Hatena::ブログ(Diary)

記憶の残滓 by arkibito

2016-12-19

竹川さん参りのついでにアワ1

日曜日。

年内にどうしてもお礼をしたい人があって、

そちらへチャリンコを走らせることにします。

ご自宅が南あわじなので、結果的には変則アワ1をしてきました。


本当は自宅から自走しよっかなと思っていたのだが、

大寝坊で、7時出動になってしまったので、明石までは輪行

まあ市街地走ってもおもんないし、割愛してもええでしょう。

で、快速でどんどこ揺られて、明石駅着が8時ちょい。

大慌てで輪行バラして、明石港までびゅん。

8:30のフェリーに間に合いました。

他にもたくさんのローディーさんがいました。


なんかフェリーがゴージャスになって、

デッキには自転車スタンドまで設置され、

係りのオッチャン達もフレンドリーになってる。

なんか、淡路島ってしょっちゅう来てる感覚だったのだが、

さかのぼってみると、前回淡路島を走りに来たのが

2012年の12月に、アワ2をして以来なのねん。

気づけば大昔やん。

そらあ4年もブランクがあったら、色々変わってるわなあ。


ローディーに優しくなってるジェノバライン

f:id:arkibito:20161218082526j:image:w360


↓出航♪

f:id:arkibito:20161218083531j:image:w360


明石海峡大橋

f:id:arkibito:20161218083636j:image:w360


20分弱で岩屋港に到着。

準備を済ませ9時前にスタート。

キラキラと朝日が眩しく照らす中、のんびりと進みます。

夢舞台、東浦と過ぎ、久留麻のところから裏道へ。

久しぶりだけど道はやっぱり覚えてる。

その先に立っている観音様はまだ健在でした。


↓まだ立ってた

f:id:arkibito:20161218091404j:image:w360


ここから少し交通量が増えてきます。

道の轍がひどいところが意外とあって難儀。

しかも間の悪いことに津名では路線バスとの競争になってしまい

バス停に停車するたびにこちらも減速しなくてはならなくて

思うように走れません。

オノコロパークを過ぎてから洲本までは、

海際を爽快に走る。

銀色に反射する海が本当にキレイ。


↓最高のお天気♪

f:id:arkibito:20161218095650j:image:w360


洲本の中心をぴゃっと抜けて、

県道76号を進み、洲本温泉街へ。

いつものファミマで小休止して、朝ごはんを食べる。

ここも自転車のスタンドがたくさんあって、

ベース基地みたいになっていて、

たくさんの先行者ローディーさんが休憩中でした。

おにぎり2個で朝食を摂り、トイレを済ませたら

10:30にリスタート。

由良大橋の所で4人パーティーさんをパスし、

そのまま立川水仙郷の登りへ。

登り始めはきついけど、

そこを抜ければ斜度は大したことはない。

おひさしぶりのナゾパラの写真を一枚。


↓お久しぶりのナゾバラ

f:id:arkibito:20161218105245j:image:w360


そこから結構長いのぼりのイメージだったが、

大して登りもなくピークまで。

そこからクネクネと長いダウンヒルは慎重に。

どうもリアがふれてるのか安定しないなあ…


↓無事にピーク越え

f:id:arkibito:20161218110113j:image:w360


ここからは果てしなく続く海岸線をなぞる潮騒ライド。

お天気も最高で、本当に気持ちええです。

淡路ライドでは色々思い出があるけど、

アワ2の時、海風が芯まで冷える真夜中に

砕け散る浪の音を聞きながら走り続け、

相当に心細い中、

はるか遠くに見える和歌山の灯りだけが

本当に頼りだったことを思い出します。

モンキーの手前で学生たちの大集団が

ストップしていてご挨拶。

そこから一人旅で、贅沢に風景を独り占め。


↓気持ちええ〜

f:id:arkibito:20161218110637j:image:w640


沼島の渡しのある港を過ぎれば、

いよいよ灘の激坂です。

背中にはどっさりお土産を背負っていて、

そろそろ首や肩が痛んできていて、

激坂登り切れるかなあと心配でしたが、

思ったより区間が短くて乗り切りました。


↓灘大川の激坂に挑む

f:id:arkibito:20161218114407j:image:w360


↓無事クリア

f:id:arkibito:20161218115113j:image:w360


そこからズシャーっと下って阿万の集落に入ります。

この辺りは本当にのんびりとした時間が流れていてとても好きです。

いつもここで信号を間違えるのだが、

今日はちゃんと2つめの信号で左折。

ホテルニューアワジプラザの案内看板に従って細い道へ入り、

吹上浜の先から押登岬の登り。

ここも以前はしんどかった記憶があったのだが、

意外とあっけなく。

展望所では、先行したチームが休憩をしていて、

邪魔にならないように1枚だけ撮ってすぐにリスタート。


↓押登岬にて

f:id:arkibito:20161218122002j:image:w360


↓阿万集落を一望

f:id:arkibito:20161218122735j:image:w640


ここから福良へは、

まだもう少しアップダウンをこなす必要があり、

短いながら意外としんどい。

登りきって急なダウンヒルをこなして

12:30に福良港へ到着。

ローソンで昼食して30分ほど休憩。


↓福良港

f:id:arkibito:20161218124028j:image:w360


ここから、直接用事を済ませに

ショートカットしてもよかったのだが、

せっかく来たし、天気も脚も調子が良いので、

南西部もきちっと回ることにします。

漁港の間を抜けて、

南あわじロイヤルホテルの手前で県道25号に入り、

そこからアップダウン。

道の駅うずしおはスルーして、

そのまま阿那賀の集落の方へと進みます。

高速をまたいでからも少しアップダウン。

丁字路を左折して、旅館うめ丸さんまで短いのぼり。

その先の丸山の一帯は本当に静かで雰囲気が大好きです。

そこから海岸線をなぞりながら、津井、湊へと進むのだが、

この辺りは、和歌山の加太から多奈川へ抜ける海岸線

雰囲気がすごい似てるなあといつも感じます。


神戸淡路鳴門道をまたぐ

f:id:arkibito:20161218132415j:image:w360


↓阿那賀の海岸線

f:id:arkibito:20161218134134j:image:w360


せっかくの青い海に記念に一枚をパシリ。

この日もたくさんのローディーさんが

アワ1を楽しんでいましたが

何気にカレラ率が高くてびっくり。

人気が出たのか、どっかの店がプッシュしてるのかな?

