないのだけど、

尾根道の縦走路なので、細かいピークがポコポコと連続するため

徐々にアップダウンの応酬となっていきます。

道自体は非常によく整備されていて歩きやすいのですが、

このアップダウンがボディーブローのように効いてきます。

これぞ縦走=アルプスという所以でしょうか。


↓たくましい隊長

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四ノ谷山という中間地点ほどにあるピークで道は西側へと折れ、

いったん大きく下る。

そこから徐々に岩が露出したようなコースとなっていくが、

難しいところはそれほどなく、ただひたすらに回廊を進んでいく。

遠くに少し高い山があり、

おそらくそこが今回の目的地の霊山峰のはずだが、

なかなかどうして結構遠そうだゾ。

ただ、ひきかえすとしてもそれはそれで歩いてきてしまっているし、

行くしかないのである。

娘も「今さらギブアップなんて許さへんで」と息巻いている。

途中、松ぼっくりが散乱する小さなピークがあり、

その先に鉄塔のあるピーク。

ここは少し眺望が開けていて、和歌山方面の山々や、

和泉葛城山へと続いていく山並みが見通せる。


鉄塔のあるピークより和泉葛城山方面をのぞむ

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そこで少しだけ休憩をしたら先へ進む。

地図で確認してもおそらくあと15分ほど歩けばピーク。

途中いくつか、箱作方面からの道を巻き込みつつ、

徐々にしっかりとした上り坂となる。

えっほえっほと登り詰めて、山中渓駅から2時間20分で

標高489.9mの霊山峰に到着。

山頂は広場のように整備されていて、ベンチがいくつか設置されています。

南側の眺望が開けていて、和歌山市街の一部がのぞいています。

ここで少しまとまった休憩。

コンビニで買っておいたおにぎりとお菓子を食べて栄養補給

ここまであまり休憩を取らずに歩き続けだったので、

ちょっと娘も足にキている様子だが、

「疲れているだけで休んだら治るわ!」となかなかのタフネスぶり。


標高489.9mの霊山峰

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↓ちょいと一息

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時刻はすでに16時となり、あまり日没まで猶予がなくなってきました。

日が長くなってきたとはいえ、18時には暗くなってしまうし、

一応ライトは2つ持ってきてはいるが、

できれば使う前にはせめて舗装道には出ておきたい。

ここ霊山峰は紀泉アルプスのほぼ中央部に位置していて、

いくつか下山ルートがある。

針路を北にとって、鳥取池まで一気に下り、

そこから長々と舗装道をあるいて箱作方面にも行けるが、

あまり舗装道が長すぎるのも味気ないし、深い山間に入っていくことになるのでパス。

南へ行けば、さらにルートあり、

地蔵山から西に進路を取り、井関峠を経て六十谷駅へ向かうもの、

地蔵山から東に進路を取り、そこから紀伊駅へ向かうものと、六十谷駅へ向かうもの、

あるいは落ち合い集落へと降りて山中渓へも向かうことができる。

どのルートでも、それぞれ駅まではだいたい同じくらいで約1時間30分はかかる。

ひとまずは地蔵山へ向かうことにして出発。

霊山峰から地蔵山までは平坦な道が尾根伝いにはわしてあり、サクサクと到着。

前方の笹群の向こうには、紀ノ川の流れと和歌山の市街地が広がっています。

そこを左に折れていくと展望広場があり、ここでしばし撮影タイム。

なかなかの眺望で、夜に来れば素晴らしい夜景が撮れそうだ。

ここから見ると街へ出るにはその手前にふさがるようにして並んでいる

山並みを越えていかねばならないようだ。

まだまだ先は長い。


地蔵山の分岐

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青少年の森の展望広場からの絶景

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紀の川和歌山市街地が間近に

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展望広場を抜けて、緩やかな下りの道をずんずん進んでいく。

尾根伝いに、さっきの山塊との間の谷を回り込むような形で進み、

途中で分岐点に到着する。

標識には直進=紀伊駅、右折=六十谷駅とあり、ちょっと悩むが

下り方面に道がついている右をチョイスして進んでいくことにする。

結局、一番長い尾根道ルートをチョイスすることになりました。


紀伊駅へ行くか六十谷駅へ行くか。後者をチョイス

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道はそれほど急でもなく、ただひたすらに長いというだけで難しくない。

