Hatena::ブログ(Diary)

記憶の残滓 by arkibito

2017-06-05

スマホ復活

ついにスマホディスプレイがバッキバキになってしまい、

修理に出す。

ピッカピカの画面はやはりノーストレス

2017-05-18

京都日本酒ドロップキック

日曜日。

うめ夫妻のお誘いで、京都の酒イベントに参加してきました。

毎年、行こうよと声をかけていただいていたのに、

ちょうど田植えと重なってしまって無理だったんだけど、

ようやく実現しました。

京都日本酒ドロップキック」というイベントで、

この手のイベントでは息が長く、今年で8回目だそうです。

大体、南北は四条通御池通の間、

東西は河原町通から堀川通の間のエリア内の飲食店と

京都滋賀を中心とした酒蔵がタッグを組んで、

1杯×1品をワンコイン500円で供するというものです。

参加者は、申し込み時に届くイベントTシャツを身に着け、

専用のお猪口をぶら下げて、

しゃなりしゃなり界隈を歩きながらお店をめぐって、

ほろ酔い、というかヘベレケになっていきます。

だって、単純計算で5勺×17カ所=1,530mlですから、

4合瓶2本以上の計算です。 

ツワモノのうめ夫妻は、毎回コンプリートしているそうで、

自分ももちろんその心づもりで参加してきました。

ちなみに記事は後半に行くにつれて信憑性がアヤシイです…


↓うめ夫妻と

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12時スタートですが、スター時は混みあうので、

30分早めに集合します。

スタートはうめ奥さんの同僚の皆さんたちも集まり、

しばらくはご一緒に楽しむことになりました。

よろしゅうお頼申します。

まず1軒目は、日ごろは一見さんお断りで味わうことのできない

亀山学」で決定。

後で調べてわかったけど、なんか見たことある人だと思ったら、

河原町のディープスポット四富会館で

天婦羅屋のおっちゃんが新しく開いたお店でした。

少しフライング気味にスタートとなり、真新しいお店にイン。

ここでタッグを組むのは、京丹後弥栄町の竹野酒造さん。

初めてお目にかかります。

ここはお酒が酒米違いの3種類用意されていて、

チョイスすることができました。

せっかくなので一人ずつ別々のをオーダーして

回し飲みすることにします。

酒米は、「亀の尾」「祝」「旭」という、

栽培されていながら歴史の表舞台から一旦消えてしまった

幻の酒米を復活させたものたちばかり。

すごいです。その中で自分は迷いなく、

滋賀酒米である「旭」をチョイスしました。

アテは鴨。

さっそく1杯目をみなさんと乾杯〜♪

この弥栄鶴、すごい。

最初のインパクトはとても透明感を感じる

フレッシュなキレなんだけど、そのあとに、

非常にジューシー感にあふれた濃厚な味わいが来て、

自分好みの少々酸味強めなアタックののちに、

上品な味わいを残して、

すっきりと喉を駆け抜けていきました。

なんとなく、大好きな吉野の花巴を連想するような

ちょっと独特な印象を受けましたが、

花巴よりも後口がクリアで、非常に好印象。

この日の圧倒的NO.1を早くも引き当てました。

んまい!


亀山学×弥栄鶴(竹野酒造)

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亀の尾蔵舞と旭蔵舞

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↓仕込み水

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↓普段はいちげんさんお断り

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さて、素晴らしいプロローグで幕を開けましたが、

数が多いので、早速次のお店へ参ります。

エリアのいたるところにお店は点在しているので、

できるだけ効率よく回りたいし、

やはり人気があって並ぶところや、

オペレーションが良くて回転が良いところ様々あるので

色々と作戦を練りながら回っていきます。


2軒目は、少し南へ下って、

人気店の「宗 SOU 西洞院店」さん。

結構な人だかりでしたが、スタンディングで滑り込み。

お酒は洛中最古の酒蔵である松井酒造さんの「神蔵 KAGURA」。

ムロナマゲンの黒ラベルをいただきます。

ちなみにこのラベルの書は書家紫舟さんのものだそうで、

無骨なこだわりが垣間見えます。

さっきの個性派と一転して、味も王道ど真ん中の切れ味。

ここはアテがものすごく充実していて12種盛り。

好物ばかりでたまらん。カラスミと鶏肝最高でした。


↓宗 SOU 西洞院店×神蔵(松井酒造)

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↓神蔵

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↓酒肴12種盛り

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↓うまし

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続きまして3軒目は、人と隣が混んでいたので

一旦スルーして、もう一つ隣にある

「Sushi Dining 大八」さんでマグロの握りをいただきながら、

滋賀高島市の上原酒造さんのお酒を。

高島は本当に水のきれいな地域です。

定番の不老泉ではなく、杣の天狗のうすにごりをいただきました。

米の甘味をほんのりと感じる芳醇なうま味が

脂ののったマグロ赤身と相性抜群。

うまし。


↓Sushi Dining 大八×不老泉(上原酒造)

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↓不老泉と杣の天狗

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マグロの握り

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つづいて、さっき混んでいてスルーしたお店に戻ります。

引き続き行列で少し待ちます。

この日は前日と打って変わってカンカン照りでなかなか暑い。

この暑さが後半激しく消耗する予感。

ようやく2階席が開いて店内へ。

「和ダイニング 一政」さんです。

ここでは富山の銘酒「羽根屋」をいただきました。

荒ばしりということで、

ちょっとやんちゃに刺激が飛び回るような若い酒。

アテにはマンボウ!これがなかなかクセのある味で、

なんとなくカップヌードルの謎肉を彷彿とさせる味でした。


↓和ダイニング 一政×羽根屋(富美菊酒造)