でもコーディネートはうちの子が一番だと思います(笑)

大海原や青空、山の緑や紅葉にも映えるカラーリング。

やっぱこの子を買ってよかったなあと思える瞬間ですな。


↓うちの子は絵になる!

f:id:arkibito:20161218134502j:image:w640


はてさて無事に南西部の山間部を抜けて湊にやってきました。

ここからアワ1ルートを少し外れて、用事へと向かいます。

再び福良方面へと進み、西淡三原ICを過ぎて、

細かい県道をつないで、同じような田畑と集落を抜けていきますが

どこが目的地かわからず、悪戦苦闘しながら、

地図とにらめっこしてたどり着いたのは、

いつもおいしいお米や

淡路産の安全で新鮮なお野菜を送っていただいている

竹川ファームさん。

次女が生まれた際にお米を送っていただいて、

そのお礼を直接したいなあと思っていたのです。

せっかくたどり着いたのですが、あいにくお留守で、

どうしようと思っていたら、

おばあちゃんが帰ってらしたので、

事情をお話ししてプレゼントをお渡しすることができました。

その後お電話いただきお話しできましたが、。

本当なら直接お会いしたかったですね。

それはまた次の機会にということで、

また淡路ライドしなきゃですな。

何はともあれ、今月もおいしいお米お待ちしております!


↓竹川さん

f:id:arkibito:20161218143738j:image:w360


時刻はすでに15時前。

日が暮れるまでにはフェリーに乗って、

晩御飯までには帰らねばなりません。

きれいにアワ1ということであれば湊まで戻った方がいいが、

まあ別に競技でも公式でもなんでもないので、

そこまでこだわる必要がないし、

すでに結構内陸まで回り道をしてしまっているので

うまくサンセットラインに復帰できる道はないかと検討した結果、

県道66号で五色の都志まで抜けていくことにします。


集落を抜けて少し進むと、馬鹿でかい真っ赤な鳥居が見えていて

少し寄ってみます。

ここが日本発祥、国生みの聖地と云われている

おのころ島神社(自凝島神社)です。

ちなみにこの大鳥居は、

平安神宮厳島神社と並ぶ日本三大鳥居だそうです。

しかしデカい!


↓おのころ島神社。大きすぎて画角に入らん。

f:id:arkibito:20161218143840j:image:w360


引き続いて田園地帯を抜けて、

松田橋から県道66号に入ります。

のどかな田園地帯を緩やかなアップダウンをこなしながら

北上していきます。

実はこの道はじめての道ではなく、とても懐かしい思い出の道で

買いたての初号機に乗って、

木馬のアワ1ライドに初参加した時に走りました。

あの時は、ここから先の終盤の西海岸で、

あまりの強風と寒さに、木馬の一団は散り散りになり、

すさまじいサバイバル様相を呈する中、

非力な自分はとにかくなす術がなくて、

T木さんや、S班長の必死のアシストに護られながら、

命からがら道の駅あわじにたどり着いたのでした。

あれからもう8年なのね…


途中、馬舎のある小さなピークを越えて、

堺小学校前で左折。

札の辻で右折し、少しだけ登ったところで県道470号へ折れる。

ちきちき進んで、都志に出る。

前にあったビル1階のコンビニがなくなって、

少し先のロードサイドに新しくできていたので、

そこでトイレ休憩と、おやつタイム

むしゃむしゃとまるごとバナナを食べていると、

次々とローディーさんが走り抜けていきます。


リスタートして、五斗岬の登りをこなしていると

少し前方にさっき目の前を走り抜けていった集団が見えたので

ペースアップのきっかけにとチェイス開始。

次の明神崎の手前で捉えたところで、

後ろから、押登岬にいらしたチームが

高速トレインでやってきてパスをされます。

いい感じで脚が回っていたので、

ちょっとだけ相乗りさせてもらって、ハイペースで海岸線を疾走。

この感覚は久々だなあ。

結局多賀の浜までの約8kmほどでしたが、

ご一緒させていただきました。

最後尾の方にお礼を言って、そこからはラストまで一人旅。

フェリーの時間が読めないし、

そろそろ日が傾いて風も強まり、

寒くなってきているので先を急ぎます。

せっかく足が回り出したので、

ペースを維持しながら黙々と北上。

各集落ごとにあるショートカットも見事に覚えていました。

一宮、尾崎、室津、北淡と快調に進んでいきます。

サイコンがないので、どのくらいか正確にわからないけど

終盤はなかなかええペースだったという手ごたえ。


↓サンセット

f:id:arkibito:20161218163216j:image:w640


北淡を抜けて、そろそろ岩屋へのメドがつき始めると

あとはフェリーの時間。

うまく行けば17時ジャストの便に間に合うかもしれないということで、

さらにプッシュして走ります。

いつもなら、明石海峡大橋が一向に姿を現さないことに

激しく絶望を感じるのですが、

今回は集中していたこともあって、割とすんなりの感じ。

なんだかんだで16:45頃に岩屋港へ滑り込む。

目の前でフェリーが行ってしまう…

時刻表を見ると16:40の次は17:20で、

00発の便がない時間帯でしたのねん。


岩屋港

f:id:arkibito:20161218170608j:image:w360


ということで変則ではありましたが、

遠回りをしつつ、約8時間でアワ1終了です。

本当に久々のロングライドでしたが、

道も覚えていたし、天気も良かったし、満足のいくライドでした。

感覚的にしんどい区間がもっと長いイメージだったけど、

わりとすんなり行けた感じだったのが意外でした。


次の便まで待合所でゆっくり荷物を片づけ、

土産物を物色したりして時間つぶし。

17:20に島を離れます。また来るよ~


↓日が暮れました

f:id:arkibito:20161218171258j:image:w360


20分ほどで明石到着。

店じまいの時間なので大急ぎで魚の棚に行き、

タコのうま煮をお土産にゲット。明日はタコ

飯だい!


