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記憶の残滓 by arkibito

2017-03-11

3.11

6年目の震災の日。

何かできることはないか、何かやってみたいと思って

何かやってみても、それはただの自己満足でしかなかったり

それでもいいから何かをやって、わずか足しになっても

それは寄り添うということ以上のことではなくて。

でもその寄り添うことって、

人間にとっても大切なことで、

誰かのために想うこと、誰かのことを想うこと、

誰かに想われること、必要とされることが、

誰かの背中を押したり、潰れそうな気持ちを支えたり。

幾つもの困難が津波のように押し寄せても、

私は一人じゃないんだということが、どれほど心強いことか。

忘れずに記憶すること、あの日あの時に思いを馳せること、

大切な誰かのことを想うこと、

それはいつでもどこでも誰でもできること。

そうやって、誰もが明日を生きてゆく。

2017-02-13

エスケールへ パンと音楽

13:30頃に、紅葉谷から有馬へ帰還。

せっかくこの辺りまで足を運んだので、ちょっと寄り道でエスケールさんへ。

路線バスが出たところだったので、有馬から4kmほど歩いて。

思ったより距離があって足パン


エスケール

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もう時間は14:30なのにお店は大繁盛で、

席が開くまでウェイティング。

こないだのバーガーサミットの写真が飾られていてなんか嬉し。

で、何も食べずに歩き通しだったので、

思わずジャンバラヤランチを大盛りでチョイス。

絶品バーガーのお店でバーガー食べずはなんかもったいないのですが、

あまりにお腹が減ってがっつり米をかきこみたいのです。

それに実はバーガー以外のメニューも実は絶品なのです。


ジャンバラヤランチ大盛り

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あっという間にかき込んで、1Fのパン屋さんへ。

お土産を物色していると、M沢さんがいらしたのでご挨拶。

いつも大変な方法で来るなあと笑われます(笑)

で、いろいろお話。

ちょうどM沢さんが音頭を取っているプロジェクトの件もいろいろご報告。

M沢さんは、東日本大震災復興のお手伝いもされていて、

そこで地元の小学校で、音楽ライブを開いて慰問されているのですが、

その小学校が今年度で閉鎖され、

せめて卒業生を盛大に音楽で送り出してあげたいということで、

クラウドファウンディングを利用した資金集めをされていました。

音楽のチカラを信じる自分としても共鳴するところがあり、

気持ち程度ではありますが自分も出資させていただきました。

初めてこういったものに参加してみましたが、

何か応援したいけど、どうやったらいいかわからない、

というような場合に良いシステムだと思います。

応援する側もその応援の成果がわかるし、

応援される側も味方がいるだけで勇気や希望が湧くでしょう。

色々な人が夢や野望を実現し、

その成功体験を多くの人が共有できるというのは

新しくまた興味深い試みですね。

ちなみにこのプロジェクトは、

たくさんのパトロンの参加があり、無事に希望額に届きました。

当日は仙台まで機材山盛りの車で走って行って、

演奏会と、ハンバーガーの振る舞いがあるそうで、

報告が楽しみ♪


クラウドファウンディング

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バスの時間があったので、M沢さんにお別れをし、

パンとクッキーを購入して最寄りのバス停まで。

名塩駅でJRに乗り換えて夕飯までに帰宅。

2017-01-17

22年目の1.17

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22年目の1.17を迎えました。

この日ばかりは身が引き締まる思いがします。

毎年、前の晩から東遊園地へ歩いて向かうのですが、

週末からの体調不良が深刻で残念ながら今年は見送りました。

でも、追悼のつどいにはどうにか参加したいと、

始発電車に乗り込んで三ノ宮まで。

午前5時46分黙とう。

何とか今年も追悼することができました。


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今年は平日にあたりましたが、たくさんの方々が集まっていて、

