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記憶の残滓 by arkibito

2016-09-18

『君の名は』 by 新海誠

日曜日。

次の仕事に関連があるので

今話題の『君の名は』を観に。

おっさん一人で行くのもこっ恥ずかしいので長女と一緒に。

webで梅田の劇場を予約しようとしたら

すでにどの回もいっぱいだったので、大日イオンまで。

さすがの人気もあって

なかなかエンターテインメント作品としては楽しめる作品でした。

小学生の娘にもわかりやすい話の内容で、

映像も美しく。

こういう作品が今のメジャーになってきたのだなというのが実感。


ただそれが今後の日本のクリエイティブの発展にとって

いいのか悪いのか。

うまい例えではないけれど、

津軽海峡冬景色』のような奥深くて抒情的な歌に対する

恋するフォーチュンクッキー』のような感じというか、

地元の市場で売ってる新鮮で不格好な野菜に対して、

徹底管理されたトップバリュー製品というか、

こういう味付けが濃くて中毒性のある

インスタントなものばかり味わってたら

きっとヤヴァイだろうなあという怖さがあった。

辛口映画評論家としてはちょっと言っておきたい。


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本作の一番の魅力は何といっても背景の精密な描写だろう。

監督の出身地である長野県の諏訪や飛騨地方、

そして東京の風景はまるで本物そっくり。

実際にそのシーンの元になった実物の場所を訪ねる

聖地巡礼も盛んにおこなわれているという。

確かに背景の描写はすごい。

でもそのすごさが、作品の本質である物語の薄っぺらさを

補うというより包み隠す巧妙なすり替えになっていて、

どう、この背景の描き方すごいでしょと

半ばクドイほどの強引さを終始感じた。

背景の描写の精密さというのは、本作に限らず、

日本アニメお家芸ではある。

でも、例えば宮崎アニメの背景の精巧な描写は、

それ自体が作品の主役なのではなく、

物語をより身近にリアルに感じてもらい、

その世界観へスムーズに導入するための

手段の1つに過ぎなかったはずだ。

または、重厚な物語に耐えられるだけの

ビジュアルのクオリティを追求した結果だろう。

確固たる物語。伝えたいメッセージがまずあって、

その骨組みを確かに肉付けするものでなければ

それは単に風景を模写しただけのことに過ぎない。

模写を自慢するだけだったら、それは映画とはいいがたい。

なぜなら、映画とは総合芸術だからだ。

例えば、英語はコミュニケーションの一手段で

習得した英語で何をするのかが大事なはずなのに、

それを学ぶということだけが目的化し、

そのちっぽけなステータスに満足してしまうような小さな人間がいるが、

それと同じような目的と手段の取り違えが大いにある。

背景の描写の精密さというのは作り手も見る側も、

その審査基準が明確でわかりやすいポイントだが、

情熱と労力を注ぐ方向性が割合がどうも違うような気がする。

背景の精密な描写は金と時間をかければ、誰でも実現可能なこと。

それを実際やるかやらないかというのは

確かに大きな差であり、評価されるポイントではある。

でもクリエイターにとって肝要なのは、

現実にあるものを模写することではなく

想像力の豊かさにあふれた物語性や、

誰も考えもつかなかったような世界観を

表現することでなくてはならないと信じたい。


続いて気になったのは演出過多、

特に音楽が雄弁しすぎて、

はっきり言って余計な場面が多かった。

画と音の関係性というのは映画にとっては

おそらくもっとも重要な要素で、

音楽の壮大さで無理やりクライマックスを盛り上げるような

程度の低い作品は、国内外問わず山ほどあるが、

映像にそれらしい音楽を乗っけてさえすれば

もっともらしい作品になるし、

逆にその使い方を誤れば、全く拍子抜けすることもある。

まさに演出のキモ。

本作ではもっと登場人物の感情に寄り添いたい、

感情移入したい感じる場面でも、

いちいち過保護に曲を乗せてきて、