魚の棚

f:id:arkibito:20161218173750j:image:w360


↓たこ煮ゲット

f:id:arkibito:20161218173954j:image:w360


明石からは空いている快速電車の最後尾にて爆睡。

19時ちょいに無事帰宅し夕飯に間に合わせる。

うむう、35km足らなかったなあ。

走り納めで届けばいいなあ。

でも山恋し。


↓走行ルート

f:id:arkibito:20161219112232p:image


走行距離:162.45km

TOTAL:965.4km

2016-12-14

立木音楽堂まで

日曜日。

午前は義祖母の七回忌の法要。

昼食会が終わって、さあどこ行こう。

この時間から山だと六甲あたりだが、

年末年始に必ず行くので、それまでお預けにする。

前日がっつり水泳1.5km泳いだ疲労もあって

軽くサイクリングでもすることにする。

そういえば言ってみたいところがあったが、時間的に微妙。

とりあえずそっち方面へ進むことにして、13:30出動。

淀川CRをビュンと進んで、御幸橋に到着が14:30。

ちょっと向かい風がきつかったな。

ここで、行先に電話をして何時までやっているか確認すると

16:30LO、17:00CLOSEとのことで、

それならなんとか間に合いそうなので先へ進むことにする。


御幸橋

f:id:arkibito:20161211144258j:image:w360


御幸橋を渡って、宇治川沿いに進み県道81号に入る。

進行方向が変わったので風向きが少しマシになり、

田園地帯をびゅん。

R1とぶつかって先から少しトラフィックが混雑。

そのままドンツキまで進んでJR小倉駅をかすめて

その先で鉄道を渡って、宇治へ。

宇治では止まらずにそのまま県道3号を進んで、

天ケ瀬ダムまで登る。15:30。

若干時間にも余裕があったので、

さっと受付まで行ってダムカードゲット。

夜景verでした。


↓天ケ瀬ダム

f:id:arkibito:20161211152522j:image:w360


リスタートして再び県道3号。

ここは数年前の大水害で道が崩落してしまっていたが

当然復旧済み。

周囲の山並みは微妙に紅葉しているのか、

あるいは山枯れしているのかといった感じ。

宵待橋を渡り、ひたすらフラット基調の道を淡々と。

曽束大橋を渡り、南郷ICを過ぎ、

しばらく進んでいくと目的地の立木音楽堂に到着。

頑張って踏んできたので16時にはたどり着けました。

お店の方がもう誰も来ないだろうと

早めに店じまいしようとしたところだったようでしたが、

快く招き入れていただきました。


↓目的地到着

f:id:arkibito:20161211155831j:image:w360


瀬田川のほとりにひっそりとたたずむ立木音楽堂

主にクラシック音楽を対象に2008年から活動されていて、

コンサートなどのイベントのない土・日曜だけ

カフェとしても営業されています。

前々から一度訪れてみたいなあと思っておりました。

ここの魅力はなんといっても眺めの素晴らしさ。

瀬田川に向かって大胆にガラス張りの空間が迫り出し、

京都・滋賀県境の山々を借景としていて、

それはまるで絵画のように美しいのです。


立木音楽堂

f:id:arkibito:20161211160018j:image:w640


スバラシイ音響で響くクラシック音楽と、

見事な瀬田川の景色を堪能しながら、

コーヒーとケーキをいただきました。


コーヒーガトーショコラいただきます

f:id:arkibito:20161211160609j:image:w640


ちょうど、夕陽がゆっくりと落ち始め、

雲間からこぼれるオレンジの光が、

冬枯れた山並みを照らしだし、

もの悲しい瀬田川の流れの上を鳥の群れが連なって

西の空へと消えてゆく。

本当に嘘みたいに美しい景色に、

ただただ静かに感動してしまう。

ほんとうに贅沢な孤独にどっぷりと浸ることができました。

時間帯や季節によってきっと様々な表情を見せるのだろうと思うと、

またいつでも来たいなあと思います。

でも、この日のこの冬枯れのひと刹那

きっと自分には一番ぴったり来る景色だろうな。


↓美しすぎる

f:id:arkibito:20161211161239j:image:w640


お店のお母さんにもとても親切にしていただき、

贅沢な時間を味わせていただきましたが、

そろそろ帰らないといけません。

また来ますとご挨拶をして

16:30に名残惜しくお店を発ちます。

暗くなる前には宇治まで抜けていたいので、

ボチボチのペースで進むが、

陽の落ちるスピードが早い。


瀬田川

f:id:arkibito:20161211163511j:image:w360


↓日が暮れる

f:id:arkibito:20161211163846j:image:w640


17:15に無事に平等院前までやってくるころには

すでに暗くなってしまいました。

せっかく宇治に来たので、お土産を買って帰ろうと、参道へ。

この時間でもまだたくさんの観光客がいますな。

お茶大好きな奥さんには伊藤久右衛門のカリガネ茶、

娘には大好物の茶団子。


宇治にてお土産物色

f:id:arkibito:20161211171601j:image:w360


宇治をリスタートして、県道249号で小倉まで。

この時間帯はさすがに交通量が多く、

トラフィックを縫いながら、県道81号を西進し、

第二京阪に当たる。

往路とはルートをちがえたかったので、

久々に第二京阪で帰ることにして左折。

宇治川を渡って、松井山手ののぼりに差し掛かるころに、

強めの通り雨に遭う。

これはいかんと、山手幹線まで登りきったところのローソン緊急避難

幸い15分ほどで雲が抜けて雨がやみました。

そこから枚方寝屋川のアップダウンをこなす。

おそらく3年ぶりだけど、何度も使った道だけに全部覚えているなあ。


寝屋川からの夜景

f:id:arkibito:20161211190705j:image:w360


三ツ島まで第二京阪で進み、そこからR163へスイッチ、

緑で裏道に入って、城北運河沿いに進んで帰宅が20時でした。

しばらくは午後半日100〜150kmくらいがちょうどいいかな。


↓走行ルート

f:id:arkibito:20161213184146p:image:w640


走行距離:115.5km

TOTAL802.95km

2016-12-08

ギターを買いに美濃ライド

朝7:20の岐阜羽島。

なかなかのお天気だが、

放射冷却でキビキビと刺すような冷たさ。

駅前からまっすぐ伸びる大通りには途中まで側道があり疾走。

羽島wingの所で右折をし、水郷ハナミズキ街道へ。

そこから名鉄竹鼻線をまたいで、尾濃大橋で木曽川を渡る。

北東のはるか先に、雪をかぶった御嶽山が威風堂々とそびえる。

いい天気だ。


↓岐阜羽島駅

f:id:arkibito:20161203073407j:image:w360


