Hatena::ブログ(Diary)

記憶の残滓 by arkibito

2018-02-26

初めての清滝峠チャレンジ

日曜日。

お天気があまりよくなく当初予定していた遠征は中止。

昼になっても空模様は微妙だけど、

家にこもっていてもつまらないので、

長女と近場のツーリングに出かけます。

四条畷谷口さんのところにでもお茶しに。

娘も久々の自転車にウキウキ。


自宅を出発し、毛馬閘門をかすめ、

いつもの城北運河沿いを走る。

そのまま鶴見緑地を横目にR163を進む。

裏道を伝って三ツ島からは第2京阪沿いの道。

娘さんも快調!


↓ひさびさのツーリング

f:id:arkibito:20180225133129j:image:w360


だんだん生駒山系が近づいてきて、色々娘に景色を解説。

近くにお父ちゃんが練習してた坂道があるねんと話していたら、

興味を持ち出し、それならダメもとでいっぺんトライしてみるとなり、

中野ランプへやってきました。


関西のローディーにはおなじみ過ぎる清滝峠TT。

ヒルクライム登竜門であるこのコースは、

距離3.2km、標高差218m、平均勾配6.7%、最高斜度10.3%、

序盤の急坂から終盤の緩勾配のつづら折れにつながる

ビギナーコースです。


これまでも娘はアワ1の際などに、

坂道で粘り強さを発揮して、坂道ねえちゃんと呼ばれてきましたが、

本格的なヒルクライムは初。

小学女子の体力的にもそうだし、

アルミ製キッズバイクの重さ(自分のフィブラ君より重い)や、

ビンディングペダルじゃないという事も考えると、

まず足つきなしではゴールできないだろうけど、

速さとかも含めて無視して、

とりあえずチャレンジで行けるところまで。


↓中野ランプ

f:id:arkibito:20180225140638j:image:w360


身支度を整えて、いざスタート。

序盤からすでに一番軽いギアをチョイスし、くるくる回していきます。

ドンツキまで登って、高架をくぐるわずかの平坦では休憩走り。

そこからの急なスロープは

立ち漕ぎダンシングを見せて、しのぎ切ります。


↓清滝峠TTスタート!

f:id:arkibito:20180225140825j:image:w360


1つ目の信号は無事クリアするも、

本線のところまでのストレートが結構急で、

最初の関門。

たまたま通りすがりの地元の年配の方が沿道から

お嬢ちゃんガンバレ!をいただき、

娘も力が入ります。

2つ目の信号も捕まることなく、通過。

ここも少しだけ斜度が緩むので、

次の急勾配に向けて温存しながら走ります。


↓序盤のきついところ

f:id:arkibito:20180225141344j:image:w360


↓信号はクリアに通過

f:id:arkibito:20180225141718j:image:w360


ここから最も勾配のきついホテル前までの正念場。

路面の轍もうっとおしく、ヨロヨロとペースが落ちますが、

必死の形相で、ペダルをこぎ続ける娘。

後ろから見守りながら、声をかけます。

途中、何人かローディーさんが下ってきて、ガンバレコール。

真っ赤っかな顔をしながらも、その声に反応して、

力強くペダリング

ホテル前を通過し、

ほんのわずかだけ斜度の緩む区間でペースを落とし、

クリーンセンターまでの急坂もどうにかクリア!

ここまで来たら、後は緩い斜面がダラダラ続くだけなので、

足つきなしでのゴールが現実味を帯びてきました。


斜度が一気に緩んだことで、娘もひと段落したようで、

声かけにも言葉を返しながらくるくると進みます。


↓つづら折れ区間まで来た!

f:id:arkibito:20180225143532j:image:w360


あとはゼブラカーブをいくつも抜けて、

ラスト雑木林の先からのストレートをこなして、

交差点で無事ゴール!!

まさか、まさか、足つきなしで登りきってしまうとは!!

恐るべし娘です。

いやあ、根性あるわあ。

残念ながら再婚を付けていないので、

精密なタイムはわかりませんが、時計で測って21分台。

立派立派!!

娘も相当自信になったようで、やったやったと大喜び。

いやあ、ひいき目抜きでスゴイ。

がんばりました!


↓清滝峠

f:id:arkibito:20180225143758j:image:w360


↓交差点でゴール

f:id:arkibito:20180225144459j:image:w360


↓恐るべし!

f:id:arkibito:20180225143935j:image:w360


しばし休憩ののち、再び大阪側へ下りますが、

なかなかの急斜面なので、

時折休憩をはさみつつ慎重に下りました。


↓慎重にダウンヒル

f:id:arkibito:20180225145324j:image:w360


そこからすぐの谷口さんとこ(別記事)で休憩させてもらってから、

再び同じ道をトレースして帰宅。

またひとつ娘が大きく感じるライドでした。


走行距離:38.9km

TOTAL:189.5km


↓走行ルート

f:id:arkibito:20180226140802p:image

2018-02-05

西讃ライド2018

これも塩漬けになっていましたが、

先日香川ライドに行ってまいりました。

といってもうどんがメインでも自転車がメインでもなく、

大好きな絵描きのイワサトさんの展覧会に行くのと、

ちょっとお仕事のリサーチを兼ねて、

ひそかな絶景スポットとして売り出し中の場所へ実踏調査という名目です。

今回はとりあえずライドの記録だけ。


本当なら、前日に神戸まで走っていて、

ジャンボフェリーで向かうはずだったのだが

予想以上の大雪と、もろもろの用事が押してしまって走れなくなり、

翌朝電車で香川入りすることにしました。

とりあえず新大阪まで自走していくと、新幹線米原区間の大雪で遅延。

問題は岡山からの便に接続できるかなのだけど、

予定より1本速い便に乗ったので事なきを得る。

アンパンマン列車に乗って、瀬戸大橋を渡ります。

そうして12時過ぎに丸亀駅着。


瀬戸大橋を渡って四国上陸

f:id:arkibito:20180127120114j:image:w360


丸亀駅

f:id:arkibito:20180127122555j:image:w360


丸亀駅でマシンをセットし、ぼちぼちスタート。

まずは三豊市を目指し、駅前の大通りを南下。

中府町で県道33号に入り、金蔵寺方面へ。

朝から何も食べないままだったのだが、

この先で、短い峠越えもあるし、

三豊の裏道に入るとコンビニもなかなか見つからないので

とっさに見つけたうどん屋さんで肉うどんと、

珍しいトッピングの鶏皮とコンブのかき揚げをいただきます。


↓「製麺七や 原田店」でうどんチャージ

f:id:arkibito:20180127124602j:image:w360


腹ごしらえをしたらリスタート。

そのまま県道33号で金蔵寺まで行き、そこから南下。

善通寺陸自基地の間を縫って、県道24号へ入る。

ちょっくら麻坂峠のアタックをして、三豊市へ入る。

じゃーっと下って下麻で県道23号、高瀬で県道24号と、

香川ではおなじみに使っている裏道を進んでいきます。

夜中は別として、昼間は交通量のあるR11よりも断然走りやすい。

江藤の交差点をまたいだ先で、山間へと切り込みます。

R377とクロスして、粟井町に入ります。

ここから徳島との県境にそびえる山脈に向かっていくのだが

目的地の看板や案内がなく、間違って別の谷筋に入ると厄介なので

何度も確認をして粟井ダムへ向かう道へ入ります。

ずんずんとお口へ入っていくにつれ、

目の前の山が屏風のように立ちはだかります。

行けども行けども看板がないのだが、北峯の集落から先、

結構ハードな登りが続きます。

これで間違ってたら本当にどうするよという感じで、

ヒーコラ上がっていると、

ラスト500mのところでようやく看板を発見。

最後の激坂をどうにかよじ登り、目的地のボタン木工所に到着。

もう目の前が雲辺寺ロープウェイというキワキワの高地にある、

なんとも牧歌的な木工の製作所と見晴らしの良いカフェです。

地元ではよく知られているのか、

こんな山奥にたくさんのお客さんがいました。

イワサトさんの話はまた別記事にて。


↓お菓子工房Botan

f:id:arkibito:20180127151008j:image:w360


ここでしばし休憩と、用事を済ませて、次の目的地へGO!

帰りは下り一辺倒!!

ひゃっほい♪


↓向こうに見える善通寺までダウンヒル

f:id:arkibito:20180127151557j:image:w360


善通寺まで駆け下りたら、

琴弾公園は時間がないので今回はスルーして

そのまま県道21号で仁尾を目指します。

ちょうど夕焼け小焼けで、青からオレンジに染まる時間帯に、

爽快なシーサイドラインを駆け抜けました。


↓輝く燧灘

f:id:arkibito:20180127160104j:image:w640


そして2つ目のメインスポット、父母ヶ浜に到着。

ここは最近のインスタ映えでにわかに注目を浴びているらしく、

こんな寒い冬場にも関わらずたくさんの人出。

もともと夕日百選にも選ばれているスポットなので、眺望は抜群。

色々と撮影しましたがこれも、別記事にて。


↓父母ヶ浜

f:id:arkibito:20180127160730j:image:w360


香川のウユニ塩湖?

f:id:arkibito:20180127161819j:image:w640


日没を見届けたら、一路高松を目指します。

もう日が落ちる直前で、加嶺峠を抜けて詫間の町並みへ。

そこから県道21号で海岸線をなぞります。


↓仁尾から詫間に抜ける加嶺峠へ

f:id:arkibito:20180127174711j:image:w360


途中、これも前々から一度訪れたいと思っていた津嶋神社へ立ち寄り。

ここは本殿が約250m先の沖合の島にあるのですが、

島へ渡れるのは夏祭りが行われるたった2日間だけと決まっています。

寄ってみると、しっかり橋が撤去されて渡れないようになっていました。

駅もこの2日間だけ臨時で開かれます。


↓年2日しか使われない津島ノ宮駅臨時駅

f:id:arkibito:20180127181531j:image:w360


津嶋神社

f:id:arkibito:20180127181653j:image:w360


↓夏の2日間しかあの島には渡れません

f:id:arkibito:20180127181705j:image:w360


多度津からさぬき浜街道を使って丸亀へ。

そろそろ腹ごしらえをしたいが、

さぬきのうどん屋さんは早朝〜お昼までのお店が主流。

ここはもう1つの香川名物である骨付鶏をガブリとまいりましょう。

ということで、大人気の一鶴さんへ。

さすがに本店は大混雑が予想されるので、

比較的スムーズに入れる土器川店へ。


一鶴 土器川

f:id:arkibito:20180127195619j:image:w360


まずはお肉ですが、今回はまあままお疲れモードなので

食べやすいひなどりを注文。

焼き上がりまでかわ酢をバリバリ食べますが、

ビール飲めないのが辛い!!

そのうち、見るからにジューシーな骨付鳥がドーン!!

たちまちガブリ!!じゅるる@@@

ああ、もうこのぷりっぷりのお肉と、香ばしい皮、

そして絶妙のスパイス!!

旨いに決まってます!!

合わせて注文したおにぎりは、

染み出た脂にちょんちょんとつけていただきます。

余すところなく旨みをいただきます!!

旨し!旨し!旨し!


↓かわ酢

f:id:arkibito:20180127191950j:image:w360


↓骨付鶏(ひな)

f:id:arkibito:20180127193711j:image:w640


↓骨付鶏(ひな)とむすびセット

f:id:arkibito:20180127193727j:image:w640


お腹を満たしたら、再び吹きすさぶライドへ@@@

丸亀からはこれまたおなじみの県道33号をトレース

R11よりアップダウンも少なく、交通量も少ない。

急いでもフェリーの時間は深夜の1時なので、

のんびり走って1.5hで高松へ。

駅で土産物をどっさり買い込み、高松東港へ向かいますが

まだ券売所もクローズしている。

寒いし、まあまあ汗もかいているので、

近所の風呂屋さんを検索してそちらへ。

木太にある湯楽温泉さんへドボン!!

生き返ります@@@


↓湯楽温泉

f:id:arkibito:20180127221457j:image:w360


23:30には港へと戻り、出航時間を待ちます。

ジャンボフェリーは何度も何度も利用させてもらっていますが

今回は久しぶり。

で、料金を見たら、

土日祝チャージ300円、深夜便チャージ300円が新たに設定されていて

+600円も実質値上げされていて残念@@

でも、それだけ経営厳しいんだろうし、少しは負担しないとね。


↓ジャンボフェリー

f:id:arkibito:20180127231830j:image:w640


0:30となり、乗船。

この時はほとんど車の乗り入れはなく、

真っ先に入れてもらえました。

大体二輪は一番最後に回されるのだけど、

この季節、外で待たされるとツライのよねえ。

雑魚寝部屋ではなく、テーブル席を陣取ります。

定刻通り船は出稿し、四国とお別れ。


↓乗船します

f:id:arkibito:20180128003609j:image:w360


↓さらば四国

f:id:arkibito:20180128004119j:image:w360


しばし、軽く晩酌をして、

荷物を整理したら就寝。

次気づいた時にはちょうど明石海峡大橋をくぐるタイミングで

甲板に出てパチリ。

おおう、寒い!!


