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記憶の残滓 by arkibito

2018-05-04

カレラキャンプ2018

少し時間が空きましたが、

いまだ興奮冷めやらぬカレラキャンプについて。

カレラキャンプ2016年千葉館山で第1回が開催され、

その時からキアプッチさんがスペシャルゲストとして来日

2017年には館山淡路島の両方で開催されて、

自分も参加したいと思いながらも、

毎年この時期4月の週末は、

娘たちの行事関連や、野球や木馬のアワ1など目白押しで

スケジュールが合わず…。

今年は満を持して応募し、見事当選の連絡を受けてからは

もうワクワク、ドキドキの日々でした。


当日、遅れてはいけないので自走はせずに

大阪から明石までは輪行

ジェノバラインに乗って久しぶりに淡路島に上陸です。


明石駅まで輪行

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ジェノバラインで上陸

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時間的に、ちょうどアワ1に出発する

たくさんのローディーさんがいましたが、

こちらはひとまず東浦まで8kmほどなのでのんびりと。

途中のコンビニで海を眺めながら朝ごはん。


↓フィブラ君ありがとう

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休憩のちリスタートし、

ウォーミングアップがてら、びゅんびゅんと疾走し、

東浦に到着。

集合の15分まででしたが、すでに多くのカレラオーナーの方々が集結。

ズラリと並んだバイク全部カレラという、

なかなかにレアで壮観な光景。

みなさん上位グレードのええマシン乗ってはりますなあ。

と、その中に、マシンのセッティングをしているキアプッチさんを発見!!

ま、ま、まじなのね!!夢じゃないのね?


↓カレラ軍団が集結

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↓あ、あれは!!

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時間となり、まずはホールでご挨拶。

今回はキアプッチさんに加え、

カレラ創設者にしてCEOダビデ・ボイファヴァさん、

セールス・マネージャーの

マルコ・カンパニョーニさん(この方も元プロ)の3人が

一緒にライドを楽しみます。

いやあもう楽しみ過ぎる@@@

ひとまず交流らしい交流はあとにして、

ライドに向けてすぐに出発の準備にかかります。


↓あいさつ

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それにしても、様々なグレード、

年代の彼らが一堂に会する様は本当にすごいです。

AR-01あり、ERAKLEあり、VELENOあり、PHIBRA EVOあり。

間違いなく言えるのはやっぱ独特でカッチョエエいうことです。


いざスタートの段で、お三人さんの即席フォトセッション

やっぱりイタリアの伊達男は映えますなあ。


↓左からダビデ、中央キアプッチ、右マルコ

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今回のライドはアワ1ではなく、北淡部分のみ。

まずは一度岩屋方面へとバックし、そこから島の中央山塊へとヒルクライム

そこから西側の野島へ下る道すがらで、

キアプッチさん直々のダウンヒル講座を開催というプランです。


ということで、地元淡路島のチームの方の先導で移動開始。

マネージャーさんは無理のないペースで、

分かれていきますというアナウンスをしていましたが、

図らずも先頭集団に入ってしまい、のっけから結構なハイペースの牽き。

後で聞いたら35km巡行だったそうで、

ここでもローディーあるあるローディーのいう事は信じてはいけない)発動@@

もうガチな走りをしなくなってずいぶん経つので、

久々に人の速いペースに飲まれて、アップアップです。

そのまま夢舞台を抜け、田ノ代を直進して、淡路ICへの上りに入る。

それでも集団のペースは全然落ちず、自分一人だけ早々に脱落…

どうにかインター前の信号で追いつけるかと頑張るのですが、

何しろ早い!!いや自分が遅い!!

かつての登坂能力はもはやありませぬ。

何しろお酒のおかげで8kg育っちゃったのでネッ!!

そうやって孤軍奮闘していると、背後からものすごい勢いを感じ、

振り向くと、な、な、なんとキアプッチさん!!

ガンバレという風な合図を残して颯爽と登って行かれました。

信号待ちしている集団に、

どうにかこうにかインター前で追いつきかけたのだけど、

向こうは赤信号の間に足を休めていて、リスタート後すぐに離されて

淡路島公園前の激坂へと突入します。

ここは去年娘が、必死のパッチで足つきなしで駐車場まで登り切り、

木馬の皆さんを感動の渦に巻き込んだ場所。

娘に負けてられんと頑張ったのですが、

集団はどんどん遠くなっていきます(泣)

キアプッチさんがしきりにこちらを心配して

しばらく待ってくれていたのだけど、

もう追いつくのはあきらめて、自分のペースに切り替えます。

言っても、先頭集団にいたので、

このまま走っていれば後続に合流できるので、

とにかく登りきることに専念します。

淡路島公園の駐車場入り口を過ぎ、

えっちらおっちらと長い登りを一人こなします。

この日は真夏のような暑さで、全身汗まみれ。

ゆるゆるのファンライドだと聞いていたのに!!

そのうち、後続パーティーから速い人が3人ほど追いついてきて

パスしていかれご挨拶。

こちらはもうヘロンヘロンになりながら、

淡路島公園の上っかわの駐車場に到着。

ここでいったん全員集合を待ちます。

いやあ、もうしんどいっす。


↓セールスマネージャーのマルコ

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後続の人たちも無事登り切り、

少し休憩をはさんでさらに進みます。

もうちょっとだけ登って、すぐにわき道に入ると、

そこからは爽快なダウンヒル!!

目の前に広がる青い空と海へとダイブするような感じで

本当に気持ちがいい!!

一度中腹で集合。

ここをダウンヒル講座のスタート地点としてゴール地点まで

みんなで一斉に下ります。


↓爽快♪

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↓いったん集合

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↓ポイントまで下る

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700mほど下ったポイントで再び全員停止し、

ここでマネージャーさんからダウンヒル講座のレクチャー。

2人一組になって、

キアプッチさんと一緒にさっきのポイントまで登り返し、

そこからキアプッチさんの合図でダウンヒル開始し、

キアプッチさんの後ろをできるだけ着いて下り、

途中からキアプッチさんが後ろに回ってフォームの確認という形です。

下り終わった後にはキアプッチさんからアドバイスがいただけるという

なんとも贅沢な時間がスタートします。


ダウンヒル講座スタート

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まずは猛者の人たちからキアプッチさんと上がっていきます。

その間、他の人はその場で待機し、

色々なローディーさんと歓談。

ヒルクラTTサイトの常連さんや、

遠く広島東京からの方など

バリエーション豊かな人が集まっておりました。


1組につき大体15分くらいかかるのだが、

キアプッチさんは各人に丁寧にアドバイスを送っていました。

それにしても下っては上りを何度も繰り返すのは

なかなかのハードワークです!


話を聞いていると、

みなあまりの速さにキアプッチさんについて行ける人がいない様子。

さすが世界随一のダウンヒラーなのでしょうがないですが、

そこに近づくための色々なアドバイスが聞けました。

まず、カーブではしなやかな体重移動をするため、

自然な形でカーブに対して足を広げることや、

下に押し付けるようなイメージでの下ハンのグリップ、

あとは、恐怖心を感じているのに無理にディープリムを履かないなど

細かい指摘がたくさんありました。


↓2人一組でキアプッチさんについてダウンヒル

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↓熱心にレクチャー

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↓また登り返し

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↓おかえりなさい!