それがインスト曲ではなく、

歌詞付きなので歌が画に勝ってしまって、

感情の余白というか見る側が入り込む隙間が

一切なくなってしまうことがあった。

あれが久石譲さんならもっとうまい塩梅でやるんだろうし、

物語に自信があれば、あえてキモのシーンでは

一切の音をつけずに画に集中させることだってできたはずだ。

何でもかんでも味付けを濃くすればいいというものではないし、

ここでもやはり物語の薄っぺらさをひた隠しているかのような

自信のなさを感じました。

バラエティ番組で、ネタはたいして面白くないのに、

テロップを多めに入れて笑いを盛られているようなあの感覚に近い。

自信がない人ほど音楽に頼る、これ、映画あるあるですね。


あと、意外な問題はそれを見る側のクオリティの低さ、

とくに感動に対する敷居が恐ろしく低い。

これは本を読まないという世代指向の問題、

スマホでのコミュニケーションが当たり前の世の中では

レスポンスのクイックネスがことさら重要視されるようになったり、

LINEスタンプやインスタ投稿のように

中身ではなくヴィジュアル至上主義になっているという点がやはり大きい。

要は物語の精密さではなく見た目重視、

文脈をじっくり読み解くのではなく、

手っ取り早く面白いということが求められる世の中になったということだ。

見る側の指向のレベルが高くなければ

クリエイターは絶対に成長しないし、

逆に成長しないクリエイターの作品がスタンダード化すれば、

見る側のレベルも高くならない。

今の世の中、双方が面倒くさいプロセスを取っ払って、

横着をしている気がします。

その面倒くさいプロセスこそ面白い醍醐味のはずなのですが…


これは別にアニメに限った話ではなく、

実写の邦画やTV番組、漫画、音楽、そして現代アートの世界ですら…

あらゆるクリエイティブであるべき世界で起こっている現象。

実際、映画が始まる前の予告でも、

同じようなテーマ、同じようなキャストが、

2Dか3Dか表現方法が少し違うだけでやっていることは

全く同じことをしている作品のPRばかりで愕然とする。

(胸キュン少女漫画原作を若手実力派俳優と呼ばれる人たちが演じるのばっか)

それらには、何かを表現したいとか、何かを生み出したいとか、

やりたいことをとことんやるという

自分の内面から湧き上がってくるパッションではなく、

何が売れるか、何がウケるかという

他人からの評価を出発点とする打算しか感じ取れない。

そこにイマジネーションはあるのか。

そこにクリエイティティはあるのか。

面白ければ、話題性や興行がよければ名作というわけでは決してない。

残念ながら、同じアプローチを続けるようなら新海さんや細田守さんは、

宮崎駿押井守にはなれそうにない。

2016-09-09

フィエスタ・メヒカナ大阪

帰りがけに梅田スカイビルを通ったら

メキシコフェスタがやっていて覗いてみる。

お腹いっぱいだったけど、

メキシコ料理が一番好きなのでついつい。


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2016-06-06

四国×酒国2016

日曜日。

毎年恒例行事となりつつある、「四国×酒国2016」に行ってまいりました。

毎年この時期に、西梅田スクエアに、四国の65蔵元が集結し、

蔵の方が直々に試飲を注いでくれるという何とも素晴らしい宴。

どの蔵元も、普通酒から純米大吟醸、リキュール類など、

持てるラインアップをフル動員で、

一生懸命解説をしていただきながら、

なみなみお酒を注いでいただけるのがうれしい。

それもほとんど四国のすべての蔵元が集結しているのではないかというくらいで、

飲み比べもできるのがうれしい。

年々酒の消費量が落ちているというニュースが真っ赤な嘘じゃないかと思うほど、

ここ最近の日本酒ブームはすごくて、このイベントも毎年大盛況。

あまりの混雑ぶりに、今年からは二部制となり、午前の部に参加してきました。

雨が心配されましたが、うまい具合の曇天でした。


今年は強力な助っ人にご同行いただきました。

事前にお誘いをして梅夫妻。

ツワモノお二人相手に、果たして!?


