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記憶の残滓 by arkibito

2017-05-22

死滅

土曜はまだしも、日曜も仕事だと、さすがに疲労の色合いが…

泣いても笑っても今週で決着。

寝てても原稿の文字が浮かんでくる…

2017-05-18

京都日本酒ドロップキック

日曜日。

うめ夫妻のお誘いで、京都の酒イベントに参加してきました。

毎年、行こうよと声をかけていただいていたのに、

ちょうど田植えと重なってしまって無理だったんだけど、

ようやく実現しました。

京都日本酒ドロップキック」というイベントで、

この手のイベントでは息が長く、今年で8回目だそうです。

大体、南北は四条通御池通の間、

東西は河原町通から堀川通の間のエリア内の飲食店と

京都滋賀を中心とした酒蔵がタッグを組んで、

1杯×1品をワンコイン500円で供するというものです。

参加者は、申し込み時に届くイベントTシャツを身に着け、

専用のお猪口をぶら下げて、

しゃなりしゃなり界隈を歩きながらお店をめぐって、

ほろ酔い、というかヘベレケになっていきます。

だって、単純計算で5勺×17カ所=1,530mlですから、

4合瓶2本以上の計算です。 

ツワモノのうめ夫妻は、毎回コンプリートしているそうで、

自分ももちろんその心づもりで参加してきました。

ちなみに記事は後半に行くにつれて信憑性がアヤシイです…


↓うめ夫妻と

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12時スタートですが、スター時は混みあうので、

30分早めに集合します。

スタートはうめ奥さんの同僚の皆さんたちも集まり、

しばらくはご一緒に楽しむことになりました。

よろしゅうお頼申します。

まず1軒目は、日ごろは一見さんお断りで味わうことのできない

亀山学」で決定。

後で調べてわかったけど、なんか見たことある人だと思ったら、

河原町のディープスポット四富会館で

天婦羅屋のおっちゃんが新しく開いたお店でした。

少しフライング気味にスタートとなり、真新しいお店にイン。

ここでタッグを組むのは、京丹後弥栄町の竹野酒造さん。

初めてお目にかかります。

ここはお酒が酒米違いの3種類用意されていて、

チョイスすることができました。

せっかくなので一人ずつ別々のをオーダーして

回し飲みすることにします。

酒米は、「亀の尾」「祝」「旭」という、

栽培されていながら歴史の表舞台から一旦消えてしまった

幻の酒米を復活させたものたちばかり。

すごいです。その中で自分は迷いなく、

滋賀酒米である「旭」をチョイスしました。

アテは鴨。

さっそく1杯目をみなさんと乾杯〜♪

この弥栄鶴、すごい。

最初のインパクトはとても透明感を感じる

フレッシュなキレなんだけど、そのあとに、

非常にジューシー感にあふれた濃厚な味わいが来て、

自分好みの少々酸味強めなアタックののちに、

上品な味わいを残して、

すっきりと喉を駆け抜けていきました。

なんとなく、大好きな吉野の花巴を連想するような

ちょっと独特な印象を受けましたが、

花巴よりも後口がクリアで、非常に好印象。

この日の圧倒的NO.1を早くも引き当てました。

んまい!


亀山学×弥栄鶴(竹野酒造)

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亀の尾蔵舞と旭蔵舞

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↓仕込み水

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↓普段はいちげんさんお断り

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さて、素晴らしいプロローグで幕を開けましたが、

数が多いので、早速次のお店へ参ります。

エリアのいたるところにお店は点在しているので、

できるだけ効率よく回りたいし、

やはり人気があって並ぶところや、

オペレーションが良くて回転が良いところ様々あるので

色々と作戦を練りながら回っていきます。


2軒目は、少し南へ下って、

人気店の「宗 SOU 西洞院店」さん。

結構な人だかりでしたが、スタンディングで滑り込み。

お酒は洛中最古の酒蔵である松井酒造さんの「神蔵 KAGURA」。

ムロナマゲンの黒ラベルをいただきます。

ちなみにこのラベルの書は書家紫舟さんのものだそうで、

無骨なこだわりが垣間見えます。

さっきの個性派と一転して、味も王道ど真ん中の切れ味。

ここはアテがものすごく充実していて12種盛り。

好物ばかりでたまらん。カラスミと鶏肝最高でした。


↓宗 SOU 西洞院店×神蔵(松井酒造)

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↓神蔵

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↓酒肴12種盛り

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↓うまし

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続きまして3軒目は、人と隣が混んでいたので

一旦スルーして、もう一つ隣にある

「Sushi Dining 大八」さんでマグロの握りをいただきながら、

滋賀高島市の上原酒造さんのお酒を。

高島は本当に水のきれいな地域です。

定番の不老泉ではなく、杣の天狗のうすにごりをいただきました。

米の甘味をほんのりと感じる芳醇なうま味が

脂ののったマグロ赤身と相性抜群。

うまし。


↓Sushi Dining 大八×不老泉(上原酒造)

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↓不老泉と杣の天狗

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マグロの握り

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つづいて、さっき混んでいてスルーしたお店に戻ります。

引き続き行列で少し待ちます。

この日は前日と打って変わってカンカン照りでなかなか暑い。

この暑さが後半激しく消耗する予感。

ようやく2階席が開いて店内へ。

「和ダイニング 一政」さんです。

ここでは富山の銘酒「羽根屋」をいただきました。

荒ばしりということで、

ちょっとやんちゃに刺激が飛び回るような若い酒。

アテにはマンボウ!これがなかなかクセのある味で、

なんとなくカップヌードルの謎肉を彷彿とさせる味でした。


↓和ダイニング 一政×羽根屋(富美菊酒造)