娘がいよいよ足が痛い痛いぞ!とつぶやくようになってきました。

大丈夫?と聞くと、頑張って歩いてる証拠やから大丈夫と、

休憩せずに歩き続ける。

17時を過ぎて日没との戦いも迫ってきただが、

それに加えて、空模様が悪くなり、鉄塔を過ぎるころにいよいよポツポツ振ってきた。

なかなか過酷な状況になってきました。

「お父が寝坊しなかったら、もうゴールしてたのに、ごめんな」というと、

こんな状況でも気丈にも娘は戦う気満々で、

「雨と太陽(日没)に勝とう!」とこちらが逆に励まされる始末。

親バカながら、決してめげない娘が心強い。


↓雲行きが怪しくなってきたゾ…

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幸いにしてまだ真っ暗というほど暗くもなく、

雑木林の木々が雨よけをしてくれているのでまだそれほど影響がないが、

少しだけペースを上げて進む。

いよいよ尾根道から下り、ただっ広い谷を下っていくと、

小さな簡易の橋があり、その先で道が三方に分岐。

そこから、水路道という面白そうな道をチョイスして進む。


↓水路道を往く

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この水路道が結構急峻な崖の真上に設置されていて、

反対側は崖、反対側は水路が掘られているので、

道幅が結構なくて慎重に進む。

道は一向に下る様子を見せずに山肌に沿って水平に続く。

道自体もなかなか朽ちていて歩きづらく、

とにかく崖側には落ちないようにと注意しながら進む。

さっきの分岐でもっとイージーなルートをチョイスすればよかったなと思いつつ、

もうだんだん暗さが増してきているし、

引き返す余裕もなく、このまま突き進みます。


下山口に「また来いよな」の看板

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崖の下には民家と舗装道が木々の間から見え、

どうにかあそこへ降りれないものかと思いつつ進んでいくと、

下山こっちの標識があり、急なけもの道がつけられていて、

そちらへと折れる。

最後の最後で、なかなかに険しい崖を滑り降りるようにして

無事に舗装道に出たのが18:09。

まさに日没寸前に安全圏へと脱出できました。

地球に勝ったど〜!」と娘も大喜び。

しかし最寄駅まではまだもう少しあります。

にわかに強くなりつつ雨に当たりながら、

川沿いに進んでいくと、JRの電車が走り去るのが見え、

ゴールゴールと叫びながら、六十谷駅に到着したのが18:27でした。

紀泉アルプスはよく整備されていて歩きやすいし、

エリアが広くルートバリエーションも豊富なのでなかなかよいお山でした。


六十谷駅とうちゃこ

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スマホヘルスメーターを確認したら、20km以上歩いていると出ていて、

やっぱり本当に20kmあったのかと、無茶なプランニングに反省しつつも、

しかし実際に、小1の娘が20kmを弱音を吐かずに歩ききってしまったということに

とにかくびっくりしてしまいました。

わが娘ながら、エンデュランス能力高け〜!

帰りの電車では、山行を振り返りながら、お菓子とジュースで祝杯を挙げ、

足痛い足痛いと爆笑しながら、無事帰宅。

「お山の後の、ごはんとお風呂はやっぱり最高やね〜」と終始ご機嫌の娘と、

その娘の様と成長ぶりに思わず破顔するお父であった。


<山行スケジュール>

タイム:5時間2分

距離:20.8km


12:35天王寺駅⇒13:18山中渓駅13:25⇒14:05銀の峰第1パノラマ14:12⇒

14:30四ノ谷山⇒15:45雲山峰16:05⇒地蔵山16:19⇒青少年の森16:25⇒

16:40三差路⇒17:55水路道⇒18:09大関橋⇒18:27六十谷駅18:34⇒19:30天王寺駅


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2016-01-28

意外?妥当?

スマホに買い換えてほぼ2か月たった。

電話とラインとカメラ以外はまったくアプリを起動することすらしないので

最近知ったのだが、どうもヘルスケアというものが入っていて、

一日の歩いた歩数とか距離とかを勝手に勘定しているようだ。

で、見てみたら、この2か月で、一日の平均歩数が約12000歩、平均距離が9kmだった。

意外と歩いてるなあと。

確かに、この間何度かロングトレイルを歩いてはいるけど、

逆に丸一日家から出ない日や、

休みの日などでスマホを置きっぱなしで行動することもあり、

さすがにそれだけではここまでの平均にならない。

詳しくデータを見ると、仕事のある平日でも大体8000歩、7km位は歩いているよう。

営業ではなく完全なオフィスワーカーとしては結構歩いている方なのかなあ?

1日8000歩・7kmということは、1週間で56000歩・49km

1か月で240000歩・210km、1年で2920000歩・2555km歩いているということになるのかあ。

2016-01-21

1.17鎮魂ウォーク2016

今年もまた1.17を迎える。

去年20年という大きな節目を越えたが、

それで阪神大震災が終結したわけではない。

去年も地震だけではなく、

集中豪雨による堤防決壊や土砂災害、

竜巻被害や火山の噴火など、

自然災害による被害が出た。

当然、自然というあまりにも大きすぎる相手に対して、

あらがえない部分もあるかもしれないが、

事前の備えや十分な知識、防災意識があれば、

被害を最小限に抑えることはできるはずだ。

日々忙しい生活の中では、ついそんなことを忘れてしまうこともあるが、

せめてこの日だけは一度立ち止まって、

ゆっくりそのことについて考えをめぐらし、

記憶を呼び起こす。


前日はレッスンなどでとてもあわただしく、

そのなかでうっかり、プールでがっつり泳いでしまい、疲労がハンパない。

そして翌日の午前中にはコンクールが控えていて、

なかなかスケジュール的にも体力的にも厳しいのだが、

最終電車に乗って、今年も東遊園地までの震災ウォークへと向かった。

今年も去年に引き続いて、阪神西宮駅からスタートする。

毎年ルートは変えていて、今年は湾岸を歩いていこうと最初から決めていました。

去年まではどちらかというと

今なお残された震災の傷跡を辿るようなテーマでしたが

節目を越え、今年は過去を振り返るというより、

これからの希望、新しいものを発見してみたかったのです。


↓阪神西宮からスタート

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0:20に阪神西宮駅を出発する。

同じ電車から降りた乗客が、駅から暗方々へと散っていく。

ロータリーを過ぎて、西宮神社の参道を歩き、西宮戎にでる。

おなじみの「ひるね」さんのところからR43をまたぎ、

そのまま西宮浜のほうへと進んでいく。

去年は歩き始めから雨が降って相当寒かったが、

この夜は比較的暖かく歩きやすい。

テクテクとえべっさん通りを南下すると、白鹿の工場のところに出る。

震災時には酒蔵も相当ダメージを受けた。


↓西宮神社

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↓白鹿

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前浜町で県道193号をまたぐと、そこから先は堤防に仕切られた水辺を歩く。