↓今年は梅さん夫妻と

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まず一発目は「藤娘」から。

自分は日本酒のうまいのは、米どころではなく水どころと心得ております。

四国の清流といえば、言わずもがなの四万十川。

キリっと辛口が喉を清らかに駆け抜けていきますなあ。


↓「藤娘」(高知・四万十川)

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お次は信頼の「南」

いつもストック侵させていただいていますと感謝しつつ、グビグビ。

ホンモノの酒呑みの国である土佐では、まずい酒は御法度ものですからね。

極上の美酒ぞろいなのもうなづけます。

特に室戸・安芸は屈指の酒どころで、

とにかく大好きです。


↓信頼の「南」(高知・安芸)

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お次の「安芸虎」さんも、安芸の酒。

もはやおなじみですね。

今回は微発泡をば。

ん〜プチプチシュワシュワが心地よし。


↓おなじみの安芸虎(高知・安芸)

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続きまして、雪崩式に徳島へ突入。

全国でも異色の蔵元「三芳菊」。

まずは残骸ブレンドをいただく。

ん〜相変わらずパイナップルな刺激!

蔵元に住み着く酵母がこの味わいを作り出しているのだとか。

はじめて”まとも”なラベルの大吟醸もいただきましたが、

やはり三芳菊ならではの味わいが特徴的でした。


↓「三芳菊」の残骸ブレンド(徳島・板野)

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続いて、阿波池田のお酒「芳水」を。

純米大吟醸をなみなみ注いでいただいて、ありがたや〜。

昔ながらのまっとうなお酒です。


↓「芳水」の純米大吟醸(徳島・三好)

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ここらでちょっと味を変えて、

梅さんが発見した鳴門金時のリキュールを試飲。

最初の味わいは濃厚な梅酒のような感じで、

アルコール感がなく、非常に飲みやすい。

そして後口の風味がふ〜んと優しい鳴門金時の甘味が!

これはうまい!

お酒苦手な人でもグイグイいけそうですが、

ある意味危険なお酒。


↓鳴門金時のリキュール(日新酒類/徳島・板野)

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続いては、鳴門鯛の純米大吟醸

レトロなラベルがなんとも味があります。

さすがのスペック。うまい!


↓鳴門鯛の純米大吟醸(徳島・鳴門)

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続いては「御殿桜」という聞きなれない銘柄。

よく見ると古酒を置いているので、いただきました。

平成9年醸造ですから、かれこれ19年物?

まだ自分がお酒を飲める年齢になる以前から仕込まれたお酒。

いただきましょう。

無色透明のはずの清酒が、なめらかな琥珀色に輝いております。

年月によってまろやかに仕上げられた濃厚な味わいは、

まるでカラメリゼ。

素晴らしい。


↓斎藤酒造場の「御殿桜」の古酒(徳島・徳島市)

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そうして千鳥足になりつつ、気づけば香川に突入。

小豆島唯一の酒蔵、森國さんのお酒。

「うとうと」をいただきました。

少し酒に若い荒削りなところがあります。

四国は有数の水どころなのですが、唯一の例外が香川。

お隣の徳島の吉野川水系の水を香川用水で引っ張ってきているわけですが、

水が育たないせいか、お酒の方ももうひと押しというのが多い。


↓森國酒造の「うとうと」(香川・小豆島)

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続いて、四国ラストの県、愛媛へ。

こちらは、蔵元ごとではなく、

複数の蔵元のお酒をいくつかのブースごとに給仕されています。

まずは雪雀を、愛媛から応援に駆けつけてきたというお姉さんに注いでいただきます。

ん〜んまい。

つづいて「本醸造 児島惟謙」なるお酒を。

児島さんと言えば、わが母校くぁんだいの創設者のおひとりですから

スルーするわけにはまいりませぬ。

さすが護憲の神様の名を冠するお酒。

一本筋の通った昔ながらの辛口淡麗。

冬場に燗でいただくのもうまそうでござる。


↓雪雀(愛媛・北条)

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↓本醸造 児島惟謙(愛媛・西予)