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↓羽根屋 限定あらばしり

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マンボウ

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これで4軒、南西部の一角は制圧。

ここから一旦大きく移動をして北端のお店へと移動します。

このくらいの時間になると、

界隈は同じTシャツを着た参加者であふれていて、

人気ぶりがうかがえます。

御池通をまたいですぐのところにある「Ken蔵」さんに到着。

ここでは伏見の酒・招徳さん。

女性の杜氏さんががんばっておられる酒蔵さんです。

純米吟醸の花洛をいただきます。

アテはここはあんこが乗ったチーズケーキ

さっきのマンボウの味がずっと残っていたので、

ここで甘味はありがたや。

すっきりクリアなお酒との相性も良く、

仕切り直しにはぴったりの口直しでした。


↓Ken蔵×招徳(招徳酒造)

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チーズケーキ

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さて、うめ奥さんの同僚の方とはここでお別れ。

山口のお酒の話でもとても盛り上がったので

一緒にコンプリートしたかったのですが、残念です@@

さて、トリオとなって、

次に目指すはNHK裏にある「ごはんや」さん。

ここでタッグを組むのは東近江の酒蔵「畑酒造」さん、

といえば、大治郎です。

スペックは吟吹雪を使った生の純米酒

ほのかに香るフルーティーさは、

時流に乗った味わい。

滋賀の酒はさすがにクオリティが高い。

アテはこちら。個人的には新香巻きが大変ありがたい!


↓ごはんや×大治郎(畑酒造)

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純米生酒

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↓新香巻きうまし♪

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続きまして少し道を戻りまして、「楽酒菜 まゆめ」さんへ。

ここは大盛況のようで、結構な行列。

炎天下の中少し待たされてしまいました。

中へ入ってその理由がわかりました。

席に着くとすぐ、女の子がお盆いっぱいに

様々な小鉢のアテを持ってきてくれるのですが、

好きなものをどれでも取ってよくて、

結局我々も全種類頂くことにしました。

アテが豊富だとついつい、

2杯3杯とお替わりをする人も多いようで、

滞在時間が長くなって、それで行列も伸びると、

こういう仕掛けです。

ここのお酒は、島根出雲のお酒「十旭日」さんです。

これ、いっつも間違うのですが、

滋賀愛荘町にある蔵元 藤居本家さんの銘柄が「旭日」で、

ラベルがすごく似ているのです。

今回も地域柄そっちだろうと思ってたら、

十字マークが冠されていました。

島根の酒はどこも野趣あふれる無骨さがある印象で、

こちらもキリっと透明感のある辛口一本。

雄町の少し独特な強さをうまく生かした酒でした。

で、豊富なアテが進みます。特に牛肉の時雨煮!

アテでは今回の一番はコレ。

強い酒には肉で押す。


↓楽酒菜 まゆめ×十旭日(旭日酒造)

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純米吟醸 改良雄町

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↓左が滋賀の「旭日」、右が出雲の「十旭日」

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↓選び放題のおばんざい♪牛肉の時雨煮が最高!

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さてお次は、六角通を進んで、

「夢処 漁師めし 雑魚や」さん。

ここも大変盛況なご様子ですが、

そこそこキャパが大きいのでそれなりに飛び込む。

店の入り口に水道があって、

ベッタベタのお猪口を一旦ここでキレイにできました。

酒は、銘酒ひしめく姫路の、

安富町という何とも山深い集落にある

小さな酒蔵・下村酒造店が放つ「奥播磨」。

全国的に非常に注目されている銘柄ですね。

ここは2種類から選べるようでしたので、

ちょっとシュワシュワを感じたくて、

活性すくい汲みにごり酒を杯から直でいただきます。

んん〜のど越しのど越し。

アテも2種類からチョイスですが、

ここは迷いなく胡麻カツオ

ねっとり、ねっとり。


↓夢処 漁師めし 雑魚や×奥播磨(下村酒造店)

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↓活性すくい汲み にごり酒

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↓トクトクとまいりませう

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↓胡麻漬かつを

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これで、烏丸通から西側の8店舗を制圧。

残り東ブロックの9軒。折り返し地点です。

まあ、だんだんと酒の量も増え、

暑さもあって、若干あやしくはなってきましたが、

まだまだこれから!

そのまま烏丸通をまたぎまして、

すぐそこの「旬・炭火焼 んまい」さんへ。

うめさんが、ここで常連さんにつかまるとヤヴァイと行っていたところ。

確かにすんごい盛り上がっていて、

底なし沼かもしれませんなあ。

帰りにはサービス券まで頂ちゃいました。

アテは確かクリームチーズ3種。

お酒は東近江の「喜楽長」の生原酒。

直球勝負の味わい。


↓旬・炭火焼 んまい×喜楽長(喜多酒造)

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↓生原酒とクリームチーズ

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続いて、すぐ近くの「宗 SOU 東洞院店」さんへ。

2番目に訪れたお店と同系列です。

ここはアテはホタルイカ天ぷらこんにゃくがうまし。

酒は、大和葛城山系の恵みを受け奈良御所の「篠峯」。

うすにごりはほんのりピリピリ発泡感があり、

優しい甘みを感じるお酒。

たしかここで、掘りごたつとは知らず、

穴にはまってコケかけた@@


↓宗 SOU 東洞院店×篠峯(千代酒造)

