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記憶の残滓 by arkibito

2016-11-21

濱口祐自LIVE at 小川ハウス(和歌山)

日曜日。

2014年から毎年、どこかでお会いしている

勝浦ブルースマン・濱口祐自さんのライブに行ってきました。

今年は、和歌山花山温泉の近くに新しくオープンする

パブリックスペース「小川ハウス」のオープニングイベントとして開催。

ちょうどいい機会ということでチャリンコで行ってまいりました。


ライブのスタートは18時なので、朝はゆっくりして、

13:30に出動。

南方へのルートはもうお決まりで、福島からあみだ池筋芦原橋まで。

そこから阪神高速堺線のアンダーを大和川まで。

交通量の多いR26で大浜まで進み、そこから直進して県道204号に入れば

あとはほぼ一直線。

どんよりしたお天気で寒いかなあと、少し多めに荷物を持ってきていたが

結構気温が高くて暑い。

なかなか向かい風がきつかったが、泉大津までで1時間と悪くないペース。

岸和田貝塚泉佐野と続く。りんくうタウンまで2時間。

長らくおつきあいした県道204号も双子池北交差点でさよならして左折。

思ったよりペースもよく時間もあったので幡代のマクドにイン。

遅めのランチを30分ほど。

ここから大阪和歌山県境の山越え。

おなじみの御ノ山峠までえっちらおっちら。

メンテしてないので、ギアが噛み噛み、中域の5,6速に入らなかったり。

ピークを過ぎるとテクニカルなダウンヒル

京奈和道のメビウスが出来上がっており、年月を感じます。

和歌山に入り、ブルべで走りなれた裏道を伝って川辺橋で紀ノ川を渡る。

さらに裏道から県道9号に入り、和歌山ICのところでR9にはいる。

花山の交差点から裏道を少し行ったところに、

今回の会場の小川ハウスがありました。

片道82kmを4時間。まずまずかな。


↓久しぶりの御ノ山峠越え

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小川ハウスは、広い中庭のある古民家を改造して

パブリックスペースとして

これから色々なイベントや教室が催されるそうです。

県越えの手間で余裕かましすぎたせいもあり、

到着が17:30。すでに多くのお客さんが奥の大広間に集まっています。

一角で息を整え、荷物整理をしていると、

少し早めですがライブスタート!


↓小川ハウスにて

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いつものように、軽快なトークで会場を和ませながら、

さらりと名曲たちを弾きこなしていきます。

原曲の良さを最大限に引き出しながら、

極めてユニークなアレンジをからめていく、

カツウラスタイルは何度見てもかっちょええです。

テンポのいい曲は、あえて荒削りにエッジを利かせ、

ゆったりとした曲は極めて繊細なタッチでなでるように奏でる。

12弦スライドギターはゴージャスに!

曲終わりにはちょっとはにかみながら、

「ええのお」といううのが何とも親しみが持てます。

曲が終わるごとに、細かく細かくチューニングを繰り返すのは相変わらずで

それもまたこだわりぬいた匠の技。

途中、ギター1本がプラグの接触不良を起こして、

曲の途中でアンプから音が出ずに生演奏になったりトラブルもありましたが、

生音もまた会場の雰囲気に合っていました。

味わいのある歌声を聞かせてくれる

椰子の実』『なにもない』『しあわせ』も本当に心地よかった。

どれもこれも贅沢すぎる素晴らしい内容でしたが、

個人的には『黒いオルフェ』とオリジナルの『遠足』がとても響きました。


↓何度観ても、何度聴いてもスバラシイ!

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演奏会終わりには即席の握手会。

お久しぶりですとお声をかけると、「おおお!来てくれたんか!」と、

去年すさみまでチャリンコで観に行ったことを覚えてくれていて、感激。

いつでも勝浦に遊びに来てよ、あちこち案内したるわと、

連絡先まで教えていただいちゃいました。


2014年の秋に、メジャー初アルバムの発売記念のライブで

初めて濱口さんの生演奏を目の当たりにして、魂が震えたのがきっかけで、

再び音楽、ギターを15年ぶりに再開し、

人生の真ん中に再び音楽が帰ってきました。

ある意味で、濱口さんは自分にとって心の恩人です。

今回はチャリンコ復帰までおぜん立てしてくれて、なんとお礼を言っていいやら。

これはもう南紀勝浦までのロングライド行かねばなりません!