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そして自分も意を決して名乗り出て、

もうお一方と一緒に上がります。

上りがてら、ここがチャンスとばかりにキアプッチさんに話しかけました。

こどもの頃からのヒーローで、

今目の前にいるのが信じられないですと言うと、

WOW!と言いながら、がしっと肩を寄せてきて、

とても喜んでいただきました。

それですっかり打ち解けて、色々お話しすることができ、

あっという間にスタート地点まで上がってきてしまいました。


で、いざダウンヒル

合図で下り始めますが、さすが速い!

滑空です。

どうにかこうにか真後ろについて、

大きな左カーブをなぞっていきますが、スピード感が半端ありません。

耳にしていたアドバイスを思い浮かべながら、

ベタツキとまではいきませんが、それなりに離されずに付いて行きます。

後ろから見ているとキアプッチさんのフォームは実にキレイで、

体重移動も自然、なにより軸が全くブレておらず、さすがです。

どうにかこうにか、それほど離されることなくゴールできましたが

とにかく離されないというkとで精一杯で、

実際には自分のスキル的には限界を超えていたので、

まだまだダウンヒルものにできてません!

そのあとのレクチャーでは、

もうお一方が大きく離されてのゴールだったので

その方へのアドバイスが中心でしたが、

今のままで問題ないからそのまま頑張ってという言葉をいただけました。

やったね!

で、一緒に写真も撮っていただけました。

いやあ、感無量!!


Grazie!!

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大体1時間を少し超える感じで無事全員が講座を受け終えました。

キアプッチさんは合計10回以上登り返し、ご苦労様でした!!

そのあと、もう一度全員でスタート地点まで上がって、

今度はサイスポで掲載予定の

フィブラ・ネクストのインプレ記事用の撮影を見学。

カメラマンのリクエストに応じて何度もトライをして、

プロもなかなか大変ですなあ。


↓スタート地点まで上がる

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↓サイスポの撮影を見守る

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↓再び上り下り

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↓お疲れ様!

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↓ようやくOK

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このポイントでの行程を終えて、

ここからランチの場所まで移動します。

サンセットラインまでずしゃーっと下って、

まずは江崎灯台のふもとの休憩スポットまで

海岸線をなぞっていきます。

自分はダビデさんの真後ろについてのんびり。


西海岸を進みます

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江崎公園に到着して、トイレ休憩。

その間に、みんなキアプッチさんとの撮影タイムを楽しみます。

とにかくお天気が素晴らしく、みんな上機嫌。

キアプッチさん御得意のポーズも出血大サービス!

出発前にはみんなで集合写真をパチリ。


名物のキアプッチポーズ!

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↓彼らはみんなカレラです

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↓最高のお天気

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そこからリスタートし、速い組に交じって進みます。

明石海峡大橋の下では直進をして

淡路インターのところまで登りをえっちらほっちら。

ずしゃーっと下って、

岩屋警察署の横にあるチルコロさんに到着です。


明石海峡大橋

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↓チルコロ

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↓最高のロケーション

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↓店内はローディー関連のものがたくさん

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↓看板犬のヘイゾウさん

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店先にはBBQのいい香りが漂っていて、思わずお腹が鳴ります。

ああ、うまそうだあ♪

キアプッチさんも思わず覗き込んでますね。

お店の人もこの日は奮発して、極上のお肉を用意してくれていて、

さっそくランチタイム♪

いや〜旨ま〜し!!


↓うまそ〜

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BBQタ〜イム♪

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和牛ステーキ

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↓うまし!

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途中からキアプッチさん自らトングを手に取り、

お肉を焼き始め、欲しい人にサーブしてくれるという

なんともスッバラしいサービス精神。

まさか、こどもの頃に、キアプッチからチキンをもらえるなんて

思いもしませんです。


チキンを食べながらサイスポ取材班ともお話し。

色々紙媒体は大変ですねえというお話とか。


↓キアプッチ自らチキンを焼く!

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お肉係を終え、一息ついたキアプッチさんと

そのご一緒にランチをいただき、

その間に、せめてものお土産として、

自作した手ぬぐい(JAPANESE TOWEL?)をお渡しすると

大喜びしていただき、みんな見てみろ!!と

マルコさんやダヴィデさんにも見せて回っておりました。

プリントされた「山岳王」の漢字の書体を見て、これはと聞かれたので、

「KING OF MOUNTAIN」の意味ですよと答えると、満面に笑み。

何度も「アリガト。アリガト」と言っていただき、

こちらこそ思いが成就できて本当によかった。


ランチもひとしきり終わり、コーヒータイムに入ると、

マネージャーさんが、イタリアからレア映像の入ったDVDを手に入れたので

見ましょうと鑑賞会。

ダビデさんが現役時代の60〜70年代には主要な競技だった

トロッフェ・バラッキの映像をダビデさん自らの解説付きで!

トロッフェ・バラッキとは、

ダビデさんと同じくカレラの創設者である

ルチアーノ・バラッキさんらがはじめたレースで

2人1組となって120kmを走りきるタイムトライアルレース。

鈴鹿エンデューロの種目としても採用されています。

で、この映像は69年のイタリア大会のもので、

ダビデさんは所属するモルテニチームのエースである伝説のレーサー、

エディ・メルクスとコンビを組んで出場、圧倒的な優勝候補でした。

実際レースの半分60kmの時点で、

2位とは3分以上ものアドバンテージを築いていたそうですが

メルクス選手が後半にハンガーノック状態に陥ったことで

結局3位フィニッシュだったそうです。

メルクスにはゴール後に大山なりされたけど、

今でも仲のいい友人だよとはダビデさん。

いやあ、なかなかレアな映像でした。


それともう一つ、キアプッチさんの現役時代の映像も。

古い歴史を持つモニュメントレースに数えられる

ミラノ〜サンレモの91年のもので、

彼の実績の中でもとりわけ印象的なレースの1つ。

残り150km時点で、アタックをしかけ、

それについてきたもう一人の選手と逃げを敢行、

ラスト20km地点の上りからは単独走りとなって、

そのまま逃げ切り優勝を果たした劇的なレースです。

ツールのような何週間にもわたってステージを走るレースなら、

そういう大逃げが決まるレースも見られますが、

クラシックのワンデーレースで、

それだけの長い逃げを打ってそのまま勝ってしまうというのは

極めて難しく、珍しいケースですね。

本人曰く、残り150km地点で急にひらめいたんだそうです。

スゴイひらめき。


↓過去のレア映像を見ながら解説

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↓懐かし〜

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あとは、スマホの画像を見せてもらいながら、

あれやこれやとサービス旺盛に色々お話してもらいました。

先日スペインチャリティーレースがあって、

そこで優勝した時の表彰台の写真には、

88年ツール、89年ブエルタ覇者ペドロ・デルガドや、

ツール五連覇、2年連続のダブルツール、95年アルカンシェルなど

数々の栄光を手にした太陽王ミゲール・インドゥラインが一緒に!!