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↓羽根屋 限定あらばしり

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マンボウ

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これで4軒、南西部の一角は制圧。

ここから一旦大きく移動をして北端のお店へと移動します。

このくらいの時間になると、

界隈は同じTシャツを着た参加者であふれていて、

人気ぶりがうかがえます。

御池通をまたいですぐのところにある「Ken蔵」さんに到着。

ここでは伏見の酒・招徳さん。

女性の杜氏さんががんばっておられる酒蔵さんです。

純米吟醸の花洛をいただきます。

アテはここはあんこが乗ったチーズケーキ

さっきのマンボウの味がずっと残っていたので、

ここで甘味はありがたや。

すっきりクリアなお酒との相性も良く、

仕切り直しにはぴったりの口直しでした。


↓Ken蔵×招徳(招徳酒造)

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チーズケーキ

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さて、うめ奥さんの同僚の方とはここでお別れ。

山口のお酒の話でもとても盛り上がったので

一緒にコンプリートしたかったのですが、残念です@@

さて、トリオとなって、

次に目指すはNHK裏にある「ごはんや」さん。

ここでタッグを組むのは東近江の酒蔵「畑酒造」さん、

といえば、大治郎です。

スペックは吟吹雪を使った生の純米酒

ほのかに香るフルーティーさは、

時流に乗った味わい。

滋賀の酒はさすがにクオリティが高い。

アテはこちら。個人的には新香巻きが大変ありがたい!


↓ごはんや×大治郎(畑酒造)

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純米生酒

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↓新香巻きうまし♪

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続きまして少し道を戻りまして、「楽酒菜 まゆめ」さんへ。

ここは大盛況のようで、結構な行列。

炎天下の中少し待たされてしまいました。

中へ入ってその理由がわかりました。

席に着くとすぐ、女の子がお盆いっぱいに

様々な小鉢のアテを持ってきてくれるのですが、

好きなものをどれでも取ってよくて、

結局我々も全種類頂くことにしました。

アテが豊富だとついつい、

2杯3杯とお替わりをする人も多いようで、

滞在時間が長くなって、それで行列も伸びると、

こういう仕掛けです。

ここのお酒は、島根出雲のお酒「十旭日」さんです。

これ、いっつも間違うのですが、

滋賀愛荘町にある蔵元 藤居本家さんの銘柄が「旭日」で、

ラベルがすごく似ているのです。

今回も地域柄そっちだろうと思ってたら、

十字マークが冠されていました。

島根の酒はどこも野趣あふれる無骨さがある印象で、

こちらもキリっと透明感のある辛口一本。

雄町の少し独特な強さをうまく生かした酒でした。

で、豊富なアテが進みます。特に牛肉の時雨煮!

アテでは今回の一番はコレ。

強い酒には肉で押す。


↓楽酒菜 まゆめ×十旭日(旭日酒造)

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純米吟醸 改良雄町

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↓左が滋賀の「旭日」、右が出雲の「十旭日」

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↓選び放題のおばんざい♪牛肉の時雨煮が最高!

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さてお次は、六角通を進んで、

「夢処 漁師めし 雑魚や」さん。

ここも大変盛況なご様子ですが、

そこそこキャパが大きいのでそれなりに飛び込む。

店の入り口に水道があって、

ベッタベタのお猪口を一旦ここでキレイにできました。

酒は、銘酒ひしめく姫路の、

安富町という何とも山深い集落にある

小さな酒蔵・下村酒造店が放つ「奥播磨」。

全国的に非常に注目されている銘柄ですね。

ここは2種類から選べるようでしたので、

ちょっとシュワシュワを感じたくて、

活性すくい汲みにごり酒を杯から直でいただきます。

んん〜のど越しのど越し。

アテも2種類からチョイスですが、

ここは迷いなく胡麻カツオ

ねっとり、ねっとり。


↓夢処 漁師めし 雑魚や×奥播磨(下村酒造店)

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↓活性すくい汲み にごり酒

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↓トクトクとまいりませう

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↓胡麻漬かつを

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これで、烏丸通から西側の8店舗を制圧。

残り東ブロックの9軒。折り返し地点です。

まあ、だんだんと酒の量も増え、

暑さもあって、若干あやしくはなってきましたが、

まだまだこれから!

そのまま烏丸通をまたぎまして、

すぐそこの「旬・炭火焼 んまい」さんへ。

うめさんが、ここで常連さんにつかまるとヤヴァイと行っていたところ。

確かにすんごい盛り上がっていて、

底なし沼かもしれませんなあ。

帰りにはサービス券まで頂ちゃいました。

アテは確かクリームチーズ3種。

お酒は東近江の「喜楽長」の生原酒。

直球勝負の味わい。


↓旬・炭火焼 んまい×喜楽長(喜多酒造)

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↓生原酒とクリームチーズ

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続いて、すぐ近くの「宗 SOU 東洞院店」さんへ。

2番目に訪れたお店と同系列です。

ここはアテはホタルイカ天ぷらこんにゃくがうまし。

酒は、大和葛城山系の恵みを受け奈良御所の「篠峯」。

うすにごりはほんのりピリピリ発泡感があり、

優しい甘みを感じるお酒。

たしかここで、掘りごたつとは知らず、

穴にはまってコケかけた@@


↓宗 SOU 東洞院店×篠峯(千代酒造)

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純米生原酒 うすにごり

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ホタルイカこんにゃく

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続きまして、京都文化博物館の裏手にある

「まんざら亭 高倉三条」さんにお邪魔します。

何とも目立つドロップキック仕様の赤いラベルで主張するは

伏見の酒「月の桂」。スペックはちょっと失念。

この辺りになると店と店が近いので、

杯のペースが上がり、ちょっと記憶がヤヴァく…

というか、これだけの数呑みますから、

やっぱり印象の強弱もありますんで、その辺ご勘弁を。

さてさて、アテはおばんさいセット。大好きな鰆が入っていて、

魚河岸うめさんと魚談義。さすがっす!