↓長良川CR

f:id:arkibito:20161203075525j:image:w640


渡りきって、すぐに土手に向かい、長良川の堤防沿いを北上。

少年野球の子らを乗せた車がびゅんびゅん。

名鉄木曽川堤駅のあたりから、河川敷に降りて、CRに入る。

東海道本線、R22とくぐっていくと、

前方に一宮のツインアーチ138がどーん。

この辺りは高い建物がないのでなかなか目立っております。


一宮タワー

f:id:arkibito:20161203081945j:image:w360


そこからは他のローディーさんをパスしながらひたすらCRを東進。

このCRは道幅も広くとってあっていいのだが

道は左側通行で区分されているのではなく、

歩行者用/自転車用でセンターラインが分けられていて、

しかも時々サイドが交代するのでよくわからん。

しかも児童公園の間をジグザグ抜けたり、

テニスコートの裏側をきわどく抜けたり、

いきなり階段が出てきたり、道がなくなったり、一筋縄ではいかない。

小綱橋から前方に早いローディーさんがいて、ペースアップし、

四日市交差点までランデブー。

交差点で左折し、進んでいくと、ライン大橋の所から

国宝の犬山城が見えます。


↓犬山城

f:id:arkibito:20161203085512j:image:w640


犬山城のところから猿田彦神社まで短い急登を駆け上がり、反対側へ。

そのまま名鉄犬山駅前まで出る。

そこから幅広で走りやすい県道186号に入り、

名鉄広見線とランデブーするようにひたすら進みます。

喉かな里山の風景を愛でながら、にわかに登り基調。

四季の丘を過ぎて、道はR41のバイパスと並行して、

小高い峠を越えていきます。

両見山などの山々が紅葉している間を抜け、

ずしゃーっと下ると可児市に入ります。

県道349号で土田交番の交差点まで。

可児市は大王製紙などの工場があって

大型トラックがバンバン通り、路肩の轍も結構ひどい。

大通りに出てひのき坂で右折し、

小高い丘を登りきると目的地のヤイリギターさんに到着。

岐阜羽島から約45km、2時間の道のり。


↓ヤイリギター

f:id:arkibito:20161203095420j:image:w360


当初は工場見学と試奏で1.5時間程度を予定していたのに、

気づけば昼ご飯も食べずに、4.5時間も滞在してしまいました。

それだけ楽しかったし、充実していたのですが、

おかげでこの後他も寄ろうとしていたところは取りやめて、

おとなしく帰路に就くことにしました。

14時となってリスタートします。

まずはひのき坂から大通りに出てそのままドンツキまで直進。

県道84号に出て、そのまま中濃大橋で木曽川を渡って美濃加茂市に入ります。

橋からは御嶽山がくっきり。


↓御嶽山

f:id:arkibito:20161203140544j:image:w360


橋を渡ってすぐに、木曽川の堤防へ向かい、CRをひた走ります。

日本ラインと称されるように、

川の浅瀬がさざ波のように光ってキレイ。

川は両眼を山と山に挟まれて細まっていきます。

坂祝駅の先で、ついにCRはなくなって、R21に入ります。

正面の山は正月に縦走した各務原アルプスの東の端っこにあたる城山。

あれからもう1年経とうとしているのだなあ。


↓木曽川沿いを走る。目の前は各務原アルプス

f:id:arkibito:20161203141821j:image:w360


鵜沼までは、両岸が最小限まで狭まるため、

R21しか道がなく、交通の要所なため、交通量が多く、

キワを大型トレーラーがかすめていくので、怖い怖い。

なので、ここはフルパワーダッシュで最速で駆け抜ける。

桜木町で裏道に入り、そのまま鵜沼駅のロータリーへ。

犬山橋からは県道95号に入り、再び木曽川の流れを左に見ながら走る。

ライン大橋を過ぎると、少し高台まで登り。

そこからしばし川の流れとはサヨナラをして住宅街を抜ける。

そのまま木曽川の土手へ進んでいくのだが、

とにかくトラックが多いのと、轍がひどいのに辟易して

各務原大橋で土手を降りて裏道へ。

旧街道に当たる県道95号に入り、のんびりと西進する。

岐阜各務原ICをくぐり、その先でR21バイパスもくぐって、県道77号へ。

交通量は多いが路肩が結構広くとってあるので走りやすい道。

この辺りでさすがに朝から何も食べておらずガス欠。

R156と交差する上印食交差点の角にある

マクドにピットインして15:30まで休憩。


リスタート後、ひたすら県道77号で西進。

道は県道1号と名前を変え、宇佐でR21と吸収合併。

ここからどのルートを進もうかと思ったが、

この先は大きな川おいくつもまたがねばならず、

橋の架かっているポイントが限られるため、

迂回ルートを選ばずに、そのままR21の幅広の歩道をチョイス。

五六川、屑川、揖斐川といくつも川が登場するたびに

大袈裟なほどアップダウンで乗り越える。

小野でいったんR21を外れ、東海道本線の脇を進んで、

16:30大垣着。

随分日が傾いてきました。


↓大垣駅

f:id:arkibito:20161203163138j:image:w360


この日は20時には帰宅しなければならなかったのだが、

あとどのくらい走れそうか。

できれば米原までは行きたいけど、

登りありきであと40kmあるので、途中タイムアップが濃厚。

まあ、全盛の頃のように何が何でも自走ということでもなくなったし、

そうやって縛りをつけると、

せっかく少しずつ再開した自転車からまた遠のいてしまうといけないので

満足したところまでいくことにする。

大垣駅前を通る大通りを西進。杭瀬川を渡り、

大垣西ICのサークルの先からは再びR21。

ちょうど帰り支度の頃で道は大渋滞。

路肩を縫うようにして前進するが危なっかしいので、諦めて歩道へ。

ノロノロ運転で垂井駅を過ぎるころには徐々に登り基調となり、

混雑はバイパスとの分岐まで続く。

ライト点灯させて山間へと入っていく。

18:15に関ヶ原に到着。時間的にはそろそろリミット。

で、休憩もかねて駅へ行くと、

ちょうどいいタイミングで電車がありそうだったし、

集中力が切れてしまったので、ここでライド終了。

余裕たっぷりで輪行セットして、18:51の電車に乗り込む。

帰宅はジャスト20時でした。


↓関ヶ原駅

f:id:arkibito:20161203173423j:image:w360


ということで、ぼちぼち自転車も安定して再開しています。

根を詰めると面倒になるので、

こうやって何かと抱き合わせでも走って徐々に慣らしていこうかなと。

気づけば走行距離も伸びているので、低いハードルだけど、

ラストだけちょっと気合を入れて年間1000km到達でもしてみようかな。


走行距離:115.3km

TOTAL:687.45km


f:id:arkibito:20161208152013p:image:w640

2016-11-21

濱口祐自LIVE at 小川ハウス(和歌山)