↓食ったら寝ます

f:id:arkibito:20180128011042j:image:w360


明石海峡大橋

f:id:arkibito:20180128041426j:image:w360


↓通過しました

f:id:arkibito:20180128041606j:image:w360


↓本日のおみや

f:id:arkibito:20180128042133j:image:w360


ほぼ定刻通り5:15くらいに神戸港に到着。

快適な船の旅でした。


神戸港に帰ってきました

f:id:arkibito:20180128051222j:image:w640


↓下船しまーす

f:id:arkibito:20180128052119j:image:w360


↓りつりん2

f:id:arkibito:20180128052347j:image:w360


そこからはぼちぼちとR2ハイウェイで帰宅。

まだそれほどいなかったが、

時々、朝っぱらからバトルを仕掛けてくるローディーが面倒くさい。

そちらはフレッシュかもしれないが、

こちとらあんま寝てないし、寒いし、疲労してるし、

荷物がどっさりなんだけど。

と言いつつ、しっかりお付き合いをして千切ります。

まだ家族が起きてくる前、7:30くらいに無事帰宅。


↓走行ルート

f:id:arkibito:20180129001506p:image:w640


<走行スケジュール>

10:42新大阪⇒11:27岡山11:35⇒(しおかぜ9号)⇒12:16丸亀

12:25丸亀⇒12:40製麺七や原田店13:00⇒麻坂峠⇒

県道24号⇒粟井町⇒14:30お菓子工房Botan15:10⇒県道240号⇒

15:50善通寺県道21号⇒16:10父母ヶ浜17:30⇒17:50加嶺峠⇒

県道21号⇒18:15津嶋神社18:20⇒19:00丸亀⇒19:10一鶴土器川店20:00⇒

県道33号⇒国分⇒21:30高松駅21:45⇒22:20湯楽温泉23:20⇒

23:30ジャンボフェリー高松東港01:00⇒(ジャンボフェリー)⇒

05:00神戸港⇒R2⇒07:30帰宅


走行距離:118.1km+神戸からの自走32.5km

TOTAL:150.6km

2018-01-06

2017年総括

ハイ!

毎年恒例の総括のお時間です。

2017年は貪欲に幅広い分野に繰り出してあれこれ楽しみました。

あとで見てもらえればわかりますが、

ざっとこれだけ、よう遊んだなと。

しかもこのリストには加えていない日常的な飲み会や、

学校行事、音楽教室の催しといった通常ルーティンや、

オリジナルを除く弾き語り練習、ドローイング、

工作部隊の様々な活動なども考えると、

我ながらよくまあ体がもちましたなあ。

1日はどう頑張っても24時間しかなくて、

もちろん体は1つしかない。

その大前提の上で、

色々魅力的な遊びや催し、活動が目白押しの中で、

いつ何をどうチョイスするか。

特に最近は、登山・自転車・音楽の3本柱に加えて

本当に様々な分野の事柄に顔を出し、

いろいろな人とのつながりも一気に広がり

そこの組み立てがヒジョーに難しかったですが、

結果的に見れば、どれもこれもクオリティを落とすことなく、

深く広く、こんな楽しい1年を過ごせて、大満足でございます。


暮らしを振り返れば、なんといっても大きかったのは

次女が保育園生活をスタートさせたこと。

それによって奥さんも職場復帰し、

生活リズムが大きく変わりました。

長女の保育園スタートの時は、

寂しがり屋さんが出て大変でしたが

次女は肝が据わっているのと、

自ら進んでバイバイできるほど保育園生活が楽しいようで、

それが何よりの安心でした。

長女は、自分の遊びにも積極的に参加してくれて、

自転車アワ1や、富士登頂、アンサンブルズでの舞台など、

小学女子にして偉大なチャレンジを成功させて

一回りも二回りも大きく成長してくれました。

そして彼女の人を幸せにするスマイルにも磨きがかかり、

あちらこちらで彼女を慕ってくれる”トモダチ”も増え、

そういう人の徳というものを感じてもらえたかなと思います。

奥さんとは結婚10周年の記念イヤーで、

まあ山あり谷ありありますが、

相変わらずニコイチな関係を続けられて感謝感謝です。


2018年もこの勢いで駆け抜けていこうと思います。

皆様、改めで、どうぞよろしくお願いいたします!

各部門賞はまた別記事で。


<1月>

▲黒岩初日の出詣で

◎子連れツーリング 住吉さん

▲新春雪なし伊吹山

●劇団カッパ座 『雨の贈りもの』

●映画『この世界の片隅に』

●SAKE 日本酒マニアック博

●森林浴 思考採集イベント 劇 『指紋は象のはたけ』 〜バーチャル社会 in 應典院〜

●阪神淡路大震災1.17セレモニー at 東遊園地

●『TOSS』 release tour 2016-2017  by SHUGO TOKUMARU


↓黒岩初日の出詣で

f:id:arkibito:20170101061553j:image:w640


↓子連れツーリング 住吉さん

f:id:arkibito:20170104154043j:image:w360


↓新春雪なし伊吹山

f:id:arkibito:20170107132513j:image:w360


↓坂口修一さんと。 『指紋は象のはたけ』

f:id:arkibito:20170116112128j:image:w360


↓阪神淡路大震災1.17セレモニー at 東遊園地

f:id:arkibito:20170117060138j:image:w640


↓『TOSS』 release tour 2016-2017  by SHUGO TOKUMARU

f:id:arkibito:20170122171606j:image:w360


↓三浦千明さん&yunnikoさんと

f:id:arkibito:20170122203205j:image:w640


<2月>

●成田山豆まき(『べっぴんさん』)

▲有馬氷瀑めぐり

▲音羽山〜醍醐山

▲芦屋地獄谷 谷底ツアー

●くまモンファン感謝祭2017in OSAKA

●ニット作家・能勢マユミ『毛糸のがまぐち』刊行記念 がまぐちワークショップ at スタンダードブックストア心斎橋

●本屋トーク 辻山良雄(Title)×大井実(ブックスキューブリック)at スタンダードブックストア心斎橋


↓成田山豆まき(『べっぴんさん』)

f:id:arkibito:20170203110159j:image:w640


↓芳根ちゃん♪

f:id:arkibito:20170203110933j:image:w640


↓有馬氷瀑めぐり

f:id:arkibito:20170211110805j:image:w360


↓音羽山〜醍醐山

f:id:arkibito:20170219155044j:image:w640


↓芦屋地獄谷 谷底ツアー

f:id:arkibito:20170226160600j:image:w360


↓恒例のくまモンと

f:id:arkibito:20170126170149j:image:w640


↓ニット作家・能勢マユミ『毛糸のがまぐち』刊行記念 がまぐちワークショップ at スタンダードブックストア心斎橋

f:id:arkibito:20170205171825j:image:w360


↓本屋トーク 辻山良雄(Title)×大井実(ブックスキューブリック)at スタンダードブックストア心斎橋

f:id:arkibito:20170222193657j:image:w360


<3月>

●映画『人生フルーツ』

●金沢カニ旅

●WBC強化試合 オリックスvsオーストラリア

●桜井玲香ファースト写真集出版記念お渡し会

◆耳をすませば聖地巡礼

◆首都圏外郭放水路

●名古屋旅

▲渥美トレイル縦走

◆高蔵寺ニュータウン

◎子連れツーリング 緑地公園

▲愛宕もうで

●ジョナス・メカス×いしいしんじ 『幸せな人生からの拾遺集』/『フローズン・フィルム・フレームズ―静止した映画 』 at 誠光社

●本屋改造プロジェクト at スタンダードブックストア心斎橋

●ジョンとポール”CROQUIS”リリース記念LIVE at 誠光社


↓金沢カニ旅

f:id:arkibito:20170304194842j:image:w360


↓金沢カニ旅

f:id:arkibito:20170305105655j:image:w360


↓WBC強化試合 オリックスvsオーストラリア

f:id:arkibito:20170306203555j:image:w640


↓桜井玲香ファースト写真集出版記念お渡し会

f:id:arkibito:20170308001834j:image:w360


↓耳をすませば聖地巡礼

f:id:arkibito:20170309090951j:image:w360


↓首都圏外郭放水路

f:id:arkibito:20170309153927j:image:w640


↓渥美半島 菜の花まつり

f:id:arkibito:20170318104351j:image:w640


↓渥美トレイル縦走

f:id:arkibito:20170318125736j:image:w640


↓子連れツーリング 緑地公園

f:id:arkibito:20170319140932j:image:w360


↓愛宕もうで

f:id:arkibito:20170312163154j:image:w360


↓ジョナス・メカス×いしいしんじ 『幸せな人生からの拾遺集』/『フローズン・フィルム・フレームズ―静止した映画 』 at 誠光社

f:id:arkibito:20170312222319j:image:w640


↓本屋改造プロジェクト at スタンダードブックストア心斎橋

f:id:arkibito:20170321105307j:image:w360


↓ジョンとポール”CROQUIS”リリース記念LIVE at 誠光社

f:id:arkibito:20170326190103j:image:w360


↓ジョンとポールさんと

f:id:arkibito:20170326200859j:image:w640


<4月>

●パラダイス★類2017 at 元立誠小学校

●『音楽と美術のあいだ』刊行記念トークイベント 大友良英×小崎哲哉 at 恵文社

●紙のマーケット at レトロ印刷JAM

◎子連れツーリング 淡路島ライド presented by 回転木馬

▲芦屋地獄谷 ロックガーデン


↓パラダイス★類2017

f:id:arkibito:20170402180519j:image:w640


↓パラダイス★類2017

f:id:arkibito:20170402190902j:image:w640


↓『音楽と美術のあいだ』刊行記念トークイベント 大友良英×小崎哲哉 at 恵文社

f:id:arkibito:20170413200316j:image:w360


↓大友さんと

f:id:arkibito:20170413213617j:image:w360


↓紙のマーケット at レトロ印刷JAM

f:id:arkibito:20170422132151j:image:w360


↓子連れツーリング 淡路島ライド presented by 回転木馬

f:id:arkibito:20170416090245j:image:w360


↓子連れツーリング 淡路島ライド presented by 回転木馬

f:id:arkibito:20170416122116j:image:w640


↓子連れツーリング 淡路島ライド presented by 回転木馬

f:id:arkibito:20170416143359j:image:w640


↓芦屋地獄谷 ロックガーデン

f:id:arkibito:20170430153428j:image:w640


<5月>

●映画『GHOST IN THE SHELL』

●『走れミカンの皮』出版記念 吉田戦車サイン会

●「野宮真貴、ヴァカンス渋谷系を歌う。」 at Billboard Live OSAKA

●田植え2017

●京都日本酒ドロップキック with うめ夫妻

●『松田美緒 エーラ(?λα)』発売記念+CHOVE CHUVA16周年特別ライブ!」 at CHOVE CHUVA

●IN/SECTS presents 『KITAKAGAYA FLEA 2017 spring / ASIA BOOK MARKET』

四国×酒国2017 with あっちょ

●セ・パ交流戦 ヤクルトvsオリックス

▲猪難撤退 保久良さん


↓『走れミカンの皮』出版記念 吉田戦車サイン会

f:id:arkibito:20170504152327j:image:w360


↓「野宮真貴、ヴァカンス渋谷系を歌う。」 at Billboard Live OSAKA

f:id:arkibito:20170503220026j:image:w360


↓田植え2017

f:id:arkibito:20170513114933j:image:w360


↓京都日本酒ドロップキック with うめ夫妻

f:id:arkibito:20170514114731j:image:w360


↓『松田美緒 エーラ(?λα)』発売記念+CHOVE CHUVA16周年特別ライブ!」 at CHOVE CHUVA

f:id:arkibito:20170520220408j:image:w640


↓松田美緒さんと

f:id:arkibito:20170520223744j:image:w360


↓IN/SECTS presents 『KITAKAGAYA FLEA 2017 spring / ASIA BOOK MARKET』

f:id:arkibito:20170527165318j:image:w360


↓スタンダードの中川さんとgrafの服部さんによる直観讀みブックマーカー

f:id:arkibito:20170527173318j:image:w360


四国×酒国2017 with あっちょ

f:id:arkibito:20170528163204j:image:w360


四国×酒国2017 with あっちょ

f:id:arkibito:20170528162552j:image:w360


↓セ・パ交流戦 ヤクルトvsオリックス

f:id:arkibito:20170530190213j:image:w360


<6月>

▲ダイヤモンドトレイル全縦走

◆キンミヤさん

●映画『吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」』舞台挨拶

●Morning RUI

●『いっさいはん』 by minchi原画展

●KANSAS CITY BAND ライブツアー ザ・行商2017〜夏至の頃 at マダムピサ

●KANSAS CITY BAND ライブツアー ザ・行商2017〜夏至の頃 at 難波屋


↓ダイヤモンドトレイル全縦走(大和葛城山)