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↓愛媛から応援にお越しのお嬢様がた

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さて、同行しているお酒の神様はその間に目ざとく

樽酒を発見したようでそちらへ。

道後の酒、仁喜多津の本醸造をふるまっていただく。

ぷはあ〜ぷはあ〜。


↓愛媛道後の仁喜多津の樽酒(本醸造)

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その次に、愛媛の酒で一番お世話になっている「石鎚」。

山師としては、やはり西日本最高峰の石鎚山の恵みを

いただかないわけにはまいりませぬ。

ぷはあ〜ぷはあ〜。

(このあたりからいよいよ怪しい…)


↓おなじみの石鎚(愛媛・西条)

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つづいては今治の山丹正宗を。

四国随一のグルメ天国、今治のお酒ですからね。

うま〜うま〜。


↓山丹正宗(愛媛・今治)

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続いては南予・西予エリアへと参りませう。

今日は残念ながら不参加だったTさんから、

この地域のお酒をリサーチしてきてと厳命を受けておりましたので、

さっそく内子町の酒を立て続けにいただきます。

まずは「千代の亀」。大好きなお酒です。

これからの季節にピッタリな夏純吟がクリアに喉へと収まります。


↓千代の亀の夏純吟(愛媛・内子)

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続いて、「京ひな」さん。

こちらも内子町。

ここのお酒が思った以上においしくて、新発見でした。


↓京ひなの「一刀両断」(愛媛・内子)

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ここで、梅夫妻が持参頂いたお水でいったんブレイク。

メンチカツまでおごってもらってありがたや〜。

ふぃ〜足取りが@@@@

ただ今回は2部制ですので、残り30分の合図となり慌ただしくなります。

まずはおみやをゲットということでそちらへ向かい、吟味。


それから時間まで近くのブースをかたっぱし。

まずは高知の酔鯨さん。言わずもがなの名酒です。

ぷは〜ぷは〜。


↓酔鯨 高育45号(高知・高知市)

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すぐお隣の豊能梅さんもちゃんといただきますヨ〜@@

ぷは〜ぷは〜。


↓豊能梅(高知・赤岡)

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続いてちょっと嗜好を変えて、土佐しらぎくの微発泡生でぐびぐび。

しゅわしゅわがええですが、ちょっと甘め?


↓土佐しらぎくの微発泡生(高知・安芸)

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ここでラストオーダー目前!

オーラスにと愛媛ブースを除くと、

なかなかのべっぴんさんがいらして、お酌いただきます。

今回は西予の東洋一で〆!


↓東洋一(愛媛・西予市)

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↓お母さんも東洋一!

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前売り2500円で、これだけ色々な銘柄、スペックを飲める。

それも蔵元さんから直々に注いでいただける。

しあわせじゃあないかあ〜♪

しかし、もうラスト1時間くらいはとにかく酒ということだけで、

テイスティングなんてできません@@@

こちらが真っ赤な顔でふらふらなのに、梅夫妻はまったく揺らぐ様子もなく、

場数の違いを痛感した次第であります。

楽しくお話もさせてもらいながら、ええ酒をいただきました。


↓今年もだいまんじょく♪

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今回のおみやは下記の3本。

左は安芸虎「純米吟醸 素」。微発泡でなかなかおいしゅうございましたので。

中は御殿桜「純米古酒 平成9年醸造」。じっくり飲ませていただきます。

右の「千代の亀 夏純吟」はTさんへのおみやに購入。


↓今年の収穫

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ということで、朝から酒三昧の一日でした。

2016-04-26

球春到来

とにかく右手オンリーでタイプするのが億劫で

長い記事がなかなか書けずに時間が過ぎてしまった。


決戦前日。

娘が土曜授業の間に、久しぶりに梅田のウェパへ。

翌日の野球大会の羽曳野のグラウンドまでは毎年自走。

その前に、もう3年前に装着したままでカッチカチ、

ツルツルのタイヤを交換しないといけない。

とりあえず、ミシュランのPRO4を2本とクリートお買い上げ。

帰宅後、タイヤ交換するのだが、とにかく悪戦苦闘!