日曜日。

2014年から毎年、どこかでお会いしている

勝浦のブルースマン・濱口祐自さんのライブに行ってきました。

今年は、和歌山の花山温泉の近くに新しくオープンする

パブリックスペース「小川ハウス」のオープニングイベントとして開催。

ちょうどいい機会ということでチャリンコで行ってまいりました。


ライブのスタートは18時なので、朝はゆっくりして、

13:30に出動。

南方へのルートはもうお決まりで、福島からあみだ池筋を芦原橋まで。

そこから阪神高速堺線のアンダーを大和川まで。

交通量の多いR26で大浜まで進み、そこから直進して県道204号に入れば

あとはほぼ一直線。

どんよりしたお天気で寒いかなあと、少し多めに荷物を持ってきていたが

結構気温が高くて暑い。

なかなか向かい風がきつかったが、泉大津までで1時間と悪くないペース。

岸和田、貝塚、泉佐野と続く。りんくうタウンまで2時間。

長らくおつきあいした県道204号も双子池北交差点でさよならして左折。

思ったよりペースもよく時間もあったので幡代のマクドにイン。

遅めのランチを30分ほど。

ここから大阪・和歌山の県境の山越え。

おなじみの御ノ山峠までえっちらおっちら。

メンテしてないので、ギアが噛み噛み、中域の5,6速に入らなかったり。

ピークを過ぎるとテクニカルなダウンヒル

京奈和道のメビウスが出来上がっており、年月を感じます。

和歌山に入り、ブルべで走りなれた裏道を伝って川辺橋で紀ノ川を渡る。

さらに裏道から県道9号に入り、和歌山ICのところでR9にはいる。

花山の交差点から裏道を少し行ったところに、

今回の会場の小川ハウスがありました。

片道82kmを4時間。まずまずかな。


↓久しぶりの御ノ山峠越え

f:id:arkibito:20161120165047j:image:w360


小川ハウスは、広い中庭のある古民家を改造して

パブリックスペースとして

これから色々なイベントや教室が催されるそうです。

県越えの手間で余裕かましすぎたせいもあり、

到着が17:30。すでに多くのお客さんが奥の大広間に集まっています。

一角で息を整え、荷物整理をしていると、

少し早めですがライブスタート!


↓小川ハウスにて

f:id:arkibito:20161120192216j:image:w360


いつものように、軽快なトークで会場を和ませながら、

さらりと名曲たちを弾きこなしていきます。

原曲の良さを最大限に引き出しながら、

極めてユニークなアレンジをからめていく、

カツウラスタイルは何度見てもかっちょええです。

テンポのいい曲は、あえて荒削りにエッジを利かせ、

ゆったりとした曲は極めて繊細なタッチでなでるように奏でる。

12弦スライドギターはゴージャスに!

曲終わりにはちょっとはにかみながら、

「ええのお」といううのが何とも親しみが持てます。

曲が終わるごとに、細かく細かくチューニングを繰り返すのは相変わらずで

それもまたこだわりぬいた匠の技。

途中、ギター1本がプラグの接触不良を起こして、

曲の途中でアンプから音が出ずに生演奏になったりトラブルもありましたが、

生音もまた会場の雰囲気に合っていました。

味わいのある歌声を聞かせてくれる

『椰子の実』『なにもない』『しあわせ』も本当に心地よかった。

どれもこれも贅沢すぎる素晴らしい内容でしたが、

個人的には『黒いオルフェ』とオリジナルの『遠足』がとても響きました。


↓何度観ても、何度聴いてもスバラシイ!

f:id:arkibito:20161120190028j:image:w360


演奏会終わりには即席の握手会。

お久しぶりですとお声をかけると、「おおお!来てくれたんか!」と、

去年すさみまでチャリンコで観に行ったことを覚えてくれていて、感激。

いつでも勝浦に遊びに来てよ、あちこち案内したるわと、

連絡先まで教えていただいちゃいました。


2014年の秋に、メジャー初アルバムの発売記念のライブで

初めて濱口さんの生演奏を目の当たりにして、魂が震えたのがきっかけで、

再び音楽、ギターを15年ぶりに再開し、

人生の真ん中に再び音楽が帰ってきました。

ある意味で、濱口さんは自分にとって心の恩人です。

今回はチャリンコ復帰までおぜん立てしてくれて、なんとお礼を言っていいやら。

これはもう南紀勝浦までのロングライド行かねばなりません!


↓今年もお会いできました

f:id:arkibito:20161120195937j:image:w360f:id:arkibito:20161120195941j:image:w360


名残惜しいですが、時刻はすでに20:30。

再び80kmを走って帰らねばなりませんので、

祐自さんにご挨拶をしてリスタートします。

時間も時間なので、往路と同じ道を帰ります。

御ノ山峠の和歌山側は短いながらも斜度が強い区間があって

少し心配でしたが足つきもせずに登りきれました。

昼間に比べて交通量も少なくて走りやすいのだが、

往路よりもアゲインストの風が強く堪えました。

でも夜間の方が集中力が増すのか、帰りは3.5hで家にたどり着くことができました。

相変わらずサイコンは不能で、自分が時速何kmかわからず、

目標スポットの通過の時刻だけで走っているので厳密にはわかりませんが

ブランクが長かった割に、いいペースで走れました。

結果的に超久々に、センチュリーライド並みの160km走でしたが、

ぐったりゲロゲロではなく程よい疲労感だけで済みました。

まあ、色々理由づけしてでもいいので走れるときは走ろう。


走行距離:164.7km

TOTAL:572.15km

2016-11-18

スノーホワイト 白山 日帰り

そうだ、白山に行こう!

そう思い立ったのはわずか1週間前のこと。

ずっと行きたい行きたいと思いながらも行けずじまいだった白山。

一番の要因は足がないことだった。

マイカーがあれば比較的近くて行きやすいのだが、

公共交通機関を利用する身としては、金沢で前泊して、

朝一のバスに乗り、麓で再度バスを乗り換えてというとなかなか面倒だし、

無駄に一泊分お金もかかる。

そこで、福井からレンタカーを借りてのアプローチを考えたのだが、

夏場はマイカー規制で、冬場は冬季閉鎖で、

登山口から6km手前の市ノ瀬園地までしか行けない。

今の時期登山バスは運行を終了しているので、

その片道6km・往復12km歩かないといけない。

困って色々調べてみると、

通行規制のかかっているシーズンの

わずかな合間(10月下旬〜11月中旬)だけ

別当出合までの道の封鎖が解除されている。

もうここしかない!と思い立って大急ぎで段取り。


他の人の参考記録を覗くと、

すでに前の週に白山は今季の初冠雪を記録し、

山上は雪山シーズンに入っている。

登りやすい山とはいえ、標高は2702mあるので、

相当な冷え込みが予想できる。

今回は麓で車なので、荷物をデポして行けるので、

多めの防寒衣類や寝袋をパッキング。


20:54発の特急サンダーバードに乗り、

福井駅には22:47着。

降りるとすでに肌寒い。しかもパラパラと小雨。

ここからR8沿いにあるレンタカー屋さんまでは4kmの歩きなのに…

というのも、福井にもたくさんレンタカー屋はあるのだが

24h営業でこの時間帯に空いているのはそこしかないのだ。

福井の道はどこも幅広でがらんとしていて、

なんとなく心細さを感じながら40分ほど歩いてお店に到着。

なぜかレンタカーとカラオケ屋の兼用という込み入った複合施設。


↓レンタカーを借ります

f:id:arkibito:20161111231922j:image:w360


手続きを済ませて、いざヴィッツ発進!