f:id:arkibito:20170603055957j:image:w360


↓ダイヤモンドトレイル全縦走(金剛山)

f:id:arkibito:20170603083503j:image:w360


↓ダイヤモンドトレイル全縦走(ゴールの槙尾山)

f:id:arkibito:20170603164642j:image:w640


↓キンミヤでおなじみの宮崎本店

f:id:arkibito:20170628135938j:image:w360


↓映画『吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」』舞台挨拶

f:id:arkibito:20170617185032j:image:w360


↓Morning RUI

f:id:arkibito:20170618105909j:image:w640


↓『いっさいはん』 by minchi原画展

f:id:arkibito:20170610103416j:image:w360


↓KANSAS CITY BAND ライブツアー ザ・行商2017〜夏至の頃 at マダムピサ

f:id:arkibito:20170622224300j:image:w640


↓KANSAS CITY BAND ライブツアー ザ・行商2017〜夏至の頃 at 難波屋

f:id:arkibito:20170623190743j:image:w640


<7月>

◎めざせ市島製パン研究所

▲雨の鹿島槍 feat. Mr.K

◆飯田線秘境ツアー

▲子連れハイク 千畳敷カールおさんぽ

◎田切駅→伊那市駅 1hour Bicycle Tour the 6th ”轟天号を追いかけて”2017/第六天魔王降臨

●細野晴臣 初夏ツアー at 味園ユニバース 

●clammbon モメントツアー2017 at 滋賀 U★STONE

●天神祭

●宇陀市榛原花火競技大会


↓市島製パン研究所 三澤さんと

f:id:arkibito:20170708150918j:image:w360


↓絶品のバーガー♪

f:id:arkibito:20170708142401j:image:w360


↓雨の鹿島槍 feat. Mr.K

f:id:arkibito:20170723091205j:image:w360


↓雨の鹿島槍 feat. Mr.K

f:id:arkibito:20170724222438j:image:w640


↓K大先生と爺ヶ岳にて

f:id:arkibito:20170723062621j:image:w640


↓飯田線秘境ツアー

f:id:arkibito:20170728100000j:image:w360


↓子連れハイク 千畳敷カールおさんぽ

f:id:arkibito:20170729080820j:image:w640


↓田切駅→伊那市駅 1hour Bicycle Tour the 6th ”轟天号を追いかけて”2017/第六天魔王降臨

f:id:arkibito:20170729141914j:image:w640


↓田切駅→伊那市駅 1hour Bicycle Tour the 6th ”轟天号を追いかけて”2017/第六天魔王降臨

f:id:arkibito:20170729161852j:image:w640


↓細野晴臣 初夏ツアー at 味園ユニバース 

f:id:arkibito:20170715193220j:image:w360


↓憧れの松本隆さんと!

f:id:arkibito:20170715173159j:image:w640


↓clammbon モメントツアー2017 at 滋賀 U★STONE

f:id:arkibito:20170716121039j:image:w360


↓宇陀市榛原花火競技大会

f:id:arkibito:20170806202423j:image:w360


↓法佐藤との再会

f:id:arkibito:20170812215109j:image:w640


<8月>

●回転木馬 BBQ大会

●パン豆ひなのや at 誠光社

▲子連れハイク 富士山登頂

◆夏の自由研究 わが町の立体模型を作ろう 現地ツアー


↓回転木馬 BBQ大会

f:id:arkibito:20170806112730j:image:w360


↓パン豆ひなのや at 誠光社

f:id:arkibito:20170819141429j:image:w360


↓子連れハイク富士山登頂

f:id:arkibito:20170827102210j:image:w360


↓夏の自由研究 わが町の立体模型を作ろう

f:id:arkibito:20170823221730j:image:w360


<9月>

●港町ポリフォニー

●稲刈り2017

●帝国劇場 ミュージカル『レ・ミゼラブル』

●『Robert Frank:Books and Films,1947-2017』 at KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸

◎子連れツーリング あっちょん家

▲黒岩詣で

◎山田錦のふるさとライド 〜類をたずねて四十里〜

◆耳すまごっこ

◆東京タワー

●アンサンブルズ東京 ワークショップ 坂本美雨with聖歌隊CANTUS


↓港町ポリフォニー

f:id:arkibito:20170903153428j:image:w640


↓トクマルグループのyunnikoさんと

f:id:arkibito:20170906103224j:image:w640


↓二階堂和美×三田村管打団?

f:id:arkibito:20170903181023j:image:w640


↓稲刈り

f:id:arkibito:20170910105452j:image:w640


↓レ・ミゼラブル

f:id:arkibito:20170914213033j:image:w640


↓『Robert Frank:Books and Films,1947-2017』 at KIITO

f:id:arkibito:20170918164034j:image:w640


↓子連れツーリング あっちょん家

f:id:arkibito:20170902104704j:image:w640


↓黒岩詣で

f:id:arkibito:20170918144356j:image:w640


↓吉田類さん at 加東まつり

f:id:arkibito:20170924125009j:image:w360


↓耳すまごっこ

f:id:arkibito:20170930172215j:image:w360


↓東京タワー

f:id:arkibito:20170930195211j:image:w640


↓坂本美雨さんと

f:id:arkibito:20170930151424j:image:w360


↓ワークショップのみなさんと

f:id:arkibito:20171002133407j:image:w640


<10月>

●仁淀川の旅

▲中津渓谷歩き

●アンサンブルズ東京 ワークショップ

 坂本美雨with聖歌隊CANTUS(2回目)&大友良英スペシャルビッグバンド

●イワサトミキ作品展 at pieni deux(岡山

●とっとりバーガーフェスタ2017

▲ちょいと豪円山

▲大山特急

●アンサンブルズ東京

●プロジェクトFUKUSHIMA in TAJIMI 2017  


↓高知・仁淀川の旅

f:id:arkibito:20170928095911j:image:w640


↓イワサトミキさんと

f:id:arkibito:20171007124903j:image:w360


↓とっとりバーガーフェスタ

f:id:arkibito:20171011175942j:image:w640


↓大山

f:id:arkibito:20171008154558j:image:w640


↓アンサンブルズ東京

f:id:arkibito:20171025111557j:image:w640


↓アンサンブルズ東京 大友良英スペシャルビッグバンド

f:id:arkibito:20171025103228j:image:w640


↓アンサンブルズ東京 坂本美雨with聖歌隊CANTUS ワークショップの皆さんと

f:id:arkibito:20171024132130j:image:w640


↓プロジェクトFUKUSHIMA in TAJIMI 2017

f:id:arkibito:20171028165717j:image:w640


↓プロジェクトFUKUSHIMA in TAJIMI 2017

f:id:arkibito:20171028153641j:image:w360


<11月>

◎なんちゃってキャノンボール ズッコケ三人組

●姫路 夢街道プロジェクト

◆湊川隧道 一般通り抜け

●『京都で考えた』 by 吉田篤弘 トークショー at 恵文社一乗寺店

国立民族学博物館40周年記念公演 『めばえる歌〜民謡の伝承と創造〜』

●勝井祐二 × U-zhaan 男のデュオツアー 2017 at 旧グッゲンハイム邸(塩屋)

●北野メディカルワンダーランド

●谷口智則 ライブペインティング at 梅田Loft

●ヤクルトスワローズ ファン感謝DAY 2017

●『今宵、ほろ酔い酒場で』DVD発売記念パーティー

◆TOKYO MIDNIGHT 山手線徒歩一周

●カンザスシティバンド 2017秋の勤労感謝ツアー 千秋楽 at 西成・難波屋

●しおや歩き回り音楽会 しおさい2017


↓なんちゃってキャノンボール ズッコケ三人組

f:id:arkibito:20171103133403j:image:w640


↓壺阪酒造さんにて

f:id:arkibito:20171026150850j:image:w640


↓湊川隧道

f:id:arkibito:20171112140808j:image:w640


↓吉田篤弘さん

f:id:arkibito:20171017185343j:image:w360


↓松田美緒さんと

f:id:arkibito:20171111164313j:image:w360


↓井上博斗さんと

f:id:arkibito:20171111164841j:image:w360


↓U-zhaanさんと

f:id:arkibito:20171116162815j:image:w640


↓勝井祐二さんと

f:id:arkibito:20171116214609j:image:w640


↓谷口智則さん

f:id:arkibito:20171119162805j:image:w360


↓ヤクルトスワローズ ファン感

f:id:arkibito:20171123114621j:image:w360


↓吉田類さんと

f:id:arkibito:20171123181141j:image:w640


↓長尾直樹監督と

f:id:arkibito:20171123180351j:image:w640


↓『TOKYO MIDNIGHT』

f:id:arkibito:20171123215541j:image:w640


↓下田卓リーダーと

f:id:arkibito:20171124211141j:image:w360


↓カンザスシティバンドのみなさんと

f:id:arkibito:20171124210628j:image:w360


↓しおや歩き回り音楽会 しおさい2017

f:id:arkibito:20171126143516j:image:w360



<12月>

●クラムボン with 徳澤青弦カルテット at ビルボードライブ大阪

●陶音 タイルを使ったワークショップ at スタンダードブックストア心斎橋

●映画『あしたはどっちだ』

●手塚治虫生誕90周年記念 『MANGA Performance W3(ワンダースリー)』

  at DDD青山クロスシアター(青山)

●『KANSAS CITY BAND』12月 月例ダウンタウンHUB浅草店ライブ(浅草)

◆Jet Black before DAWN京浜工業地帯

●青春18きっぷでゆく 呑み鉄 東海道本線編

●青春18きっぷでゆく 子連れカニ鉄 城崎温泉

◎2017年走り納め 舞洲&自転車

●風呂四駆 西院 旭湯GP

▲2017年山納め 黒岩詣で


↓クラムボン with 徳澤青弦カルテット at ビルボードライブ大阪

f:id:arkibito:20171208200551j:image:w360


↓陶音 タイルを使ったワークショップ

f:id:arkibito:20171210155433j:image:w640


↓坂口修一さんと。『MANGA Performance W3(ワンダースリー)』f:id:arkibito:20171215152240j:image:w640


↓KANSAS CITY BAND』12月 月例ダウンタウンHUB浅草店ライブ(浅草)