もともとタイヤをはめるのは上手じゃなかったけど、

コツも何も完全に忘れてしまっていて、全然はまらない。

手の皮がむけるんじゃないかと思うくらい四苦八苦の末、どうにかこうにか。

本当にロード復帰できるんだろうか???

リアのホイールだけ交換して、ディープのコスカボにスイッチ。


当日。

朝7:30に起床して準備し8:15ごろに出発。

過去二年、ものすごい暑い年と、ものすごい寒い年とあって、

レイアリング迷ったけど、暑くなりそうだったので薄着で。

天満橋筋を滑走し、そのまま谷町筋へ。

まだ起きたての町は交通量も少なく走りやすい。

前日にホイールを変えたのだけど、どうもサイコンが作動しない…

機械は反応しているのだけど、計測されず、スピードすら表示されない。

きっとマグネットのほうの位置が悪いのだろうといじるのだが

全然改善せず。とりあえず遅刻厳禁なのでメーターなしで行くことに。

四天王寺でR25に折れ、そこから裏道を抜けて

長居公園東通りに出る。

南に抜ける時は大抵この道を使ってたなあ。

広くて交通量も少なくまっすぐで走りやすいのだ。

行基大橋で大和川を渡り、大泉緑地をかすめる。

そこから裏道を伝い、初芝に出て、東進に転じる。

R309をまたぎ、その先のコンビニで朝食と水分補給をしていたら

チームメイトで内野の要のHさんとばったり。

いろいろ買い込んでから定刻通り会場入り。


すでに今回先発を予告しているカントクが投球練習を始めているので

さっそう着替えて、練習に参加。

投球練習に交じって打席に立ち球に慣れたり、

キャッチボールで肩を慣らしているうちに、

ほかの面々も続々集まってきた。

相手チームも集まってきて、早くも舌戦がはじまる。

相手は大会で何度も優勝・準優勝していて、毎週チームで練習をしているガチ集団。

一方、我々は年一回この日だけ集まり、

あとは個々でイメトレをするだけというなんちゃって集団。

勝てる見込みは限りなく薄いのだが、やはり同士対決には燃えるものがあります。

円陣を組んで号令をかけ、メンバー表を交換したら、いざプレイボールです!


↓練習中

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まずは初回。

相手先発はセンター長のH部長。

わざと打ちごろの山なりボールで誘い水の作戦にまんまとかかる。

わがチーム随一のスラッガーKさんが、

みごとにセンターへと打ち返し、長打確実!チャンス到来!と思ったら、

足がもつれてセカンドコースアウトでチェンジ。

裏、相手チームの攻撃。こちらの先発は監督!

1年間密かにみっちりと自主トレをつづけていた成果を見せつける時!

が、立ち上がりの不安定さを突かれ、連打連打であっという間に3点先行…

まあ実力の差は明らかです。


相手先発のH部長

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いつもならここから、

コールド負けを回避する必死の戦いとなるのがオチなのですが、

今年は相手相手だったせいか、メンバー全員に火が付き、接戦となります。

次の回も三者凡退ながら、その裏、守備力を見せつけて0点でしのぐ。

この守備のリズムが次の攻撃につながります。

3回表は8番バッターの私から。

H部長が打ちごろの誘い球を放ってくるので、思わず振りに行きたいが

1打席目で球筋を見ておきたいのと、

できるだけ球数を放らせてスタミナを削る目的で、辛抱強く球を見送る。

とにかく反撃にはまず出塁というのを心がけ、粘って粘って四球で出塁。

あまり球速がなかったし、キャッチャーも強肩とまではいかない感じだったので

ここで揺さぶりをかけて二盗を試みる。

ちなみに自分は足にはまったく自信がない。

球技も自信がない。

それでさらに萎縮して、失敗したらいかんと余計なことをせず、

無難なプレーを心掛けていたのだけど、

過去2年で走塁は評価されていたので

みんなのハッスルぶりに自分も奮起してみました。

無事に成功し、間髪入れずに三盗。

盗塁直後でまさかというタイミングだったので楽々セーフ。

これでHさんが乱れ始め、連続四球で、満塁のチャンス。

ここで打席にはMさん登場。

類はすべて埋まっているので、自動的にスタートを切らないといけない。

打席に集中して、一球ごとにアクション。

で、Mさんが放ったのが投ゴロ!