↓まんざら亭 高倉三条×月の桂(増田徳兵衛商店)

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↓おもてなしセット

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続きましては「馳走いなせや」さん。

長い入り口の小路をゆきまして、2階のテーブル席へご案内。

ここの酒肴は二度目のスイーツ系。

写真撮り忘れましたが(汗)わらび餅でした。

スイーツ最高♪

それに合わせるは個人的に伏見の酒で1,2の好みの

トミオーさん。

信頼の味です。

スイーツ日本酒マリアージュ、これ意外といいんですよ♪

ここで確か奥さんに一回電話しました。

生存確認。


↓馳走いなせや×富翁(北川本家)

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↓富翁 純米吟醸ムロナマゲン

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続きましては、真っ黒でスタイリッシュな店構えの

「和鉄板ぞろんぱ」さん。

なにやらエエ匂いがしますなあと思ったら、

肉です!隊長、肉です!ワ〜イ♪

それに合わせるは福井の吉田酒造さんの白龍。

福井と言えば、銘酒・黒龍が全国的にも有名ですが白龍は初めて。

ということは言わなくてもいいのに、酔ってたもんで

お酌をしていただいた女将さんに口を滑らせてしまったら、

白龍もぜひ応援してください!と猛プッシュされてしまいました。

ハイ!モチロン!

後で調べてみたら、自分の所でコメ作りから携わって、

酒造りをしているところで、

愛すべき霊峰白山伏流水を使用したこだわりの酒蔵さんだそうです。

で、ここはやっぱりお肉の存在感がすごかったんだけども

その濃厚な味わいにも負けず、

むしろ余分な脂身をさらーっと洗い流してくれるような

清らかなお酒でした。


↓和鉄板ぞろんぱ×白龍(吉田酒造)

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↓肉!

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続いてはちょっと奥まったところにある「手水や」さんへ。

ここも大盛況で人の数がすごい。

ここはお寿司屋さんなので、アテはおいなりさん。

お揚げさん大好きなり!

で、ここでタッグを組むは、

おなじみ滋賀水口の美富久酒造さん。

と紹介するより、黒い三連星=ドムの酒と紹介した方が

手っ取り早いかもしれない(笑)

今日もちゃんと正装でふるまわれておりました。流石。

ジーク・ジオン

酒はノーマルスペックのドム式で安定の味!


↓手水や×美富久(美富久酒造)

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↓本日も正装で参戦!

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↓おいなりさん〜

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さてさて残りも少なくなってきました。

続いては「Bistro waraku 柳馬場」さん。

文字通り洋なお店です。

ここのお酒は、言わずもがなのハーパーさんが杜氏をしている

丹後久美浜にある木下酒造の「玉川」。

知ってます。うまくないわけがないんです。

山廃のムロナマゲンをいただきましたが、

後で知ったのですがペンギンマークでおなじみの

アイスブレーカーも用意されてたようで、

季節的にそっちにしとけばよかったなあ。

ここは洋風らしく、

なにかの惣菜系だったかスイーツ系だったか、

なにかクリーム入ったビスケットがアテでしたが

これがめちゃくちゃ美味かったのはすごく覚えています。

でもなんだったかはわかんない(笑)


↓Bistro waraku 柳馬場×玉川(木下酒造)

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↓ハーパーさんの玉川

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↓このアテうまし!

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さあ、残り泣いても笑ってもあと2軒!

ゴールが見えてきました。

お店もすぐそこ。

でも正直に告白いたします。

こっからの記憶がほっとんどございません!

とりあえずあと2軒でしょ!行ける行ける!と

もう完全に回っている自分を心配するうめ夫妻に

ファイティングポーズを出し続けてたのは

何となく覚えてるんですが…

でも、奇跡的にスマホに2軒の写真が残っていたので、

たぶんおそらく行ったんだと思います。

酒は呑んだのか、うめ夫妻が心配して止められたか、

寝入って口付けてないかもしれませんが、

とりあえず行ったのは間違いないようです。


ラス2のお店は「BAN SAN京色」さんで

お酒は大好きな滋賀は高島の「萩乃露」さん。

ですが、何も覚えていない!


↓BAN SAN京色×萩乃露(福井弥平商店)

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2軒目を出て、

あと「益やさんだけっしょ」と連呼したのは覚えてます。

で、オーラスは京都のネオ立ち飲みの超人気店「益や酒店」さん。

お相手は新潟は南魚沼の大米所の酒蔵「高千代」さん。

これも写真残ってるけど、全く覚えてない!

不覚!


↓益や酒店×高千代(高千代酒造)

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↓高千代

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めったに記憶を失うことはないのだけど、

というか人生で2度目ですが、

でもたぶん、うめ夫妻のコンプリートには

どうにかギリアウトで付いて行ったようです。

たぶんお二人は記憶ちゃんとあるでしょうから、

間違ってたらすんません。

いやあ、途中、あまりお腹の具合がよくなかったので、

トイレ近くならないように、

こまめにやわらぎ水を取らずに来た上に、

なかなかの暑さで、それが一気に酔いを加速させてしまったようです。

初参加というのもあり、ペースがつかみ切れなかったのもある。

でも、やっぱりこれだけの量をめぐり呑みというのが

なかなかチャレンジなことで、

それを平気でやっちゃうあの2人がすごすぎるんだと思います。

自分はお酒好きだけど、強くはないもん(笑)

恐れ入りました!真のモノノフです。


ラストはグダグダでしたが、

普段京都でなかなか入らないお店もめぐって、

おいしいもんいただきながら、

色々なお酒を昼間から浴びれてワシャ本望じゃ!


ということで、無事にイベントを終了しましたが、

え〜家に帰るまでが遠足で〜す!