f:id:arkibito:20171215222347j:image:w640


↓『Jet Black before DAWN』

f:id:arkibito:20171216033651j:image:w640


↓青春18きっぷでゆく 呑み鉄 東海道本線編

f:id:arkibito:20171216090509j:image:w360


↓青春18きっぷでゆく 子連れカニ鉄 城崎温泉

f:id:arkibito:20171223140204j:image:w360


↓風呂四駆 西院 旭湯GP

f:id:arkibito:20171229143217j:image:w360


自転車リザルト>

走行距離:1219.45km

TOTAL:46504.71km

2017-12-28

2017年走り納め 舞洲周回と自転車湯

昨日の晩、少し早いですが2017年の自転車走り納めをしてきました。

毎年恒例の〆はやはり舞洲。

ということで淀川左岸を行くのですが、

昨日の海風は強烈で、酉島から常吉までのストレート区間

目いっぱい踏んでも全然前へ進めないどころか、

目を開けてるのもつらいほど。

先日のキャノボの名古屋の時よりもひどかった〜@@

誰もいない夕陽ヶ丘で、しっぽり。


今年は、年間トータル距離はわずかに1200kmちょいと、

全盛期の1/10程度しか走れていませんが、

おかげさまで、何本か印象的なロングを走ることができ、

充実した自転車ライフを送れました。


やはり、一度スッパリとやめたものに対して、

もう一度腰を上げるというのは相当なエネルギーが必要で、

そのエネルギーを作り出すには、

それだけのモチベーション、動機が必要なんですが

そういう意味で、娘が一緒に走ってくれるというのが、

復帰に当たっては何より大きかったです。


自分の中では、例えばタイムを上げて鍛錬するとか、

人より速くなるとか、リザルトを競うなどという、

今の自分からすれば極めて労働的なものに映るやり方は、

何のモチベーションにもならなくて、

もうかつてのように、ストイックに毎晩練習に没頭したり、

いちいち数字とにらめっこして他人様と勝った負けたというような

走り方はしようとも思っていない。

そもそも、もうサイコンすら外してしまったし。


じゃあ何が自分の中でエネルギーになったかというと、

やっぱり、自分自身の足、人力で、

見知らぬ街、見知らぬ道を走るワクワク感だったり、

空の青と山の緑の中を風を切って進むことの純粋な楽しさ、

苦しい道のりを抜けた先に広がるまだ見ぬ絶景に素直に感動すること、

そしてそれを気心知れた人たちと共有することの面白さです。


そして、それを自分だけではなく、娘に伝えてやる、

そうして自分の足でコツコツ稼いだ先に待っている

感動を実体験として積ませてあげたり、人の輪だったり、

そういうことが彼女の人生を少しでも豊かなものにしてくれたら、

という思いが一番大きかったです。

実際彼女はこちらが思っている以上に

頑張ってくれたし、面白がってくれて

たくさんのことを吸収して、人としての成長を見せてくれました。


そうやって彼女と走ることを通じて、

逆に自分がそれらの思いをつくづく感じることができたので、

多分それが自分にとって一番ハッピーな自転車ライフなんだろうと、

気づけただけでも大きな大きな1年でした。


来年以降も、

決して週末ごとに絶対乗らないかへん!みたいな

根拠のない強迫観念に囚われることなく

乗りたいときに、行きたい場所へ、

自由の羽をはばたかせるような具合で、

走り続けていきたいと思います。

また、来年魅力的なライドを企てられたらいいなあ。


↓舞洲

f:id:arkibito:20171227224548j:image:w640


さて、吹きすさぶ舞洲を離脱しますが、

帰りはチャンスタイムで、

漕がなくても前に進む〜〜。追い風サイコー。

で、今日はこのまま直帰はせずにちょっと寄り道。

高見タウンで右折をして、千鳥橋駅をくぐり、

商店街を進んでたどり着いたのが千鳥温泉


↓千鳥温泉

f:id:arkibito:20171227231325j:image:w360


サウナの梅湯の湊君情報で、

2017年9月に脱サラをして1

0月から千鳥橋で銭湯屋を始めた方がいるとのこと。

で、調べてみると、裏屋号に自転車湯と銘打っているではありませんか。

ポタリングの合間やライドの〆に立ち寄ってもらえるように、

ロビーに自転車スタンドをこさえて、

マシンの心配を全くすることなくお風呂を楽しめるようにしてくれています。

銭湯好きのローディーとしては、

こらいっぺん行っとかなアカンと思っていたのですが、

なかなかそっち方面へ向かう機会がなく、年末に滑り込みセーフ。

閉店の30分前で入った時には他のお客さんがはけるタイミングだったので

貸し切り状態でお風呂をいただきました。

少しぬるめのお湯で、じっくりゆっくり浸かるにはもってこいです。

舞洲練の後にひとっ風呂というのもなかなか乙ですな。


↓ロビーに自転車スタンドがあって安心

f:id:arkibito:20171227234119j:image:w360


風呂上がりにご主人と自転車の話や、銭湯の話など。

で、2年前の京橋のユートピア白玉温泉での

丸山さんのライブ・ペインティングの話になって、

そちらにも行かれてたみたいで、

所蔵している丸山さんの絵を特別に見せていただきました。

しかもその絵をうらっ返すと、

なんともう一人のペンキ絵師・中島さんの絵が。

リバーシブルで二人の巨匠の競演とはなんとも贅沢な。

これを時々、自宅の風呂に貼り付けて楽しむんだそうで、

いやあ、それぜひ我が家でもやってみたいです。

こうしているうちにも、

伝統ある公衆浴場が廃業に追い込まれている時代に、

まだ若いのに脱サラをして、

銭湯文化を継いでいくと決められて、

銭湯好きとしては微力ながらぜひ応援していきたいと思います。


↓丸山さんのペンキ絵

f:id:arkibito:20171227233611j:image:w360


↓中島さんのペンキ絵

f:id:arkibito:20171227233646j:image:w360


ということで、今年の自転車はこれにておしまい。

また来年!


<2017年リザルト>

◎子連れツーリング 住吉さん(26.7km)

◎子連れツーリング 緑地公園(23.1km)

◎子連れツーリング 淡路島ライド presented by 回転木馬(101.8km)

◎めざせ市島製パン研究所(200.7km)

◎田切駅→伊那市駅 1hour Bicycle Tour the 6th

”轟天号を追いかけて”2017/第六天魔王降臨(37.6km)

◎子連れツーリング あっちょん家(25.25km)

◎山田錦のふるさとライド 〜類をたずねて四十里〜(167.1km)

◎なんちゃってキャノンボール ズッコケ三人組 (579km)