↓今年もお会いできました

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名残惜しいですが、時刻はすでに20:30。

再び80kmを走って帰らねばなりませんので、

祐自さんにご挨拶をしてリスタートします。

時間も時間なので、往路と同じ道を帰ります。

御ノ山峠の和歌山側は短いながらも斜度が強い区間があって

少し心配でしたが足つきもせずに登りきれました。

昼間に比べて交通量も少なくて走りやすいのだが、

往路よりもアゲインストの風が強く堪えました。

でも夜間の方が集中力が増すのか、帰りは3.5hで家にたどり着くことができました。

相変わらずサイコンは不能で、自分が時速何kmかわからず、

目標スポットの通過の時刻だけで走っているので厳密にはわかりませんが

ブランクが長かった割に、いいペースで走れました。

結果的に超久々に、センチュリーライド並みの160km走でしたが、

ぐったりゲロゲロではなく程よい疲労感だけで済みました。

まあ、色々理由づけしてでもいいので走れるときは走ろう。


走行距離:164.7km

TOTAL:572.15km

2016-06-22

Music Life にほんのうた

そろそろ音楽活動も復帰したいところだが、

まだ少し左手の違和感がぬぐえず、騙し騙し弾く感じ。

リハビリを兼ねて最近弾いているのが日本の古い歌。

年を取り、子を授かった心境の変化なのか、

最近は民謡とか童謡とかの素晴らしさに気づかされることが多い。


古くから伝わる民謡・童謡は、

必ずしも西欧の音階のルールに縛られるのではなく、

むしろ大和国独自のリズムや階調だったり音色がして、

日本人の心にダイレクトに響く。

また、商業的に創作された音楽ではなく、

生活や風土の中から自然発生的に生まれ、

伝承されてきた歌というものには、

その土地に根ざした力強いメッセージが宿り、

極めてシンプルな音数で無駄がなく美しい。

それは日本の歌に限ったことでは決してなくて、

南米ボサノヴァタンゴ、南欧のフラメンコやファド、

ロマのジプシー音楽、ケルト音楽、サルサ・サンバ、

アメリカ南部のカントリーブルースなど、

音楽の根元に共通して流れている大きな何かだと思う。

それは、コード進行がどうだとか、

テクニックがどうとか表象的な話ではなく、

音楽というものの持つ本質的なもの、

つまり、歌やリズムがなぜこれほどまでに

人間を煽動し、欲情させ、熱狂させるのか、

という根っこの部分である。


上の娘もそうだが、下の娘はとても歌が好きなようで、

歌っている間は機嫌がよく、ギターの音も気になる様子。

それで最近はよく弾き語りをしてご機嫌を取ることが多い。

そこで今回紹介するのは、子守唄を2つほど。

子守唄は、まだ口のきけない赤子とお母さんを繋ぐ

大事なコミュニケーション手段です。

と同時に、音楽がこれほどまでに実際に作用を及ぼす(この場合、眠らせる)