確か帰るモードになったとたんに、

しっかりせねばと再びうっすらと頭が回転したように思います。

たしか、新京極の所の阪急への地下の所で

うめ夫妻とお別れして

(あのあと2人はどうしたのかな?反省会でさらに呑み?)、

ダダダダっと地下に入り、特急に飛び乗ったのは覚えてます。

で、淡路でちゃんと下車して、谷町線に乗り換えたのに、

それで油断したのか、次の記憶は南森町

見事にオーバーランしてる。

慌てて引き返したところで、相当に具合が悪く、

奥さんにレスキュー要請して、あとはまた記憶なく…

相当にべろんべろんだったそうです@@@

でも、ほぼ無事に自力で帰宅したので勘弁してね♪

2017-04-19

『音楽と美術のあいだ』刊行記念トークイベント 大友良英×小崎哲哉

時計の針を少し巻き戻して、金曜日の晩。

恵文社一乗寺店に本当に数年ぶりにお邪魔します。

学生時代からだからもう20年近く通っていますが、

昔はこういった本屋がここしかなかったんだけど、

今は身近にも増えてきて、

どうしても距離があるので足が遠のいてしまっていました。

前訪れた時は、店の西側に拡張していましたが

今回は東側も拡張されて、あたらしくイベントブースまで。

相変わらず本のラインナップも素晴らしく、品ぞろえ抜群です。


↓恵文社一乗寺店

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で、今回お邪魔したのは、

去年秋に参加させていただいた

「アンサンブルズ東京」の主催者であり、

音楽家・ギタリストの大友良英さんが新しい本を出版する

記念のトークショーに参加するためです。

単に音楽活動を行うだけではなく、

日本はもちろん世界各地で「アンサブルズ」プロジェクトを行い、

老若男女問わず、また音楽や芸術の垣根を越えて、

ムーブメントを起こしているすごい人です。

お相手は数々の芸術系雑誌の編集長を務め、

芸術プロデューサーとしても活躍の小崎哲哉さん。


↓『音楽と美術のあいだ』刊行記念トークイベント 大友良英×小崎哲哉

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↓トークスタート

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とにかくもう最初から最後まで大切なことだらけでした。

そこまでしっかり考えているということ、

そしてそれらを単に頭でっかちな理屈で終わらせるのではなくて

それらを実践することの偉大さをまざまざと実感しました。

色々多岐にわたる話題で、

なかなかうまく順序立ててまとめることができないけど、

ポイントだけおさらい。


結局、音楽や美術作品を作り出すということではなく

現象を作り出す、場を演出するということが大事で、

そういう意味では美術も音楽も科学も料理も根っこは同じ。

デジタルの時代では、それらを録音したりアーカイブ化して、

いつでもどこでも再生可能な技術が発達してしまったがために、

それらの現象的な側面、ライブ感という、

本来の醍醐味が軽んじられ、

単純に娯楽対象、消費対象として用いられてしまう。


音楽でいえば、PA技術の発達やオーディオ設備の充実で、

日々たくさんの音が溢れているけれど、

ほとんどは音の主要な部分を拾っているだけで、

実は細かな音を再現できていない。

それでは作り手の本当のこだわりだったり、

核心部分が正しく伝わらないのだけど

今の人たちはスマホのイヤホンの音しか知らないから

それで十分満足してしまう。

というより、それしか知らないから、

はじめからそういうものだとして認識されてしまう。

むしろ、そういうことにこだわるのは

一部のマニアの世界の話でしょと切り捨てられてしまう。

すると聴く側のクオリティが下がるのは当然で、

そうすると今度は作り手側のハードルも下がる、

その負のスパイラルが繰り返されてしまうのは

ホンモノを知らない、無知であるということに尽きる。

それは芸術の世界でもテレビの世界でも、なんでもそう。

大量消費、大量生産、デジタル技術が便利さを加速させる一方で、

簡略化により省かれた部分がそっくりそのまま衰退してしまう。

でもその省かれた部分が実は大切なものだったりする。

つまり、何に重きを置くのか。

効率やコストなのか、クオリティなのか、

価値観の問題にぶちあたる。


芸術家や音楽家は

そもそも社会の通底にある価値観や常識を一変させたり、

別の角度からの視点を示唆したり、

あるいは全く新たな価値観を創造する類の

アクションやモーションを起こす人たちなので

そういった傾向や時流に対して、

彼らが起こそうとしているのは

ヴァルター・ベンヤミンが提示した

「アウラ=一回性」の復権なんじゃないかと思いました。

つまり、今や何もかにもが大量にコピーされ、均一化され、

時代の早すぎる流れのなかで、

すぐに別のものに簡単に置き換えられてしまうような

モノやコトではなく、

その日その場所でたった一度しか体感できない

”経験”こそがホンモノであり、

それに気づかせるための1つの方法として、ということでしょうか。

そのもっとも有効的な方法の一つが、

ハレとケの交わる”祭り”であり、

大友さんが手がける「アンサンブルズ」プロジェクトなのでしょう。


また本のタイトルの意義について述べられている部分も

なかなか興味深かった。

「音楽と美術のあいだ」ということですが、

その「あいだ」というのは

2つの中間に属する何かを指し示しているのではなくて、

音楽と美術とのつながり、間柄という意味で、

この2つは長らく交わりそうで交わらないような

明確な境界が存在してしまっていたのだけど、

それらを越境したり、

行き来したりするような動きがどんどん出てきている。

これはこのお題にかかわることだけじゃなくて、

その世界・業界の中だけで成立するような評価体系の中だけでは

そのものの真価は図ることができないし、

一側面的な偏った見方に陥りかねない。

常に大事なのは、他者の存在、他者の視線。

これは、とても大事な投げかけです。


そもそも自分がどんなジャンルものか、

どういった系統に属するかなんて言うことは

本来どうでもよくて、むしろそれは評論家や歴史家の仕事。

ただ、世間を知らない若者が知らずにパクッている場合に、

大人がきちんと怒る必要があり、

その根拠としての体系化の作業とその教示は大切なことであるという

小崎さんのキュレーター然としたコメントはなかなかうなずけました。


色々な話を伺って、ナルホドと思わせることだらけでした。

つまり”型”ではなく”型破り”なんだと。

自分も音楽をやっている端くれの端くれですが、

コードがあったり、AメロBメロサビといったフォーマットがあったり、

ある型に従って構成されていて、

それらを忠実に演奏する、上手に間違わずに弾くということだけに

どうしても頭が行きがち。つまり型にばかりこだわってしまう。

でも人の心を動かしたり、

世代や時代を越えたムーブメントを起こす本当の要素というのは、

そういったものを越えたところにあるもの、

つまり”型破り”なんだと気付かされました。

これは音楽に限らず、美術でも、スポーツでも何でもそうかもしれません。

もちろん、それをはっきりと口にできるのは、

何よりもまず”型”を知っていることが大前提で、

”型”もできない者がそう主張したとて、

何の説得力も持ちえないということは言うまでもない。

文字通り、型があってこその型破りであって、

それもまた他者の存在の話につながってくる。

うーん、納得。


とにかく、何事も自分で考える、

よく考えるということの大切さ。

ホンモノっていうは決して偶然の産物ではなく、

すべて必然であって、

そしてホンモノはえてして面白い。

本当にこの夜はとても素晴らしい勉強になりました。

そして先日の本屋トークの話ともやっぱり繋がる話で、

とても収穫の多かった。

(これを何か形にできればいいんだけど…)


↓すごい大事なことしゃべってます

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トークショーの後はサイン会。

アンサンブルズ東京で●●駅から参加しましたというと、

覚えていていただけてました。

しかし、これほどの方と一緒の舞台で歌って踊ったというのが

今になって本当に奇跡というか、ありえないことだなあと改めて。

娘にとっても一生の財産になったろうし、

本当に大友さんには感謝しかありません。


↓大友さんと記念撮影

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↓サインいただきました

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この日のトークショーの内容を

ぎゅっと凝縮したのがこの一冊なので

これから読み込もうと思います。

バイブル必至だな。


↓必読!