2年ぶりの車の運転なので、最初の10分くらいは軽いパニック。

やはり習慣って大事。やらないと忘れます。

モウロクしたご老人が操作ミスで事故を起こすというのもうなずけます。

店を出て角を曲がったらすぐに停車して、

基本操作やボタンを目指し声出しで確認しました(笑)

R8バイパスで北上を開始し、福井北JCTをかすめて、

わずかに中部縦貫道をつかって勝山方面へ。

交通量が少ないので煽られることもなく、運転に集中できます。

あとはナビに従ってR416をトレースし、R157に入ります。

ここからは山道ですが、走りやすい道で、大分運転も慣れてきました。

白峰で大きくUを切る形で、県道33号に入る。

市ノ瀬まではおおむね車線もあって整備されているので問題ないが、

ただ、小雨で真っ暗だし、手取川に沿ってクネクネとしているので

ちょっとドキドキ。


↓2時間ドライブで市ノ瀬着

f:id:arkibito:20161112011745j:image:w360


市ノ瀬からは、一年の大半は一般車の通行が規制されて、

登山バスがピストンする区間

行き違いができない狭い道で、しかもクネクネアップダウンもあり、

一層慎重に15分ほど。

別当出合の手前の駐車場に到着。

駐車場は河原まで下ったところにあるので、

わずかな登りを嫌って、上部の県道の路肩に止めている人が多かったが

自分はちゃんと駐車場にイン。

ライトを消すと真っ暗です。

いそいそと翌日の準備をしたり、寝袋を出したりして、朝まで仮眠。

もっと冷えるかと思いましたが、着込んだおかげでよく眠れました。

5時を過ぎるとすでに出発をしようとしている人や、

麓から車で到着した人などで騒がしくなる。

自分も山に持っていくものと、車においていくものを仕分けしたり、

山上の寒さでバーナーが不能になった場合を考えて、

ここで先に湯を沸かしてサーモスに準備しておいたり。

そうこうしているうちに周囲も明るくなってきたので、

6:15にいよいよ山行スタート!


↓別当出合の駐車場を出発

f:id:arkibito:20161112060602j:image:w360


まずは駐車場から県道33号まで少し登ります。

そこから落石ゲートをまたいで、さらに10分ほど歩いていくと、

別当出合のターミナルに出ます。

ここで登山届を提出し、トイレを済ませて、いざ!

一番イージーなのは砂防新道コースで、

そちらへ行くにはまず吊橋を渡る必要があるのだが

冬場は踏板が外されて渡れなくなっています。

(無理に鉄骨を伝ってわたる輩がいるらしいが…)

ということで、この日は、

もう1つの定番コースである観光新道をピストンすることになります。

空を見上げると、前日の小雨はやんでいるものの、雲が舞っている感じ。

雲はおそらく早朝に出るだけで晴れそうだけど、山上は相当風が強そうです。

ここから見る別山のフォルムが鋭くて、本峰よりも気になる存在。


↓別当出合登山口。奥の橋は踏板が撤去され通行不可

f:id:arkibito:20161112062210j:image:w360


↓別山が気になる

f:id:arkibito:20161112064639j:image:w360


さて、吊橋の脇から山道に突入します。

前日の雨で地面はドロドロで、ツルツルに濡れた岩や木やすべりやすい。

最初は大きくジグザグを切っているので、

少し登っては平行移動、少し登っては平行移動だったが、

工事作業用の道をまたぐあたりから、一気に斜度が増し、

長々と急な石畳に息が上がる。

登っていくにつれて空も明るくなり、

別山の枯れたすそ野が少しずつ見渡せるようになってきました。

直登に近いようなしんどい区間もありながら、

1時間ほどで別当坂分岐に到着。


↓のっけから激坂が続きます

f:id:arkibito:20161112070838j:image:w360


↓少しずつ明るくなってきました

f:id:arkibito:20161112071305j:image:w360


↓市ノ瀬からの白山禅定道と合流

f:id:arkibito:20161112072123j:image:w360


ここからは稜線歩き。

まずは目の前にそびえる出っ張りへの急な登り。

ヒーヒーいいながらクリアすると

そこからは細かいアップダウンが続きます。

稜線の北側の斜面は陰になるので、

雪がちらちらとのこっています。

この辺りからペースを上げて

先発隊の人たちを次々とパスしていきます。

仙人窟をくぐると、

白山の本丸の山塊がどどーんと待ち構えていて圧倒されます。


↓ここからは稜線歩き

f:id:arkibito:20161112072319j:image:w360


↓朝日が顔を出す

f:id:arkibito:20161112072610j:image:w360


↓雪が混じりだします

f:id:arkibito:20161112074035j:image:w360


↓仙人窟をくぐる

f:id:arkibito:20161112074413j:image:w360


↓あの上が弥陀ケ原

f:id:arkibito:20161112074528j:image:w640


この観光新道は、左右ともに眺望がよく、

左手には白山釈迦岳が構え、右手には別山と、

崩落をし続ける谷の様子がよく見えます。

いくつかの出っ張りをこなし、一度大きく下るのですが

そこが結構雪がたまっている上に、凍り付いてツルツル滑る。

気をつけなきゃと思った瞬間にズルッ!