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純米生原酒 うすにごり

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ホタルイカこんにゃく

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続きまして、京都文化博物館の裏手にある

「まんざら亭 高倉三条」さんにお邪魔します。

何とも目立つドロップキック仕様の赤いラベルで主張するは

伏見の酒「月の桂」。スペックはちょっと失念。

この辺りになると店と店が近いので、

杯のペースが上がり、ちょっと記憶がヤヴァく…

というか、これだけの数呑みますから、

やっぱり印象の強弱もありますんで、その辺ご勘弁を。

さてさて、アテはおばんさいセット。大好きな鰆が入っていて、

魚河岸うめさんと魚談義。さすがっす!


↓まんざら亭 高倉三条×月の桂(増田徳兵衛商店)

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↓おもてなしセット

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続きましては「馳走いなせや」さん。

長い入り口の小路をゆきまして、2階のテーブル席へご案内。

ここの酒肴は二度目のスイーツ系。

写真撮り忘れましたが(汗)わらび餅でした。

スイーツ最高♪

それに合わせるは個人的に伏見の酒で1,2の好みの

トミオーさん。

信頼の味です。

スイーツ日本酒マリアージュ、これ意外といいんですよ♪

ここで確か奥さんに一回電話しました。

生存確認。


↓馳走いなせや×富翁(北川本家)

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↓富翁 純米吟醸ムロナマゲン

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続きましては、真っ黒でスタイリッシュな店構えの

「和鉄板ぞろんぱ」さん。

なにやらエエ匂いがしますなあと思ったら、

肉です!隊長、肉です!ワ〜イ♪

それに合わせるは福井の吉田酒造さんの白龍。

福井と言えば、銘酒・黒龍が全国的にも有名ですが白龍は初めて。

ということは言わなくてもいいのに、酔ってたもんで

お酌をしていただいた女将さんに口を滑らせてしまったら、

白龍もぜひ応援してください!と猛プッシュされてしまいました。

ハイ!モチロン!

後で調べてみたら、自分の所でコメ作りから携わって、

酒造りをしているところで、

愛すべき霊峰白山伏流水を使用したこだわりの酒蔵さんだそうです。

で、ここはやっぱりお肉の存在感がすごかったんだけども

その濃厚な味わいにも負けず、

むしろ余分な脂身をさらーっと洗い流してくれるような

清らかなお酒でした。


↓和鉄板ぞろんぱ×白龍(吉田酒造)

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↓肉!

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続いてはちょっと奥まったところにある「手水や」さんへ。

ここも大盛況で人の数がすごい。

ここはお寿司屋さんなので、アテはおいなりさん。

お揚げさん大好きなり!

で、ここでタッグを組むは、

おなじみ滋賀水口の美富久酒造さん。

と紹介するより、黒い三連星=ドムの酒と紹介した方が

手っ取り早いかもしれない(笑)

今日もちゃんと正装でふるまわれておりました。流石。

ジーク・ジオン

酒はノーマルスペックのドム式で安定の味!


↓手水や×美富久(美富久酒造)

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↓本日も正装で参戦!

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↓おいなりさん〜

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さてさて残りも少なくなってきました。

続いては「Bistro waraku 柳馬場」さん。

文字通り洋なお店です。

ここのお酒は、言わずもがなのハーパーさんが杜氏をしている

丹後久美浜にある木下酒造の「玉川」。

知ってます。うまくないわけがないんです。

山廃のムロナマゲンをいただきましたが、

後で知ったのですがペンギンマークでおなじみの

アイスブレーカーも用意されてたようで、

季節的にそっちにしとけばよかったなあ。

ここは洋風らしく、

なにかの惣菜系だったかスイーツ系だったか、

なにかクリーム入ったビスケットがアテでしたが

これがめちゃくちゃ美味かったのはすごく覚えています。

でもなんだったかはわかんない(笑)


↓Bistro waraku 柳馬場×玉川(木下酒造)

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↓ハーパーさんの玉川

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↓このアテうまし!

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さあ、残り泣いても笑ってもあと2軒!

ゴールが見えてきました。

お店もすぐそこ。

でも正直に告白いたします。

こっからの記憶がほっとんどございません!

とりあえずあと2軒でしょ!行ける行ける!と

もう完全に回っている自分を心配するうめ夫妻に

ファイティングポーズを出し続けてたのは

何となく覚えてるんですが…

でも、奇跡的にスマホに2軒の写真が残っていたので、

たぶんおそらく行ったんだと思います。

酒は呑んだのか、うめ夫妻が心配して止められたか、

寝入って口付けてないかもしれませんが、

とりあえず行ったのは間違いないようです。


ラス2のお店は「BAN SAN京色」さんで

お酒は大好きな滋賀は高島の「萩乃露」さん。

ですが、何も覚えていない!


↓BAN SAN京色×萩乃露(福井弥平商店)

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2軒目を出て、

あと「益やさんだけっしょ」と連呼したのは覚えてます。

で、オーラスは京都のネオ立ち飲みの超人気店「益や酒店」さん。

お相手は新潟は南魚沼の大米所の酒蔵「高千代」さん。

これも写真残ってるけど、全く覚えてない!