ここで一眼レフを取り出しいつでもシャッター押せる状態に。

11月にスマホに変え、最初はiPhoneのカメラ機能って

意外といいかもと思っていたのだが、やっぱり所詮スマホのカメラだった。

iPhoneのカメラで撮った写真は一見発色がいいように見えるのだが

それはiPhoneのディスプレー上で見た時に限られ、

PCの大きな画面で見たり、プリントアウトすると、ザレザレで使い物にならない。

おそらく撮影の際に、自動的にISOを上げてくれているのだろうが、

そのせいで画質がひどい。

夜景など暗い場所で撮ったり、ズームアップ撮影には全く向かないことがわかった。

今回は初めからそれがわかっていたので、一眼レフをもってきた。

ただし小さなザックだったため、三脚を持ってこれず、

ちょっと苦戦してしまいました。


↓堤防沿いに歩く

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話を元に戻すと、そのまま堤防沿いに進んでいくと、

小さな船溜まりがあり、海の匂いがする。

そのまま堤防沿いに行くと、目の前に西宮大橋が伸び、

橋のたもとにはたくさんのヨットが停留するマリーナ。

この辺りは、芦屋の裕福層たちの海の遊び場として有名で

なんとなく雰囲気が違う。

マリンクラブの脇をかすめていくと、

その奥には小さいながら西宮浜のビーチがあり、

ビーチの脇にはリゾート感たっぷりのバーやレストラン、

アメリカンなトレイラーが立ち並ぶ異国情緒たっぷりな空間。

こんな面白そうなところがあるなんて、

やっぱり地足で歩くと発見があります。

近隣では珍しいサラサラの砂浜で色々と撮影。


↓西宮浜

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↓ヨットが多数

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↓ビーチ発見

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しばらくビーチで写真を撮り、そこから対岸の人口島へ渡ります。

堤防から内側の道路へ戻ると、西側に芦屋浜の有名なモンスターマンションが、

まるで水辺に浮かんでいるように暗闇の中に姿を現しました。

あそこは学生時代に自主映画を撮影したゆかりの地です。

昼間に訪れた方が実際不気味さのある建物ですが、

夜闇にきらめく遠景もまた別の味わいがあります。

三脚があればもうちょっと撮れたのだけど、それはまた別の機会に。


↓芦屋浜のモンスターを望む

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そこから道なりに進んでいくと、歩行者専用の小さな跳ね橋。

こんなところにこんな橋があるというのも発見です。

トコトコと渡って湾岸の人口島へ渡ります。

そのまま湾岸線の高架に出て西へ転じる。

途中、神戸新聞の配達工場があり、

あわただしく配達員がトラックに荷詰めをしているところだった。

震災の時に、この神戸新聞が果たした役割は非常に大きかったのは言うまでもなく、

神戸が誇るものの1つだと思う。


↓跳ね橋

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ここからは阪神高速湾岸線の側道的に並走する県道573号をトレースして行く。

この道はチャリンコでは何度も利用しているなじみの道。

人口島をいくつか繋いでおり、その度にアップダウンが伴うが、

その代り橋の上からは絶景が拝める。

まずは西宮浜から南芦屋浜まで1つ目の橋を渡る。

海沿いではあるがこの夜はとても穏やかで風はなく、寒さをあまり感じない。

パチパチと写真を撮るのだが、車が来るたびに橋自体が揺れて

うまくブレずに撮るのが難しい。ここは三脚があっても厳しい。

先ほど遠景にあった芦屋のモンスターマンションを対岸のそばに見ながら

次の深江浜まで進む。

ここは橋自体がかなり高度があり、登るのに一苦労する。

登りきると、前方には神戸の夜景が広がり、

そこからずーっと右へ視界をパンすれば、ひとつながりの街の明かりがあり、

その奥にはべったりと黒く塗りつぶされた六甲の山並みが見える。

もし21年前のあの日にタイムスリップしたとしたら、ここからきっと、

燃え盛る炎の嵐と、黒煙が幾本も立つ恐ろしい光景が広がっているのが見えるだろう。

橋の頂上からいよいよ神戸市に入る。


↓誰もいない

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↓いくつも湾岸の橋を渡っていく

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↓神戸市に入ります

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↓眠らぬ港湾

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深江浜に入ると、県道573号はおしまいとなり、山側へ戻らねばなりません。