大きく尻もちをついてしまいました。

小さな鞍部から再び上りが発生、藪の間を抜けていくと、

ほどなくして殿ヶ池避難小屋に到着しました。

時刻は8:23。

ここでは前泊している人たちが結構いるみたいで

小屋の中はびっしり寝袋が敷かれている状態。

これから山頂に向かおうとしている人たちが

慌ただしく出入りしていました。

朝が冷え込んだので相当厚着をしていたのですが、

そのせいで全身ムレムレだったので、

何枚か脱ぎ気をしてこの後に備えたり、

トイレ休憩などで10分ほど滞在。


↓向かいに見える白山釈迦岳

f:id:arkibito:20161112074448j:image:w360


↓振り返って

f:id:arkibito:20161112082344j:image:w360


↓最高のお天気

f:id:arkibito:20161112082537j:image:w360


↓殿ヶ池避難小屋

f:id:arkibito:20161112083906j:image:w360


8:30をまわり、リスタート。

ここからは雪や凍結が目立つようになってきます。

アイゼンまではふようだが、ストック装備で行きます。

山も上部になってくるにつ入れて少しずつ風も強くなってきて

体感が寒い。

岩のむき出しの斜面となり、雪も目に見えて増えてきました。

展望の効いた斜面をえっちらと登り、

蛇塚と呼ばれる小さな窪地を抜けていくと、

別山方面の見事な眺望が迎えてくれました。


↓雪交じりの山

f:id:arkibito:20161112085842j:image:w360


↓馬のたて髪

f:id:arkibito:20161112085911j:image:w360


↓滑る!

f:id:arkibito:20161112090739j:image:w360


↓いよいよ本格的に雪が増えてきた

f:id:arkibito:20161112090829j:image:w360


↓蛇塚

f:id:arkibito:20161112091225j:image:w360


↓なかなかの絶景

f:id:arkibito:20161112091848j:image:w640


早朝はどんよりと雲がちだった空も、

朝日の勢いに後押しされて、素晴らしい青空を見せてくれています。

斜面を横切るようにして取り付けられた道は雪ですべりやすく、

うっかり足を滑らせて右側の斜面を転がり落ちれば大変なので

慎重に歩きます。

そうして砂防新道との合流地点である黒ボコ岩に到着したのが9:22。


↓黒ボコ岩

f:id:arkibito:20161112092200j:image:w360


黒ボコ岩の分岐を左に折れて少し歩いていくと…

すばらしい雪原が目の前に広がっていました。

ここは弥陀ケ原と呼ばれる一帯で、

麓からは見えなかった白山連峰の最高峰の御前峰がどーん。

なんだこの美しさは!

弥陀ケ原からはこれまでとは違って完全に雪山の世界へと突入します。

北からの風は一層強くなり、

吹き上げられた雪がサラサラと宙を舞っては輝きます。

それらが木々にあたり固まって樹氷があちらこちらにできていました。

他の登山客も一様にその美しさに見とれて、カメラを構えています。

中にはスキー板を抱えた人もいて、

おそらく初滑りを楽しみに来ているのでしょうね。

スキーをしないのでよくわかりませんが、

このくらいの積雪があれば滑れるんですね。


↓弥陀ケ原

f:id:arkibito:20161112092343j:image:w640


↓樹氷

f:id:arkibito:20161112092423j:image:w360


↓山スキーの人も続々

f:id:arkibito:20161112092941j:image:w360


弥陀ケ原は木道が整備されていてその上をコツコツと歩きます。

雪が積もっているところはいいのだが、

丸太がむき出しの所は凍結をしていてとにかく滑るので

雪のあるところを選んでずんずん進みます。

そのうち、雪原を抜け、再び急なのぼりへと進みます。

ここは雪が吹き溜っていて、ズボズボと膝くらいまで埋まり、

まだ十分雪が締まっていないので、一歩足を踏み出した途端に、

ずるっと滑り落ちる感じで、なかなか上がっていきません。

登山靴には雪がこびりつき足先が冷たい!

ストックをうまく支えに使って登るのだが、

ストックを抜く度に、折り畳み部分がポキンポキンと折れてしまって難儀。

もうストックもボロボロなので買い替え時かなあ…

15分ほど急登と格闘して、

ようやく前方に室堂ビジターセンターが見えてきました。

小屋は当然閉まっていて売店などもやっていません。

軒先で少し休憩です。


↓室堂到着

f:id:arkibito:20161112094534j:image:w360


室堂から見上げる御前峰は

まさに白山という名にふさわしいシルエットで、

雲一つない青空とのコントラストが本当に美しく、

ビシビシと冷たい風でこわばった顔も思わず笑みになってしまう。

ひゃほい!


↓青空とのコントラストが眩しいぜ

f:id:arkibito:20161112094914j:image:w640


しばしの休憩と補給を済ませたらいざ最高点である御前峰へ出発。

荷物をデポすることもできるのだが、一緒に背負っていきます。

山頂までは残り距離にして750m、標高差250mです。

まだそれほど登頂している先発隊はおらず、

わずかについたトレースを頼りに登ります。

室堂から上は、弥陀ケ原で見た雪原よりもさらに雪の量が増し、

しかも強烈な北風が、狂ったように左ほほに殴り掛かる始末で

体感がめちゃくちゃ寒い!!

序盤のブッシュを抜ける区間はまだよかったのだが、

そこから全くむき出しの山肌に突入すると、

もはや登山道らしきものはなくなって、真っ白な雪原。

遮るものが一切なく、暴れる風をモロに受けて前進もままならない。

それどころか、時折ブワ〜ッとトップが吹いて、

足元から吹き飛ばされそうなくらいの圧を受けて、

思わずストックにしがみついて構えなくてはならない。

足元はずぶずぶと柔らかい雪の中に沈んでいき、

右を引っこ抜いては左、

左を引っこ抜いては右を繰り返していく。


↓いざ山頂アタック

f:id:arkibito:20161112095300j:image:w360


↓白の世界

f:id:arkibito:20161112100307j:image:w640


↓青石

f:id:arkibito:20161112100904j:image:w360


↓高天ヶ原

f:id:arkibito:20161112101726j:image:w360


もう山頂が目の前になってくると、

一転して雪の付き方が穏やかになり、

石畳がむき出しになっているところも出てくる。

つまり、それだけ上部は風が強いということ。

40分ほど雪と風と格闘した末に、

標高2702m、白山連峰の最高点である御前峰に登頂です。

いや〜ラスト厳しかった@@@


↓御前峰登頂♪エビの尻尾がすごい!

f:id:arkibito:20161112103848j:image:w360


記念撮影の前にまずはお堂にお参り。

お堂はびっしり凍てついておりますが、

囲われているので風から身を守ってくれます。

そして最高点の碑の前で記念撮影。

同じころに到着された方と写真を取り合いっこしながらワイワイ。


↓凍てつく奥宮

f:id:arkibito:20161112104445j:image:w360


本当は余裕があればお鉢めぐりをしながら、

剣ヶ峰(2,677m)と大汝峰(2,684m)の方へも行ってみたかったが、

ご覧の通りの雪世界。

日帰りなので無理はご法度ということで、今回はパスしました。


↓剣ヶ峰と大汝峰

f:id:arkibito:20161112104157j:image:w360


何といっても最高に天気がよく、はるか遠く東には

天と地を隔てるように連なる北アルプスがズラリ!