中でも学生など若い人たちが多かったような印象があります。

きっと、22年前の震災を知らないであろう世代だとは思いますが、

興味本位でもいいので、こういう現場に足を運んで、何かを感じて、

同じ思いに馳せるだけでも大変意味のあることだと思います。


今年の遺族代表の方がお話しされていましたが、

22年という歳月はもはや歴史の世界のことのようになってきています。

でも、自然の猛威は日常のすぐ隣り合わせにあります。

去年も、熊本や鳥取で地震による大きな被害が出ました。

北海道では台風の被害も甚大でした。

それ以外にも、震度3や4といった、

昔ではびっくりするような大きな地震が、

当たり前のように全国各地で頻繁に起こり、

なんだか麻痺してしまっているような感覚を覚えることも正直あります。

神戸、東北を経験し、耐震技術や防災意識が格段に上がり、

人も建物もずいぶん強くなって、

被害の程度は軽減されては来ていると思います。

でも、自然はいつだって人間の想定を簡単に超えてくるのです。

それを絶対に忘れないためにも、

1.17を風化させないこと、思いを繋ぐことは大切です。


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2016-08-30

『シン・ゴジラ』 by 庵野秀明

久々に映画に行ってきました。

今話題の『シン・ゴジラ』です。


娘と参加している「アンサンブルズ東京」では東京駅が題材なのですが、

ちょうどこの映画にも東京駅が出てくるので、

この間のワークショップでも話題となって、

いしいさんからも観に行ける人はぜひ観て!とおすすめされていました。

この間はじめて東京駅を訪れた娘はもちろん、

自分も出張や旅行の時に慌ただしく乗り換えるだけで、

あんまり東京駅についての情報をもちあわせていないので、

少しでも参考になればということで早速観に行くことにしました。


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結論から言えば、すごい!

庵野さんといえば、言わずと知れたエヴァンゲリオンシリーズですが、

そのEVAすら、このゴジラをやりたかったがための踏み台でしかないというくらい

今までの庵野ワールドを全て注ぎ込んだ力作でした。

物語はもう単純明快で、東京湾に突如ナゾの巨大生物が現れ、

それが徐々に進化しながら、首都東京を襲い、

それに対して日本国民がどのようにして立ち向かうのかというのが

ひたすら描かれています。


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その描写は、いつもの庵野作品に見られる

個人的な深層心理へと深くダイブしていくような局地的なものではなくて、

むしろ『突入せよ! あさま山荘事件』『日本のいちばん長い日』を手がけた

原田眞人監督が得意とする、多角的な視点からめまぐるしく展開する群像劇のようで、

非常に面白かった。

特に、初動態勢で、政府首脳たちが暢気に構えたり、

自分の管轄部署の利権や縦割りの慣習に固辞したり、

結局は米帝の子飼いでしかない政府の無力さだったり、

あるいはこの危機的な状況の中でも、

自らの出世の野望をむき出しにするさまだったり、

刻々と変化する状況の中で、把握しきれないほどの登場人物が入れ替わり立ち代わり

それぞれの立場、意見をぶつけ合っていく、

その有象無象の様をリアルにスリリングに描き出している。

震災とかの有事ではこんな笑うに笑えないやり取りが実際にあるんだろうな。

欲を言えば、その対象が政府関係機関にだけに限定されていたことが残念。

もっと実際にゴジラが上陸して被害をこうむった

一井の人たちの側からの視点が十分だったら

なお作品に厚みが出ただろうと思うのだが。


さて、ゴジラというのは、本作に限らず、シリーズの一番最初から、

象徴以上の何物でもない存在=神なわけで、

ゴジラ自体のキャラクターに魅力があろうがなかろうが本来どっちでもよいのです。

庵野風に言えばまさしく使徒ですね。

(余談ですが、EVAでは使徒の描写が滑稽なほどにシンプルですが、

あれは庵野さんは描くべき本質をよくわかっている証拠です。

だからこそゴジラ新シリーズの監督にふさわしい!)

それはさておいて、ゴジラ=圧倒的な相手あるいはクライシスに対して、

人類が、日本人がどう立ち向かっていくのかというところが肝心なわけです。

昔であればそれは、戦後復興、核武装による冷戦危機の代弁であり、

現代であれば、震災復興、福島原発のそれに当てはまります。

まさに日本という国の歩みの縮図であり、

スクラップ&ビルドで成長をしてきたこの国が生み出した名作なのです。


それにしても、ゴジラが首都を破壊していく描写が

リアリティもくそもなく、もう徹底的にやりたい放題なので、

観ているこちらも清々する。

あの遠慮のなさはアッパレ。

特に、ミリタリーとか乗り物とかドボクとか、

庵野さんの大好物がマニアックなほどに大量投入されているので、

それらを見るだけでも面白い。

2016-04-18

がんばろう熊本!

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日本に生まれた以上、自然災害は免れないのだけれど、

東も西もこれだけ大きなダメージを受けるともう茫然としてしまう…

人生でも1度2度経験するかしないかの震度6〜7もの大地震に、

この数日で何度も押し寄せられる恐怖は想像を絶する。

それでもあれだけの規模、範囲で、

同じ大都市を襲った直下型の地震でも阪神大震災の時よりも被害が少ないのは、

日頃の防災意識のたまもの、

耐震対策の成果が少しでも出ているのではないかというところにだけでも

希望を持たざるを得ない。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、

大好きな熊本・阿蘇ができるだけ早くに元気になれますように。

がんばろう熊本!