大通りを北へと取り、深江大橋を渡る。

そのままR43も過ぎて、阪神電車に沿って歩くことにしました。

深江から青木の区間では線路の高架化の工事が行われている。

それは街の発展にとっては大事なことなんだろうけど、

ベルリンの壁のように地域と地域が寸断されてしまうようで悲しかったりもする。

魚崎、住吉とすぎ、御影まではずっと線路沿いに進んでいく。

誰もおらず町はひっそりと眠っている。


↓高架化の最中

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御影駅に到着して広場で缶コーヒーを買って少しだけ休憩。

駅の脇にある商店街を抜けて、澤之井と呼ばれる井戸へ寄り道。

ここは古来からの湧水で、御影の地の由来でもあり、

灘の酒(御影郷)を育んだ名水です。

震災を経た今なお、コンコンと豊かな水をたたえています。


↓阪神御影の高架下の商店街

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↓御影水

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御影からは味わい深い高架下を歩く。

この駅前には名物の立ち飲み屋がひしめいているので

また別でリサーチしてみよう。

徐々に駅前のネオンから離れていき、

眠る街へと再び戻っていこうとしたとき、ふと高架を見上げると、

真っ暗な闇の中に怪しく真っ赤な物体が目に飛び込み、

思わずぎょっとする。

よく見ると、御影でこの日の営業を終了した阪神電車の特急が停車していました。

なんとなくちょっと不気味さを感じて撮る。


↓高架は味わい深い

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↓突然火車が現れる

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↓少しホラー

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御影を過ぎ、石屋川まで来ると、そろそろお腹も減ってきて、

間に合うかと思ってR2のもっこすへ向かったのだが、

タッチの差で3時閉店。

そこからR2を疲労感たっぷりで歩く。

西灘で脇道に入る。

岩屋の手前で阪神線が地下へ潜るポイントをまたぐ。

その先、JR灘駅の南側から、一本の遊歩道が伸びている。

これは神戸港まで貨物を運んでいた旧臨海線の線路跡を利用したもの。

マンション群を抜け、R2の上をまたぎ、HAT神戸までを繋いでいる。

R2の陸橋のところ辺りは、当時線路だったころの遺構がちらほらある。


↓旧臨海線を歩く

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臨海線を歩いたら、少し北側へ戻る。

春日野道の商店街を入り、そこから西へ折れて下町の生活道路をずんずん進む。

生田川を渡れば、まだ昔ながらの雰囲気を残した三宮の東側のエリア。

そうして4:30に三宮に到着しました。

阪急北側にある、この長らく仮設の売り場として活躍していた建物も

建て替えのため取り壊されると、つい先日ニュースになっていた。

まだ少し時間があったので、駅前の丼屋で休憩と補給を済ます。

そして30分前には東遊園地へと向かう。


↓春日野道の商店街

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↓おっぱい山

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去年は公園に入るだいぶ手前から人があふれて、

果たして入れるのかどうかというくらいの混雑ぶりだったが

今年は明らかに人手が少ない。

もっとも去年がすごすぎたのかもしれないのだけど。

すでに岳灯篭に入ったろうそくには火がともり、

キビキビと冷たい空気の中、不思議なほど静かに人が佇み、

その時を待っている。

自分は人ごみを分け入って、いつもの場所へ。

そうして、アナウンスと時報が鳴り始め、5:46を迎える。

黙とう。


↓竹灯籠

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↓祈りよ届け

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↓復興は続く…

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今年もまたこの地に立てたことをうれしく思いながら、

震災への想い、防災への意識を今一度はっきりと心に刻み、

慌ただしく家路に着いた。

2015-12-22

信貴生駒交野縦走

日曜日。

せっかく快晴の予報だったので、いっちょ今年オーラスの大冒険。

とはいえ年の瀬に1泊2日遠征なんて悠長な時間は取れませんので近場で。

今回の舞台は、もっとも身近な山の一つ、生駒山。

単品ではあまりに味気ないので、山系全部縦走することにします。

結論から言うと、しょーもない!