という点ではなかなかに興味深い。

ある意味究極のイージーリスリングヒーリング音楽ですね。


さて、1つ目は、「ゆりかごの歌」。

子守唄と聞けばこの歌を真っ先に思い出す人も多いのではないでしょうか。

大正10年に北原白秋が発表した唄です。

当時は多くの文人が童謡を制作していたらしく、

その中でも非常にわかりやすく丁寧な言葉づかいで人気だったそうです。

他にも「待ちぼうけ」「ペチカ」「あわて床屋」などを残しています。

ゆったりとしたテンポで、「ね〜んね〜こ♪」とやれば、

本当に心地よく眠りの世界へと落ちていきます。


↓ゆりかごの歌


続いては「竹田の子守唄」。

とても抒情的で深く美しい曲です。

京都の竹田地区で歌われてきた民謡で、

クラシック作曲家の尾上和彦によって再発見されたのち、

50〜60年代の政治・労働運動の一環として盛んとなったうたごえ運動や

のちのフォーク・ブームに乗り、

1969年に「赤い鳥」によって歌われたことで全国的に広まった曲。

この曲は時代や政治的な事柄によって翻弄されてきたという

とても悲しい歴史をもっています。

この歌の歌詞の中に「在所(ザイショ)」という言葉が出てきます。

意味としては、一般的な地方の田舎、または郷里を指すのですが、

それとは別に「ブラク」を指す言葉としても用いられることから、

それが当時のメディアから放送禁止歌として

長らく封印されるという憂き目にあってきたのです。

歌詞の意味としては、

奉公に出された子が、奉公先の赤ん坊の世話をするのだが、

この赤子がまたよく泣いて困るし、

お盆と言えば昔は楽しい思い出があるが、

今となっては楽しみなど1つもなく、ただただ痩せる思い。

早く奉公を終えてすぐ川向こうに見えている親の家に帰りたいが

こんなに近くても遠い存在だという内容。

もちろん赤ちゃんを優しくあやすための子守唄もたくさんありますが、

子守をする側のつらい想いを描いた子守唄というのも意外とたくさんあります。


↓竹田の子守歌


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2016-02-19

もっか特訓ちう

いよいよ出産の日が近づいてきていて、

外出を控えて待機の日々。

ということで最近は目下ギターに明け暮れております。


オリジナル楽曲の制作をしたくてたまらないのだけれど、

そこまでじっくり腰を据えて取り掛かれない。

メロディーは湯水のように浮かんでは消え浮かんでは消えていくのだけど

頭の中に流れる音の渦の中から、それをキャッチして形にするまでいかない。

じゃらじゃらと弾き語りをする段階まではいけるけど、

それで曲が完成ではなく、むしろそこからが果てしない。

メロディーを一曲の尺に成形し、そこに歌詞をつけ、アレンジする。

リズムパターンやらギターソロやら、ものによっては苦手な鍵盤…

これらをすべて一人でやるにはかな〜りエネルギーを消費するので

ここはいったん棚上げ。


ただ、もうここ最近の音楽熱は冷めることを知らず、

とりあえずいろんな曲をほろ酔い加減で弾いております。

で、最大の課題はやっぱりギタースキルのアップ。

自分はずっとボーカルをやってきていたので、一番のウリは歌声だと思っていて

決してギタリストを目指しているわけではない。

何より1人で曲を作るにはなにがしか楽器ができないと話にならないので、

それでアコギを弾くようになったというのが最初なんだけど、

色々するようになって、楽曲作りもそれなりに本格化していくにつれ

やっぱり自分のウィークポイントはギターがヘタクソだというところを痛感する。

前は歌うことがメインであるということを

都合の良い免罪符にしてしまっていたのですが、

それじゃあいつまでたっても進歩がない!

もっと弾けたらこういうことできるのにな、ああゆう曲が作れるのになと

色々な人のプレイを見聞きしたり、色々な曲を弾き語り練習する度に

キリリ〜と歯がゆさを感じることが多くなった。


そこでしばらくは徹底的にギターをお勉強することにした。

かといって今さらミ○チルとか○ずとか弾いてもしゃーない訳です。

もっとギター一本でもやっていけるくらいの高みを目指すべく、

ちょっと難しいレベルに挑みます。

その最初のとっかかりとして、

わが心の師匠であるMr.カツウラこと濱口さんのお力を再びお借りしたいと思います。



ということで、こちらを購入して、いざいざレッスン。

当たり前ですが難しいです。

でも、昔はただ漠然とスゲーとしか思えなかったものが、

ちゃんと何がどう難しいか理屈でわかるようになってます。

娘の音楽教室で一緒に音楽の基礎的な理屈を学んだ成果もあると思うのですが、

要は法則なんです。

それをわかっていればその曲がどんな風に構成されているのか分解できる。

そうすると、その法則に反しなければ、

逆に何が正解で何が不正解ということもなく、

盤上で自由気ままにいられる。

つまりギターソロへと展開するのだと、徐々に突破口が開き始めてきました。

もちろん濱口さんみたいな超速弾きはまねできませんが(汗)