不覚!


↓益や酒店×高千代(高千代酒造)

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↓高千代

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めったに記憶を失うことはないのだけど、

というか人生で2度目ですが、

でもたぶん、うめ夫妻のコンプリートには

どうにかギリアウトで付いて行ったようです。

たぶんお二人は記憶ちゃんとあるでしょうから、

間違ってたらすんません。

いやあ、途中、あまりお腹の具合がよくなかったので、

トイレ近くならないように、

こまめにやわらぎ水を取らずに来た上に、

なかなかの暑さで、それが一気に酔いを加速させてしまったようです。

初参加というのもあり、ペースがつかみ切れなかったのもある。

でも、やっぱりこれだけの量をめぐり呑みというのが

なかなかチャレンジなことで、

それを平気でやっちゃうあの2人がすごすぎるんだと思います。

自分はお酒好きだけど、強くはないもん(笑)

恐れ入りました!真のモノノフです。


ラストはグダグダでしたが、

普段京都でなかなか入らないお店もめぐって、

おいしいもんいただきながら、

色々なお酒を昼間から浴びれてワシャ本望じゃ!


ということで、無事にイベントを終了しましたが、

え〜家に帰るまでが遠足で〜す!

確か帰るモードになったとたんに、

しっかりせねばと再びうっすらと頭が回転したように思います。

たしか、新京極の所の阪急への地下の所で

うめ夫妻とお別れして

(あのあと2人はどうしたのかな?反省会でさらに呑み?)、

ダダダダっと地下に入り、特急に飛び乗ったのは覚えてます。

で、淡路でちゃんと下車して、谷町線に乗り換えたのに、

それで油断したのか、次の記憶は南森町

見事にオーバーランしてる。

慌てて引き返したところで、相当に具合が悪く、

奥さんにレスキュー要請して、あとはまた記憶なく…

相当にべろんべろんだったそうです@@@

でも、ほぼ無事に自力で帰宅したので勘弁してね♪

2017-04-19

『音楽と美術のあいだ』刊行記念トークイベント 大友良英×小崎哲哉

時計の針を少し巻き戻して、金曜日の晩。

恵文社一乗寺店に本当に数年ぶりにお邪魔します。

学生時代からだからもう20年近く通っていますが、

昔はこういった本屋がここしかなかったんだけど、

今は身近にも増えてきて、

どうしても距離があるので足が遠のいてしまっていました。

前訪れた時は、店の西側に拡張していましたが

今回は東側も拡張されて、あたらしくイベントブースまで。

相変わらず本のラインナップも素晴らしく、品ぞろえ抜群です。


↓恵文社一乗寺店

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で、今回お邪魔したのは、

去年秋に参加させていただいた

「アンサンブルズ東京」の主催者であり、

音楽家・ギタリストの大友良英さんが新しい本を出版する

記念のトークショーに参加するためです。

単に音楽活動を行うだけではなく、

日本はもちろん世界各地で「アンサブルズ」プロジェクトを行い、

老若男女問わず、また音楽や芸術の垣根を越えて、

ムーブメントを起こしているすごい人です。

お相手は数々の芸術系雑誌の編集長を務め、

芸術プロデューサーとしても活躍の小崎哲哉さん。


↓『音楽と美術のあいだ』刊行記念トークイベント 大友良英×小崎哲哉

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↓トークスタート

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とにかくもう最初から最後まで大切なことだらけでした。

そこまでしっかり考えているということ、

そしてそれらを単に頭でっかちな理屈で終わらせるのではなくて

それらを実践することの偉大さをまざまざと実感しました。

色々多岐にわたる話題で、

なかなかうまく順序立ててまとめることができないけど、

ポイントだけおさらい。


結局、音楽や美術作品を作り出すということではなく

現象を作り出す、場を演出するということが大事で、

そういう意味では美術も音楽も科学も料理も根っこは同じ。

デジタルの時代では、それらを録音したりアーカイブ化して、

いつでもどこでも再生可能な技術が発達してしまったがために、

それらの現象的な側面、ライブ感という、

本来の醍醐味が軽んじられ、

単純に娯楽対象、消費対象として用いられてしまう。


音楽でいえば、PA技術の発達やオーディオ設備の充実で、

日々たくさんの音が溢れているけれど、

ほとんどは音の主要な部分を拾っているだけで、

実は細かな音を再現できていない。

それでは作り手の本当のこだわりだったり、

核心部分が正しく伝わらないのだけど

今の人たちはスマホのイヤホンの音しか知らないから

それで十分満足してしまう。

というより、それしか知らないから、

はじめからそういうものだとして認識されてしまう。

むしろ、そういうことにこだわるのは

一部のマニアの世界の話でしょと切り捨てられてしまう。

すると聴く側のクオリティが下がるのは当然で、

そうすると今度は作り手側のハードルも下がる、

その負のスパイラルが繰り返されてしまうのは

ホンモノを知らない、無知であるということに尽きる。

それは芸術の世界でもテレビの世界でも、なんでもそう。

大量消費、大量生産、デジタル技術が便利さを加速させる一方で、

簡略化により省かれた部分がそっくりそのまま衰退してしまう。

でもその省かれた部分が実は大切なものだったりする。

つまり、何に重きを置くのか。

効率やコストなのか、クオリティなのか、

価値観の問題にぶちあたる。


芸術家や音楽家は

そもそも社会の通底にある価値観や常識を一変させたり、

別の角度からの視点を示唆したり、

あるいは全く新たな価値観を創造する類の

アクションやモーションを起こす人たちなので

そういった傾向や時流に対して、