なかでもインドゥラインとは今でもよく食事に行くお友達のようで、

楽しそうに思い出話をされていましたが、

同じイタリアのジャンニ・ブーニョについては、あん野郎めっ!!と

しかめっ面をしておりました。(笑)

いやあ、歴史のレジェンドが直々にその歴史を目の前で語ってくれるという

なんとも贅沢な時間でした。


↓直々に解説。なんて贅沢

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新車フィブラネクストの展示

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そろそろお開きという事になって、

みんな即席のサイン会。

自分も自分用の手ぬぐいと、持参したカレラジャージ、

そしてなんとマシンにも!!

コレ消えないように何か処理しないといけないなあ。


ダビデさんと

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↓マシンにもサイン

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チルコロさんを後にして、スタート地点の東浦まで再びライド。

キアプッチさん大はしゃぎで前へ行ったり後ろへ行ったりしながら

みんなの写真を撮っておりました。

予定の16時を少し過ぎて、フィナーレ。

最後に、グッズのじゃんけん大会

ラッキーなことにラス1残って、ボトルゲット♪


↓〆のあいさつ

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皆さんとお別れをしてそのままぶっ飛ばして岩屋へ。

残念ながら目の前でフェリーが行ってしまった@@

30分後のフェリーで明石に上陸したが、

やっぱり魚の棚はほとんど店じまいを始めてて

1本遅れて逃した獲物は大きかった…

そのままR2を疾走して塩屋のワンダカレーさんでカレーをいただいく。

翌日の野球に差し支えるといけないので

この日はここから輪行で帰宅しました。


いやいや〜、素晴らしい一日をありがとう!!


↓カレラ最高!

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2018-01-29

ご近所めんライフ 「馬鹿殿」「三ツ星製麺所」「ぬんぽこ」

久々のめんライフ。

まず1軒目は、南からの新店「馬鹿殿」。

名前からわかる通り、

中崎町にあった「バカヤロー龍麺房」さんが

移転してこちらにお引越ししたもの。

早速メニューを見ます。

「黒霧」「牡丹」「水戸黄門」「雲海」と、ナゾのラインナップ。

豚骨(黒マーか赤辛)とドロ担々、鶏白湯のようです。

こちらのおみせは醤(ジャン)の使い方が絶品のお店だったので、

迷わず「水戸黄門」。

まぜ麺に近いようなタイプのどろ担々は、

香り・しびれ・辛味のトライアングルが見事に広がる絶品。

スパイスの魔術師は健在でした。


↓馬鹿殿

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水戸黄門

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つづいて、おなじみの三ツ星

ひさびさにつけ麺ではなく、濃厚ラーメンをチョイス。

スープ、こんな泡泡してたっけ?

あんまりポタ風にするとスープが冷めるだけで効果的ではない。

オペのお姉さんが孤軍奮闘しているのだけど、

全体的なトーンダウンは否めないこの頃。


三ツ星製麺所

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ラストは、天六

5年ぶりに復活した「ぬんぽこ」さんにお邪魔。

相変わらずディープなお店。

店主も客も店構えも相当濃ゆい。

でも、ここの中華そばは、本当に丁寧でオーソドックスで、

人情系まっしぐらの絶品。

じわんじわんと、スープのうまみと、麺の喉越し、

直球勝負の潔さ。

沁みました。


↓ぬんぽこ

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中華そば

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2018-01-16

熱帯麺 補完計画

愛しの楽天食堂が惜しむらくも閉店してしまいました。

もうあの唯一無二の絶品麺の数々を食べられないのは、

本当に心苦しい。

しかし。このままあの味を忘れたくない。

何度も疲れた体にエネルギーを与えてくれたあの熱帯麺。

もう二度とあの味にありつけないなんて嫌だ!

もはやどうにもならないなら、自分でやるしかない。

今なら、まだあの熱帯麺の味を覚えている今なら、

どうにか再現できないか!?

ダメで元々、いっちょやってみるか!!

と、いつもの作りたい欲がかきたてられ、

舌の根も乾かぬうちに(使い方間違ってますが)実験開始。


とりあえず、前日食べたときによくよく観察し、

写真やメニューから推測される食材を取りそろえる。

恐らく、ベースのスープは素麺のベーシックなお出汁で、

そこに辛味、酸味、甘味トライアングルを追加して、

それらの味を調える●●が決め手。

後はエスニックなトッピングとの相性。

そこまでは多分いい線行っているはずだが、

最大の問題は配分。

3つの味のうちどれか1つでも際立っていたり、足りなかったら

あの絶妙の味わいにはならない。何よりバランスが肝要。

なので、それぞれのベースをまずこしらえて、

それを少しずつ継ぎ足して、

ベストな配分を探るという方法で進める。


↓食材の一部

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まずは、スープに直接影響しないトッピングの下ごしらえ。

パクチーをはじめとする香味野菜と、鶏チャーシュー。

鶏チャーシューは本当は鶏ムネの一枚肉から作りたかったが、

とりあえず家にあるもも肉の角切りで。

色々味付けをしてエエ塩梅の鶏チャーシューの出来上がり。

●●が効いて、単品でビールグビグビ行きたい感じ。


それから、ベースの醤(じゃん)を作る。

小鍋にたっぷりと辣油。そこに色々なスパイスを投入。

すぐには火を付けず、他の作業をしている間に、

そのままスパイスの香りを油に移す。

頃合いを見て、まずは一気に強火で油を沸騰させる。

それからスパイスの様子を見つつ弱火で。

特製辣油出来上がり。


それからベースのスープ。

これは本格的にダシを取りたいところだが、

そこまで手が回らないのと、

自宅で手軽にあの味をというコンセプトなので

市販のスープの素をベースに。


↓下ごしらえ終了

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ベースのスープに、まずはココナッツミルクを投入。

この塩梅を間違わないように慎重に。

そこにまずは辛味、そして酸味と付け足していく。

最後に、アレとアレを足していくと、

見た目的にもそっくりに。

で、味見をしてみると……んんんん、近い!かなり近い!

一発目でここまで再現できるとは思ってもみなかった。

あとは、麺をゆで、トッピングを載せたら完成♪


↓完成!

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早速食べてみると、ああああ、熱帯麺だあ。

さすがに100%忠実に再現などというのは無理ですし、

プロの方が丁寧に作られるものに比べたら、見劣りはします。

でも、これで十分。

arkibito流熱帯麺ということで。

何より、もう二度と味わえれないと思っていたあの味を

どうにか繋ぎとめることができただけで大満足。

あまりの嬉しさに、夜中寝ていた奥さんを起こして

試食してもらいましたが、

奥さんもめっちゃおいしいとぺろりと平らげてしまうほど。

ちなみに奥さんは熱帯麺自体食べたことがないので、

どれくらいの再現率かというのはわからないのだけど、

そもそも、そういういきさつ抜きで、

これ単独で食べてみても旨い!ということは間違いない。

実験は大成功と言ってよいでしょう。

後は、少しずつ改良を加えていけば

もっと美味しくなるはず!!

