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記憶の残滓 by arkibito

2017-09-13

Music Life 『気のいい男』 by 三田明

なかなか忙しすぎて、ギターを弾く時間が減ってしまっている。

オリジナルの楽曲も、あとアレンジ待ちが3曲スタンバイしたまま1年が経つ…

いかんなあ、いかんなあと思いつつ、

身一つ1日24時間でできることには限りがある。

追われてやることではないのだけど、

だからこそ後回しになってズルズルしてしまうし、

やらなければ確実に衰える。


今週末は雨予報だし、今年はもうほとんど遠征はあきらめモード。

なので、家でできることの優先順位を上げて、切れ目なく遊ぶ。

ということで、まずはギターだっ!!と、

昨日ひさびさにコピー弾き語りをアップしました。


御三家といえば、橋幸夫舟木一夫西郷輝彦だが、

これに三田明を加えると四天王となる。

その三田明さんの芸能生活55周年&古希70歳を記念した楽曲が

この『気のいい男』。

この作詞を手がけたのが、われらがカンザス・シティ・バンドのリーダー下田卓!

しかも演奏はカンザスメンバーということで、

先日のライブでもお披露目されました。

「この町と仲間たち、それが俺のしあわせ

 ありがとうのつもりさ 飲もうじゃないか」

なんてスッバラシイ歌なんざんしょ。


2017-08-14

田切駅→伊那市駅 1hour Bicycle Tour the 6th ”轟天号を追いかけて”2017/第六天魔王降臨

はてさて、ずいぶん時間が空いてしまいまったが、

いよいよ本題に突入します。


千畳敷カールから大急ぎで下山し、

駒ヶ根駅からこの時間帯、2時間に1本しかない電車に乗り込む。

レンタサイクルのために自転車屋へ向かうには、

もう1つ向こうの伊那北駅が便利なのだが、

そこは無人駅なので、あえて1つ前のターミナル駅伊那市駅に下車。

ここでまず帰りの電車の手配と、

ライドに向けて不要な荷物をロッカーに預ける作戦。

何しろ、翌日学校行事があるので、

本日中に帰阪せねばならないのだが、

イベントの終了時間と自転車の返却等々を考えるとギリギリの行程。

帰りは岡谷から塩尻に出て

最終の特急しなのの予定で無事に手配できたが、

残念ながらロッカーはキヨスク廃止とともに撤去されてしまったそうで、

荷物自転車屋さんに預かってもらうことにします。

30分ほど歩いて、今回お世話になるCLAMPさんに到着。


レンタサイクルします

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まずは手続きをして、荷物を預け、マシンをお借りします。

娘のマシンはGTのMTB、自分はBRUNOのミニベロです。

何気にミニベロに乗るのは初めて。

敷地内で、サドルの調整や、

シフトの具合を見たりセッティングを済ませ、

ヘルメットもお借りして、いざ出発!


まずは、来た道を戻って、

伊那市駅前のロータリーを通過します。

この一角にゴール地点が設けられます。

イベントの際、R153が最短で早いルートにはなるのだが、

交通量が結構あったり、路肩の轍がひどいことは

3年前のライドでわかっているので、

娘を安全に走らせる裏道を確認しながら

スタート地点となる田切駅を目指します。

飯田線と並行するように進む県道146号を南下します。

若干アップダウンがありますが、交通量も少なめだし、

森の真横を通過するのですがすがしくて走りよい。


↓いざ出発!

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一旦、沢渡でR153に合流しますが、

次の交差点で県道221号に折れます。

小さな川をまたいで西春近の集落に入るところで上り。

この辺りで一瞬パラリと通り雨が降る。いや〜止んでくれ〜。


↓雨!!

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赤木のところで線路をまたぎ、

宮田の比較的整備された町並みを抜け、

駒ヶ原の交差点。

そこにあったセブンイレブンでさっとお昼ご飯にします。

雨はすっかり止んで、一転カンカン照りで暑い@@@

駒ヶ原からはR153に合流して大田切橋までずしゃーっと下る。

北の原から、脇道に入ろうか迷ったが、

伊南バイパスは広めの歩道が整備されているので、

そのまま直進することにしました。

広大な伊那谷と、その両脇にそびえるアルプスの山々を眺めつつ

快調に進んでいきます。

福岡南からは再び下りを慎重に片づけて、大きな川を渡り、

登り返しの中腹で脇道に入ると、田切に到着!