彼らが起こそうとしているのは

ヴァルター・ベンヤミンが提示した

「アウラ=一回性」の復権なんじゃないかと思いました。

つまり、今や何もかにもが大量にコピーされ、均一化され、

時代の早すぎる流れのなかで、

すぐに別のものに簡単に置き換えられてしまうような

モノやコトではなく、

その日その場所でたった一度しか体感できない

”経験”こそがホンモノであり、

それに気づかせるための1つの方法として、ということでしょうか。

そのもっとも有効的な方法の一つが、

ハレとケの交わる”祭り”であり、

大友さんが手がける「アンサンブルズ」プロジェクトなのでしょう。


また本のタイトルの意義について述べられている部分も

なかなか興味深かった。

「音楽と美術のあいだ」ということですが、

その「あいだ」というのは

2つの中間に属する何かを指し示しているのではなくて、

音楽と美術とのつながり、間柄という意味で、

この2つは長らく交わりそうで交わらないような

明確な境界が存在してしまっていたのだけど、

それらを越境したり、

行き来したりするような動きがどんどん出てきている。

これはこのお題にかかわることだけじゃなくて、

その世界・業界の中だけで成立するような評価体系の中だけでは

そのものの真価は図ることができないし、

一側面的な偏った見方に陥りかねない。

常に大事なのは、他者の存在、他者の視線。

これは、とても大事な投げかけです。


そもそも自分がどんなジャンルものか、

どういった系統に属するかなんて言うことは

本来どうでもよくて、むしろそれは評論家や歴史家の仕事。

ただ、世間を知らない若者が知らずにパクッている場合に、

大人がきちんと怒る必要があり、

その根拠としての体系化の作業とその教示は大切なことであるという

小崎さんのキュレーター然としたコメントはなかなかうなずけました。


色々な話を伺って、ナルホドと思わせることだらけでした。

つまり”型”ではなく”型破り”なんだと。

自分も音楽をやっている端くれの端くれですが、

コードがあったり、AメロBメロサビといったフォーマットがあったり、

ある型に従って構成されていて、

それらを忠実に演奏する、上手に間違わずに弾くということだけに

どうしても頭が行きがち。つまり型にばかりこだわってしまう。

でも人の心を動かしたり、

世代や時代を越えたムーブメントを起こす本当の要素というのは、

そういったものを越えたところにあるもの、

つまり”型破り”なんだと気付かされました。

これは音楽に限らず、美術でも、スポーツでも何でもそうかもしれません。

もちろん、それをはっきりと口にできるのは、

何よりもまず”型”を知っていることが大前提で、

”型”もできない者がそう主張したとて、

何の説得力も持ちえないということは言うまでもない。

文字通り、型があってこその型破りであって、

それもまた他者の存在の話につながってくる。

うーん、納得。


とにかく、何事も自分で考える、

よく考えるということの大切さ。

ホンモノっていうは決して偶然の産物ではなく、

すべて必然であって、

そしてホンモノはえてして面白い。

本当にこの夜はとても素晴らしい勉強になりました。

そして先日の本屋トークの話ともやっぱり繋がる話で、

とても収穫の多かった。

(これを何か形にできればいいんだけど…)


↓すごい大事なことしゃべってます

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トークショーの後はサイン会。

アンサンブルズ東京で●●駅から参加しましたというと、

覚えていていただけてました。

しかし、これほどの方と一緒の舞台で歌って踊ったというのが

今になって本当に奇跡というか、ありえないことだなあと改めて。

娘にとっても一生の財産になったろうし、

本当に大友さんには感謝しかありません。


↓大友さんと記念撮影

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↓サインいただきました

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この日のトークショーの内容を

ぎゅっと凝縮したのがこの一冊なので

これから読み込もうと思います。

バイブル必至だな。


↓必読!

2017-04-04

『濃い味、うす味、街のあじ』 by 江弘毅&奈路道程

関西カルチャーを鋭くえぐる雑誌

『Meets Regional』を創刊し、

長年編集長を務めてきた江さんが、

なじみの店を中心に紹介しながら、

街や店がもっている場のチカラや

空間の魔力とでもいうようなものを

”味わい”というキーワードでざっくばらんに語った一冊で、

元々は毎日新聞の連載を取りまとめたもの。

表紙や挿絵には、長年タッグを組んできた

奈路さんの強烈インパクトを残す

ジャックナイフのようなイラストが用いられ、

この一冊自体が鍛え上げられた個性と

関西気質に彩られていて、

もう表紙から”ええ匂い”させてます。


濃い味、うす味、街のあじ。

濃い味、うす味、街のあじ。


しょっぱなに登場する中津の「いこい」さんやったり、

京都の「百練」さんやったり、

宝塚南口の「アモーレ・アベーラ」さんやったり、

あるいは西成の「難波屋」さんなど

自分も行ったことがある店、

長年お世話してもろたお店が登場するんで、

店の味、街の味とは何たるかちゅうのが

実感としてよーわかる。

そういう味わいを身に着けるんは一朝一夕ではいかへん。

長年、店のご主人や常連さんが

一緒になって育んでこその結晶であって、

それが店の佇まいやら、店の人の所作、

常連さんのワイガヤのあちらこちらに、

ジワ〜っと染み出て、それがええんですな。

その場所、空間を彩ってきた歴史の只中にポーンと身を置いて、

”時”と”人”がようしゅんだ酒呑んだら、

旨いに決まってる。

ほんで、自分もまたその店やら街の

歴史を飾る登場人物の一人にさしてもろたら、

これほど贅沢な幸せはあれへんわけです。

これ、間違いない。


なんでか?