距離的には50km近くを歩けたのだが(最初30kmくらいだとばかり思ってたのに)、

感動も充実感も達成感もゼロ。

なにせ道が面白くない。

ドライブウェイの横をダラダラ歩く(六甲山上の最もつまらない区間みたい)、

広大な墓場の間を抜ける、ゴルフ場の間を抜ける、

きれいに整備された○○園地をひたすら歩くといった感じで、

コースの大半は山歩きというには味気なさすぎました。

ただお天気がすこぶる良かったのが慰めで、

大阪平野や奈良盆地を遠くまで見渡せたのはよかった。

寝坊でスタートが2時間も遅れたのが最後に響いて、

鬱蒼とした森の中をナイトハイクになってしまったが、

不幸中の幸いで交野山から夜景を見ることができました。

あと、まさかのロストし放題で無駄な時間を食ったのもよくなかった。

正式な山地図などなく、市が出しているハイキング用の地図を使ったのだが

地図に表示されていない分岐がたくさんあり、

そっちかと思ったら市民農園に入り込んだり、ゴルフ場に入ったり、

あやうく途中で下山しかかったり、

とにかく開発が進みすぎてどこにでも道があってどれが正規ルートなんだか。

同じ縦走でも六甲全縦の方が変化に富んでいて面白いと思います。

とりあえず久々に50km近く歩き倒して足バッキバキDEATH。


<山行スケジュール>

8:00出動⇒JR高井田駅09:05⇒09:22葡萄坂分岐⇒09:38どうどう不動尊⇒

09:56雁多尾畑大池⇒10:17高安霊園⇒10:25高安山駅⇒10:38高安山(487m)⇒

10:54信貴山(437m)⇒11:30高安山⇒11:35立石越⇒11:58十三峠⇒

12:15鐘の鳴る丘展望台12:25⇒12:45鳴川峠(なるかわ園地)⇒13:00暗峠⇒

13:30生駒山(642m)13:45⇒14:18ぬかた園地燈籠ゲート⇒14:45阪奈道陸橋⇒

15:00室池(むろいけ園地)⇒15:15ひょうたん橋⇒15:25清滝峠⇒

15:42飯盛霊園入口⇒16:00星田園地ゲート⇒16:14天野川トンネル(R168)⇒

16:33私市カントリークラブ16:45⇒16:55くろんど園地⇒17:30傍示峠⇒

17:54府道7号⇒18:12交野山(341m)18:20⇒18:28白旗池⇒

18:40国見山(284m)⇒18:55国見山登山口⇒19:15JR津田駅⇒20:15帰宅


↓本日のルート

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始発で出動の予定が、目覚めたらまさかの7:40。

大急ぎで支度をして8:05発の電車で新今宮へ。

そこから大和路線に乗り換えてJR高井田駅に到着したのが9時。

7時には山行スタートしようと思っていたのに、早くも2時間遅れです。

トイレを済ませたら早速出発。


JR高井田駅を出発

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まずは山の方面へ進む。

高井田横穴公園の脇をかすめ、ドンツキの信号を右折。

そこから住宅街をてってこ進む。

空は抜けるような青空で、風もなく穏やか。

早くも暑くなってきました。


↓住宅地を抜けていきます

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住宅街を抜けてようやく山間部に入りますが、

緩い斜度で舗装道がずっと続きます。

そのまま葡萄坂の道と合流しますが、

そちらは交通量が多いので避けて、右側へ下っていくことにします。


↓葡萄坂分岐を右手へ

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雁多尾畑の集落をずんずん進んでいくと、

どうどう不動さんがあり、その奥に小さな小さな滝。

ずっと舗装道路を進んで飽きてきていて、

そこから山へ切れ込めるかと分け入ってみたが、

害獣除けの電流柵がいたるところにあり断念し引き返します。

分岐を左折してさらに進んでいくと、畑大池に到着。

たくさんの釣り人が糸を垂らしております。


↓どうどう不動尊

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↓雁多尾畑大池

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そこからさらに進みドンツキ左折し少し下る。

右側の斜面に階段があったのでそこを登ると、

高安霊園の敷地内に入る。

馬鹿でかい園内をずんずん進み、正門から出て

しばらくスカイライン手前の道を進む。

朝っぱらからドリフト族が何度も往復しては

キキキ〜とブレーキを鳴らしているので、さっさと通過して、

近鉄ケーブルの高安山駅に到着。

時刻は10:25。


↓高安霊園

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↓近鉄ケーブル 高安山駅

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駅の北側の裏手から登山道に入ります。

ようやく未舗装の山道に入りました。

枯葉が敷き詰められた道をずんずん進む。

途中、左手に高安山山頂の目印を発見し、ブッシュに突入。

しばらく進むと全く味気のない山頂に到着。


↓高安山487m

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山頂から縦走路に戻り少し進むと、十三峠方面と信貴山方面の分岐。

時間も遅れているし、このまま縦走を続けてもよかったのだけど、

やっぱり信貴生駒と言っているのだから、本丸の1つは取るべし!

ということで、寄り道を決行して信貴山方面へ。

目印には片道30分とあるがダッシュで時間短縮を狙う。

いったん信貴生駒スカイラインをまたぎ、緩やかに下っていきます。

この道意外とハイカーが多く、どんどんパスしていきます。

途中分岐があるのだが、地図に記載がなくどっちか迷って、

とりあえず登ってる方をチョイス。

そこからひたすら急いで進んでいると、

右手の斜面に怪しい虎ロープがあり、勘が働いてそれをよじ登ると、

コンクリ坂に出てショートカット成功。

かなりの激坂を登りきると、信貴山頂の祠の裏手に出ました。

写真とお参りを済ませたらすぐに引き返します。


↓信貴山437m

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同じコンクリ坂を下っていったのだが、

さっきの虎ロープ場を見逃し下りすぎてしまう。

それでもあれは正規の道じゃなかったし、

あのまま進んだ道の先とつながっているはずだから大丈夫と下っていく。

なにか木の柵が施された分岐があり、

左手に木板が取り付けられた道から老ハイカーが降りてきたので

そっちは高安から来ましたか?と聞くとそうですと答えたので、

ほら、やっぱり正規の道があったとそこを登って行く。

いくつか木板の道が大きな段差に施されていて進んでいったのだが、

どうもおかしい。

進めば進むほど道が消えていき、

しまいにはでっかい窪地をなぞるような斜面にどうにかへばりつく感じ。

さっきの老ハイカーさんがこれほど困難な道を歩いて来れたはずもないし、

絶対におかしいと、いったん木板のところに戻る。

そこはかなりの広場になっているので、

きっと別のところの目印を見逃したんだと、

隅々まで見たのだが、やっぱりない。

これはもうむやみに時間をロスしてはいかんと、

再び激坂を信貴山頂方面に登り返していると、

中腹にわずかな脇道への目印を発見し、そこに突入していくと、

さっきの道に無事戻れました。

これで15分ほどはロスしてしまいましたが、

しかしさっきの老ハイカーは一体?