2017-03-16

俊足 愛宕さん参り

日曜日。

晩に京都で用事があり、

それまでにちょっとお山でもと思ったのだが、

疲労のために起きたのが昼前。

大慌てで出動して嵐山駅に到着。


阪急嵐山駅

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今日は軽い気持ちで、愛宕山に登ることにしたのだが

想像以上にしんどい山で、

やはりナメちゃいかんなというのを実感することになる。

標高は924mなので、せいぜい六甲山程度だし、

嵐山から見えているので、イージーだろうと思っていたのだが、

難所があったり、テクニカルな個所はないけれど、

冬場には遭難者が出るのもうなずける山でした。


13:40に阪急嵐山駅を出発。

観光客でごった返す中を進み、渡月橋を渡る。

渡ったところですぐに左折し、

保津川を左に見ながらずんずん進む。


↓渡月橋

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↓保津川

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ドンツキから嵐山公園の敷地へ入り、

急坂をひょいと上れば展望所。

たくさんの人がいました。

ここからは保津川の流れがよく見え、

対岸の山裾に月見の名所、大悲閣千光寺が見えます。

観光客の人混みはここまでで、そこから先はほとんど人がいない。

段々と公園の整備された遊歩道からトレイルらしくなってきて、

少しずつのぼります。

公園の終わりの標識の所で振り返るとわずかに眺望が開けます。


↓嵐山公園の展望所より

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↓嵐山公園の果て

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そこからさらにガレ場を登っていくと、森の中に入り、

害獣防止のフェンスに沿ってトレイルが続きます。

何気にこう配があります。

そうして、ほどなくして1つ目のピークである小倉山(295m)に到着。

ここは藤原定家によって小倉百人一首が撰ばれた地と伝えられています。

東南方面に眺望が開けていて、東へ伸びる丸太町通り、

その奥に東山と、この間歩いた音羽山〜醍醐山の山並み。

そして、右手にカーブしていく桂川。

山頂から少しブッシュを突っ切って山の反対側に開けたところがあり、

そこからは嵯峨野の町並みがすぐ下に見えました。


↓小倉山から京都市街を望む

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↓嵯峨野の町並み

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そこからトレイルは幾重にも枝分かれしているのだが、

なじみのない山中なので、

一番踏み跡がしっかりしている道をチョイスしててくてく。

深い森をずんずん歩いていくと、

急に開けた公園みたいなところに出る。

そこからアスファルトの道が敷かれていて、

それに沿って今度は下り。

ずんずん進むと、前方からエキゾースト音が響く。

嵐山高雄パークウェイにぶちあたります。


↓嵐山高雄パークウェイ

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有料道路は車専用なので歩行者は進入禁止。

なにより走り屋がぶっ放しているので入りたいとも思わないけど。

で、トレイルはその道のすぐ脇の崖に

へばりつくようにして続いているのでそのまま進みます。

本当に取ってつけたようなオマケの道なので、細くガレていて

意外と慎重にいかないといけません。

途中、展望の開けるスポットがあり、

そこから眼下に保津川、

そして上に今回の目的地の愛宕山が望めました。


↓道路下にへばりつくようについたトレイル

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↓落合を眼下に。奥の山が愛宕山

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細い細いトレイルをしばらく歩いていくと、車道に出ます。

そこが六丁峠。ひさびさに来ました。


↓六丁峠

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↓トロッコ保津峡駅が見える

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そのまま保津川と清滝川の合流点である落合まで

クネクネ、クネクネと坂道を下っていきます。

反対側から何人かのハイカーがしんどそうに上がってきてご挨拶。

ようやく下り終えたところにある赤い橋の所が落合。


↓落合

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ここから清滝川沿いのトレイルに入ります。

一度橋を渡って、ずんずん進んでいくと、

なかなか趣のある川沿いの道となります。

さっきまで結構暑かったのだが、川面をそよぐ風が涼しい。

この区間はなかなかいい道ですね。

小さな滝のある小さな橋を渡り、さらに2kmほど進んでいくと

清滝の集落に出ました。


↓清滝川を遡上

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↓涼しい道です

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↓水も澄んできれい

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↓沢歩きっぽくなってきます

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↓小さな滝

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なかなかさびれた集落である清滝。

嵐山から来るまでなら20分もかからないところですが、

何とも山深く秘境めいた場所に感じます。

その集落の果てに赤い鳥居が立っており、

ここからいよいよ愛宕山への登山が始まります。


↓渡猿橋

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↓清滝の集落

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↓愛宕山登山スタート

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時刻は15時をすでに過ぎている。

看板には遭難防止の喚起のアナウンスがいくつもあり、

それによれば登って降りて5時間とある。