大層な話、ビールなんてのは、

全国どこでも同じ規格で作られてんねんから、

何処で飲んだって同じ味がするはずやけど、

でもそれをより旨いと感じられたり、

マズイと感じられたりするのは、

成分がどうのこうのではなく、

それを飲む場所やったり、

シチュエーションやったりを

どこかで確実に感じ取って、

総合的な感覚として旨いとかマズイということになるんとちゃうかな。

そういう感覚的なもんっていうんは、

5段階評価で何点と杓子定規に数値で測れるもんでもないし、

ネットやメディアで盛り上がっているかどうかとか、

又聞きの他人の物差しで推し量れるもんでもない。

そういう感覚こそがまさしく、人間的な部分なんやろし、

そういう感覚というものは、常に磨いてないと鈍なる。

で、人間味の薄い人間はやっぱ色々あかんのですわ。


時々、飲むんならどこでもええ、

ファミレスでも牛丼屋でも飲めるでとか、

酒なら何でもええ、酔えたらそれでええとか

あっさり言わはる人がいますが、

それって、単にアルコールという化学物質に、

神経やられたいっちゅうことだけでしょ。

そういうのって心底センス(=感覚)あれへんなあと思うわけです。

呑むということの”ハレ”の空気だったり味だったり、

あるいは店ごとの違いだったり歴史だったりを

敏感に感じ取って、時間や空間を楽しむというのがええんと違いますの。

わしゃ、酒に酔いたいんとちゃう、

人に酔いたい、店に酔いたい、街に酔いたいんやと、

こない思うわけです。

それはやっぱりネットやスマホの世界にはない生の感覚やし、

どっちがオモロイねん言うたら、そら決まってますやん。

知らんけど。


というわけですわ。

あ、別に酔うてません。あしからず。

2017-03-24

渥美トレイル 弾丸縦走

愛知県のカニの爪のひとつ渥美半島には

背骨のように山がポコポコと連なっていて、

それを繋いだ手軽なトレイルがいくつかあるようでした。

せっかくなら最高峰を通るルートを歩こうと思って

雨乞山から最高峰の大山をつなぐ

渥美トレイルを歩いてみることにします。


予定通りのバスに乗り込み、30分ほど走って、

石神バス停に到着したのが12:03。

ここから半島を縦断する形でトレイルを歩き、

南側の海岸線にある越戸バス停まで。

バスの時間が15:09か17:09の2択しかなく、

大阪までの帰りを考えると当然前者を狙っていくしかない。

となると逆算するとほぼ3時間で完歩する必要がある。

初めての山塊なので距離感がイマイチわからないのだが、

あまり悠長に歩くことはできないだろう。

でも、トップでもせいぜい330mだし、

まあこないだの愛宕山ほど地獄でもないはず。

序盤にできるだけ頑張って、後半に余裕を持たせるため

スタートから巻きで参ります。


↓石神バス停

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まずはバス停から国道をまたぎ、石神の集落へ。

一応、ポイントに雨乞山への案内があるのでそれにしたがって

のどかな村落を抜けていきます。

すでに右側には雨乞山が見えていて、

ずーっと直線の道を歩いていくと、

貯水池の所で案内があり、そこを曲がります。

そして池の脇から舗装が解けて、トレイルがスタートします。


↓集落内を標識に沿って

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↓雨乞山がみえてきました

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↓貯水池横からトレイルスタート

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いざ山道へと勢い勇んで舗装を外れた途端、

目の前に衝撃的な光景が!

なにこの激坂!!

ほぼ垂直に感じられるようなガレガレの道が、

はるか上部まで連なっているではありませんか!?