走行距離: 33.2km

TOTAL: 1219.45km

TOTAL: 46504.71km

なんちゃってキャノンボール 第4区間:おちょぼさん〜大阪

さて、時刻は17:30になろうとしています。

お店もそろそろ閉店ということもあり、

いよいよ最後のセクションに向けてリスタートします。

門前町は煌々と明かりが光っていたので、

そんなにわからなかったが、

大鳥居のあたりまで来ると、すっかり日が落ちて真っ暗。

ここからは本格的なナイトライドになると同時に、

寒さが再び脅威となります。


大鳥居から出て、三郷の交差点から県道219号に入って北上します。

この一帯は全く対象物がなくて、

はるか先まで暗闇が支配しているような感じ。

風は相変わらず吹いていて肌寒い。

ここから揖斐川を渡らねばならないが、

渡れるのは福束大橋の一か所のみなので、

曲がりどころを間違えないように

慎重に交差点の標識を注視していたのだが、

西之川の1つ手前の五反郷新田で左折してしまいました。

まあオーバランするよりはいいのだが、

どうも様子が違うし、農業道路なので暗くて不安を誘います。

しかし方角は間違いないので、

とりあえず進んで、最後に帳尻を合わせます。

うめさんが、遠くに見える車の往来の光の線を指して

東海環状のJCTでしょうかと聞いてきたところが

我々が目指している福束大橋。

県道30号に入ると交通量が一気に増え、

トラフィックが困難なので歩道へと脱げ込み、

そのままぐいっと土手まで上がる。

そこでも野菜さんは少し遅れてしまいます。


↓福束大橋

f:id:arkibito:20171104175619j:image:w360


福束大橋で揖斐川を渡ると、前方に、

より濃紺のシルエットを

闇に浮かび上がらせている山並みが見えてきます。

あの山塊を越えれば、滋賀は琵琶湖ですが、

その山並みに多い重なるようにして邪悪な雲が見え、

まさか、またもや雨の不安。

横曽根3でR258にぶつかり、

向こう側へ横断してから左折し歩道を行きます。

すぐに養老大橋で杭瀬川を渡ります。そのまま下って、

名もなき交差点を右折し、県道30号へ入ります。

この道も周囲に何もない真っ暗闇の道で、

気持ちがどんどん冷えてきます。

小さな川を渡るだけなのに、

立派なオーバーパスの上りを越え、

その先で東海環状道をくぐります。

そこから一直線に続く殺風景な道を進んでいくと、

前方にはいつの間にか

やたらでっかいドラッグストアや大型家電店などができて

養老の街が煌びやかになっておりました。

ここから先、米原までの山間部に突入する前に

一度、防寒等の準備をするため

下高田の交差点のところのコンビニにピットイン。


ウェアリングの変更や、トイレ、

アップダウンでの消耗に備えての軽い腹ごしらえをしていると、

野菜さんが意を決したように

「すみません。リタイヤします!」と宣言されました。

桶狭間で深刻なトラブルが生じ、

長島あたりからはその影響で走りにも精彩を欠きつつも、

どうにか騙し騙しここまで引っ張ってきたので、

もうあと少しでなじみの関西圏へ突入するし、

このまま多少時間がかかっても3人で完走できるかも、

というより、何とかそうしたいと、

自分もうめさんも思っていたので、

このタイミングで、正直びっくりしました。

もちろん、野菜さんも完走をしたかったろうし、

チームとしての立場を考えると

DNFを口にするのは葛藤があったと思います。

ただ野菜さん的には、もうメンタル的には限界が来ていたようだし、

せめてもの目標としていた「おちょぼさん」でのグルメも味わい、

ある意味での達成感を感じてしまって、

あとここから170km以上を走り続ける

モチベーションを維持できなくなったようでした。

こちらとしても非常に悔しく、

やはりチームとしてのゴールをしたかったですが、

チームと言えど、個人商店の集まりで、

自己責任が大前提ということを考えれば

本人がそう決断したことを受け入れるしかありません。

こちらとしては少なからずショックだったのですが、

それとは裏腹に、野菜さんやけに清々しくDNFを宣言され、

リタイアをする、これ以上走り切れないということを

ネガティブに捉えるのではなく

むしろここまで、自分とうめさんと

400kmにわたって走ることができたということが嬉しかった!と

そういう風に言っていただけたことで、

自分も野菜さんの決断を支持したいと思えました。

3人それぞれの目的やライドの意義は当然違っていて、

野菜さんにとっては、キャノボを達成することよりも

我々と一緒に走ること、

フレッシュ以上の感動と思い出を作るということが

何よりも大事だと言っていたし、

そこについてはもう十分達成できたからこそ、

無理やり引きずることなく堂々とリタイアを宣言できたのだと思います。


と、今振り返ってみれば、

そう冷静に考えることができましたが、

やはり現場でDNFを聞いたときは、

こちらも疲労などで思考力が落ちているし、

やっぱりショックの方が大きくて、

なかなか状況を飲み込めないというか、受け入れられないというか、

どうしよう、どうしようという気持ちの方が大きかったように思います。

やはり、東京〜大阪という長丁場で、

メカニック的、気候的、難易度的、メンタル的、フィジカル的に

様々な困難が待ち受けているのだから

そんな、ハイ走りますといっても簡単に達成できないもので

それがスタート直後でも、ゴール間際でも、

ゴールテープを切る瞬間まで何が起こるかわからない。

そんな簡単なことじゃないんだと

言い聞かせるようにしていたと思います。

いずれにせよ、色々な感情が3者3様に駆け巡って

なんとなくエアポケットにはまってしまったような感じのまま

リスタートしました。


DNFといっても、今ここでサヨウナラというわけには行かず、

少なくとも野菜さんがきちんと帰宅できるような

場所、シチュエーションまではもっていかないといけません。

近くに養老鉄道が走っているとはいえ、

ローカル線は便数も少ないし、接続してちゃんと帰れるかもわからない。

なので、ここから先で間違いないのは、

少し登りをこなして約12km先の東海道線の関ケ原駅。

あるいは、さらにそこから20km先の米原まで行ければ、

新快速1本で帰阪可能だから、

どうにかそこまで行きましょうということで

リスタート。


すぐに養老鉄道をがたんとまたぎ、

その先の高田東町の交差点は少しシケイン状になっていて直進。

昭和感漂う商店街を抜けていくと、

だんだんと殺風景になり、暗さが増していきます。

少し上り基調となって牧田川沿いの土手へ出て、

さらにその先で県道56号(薩摩カイコウズ街道)に出ます。

この道は若干交通量があるのだが、

路肩が見えづらいのであまり端まで寄れず。

対岸に名神高速の渋滞を認めつつ、黙々と遡上していきます。

広瀬橋で川を渡り、道なりに進んでR365に入ります。

牧田一色の交差点からはさらにショートカットのルートがあるのだが

細く暗い道なので安全策で関ケ原を目指します。

にわかに上り基調となって、えっちらおっちら進みます。

フレッシュの時、獣が出たと大騒ぎしながら

我先に上った急坂をえっちらおっちら登って、高速をくぐるのだが

ここでも野菜さんは勢いづいて登り一等賞。

いやあ、本当は完走できるんちゃうんと思ってしまうほど。

関ケ原ICを抜け、新幹線をくぐったら関ケ原西町に到着。

時刻は19:20。

もうここからは何遍も走ったおなじみの道。

少し気が楽になります。


↓天下分け目の関ケ原

f:id:arkibito:20171104192346j:image:w360


ここで左折をしてR21に入ります。

でっかいトラックやらが囂々と横をかすめていくので慎重に前進をします。

不破関の先で、しっかりとした登りがあるのだが、

ここで自分は変速が噛んでチェーンが外れてしまい出遅れてしまいます。

リペアに手間取ってるうちに、2人がどんどん先へ行ってしまうので

慌ててプッシュしてダンシングで追いかけたら、

またもや脈が飛んでしまい。気分が悪くなってしまいました@@

夕方から夜にかけての気温が一気に下がるところで、

うかつにも無理をしてしまいました。

いきなり運動をストップすると逆に危ないので、

停止せずゆっくりと時間をかけてクールダウンしながら、

どうにか2人の待つ滋賀との県境のピークへ。

ちょっとだけリカバリーの時間をもらって、ゲーゲー。

脈はどうにか収まったものの、一度脈が飛ぶと、

次いつ飛ぶのかというのがよぎってしまって、なかなかダメです。

メンタル的に気落ちしているというのも多少は作用しているようにも思います。

しかもここからは長い下り。

冷たい空気を浴びながらのライドとなるので

ちょっと心肺が不安。

ソロなら、そこのところ自分で塩梅を付けて加減できるが、

チームを組んでてノロノロもできないし。

とはいえ、前進しなければならないことには変わりないので、

呼吸を落ち着かせて、騙し騙しスタート。


↓滋賀県突入

f:id:arkibito:20171104194742j:image:w360


万全ではないので、先頭を下りて、

うめさんの後ろで守ってもらいながら柏原の寂しい道を進みます。

そのうち左手から名神高速が寄り添ってきて、

その先からいよいよダウンヒル

うめさん先頭で下っていくが、なかなか暗いし、寒い。

こちらは発作が収まって間もなくで慎重に行きたいのだけど、

ダウンヒルは自然とペースが上がっていくし、

追尾するのがやっとこさ。

しかも、疲労で頭がぐにゃぐにゃなのか、

それともメンタル的なダメージが知らず知らず顕著になってきているのか、

まっすぐラインを貫いて走っているはずなのに、

どうもしっかりと地面をキャッチできてないというか、

視界が揺らぐというか、バランスがおかしい…

後になってパンクが判明するので、

この時点できっとスローパンクの症状が出ていたのでしょう。

今になって思えば、あの暗い下りでパンクしながら高速巡行で

よく事故らなかったなと、そっちの方がむしろ危険でした@@

でも、この時にはまさかパンクしているとも思わず、

さっきの発作もあって、視力まで狂いだしている、

疲労が深刻な状況だと、相当焦ります。

自分のことでもなかなかに精いっぱいの状況でしたが、

さらに自分の後ろにいる野菜さんは、徐々に遅れを見せ始め、

もうリカバリーが効かないというのが

手に取るようにわかるくらいになってきました。


もろもろの状況を鑑みて、

米原で一回本格的な休憩とと作戦会議が必要だと感じます。

つまり、コンビニの軒先でのショート休憩ではなく、

一度どこかで腰を落ち着けてという意味です。

米原に着くころには養老で休憩を入れてから、

登りありで40kmになるし、

ちょうど晩飯時でタイミング的にも合う。

自身の立て直しもそうだが、

野菜さんがどうするかの判断等も含めて話したい。

チームとしてベストな選択を慎重に選ぶ、

そうして完走の確率を少しでも上げるべく、

作戦会議をうめさんに申し出ました。

ところが、うめさんはちょうど今がイケイケのタイミングなようで

その勢いで一気に行きたいような感じが見て取れます。

焦りとまではいかないんだけど、

野菜さんのリタイアの件をあまり引きずらず

払拭したいようなそんな感情と、

やはり完走という観点から、

調子がいいうちにできるだけ距離を稼ぎたいという風でした。

確かに、そういう気持ちももちろん身に染みてよくわかります。

でも、この段階で仲間が一人いなくなるという、

チームとして最大の危機に直面している状況で、

チームとして少しちぐはぐな空気が漂い始めているなか、

そこをごまかして、モヤモヤした気持ちで走る方が

きっとこの先色々なトラブルのもとになるだろう…。


そしてもう1つ。

超ロングをたくさんこなしてきた経験から言って、

最も事故やトラブルが多発するのが、

ようやくなじみのエリアに入って、

もう何とかすればゴールに手が届くというようなタイミング。

不慣れで見慣れない景色の中を走る場合は、

自動的無意識的に程よい緊張感が走っている状態を維持できるのですが

そこからなじみのある景色へと移っていくと、

どうしてもある程度の油断というか、

まあどうにかなるだろうと気持ちが一瞬でも緩みます。

逆算してある程度の計算が成り立つのですが、

それがもっともらしく感じてしまうのです。

そしてまた、疲労や睡魔などいろいろなものを背負っている状態ですから、

もうゴールが実感としてイメージできてしまうと、

早くその背負っているものから解放されたい、

さっさとゴールに着きたいという気持ちに覆われます。

そこにちょっとしたスキや焦り、

意識的にははっきりと認識できないほどの

ほんのちょっとした意識の落差が生まれてしまうのです。

そしてそれがそれが突如として甘い罠として牙をむく、

ということを超ロングでも山行でも、

何度も経験・目撃してきました。


この頃、ある苦い経験がずっと頭の中に浮かんでいました。

あれは、4年前、仲間と一緒に300km超のライドの帰り、

もうあと小さい峠を1つ越せば難所をすべてクリアし、

自宅までほんの30km程度というところ、

ようやくラストの登りを終えて一息つき、

ちょうど下りへ差し掛かったところ、

本当に全く危険の気も感じられない普通の場所で、

仲間の一人が車との事故に遭いました。

あれだけの衝撃で、奇跡的に大事には至りませんでしたが、

下手をすれば最悪の事態も考えられるような事故。

ほんの気の緩み、わずかに警戒心が揺らいだまさにそのタイミングでした。

もうゴールが手に届くという状況で、

他のメンバーが色めき立ってイケイケの状況で、

事故に遭った彼は、最年少で体力的な限界を迎えていたのに気づかず、

彼自身も他のメンバーの足を引っ張らないように、

あとゴールまであともう少しの我慢だと、

少しだけ一線を越えて無理をしていた結果でした。

リーダーとして事故を防げなかった後悔と、

事故の大きさのショック、その後の対応のまずさも含めて、

自分が自転車の世界から離れる、

少なくとも人とつるんで走るのをやめるきっかけの1つとなりました。

あの事故も、チームとしてもっとちゃんと

足並みをそろえるということをしていれば防げただろうし、

もっと言えば、彼がソロで走ってたなら、あんな無茶もしなかっただろう。

人と走る、チームとして走るというのは、本当に難しいことなのです。

すでに起こってしまったことは取り返せません。

であれば、少なくともあの事故を真の教訓として

二度と同じような事故を起こさないように努めるしかありませんし、

それは彼との固い約束でもあります。


そんな記憶をオーバーラップさせながら、現状を顧みれば、

仲間が一人離脱するという決定的なショックが迫っており、

加えて、ちょうど見慣れぬ景色からテリトリーへと突入し

もうゴールできるだろうという気の緩むタイミング、

そしていよいよ夜が深くなり、

夜間〜早朝と身体的にシビアな時間帯に突入するところ、

おまけに仲間の一人がイケイケ状態、

一人がどん底というギャップが生じている。

これはもう自分からしたら

いくつもの死亡フラグが立っているようにしか見えませんでした。

この先、まだ150kmの道のりで、

今のテンションやモチベーションがずっと続くはずもなく、

それが低下したり、変化したタイミングで間違いなく事故は起こりうる。

ここはやはり、スタート時でも、道中でもゴール1km手前でも、

ペースや意識を乱高下せず、

同じスタンスで臨むことが大事なのだということを

改めてチームの総意として共有しないといけない。

もしそれができないのであれば、

それはもうチームの体をなしていないことにもなるし、

自分個人としても、その理念を無視してまで走ることは、

これまでの経緯(自転車を廃業し、またサドルにまたがることを決めたこと)からしても

全く意味のないことなので、

ここは少し強くお願いをして、休憩タイムを取ることにしてもらいました。


醒ヶ井を抜け、米原ICを越えたくらいから、

もはや野菜さんの足が完全に止まり、

いくらペースを落としてももう追いついてくる様子がありません。

どうにかこちらの姿が確認できる程度の距離は保ちつつ、

西円寺の三叉路からR8に入ります。

ここから交通量が少し増えるので、とりあえず抜けてしまうことにし、

米原警察署前の交差点で野菜さんを待ちます。

そして、そこで右折をしてJR線をまたぐオーバーパスを登る。

野菜さんはもう精も根も尽き果てたという風にして登り、

対岸の下多良で左折をして、

米原駅のロータリーへたどり着いたのが20:20。


そこで、野菜さんとお別れです。

ここまで2日間400kmをずっと苦楽を共にしてきた仲間が

本当にいなくなるのかと、まだ全然実感がわかないというか、

信じられない気持ちのまま、野菜さんと固い握手と抱擁をしました。

ここでDNFするからといって、

ここまでの道のりが嘘だったということにはなりません。