さよなら楽天食堂

連休前に、アニキから一通のメール。

あの楽天食堂が閉店するとのこと。

ええ〜!?マジですか…。

夏場にバテバテで食が進まない時や、

メンタルが弱っている時には、必ずお邪魔をして、

滋味深い麺や点心に救われていたのだけど、

それももうできなくなってしまうのか。

せめて最後にお邪魔をして、

もう一度あの味をいただいて、

ご苦労様とお伝えしたい。


とはいえ、会社勤めの身としては、

ランチにはお邪魔することができないうえに、

夜の営業が曜日が限られてしまっている。

結局、閉店の2日前にようやく尋ねることができたのだが、

なんと、すでに店じまいされてしまっていた…

が〜ん。

どうも、閉店の情報を聞きつけたたくさんの常連客の方が

昼間にドドドっと訪れて、

ランチですべての食材を使い切ってしまったようでした。

別のアニキのブログでも、その盛況ぶりのすごさが伝わって、

いやあ困った…


↓楽天食堂

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↓ガ〜ン…

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翌日、土曜日。

やっぱり、諦めきれず、ラストチャンスにかけることに。

下の娘を保育園に預けて、

長女の音楽教室の帰りに、阿波座まで足を延ばす。

すると…

12時の開店の15分前というのにものすごい行列。

外はもちろん、2階へ続く階段にも待ち人が並んでいます。

そんなに大きなお店ではないし、

ご夫婦お二人ですべてをされているので、時間もかかるし、

これは少なくても1時間は待たないと…

自分一人ならいいが、娘をこの寒空の下で待たせるのは…

どうしよう。

と思っていると、最後なんやろ、待とうよと、

娘からありがたいお言葉(涙)

後ろの予定もないので、行列に並ぶことにしました。

といってもビル風吹きすさぶ日陰のところで待つのは

なかなかシビアで、すぐに全身が凍り付きます。

娘も寒さに震えているので、

カイロをベタベタと貼りまくり、

ありったけの衣類を纏って防寒したのだが、

寒さと疲労で娘はこっくりこっくり落ちてしまいました。

もうれっきとした遭難。

可哀そうなことに晩から熱を出して1日寝込んでしまい、

申し訳なかった…


↓翌日

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↓最後の日

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↓大行列@@@

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食べ終えた人、途中止む無く離脱する人がぽつぽついるものの、

なかなか列は進まず、

結局、2Fに続く階段にたどり着くまでに1時間半もかかりました。

それでも風が当たる屋外にいるよりはよっぽどましで、

狭く急な階段で身を寄せ合ってさらに30分待ちました。

その間にも外では列が伸びているようなのですが、

さすがにもう出せる分量が決まっているため、

奥さんが泣く泣くお断りをいれて、

今階段にいる人たちまでで売り切れクローズされていました。

ギリギリセーフ@@@


↓2時間待ってようやく中へ

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ようやく着席して、注文。

すでに餃子は売り切れていたので、豚まん。

豚まんも2個1セットなのだがもう数がなくて、

最後の1個だけとのこと。

もちろん。楽天食堂最後の1個をありがたく頂戴します。

それから娘と自分で麺を1つずつ。

あわただしく作業されるお二人を見ながら、

もう少し待ちます。


↓辛抱強く待ちます

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↓まだかなまだかな〜

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そうして、まずは豚まんがやってきました。

ふくよかで惚れ惚れするフォルムですね。

ラス1の豚まんを娘と半分こ。

んんんん、ほかほかで美味しい@@@

ジューシーな餡と、

それを優しく包み込む自家製の皮の天然の甘み。

ありがたや。ありがたや。


↓ラス1の豚まん

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しばらくして麺もやってきました。

娘はチャーシューが入ったシンプルな湯麺(タンメン)。

これがまた素朴で滋味深い。


↓湯麺

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自分は、もう楽天食堂といえばの熱帯麺。

最初は確か夏限定メニューだったはずだけど、

あまりの人気にレギュラー化された麺。

ココナッツミルクのほの甘さと、ピリッと来る辛み、

そして酸味の3つの味覚が一度に刺激され、

そこにパクチーやセロリといった香味野菜の香りが混ざり合って、

一口スープをすすれば、一気に目の前が、

東南アジアの猥雑で底抜けに明るい屋台へとワープしてしまう。

この味はここでしか味わえないのです。

ああ、素晴らしき熱帯麺。


↓熱帯麺

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ということで、あっという間に平らげてしまいました。

まだまだ、食べたい。いつまでも食べたい。

でももうそれも叶いません。寂しいな。

でも、このお店に出会えたことだけでも、

ラッキーだったのだと、今となってはそう思うしかありません。

お会計の際にお二人に感謝とねぎらいの言葉をかけて

店を後にしました。

ありがとう楽天食堂。さよなら楽天食堂。


↓ごちそうさまでした

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↓さよなら楽天食堂

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2018-01-05

魯肉飯(ルーローハン) フィーバー!!

年末年始のわが家の一番ヒットは「魯肉飯(ルーローハン)。

前々から大好きなのだが、

先日京都の「微風台南」さんでいただいて、

そのおいしさを再確認。

鉄は熱いうちに打てとばかりに、早速厨房で自作しました。


年末の夜中に、豚バラブロックと対峙。

これを細かく細かく1cm角のブロック状にコマ切れ。

これが結構手間なので、

時間なければ、ミンチ肉や、スライス肉とかでも作れるのだけど

やっぱりブロック肉から切り刻んで作る方が断然おいしいのだ。


↓いざ

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お肉を、ゴマ油でじゃじゃッと炒めたら、

ここで今回のミソとなる八角を投入。

これだけでアジアンな香りが立ちます。


↓豚バラブロックをコマ切りに

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↓八角(別名スターアニス)投入

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あとはひたすら炒めて、調味料を投入して、

多めの水で浸してグツグツ。

40分ほど弱火で煮込んで水分が1/3ほどになったら完成。

難しい工程もなく簡単レシピです。

汁も一緒に飯にぶっかければ出来上がり♪


↓グツグツ

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↓出来上がり♪

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↓お供には青菜と小エビ炒め

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これが我ながらめちゃくちゃ旨い!

豚の角煮だと脂身の部分が気になったりするんだけど、

アジアンな風味が臭みを消してくれて、

コマ切れになるといい食感に変身。

奥さんからはお店のよりおいしいと絶賛。

早速、3日後にはアンコールを受けてまた作りました。

というわけで、わが家の定番レシピの仲間入り!!


↓アンコールのお応えして別日に

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2017-11-27

なんちゃってキャノンボール 第1区間:東京〜三島

本ちゃんも長かったですが、ブログ版も走り出します。

今後予定目白押しで、仕込み準備も大変なので、

年末までかけてゆっくり前進していきたいと思います。

細かい記憶がこぼれ落ちる前に無事たどり着きたい!