いや、これがずっと続くようなら絶対ヤヴァイでしょ。

いきなりのカウンターパンチに目がくらみますが、

行くっきゃない。

取り付いて、手も思いっきり使いながらよじ登るような感じ。

でもガレッガレなので、足元が滑る滑る。

ずり落ちないようにして、

必死のパッチで体を押し上げていきます。

すぐさま全身から大汗が吹き出ますが、

立ち止まるとずり落ちそうなくらいなので

斜度が安定するまでは体を動かし続けてとにかく登る。

ようやく上部の人工物のあるところでわずかな平地があり、

早くも一服。

いやあ、無茶なトレイルのつけ方をします。

これ、下る方はもっと怖いと思う。


↓写真では平坦に見えますが、真垂直に感じるくらいの激坂

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↓とりあえずここで激坂緩む

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そこからは、常識の範囲での急坂に変わりますが、

のっけからこのハードトレイルは予想してなかった。

徐々に斜度は落ち着いて、ブッシュの間を進んでいきます。

高度的にはロケットスタートのように一気に上げてきたので

すぐ目の前に雨乞山が現れ、

振り返れば、眺望も一気に開けてきました。


↓ブッシュの間を進む

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↓雨乞山の山頂が見えてきた。後ろには三河湾がちらり

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↓10分ら足らずでこれだけ上がってきました

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そこからも、決して安易な道ではなく、

岩礁を越えていくような個所を何度もこなしていきます。

ただ、特段滑落など危険を感じるような場面はありません。

高度を上げるにつれ、麓の集落だけではなく、

三河湾とその向こうにある蒲郡一帯まで望むことができます。

すぐ目の前が海だとなかなか眺めがよくて気持ちがよい。


↓岩場もあり面白い

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↓なかなかの見晴らし

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さらに上がっていくと、今度は南側の眺望も開けてきます。

見渡すと、これから進んでいく山並みが見え、

その一番先に、電波塔が目印となった山。

あれが、最終目的地であり、今回の最高峰となる大山。

こう見ると、結構な距離がある上に、

アップダウンが相当ありそう。

時間的な縛りがあるうえに、

しょっぱなの激坂に面食らっているので、焦ります。


↓はるか遠くに最終目的地の大山の電波塔

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そこからも岩場は続いていきます。

なかなかどうして野趣に富んだ面白い道です。

しばらくして平坦なところに出ました。

くちなし台という標識があります。

個々も南の眺望が開けていて、

右手に物見山、奥に大山が見えます。


↓岩も登ります

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↓くちなし台

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↓左のピークが大山、右のピークが物見山

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そこから、ようやく穏やかになったトレイルを進んでいくと、

前方に雨乞神社の標識。

本線を少し外れて、右の枝道へと進んでいくと、

大岩をくり抜いた洞に小さなお堂がありました。

”雨乞”というだけに、

この辺りは干ばつがひどかったのかもしれませんね。

せっかくなのでお賽銭を入れてお参り。


↓雨乞神社

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↓お参り

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すぐに本線へと戻り、トップを目指します。

ここからもなかなかの岩場が連続していきます。

登山口からはわずかに30分ですが、

すでに高いところまで来てます。

えいほえいほと登りきって標高233mの雨乞山に到着。


↓なかなかの岩場

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↓登り切るとさらに眺望が良くなってくる

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なかなかの見晴らしで開放感があります。

眼下に広がる福江の町並みの先に、

三河湾の一番狭まる湾の入り口に浮かぶ

篠島や日間賀島、佐久島があり、

対岸に延びるのは知多半島。

いやあ、ええ山です。


↓三河湾を一望。向こうは知多半島

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↓雨乞山とうちゃこ

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↓海薫る絶景かな

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さて、若干の休憩と撮影タイムを済ませて

次に向かうは物見山。

南側に向かってトレイルが続いていて、

割と平坦にブッシュの間を抜けていきますが、

せっかく急登を詰めた甲斐なく、どんどん下っていきます。

眺望はなくなり、深い緑の中、しんどい登り返し。

この辺りは歩きやすいのでサクサクと飛ばして、

10分ほどで物見山に到着。


↓平坦な尾根歩き

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↓と思いきや、アップダウンがありそう

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↓物見山

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物見山からは、さっきまで見えていなかった

大山までの間の具合が確認できます。

あそこまで、まだ2度3度ドンブラコと登り返しがありそうだ。


↓まだまだトレイルは続く

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物見山の山頂を後に、比較的平坦な尾根道をずんずん進むと、