色々な困難がありながら、東京からここまでたどり着いたことは

それだけでも立派なこと。

何より、色々刺激的な話題を振りまいて

チームを大いに盛り上げてくれました。

そして、そもそも今回の大冒険を

プランにとどめるのではなく、

実行に移すことができたのも野菜さんのおかげ。

ありったけの感謝と、くれぐれも寝過ごさないようにとお伝えして、

うめさんに促されるようにして、

お別れをして、リスタートしました。

本当にセンチな気分になってしまってて、

今回のライドにおいて最大の出来事だったにもかかわらず、

さすがの自分も、すっかりお別れの写真を撮ることを失念していました。


ロータリーを発ち、暗い県道329号を残された2人は黙々と。

どこかで休憩をすると言ったものの米原の近辺には何もなく、

ひとまず彦根を目指します。

どうも湖側から雨を伴った風が吹きつけてきていて、

よく見ると、そちら側にはどんよりとした黒い雲が垂れ込めている。

降らないはずの雨がまたしてもこのタイミングでやってくる。

気分はどん底でした。

R8のバイパスと合流し、

小さな橋を渡って市街地方面へ進んでいくと

前方に丸亀製麺があったのでそこにピットインすることにしました。


温かいうどんを食べながら、まずは野菜さんの件を色々と話す。

それぞれ思いはあるけど、

それをため込んでしまうとあんまりよくないので、

こうだよねえとか、こう思うよとか、

口に出すだけで少し気が楽になるというか、

うめさんの気持ちもわかるし、自分自身の思いにも気付ける。

そうやって客観的に冷静に受け止めることができる。

それにしても、もうゴールが目の前のタイミングで

あんなさわやかにDNF宣言しちゃう野菜さんは

やっぱりユニーク過ぎるなあとか

でも2人とも、悔しい気持ちは当然ありながらも、

ちゃんと自分で見極めてDNFをした野菜さんの判断を

肯定的に受け止めることができました。


さて、野菜さんの離脱について

とりあえずは2人とも消化することができたら、

つぎはこれから残りの120kmをどうこなしていくかの作戦会議。

当初のプランでは、

彦根から県道25号(湖岸道路)を

ひたすらトレースする予定を組んでいました。

それは、時間帯的にもっと早く到達している想定でしたし、

交通量の多いR8は避け、暗い田畑を突っ切る中間の県道2号よりも

フレッシュのコースをなぞる方がよいだろうという判断でした。

しかし、ゴールテープを切るという目的を第1とすれば、

無駄に大外を回り距離が延びるルートを選ぶ必要もないし、

湖岸へ行けば、さっきの雨風が内陸よりも強いだろうから、

今となっては湖岸道路は避けたい状況になってきたので、

より確実に完走をするべく、ルートの変更を提案します。

ここからは少し見通しが暗い区間が多いけれど、

やっぱりいつも使っている県道2号を進むことにしました。


↓彦根で晩飯

f:id:arkibito:20171104205958j:image:w360


温かいものを食べ、しっかり腹ごしらえをして、

いよいよラストスパートに入るぞ!と

出発の準備に入ったら、どうも前輪が凹んでる…

おおう、まさかまさかのパンクです。

野菜さんの一件などで頭がいっぱいだったせいか、

全く気付いてませんでした。

どうもバランスがとりづらいし、

走りが重たいなあと思っていたのですが

てっきり自分がいっぱいいっぱいだったのかと思っておりました。

早速リペアをするのですが、わたくしタイヤ交換が大の苦手。

メンテナンス自体が好きではなく、結構いい加減なのですが、

中でも固いタイヤをはめるのが本当に苦手。

自転車の基本中の基本なんですが、嫌いなものは仕方がない。

飯を食べた直後、温かい室内から寒い屋外に出て

手元もおぼつかない状態で、

モタモタしながら作業をしていると

業を煮やしたメンテの鬼うめさんが、

このヘタクソめっとばかりに呆れて、手を貸してくれました。

一度、うめ教官のパンク講座を受けねば、シバかれる@@


まあ、思いがけない間抜けな状況に、

今までなんとなく張りつめていたテンションが破れ、

その勢いに乗ってリスタートします。

時刻はもうすぐで22時。

ひとまずは大津に向けて走り出します。

県道329号を進めば、彦根城のところに出て、

お濠をなぞりつつキャッスルロードへ。

本町から県道2号に入ります。

この辺ではベルロードと呼ばれている目抜き通りは、

まだ夜間営業のお店がにぎわっていて、

タクシーや代行の車の往来が激しい。

結構ぐいぐい来る車もあるので、慎重に彦根ニュータウンを抜け、

南青柳橋をわたって、彦根市街地を脱出します。


↓彦根城

f:id:arkibito:20171104215801j:image:w640


そこから先、外灯がほとんどない田んぼど真ん中の道を

えっちらおっちら進みますが、

県道2号はまっすぐつながっておらず、

何度か曲がる必要があるので自分が先頭で道案内。

賀田山町の信号で右折し、新大山橋で宇曽川を渡り、

ゆるかかな左カーブを描く。

雨の具合はどうにか止みましたが、

路面が濡れて、跳ね返りがあり、少し不快。

八幡橋で愛知川を渡ると能登川の集落に入ります。

この辺にはうめさんも仕事で来ることがあるそうで、

ああ、この辺はわかるわかると言いながら走る。

能登川の集落を抜けると、ほんのちょびっとですが峠越え。

北腰越を登り切り反対側へ下るが、結構路面がスリッピー。

安土城址の横を通過し、安土の集落を抜けます。

そうして近江八幡の市街地へと入ります。

うめさんは彦根〜瀬田の湖東エリアは

もっと短いものだと思っていたようで、

まだ中間の近江八幡ということでガックリしてましたが、

静岡に次いで長さを感じるのがこの滋賀の湖東エリアなのです。

交通量もずいぶん少なくなった県道2号をひたすらトレースし、

近江八幡を抜け、日野川を渡る橋を登ると、

ようやく前方に草津や守山のマンション群の明かりが見えてきました。

野洲の手前のセブンイレブンで、少しばかりトイレ休憩。


リスタートして、すぐに野洲駅前を通過。

野洲川を渡る大橋のアップダウンをやっつけて、守山へ。

周囲が田畑から、建物が密集する住宅地となり、

わずかばかり寒さが小マシになります。

守山の住宅地を抜けて、霊仙寺でドンツキ。

ここを左折して、霊仙寺5丁目で再度左折し、生活道路へ。

草津駅を左手奥に認めながら、人気のない道路をえっちら進む。

この道は草津川のところからさらに大通りが延伸されていて

川の下まで進んで、右折し県道18号に入る。

しばらく進んで矢橋中央から大通りに入ります。

ここは昼間は幹線道路でひっきりなしに車が行き交う道ですが、

この時間帯は貸し切り状態。

少し登ってから、新浜町まで緩やかに下れば、

あとは近江大橋までは一直線。

昔、この交差点で、跳んできたビニール袋が

ディレイラーに絡まってロックし、

それをうめさんが手際よくリペアしてくれましたねと思い出話もしつつ

ストレートの道を進めば、

道の反対にイオンモール草津がみえてきました。

そして近江大橋。

少し前まで有料の橋でしたが、

今年の春に無料化されて、料金所も撤去されていました。

なじみの近江大橋ですが、

ようやく我らが庭に入ってきたなあという実感を改めて噛みしめながら、

ちょっと停車して写真撮影。


↓近江大橋

f:id:arkibito:20171105005255j:image:w360


近江大橋の歩道をそのままトレースし、湖岸道路へ出ます。

若干交通量もあり、路肩を慎重に走ります。

浜大津に到着が1:15。


↓浜大津

f:id:arkibito:20171105011535j:image:w360


浜大津からは、県境の峠越え。

今回は無難にR1の逢坂を抜けることにし、

路面電車がの軌道があるR161の上りをえっちらと。

京阪の踏切辺りは、丸ヌキのコンクリ坂で、

必死のパッチで上り詰めます。

逢坂一の交差点で、R1に侵入。

R1との再会は、野菜さんがメカトラで苦しんでいた長島以来なので、

随分お久しぶりです。

この区間は昼間でもすごい勢いで車が往来していて、

自分もうめさんも苦手。

こんな時間だと、乗用車は少ないけれど、

トラックなどの大型車が我が物顔でぶっ飛ばしているので、

昼間以上にシビア。

少しペースを上げて一気に切り抜けて、逢坂のピークを越えます。

てっきりここが県境だと思って、

京都府の看板を探すのですがなく、

住所表示を見るとまだ大津市。

県境の表示を見落とさないようにしながら、

山科側へ一気にダウンヒル

この区間は結構な斜度がありスピードがよく出る上に、

交通量が多く、車からのあおりなどで結構シビアな下りですが、

ちょうどタイミングよく交通量が少なかったので事なきを得ます。

いつもなら、できるだけ早く危険なルートを離脱すべく、

名神高速の高架のところで脇の県道35号に素早く入るのだが、

細い道だと県境の表示が立てられているかわからない。

せっかく新しい県に入るごとに標識を収めてきたのに、

見逃すわけにはいかないよねという話になり、

交通量もほとんどないことから、そのままR1をトレースします。

この先、西大津バイパス(湖西道路)のJCTと、

名神京都東ICの出入り口が複雑に渦巻く区間に突入します。

昼間ならそんな自殺行為はしませんが、

時間的に車が来ておらず、そのすきに、

京都府の看板を発見し、手早く撮影。

ここまでが大津というのがちょっと意外ですね。

何はともあれ、8つめの都府県、京都に突入!!


↓京都府突入

f:id:arkibito:20171105013643j:image:w360


そこから三条通りへは行かずに、

裏道の旧東海道を進んで山科駅へ。

そこから京都外環道で南下をスタートします。

R1をまたぐと、なぜだか交通量が増し、

大型車が何台も脇をかすめていきます。

それでも順調に南下していたのだけど、

名神をくぐった先辺りで

全く突然、脈が飛んで途端に気分が悪くなり、

緊急ストップ。

ちょっと焦りました@@@

すぐに収まって、リスタート。


醍醐、石田と過ぎて、六地蔵でドンツキを左折。

県道7号へ入り、

JR線をくぐった先にあるセブイレでいったん休息します。

なんか、店先の道路で夜間工事をしていて、

悪質なドライバーが交通整理の警備員に

怒鳴り散らしてうるさいのだけど、

ここで本格的な休息はラストの予定で、カップ麺をすすります。

うめさんは、ここで野菜さんの思いを連れていくということで

”野菜のタマシイ”を購入。


そろそろ屋外での休憩も寒さ厳しくなり、リスタート。

引き続き県道7号(京都外環道)を進みますが、

観月橋の手前でトラックがスレスレ走ってきて怖い。

そこから裏道で趣ある伏見の街を流します。

ごにょごにょと曲がって曲がって、中書島駅前に出て

県道124号で西へ。

高瀬川に出て、そのまま土手下の道を行きます。

第2京阪をくぐり、R1(京阪国道)まで。

そこから宇治川大橋を登って、

川を渡らずにド土手道と化した県道124号をトレースして

京都競馬場の裏手を抜けて能所の六差路に出ます。

そこをまたいで、ぐいっと桂川CRまで登れば、

もう本当に勝手知ったる散歩道。

うめさんも非常にリラックスした様子になり、

遅ればせながらの月を愛でながらランデブー。

京滋バイパスをくぐり、グリンと回って

おなじみの御幸橋に到着!時刻は3:25。


↓御幸橋

f:id:arkibito:20171105032646j:image:w640


おなじみのショットを撮影して、

そのまま県道13号を進んでいきます。

この道は本当に頻繁に利用するけれど、

そういえば県境の標識なって立ってたかな?

どうだろう?大丈夫?と心配していたら、

橋本の新しい宅地への導線が設けられているところに、

ちゃんとありました!ラスト9個目の都府県、大阪府!!


大阪府突入

f:id:arkibito:20171105033730j:image:w360


そのまま県道13号をトレースしていきますが

牧野を過ぎたあたりで、急にサシコミがっ!!

最寄りのコンビニに緊急ピットインして、事なきを得ますが、

うめさんが早くしようよと言ったことに、

ちょっとムッときて、軽くいざこざ。

まあ、ざっくばらんに言い合える仲だからこそなのですが

この時は受け止めるこちらももう完全に余裕なくて…

こういう時、野菜さんがいたら、

きっとええ加減でクダけるのだろうなあ。

やっぱりあの稀有なキャラクターは重要で、

この3人のバランスがちょうどええのやと思います。

まあここは書かなくてもよいエピソードなのかもですが、

きれいごとばかり並べた美談に仕立てても、

超ロングがいかに過酷ですごいことなのか、

その醍醐味が伝わらないし、

個人的に後になって振り返った時に、

当時の色々な感情がふわっとリアルに蘇った方が、

生き生きとした思い出になるので。


さて、気を取り直してラストスパート。

そのまま県道13号で枚方の関西医大前を通過し、

枚方大橋の手前で旧街道へエスケープ。

県道13号に再突入して、ダラダラとおしゃべりをしながら進む。

R1にぶち当たり、

ここから鳥飼大橋まではペースアップして疾走する。

鳥飼大橋からはトラフィックを避けて、

安全に淀川CRへと入ります。

若干風が舞っていますが、もう慌てることもなく、

色々と冒険を振り返りつつ毛馬まで。

土手までのショートショートTTはやっぱりやってしまいました。

毛馬橋を渡り、扇町公園を抜け、梅パの横の信号を渡って

5:30、R1の西の起点である梅田新道に到着!!

やりました!!長かった東京⇒大阪ライド、GOOOOOOOOOOOOOL!!


↓ゴール

f:id:arkibito:20171105053724j:image:w640


まずは2人で記念撮影をして、

それから野菜さんの亡骸をお供えして合掌(笑)

うめさんのサイコンを確認すると、走行距離が579kmでした。

道路元標にはR1は520kmとありますから、

60kmあまり(大阪〜大津くらい)迂回をしてきたということになります。

金曜日0:00ジャストに日本橋を出発し、

雨の湘南を抜けて、早朝の箱根ヒルクライム

そこからエンドレス静岡の洗礼を浴び続けて、浜松でピットイン。

2日目は愛知の幹線道路で四苦八苦し、おちょぼさんへ。

米原での野菜さんとの別れを乗り越えて、早朝5:30の梅田到着。

53時間30分の激闘のなかで、山あり谷あり色々ありましたが

3人のチームワークがあったからこそで乗り越ることができました。

本当にとっても素晴らしい体験をさせてもらいました。

チームとしての一体感、苦労を共に乗り越えてゆく達成感と充実、

忘れていた感動を再び味わうことができました。

個人的には、まだロードバイク復帰とはいえ、

別にトレーニングをしているわけでもない状態で、

いきなり東京⇒大阪なんてホンマできるんかいという感じで

見切り発車的に飛び出し、苦しい局面も多々ありましたが

こんなに楽しく走り切れるとは思いもよらず。

ロングライドって本当に濃密な長編ドラマだなあと、

純粋に走る面白さを再確認するいい機会になりました。


で、ここで思いがけないサプライズ。

なんとうめさんの発信を見て、

わざわざTrekyさんがお出迎えのために来てくれました!

なんと。かれこれ4年ぶり?5年ぶり?の再会です。

誰かがゴールで待っていてくれるというのは

思いのほかうれしいものです。あざーす!!


ゴール後のセレモニーを終えると、

何かスイッチを切ったかのようにグワっと体が重たくなります。

もう走らなくてよい、サドルに跨がなくてよいと思うと、

一気に身体が弛緩して、思うように力が入らない!!

頭ももう酔っぱらっているのかというくらいに

ポワポワと意識が漂って、

一気に睡魔に引きずり込まれるような感覚。

ただ、家に帰るまでが遠足です!!

ふにゃふにゃの状態で、3人でおしゃべりをしながら帰ります。

10km以上先の自宅まで帰らないといけないうめさんを

trekyさんに託して、ひと足先にわが家に帰還したのが6時前でした。

久しぶりのお風呂でがちがちの体を癒し、

温かいお布団へドボン。

その後数日はロボットのような

カクカクした動きになったのは言うまでもありません。

本当に、東京⇒大阪走り切ったんだろうか、

壮大な夢だったんじゃなかろうか、

そんな気持ちにいまだ酔いしれる日々です。


↓道路元標

f:id:arkibito:20171105054142j:image:w360


↓579km

f:id:arkibito:20171105053305j:image:w360


↓trekyさん現る

f:id:arkibito:20171105055804j:image:w360


ということで、ブログ版も

どうにかこうにか年内に駆け込みセーフでゴールです。

これで本当になんちゃってキャノンボールを終えることができました。

また来年、この3人で、新しい刺激的な冒険ができることを!!