では、まず木曜日から。

本当は半ドンして、

出発前にゆっくり睡眠を取って準備万端で出陣する予定だったのだが

仕事の段取りが変わって、連休明けすぐに締切が来てしまって、

ギリギリまで仕事。

何とか大急ぎで終わらせて、帰宅したらすぐ出発。

ぶっ飛ばしながら、

マシンの調子や、気温などのコンディションを見つつ新大阪まで。


弁当購入してホームに上がると、すでにうめさんがスタンバイ。

予定通りの新幹線に乗り込み、

車両の最後尾の空きスペースに輪行をねじこませる。

弁当をかきこみ、すぐに寝る準備をするが、なかなか寝付けず。

半分寝たようで、あんまり寝れないまま東京駅着。

ホームで野菜さんを待ち受け、全員集合。


そのまま人気の少ない日本橋口へ出て、

エントランスを間借りしてマシンを組み立て。

みな各々ロングライド仕様になっております。

いわゆるランドナーに比べるとずいぶん少ないですが、

ガチのキャノンボーラーよりはずいぶん多い。

とにかく、一番冷え込む時間帯に

一番標高が高く難易度の高い箱根にいるはずなので、

それなりの防寒対策が必要だし、

浜松でのレストの間に必要なものもあるので。


↓三人衆集結

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で、いったんスタート地点の日本橋まで進みます。

東京駅からは5分とかからないが、

コンビニでドリンクと補給品の買い出しとトイレ。

スタートもままならないのに、いきなりポツポツ。

かなーり嫌な予感です。

と言ってる間に、どんどん雨脚が強くなってきました。

もう、どうするも何も、こんな時間で帰阪は無理だし、

行けるところまで行くっきゃないのです。


日本橋は、国道1号の東の起点。

ここからズラズラと520km国道が続いていくわけですが、

我々はひたすらそれをトレースするわけではなく、

バイパス化しているところを迂回したり、

寄り道をしたりするので最終的な距離は伸びることになります。

3人で0時スタートを待っていると、

ミニベロに乗った方がやってきて「キャノボですか?」と聞かれる。

話を聞くと、どうもこの日、

別でキャノボに挑戦する学生が1時スタートでいるらしく、

そのお見送りに来たそうです。

せっかくなので、写真をお願いしました。


↓いざ!

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0時となって、いよいよ壮大な旅路がスタート。

すでに雨はしっかり降っています@@@

R1を行く旅なのに、さっそく1つ目の信号でR1とはお別れして、

直進して銀座の町を抜けていきます。

しかしここがまず難儀で、

深夜帯は客待ちのタクシーの列が最左列をじわじわと動いていて、

一瞬も気を抜けない。

その上に、途中から地下を工事するために車線が制限されていたり、

おまけに雨のトリプルパンチ。

のっけで転んでしまっては身も蓋もないので、

慎重に慎重にクリアしていきます。

新橋の東京高速をくぐったあたりで

ようやくトラフィックが緩和されて、一息。

浜松町あたりで、雨宿りをしている方に声をかけられます。

ローディーさんのようで、声援いただきました。

無我夢中で抜けてきたので、気づいたらどっぷりびしょ濡れです@@

田町の交差点で一瞬だけ見えた東京タワー。

ああ麗しの東京タワー♪


東京タワー♪

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雨脚はどんどん本格的になり、

ロクに顔をあげれないほど強くなってきて、

もう3人とも半ば投げやりな感じ。

特に野菜さんはシューズカバーも含め、

十分な雨装備がなく、タオルをヘルメットにぐるぐる巻き状態で、

まるで落ち延びた弁慶のように怪しい身なりで、

振り返って思わず吹いてしまいます。

品川のところのタクシーの列はそれほど伸びておらず、平和裏に通過。

八ツ山橋の小上りをやっつけてR15第1京浜をひた走ります。

いつも不思議なのが、品川駅の次の駅は明らかに南にあるのだけど

北品川駅という名前。

大森海岸、平和島、蒲田と雨をしのびながら南下していきます。

京急蒲田のところ、空港線は完全に高架化が済んで、

名物の踏切の跡形もなくなっていました。

ここで一度乱暴なタクシーに煽られる@@ヤメレ〜。

六郷橋で多摩川を渡れば、いよいよ神奈川県に突入。

東京都はわずかに1時間足らずの滞在でした。

達者での〜。


川崎、鶴見と南下するところでは、どんどん雨が強くて辛抱溜まらん。

シューズカバーをしているのに、すでに靴下はぐじゅぐじゅで、

眼鏡も拭いても拭いても水滴がぬぐえないし、

背負っているリュックも水浸し。

そしてレインウェアの中は中で、ムレムレで不快度マックス。

これほどスタートから悪いコンディションは初めて。

雨雲レーダーでは、ぎりぎり湘南の海あたりに雲の塊があるのだけど、

そのこぼれた分なのでしょうか。

しかし進行方向の方に雨雲の親玉がいるので、好転は望めません…

しかし、フィジカルなコンディション具合への影響もそうだし、

どうしても慎重にならざるを得ないので、ペースが上がらず、

スケジュール的にも早々に難しい局面を迎えました。

果たして今日中に浜松の宿にたどり着けるのか!???


生麦のビール工場を過ぎ、子安、東品川と進んでいき、

栄町から高速の下に入って、R1に復帰します。

そこからしばらく道なりに進むと横浜ですがスルーです。


↓横浜・高島町通過

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保土ヶ谷橋でR1は大きく右へ舵を切り、

丘陵地帯へと入っていきます。

そこそこアップダウンもあるため、

その前に初めてのまとまった休憩を入れることにして、

狩場インター付近のコンビニにイン。

グローブを外して絞ると、

ぼじょぼじょと水が滴り落ちる@@@

もう3人ともドブネズミ状態で、ぐっしょりぐったり。

いやあ、参った@@

寒いので、イートインはないけど、

空きスペースで休憩してたら、

店員さんに怒られて、放り出される。ケチんぼ!!


↓保土ヶ谷のコンビニで休憩

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30分ほど休憩をしていると、雨脚が弱まってきたので

意を決してリスタート。

すぐさま緩い権太坂に差し掛かります。

登りきったら、反対側への長めの下り。

雨の夜間だと上りより下りの方が大変。

特にこの区間は天下のR1も1車線ずつしかない狭小区間なので、

後続車両に意識をとがらせつつ、慎重に下り切ります。

下りの風で一気に冷えました@@

ヘッキシ!!