出発のタイミングとしては日没ギリギリのまずいタイミングだが、

本気ペースで行けば大丈夫。

ということで、ハイペースでスタート。

だが、のっけからなかなかの急こう配の坂に苦しめられます。

時期に道は延々と階段地獄へと変わり、かなりキツイ。

しかもこの日は晩のメインイベントのための本を4冊も背負っているので

何気に重くのしかかります。

汗びっしょりで黙々と階段を上がっていきます。


↓のっけから急坂@@@

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たくさんの人が下りてくるのですが、皆かなり疲弊している様子で、

この山の大変さがよく伝わってきます。

挨拶を交わしながら行き違いを繰り返す。

このルートには、2種類の道しるべがあって、

1つは嵯峨消防分所のもので、1つ1つに面白コメントが付いた

1〜40/40のカウント。

もう1つは大昔からある町石で、こちらは50カウント。

それを目安に上がっていくのですが、

序盤は全然減らないカウントに辟易するので

目安なるのがよいのやら悪いのやら。

とにかくケツカッチンなので、全く立ち止まらず黙々と歩いて

20丁目にあたる一文字屋跡に到着。

ここでひとまずドリンク休憩と、

あまりにヒートアップしているので上着とニット帽を脱いでしまう。

すぐに出発。


↓一文字屋跡(20丁目)

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ここまで結構な急こう配の階段続きで、

どの山も取り付きが一番しんどいだろうから、

そろそろ階段地獄も収まるかなんて思っていたら全然。

これはもう修行の域といってもいいですね。

そうして25丁目に位置するふかや跡まで来ました。

ようやく半分。

ここは休まずスルー。


↓ふかや跡(25丁目)

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さらにひたすら続く階段に苦しめられながら、

30丁目の水口屋跡まできました。

登り口の鳥居からほぼノンストップで35分@@@

足攣りそうです。


水口屋跡(30丁目)

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ここからいったん平坦な道が山肌をなぞるようにして続き、

少し足休め。(といっても立ち止まらずペースを少し落とすだけ)

何か所か見晴らしの良いスポットがあり、そこから京都の町並みを望みます。

なんか、南方面で怪しい黒煙が上がっているのが見えます。

後でニュースで、ラジコン飛行機が墜落して一帯を焼く火事があったようです。


↓思えば遠く来たもんだ

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↓ん?大火事?

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安息の道は長くは続かず、またにわかに鈍い階段状の道が続く。

ピキピキする足に鞭を入れてさらに進んでいくと、

水尾分かれに到着。

水尾と言えばユズの里として有名ですね。


↓水尾分かれ

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ここから道は一路北へと転じ、少しは斜度が緩まります。

ずんずんと北山杉の木立を抜けて、順調にカウントを減らしていきます。

しかし、そう簡単には終わらず、

44丁目の所に通称ガンバリ坂と呼ばれているという階段があり、

悶絶しながらも駆け抜けます。


↓佐賀消防分団の標識

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↓44丁目のガンバリ坂@@@

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そこからさらに歩くと前方に愛宕神社の黒門が見えてきました。

やった!

で、ここでカウントは40/40を指すのですが、

実はエクストラが続いていて41,42と…


↓黒門

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とにかくまずはトップへということで、

がらんとした社務所前を抜けていくと、

またまた長い石段…

これをどうにかやっつけ、再び門をくぐり、

ほんとの最後の階段を登り詰めて、山頂にある愛宕神社に到着しました。

時刻は16:30。

予定していたデッドラインの15分前にどうにか来れました。

通常3時間かかる道のりを1時間20分で来たので、我ながら頑張りましたが

ちょっと無茶なプランでした…

せっかく頑張ってきたので、ちゃんとお参りを済ませます。


↓社務所の広場は残り雪まじり

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↓ラスト!!!

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↓愛宕神社

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↓山頂の気温は2度

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↓さらば

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もうハンガー手前だったので、

お参りを済ませたらすぐに広場まで降りて、

買ってきた赤飯おにぎりとスティックケーキにありつく。

広々とした山上にはまだ若干の雪が残っていて、ひんやりとしています。

眺望はというとあまり期待したものではなく、

高杉の間からはるか眼下に都の様子がうかがえる程度です。

それにしても六甲山と同じくらいの標高なのに、

六甲から見る阪神間より、愛宕から見る京都はずっとずっと小さく見え、

かなり高いところのように感じられました。


↓雪だるま

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↓山頂からの眺め。なかなか高く感じます

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さて、時刻はすでに16:38。

日没が迫る上に、用事に遅刻しないためにはギリギリのラインだったので

滞在わずか10分足らずですが、すぐに下山を開始します。

トントコトントコと駆け降りるような形で、黙々と下る。

最後、10/40くらいで、複数のトレイルランナーに追いついたのだが、

プチバトルみたいになったので、本気出して千切り、

せっかくペースが上がったので、

そのままトレランに切り替えてダッシュで下り降りました。

鳥居の所で17:29なので、1時間かからずに無事下山。


↓無事下山!