↓なんちゃってキャノンボーラーの雄姿

f:id:arkibito:20171105055109j:image:w640


↓おしまい!

f:id:arkibito:20171105054103j:image:w640

2017-11-07

なんちゃってキャノンボール2017 ズッコケ三人組

夏、久々に再会したROADYASAIさんが、酒の席で放った一言

「一度arkibitoさんと東京ー大阪を走るのが夢なんですよ!」

それがすべての始まりでした。

元々うめさんとは、いつか一緒にやってみたいねという話をしていたのだが、

スケジュールも含めて、なかなか踏ん切りがつかずに棚上げになっていた。

だが、その一言はきっと、今こそ踏み出すチャンスなんじゃないかと

3人で大盛り上がり。

早速、決行日を11月初旬の連休と決めて、

夏場からプランニングや、トレーニングを少しずつやってきました。


自分はロングライドを主戦場としていて、

東京-大阪は西向き東向きあわせて4回成功させている。

さすがにホンモノのキャノンボーラーのように24時間以内は無理だが

32時間でならゴールしたこともある。

でも、すでに自転車をメインに活動していたのは4年も前の話で

最近ぼちぼちと復帰してはいるが、

いきなりそんな大プロジェクトできるんかいねえと不安満載。

2人とは以前にFlesheでご一緒して、その時も500km近い長丁場だったが、

それほど超ロングの経験がないので、

どうにか無理のないスケジュールを組んで、

速さではなく確実に安全に走りきることを最優先したプランを練る。

アスリート的な走りではなくブルべ的な走りで、

連休目いっぱいかけていけば完走できるだろう。

そうなれば、無理に不眠不休で夜通し走る必要もないので、

全行程の約600kmを半分に割って、

1日目は浜松で宿泊することにして、

ええ感じのゲストハウスを見つけて予約ボタンをポチ。

これでもう後戻りできません!!

あとは、おそろジャージはさすがに無理でも、

なにか連帯を示すものがあればと思って、今回もやはり工作。

記念バッジをば。


↓記念バッジ

f:id:arkibito:20171030202851j:image:w360


そしていよいよ本番。

木曜日の仕事終わりで東京へ向かいます。

みなで合わせて同じ新幹線で東京入りをして、駅で合流。

組み立てと準備をして0時ジャストにスタート。

この連休は降らない予報だったはずが、

いきなりポツポツ。

銀座を抜け、品川を通過するころには本格的な土砂降り。

のっけからどえらい洗礼。

雨男ががっつり本領発揮。うめさんコラァ〜!!

普通なら家から一歩も出ないレベルの雨ながら、

3人ともテンションが上がっているし、

もう東京に来てしまって新幹線もない時間帯という背水の陣で

ひたすら前進あるのみ。

横浜〜保土ヶ谷〜戸塚〜藤沢と、相模の丘陵地を抜ける。

この一帯は首都圏の中でも大渋滞のメッカなので、

交通量が一番少ない深夜帯に抜けられるようにプランニングしたので、

問題なく通過して、茅ヶ崎海岸からはいよいよ湘南ライド!

といっても真っ暗闇なので、海も何もなく、

ひたすらにストレートな道を進みます。

平塚のあたりで、ようやく、ようやく雨が止みましたが、

70kmほぼ土砂降りで時すでに遅し。

3人ともウェアも荷物もずぶ濡れDEATH@@@

小田原に到着したのが5時ごろ。

雨のせいですでに50分ほど予定より遅れてしまいました。


↓0時日本橋発

f:id:arkibito:20171102235726j:image:w640


小田原で十分休息を取ったら、

今回のライドの最大最強ボス、箱根越えが待ち受けます。

いくつかルートはありますが、

今回はオーソドックスにR1をトレースしていきます。

正月の箱根駅伝のコース。

箱根湯本までは緩やかで、そこから徐々に斜度が上がる。

まずは太平台の名物ヘアピンを抜けて宮の下。

ここまで雨とナイトランの影響で

グロッキー状態だった野菜さんが出遅れて心配したのだが、

登りに入ると、スイッチが入ったようで、

飛ぶ鳥を落とす勢いで登って完全復活!!

Oh!ベジタブル!!

富士屋さんのところで小休止後、小湧谷までの激登。

ここで自分は脈が飛んでしまって、

2人にはご迷惑をおかけしました@@

そこからえっちらおっちらと登って、

今回のルートで最も標高の高い874m地点にとうちゃこ。

ガンバッタ!!


↓国道1号最高地点

f:id:arkibito:20171103074150j:image:w640


そこから、朝霧でホワイトアウト気味のダウンヒルで芦ノ湖まで。

標高の高さと、朝の底冷えで、気温が4℃とかで、

ウェア、シューズ、グローブもまだオクに乾いていないので

とにかく激寒@@@@

死んじゃうよ〜

とりあえずコンビニで暖を取り、

休息を済ませたら、箱根峠までひと上り。

ここからいよいよ、長い長い長〜〜〜〜〜〜〜〜い静岡が始まります。


↓箱根峠

f:id:arkibito:20171103083545j:image:w640


そこからは一転して約15kmにもわたるダウンヒル

しかも天下の国1は交通量が激しいうえに、

大型トレーラーや観光バスもバンバン。

そして見晴らしの良い下りでみな気分良く飛ばしていて、

路肩を走る我々にとっては恐怖そのもの。

風によって煽られるマシンを

どうにかこうにか押し付けるようにして下っていくが、

前日の雨でどっぷり濡れたブレーキシューの効きはすこぶる悪く、

意図しない形でどんどん加速しながら、

まるで奈落へと落ちていくような感覚。

全く生きた心地がしません。

とりあえず3人そろって走るのは危険なので、

車間を十分に、各々のペースで下り、

途中途中でブレイクを挟みながら、

どうにかこうにか三島へ下りきった時には、

もうハンドルを握る手や腕はバキバキ、

強烈な風を浴びて前進ひやひやで満身創痍@@@

立て直しを図るために、

事前リサーチしていた極楽湯さんで休憩タイム。


↓恐怖のダウンヒル@@

f:id:arkibito:20171103084637j:image:w360


温泉にどっぷりつかって、復活を果たした一行は、一路西へ。

絵にかいたような日本晴れに富士山という

これ以上ないシチュエーションながら、

肝心の富士山はボウズ。でも、それもまあレアでよいか。

それにしても太陽さんが張り切り過ぎて、日差しがあまりにも強く、

暑さバテのようになる。

ついさっき、箱根のお山の上にいた時は、

寒さに死ぬ思いをしていたはずなのに!!

自然の無慈悲さと、ニッポンの国の豊かさを感じつつも、

じゃんじゃんウェアを脱いで、ガンガン肌を焼きながら、

駿河湾をなぞっていきます。

で、富士川の手前の道の駅で????

いやあ、今回野菜さんはいろんな伝説作ってくれます。


↓新富士川大橋よりボウズ富士

f:id:arkibito:20171103124628j:image:w640


新富士川大橋を渡り、裏道を抜けて由比宿へ。

今回は東海道をなぞっていくような形なので、

いくつもの宿場町を抜けていくことになりました。

1つ1つを丁寧に見て回ったり、見学したりはできませんでしたが、

歴史の香りをほのかに感じつつ。

そうして、このコースのハイライトの一つである、

由比ヶ浜のダートコースへ。

由比〜興津の間は、険しい山肌が駿河湾と直接ぶつかる難所で、

極めて狭い平地に、新幹線、東海道本線、

東名高速、R1がひしめきあっています。

よく、新幹線の右側の窓から唯一富士山が見えるスポットとして、

よくメディアとかでも取り上げらえる場所ですが、

主要な交通手段のルート確保に対して、

自転車道は本当に肩身が狭く、

この区間は、国道の荒れた路肩はもちろん、

駐車場のダート、防波堤のヘリなど、

およそ道と言い難いようなところも

太平洋岸自転車道の正規ルートとして設けられています。

そこを抜ける途中で、少しだけわきへ入って、小休止。

駿河湾越しに見る富士山を愛でます。


↓ズッコケ3人組

f:id:arkibito:20171103132908j:image:w360


↓由比海岸

f:id:arkibito:20171103133156j:image:w640


お昼寝の誘惑を振り切ってどうにかリスタートしたら、

そこからはお昼の静岡おでんの誘惑に

色めき立った野菜さんの強力な牽きがスタート!

清水からのR1をあっという間にクリアして静岡市街にイン。

ちょこちょこぬけて、

静岡のなじみの店「おがわ」にておでんにありつきました。


↓おがわでしぞーかおでん

f:id:arkibito:20171103145610j:image:w360


ここから浜松までは80km。

日没までにどれだけ稼げるかの勝負になってきました。

まずは静岡から藤枝へ抜けるために宇津ノ谷の峠越え。

ここはR1の側道で、

大動脈のエキゾースト音鳴り響くトンネルを聞きながらクリア。

夕暮れの帰りを急ぐ車で渋滞気味の藤枝、島田の市街地を抜けて

いよいよ大井川を渡りますが、そのころにはもうあたりは真っ暗。

2回目のナイトランへ突入は、金谷の丘越え。

ここもなかなかの斜度があって大変でしたが、どうにかこうにか。

そして掛川へ入る長めのダウンヒルは慎重に慎重に。

掛川〜袋井〜磐田のあたりは、R1のバイパス化が激しく、

ことごとく迂回を強いられます。

また丘陵地のために、そこそこアップダウンを繰り返す。

日も暮れ、消耗も激しく、徐々に口数が少なくなり、

ペースも落としながらも、ようやく天竜川を渡ります。

そこから浜松市街へは向かわず、

助信駅近くのゲストハウス365BASEさんへ。

なかなかおしゃれで使い勝手の良いところを見つけました。

これはよい。

荷物を整理したり身支度を整えたら、

近くの焼き鳥屋さんで小宴。我慢してたビールがおいちー!!

それほど馬鹿呑みしたわけじゃないけど、

疲労のために酔いが早く、ヘロンヘロンのまま宿へ。

翌日の準備もままならないままに、寝落ちしてしまいました。


↓浜松は助信にあるゲストハウス365BASE

f:id:arkibito:20171104061650j:image:w360


翌朝、奇跡的に時間通りに起床。

お天気も引き続き良い感じ。

3人とも前日のダメージを引きずりながらも、

元気よく2日目をスタート。

朝イチからうめさんの強力な牽きで浜松を抜け、

松並木の美しい旧街道を進めば、浜名湖が目の前に広がります。

すっばらしい朝だ!!


↓浜名湖・弁天島

f:id:arkibito:20171104073307j:image:w640


そこから野菜さんのリードで西へ西へ。

本日一発目の登りである潮見坂をクリアすれば、

その先で念願の標識が!

そうです!いよいよ静岡とおサラバです!長かった!


↓アディオス!静岡

f:id:arkibito:20171104081311j:image:w640


そこからR1に乗って進んでいくと、

もう1つ今回のルートでは外せないスポットにたどり着きます。

豊橋の手前の二川にあるボウリング場です。

ここはある意味でローディー、ロングライダーの聖地なのです。

なぜならこのボウリング場の名前が「キャノンボール」なのです。

1981年に上映された『キャノンボール』という映画があって、

北米大陸を車でどのくらい速くで横断できるかという

カーアクションなのですが、

そこから大陸横断的なドライブや旅のことを

キャノンボールと称することが一般的になり、

自転車のロングライドでもそれをもじって、

キャノボというようになりました。

その言葉を店名としているわけですが、もう一つミラクルがあって、

この店が立っているのが、

まさに東京〜大阪のほぼ中間地点にあるのです!!

おそらく、店の人はそんなことを知らないだろうと思いますが、

そういうわけで、”キャノンボーラー”は

ほぼ間違いなくここで記念撮影をします。

もちろんわれわれもパチリパチリ。


↓CannonBowl? YES! CannonBall!!