もしかしてキツネかタヌキに化かされたのかもしれませんな。

そうして縦走路に戻ってきたときにはきっかり1時間経過。

これは後半のナイトハイク必至となってきました。


↓縦走路にカムバック

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縦走路は対して面白くありません。

序盤はアップダウンもほとんどないばかりか、

並走するスカイラインの側道をダラダラ歩く感じ。

しかも道自体が右へ左へ何度も蛇行していくので

生駒山に向かって一向に前進しない。

後半に向けて少しでも後れを挽回するために小走りで進みます。


↓信貴生駒スカイラインと何度も交差する

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↓退屈な縦走路

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しばらくして見覚えのある場所に出ます。

もう2年以上ぶりでしょうか、

関西ローディーおなじみの十三峠です。

まさか次は歩きでここに来るとは思ってもみませんでした。

縦走路からいったん外れて、TTコースのゴール地点である駐車場へ寄り道。

何人かのローディーさんがTTを終えて休憩をしておりました。

写真を撮ったら休憩なしですぐに縦走路に復帰。


↓十三峠

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↓2年以上ぶりの十三峠だ

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ひたすら、ずんずん、縦走路を進んでいきます。

この日はお天気が相当良く、

西側には大阪平野がずらーっとはるか遠くまで見渡せなかなかの絶景。

この辺りはまだ眺望があるので気が紛れます。

しばらくして陸橋を渡り、小さな池をぐるっとなぞっていくと

前方に白い展望台が見えます。

鐘の鳴る丘展望台というところで、トップまで登ってみました。

さすがに天気良く眺望抜群でした。

ここで時刻は12:15。

朝飯ヌキで来たので、あんぱん2つとおにぎり1個を流し込んで昼飯。

10分ほどでリスタートします。


↓陸橋を渡る

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↓鐘の鳴る丘展望台

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↓展望台から生駒山を望む

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大阪平野丸見え

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↓振り返って

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展望台からリスタートすると、

小さなコブのようなアップダウンがいくつも出現し、

さっさと料理していきます。

この日いくつも通過する公園の最初として「なるかわ園地」に入っていきます。

途中で前方からMTBがものすごい勢いでやってきてあやうくぶつかりかけた。

枯葉がスルスルと滑るのを踏ん張りながらずんずん下って鳴川峠到着。


↓鳴川峠

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そこから結構まとまった急な階段群ゾーンに突入。

背後からものすごい勢いを感じたので振り返ると

トレッキングポールを使っておっさんが一人猛追してきている。

明らかにターゲットにされているので、

ここでいつもの負けん気を発揮して、ペースアップして登りをこなしていく。

ぴたっと背後に無言でへばりついたままで

キショコ悪いので一気にペースを上げてみるのだが、

向こう地力はあるようでなかなかはがせず、

なるかわ園地の分岐点までバトルは続きました。

おっさんはそのまま府民の森方面へ進み、自分は暗峠へ下り

ようやく解放されます。

おそらく一番登りがしんどい区間を

図らずも一番速いペースで抜けることができました。

そこからしばらく下っていくくと、石畳の風情が残る暗峠に到着。

時刻は13時ちょうど。

ちょうど大阪側から若いローディー2人が上がってきていたので

ご苦労様と労をねぎらう。


↓暗峠

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そのままR309をまたいで生駒山を目指します。

細い山道をつたい、しばらくしてスカイラインに出る。

そこから再び長い急坂が続き、ヒーコラ言いながら登ると、

中腹に展望台があり、そこで休憩を兼ねて撮影タイム。

自販機でドリンクを補充し、リスタートします。


↓展望台

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↓振り返って

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スカイラインをまたいで再び急坂にとりつく。

しばらく登っていくと繁みを抜け、

その先には何本もの電波塔が立っています。

ずんずんと進んでいき、冬季休業中の生駒山上遊園地の敷地に入ります。

子供たちの姿が全くなく、ひっそりと静まり返った遊園地は

さながら廃墟のようです。廃墟好きにはこの感覚はたまりませんなあ。

それはさておき今回の縦走の最高地点は撮っておかなきゃと三角点を探す。

エリアを少し探して、のりものアトラクションの中に最高地点を発見。

本日のチマコッピは642mです。


↓生駒山上の電波塔

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↓生駒山642mの三角点はアトラクション内にあります

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↓とりあえずチマコッピにてシェ〜

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賑やかさはないとはいえ、

なぜだか遊園地はそこそこピクニック客がおります。

お弁当を食べている人や、ダベっている若者など。

見晴らしのいいところでしばし休憩をして、

おやつの苺ポッキーをむしゃむしゃ。

自販機は稼働しているものと眠ってるものとがあるので注意。

トイレは自分が見たところは全部鍵が閉まってました。

10分ほどでリスタート。


↓生駒山上遊園地

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↓これから向かう方面を望む

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北側の出口から急な階段をトコトコ降りてスカイラインまで。

道をまたいでその先の木道から「ぬかた園地」へ下ります。

きれいに整備された道を下っていき、

「生駒縦走登山道」あるいは「おおさか環状自然道」という標識を見逃さずに

道を選択していく。

園地に入ってしまうともう眺望すらもなくなり、

森林公園の雑木林を行く単調で平坦な道となる。

ずんずん進み、途中から枝道に分け入っていくと、

繁みの間からスカイラインの入り口が見えました。


↓本日快晴ナリ

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↓信貴生駒スカイライン入り口

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北側の出口から園地を脱出し、そのままけもの道を進んで行きます。