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山からは無事下りれましたが、

ここから嵐山駅まで行かねばならないので

降りたところの自販機でお茶を買って

一気飲みしたらすぐにリスタート。

渡猿橋を渡って、清滝トンネルまでの急こう配を登っていると、

坂の上の方で、年配の女性の方、

身なりからすると地元の住民と思われる人が、

慌てた感じで走って横切るのが見えた。

こんなところで急を要して走る人がいるのはなぜ?と思って、

ひょっとしてひょっとして、バスがあるのかもしれないと思って

そこまでダッシュで坂を50mほど駆け上がってみると、

ビンゴ!!!

なんとバスが今まさに出発しようとしているところで、

手を上げて運転手さんに合図をして、ドアを開けてもらって、

どうにか滑り込みました。

元々、バスなんてないと思っていて調べもせず、

嵐山まで登って降りてあと1時間は歩かないといけないと思っていたので

本当にラッキーでした。

あの女の人が目の前で走ってくれてなければ、

気づかなかったので本当ありがたい。

ということで、17:34のバスに乗り込みました。


↓奇跡的にバスに間に合う

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バスは20分ほどでJR駅の最寄りのバス停まで来たのですが

あいにく、万札しか持っておらず、両替もできず、

どうしようと困っていたら、運転手さんが

「今日は大丈夫です。次利用した際に払ってください」とありがたいお言葉(涙)

あるだけの小銭(といっても60円)を入れて、お礼を言って下車しました。

注ぎ、バスを利用した時は必ず、お返しします。

ということで、無事に4時間の山行を終え、

18時ごろの京都行の電車に乗り込みました。

いや〜疲れた。


↓山行ルート

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<山行記録>

13:40阪急嵐山駅⇒13:45渡月橋⇒13:55嵐山公園亀山地区展望台(1/3)⇒

14:13小倉山14:15⇒14:39六丁峠⇒14:49落合⇒15:07渡猿橋⇒

15:10鳥居⇒15:23一文字屋跡(20丁目)⇒15:34ふかや跡(25丁目)⇒

15:48⇒水口屋跡(30丁目)⇒16:07水尾分かれ⇒

16:14ガンバリ坂(44丁目)⇒16:22黒門⇒16:26愛宕神社社務所⇒

16:30愛宕山16:38⇒16:41愛宕神社社務所⇒17:29鳥居⇒17:34清滝バス停

2017-03-07

金沢王道コース デザインの本質を探る旅?

北陸旅行2日目。

加賀温泉を9:36に出発して、30分ほどで金沢にとうちゃこ。

さすがシーズンなのと、

新幹線で東京から一本ということもあってか、

駅前からものすごい人出です。

こちとら人数もいてベビーカーなので、

無理にバスは使わずにタクシー移動。

金沢に来たら寄らずにはいられないのが21世紀美術館ですね。

美術館内はすごい人で、チケットブースからすごい行列でしたが、

やっぱりここは外すわけにはいきません。


↓金沢21世紀美術館

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↓レアンドロのプール

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行ったときは、「工芸とデザインの境目展」というのをやっていました。