無事に受付時間の1時間前には到着できました。


↓記念撮影

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伊那谷

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まずは、田切駅で記念撮影。

実はですね、

今でこそアニメやドラマ・映画の撮影スポットをめぐる、

いわゆる”聖地巡礼”という旅のスタイルが一般的になってきましたが、

実はその元祖は、この田切駅なのです。

1991年にリリースされたOVA版の舞台として、その直後から、

この伊那無人駅に全国からファンが駆けつけ、

それがアニメ聖地巡礼発祥と言われています。

そしてそれを記念すべく記念碑建立計画も発動され、

2018年田切駅開業100周年を迎えるのに合わせて建立予定になっています。

(我々もささやかながら寄付させていただきまった!)


田切駅

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↓切符回収箱

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↓たぎりYOY!

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まだまだ開会まで時間があるので、

駅を少し下ったところにある元下村商店さんへお邪魔。

ここでは、田切駅を愛してやまない、

有志「田切ネットワーク」のみなさんによる

写真や資料が展示されていまった。

このイベントの特徴は、

なんといっても地元の皆さんと一緒に盛り上がるというところ。

他所からやってきた謎のコスチュームをまとった人々が、

ウロウロして地元民が困惑するという現象

全国各地では見られる昨今ですが、

このイベントはいまや田切の夏の風物詩として定着し、

何なら、地元民の方がガチじゃねーの??というくらい

熱気にあふれています。

駅前の広場・聖徳寺駐車場では、今年も田切の住民の皆様から

スイカやキュウリの振る舞いがされ、本当に感謝感謝ですね。


↓資料館にて

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↓なかなかの出来栄え

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↓ぬはっ

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駅前の広場まで戻り、受付を待っている間にも、

どんどん参加者が集まってきます。

我々、工作部隊もダンボールに、

絵を描いてヘルメットに装着して待ち受けますが、

もうそんなものが全く歯が立たないほど、

ガチな大人たちが続々と田切駅に集まってきます。

娘は大真面目で遊ぶ大人たちに驚愕しておりました。


↓あーる君来たァ〜!(byさんご)

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↓鳥坂せんぱいも登場!とーぜんであーる!

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↓成

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おなじみの轟天号は、なんと炊飯器装着で、

しかも出発前にタイマーをオン!

果たして、飯は炊けるのか!?炊けないのか!?

乞うご期待????


轟天号ならぬ漏電号!

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↓飯を炊く!

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受付時間を待っている間に、何やら雲行きが怪しくなり、

大丈夫かなあとみんな心配しているうちに、

バケツをひっくり返したような激しすぎる雨が襲来。

みんな大慌てで近くのテントへと逃げ込むが、

あまりの雨脚の強さに、テントの屋根に水が一気に溜まって、

それがズシャーっと溢れる@@@

ほんまにライドできるのか、心底心配するくらいの大雨。

しかし我々は伊那まで自転車を絶対に返さなくてはならず、

その日中に帰阪しないといけないため、

どんだけ雨が降ろうと、イベントが中止になろうと

走りきらねばならない運命…

頼むから止んでくれ@@@

周囲では雨雲レーダーを起動して雨の様子をうかがっているので

それを見せてもらう。(この時点でスマホは復活してなかった)

すると、画面に現れたのは、衝撃の画像。

なんと、雨が降っているのはこの田切駅の周囲1km以内だけ!

しかも雨雲レーダーが真っ赤に染まっている形が、

田切駅を中心にハート形に浮かび上がっている!!!

なんたる!!!

我々あーる君マニアの熱気が天をも揺るがしたのか!?


↓超局所的豪雨襲来!!!!

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1時間弱ほど徹底的な雨に降られ、

受付開始も30分ほど後ろ倒しになりましたが、

奇蹟的に雨がやみ、受付開始。

一番ノリで受付をしてもらいました♪

堂々、NO.1のナンバリング。

このOVAスタンプラリーを模したスタンプ帳の最後の枠に、

18時までにゴールのスタンプを押してもらうのです。


↓受付開始!

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↓いっちばーん

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開会式まで、まだまだ続々、参加者がやってきます。

やっぱり一番多いのは学ラン姿のあーる君と、

ロン毛にグラサンで決めた鳥坂センパイが多いですが、

意外と人気なのが成原教授。

中にはマニアックに、コミック版でしか出てこない

バスガイドの毛利さんとかイルカの曲芸部の方、

あとはあーる君には関係ないけど、

とにかくゆるキャラや別のアニメコスプレ

全身全霊を傾ける大人たち。

青春、だな。


↓毛利さんと埼玉県の地図をもって

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↓新手現る

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↓やあ

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↓春風部 通称 イルカの曲芸部

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↓動くぜっ!