いつもパンの甘い香りが広がる辺りを過ぎたところ、

不動坂の交差点で旧R1の方へ左折。

吉田大橋を渡ったらじきに戸塚駅周辺なんだけど、

以前来たときはまだアンダーパスができていなくて、

大きな踏切をまたいだのだけど、

大規模工事が終了していて随分様変わりしていた。

どうにか東海道線を越えて戸塚駅に到着。

時刻は2:50。


↓戸塚駅前

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戸塚駅前は、この先のルートの分岐点。

長後街道から湘南台・厚木・伊勢原を経てR246に出て、

箱根を大きく北回りで迂回するルートと、

そのままR1をトレースして、湘南に出て、

小田原から箱根をダイレクトに越えるルート。

今回は2人とも初めての東京大阪なので、

やはり本丸を避けて達成してもアレなので、

後者のルートを選択します。

戸塚駅を過ぎると大坂台のそこそこの上りをやっつけて、

R1の藤沢バイパスに乗ります。

ここは昼間はえげつない交通量で、

路肩を通過するのもままならない難所。

ここをノーストレスで安全にクリアするためには、

真夜中〜早朝がベストです。

それでも天下のR1は眠ることを知らず、

大型車がバンバンと通過していきます。

どうも関西と関東では肌感覚というか車間のフィーリングが違うのか、

車が寄せてくる圧が結構強く、

思った以上に寄せてくるので

3人とも怖い怖いと怯えつつ。

緩やかな高台のワインディングをこなして、原宿を過ぎ、

藤沢バイパス出口でR1とはしばしのお別れをします。

県道30号(湘南新道)へ入るポイントは、道の分岐が少し複雑で、

間違って直進しないように側道に入るのが正解。

緊張のトラフィックから解放されて、少し落ち着きを取り戻しますが、

すぐに遊行寺のところの激下り。

箱根駅伝では復路のハイライトの1つにもなっているポイントですが、

ここまでしこたま濡れて、ブレーキシューがぐじゅぐじゅなので

ほとんどハイドロ状態で、転げ落ちるような感じ。

必死で滑り落ちるマシンの挙動をねじ伏せて、

とにかく全力でスピードを殺してクリアします。

もうほんと大変@@

山の手から海岸線方面へ降りてきたせいか、

ここからまた少し雨脚が強くなってきました@@

ヤメレ〜〜

藤沢通過が3:15。


↓藤沢橋。いつ止むのか…

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藤沢橋から短いのぼりをこなして、小田急江ノ島線をくぐったら

今度は東海道線をオーバーパス。

藤沢警察署の分岐を思わず左直進しかけて、

慌てて右手の湘南新道トレース。

浜見山の交差点から先は、幅広の道を進みます。

ほどなくして、大きく弧を描きながら浜須賀の交差点まで下りてきました。

ここから海岸線に沿って続くR134をひたすら西へ爆走します。

海岸線といいつつも、真夜中なので周囲は真っ暗。

防風林の真っ暗な塊を、

まるで『ポーラX』のカトリーヌ・ドヌーヴのように疾走します。

(ってわからんな)

そのうちに、野菜さんからトイレコールが発動されたので、

菱沼海岸を抜け、サザンビーチのところにあったコンビニにて一旦停止。

時刻は3:50。

当初の予定よりも50分ほど遅れております。

幸いにしてようやく雨はやみましたが、

あれだけの土砂降りですからこのくらいのディレイはやむ終えません。

もうすでに、全身ボットボトで、

グローブの中がぐしょ濡れ、シューズの中もジュクジュク。

どんだけ絞ってももはや、この不快感と徒労感はぬぐいようがありません。

慌ててザックにしまい込んだお財布の中までぐっしょりで、

お札もメケメケで、コンビニの人には申し訳ないくらいでした。

それにしてももっとも装備が手薄だった野菜さんの姿はもはや

超ロングをこなす実力派ローディーというよりも、

完全な落ち武者状態@@職質必死の感じです。

3人とも、絶望的なびしょ濡れ感に加えて、

そろそろ早朝の時間帯に差し掛かり、

眠気もジワジワとやってきています。

ここは夜更けの一発ドーピングとして、レッドブル注入します!


↓サザンビーチのコンビニでドーピング

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↓お変態さん、現る

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さてさて、風が抜ける海岸間近のスポットで、

長々と停車していると、みるみる体が冷えて

それだけでも体力を消耗するので、

休憩をそこそこに切り上げてリスタートします。

再びR134に乗り、うめさんの強力な牽きからスタート。

トラスコ湘南大橋で相模川を渡ります。

その先で荒いトラックに接触ギリギリまで寄せられる@@

平塚を通過中、前方がやけに明るく、何事かと思ったら、

もう沈みかけのデッカイ月が煌々と世界を照らしています。

あまりにデッカイので、どうにか撮影しようと一旦停止しましたが

月はみるみる沈んで行ってしまいました。


↓湘南道路を西進中

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大磯で久しぶりにR1へ合流します。

海岸際のバイパスを避けて、内陸側の旧道へ入ります。

今回、街道増に何か所も見事な杉並木があったのですが、

その一番最初の並木を抜け、

にわかに高台となった住宅街を進みます。

この辺りからシンガリを務めていた野菜さんのペースが一気にダウン。

強烈な睡魔に襲われているようで徐々に遅れ始めます。

旧吉田茂帝のある城山のアップダウンを抜け、

二宮の閑静な住宅街に入る頃から、状況は悪化する一方のようで、

野菜さん辛そう。

でも、こればっかりはどうしようもないので、

逐一後ろを確認して声をかけつつ進みます。

押切橋を渡り、左手に海を認めつつ

国府津のアップダウンをやっつけると、

その先で酒匂川を渡り、

どうにかこうにか小田原市街へとたどり着きました。

時刻は5時。東京・日本橋から約80km地点です。


しかし、どうにもこうにも野菜さんの様子が危険なので、

山王橋を越えて、唐人町のところで発見したローソンにピットイン。

幸いにしてイートインがあったので、

しっかりと休息を入れることにしました。

とにかく寒さと眠気と疲労のトリプルパンチのようです。

食べるものを食べて、リラックスをして

少しでも頭をすっきりさせる以外ありません。


これは決して野菜さんだけじゃなく、

超ロングの宿命のようなもの。

道中、別のタイミングで自分もうめさんも

同じピンチが必ずやってきます。

この厄介な問題をいかにうまくごまかして、しのぎ切るか。

コンディションが急に下落する時間帯と、

それを乗り越えてやけにハイでイケイケの時間帯と、

そしてまたそのハイが切れてさらに深刻な状態に陥る時間帯と、

その繰り返し繰り返し、そのまた繰り返しが超ロングなのです。

今回の場合はソロではなくグループなので、

そのタイミングが全員一致するわけではありません。

誰かがイケイケでも、誰かがピンチというシーソーゲームを

チームとして冷静にコントロールして、

安全に前進していかねばならないという、

非常に高度なチームワークが試されます。


↓小田原にて小休止

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30分ほど休憩を取りリスタートします。

幸い雨はやみ、空も白み始めてきました。

次のセクションはいよいよ、

今回の全コースの中でのハイライトとなる箱根越え。

約18kmにわたる長い長いヒルクライムを経て、

R1の最高地点874mを通過し、

早朝の山上というこれ以上ない寒さが待ち受ける地点をしのいで、

これまた長く危険な三島までのダウンヒルが待ち受ける最難関。

まさかここを、これだけびしょぬれの状態で

挑むことになるとまでは思ってもみませんでした@@

すでに余計に疲労困憊!!


コンビニを出発すると、R1は、

小田原城を回避するようにシケイン状に折れ曲がり、

その先の大きな山塊へ向かって突撃していきます。

JR線と、品川以来お久しぶりの新幹線をくぐれば、

徐々に緩やかに上り始めます。

道路標識では箱根まで8kmとあるが、

果たしてどこのことを指しているのだろう?

