人生、失敗してこそ!
- 作者: 中尾政之
- 出版社/メーカー: 森北出版株式会社
- 発売日: 2005/11/02
- メディア: 単行本
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世の中のことは全て自分の思い通りに行くと思っているのだろうか。たしかに、自分の夢や希望を願い続けて、それに向かって行動することは大事である。しかし、その家庭において当然、挫折や失敗はあっても良いのだ。だったらヒューマンエラーだってあったっていいじゃないか。
ところで、ヒューマンエラーとはなんそや。こんな偉そうな定義がある。「達成しようとした目標から意図せずに逸脱することとなった期待に反した人間行動」のことを云うらしい。いつ、どこからこんな訳の分からん言葉が出てきたのか。ただ単に失敗とかミス、エラーといえばよさそうなもんを。。。
各企業はヒューマンエラーを無くそうと努力しているみたいだ。しかし極論から云ってしまえばヒューマンエラーは無くせないだろう。なぜなら、人間は失敗をすることにより進化・発展をしてきたのだ。だから、これからも進化・発展するのであれば失敗は免れない。もし何も失敗のない人類だったらそれはもう進化が終わって、後は退化あるのみだ。
だからといって、全ての失敗を放っておいて言い訳でもない。ただ今、あまりにもヒューマンエラーに着目し過ぎちゃってギスギスしてる感じがするんだよね。気にしすぎて本当に病気になってしまったような感じ。
防げないんだったら、防げないで何か新しい仕組みを作りなさいよ。政治家だって何度も金の問題はあるし、発言のミスもある。相手の揚げ足を取るようなことばかりの社会はつまらない。もっと失敗を楽しみたい。