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↓このスッカタ〜ン!!

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電車が田切駅に到着するたびに、猛者が増えますが、

この電車たちは我々の格好の獲物となります。

光画部、あーる君マニアにとって、

お見送りは万歳三唱と決まっておりまして、

電車の発着に合わせて会場の面々が一斉に

「万歳!万歳!」。

気の利く車掌さんなんかは、それにリプライをしてくれますが、

フツーは事情を知らない乗客たちは一斉にぎょっとするのです(笑)


↓電車入線

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↓一同で出発をお見送りしてバンザ〜イ!

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さあて、いよいよ開会式です。

部長さんのお決まりの「やあ」の挨拶からスタートし

注意事項等の説明

それから町長さんの熱い熱い元気玉を浴びて、

いよいよスタートです。

スタートは数人ずつブロックで分かれていて、

隔分ごとに出発していきますが、

われわれは一番最初のA班です。

スタート前に、インタビューがあり、

今回の最年少ということで娘が受けておりました。

そして健闘祈り、参加者全員から娘に万歳三唱(笑)

いやあ、日常生活で万歳三唱されることなんて、

まあないですからね。

娘よありがたく頂戴しておけいぃ!!


↓開会式

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↓部長は例によって紅の豚です

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↓みなぎる町長

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↓出発前にインタビュー

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はてさて、時間となりました!

皆さんに再び万歳三唱でトップバッターで出発です!

みんな、達者でのおお〜。


↓一番乗りで出発!

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とりあえずルートは往路でしっかりと頭に入っているので

後はそれを安全に進んでいくばかり。

まずはR153に合流し、川までズシャーっと下ります。

そこから福岡南まではしんどい登り。

おそらくこのルートで一番しんどいところ。

娘は全体の先頭に立って、しっかりと踏んでじっくり登り、

足つきなしでクリア。

そこから伊南バイパスを北上していきますが、

後からスタートした人たちが続々追い越していきます。

みな娘の姿を捉えると、ガンバレ!ガンバレ!とエールをいただいたり、

「ご安全に♪」と合言葉をかけてくれます。

コスプレのみなさんも続々と来られて、

その度に娘も上機嫌で後を追います。

北陸新幹線はやっぱ速かったなあ〜。


炊飯器背負ってますね

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↓こちらはおにぎり

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北陸新幹線!!

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大田切を過ぎると再び上りがあり、

そこをガンガン踏んで登りきる。

駒ヶ原からは裏道へはいり、淡々と進みます。

何度かあるアップダウンも足つきなしで頑張っていると、

うしろから、選挙カーのごとく手を振って、

「ご安全に〜♪」と毛利さんからのエール。

沢渡からの裏道あたりで、娘もそろそろしんどくなってきたようでペースダウン。

どこかで休憩を入れたかったが、

18時までに何とかゴールしたいということで

我慢して我慢して騙し騙し進む。

そうして、ついに伊那市の駅前になだれ込む。

スタッフや先の到着している面々の大歓声に迎えられて

ついにゴール!やりました!

さっそく西園寺ツーリストのスタンプを押してもらい、

無事に完走です!

17kmとはいえ、そこそこアップダウンのあるコース。

最後ちょっとしんどかったけど、弱音を吐かずよく頑張りました!


↓GOOOOAL!!

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↓やったね♪

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ゴール地点から、閉会式の会場となる広場まで移動して、

みなが無事にゴールするまで待機します。

すでにお祭り騒ぎが始まっていて、熱気ムンムン。

あ、そういえば、あの米は炊けたのか???

炊けてる!!!!!!


↓な、何!?飯が炊けただとぅ!?

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↓大成功!

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本当なら閉会式もラストまで参加したかったのですが、

電車の時間を考えると、そろそろ時間切れ。

部長さんに先に失礼しますとご挨拶をすると、

拡声器で、娘ちゃん無事完走しました!