元箱根にしては近すぎるし、湯本にしては遠すぎるし。

自分はサイコンを付けていないので正確な距離が把握できないので、

この先、この道路標識の数のマジックに何度も翻弄されてしまいます。


ターンパイクのラインが早川の対岸を

ずんずんと山の高みへと伸びていくのを横目に、

えっちらおっちらと進みます。

ここでも野菜さんはまだ復活の兆しがなく、

よろよろと後方を登っていて、ちょっと心配です。

風祭を過ぎて、鈍い上りを淡々と進み、

山崎ICで箱根新道に間違って入り込まないように注意して、

ぐいっと上りきると、前方に見慣れた箱根湯本駅が見えてきました。

ここまではまだ序の口の緩やかな斜度でしたが、

この先徐々に本格的な登りになるので、

いったん駅前のロータリーで休憩を入れます。

時刻は6時ジャスト。

長丁場の上りなので、3人ともそれぞれのペースで登ることにして

セクションを区切ってポイントポイントで集合して

登りきることにしました。

次のポイントを宮ノ下の富士屋ホテルのところの分岐と確認してリスタート。

ところが、野菜さんはもう少し休んでで行くので、

先に行っておいてください、ぼちぼち行きますということで

こちらも大丈夫かなあと相当に心配でした。


↓箱根湯本駅

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先にうめさんと二人でぼちぼち出発し、

駅前から温泉街を抜けていきます。

廃道となった函嶺洞門のところで何度も振り返ってみましたが、

野菜さんがやってくる気配がありません。

とはいえ、むやみに待っているわけにもいかないので、

こちらはこちらで次のポイントまでしっかり登るしかありません。

塔ノ沢の賑わいを抜けると、一気に山間に入り込んでいきます。

斜度は6%とダラリとした登りですが、

こういうダラダラした方がしんどかったりします。

宮ノ下までの区間で箱根登山鉄道は

2度もスイッチバックをするわけなので、

それなりにしんどい登りだというのは見当がつきます。

何度も山肌に沿ってクネクネと同じような道が続きますが、

うめさんとあーだこーだ言いながら気を紛らわせつつ進みます。

このあたりの標識で、宮ノ下まであと3kmの表示があったように思いますが、

実はそのだいぶ手前の標識にも3kmとあって、

もう全く信用なりません@@


途中で、山肌を流れる滝があった箇所があり、その先で衝撃。

なんと、はるか後方にいたはずの野菜さんが追い付いてきたのです。

い、いつの間に!???

何があったかわかりませんが、驚異的なカムバック@@@

思わずワオッと声を上げてしまいました。

あれだけ虫の息だったはずですが、

目の前にいる野菜さんは人が変わったように生き生きとしていて、

あれだけの距離を追いついてきたどころか、

そのまま我々二人を悠々とパスしていく勢い。

「登りになったら元気になっちゃいました(テヘペロ)」ということだそうで、

こりゃもう構いませんわっ!!

でも、本当に下手したら

この時点でDNFかもということすらよぎっていたので、

野菜さんの回復はウェルカム、ウェルカム。

再び三人隊列で参上を目指します。


ただ、これは結果論ですが、あまり調子のよいときに無茶をするのは

超ロングでは推奨できません。

絶好調の時も、絶不調の時も、変わらぬペースで淡々と進まないと、

その時の調子で大波小波のペースでやってしまうと、

後半で必ずリカバリーが効かなくなります。

レースの場合はゴールの瞬間までにエネルギーを出し切らないといけませんが、

超ロングの場合は、余力を残すという走り方をしないと

出し切ってしまった時点で終わってしまいます。

調子がよくなったら、調子のよいときにエネルギーを一気に放出するのではなく、

調子が良い状態をできるだけ薄く薄く引き伸ばして、

絶不調にならないように常に余力を保ち、

あくまで完走を目標とした走り方が求められます。

(がち・キャノンボーラーはまた別ですが、あの人たちは常人ではないので)


さて、3人トレインで箱根駅伝名物の太平台のヘアピンをぐるり。

そこからちょっと急な登りをやっつけながら集落を抜けていけば、

ようやく斜度が落ち着いて、そのまま宮ノ下に到着しました。

時刻は6:30。

ここには有名な富士屋旅館さんがあり、

そこで予定通りいったん休息を入れます。

ちょうど朝日がまばゆい光を放ちながら山の間から登ってきました。

いやあ、今日は晴れるぞっ!!


↓宮ノ下の富士屋ホテル

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↓朝日!

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10分ほど休憩したら、次は小涌谷を目指します。

出発の合図で出たはずですが、2人が何かでスタートできておらず、

途中で気づいて少し待ちました。

この宮ノ下〜小涌谷の区間が一番斜度がきついところで、

ダンシングも交えながら、必死のパッチで登ります。

水を得た魚のように、意気揚々と野菜さんが先頭に出てペースアップしたので

それに合わせてこちらも追っかけようとアタックをかました瞬間に、

トクン、トクトクと、大きく脈が飛び、一気に血の気が引きました。

もともと不整脈の気があって、それでヒルクライムTTはやめたんだけど、

まさかこのタイミングで発作が出るとは…

脈の乱れはすぐに収まらず、胸が詰まるような感じで、

相当気分が悪くて、

どうにもこらえ切れず、2人に先に行ってもらって、

自分はユネッサンのところのバス停のところで一旦停止。


↓小涌谷ユネッサン

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発作かすぐに収まったので、すぐに二人を追いかけますが、

発作がまた出ないように一気にはペースアップできないし、

一度血の巡りが悪くなったせいか、

全身にパワーがうまく入らないような状態。

しばらくは道なりでナビ的には問題ないし、

次のポイントはR1最高地点と示し合わせているので、

ここは低空飛行で安全に前進することに集中して淡々と進みます。

えっちらおっちら上りながら前方を確認すると、

はるか先で2人の姿があります。

さすがに急に大幅に遅れてしまったので、

心配して待ってくれているようです。

どうにか、うたゆの宿箱根のところのヘアピンで合流。

ちょっと血糖を今すぐ上げて持ち直すために、

うめさんにブラックサンダーをおねだりしてチャージ。

野菜さんが不死鳥のごとくカムバックしたのと入れ替わるようにして

いきなり自分が絶不調になって、

こういう大きい波小さい波がいくつも襲ってきます。


↓ひたすら登り

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リスタートして、2人は先行。

自分はまだ安心できないので、

2人が確認できる距離は保ちながらも安全走行を継続。

いくつものクネクネをこなしていくと、

左前方に二子山が大きく見えてきました。

ちなみにこの二子山は、新世紀エヴァンゲリオンで

第5使徒ラミエルを迎撃するために立てられたヤシマ作戦が実行された場所です。

1度目の狙撃を失敗し、防御サポート役の綾波レイは荷電粒子砲を浴びます。

そのすきに放った2度目の狙撃で使徒のコアを撃ち抜き、撃退に成功します。

高熱で溶けかかったエントリープラグのハッチをこじ開けるシンジ。

レイの無事を確認して泣きじゃくるシンジは、

どうしていいかわからないと困惑するレイに「笑えばいいと思うよ」と一言。

そのコトバに、初めて人間味の通った表情を浮かべるレイ。

シリーズを通じてもっとも感動的なシーンでしたね。

ちなみに実際には、山上に電波塔が立っており、

一般立ち入り禁止になっています。


そこまでやってくると、斜度も緩やかになり、

長かった登りも終わりが近くなります。

箱根ドールハウスのところでいったん下りを挟み、

曽我兄弟の墓があるところまで登り返した先に、

「国道1号最高地点874m」の看板を発見!!