劔も立山も、槍も穂高も、乗鞍もオールスターが勢ぞろい!

スバラシイ!

面白いのはある一定の高さ以上は雪に覆われた冬の世界なのだが

それより下はまだこれから紅葉を迎えようとしていて、

はっきりと世界が異なるのがわかります。


↓北アルプスが丸見え!

f:id:arkibito:20161112104122j:image:w640


↓室堂を見下ろす

f:id:arkibito:20161112105252j:image:w640


途中から腕時計が完全に馬鹿になり、

頼りにしていたiPHONEも室堂から寒さのせいで起動しなくなり、

時間がわからないので、近くにいた人に時間を聞くと

そろそろ11時になろうとしていました。

山頂は相当寒いのだが、360度どこ見てもウキウキしてしまって

気づけば20分も予定をオーバー。

名残惜しいですがそろそろ下山を開始します。

下山は楽チンで、なかば強引に突っ込んでいって滑っても、

雪だまりのクッションで止まるので、

ザックザックとテンポよく下ります。

途中から続々と、後続の人たちが苦しそうに登ってくるので、

エールを送りつつ、室堂まであっという間でした。


↓冬!

f:id:arkibito:20161112105444j:image:w360


↓びっしりエビの尻尾。というよりタラバのカニ身っぽい

f:id:arkibito:20161112105552j:image:w360


室堂で、少しばかりまとまった補給をすることにします。

陽の当たっているベンチに腰掛けて、カレーヌードルの支度。

朝に仕込んでいたサーモスのお湯はまだ熱々だったので、

雪上で余計な装備を広げることなく、あっという間に出来上がり。

しかし、ここで肝心の割りばしが入ってないことに気づく。

ガッデム!!どうしやう?

色々荷物を探っていると、未使用の歯ブラシが一本出てきました。

同じ口に入れるスティックだしこれでいいやと、代用。

山で食べるちょっと固めに仕上がったカレーヌードルは

やっぱウマイやぁ〜♪


↓カップヌードルカレーでお昼

f:id:arkibito:20161112112511j:image:w360


お腹も満たされ、暖も取れたので体力が一気に回復。

元気いっぱいで下山を開始します。

室堂から弥陀ケ原までも先ほどと同じようにズズズ〜っと滑り降ります。

お昼頃となり、お天道様もだいぶん強くなったせいで、

表面の雪が解けてきたようで、

朝のような真っ白さが少し損なわれて、

足元がサクッサクという感触からベチョベチョになってきました。

名残惜しく弥陀ケ原から振り返って白山にさようなら。


↓弥陀ケ原から振り返って

f:id:arkibito:20161112114416j:image:w360


↓今度は別山アタックだな

f:id:arkibito:20161112115502j:image:w640


弥陀ケ原をすぎ、黒ボコ岩を過ぎると、季節は一気に逆戻り。

朝登ってきたときにはびっしりとあった雪は

この辺では随分解けて、登山道がむき出しきなっています。

この辺りからどんどん下からの登山客とすれ違います。

中には欧米人のグループもいましたが、

なぜみな半袖半ズボン?

彼らは富士山でも北アルプスでも、

びっくりするくらい薄着の人が多いけど、

さすがに室堂から上はその恰好では寒すぎると思うんだけど。

逆に自分は、真冬の山上対策であれこれびっしり着込んでいて

ここまで下ってくるととにかくムレムレで暑い!

殿ヶ池避難小屋に到着すると中には誰もいなかったので、

アンダーのタイツやら何やら全部とっぱらって着替え。

寒いのもつらいけど、暑いのも体力を奪う。


↓観光新道を下ります

f:id:arkibito:20161112115648j:image:w640


↓砂防新道方面

f:id:arkibito:20161112125120j:image:w360


着替えを済ませ、小屋を出発。

あとはトントントンと観光新道の稜線のアップダウンをこなし、

最後は急坂を下って

13:50に別当出合の登山口へ無事に下山しました。


↓無事に下山

f:id:arkibito:20161112134914j:image:w360


そこから駐車場までさらに歩いて、30分ほど準備と一服。

何気に標高差1500m、13kmを歩いてきたのでお疲れモードですが

今回はここから運転。

夜間はほとんど交通量もなかったので、

ゆっくり走っていてもよかったけど、

昼間は交通量があるのであちこちに気を配って走らないと。

まずは市ノ瀬までの狭小区間

改めて昼間に見ると久しぶりのドライブにしてはハードな道でした。

白峰までの山肌は色とりどりの紅葉が見事。


↓帰ります

f:id:arkibito:20161112135900j:image:w360


↓道中の山は紅葉

f:id:arkibito:20161112143750j:image:w360


R157は意外と交通量があり、しかも谷トンネルまでは登りで

ヴィッツの馬力ではベタ踏みでもペースが上がらない。

幸い後ろからはほとんど車が来なくてよかった。

勝山に入って、ルートを思案。

この時間帯からだと福井市内のR8バイパスはきっとモロ混み。

なので、できるだけR8を使いたくないので、

越前大野から回ってR158で福井を目指します。

どこか寄って行ってもよかったのだけど、

その余裕もなくとにかく安全運転に集中するのが精いっぱいで

福井に直行してしまいました。

やはりブランクは大きいなあ。

無事に車を返却できたのが16:30。

そこから歩いて福井駅に到着が17:00。

まずは帰りの特急の手配をしてから、腹ごしらえで駅そば。

福井駅の駅そばはツユが旨くてお気に入りです。

あとは30分ほど時間があったので、

駅ビルのみやげ物屋さんであれこれ物色。

17:44の特急サンダーバードに乗り込み、帰阪が19:34でした。


↓駅そば

f:id:arkibito:20161112171721j:image:w360


↓またね♪

f:id:arkibito:20161112173258j:image:w360


ということで、高所登山はおそらく今回がオーラス。

あとは年末まで六甲を中心にパトロールかな。

今年は一般的に天候不順で、毎週末天気が読み辛かったですが

奇跡的にほとんど雨に降られることもなく、

幸せなシーズンでございました。