今から帰られますとアナウンスしていただき、

完走者全員からまたまたバンザイ三唱でお見送りいただきました。

来年はぜひオーラスまで参加したいと思います。

でわでわ、達者でのお〜。


バンザイでお見送り

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後ろ髪をひかれる思いで会場を後にし、

さらに少しだけ走って、自転車屋さんへ。

お礼を言って荷物をピックアップしたら、

大急ぎで駅まで戻ります。

スマホがないので、駅前の公衆電話で奥さんに電話。

お昼に電車が20分ほど遅れていたので、ダイヤが心配だったが、

無事定刻通り伊那市駅を出発。終点の岡谷で乗り換えなのだが、

ここでも3分遅れでひやひやしたが、

乗り継ぎの電車が待っていてくれてセーフ。

塩尻では少し時間があったので駅そばでもと思ったらすでに

営業時間が終わってました…

特急しなのが6分遅れで入線。そこからは2人とも爆睡。

結局この遅れも解消されず、

乗り継ぎの新幹線に乗れなかったが、

代替の席を案内してもらい、ラス2の新幹線でどうにかこうにか帰阪。

朝からなかなかハードなスケジュールでしたが、

娘はハキハキとクリアしてくれました。


↓おみや

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2017-05-25

『松田美緒 エーラ(έλα)』発売記念+CHOVE CHUVA16周年特別ライブ!」 at CHOVE CHUVA

土曜日の晩。家族4人そろって、

“歌う旅人”松田美緒さんのライブに行ってきました。


去年だったか、おととしだったか、深夜に、

『ニッポンのうた “歌う旅人”松田美緒とたどる日本の記憶』という

ドキュメンタリー番組をやっていたのを偶然見た。

自分と同い年の松田美緒さんが、

日本の農村や漁村で語り継がれてきた

子守唄や●●節、盆踊りといった、

生活の中から自然発生的に生まれてきた歌を発掘し、

それを後世に歌い継いでいくという

プロジェクトを追ったものでした。

その文化人類学的なアプローチの面白さと、

松田さんの母なるヴォイスとでもいうような

力強くのびやかな歌声、

そして、土に深く根差した歌のもつ

根源的な生命力と美しさはもちろん、

時に残酷で、もの悲しい歴史を帯びた調べの

虜になってしまいました。


ぜひ一度生でその歌声を聴いてみたいと、

夫婦そろって機会をうかがってたところ、

新盤リリースの記念で大阪であるということで即予約。

靭公園に面した「CHOVE CHUVA」という

老舗のブラジリアン・カフェでのライブです。

ちょうどお店の周年記念も兼ねているということもあり、

店内は超満員でした。


↓靭公園にあるCHOVE CHUVA

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↓異国にトリップ

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↓Marcelo Sakuma(VIVARIO) によるブラジル・ポルトガル料理も!

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今回は、ニッポンの歌ではなく、新盤からの曲がメイン。

松田さんの活動の舞台は日本だけではなく、

自身が第二のふるさとと呼ぶ、バルカン半島や、

ギリシャ・トルコといった地中海、

そしてポルトガル・大西洋、あるいは南米の

様々な民族音楽、つまりファドやジプシー音楽、

クレオール音楽、オスマン音楽、

ボザノヴァ、サウダージなどを

現地の言語で抒情的に歌い上げます。


例えば最後の曲『サイコー』では大盛り上がりで、

あちらこちらから「サイコーだよ♪」と声が上がり、

カーニバルのような熱気でした。

ちなみにこの『サイコー』は、西アフリカの沖合、

大西洋にポツンとある島で今でも歌い継がれている漁業歌。

1960年代に、ニッポンの漁船がマグロを追ってこの地まで遠征しており、

日本人が発する「最高」という言葉の響きが面白いということで、

現地の人がその言葉を残したのです。

そういう雄大でロマンあふれる物語がそこかしこにあふれていて

それが音楽という共通言語によって

時代や場所を越えて繋がっていくというのが

本当にすごいことだなあと思います。


↓超満員でライブスタート

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松田さんの生歌は初めてでしたが、

まるで大いなる母の声で、ものすごく説得力があり、

一気に引き込まれてしまいましたし、

ギター・ブズーキを担当した山口亮志さんの

粘りつくようなギターも、

太田恵資さんの、リズミカルで饒舌なヴァイオリンと、

まるでモスクの祈りのような

しゃがれたコーラスがたまりませんでした。

このトリオ編成はホント最高の組み合わせだと思います。

バラシイ!