途中、地図にない分岐があり、

道なりに進んでいくと間違ってゴルフ場に出てしまい分岐まで引き返す。

もう一方の道へ入るとゴルフ場横の雑木林トンネルを進む。

ずんずん進むとぽっと田畑の広がるところに出る。

そのまま舗装道路を進むとダンプ道となり歩道を行く。

段々と周囲が車の騒音で騒がしくなってきて、

阪奈道路にぶち当たりました。

時刻は14:45。まだ昼過ぎというのに、もう陽が頼りない。


↓葉っぱ踏み踏み

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↓阪奈道路をまたぐ

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ここまで頑張ってハイペースで歩いてきたので、

右足とお尻の付け根のところがジンジン痛む。

重い足取りで陸橋を渡るのが面倒臭いが、進むしかない。

目の前にファミマがある。

ここまでアンパンとおにぎり1つで歩いてきて、

しっかり休憩取りたい誘惑に駆られるのだが、

何しろ時間がないのでスルー。

バス停横の怪しい階段から今度は「むろいけ園地」へ入ります。


↓再び山道に入る

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急な階段をよいしょと登り、小さな尾根筋にズンズン伝っていきます。

そこから一気に反対側へ激下って左折し、右折し、室池に出ました。

そこでカラカラの喉をペットボトルでうるおし、すぐにリスタート。

池をなぞるように進み、その先枯葉の絨毯を踏みしめて反対側へ。

つり池の脇に架かるひょうたん橋を渡って舗装道路に出ます。

生駒縦走路は本来ここから田原の方へと下っていくのだが、

この山系でやっぱり外せないあのポイントを通過するため、

ルートを変更します。

そのまま交通量の多い舗装道路の脇を歩き、

緑の文化園を通過し、到着したのはこれまたいつぶりか、

懐かしの清滝峠。


↓室池

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↓むろいけ園地

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↓ひょうたん橋

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↓久々の清滝峠は感慨なし

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信号を右折し、奈良方面側へ下ります。

その途中で後ろから何台のローディーさんにパスされました。

懐かしいねえ。

その先トンエルの真上で左折します。

BPはすでに延伸されていて、昔は渋滞が起こっていた道も閑古鳥で

あまり心配せずに道端を歩いて行けました。

飯盛霊園に到着し、墓場へ突入。

ここも、登山道の出口がどこか案内板をしっかり確認しつつ進む。

ずんずんと最奥まで進み遊歩道を無事に発見。

墓場を後にして急な木階段をずんずん登り、一気に高度を上げます。

深い茂みの中に突如ゲートがあり、そこから「ほしだ園地」に突入します。


↓BPが延びてる

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↓飯盛霊園

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↓ここから墓場脱出

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↓霊園からここまで登ってきました

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↓ほしだ園地に入ります

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ここから一気に下っていきます。

少し足元が緩く、相変わらず落ち葉がペラペラと滑る。

分岐を右へ折れて、激坂のコンクリ。

この激下りが足首に多大なるダメージ。

下りきったところが盤滝神社。ここも久々だなあ。

枝道からR168に出て道をまたぐ。


↓枯葉が滑る

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↓盤滝

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↓天野川トンネル

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そこから私市カントリークラブへの舗装道路を登る。

上からゴルフ帰りの車がひっきりなしに下ってくる。

意外と斜度があり、長く単調で、精神的にも随分しんどくなってきました。

16:30にクラブハウスの建物に到着。

ちょっとばかし休憩させてもらうことにし、

ロビーのソファで手持ちの赤飯と苺ポッキーをコーラで流す。

もう残り少ない水分を自販機で補充し、16:45にはリスタート。

まだ最後の残り陽が弱弱しいが、日没は時間の問題。


↓ゴルフ場を抜けていきます

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↓私市カントリークラブで小休止

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ゴルフ場の裏手からハイキングコースが伸びておりそちらへ進む。

一度がっつり休憩したせいか、リスタート後の足はずしりと重く、

日暮れの人気のない畦道をトボトボ歩くのはどうも弱気になってしまいます。

しかしロングトレイルありきはこういうところからが本番。

逃げ道はないぞ、ここは逃げ場のない栂海新道だぞ、

歩き通すしかないぞと念じながら、

「くろんど園地」に入っていきます。


↓生駒山ははるか遠くに

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↓くろんど園地に入ります

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人気のない砂利道を進んでいくと、

その歩みよりもはるかに速いスピードで陽が落ちていきます。

中央のメイン道理に出た時にはもう薄暗く、人気もなく、

カラス声すら聞こえません。

メイン通りを黙々と歩いていきますが、

このくろんど園地がなかなか敷地が広くて、

鈍いのぼりが延々キャンプ場まで続きます。

暗さで距離の感覚や時間の感覚が薄れ、

ただ疲労で頭は朦朧とし、足も感覚が鈍く、

例のお尻の付け根だけが指すような痛みに襲われ、万事休す。

ただここはアルプスのど真ん中でもなんでもなく、

都市郊外の公園ですから、暗かろうがなんだろうがほとんど心配が要りません。

熊も猿も猪もいないし、次の小屋まで3時間とかそういう状況でもない。

ただ暗さと疲労さえ自分の中で飲み込むできれば進めるはずです。

といっても相当に気分は萎えてるのだが、

これをもっかいイチからやり直しなんてことは絶対にやりたくない。

もうそればかり考えて、意地でも進みます。

と言っているうちに、道は下りとなって進んでいくとゲートが見えました。

17:30、これまたおなじみの傍示峠に到着しました。

これがあと1時間早かったもうちょっとマシだったろうけど、

寝坊したのは自業自得。


↓傍示峠に到着したころには真っ暗

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久しぶりの傍示峠ですが、周囲は真っ暗闇でなんのこっちゃ。