どちらもモノづくりという意味では同じで、

しかもどこまでが工芸でどこまでがデザインなのか、

線引きが非常に曖昧ですが、

「プロセスと素材」「手と機械」「かたち」「さび(経年変化」

といった観点からその境目を模索するという内容の企画。

例えば、タイプライターとiMAC、

バカラのグラスとIKEAの割れないコップ、

昔のコカコーラの瓶と、今のコカコーラのスリムボトル

石垣とコンクリート壁などといったような

同一の目的で作られた商品を、

古い時代の道具たちを”工芸”、最新のツールを”デザイン”として

対比するという展示の仕方でした。


個人的な感想としては、

ますますその境目がどうなのかわからなくなるような感じでした。

つまりこの企画で”工芸”と位置付けられたモノの方が、

”デザイン”と位置付けられたモノよりも、

デザイン的に優れていると感じたからです。

結論としては、「工芸」とは、

まず最初に何か作業や仕事(料理や木工)があり、

それらを効率かつ正確に行えるものとして生み出された道具が、

機能美としてデザイン的な素質を発するもの。

一方、「デザイン」とは、モノの機能的な内面から湧き出たものではなく、

コマーシャル的な意味合いから表面的に飾り立てられたものであり、

それによって消費行動へと駆り立てるための一種のお化粧にすぎない、

として捉えた方が個人的には随分しっくりくる。


結果的に製品をプロダクトするという行為は同じだったとしても、

その出発点、あるいは考え方の原点が、

いいモノを”つくりだす”ということが、

いつしか多く”売る”というところにすり替えられた時、

没個性化が始まり、真の意味でのデザイン的な魅力を見失う。

誰にでも使い勝手がよく、誰にでも受け入れられる、

けれども、無味無臭、人畜無害な

極めて凡庸なものが世界を席巻することになる。


アパレルの世界でいう”ユニセックス”デザインなどというものは、

文字通り男である女であるという根本的なボーダー=個性すらも

ある意味否定したものだ。

男にも売れる、女にも売れる、シェアが拡大する、売り上げが上がる。

それは商業的には成功かもしれないが、それは求められたものなのか。

昔のスポーツカーや、ビートルなどの

個性的なフォルムやデザインに胸躍らせても、

どのメーカーも似たり寄ったりの現代のツルンとした

家電自動車にもはやロマンは感じられない。

1つとして違いのない真っ白なiphoneに対して

黒電話やピンクの公衆電話のもつ”味わい”とは

決してノスタルジー的な意味合いだけではないはずだ。

しかし機能や効率が格段に向上するのに反比例して、

デザインはどんどん形骸化してゆく。

便利で快適で文句もないが、ただつまらない、面白くない。

これは製品やデザインという世界に留まる話ではなく、

フォーマット化された店舗、住宅、芸術作品まであらゆる世界で

同時進行的に起こっているデザインの砂漠化だ。


町に溶け込んだ老舗の珈琲屋と

スターバックスの対比がわかりやすいかもしれない。

前者は、もちろん商売として

コーヒーを提供するということが前提だとしても、

町の人たちのくつろぎの場を提供するといった

別の側面を持ち合わせていて、

そのお店の持つ場の魅力というものは、

そこにしかない=ユニークなものだ。

一方で、スターバックスは、

もちろんくつろぎの場を提供するということもあるにせよ、

結果的にはサービスを「売る」「買う」という場所でしかなく、

そのお店の持つ場の雰囲気というものは、

全国どこでも同じサービスが受けられるという均一化が支配する。


あるいはビールなど、日本のどこで飲んでも

同じ商品であれば同じ味がするはずだが、

ファミレスやファストフード店で飲むよりも、

老舗の角打ちやベースボールスタジアムで飲む方が

うんと美味しいに決まっている。

また、きっと、そこが会社の会議室や便所だったら

好きなビールも飲めたもんじゃないだろう。

このように、単に商品を売る・買う、使いこなすといった、

消費や効率の範疇に留まらないものを

人は敏感に感じ取って生きているのであって、

そういう部分こそ、人間の求める豊かさそのものだと思うし、

それを追求することこそが、

本当の意味での”デザイン”なのではないだろうか。

今のデザインのほとんどは、

商品を売るためのツールに成り下がっているものがあまりに多い。

現代社会には”消費”という病魔はどこにでも棲みついているし、

どの分野・世界でも巣食っている。

売れること、シェアを占めること、

流行のメインストリームを席巻することが正義だと

本当に信じられている現代社会で、

”工芸”を取り戻すには、

やはりモノづくりの原点を見直すこと、

豊かさの本質を探る必要があると改めて感じました。

そもそも日本人はそういうワビとかサビと称されるものへの

気遣いとか感性に長けているはずだと信じたいところです。


↓「トーマス・ルフ」展

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つづいて同時にやっていた「トーマス・ルフ」展。

アンドレアス・グルスキーなどと並ぶ、

ベッヒャー派を代表するドイツの写真家です。

自ら撮影した写真の作品に留まらず、

例えばネット上にあふれる大量の画像データや、

NASAの衛星画像といった既存の画像を加工した作品などを発表しつつ、

溢れかえる画像に囲まれて生きる現代社会においての

写真・メディアの在り方についての視点を与えています。

非常に冷ややかなまなざしから捉えられた写真たちの

無言の佇まいのすごみというか、

そういうところがベッヒャー派ならではでした。

初期の「ハウス」というシリーズの写真が、

自分の感性にぴったりで見入ってしまいました。


↓カラー・アクティヴィティ・ハウス by オラファー・エリアソン

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美術館を満喫したら、

すぐ近くにある気になっている本屋さんに向かいます。

「Books under Hotchkiss」という流通に囚われない新しい本屋さん。

2Fがギャラリーのようになっていて、

そこにものづくりや表現者さんの作品を展示して、

そのテーマや内容に関連する本を期間中に1Fで販売をするという形式。

3か月ごとに入れ替えがって、

その度に商品も全部入れ替えるということで、それもなかなか面白い。

この間のスタンダードブックストアさんでの本屋トークや、

さきほどの工芸とデザインの話にもつながりますが、

単に本を物販するということではなく、

本というものを糸口にして、

”知”をやり取りする場をデザインするということの実践とでもいう感じです。

この時は、「Books & Dogs展」ということで、

たくさんの作家さんやデザイナーさんが

犬にまつわる本をチョイスしたものが並んでおりました。


↓BUH - Books under Hotchkiss

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↓Books & Dogs展

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↓不思議な本屋です

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さて、すっかり時間が過ぎて14時近く。

おなかペコペコですので、遅めのお昼ご飯にすることにします。

ということで片町までトコトコ歩いていたのですが、

途中で次女がどこかで片方の靴を脱いで無くなっていて、

慌てて歩いてきた道を戻って、道端に転がっているのを無事救出したり。

昔マカオで長女がサンダルをなくして、

大慌てしたのを思い出しました。

姉妹そろって靴なくすな〜。


で、お昼ご飯には名物の金沢おでんを、ということで、

「赤玉本店」になってきました。

ここの牛スジ煮込みが本当に上品な味わいでおいしくて、

注ぎ金沢に来たら絶対食べたい!と思っておったのです。

昼間からお酒をいただきつつ堪能させていただきました。

んまい!


↓赤玉本店

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↓お目当ての牛スジ煮込みを能登の宗玄で

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↓金沢おでん

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ゆっくり遅めの昼食を済ませたら、

帰りの電車まであまり十分な時間が無くなってきましたが

せっかくなので、ひがし茶屋街までワープして散策。

町家を改装したカフェで一服したり、お土産を物色したり。


↓ひがし茶屋街

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↓和カフェで休憩

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↓ちょっとブレイク

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金沢駅まで戻ってきて、電車の時間まで駅ビルでおみやげタイム。

ちょっと戦列を離れて地酒ブースへ。

自販機で入れたお酒呑みつつ、見て回り、1本お買い上げ。

あとは晩御飯にお弁当とか、色々。


↓ラストの酒

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帰りのサンダーバードはモロ混みで大変でしたが、

20時ごろに無事に帰宅しました。

なんだかんだ子連れ旅は大変ですが、

カニも酒もアートも満喫できた北陸の旅でした。