↓海外のバルに迷い込んだような熱気

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時に哀愁を多々酔わせ、時に小気味良いステップを踏み、

そして会場全体からたくさんの手拍子と、

思い思いに体や机を叩いてリズムを刻む音のうねりが

会場を包み込み、

まるでイベリア半島のバルに迷い込んだような熱気に包まれました。

娘も楽しそうに手拍子で囃し立てておりました。

これはもうおとぎ話のような夜で、

ほんの2時間ちょいでしたが、

疑似世界旅行を楽しむことができました。


↓力強い歌声

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ライブ後は即席のサイン会で、

いろいろお話をさせてもらいました。

長女の名前をいたく気に入ってくれて、

娘もとてもうれしそうでした。

同じ年の人が、こんなにも素晴らしいことを実践しているというのは

とてもうれしいことで、これからも応援していきたいと思います。


↓記念撮影

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↓サインいただきました

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↓こちらにも

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エーラ

エーラ


2017-04-03

ご入園

土曜日。

無事に下の娘の入園式を迎えました。

園へ行くと、なじみのある先生方のお出迎え。

3/4くらいは長女の頃と変わらない先生たちなので、

安心感があります。

つつがなく式を終えたら

それぞれのクラスに分かれてレクリエーション。

当時よりも少しハイテクになってたり、

ルールが変わってたりするので、最初はバタバタかなあ。

うちは上の子と下の子で年齢差があるのですが、

意外にも上の同級生の兄弟が多く、

親御同志知った顔もあるので、なお安心。

子供らは、ようわからんけど、

なんか同じくらいのがいっぱいおるなあという感じで、

要領を得てなく、そわそわ、どきどき。

まあ、そのうち慣れるさ!


↓ちょっとドキドキ

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晩は、ささやかながらお祝い。

集団生活になって、またどんどん大きくなって、

いろんなこと覚えて育ってくんやろなあ。


↓お祝い

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2017-03-02

『人生フルーツ』 by 伏原健之監督

風が吹けば、枯葉が落ちる。

枯葉が落ちれば、土が肥える。

土が肥えれば、果実が実る。

こつこつ、ゆっくり。

人生、フルーツ。


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大学で建築家・丹下健三に師事し、

戦災による住宅不足問題に取り組むために設立された

日本住宅公団のエースとして

数々のニュータウンを設計してきた津端修一さんと、

奥様の英子さんの豊かな暮らしを記録したドキュメンタリー。

自身が計画・設計に携わった

愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一角に

300坪の土地を購入し、

そこに建築家アントニン・レーモンドの旧宅を模した

木造平屋建ての30畳のワンルームの住宅をこしらえ、

畑と手作りの雑木林を作って40年。

衣食住のすべてを自分たちの手作業で行い、

鳥たちが気ままに遊びにやってくる広いお庭では

ありとあらゆるお花や果物、野菜を育て、収穫し、

自分たちで料理し、食べる。

その料理たちの何ともおいしそうなこと。

自然との会話を絶やさず、季節と寄り添いながら

営まれる夫婦二人三脚の日々。

何事もコツコツ丁寧に、絶やすことなく続けていくこと。

決して荒ぶることなく、穏やかに健やかに。

お金より時間を貯めて生きてゆく。

豊かな土を受け継いで生きてゆく。

そこには自然と笑顔が生まれ、心が通う。

夫婦のあり方や、人生における豊かさとは何か、

改めて気づかされることの多さ。目から鱗。

人生、フルーツ。なんて素敵な言葉だろう。


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お仕事終わりに、十三の第七藝術劇場にて。

元々は東海テレビのドキュメンタリー番組として制作されたもので、

平成28年度の文化庁芸術祭の

テレビ・ドキュメンタリー部門を受賞した作品。

いつもなぜか山遠征の帰りにワイドビューの車窓から見える

高蔵寺の面白い街並みになんとなく興味を惹かれていて、

また建築やニュータウンなどの興味があり

津端さんのこともお名前は知っていましたが、

奥様との日常生活がこれほどまでに豊かで素敵なことに

とても感動しました。


何事もまず自分たちで作ってみる。

家も畑も道具も遊具も料理も全部。それがとても素晴らしい。

そしてお互いがお互いを尊重する。

90歳になっても奥さんのことを

「人生最高のガールフレンド」と言えるなんて本当に素敵。

かといって、終始べったりしているわけじゃなく、

修一さんは毎朝決まってご飯派なのに、奥様はトーストだったり、

ジャガイモ料理大好きな夫さんに対して、

ジャガイモ嫌いの奥様が料理をしたり、

ダイニングテーブルの位置を窓から遠ざけるか近づけるかで

意見が合わなかったり。

無理にどちらかに合わせたり、意見を一致させるのではなく、

それぞれが実に自然体でいることを大切にして共生している、

その感覚というか間合いが

長年連れ添ってきた夫婦だからこそのもの。

見習いたい。

修一さんは残念ながら2015年6月に、

畑仕事を終えてお昼寝に入ったまま

再び目を覚ますことはありませんでした。

でも、奥様がそのあとをしっかり引き継いで、

想いを後世へと伝え続けていて、

それが色々なところで芽吹いて、

新たな果実が生まれていくといいなあ。


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