濱口さん自身もずっと独学でブルースギターをやってきているのだけど、

早口の勝浦弁はともかくとして(笑)、非常にフィーリングとして伝わりやすく、

理解しやすくてなかなか良い教材です。

もちろんギターの基礎がわかっていないとナゾだらけですが。

春までには1UP狙います!


D

2015-12-30

Music Life 『夜が来る』『思ひで』

今年は本格的に音楽活動を再開し

自分にとっては記念すべき年となりました。

オリジナル楽曲も16曲作ることができ豊作でした。

その1年も今日でおしまいということで、

締めくくりにふさわしい2曲を弾き語り

来年も引き続きギター鳴らしていこうと思います。


まず一曲目は『思ひで』

ドラマ『深夜食堂』のあの印象的な新宿の夜の景色の後ろに流れている

とても印象深い曲です。

人生の酸いも甘いも全部通り過ぎたその先にたどり着く歌の境地。

これぞ弾き語り


『思ひで』

作詞・作曲:鈴木常吉


君が吐いた白い息が

今ゆっくり風に乗って

空に浮かぶ雲の中に

少しずつ消えてゆく


遠く高い空の中で

手を伸ばす白い雲

君が吐いた息を吸って

ぽっかりと浮かんでる


ずっと昔のことのようだね

川面の上を雲が流れる


照り返す日差しを避けて

軒下に眠る犬

思い出もあの空の中に

少しずつ消えてゆく


この空の向こう側には

もうひとつの青い空

誰もいない空の中に

ぽっかりと浮かぶ雲


ずっと昔のことのようだね

川面の上を雲が流れる


↓『思ひで』


そしてもう1曲目が『夜がくる』。

サントリーウイスキーのCM曲として有名ですね。

とにかくグッとダンディーな味わい深い沁みる曲です。

作詞作曲は天才・小林亜星。

寺内貫太郎一家の巨漢で頑固なオヤジのイメージが多いですが

作曲家としては昭和を代表する数多くのCMソングの名曲を手掛けた巨匠です。

母親の影響で、小林亜星作品集は子供のころから聞いていて

今でも頻繁に引っ張り出して聞く名盤。

自分の原点の曲の一つ。


『夜がくる』

作詞・作曲:マークHAMA


Don don din don shubi da don 夜がくる

Don don din don shubi da don 灯りがつく

あの街 この街 黄昏て 紫色の 夜がくる


心の中にも 灯がともる

地球がまわる 陽が沈む


Don don din don shubi da don 何時の間に

Don don din don shubi da don 時が過ぎる

誰かブルースを歌っている

何かが待ってる 夜がくる


Singin' in the dark

誘われて 月は東に日は西に


Don don din don shubi da don Oh deh...Oh!

Don don din don shubi da don Ah din don shubi da don

愁いも悩みもさようなら


Don don din don shubi da don 夜がくる

Dreamin' in the night 魅せられて

街の谷間に 夜がくる 夜がくる


↓夜がくる

2015-12-21

ピクサー展

土曜日。

今年最後の音楽教室へ。奥さんもお休みで3人で。

年明けから教科書が2になるのだが、さらに大変そうだ…

しかも発表会に向けての準備もあるし、がんばりませう。


レッスン後は、珍しくミナミへ。

大丸心斎橋店でやっているピクサー展へ。

娘大喜びでよろし。


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その足で、スタンダードブックスへ行って、ひたすらまったり。

店内でかかっていたBGMのブルースがかっちょよくて、

気になって定員さんに尋ねたらCDジャケをわざわざコピーしてくれました。

3人合わせて10冊ほどどっさり購入して帰宅。

ああ、年賀状と大掃除、いつになったらやるのやら。