当然ローディーさんの姿もありません。

日が落ちて立ち止まっているととにかく冷えてしまうので、

そのまま休憩なしで通過します。

道の反対側の脇道へ入るのだが、

その奥は簡易の駐車場のようなところで先へ進む道らしきものがない。

おかしいなあと地図を確認すると、

ルートが道のところでトグロを巻いたようなおかしな表記であるのに気づく。

そこで舗装道のほうへ戻ると、左手の枝に赤テープを発見。

そこをぐるっと登っていくと、ブッシュの間から鉄塔がニョキッと姿を現す。

そこから背丈の高いブッシュの間を貧弱な階段で激下り。

本当にこっちであってるのか、

電気会社の管理道かなにかに間違って入ってしまったかと不安になるような道を

とりあえず意を決して突き進むと、いきなり田んぼに出ます。

こんな深い林の奥に隠れるようにして田んぼが広がっているとは。

広い場所に出ると道が一体どっちなのか分からなくなる。

とりあえず田んぼのあぜ道を伝って反対側へ進むと標識がありそちらへ。

そこから竹林の間の道をずんずん進み、池のそばを進んでいくと

ゲートを発見!府道9号に出ました。


↓とにかく真っ暗だよ

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↓府道9号に出ました

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とりあえずゲートで一服し、水分補給したらすぐさまリスタート。

舗装道路を少し下って、右手の切れ込みから再び山道へ。

一気に斜面を駆け上がっていくと、交野山頂こっちと標識があり、

そこからまずはいったん激下りさせられる。

そこからまた長々と鈍い階段をこなし、これまた標識に従って左折。

お社が見え、鳥居をくぐって先へ進むと、そこから軽く岩場の急斜面となる。

そこをよじ登っていくと、木々がなくなり空が見え、

前方に巨大な岩が鎮座していました。

交野山とうちゃこです。


↓少し下ったところから再び山道突入

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↓交野山341mとうちゃこ

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ここからは本当は夕焼けを見る予定だったのだが、

寝坊が響いてすっかり夜。

でもそのおかげでなかなかの夜景を見ることができました。

何枚も写真を撮り、自撮りした時に、うっかりスマホを落としてしまい、

カバーの下がちょっとヒビが入ってしまいました。

目立つようなダメージではないのだけど、

暗闇であれこれ操作するのはやっぱり気をつけなきゃな…

とりあえずもうこの夜景を無事に見れたのでスマホをザックに仕舞い、

あとは残る1つのピークを取ってレッツ下山!


↓ナイトハイクは嫌だけど、頑張ったご褒美の絶景

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↓とりあえず山頂シェ〜

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まずは交野山をササっと下り、トレラン気味に白旗池を横切る。

そこから長いだらだらとした階段を上って国見山にとうちゃこ。

ここもなかなかの眺望だが、

またザックからスマホを出したりなんだり面倒くさいのでスルーして

とにかく下山!

林の中をつっきって、国見山登山口まで残りのパワー全放出でダッシュ。

頑張りすぎて第二京阪の高架下でへたり込む。

残っていたドリンクを全部がぶ飲みしたら、とりあえず奥さんに電話。

そこから一気に気が抜けて、津田駅まではさっきのクソ力はどこへやら、

ヘナヘナでJR津田駅に到着。

ということで無事?縦走を完了しました。

駅前のファミマでいろいろ買い込んで、電車でバカ食い。

帰宅は20:15ごろでした。


JR津田駅。乙!

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あまり感動のない山行だったのでさくっと記録を終えたかったが

何しろ距離距離なんで、やはり長文になってしまった。

おわり。

2015-11-09

スマホでびゅう

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雨の日曜日。

いよいよスマホでびゅうしました。

今のガラケーは、子供らにボコボコケータイと揶揄されるほど使い古しで

かれこれ5年ほどになろうか。

このところ、勝手に電源が落ちたり、極端に動作反応が落ちたり、

完全に寿命間近の兆候がひどく、データを損失する前に機種変更とあいなりました。

もう遺産とも思える年季の入ったゲラケーから一気に最新のiPhone6s。

まあLINEできるようになったくらいでゲームもしないし、電子書籍も見ないし、

やること、やれることはあんまり変わらないかなあ。

それにしてもなんでもかんでも、

IDとパスワード、IDとパスワードってほんまわけわからん。

その割に、なにか登録したりなんだすると、

こちらが指定もしていないのに情報が拡散していくし、

護りたいのか、晒したいのか。

なんでも強制的につながされることの空恐ろしさを早くも感じてます。



それにしても、なぜにあのケータイ屋というものはあんなにひどく疲れるんだろうか。

店員は何もかにも全てわかった体で話してくるけど、知らんもんは知らんし、

専門用語で横文字でどうのこうの言われても、呪文のようだ。

料金もあれがどうでこうでとふっかえてくるけど、

結局お得なのかどうかさっぱりわからん。

マクドのメニュー表みたいに、これとこれとこれトッピングしたらこうなるとか

もっとわかりやすく提示できるだろうに。

結局テクノロジーが進化して便利になったといっても、

そういうところで不便感じさせてたらあかんのとちゃうんかなあ?

やっぱりサービス業なんだからそこのイマジネーションがないと。

やっぱ人間次第ってことやね。

この機種変更だけでどっぷり半日費やして疲れました。