おおい!全速力でホームに突っ込みます。

残念ながら、間一髪間に合わず、本塁フォースアウトしてしまう。

しかし、自分が突っ込んだことで慌てたキャッチャーがダブルプレーを焦って、

一塁へ大暴投!

そのおかげで、バッターまでが本塁生還をし、一気に3得点で同点!

結果的に自分の走塁が救われることになりました。


ただ、この本塁プレーの際に足からスライディングした際に、

勢いよく手を地面に打ち付けた上に、キャッチャーが乗りかかるように交錯して

左手首にグキッと衝撃。

よく山で転倒した際に左手首を負傷するが、その時の衝撃よりさらに強めの痛みが走る。

ああ、やっちまった…しかもちょっとヤバそう。

ぐりぐりと手首を回そうとするのだが、痛みがひどい。

さすがに折れてはなさそうだが、動かすことができない感じ。

ベンチ裏でシップを張って治療するが、

試合に集中して興奮していることもあって、

まあ大丈夫だろうとプレーを続行する。


そのあと、ライトでの守備機会もいくつかあり、フライも来て冷や冷やだったが

どうにか痛む手でアウトをもぎ取ることができた。

さらに2打席回ってきたが、もうバットを返すのもできないほどの痛みで

軽く添える程度が精いっぱい。

でもそれを相手チームに悟られるといけないので、しっかり打席に立つ。

とにかくボールを当ててしまうと衝撃がすごそうなので、

これまたブンブン振らずに、出塁優先で、ボールを見極めさらに2四球を選ぶ。

結果的に、3打席3四球で、3盗塁、2得点。

相手ピッチャーもずいぶん自分の足を警戒するようになり、

そこで集中が切れたところをしっかり次のMさんが返してくれたので、

得点に絡むことができました。


で、まさかまさか、強豪相手に7-4と勝っている状態で最終回裏の守り。

こちらは手ごまのピッチャーがスタミナ切れで、

打ち込まれて7-8のサヨナラ負け。見事なルーズベルトゲームでした。

やはり最後は地力の差が如実に現れました。

勝つってムズカシイ。

でもこれで勝ってしまうとトーナメントなので、

翌週も試合になってしまうところで、みんな微妙に負けて安堵もしていました。

でも初勝利したかったなあ。

試合後は、毎年恒例の桜の木の下で記念撮影。

今年は野球の醍醐味を見事に詰め込んだ試合で、

あらためて野球の面白さを味わえました。

メンバーの結束も年々高まってきているし、早くも来年が楽しみです。


↓白熱の試合展開

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全て終わって、着替えをして自分はロード自走で帰らねばなりません。

ここでロードの姿勢でハンドル握れるのかという問題に初めて気づきます。

手の甲がかなり腫れて、手首は痛みでもはや動かせない。

しかしチャリンコを置いていくわけにもいかない。

着替えを済ませてマシンにまたがるが、やはりハンドルに手を置くと痛む。

走り出しは下り坂なのだが、自重がかかると手首が途端に悲鳴。

手のひらではなく、腕の部分をハンドルに置くような形で、

徐行運転で2.5時間かけて帰宅。

ただの打撲で腫れていると思ったんだけどなあ。

2016-04-03

第1号

来週いよいよ、自分の本番の野球。

20チームのトーナメントの初戦がなんと、同士対決!

同じ会社のもっとうまい人たちの方のチームとの対戦なんて

まず勝てるわけもないのだが、やるっきゃありません。

で、いつもの梅田のバッティングセンターで特訓していたところ

なんと人生初のホームラン

打った瞬間手応えあったんだけど、的を射て、

アナウンス流れた時はびっくりしました。

ちょっとずつだけど自分なりのバッティングスタイルができてきたかな。

でも本番の生きた球はまた全然別物なんだけど。


ホームラン賞ゲット

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