いやあ、長かった。ひたすら長かったです。

いつも箱根を越えるときは斜度は急だが距離がうんと短い

旧東海道(県道732号)を使っていて、

今回初めて小田原側からR1を上ったので、

ほんと長かったという印象でした。

旧街道の方は悪魔の「七曲がり」があったり、難易度は高いけど、

距離も時間も短縮できるのですが、

自分の場合はダラダラの長丁場よりもそちらの方が性に合っているのでしょう。

それでも、やはりR1の最高地点を踏めるというのもまた捨てがたい魅力で、

ようやく叶うことができました。それも3人そろって。

バンザイ!!


↓国道1号線最高地点874m

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そこからは芦ノ湖畔までなかなか斜度のある下り、

それも結構右へ左へ急カーブの連続なので

各々のペースで下ります。

下るにつれて、朝霧がどんどん濃くなり、

前方の視界が全くありません@@

もう前方は真っ白で、いきなりヘアピンが現れたり、

全く油断ならないので、ペースをしっかり落としながら

どうにか下り切りました。


↓濃霧のダウンヒル@@@

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あと少し上り返しがありますが、

ひとまず本格的なヒルクライムはこれにて終了。

とりあえずブレイクを入れるために元箱根のセブイレにイン。

とにかく寒い@@


↓元箱根。芦ノ湖は真っ白で見えず

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20分ほど休憩ののち、8:15にリスタートします。

元箱根から箱根公園を右に見やり箱根関所へ。

この先が箱根駅伝の折り返しポイントです。

いつもはランの練習をしている人がたくさんいますが、

この日はあまり見かけませんでした。

そこから、箱根峠までにわかな登り返しです。

えっちらおっちらと連なって登り、道の駅はスルーして

振動との合流地点の交差点へ。

ここが箱根峠!


↓箱根峠

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峠でひとしきり記念撮影を済ませたら、

いよいよ三島までのダウンヒルに入ります。

実際問題として、小田原からのヒルクライムも大変でしたが、

この三島までのダウンヒルこそ、最も厄介な区間なのです。

なーんだ漕がないで下るだけじゃんと思うなかれ!

歯止めが効かず、どんどんと加速する恐怖は体験した人しかわかりません。

しかも小田原側は、新道・旧道・旧街道・ターンパイクと

いくつかルートが分散し、大型車などは新道を利用するので、

あまりこちらが影響受けることはありませんでしたが、

こちらがわはこのR1のみになり、全ての乗り物がここを利用するため

トラフィックが非常に増えるとともに、

大型車・観光バスもバンバン。

そして、見晴らしがよい下りということで、

意識的・無意識的に飛ばす車が真横をかすめ、

その度に風圧でバランスを乱されるのを必死でコントロールしながら

とにかくカーブをしっかり曲がりきる、激突しないことだけに集中して

ひたすらブレーキとハンドリングという過酷さです。

ブレーキもかけ続けていると全く利きが悪くなるし、

握りしめるグリップ力も落ち、体力的にもとても厳しい。

しかも道は古くに造られていることもあり、クネクネときつめのカーブも多い。

とにかく、低速で登るより、みるみる加速する下りの方がよっぽど危険で、

半泣きになりながら下ります。

それがなんと13km近くの長丁場!!もうありえない!!

3人それぞれ、お互いウォッチしあう余裕はないので、

ここも個別で切り抜けます。


山中城のところで真新しいバイパスが完成していてそのまま直進。

その途中で、右手にデッカイ富士山が目に飛び込んできました。

もうこの最初の数キロだけでも手も腕もギッチギチで、

こんなのずっと続けていられないので、

いったんブレイクもかねて停止し写真を一枚。

残念ながら、先日の台風で山頂の雪が全部飛ばされてしまったそうで

ハゲ富士でした。やっぱりあの白い部分があっての富士山のイメージですね。

そのうち、野菜さんとうめさんも下ってきて、無事を確認。

2人とも、このダウンヒルの恐怖を思い知らされたようで、

顔面を引きつらせながら、

「これはヤヴァイ。これはヤヴァイ」とつぶやいています。

いや、だから、本当にヤバイんです!!

とにかく安全運転最優先を今一度確認をしてリスタート。

山中城口の信号の先からは、三島や沼津の街並みが一気に広がります。

でも走りながら景色を楽しむ余裕は全くありません!

よそ見=即死です。

富士見平のドライブインからは、

野菜さんが先行してあっという間に見えなくなってしまいました。

無理して追わずにマイペースで下っていきます。

途中で、新しくできていた三島スカイウォークを発見。

名前は知っていますが、こんなところにできたのねん。

その先、大曲がりを丁寧にクリア。

その先、中央分離帯がコンクリ壁で仕切られている区間があって、

その壁の圧迫を嫌って車が路肩側に寄ってくるので本当に恐怖。

そういうところは早く切り抜けたいけど、

これ以上スピード出したらマシンがバラバラになりそうなくらいだし、

そういう場所ほど、車のスピードを落とすために、

路面にややこしい凸凹や溝が切ってあって、

自転車からすれば完全に障害物でしかないようなコンディションなので、

もうどうしようもありません!!

どうにかこうにか下ってきて、伊豆縦貫道の三島塚原ICのところで

野菜さんが待機してくれていたので、そこで3人無事合流。

いやあ、何度ここ下っても怖い。

かといって逆コースだと、大阪から400km走ってきて、

ラストにここを登っていくことになるので、それも相当厳しいのです。

それだけキャノボがいかに過酷ですごいことかがおわかりでしょう。


↓こう見えて恐怖のダウンヒル

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さて、そこからもうしばらく下りが続きます。

距離は短いながら、斜度がきついバス道で、

すでに市街地の端ということもあり、

交通量も増えて、最後まで気が抜けません@@

谷田東小山の交差点でようやくR1と別れ、県道22号に入ったころには、

もう3人とも精も根も尽き果てたという感じ。

こうして約40分にもわたる恐怖のダウンヒルを無事にクリアしたのでした。


↓三嶋大社

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惰性を駆って、三嶋大社をすぎ、三島広小路で線路をまたいだら、

生活道路を縫って、たどり着いたのは極楽湯さん。

時刻は9:35。

スタート直後からの土砂降りや、箱根越えの激闘を一度洗いなおして、

疲弊しきった体をリフレッシュして、立て直しを図ります。

従業員さんたちに説明をして

囲いのある敷地内にマシンを止めさせてもらえたので、

安心して休憩することができました。

待ち合わせ時間を決めたら各々浴室へ。

洗い場で汚れと疲れを洗い流し、

大きな湯船へドボンすれば、極楽♪極楽♪

いやあもう、このまま眠りながら沈んでしまいそう…

次の戦いに向けて頭を切り替えねばなりませんが

身体ごと溶けてしまいそうです@@@@

いやあしかし、ここで風呂を予定に入れたのは我ながら大正解でした。

わずか1時間程度でしたが、体の疲れと眠気をとり、

ある程度回復することができました。


↓極楽湯

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さて、ここで日本橋から137km。ようやく全行程の約1/4程度です。

本当にスタートから70kmも土砂降りで、どうなることかと思いましたが、

最大の難所である箱根を無事にクリアしたのはかなり大きいです。

ただし、ここからは長い長い長い静岡地獄が待ち受けているのでした。

浜松までの第2区間へつづく…