f:id:arkibito:20171104084144j:image:w640


さあ、しかし、ここでようやく半分の道のりです@@@

気合を入れて前進あるのみなのですが、

ここからはひたすらにR1をトレースしていかねばなりません。

そしてこの区間最大の敵は、車です。

いわゆる”名古屋走り”と恐れられるやつです。

恐ろしくクイックに、しかも予想以上に接近して幅寄せをしてくる車に、

エキゾーストを遠慮なく響かせる輩、

うんうんと悪魔の唸り声のような重低音を出しながら、

巨体を震わせる様々な種類の工業用のトラックやトレーラーに恐怖しながら

必死で進みます。


豊橋の先で、運よく裏道を発見し、

本宿の登りをうまくやり過ごして、岡崎。

そこから、降らないはずの雨がやってきて、

強烈な向かい風に悩まされました。

それでも安城、知立と順調に距離を伸ばしていた一行ですが、

豊明を過ぎたところの登りで、野菜さんにメカトラ発生。

どうも妙な異音がリアから発生し、変速も満足にできない状況。

桶狭間の手前のところにあったサイクルあさひに緊急ピットイン。

応急処置としてオイル注入をしましたが、症状は改善せず。

とりあえず行けるところまで騙し騙し行くしかありません。


名古屋市街へと突入していくほど、

トラフィックの困難さは過酷さを増し、

2度ほど、危険なダンプの幅寄せもあり、緊迫する時間帯。

松田橋で北進から西進に進路を変え、

熱田神宮を過ぎたところでお昼ご飯タイムで立て直しを図ります。

そこからは、ひたすらR1がストレートで続いていきますが、

広大な濃尾平野に流れ込む幾多の川を越えるたびに、

細かい橋のアップダウンの応酬。

弥富を過ぎて、尾張大橋を抜ければ、

ほんの一瞬だけ三重県に突入します。


東京-大阪のキャノンボールのルートといえば、いくつかあって、

このままR1をトレースして、

四日市〜鈴鹿〜亀山を経て鈴鹿峠を越えるルートや、

亀山の先でR1と別れて

国道25号でイシバシダート〜伊賀上野に出て、

R163でダイレクトに大阪を目指す山間ルートなどがあるが、

今回は長島で右折をして北上し、

鈴鹿山脈を大きく北へ迂回するルートを取ります。

このコースを選択したのにはもちろん理由があって、

まずは距離は伸びますが本格的なヒルクライムを回避できることです。

新幹線や高速など主要な交通網がそちらを通っているのも、

立ちはだかる山脈の一番弱点を突いているからです。

そして、このコースは3人ともFlesheの時に実走済みであるということ。

全く見慣れぬ、先の読めないルートと、

一度走って既視感のあるルートでは精神的な負担が全然違います。

ライドも終盤に差し掛かる段階で、

ここまで来たらゴールまでなんとか行けそうという

希望が持てるのは、ちょっとしたことだけど大きいのです。

そして、もう1つの理由としては、

先の2ルートで万一何かあったりリタイアを余儀なくされた場合に、

山間部では身動きが取れなくなってしまいます。

こういった超ロングやブルべでのリタイア率は当然終盤に高くなります。

このルートの場合なら、万一でも米原から新快速1本で帰れるし、

米原、箱根、近江八幡と比較的大きな町を通るので

リカバリーも十分できるという安心感があります。

あくまで今回は速さを競うのではなく、

確実に完走するということが目標ですから、

その最善の策を打ったわけです。


長島でR1に長い別れを告げて、北進を始めると、

強烈な向かい風が猛威を振るい始めます。

この一帯は木曽川、長良川、揖斐川の木曽三川にはさまれた

輪中と呼ばれる広大な低地の田園地帯で、

その風を遮る高い遮蔽物が一切ない吹きっさらし。

完全なノーガードで容赦なく浴びせかけられる風に、

ノックダウン寸前です。

このあたりから野菜さんがどんどん遅れ始めて、

ライドに黄色信号が灯りますが、とりあえず頑張れるだけ頑張る。

この一帯ではFlesheの際に苦い思い出があるのですが、

今回もまた、どえりゃ〜長い長い道のりで、

ようやくたどり着いたのが、

地元で”おちょぼさん”の名で親しまれている千代保稲荷神社。

伏見稲荷、豊川稲荷と並ぶ日本三大稲荷とされていて、

年間200万人以上が訪れる東海随一の観光スポットでもあります。

ここでお参りを済ませ、お目当ての名物グルメにありつきます。

おちょぼさん名物といえば、やはり玉家の串カツとどて!

到着したのがすでに17時を回っていて閉店が近かったこともあり、

イートインではなく、店頭立ち食いで。

ウマァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜。


↓おちょぼさんこと千代保神社(日本三大稲荷)

f:id:arkibito:20171104165731j:image:w360


↓おちょぼさん名物といえば玉家の串カツとどて!

f:id:arkibito:20171104171610j:image:w360


絶品グルメで心も体もリフレッシュをしたら、

次に目指すは天下分け目の関ケ原!

ここから3回目のナイトランに突入していきます。

引き続き広大な輪中の中を進み、福束大橋で最後の揖斐川を渡り、

養老の集落へ突入していきます。


山間部に入る手前で防寒準備もかねて休憩を入れたところで、

野菜さんがリタイア宣言されました。

やはりメカトラが改善せず、

ハンデを負った状態で走り続けるのは負担が大きすぎて、

メンタル的にも限界が来てしまったようです。

ここまでともに走ってきた仲間を失うのは極めて残念なことですが、

キャノンボールは誰でも完走できるような

甘っちょろいものではないというのもまた事実。

たくさんの人が挑戦をして、たくさんの人が涙を呑んできました。

それよりも、冷静に自分の状況を把握し、

事故や大きなトラブルに発展する前に、

自らリタイアする決断を下した野菜さんの勇気を讃えたいと思います。

とはいえ、ここで即お別れしても全く置き去りになってしまいますので、

それなりに帰れるポイントまではご一緒します。


リスタート後、牧田川沿いに山中へと進み、

R365に入ると鈍い上り区間

そこをえっちらおっちらやっつけてようやく関ケ原に到達。

時刻はすでに19時を回っています。

ここから国道21号に入り、米原まで抜けます。

柏原までは引き続き上りでヒーハーして、

そこからは緩やかなダウンヒル

気温もみるみる下がって、ダウンヒルで浴びる風がすこぶる冷たい@@

満身創痍の状態で米原にどうにかたどり着いたのが20時ごろでした。

駅に着くと、野菜さんとのお別れ。

もう完全疲労困憊の様子でしたが、

野菜さんなりにやりたいことはできたという

充実感も垣間見れたのでちょっと安心。

もちろん一緒に最後まで行きたかったですが、

完走できずとも野菜さんのタマシイは最後まで連れていきます。

では、さらば!


野菜さんに見送られてリスタートし、

小雨が降る中、引き続き前進します。

彦根でいったん立て直しと本格的な補給ということでピットイン。

ここで今後の作戦会議。

当初の予定では、トラフィックの安全性を考えて

湖岸道路を行くことにしていましたが、

それでは大きく回り込んで距離が延びるし、湖の風をもろに受けてしまう。

予定時間を大きく過ぎていてトラフィックはそれほど影響がないし、

より安全で、ダイレクトに大津方面へ抜けるため、

県道2号を利用するルートに変更することにしました。

この道はこちら方面への遠征では昔からよく使っている道なので、

久しぶりではありましたが、迷うこともなく、

能登川〜安土〜近江八幡〜野洲〜守山〜草津と抜けていきました。

そうして、ようやく近江大橋を渡って大津にたどり着きます。

ここまでくれば、よく週末に半日ライドで来る射程エリア。

気分的にはずいぶんと楽になってきました。

でも油断するといけませんので、

最後の最後の最後まで、

ここまで積み重ねてきたのと全く同じスタンスで

焦らず淡々と確実にゴールを目指します。


↓近江大橋

f:id:arkibito:20171105005401j:image:w360


近江大橋を渡り、浜大津から逢坂越えを選択。

長島でお別れして以来、久しぶりにR1に復帰して、

最後の本格的な登りを無事にクリア。

そこから山科へ出たら、外環状道で六地蔵へ。

こんな時間でも何気に交通量は多い。

途中で、また脈が大きく飛んで気分が悪くなったので、

六地蔵で休憩を入れる。

そこから観月橋〜中書島とつないで、淀の宮前橋から桂川CRへ入る。

そうして御幸橋にとうちゃこ!!!

あと一息!!


↓御幸橋

f:id:arkibito:20171105032611j:image:w360


御幸橋からはおなじみの県道13号を進んで枚方へ。

ちょちょっと裏道を抜けて再びR1に出て

鳥飼大橋まではそこそこ回す。

その先からは淀川CRに入り、

ゆっくりフィナーレを味わいながら毛馬まで。

そうして市街地を抜けて抜けて、

梅田新道のところにある道路元標でゴール!!!

やりました!やりました!

東京→大阪579kmを、53時間(実走43時間)で走り切りました!!

初っ端の土砂降りに始まって、極寒の箱根越えと恐怖のダウンヒル

灼熱と退屈の静岡地獄に、愛知のトラフィック、

岐阜のアゲインストの風に野菜さんの離脱etc.etc.

幾多の逆境に耐えて、遂に遂にたどり着きました。

ひとまずうめさんとがっちりと握手を交わし、

うめさんがせめてもということで、

用意した野菜さんの魂をお供えをして記念撮影。

成仏してください(笑)

すると、見覚えのある方がやってきました。

なんとtrekyさんではないですか!!

わざわざ早朝にお出迎えありがとうございます!


しかし、正直、東京→大阪を完走したという実感や感動よりもまず、

もう走らなくていいんだという解放感と、その油断によって、

全身からみるみると力が抜けていくような感覚に襲われ、

ほろ酔い気分な感じになっていました。ポワポワ〜@@

ひとしきりゴールを味わったら、そこからは岐路に。

trekyさんにうめさんを託して、

ひと足先に自宅へ戻ったのが朝の6:30でした。


↓GOOOOOOOOOOOOAL!!

f:id:arkibito:20171105053706j:image:w640


ということで、概要だけでもこの長文ですが、

各セクションの詳細は例によってぼちぼち。


それにしてもそれにしても、

人と走る、チームで走るのは難しい!

ひっさびさに人と走ったというのもあるし

そもそも自分がソロイスト気質というのもあるけど、

やっぱり三者三様で、走るペースも違えば、

クライマーだったりスプリンターだったり得意分野も違う。

細かく言えば走行ラインの取り方や

信号待ちのタイミングの取り方も違う。

お腹が減るタイミングも、食べたいものも、

眠くなるタイミング、トイレのタイミング、

テンションハイから絶不調に陥るバイオリズムも違う。

誰かがイケイケでも、他がそれに合わせれなかったり。

自分がダメダメだとほかの2人に迷惑かけられないと、

ネガティブなサイクルに入ったり、無理をしてしまったり

ソロならば全部、ある意味気軽に

自分で背負えて、諦めて、怠けられるものもそうはいかない。

そういう違いを違いとして認識しつつ、

チームとしてのバランスを常に取っていかないといけないし、

実際にそうやってうまく間合いを取りつつ走るんだけど、

これほどの長丁場ともなると、

当然疲労や空腹、睡魔や寒さによって

マインドが容赦なく蝕まれるので、

そういう違いを許容できなくなったり、コントロールできなくなったり、

厳しい時間というのは3人とも少なからずあったように思います。

あって当然です。

でも、そういった困難をいかにして乗り越えて

いかにうまくシンクロしていくかというのが

チームで走る醍醐味だと思うし、

実際それを乗り越えて目的地へたどり着いた達成感は

ソロでは味わえない格別のものがありました。

それは自転車だけじゃなく、

音楽でいえば、バンドやアンサンブルズをする時の

あの難しさと一体感といえばわかるかなあ。

色々とこのライドを通じて学ぶことは多かったです。

そして何より、これだけの出来事を実体験として

共有できる相手がいるというのは、

これらの困難を支払ってでも有り余るお釣りがくるほど

幸せなことだと実感しています。

そしてこのトリオなら、まだまだ色々やれそうな予感がしています。

熱い好奇心と奇想天外な面白さでチームを盛り上げてくれた野菜さん、

抜群の安定感と力強さでけん引してくれたうめさん、

お疲れ様でした!そしてありがとう!


<1日目 第1区間: 東京〜三島 128.3km/1282m>

新幹線 新大阪⇒東京 20:13⇒22:50

0:00日本橋⇒0:25品川⇒0:50六郷橋⇒1:45横浜⇒

2:00保土ヶ谷2:30⇒2:50戸塚⇒3:15藤沢⇒5:00小田原5:30⇒

6:00箱根湯本⇒6:30宮ノ下6:40⇒7:00小涌谷⇒

7:40国道1号最高地点⇒7:50元箱根8:15⇒8:30箱根峠8:40⇒

9:15三島⇒9:35極楽湯

◎極楽湯にて小休止


f:id:arkibito:20171106131450j:image


<1日目 第2区間: 三島〜浜松 136.3km/370m>

10:30三島(極楽湯)⇒12:40新富士川橋⇒13:05由比⇒

13:20由比海岸13:40⇒14:50静岡(おがわで休憩)15:20⇒

16:20平成宇津ノ谷TN⇒17:50大井川橋⇒

18:30掛川城⇒20:08天竜川橋⇒20:40浜松

◎助松の365BASEにて宿泊


f:id:arkibito:20171106131441j:image


<2日目 第3区間: 浜松〜おちょぼさん 145.8km/281m>

◎5:30起床

6:15助信⇒7:30弁天島⇒8:00潮見坂⇒8:40二川CB8:50⇒

9:10豊川⇒10:45本宿⇒11:15岡崎城⇒13:00桶狭間⇒

14:00熱田神宮⇒15:25尾張大橋⇒

16:00木曽三川公園(水と緑の展望タワー)⇒16:55おちょぼさん

◎おちょぼさんにて小休止


f:id:arkibito:20171106131434j:image


<2日目 第4区間: おちょぼさん〜大阪 167.6km/344m>

17:25おちょぼさん⇒18:00福束大橋⇒19:20関ケ原⇒

20:20米原20:30⇒21:00彦根21:50⇒

0:50近江大橋⇒1:15浜大津⇒1:25逢坂⇒

3:25御幸橋⇒3:40樟葉⇒5:30梅田新道


f:id:arkibito:20171106131430j:image


<総合計>

走行距離:579km

獲得標高:2277m

TOTAL:1186.25km