前方に分岐点。

せっかくなので寄り道をして、直進します。

先客が休憩していた弁当岩をスルーして、その先の

タコウドという不思議な名前のピークまで。

残念ながらここは眺望なし。

弁当岩で少しだけ眺望を楽しんで、さっきの分岐までバック。


↓分岐点から少し寄り道

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↓弁当岩

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↓タコウド

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ここから南側の斜面を一気に下る。

ガレッガレで滑りやすいトレイルで、

うっそうとした森の中へ落ちていくようにして

ズシャーズシャーと下っていきます。

この山塊はどうやらどこから登っても下りても、

急なようです。

そうして鞍部にある糀峠に到着。

ここからはいくつかの道に枝分かれしていますが、

ここは迷いなく大山方面の登りへ。


↓糀峠

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ここからも、短いながらの急登を詰めることになります。

しばらく登ると鉄塔のある広場。

振り返ると真正面に物見山がドーン。結構迫力を感じます。


↓鉄塔

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↓振り返って物見山

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鉄塔の広場からブッシュに分け入って、

再び急登と格闘。

一気に登って、つつじ山という表示のあるところからは

斜度がいったん緩む。

緑の回廊のようなトレイルを進んでいくと、

再び岩場のよじ登る区間があり、汗がしたたり落ちる。

登りきると分岐があり、本線を少し外れて、

狼煙(のろし)山と呼ばれる小さな広場に出ます。

ここからも電波塔のある大山が見えます。

まだまだ先は長い。


↓つつじ山

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↓激坂続く

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↓狼煙山

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↓南側の眺望

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一旦分岐まで戻り、本線を進むと、

まるでマレフィセントな暗くて怪しい雰囲気の

深い森の間を縫うようにして進みます。

この辺りは斜度は収まり、平坦な道だが、

木の枝に合わせるかのようにクネクネと道も曲がっていきます。

しばらく進むと、目の前に突如の大岩が現れ、

その割れ目の間をトレイルは進んでいます。

そこをえいやと登りきると、

そこが観音の腰掛けと呼ばれる岩でした。


↓魔女の森のような道が続く

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↓目の真の大岩を登ると…

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深い深い森が一帯を支配する中で、

この大岩だけがぴょこんと突き抜けて、存在を主張して、

まるで陸の孤島のようです。

すり鉢状の平地のヘソに位置していて、

周囲の山を見上げることができます。

もともと渥美半島自体、太平洋から吹き付ける風の通り道なのだが

この付近はさらに風が幾方向からも舞い込んでくるのか

バタバタと強く吹いています。

時刻は13:30を少し過ぎたところ。

スタート地点のバス停から

持ち時間の約半分を使ってここまで来ました。

残りの道のりを1.5hで歩破しないとバスに間に合いませんが、

目測では、少なくとも半分は来ているので、

今のところは大丈夫そう。

少し岩の陰で休息を取り、おやつとおにぎりで昼ごはん。


↓観音の腰掛け岩から狼煙山を振り返る

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↓海も見える

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10分足らずで休息を終えて、リスタート。

岩の向こう側から再び深い森の中へと進みます。

空が曇ってきたので、ますます森の中は薄暗くなり、

グリム童話のような不気味な雰囲気が高まります。

しばらくは平坦でしたが、じきに斜度が上がっていきます。

15分ほど登っていくと、前方が丁字路の分岐になっていて、

その真ん中に臍石(ヘソ石)と呼ばれる岩の塊がゴロン。

そこに登ってみると、ようやく目の前に大山が姿を現し、

その脇からちらりと太平洋が見えました。


↓再び森の中

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↓臍石

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↓太平洋が見えた

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あとひと山登り返せばと、めどがついてきた矢先に、

ついにスマホが馬鹿になります。

表示ではあと18%の電力のはずなのに、

気づいたら落ちていて、

再起動して写真を1枚撮るとまた電源が落ちてを繰り返し、

そのうち再起動もできなくなりました。

ここで困るのが、今回の遠征で腕時計をし忘れてしまい、

スマホが起動しないと時間がわからない。

ここまでの状況だときっとバスの時間には間に合うが、

細かな時間がわからず調整ができなくなってしまったので

とにかく急げるところは急ぐということに

徹しないといけなくなった。

今回はまだメドがついているし、低山だからいいけど、

この夏の遠征でもちょっと気を付けておかないといけないな。


しばらく尾根道を歩いていくと、

あつみ大山トンネルの方からの登山道と合流。

いよいよチマコッピに向けてオーラスの登りです。

で、これがまたキツイ。

この山塊はどこも本当に最短真直でトレイルがついているので

全部急登に感じます。

10分ほど急登とと格闘して、

最後は汗ダラダラで山頂に達しました。


↓いよいよラストスパート

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↓最後までキツイ!

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標高327.9m、渥美半島最高峰、大山

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山頂にはずっと見えていた電波塔があり、

その脇に展望台が設けられていました。

登ってみると、北側にはここまで歩いてきた山々が連なっています。

西側には午前中歩き回った伊良湖方面の様子と海が見えます。


↓電波塔と、伊良湖岬

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↓雨乞山方面

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↓お決まりのシェー

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さて、あまり悠長にはできませんので、

ひとしきり眺めを楽しんだらすぐに下山開始。

参道側の道は幅は広く、先ほどまでと比べると歩きやすいが

こちらもなかなかの急坂で、がれています。

海へと一気に下る道なのですが、

残念ながらこの道上からは海は見えず、ちょっと残念…


↓表参道

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20分ほど、ガシガシと下って、

白山神社の鳥居でトレイルは終了。

お疲れ様でした。

眺望もよく、岩場などバリエーションに富んだコースで

なかなか面白い山でした。

ただし、標高に比べて、アップダウンがきついので

油断していると大変かと思われます。


白山神社の鳥居にて無時下山

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↓海が目の前

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↓振り返って大山

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とりあえず無事に下山はできましたが、

ゴールはここではありません。

R42へと出て、左手に進んで歩いていくとバス停を発見。

時刻表を確認すると15:09。

スマホがなんとか一瞬再起動で来て、

時刻を確認すると20分前で、ホッ。

ということは、2時間40分の山行だったということになります。


道は交通量が多く、路肩もないし、

バス停と言っても標識だけなので、

民家の石垣に座ってコーラを飲みながらバスを待ちます。

時刻通りにバスが来て乗り込みひと段落。


↓越戸バス停

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無事に三河田原駅に戻ってきました。

10分後に出る豊鉄に乗り、豊橋に戻ってきたのが16:22。

そこから16:45発のこだまに乗って名古屋着。


↓三河田原駅

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↓豊橋駅

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おなかペコペコだったので、

新幹線ホームのきしめん屋さんでしっかりいただいてから、

乗り換えて、帰阪したのが19時頃でした。

ということで、名古屋遠征編、完結。


↓味噌きしめん

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↓山行ルート

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<山行スケジュール>

12:03石神バス停⇒12:15雨乞山登山口⇒12:32くちなし台⇒

12:35雨乞神社12:37⇒12:40雨乞山12:45⇒

12:55物見山12:57⇒13:02分岐⇒13:05タコウド13:06⇒

13:10分岐⇒13:15椛峠⇒13:17鉄塔⇒13:22つつじ山⇒

13:25狼煙山13:27⇒13:32観音の腰掛け岩13:40⇒

13:55臍石13:57⇒14:15大山14:20⇒

14:40白山神社鳥居⇒14:45越戸バス停15:09